<木曜劇場>silent #08【一緒にいたくているだけなのに】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

<木曜劇場>silent #08【一緒にいたくているだけなのに】[字][解][デ]

「伝えたい。伝わらない。一緒にいたくているだけなのに」相手を気遣うからこそ、お互いを想うからこそ、生まれてしまう距離。8話は15分拡大でお届けします。

詳細情報
番組内容
想(目黒蓮)は紬(川口春奈)に、声が出せないわけではないが、自分で感じとれないことへの怖さがあることを話し、紬はそれを受け入れる。しかし、そんな2人の距離が縮まるほどに、想は自分と一緒にいるのが大変なのではないかと紬を気遣うようになり、紬は否定するものの、なかなか思いは伝わらない。
番組内容2
一方で、奈々(夏帆)は春尾(風間俊介)との再会を果たすことに。「紬と想を見ていたら春尾くんのことを思い出して」と春尾に話す奈々。そんな中、紬は実家の群馬に帰り、母である和泉(森口瑤子)に想のことを話そうとするのだが…。
出演者
川口春奈、目黒蓮(Snow Man)、鈴鹿央士、桜田ひより、板垣李光人 / 夏帆 / 風間俊介、篠原涼子 他
スタッフ
【脚本】
生方美久(第33回フジテレビヤングシナリオ大賞『踊り場にて』) 

【音楽】
得田真裕(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『グッド・ドクター』、『監察医 朝顔』シリーズ、『アンナチュラル』、『MIU404』他) 

【プロデュース】
村瀬健(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『信長協奏曲』、映画『キャラクター』、映画『約束のネバーランド』他)
スタッフ2
【演出】
風間太樹(『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』、『うきわ ―友達以上、不倫未満―』、『脚本芸人』、映画『チア男子!!』、『チェリまほTHE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』他) 

髙野舞(『アライブ がん専門医のカルテ』、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』他)
スタッフ3
品田俊介(『ミステリと言う勿れ』、『信長協奏曲』、『失恋ショコラティエ』、『隣の家族は青く見える』他) 

【制作・著作】
フジテレビ
ご案内
【番組公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/silent/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 春尾
  2. 学生
  3. 佐倉君
  4. 手話
  5. 全然
  6. 和泉
  7. お母さん
  8. プリン
  9. 意味
  10. 一緒
  11. 早川
  12. 大変
  13. キーボード
  14. フッ
  15. ホント
  16. 自分
  17. 真子
  18. 男性
  19. 田畑
  20. 桃野

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから → 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のある配信サービスがありますので、以下バナーなどからラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。



created by Rinker
ポニーキャニオン

全然 全然。

うん。

うん。

大丈夫。

全然 いいよ。

私 ほら こんなに

手話 上手になったし。

上手でいいじゃん。 褒めてよ。

んっ?

あ… うん。

分かった。 待ってる 待ってる。

フフフ…。

(春尾)桃野さん。

えっ? いいじゃん。

何で? 捨てないよ!

あっ。

光 そろそろ帰ってくるかも。

光 大丈夫だからね。

全然 あの…。

佐倉君のこと

嫌いとかじゃないから 全然。

じゃあ またね。

湊斗君 Uber。
(湊斗)ハァ… 湊斗君は

Uberじゃありません。
好きなの頼んでいいから

自分でやって。
(真子)戸川君 酒がない。

飲んだらないよ。

(光)ん。
(真子)うん。

う~ん。
あっ 今日 紬は? バイト?

(光)うん。
たぶん もう終わってるけど。

(真子)ふ~ん。
(光)あっ 呼ぶ?

いやいや 戸川宅で飲んでる意味。
(光)そうだ。

湊斗君に気 使ったんだった。
(湊斗)全然 気 使えてないからね。

(真子)うん。 ありがとう。

(缶ビールを開ける音)

(湊斗)ねえ LINEの
この変なグループ名 何?

(光)んっ 紬を幸せにし隊が
どうかしたの?

