「Sister」#8【裏切り編開幕!幸せの終わり、狂気の始まり…】[字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

「Sister」#8【裏切り編開幕!幸せの終わり、狂気の始まり…】[字][デ]

陽佑(溝端淳平)と結婚した凪沙(山本舞香)は幸せに暮らしていた。しかし、桧山(永井大)と参加した飲み会の後、死んだはずの沙帆(瀧本美織)の姿を目撃して…!?

出演者
三好凪沙…山本舞香
三好沙帆…瀧本美織

羽瀬昊汰…佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)
丸山保…アキラ100%
亀井裕太…カジワラタクト
兎谷真由子…小山莉奈
  
桧山亨…永井大麻倉陽佑…溝端淳平
番組内容
沙帆(瀧本美織)と昊汰(佐藤大樹)が崖から転落した衝撃の事件から1年。陽佑(溝端淳平)と結婚した凪沙(山本舞香)は、公私ともに絶好調だった。
しかし、桧山(永井大)と参加した飲み会の後、死んだはずの沙帆の姿を目撃する!また陽佑に近づいてくるのではないかと心配する凪沙は、たびたび沙帆の“幻覚”を見るように…。
そんな中、陽佑と暮らすマンションから出てくる沙帆の姿を再び目撃して…!?
監督・演出
【監督】
渡邉裕也
原作・脚本
【原作】
『Sister』原作:あやぱん・漫画:蜆ツバサ(マンガボックス)
【脚本】
大林利江子
音楽
斎木達彦
【主題歌】
「qualia」Rin音(ROOFTOP / ユニバーサルミュージック)
制作
【チーフプロデューサー】
岡本浩一
【プロデューサー】
中間利彦
熊谷理恵
番組ホームページ
https://www.ytv.co.jp/sister/
番組公式SNS
【Twitter】@sister_ytvdrama
【Instagram】@sister_ytvdrama
【LINE】https://lin.ee/2TsqNZU

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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♬~

(2人)かんぱ~い。

♬~

(陽佑)早いよな…。もう結婚して
1年になるなんて。

(三好凪沙)うん なんか
あっという間だったね。

あ そうだ。記念にさ
年末年始 どっか行かない?

ハワイとか ベタなとこ。

いいね!私 海外で
年越しするの夢だったんだ。

(チャイム)

こんな時間に 誰だろ?

お姉ちゃん…生きてたの?

(三好沙帆)
私ね 報告があって来たの。

え…?
陽佑の子を身ごもったわ…ここに。

だから 陽佑を返して。
ね 凪沙ちゃん。

何 言ってんの?
いいから 早く!

ハッ!

ハァ…ハァ…。

《久しぶりに見た。
お姉ちゃんの夢》

(昊汰)
これでもう 俺のものだ…。
一緒に 地獄に落ちよう

助けて!凪沙ちゃん!

(警察官)
まだ見つかってません。
ですが…おそらく 絶望的かと

《あれから1年になるのに…
どうして》

♬~

ねえ 陽君
今夜 早く帰れる?

あ どうだろ。
打ち合わせ次第かな。

あのね…今日あたり
そういう日なんだけど。

あ…そっか。じゃあ なるべく
早く帰るようにするよ。

うん ごめんね。

凪沙が謝ることじゃないだろ。

なかなか 結果 出ないし。

焦らなくても
そのうち授かるって。

うん…そうだね。
うん。

《結婚して もうすぐ1年。

陽君は 相変わらず優しい》

なあ 明日の晩ご飯は
ん?
俺が作るよ。

なんで?
なんでって

結婚前は
俺が普通に作ってたじゃん。

あ…。
ゴミ もってくね。

ちょっと 今日は俺の番じゃん。
鍵 しめて!

《そう 私たちは
うまくいっている。全部…》

(社員)
今年度のベストデザイン賞は
三好凪沙さんです。

(拍手)

ありがとうございます。

(拍手)

(亀井)マジ うらやましいよな!
(兎谷)すごいですよね!