すごい当たり前に言うね。
(真子)うちら3人の共通点が

それしかないなって。

てかさ これってさ
佐倉君 入隊できんの?

あ~ 隊長が許可するなら。

えっ? 俺 隊長なんだ。

(2人)うん。

(3人の笑い声)

ハァ…。

(バイブレーターの音)

(バイブレーターの音)

♬~

ハァ…。

今度 コンサートあってさ 東京で。

帰りに ついでに
お兄ちゃんのとこ 寄ろうかな

って思ってる。
(律子)うん。

何か 渡したいものとかある?
伝言とか。

お母さんも そろそろ
お兄ちゃんの顔 見たいからな。

気が向いたら帰ってきて
って伝えといて。

(律子)気が向いたらでいいから。

(萌)うん 分かった。

(萌)うん?

プリンって
どうやってやるんだっけ?

プリン。

フフッ…。
使わないと忘れちゃうね。

これ どうやるの?

えっ。 カワイイ。

もう一回やって。

もう一回。

う~ん どうしよっかな。

プリン 食べよっかな。

んっ?

あっ。 映画 見に行きたい。

これ。

調べたの。

見たいの選ぶから
佐倉君も選んで。

違ったら じゃんけんね。

んっ?

うん。 あるよ。

ちょっと待って。 選ぶから。

んっ?

何が?

≪(ドアの開く音)
≪(店員)いらっしゃいませ。

(田畑)あれ? 青羽さん?

あっ 田畑君。
(田畑)先 行ってて。

うん。

こんちは。

あっ バイト先の後輩。
田畑君。

あっ 高校の同級生。

あ~… じゃあ。
うん またね。

(田畑)何か 耳 聞こえないっぽい。

(男性)えっ?
(女性)マジ?

(田畑)うん。
何か めっちゃ手話してた。

(男性)ああ だから こうやってた?
(田畑)うん。

んっ? どうした?

えっ 思ってないよ。

楽しいよ。

ないよ。 ないない。

ううん。 疲れない。

ごめん。 私 何か
そういう態度とってた?

ホント 全然 大変じゃないよ。

迷惑なこと 何もないよ。

♬~

♬~ (新垣) 《雪肌精に

おすすめの年齢はありません》

《性別や年齢を問わず使える》

《自然の恵で作られているから》

<それは 地球生まれの透明感>

<「雪肌精」 Gift from the Earth>

♬~ (羽生) 《雪肌精に

男性用はありません》

《性別や年齢を問わず使える》

《自然の恵で作られているから》

<それは 地球生まれの透明感>

<「雪肌精」 Gift from the Earth>

お疲れさまでした。
はい。 よいしょ。

手話 疲れるって
思ったことありますか?

えっ?
何か 言われて。

その… 疲れるでしょ? って。
ああ…。

一緒にいるの大変でしょ? って。

全然 そんなこと
思ってないんですけど。

どうすればいいんですかね?
一緒にいたくているだけだし

手話だって
話したくて覚えただけだし。

ホントですよね。

どうしたらよかったんですかね。

♬~

♬~

(男性)需要が小さくなれば
価格を低く設定する

というような手法だと
ご理解ください。

どういう理屈で こういったことが
導入されているのか。

企業にとってメリットがなければ
当然 導入しませんし

なぜ こういうダイナミックプライシングという
新たな価格戦略が…。

(キーボードをたたく音)

(男性)では
これで講義を終わります。

♬~

♬~

(早川)あっ ボランティアっすか?

あの パソコンの。
(春尾)うん。

(早川)金にならないのに
何のためにやるんですか?

就活のため以外に
ボランティアやるやついないだろ。

フッ… 確かに。
(春尾)それに 結構 楽なんだよ。

相手する子 耳 聞こえないから。

余計なコミュニケーション
とらなくていいし。

あっ… よろしくお願いします。

(春尾)
《ニコッと笑う子だった》

《彼女が笑うと ホントに
ニコッと音が出そうだった》

♬~

(春尾)んっ?

あっ。

♬~

♬~

じゃあ。

(学生)春尾先輩!
(春尾)うん?

(学生)今日 研究室行きますか?
(春尾)行くよ? どうした?

課題 終わってなくって。
(春尾)だから 早くやれって

言ったじゃん。
(学生)う~ん。

(春尾)教授に
言っといてあげようか?

(学生)いいんですか?
ありがとうございます。

今回の 難しかったんですよ。
(春尾)難しかった。

(男性)では このマーケットは
市場という意味に

当たるのですが 市場とは
ものが売買されるところ

という意味です。
ものには様々な市場が存在します。

(春尾)んっ?

えっ?

(キーボードをたたく音)

えっ?

(キーボードをたたく音)

(キーボードをたたく音)

(チャイム)

パソコンテイクしてないけど。

(キーボードをたたく音)

♬~

♬~

バッグ 開いてたから。

(春尾)
《顔を見て話したいと思った》

《彼女の言う ありがとうを

そのまま受け取れるように
なりたかった》

あっ 桃野さん 左利きだもんね。

なるほど。

何これ?

自分の名前?

名前。

春尾。

私の 名前は 春…。

(吉田)歩いていこう。 この世界の果てまでも!
<家族になる意味って何だろう?>

(萌)これが私たちの…
ありのままの姿なんだから!

二人ならば… どうだ?

全てを乗り越えられなくてもいい。
回り道でも 前へ進もう。

<前に進むのが 辛いときは?>
後ろ。

えっ?
後ろに向かって前進。

二人で ただ前進する。 それこそが今…

生きる意味なんだ!

♬~ (上戸)健康には免疫力
歯にはフッ素で抵抗力を

そこで コレッ!

≪高濃度 高密着フッ素処方≫

≪歯の抵抗力を高めて むし歯を予防≫

♬~クリニカ
アドバンテージ

(二宮)
「NANOX」から自動投入洗濯機専用洗剤でた!

超~濃縮だから

最大4ヶ月継ぎ足し不要

入れっぱなしでいいのよ!4ヶ月!

しかも洗濯槽もカビから守る!

自動投入洗濯機には 「NANOX」

おはよう。

(早川)お疲れっす。
(春尾)うい。

春尾さん。
(春尾)うん?

あれもボランティアですか?
(春尾)あれって?

えっ? いや 最近よく
一緒にいるじゃないですか。

あの 耳 聞こえない女の子。

何で?
(早川)えっ?

その子と一緒にいると
ボランティアなの?

(早川)えっ いや だから
耳 聞こえないから。

まあ 春尾さんには
ちょうどいいのか。

言ってましたもんね。

あんま コミュニケーション
とらなくていいから 楽って。

何か… フッ。
ちょっと分かります。

恋愛って
障害がある方が燃える的な?

まあ あの子は
マジな障がいですけど。

(早川)すいません。

奈々。

♬~

俺もびっくりした。

名前呼んだら 振り返ったから。

うん。 聞こえたのかと思った。

えっ?

気配したって言ったじゃん。

じゃあ それ 違う人かな。

(2人の笑い声)

(春尾)《喜ばせたい》

《役に立ちたい》

《少しでも生きやすい
世の中になってほしい》

《ただ ずっとニコニコと
笑っててほしい》

《本気で そう思っていた》

(学生たち)初めまして。

(春尾)《そう思い込んでいた》

(春尾)こことここが
出会うんだったら こう。

こことここが
出会うんだったら こう。

で こことここが
出会うんだったら…。

こう。
(学生たち)え~! なるほどね。

これが人って意味なんだ。

(学生)知ってる?
(学生)ううん。 見たことない。

(学生)俺も知らない。
(学生)俺もないな。

桃野 奈々さん。
生まれつき耳が聞こえなくて

俺も 手話教えてもらってて。

(学生)あ~。
桃野さん 初めまして。

(学生たち)初めまして。

うちの大学 手話のサークルないから
つくりたいねって話してて。

んっ?

えっ?

どうしたの?

そんなことないよ。

みんな 善意でやってることだよ。

そんな怒ること?