すごいよね 三好ちゃんね。
今や うちの エースですもんね。

私 ひとりの力じゃ ありません。

(丸山)
そういえば さっき
河出自動車から 三好さんに

指名が入ったよ。
え!?ほんとですか?

(兎谷)やば。河出自動車の
広告といえば

AGG賞の常連じゃん!

がんばります。

(兎谷)麻倉さん その嫁を
愛おしそうに見る目

やめてもらえます?
あ いや…。

もう イケメンで愛妻家なんて
もう反則すぎる。

(亀井)
もう俺まで キュンとしたわ!
も~う!

(拍手)
(桧山 亨)おめでとう。

桧山さん 来てくれて
ありがとうございます。

いや。これから デザイナーの
集まりがあるんだけど

一緒に どう?

すみません。
まだ仕事が残ってて。

(丸山)
同業者との交流も大事だよ。

行ってきたら?

あっ…。

(桧山)こういう時ぐらい
仕事 忘れろよ。

1通だけ。
ダメ。それより こっち。

お前ね…そう簡単に
仕事は逃げやしないって。

これは 仕事じゃありません。
プライベートです。

冷蔵庫にある お総菜
旦那に食べてもらおうと思って。

うわ。兼業なのに
家のこと全部やらされてんだ。

彼は 私に
押し付けたりしません!

いつも手伝ってくれるし
ず~っと優しいし…。

ただ 好きでやってるだけです。

何ムキに なってんの?
私は 別に。

あ~ はいはい。
幸せそうで 何よりです。

バカにしないでくださいよ!
もう!

うわぁ~ 飲んだ飲んだ。
ハハハ…。

は?
マジでさ 少しぐらい
ハメ外しても いいんじゃないの?

私みたいな人間は 油断すると
すぐ ダメになっちゃうんです。

なんで?

いつも周りに
助けられてきたから…。

せめて恵まれた今の状態だけは
自分で守らないと。

ふ~ん…。

♬~

(昊汰の声)なんか 俺ら
よくここで会うな

俺はさ 帰る前に3分間

ここで コーヒー飲むって
決めてるんだ
なんで?

営業部長と エレベーターで
鉢合わせたくないから。

飲みに誘われたら面倒じゃん

部長に気に入られたいとか
思わないの?

う~ん それより 面倒が勝つ

ハハハ…
そっちは?

実は 俺も。アハハ…

アハハ…

♬~

はい 失礼しま~す!

三好。
はい。

あそこのビルの5階におすすめの
バーがあるんだけど 行かない?

いえ 大丈夫です。
だよね~。

じゃあ タクシー乗ってけよ。
あ…電車がありますので
お気遣いなく。

ば~か!うぬぼれんなよ。

は?
気を遣ってるとかじゃなくて

そっちの方が合理的だろって
言ってんの。行くぞ!

一言 多い。

あそこの道でタクシー止めようか。
行くぞ 行くぞ。

(桧山)どうしたんだよ。

待って。

(桧山)おいおい…!ちょちょ…

あぶね~だろ!
(クラクション)

ハァ…ハァ…。

生きてた…。
(桧山)え?

(桧山)ちょ…大丈夫か。

ハァ…ハァ…。

まさか そんなはずないだろ。

でも あれは 確かに
お姉ちゃんだった。

間違いないの!

あんな場所から落ちたら
助かる見込みないって

警察も言ってただろ。

仮に 生きてたとしても

すぐ お母さんに
連絡がいくはずだし。

これから 来るのかも。

え?

そうだよ 陽君!もしも
お姉ちゃんが来たら どうしよう。

沙帆が ここに…?

だって あれだけ陽君に
執着してたんだもん。

生きてたなら 必ず陽君に
近づいて来るはず!

ううん…もう そのタイミングを
見計らってるのかも。

どこかで 私たちの生活を
見張ってて…。

大丈夫だよ。

俺たちの生活は
誰にも邪魔されない。

でも!

もう…何も心配すること
ないから。

♬~

《そう 何も心配いらない》

おお 完璧じゃん。
でしょ?