桃野さんのためになると思って。

そんなつもりじゃないよ。

めんどくさいな。

言ったよ。 めんどくさいよ。

何に怒ってんのか分かんないし

こういう道に進むの
喜んでもらえると思ったのに。

俺だって疲れるよ!

耳 聞こえんのに

わざわざ手話で話すの。

すごく疲れる。

♬~

♬~

♬~

(春尾)《言葉は
通じるようになったのに》

《顔を見て
話せるようになったのに》

《押しつけた善意で終わった》

(ノートを破り取る音)

この前 帰ったとき お母さん
期待してるっぽかったよ。

結婚。

そうだ。 言ってないや。

佐倉君とのこと
反対されたらどうする?

うん?

そういう人と付き合うのは
ちょっとってなったら どうする?

付き合ってないから。

(和泉)終わった?
(光)もうちょい。

何で いつも 命日 栗ご飯なの?
(和泉)お父さんが好きだから。

あと 秋だから。
(光)あっそ。

まだ ご飯食べれるころ
よく病院に作って持ってったの。

(光)あっそ。

入院の間ってさ 普通 行くよね?
お見舞い 毎日。

(光)うん。
(和泉)ある日 突然

もういいよって言いだして。
(光)いいって?

会いに来なくていいよって。
(光)何で?

大変だからって。
紬 まだちっちゃいし

おなかに光いて 疲れるだろうし
来なくていいよって。

(光)まあ 毎日は大変だよね。

和泉ちゃんに
迷惑掛けたくないって。

言いそう お父さん。
言いそうでしょ?

ホントに言われたの。
フッ 言いそう。

ぶっちゃけ お父さんのために
行ってたんじゃないわけよ。

えっ?
分かる。

自分がいたところで
何にもならないし。

はっ?
(和泉)そうそう。

何かあっても
ボタン押したら看護師さん来るし。

何かあっても
こっちは何もできないし

いるだけだし。
何の話 してんの?

いたくているだけなのにね。
いたくているだけなの。

ホント 分かってくれない。

伝わんないよね そういうの。
伝わんない。

(和泉)自分が横にいて
病気 治るならね。

そんな能力あったら 取りあえず
お父さん さっさと治してさ

全国の病院 回るよね。
回る。 病院 回る。

フフ…。 そんな力ないの
分かってるわけよ。

ただ 横にいたいっていうだけの
自己満足なわけよ。

うん。
大変だからって

迷惑掛けるからって
それじゃ 納得いかないよね。

うん。

(和泉)
おっ 3人だと一瞬で終わるわ。

フフッ ご苦労さまでした。
片付けといて。

(光)うん。

(バイブレーターの音)

おお ありがとう。
うん。

何か悪いことした?
んっ?

ごめんなさい言う前の顔してる。

別れちゃった。
うん?

別れちゃった 湊斗。
そう。

うん。 それだけ。
うん。

あっ あと…。
うん。

会ってもらう前に
伝えとかないとって思って。

いや あの 会わせるか まだ
全然 分かんないんだけど。

うん?
高校のときにさ

ちょっと付き合ってた あの…
お母さん 覚えてるかな?

覚えてないか。
佐倉君?

うん。 佐倉君。
うん。

佐倉君がね…。

ねえ プリン食べる?

食べる。
フフ。

あっ 光の分ある?
あっ ないかも。

えっ ヤバ。
お風呂出てくる前に食べないと。

フフッ…。

耳がね 聞こえないの。

今 その… まあ
付き合ってるとかじゃないんだけど。

ないんだけど。

そう。 で?
で?

うん。 お母さんにどうしろと?
どうしろってことじゃないけど。

さっきも話したけど
お母さん そんな能力ないもん。

聞こえるようにしてあげられない。
いや うん。 分かってるけど。

お母さんが駄目って言ったら
駄目なの?

やめなさいって言ったら
やめるの?

じゃあね
お母さん 別に関係ないもん。

うん。 ありがとう。

ありがとう?
うん 分かんないけど。

毎日 会いに来なくていい
って言うからさ お父さん。

ああ うん。
本当に会いに行かなかったのね。

1週間ぐらい。
えっ それで?

うん。 今日は来ないの? って
メールが来るようになった 毎日。

フッ…
お父さん 会いたいんじゃん。

会いたいんだったら行くけどって。
何それ のろけ話?

のろけ話。 フフフ…。

(ドアの開く音)

えっ ねえ 何食べてんの?

何それ?
(和泉)んっ?

プリン。 手話のプリン。

プリン? ん~! カワイイ。

俺のプリンは?

お母さん 最近 手話使わないから
忘れちゃうって心配してたよ。

そろそろ 顔 見たいって。

最近 お兄ちゃんの周り
色々 変わって

萌のせいだけど 分かってるけど

で それ お母さん 心配してて。

(鈴の音)

(和泉)紬 もう出る?
うん。 光は?

何か 中学の同級生に会う
って言ってたよ。

何かさ すごい派手な
格好してたんだけど 女の子かな?

派手なのはいつもでしょ。
これさ ラップしてあるけど

傾け過ぎないようにして。
たぶん 汁 出ちゃうから。

うん。
で…。

これ。 これは早めに食べて。
食べないんだったら 即冷凍。

うん。
で こっちは日持ちするから。

うん。
で あっ…。

これ 手芸教室で作ったコースター
こっちが紬で こっちが光。

栗ご飯食べる?
いい いい。 そんな持てないから。

そう? じゃあ 光に持たせる
荷物の方に入れるか。

実家から帰るとき荷物増える現象
そろそろ 名前欲しいわ。

親の真心。

言葉じゃ伝えきれないからさ
物に託すの。

持って帰んなきゃじゃん。

郵送する?
大丈夫 持てる。

ああ いい いい。
玄関まで持つ。

んっ。
んっ。

いってらっしゃい。

いってきます。
うん。

(光)ただいま。
おかえり。

重かった~。 母さん
郵送してくれればいいのに。

ちょっとさ 早く食べなきゃなの
仕分けして。

絶対 駄目にしちゃう この量。

お裾分けしたら?
お裾分け?

俺 これからバイトだから。

何か 好きなようにしていいよ。
好きな人呼んで。

食べたいの
自分で名前書いといて。

うん。

(チャイム)

あっ どうぞ どうぞ。

でしょ? んっ。

これ いっぱいあるから
持って帰って。

あっ。

リンゴ 好き? リンゴ。

うん じゃあ持って帰って。
2個 持ってく?

あっそう。

あっ あと冷凍のやつ。
保冷剤入れて…。

ああ… 帰る前の方がいっか。

紙袋 紙袋。

フフッ…。
うん?

ねっ。

言葉じゃ伝えきれないから

物に託すんだって。

うちのお母さんが言うには。

佐倉君の家族
みんな手話できるの?

そっか そっか。

う~ん… 別に。

いつぶりでも
いつもどおり親って感じ。

相変わらずだった。

私ね いたくて いるだけだからね。

佐倉君に
何もしてあげられないし

何か してあげようって思って

一緒にいるんじゃないから。

だから 何か…。

佐倉君が 私と一緒にいるのが

大変とか 迷惑とか 疲れるとか

そういうのあったら 言って。

私はないから。

今後 もしあったら言うから。

そのときは ちゃんと言うから。

うん。 それだけ。

それが 言いたかっただけ。

あと お母さんのご飯

食べてほしかっただけ。

ごめん。 手話 分かんなかった。

もう一回 言って?

う~ん ちょっと分かんないわ。

んっ?

フフフ…。

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

想。

おかえり。

ただいま。

フッ…。

♬~

♬~

さっきからずっと
しゃべってるつもりなんだけど。

声 出てないよね。

(華)お母さんの子供が
耳 聞こえないってことはさ

私の子も
あり得るってことだよね?

ずっと?

ずっと。

[『silent』最新話と
TVerオリジナル作品は

TVerで 無料配信中]

[そして…]