お皿 用意するね。
うん。

《私たちは うまくいっている。

全部うまく いってるんだから…》

はい。
ありがと。

コーヒー 入れよう。

あっ!

どうした?
そこに…。

大丈夫か?

あっ…うん。何でもない。

《ありえない。

全部 気のせいに決まってる》

(丸山)
戸塚製菓のプレゼン案だけど

誰か 担当できそうな人 いるか?

はい!私やります!

(丸山)いや 三好さんは
ナカイビールや

河出自動車があるから。
私に やらせてください!

今のスケジュールなら
できます!お願いします!

(丸山)
そこまで言うなら…お願いするよ。

ありがとうございます。

《今更 何を
怯えることがあるんだろう》

(携帯のバイブ音)

(メッセージ:陽介の声)
「まだ 帰らないの?」。

♬~

(メッセージ:凪沙の声)
「ごめん、今日も仕事で遅くなる」。

♬~

(メッセージ:陽介の声)
「無理するなよ。待ってるから」。

あんたはね この世に

生まれてきたこと自体 罪なの!!

ハッ…!

ハァハァ…。

お姉ちゃん…どうして…。

♬~

(田中)
河出自動車 宣伝部の田中です。
三好さんのような

勢いのある クリエイターに
ぜひ お願いしたくて。

ご期待に添えるよう
頑張ります!

じゃあ さっそく
プレゼン はじめようか。

はい。では
お手元の企画書をご覧ください。

≪んっ?≫

これは どういう意図でしょうか。

あの…。
(兎谷)三好ちゃん

これ ナカイビールの企画書だよ。

(亀井)明日 打ち合わせ予定の…。

すいません。

申し訳ありませんでした!

(丸山)よりによって 車の広告と
お酒の広告を

間違えるなんてね。
とりあえず

今週中に正式に謝罪に伺おう。
はい。

ただ…コンペに
切り替えられたし

一気に風向きは
怪しくなったな。

私 追加案を考えます!

いや ここで
下手に押しても逆効果だ。

やるだけの事は やりたいんです!
私のミスなので。

♬~

《また 幻覚だ》

♬~

お帰り。

今 ここに お姉ちゃんが
来てたでしょ!?
え?

やっぱり お姉ちゃんは生きてた。
そうでしょ!?

何 言ってるんだよ。凪沙。

でも 確かに さっき!

沙帆は もう
どこにも いないんだ。

全部 終わったことなんだよ。

陽君…嘘ついてない?
はぁ?

これまでも 何度か
2人で会ってたんじゃないの?

何 言ってるんだよ。
いつから つながってたの?

ねえ 陽君
ほんとのこと 教えて!

そんなわけないだろ。
じゃあ どうして さっき

お姉ちゃんが来てたの!
いい加減にしろって!

♬~

(携帯のバイブ音)

♬~

ちょっと 出かけてくる。

えっ…今から?

知り合いに 飲みに誘われて。

知り合いって?
仕事関係の人…

どこから仕事に
つながるか 分からないだろ。

もしかして お姉ちゃんと
2人で会うんじゃないの?

もういい。

♬~

だから 言ったでしょ?
陽佑は私の ものだって。

あっ…!

お姉ちゃん…。

凪沙ちゃん。
今の あなたの場所は

あなたが自分で
掴んだものじゃないの。

私から奪い取ったものなの。

やめて…。

それなのに どうして
あなたが幸せになってるの?

あなたが死ねば よかったのに…。

ハッ…。

♬~

おひとりですか?

桧山さん…。

どうした そんな顔して…あっ

夫婦喧嘩でもしたか?
なになに?

旦那の浮気とか?
陽君は そんなことしません。

ほんと ジョーダン通じね~な。

彼は…誠実で責任感があって

料理も出来て 仕事も優秀で

何でもできるのに
いっつも 私に感謝してくれて。

はいはい ごちそうさま。
幸せ いっぱいで何よりだ。

ほんと 幸せなんです。私。

なのに…
どうして 幻覚が見えるの?

きっと 今でも
恨まれてるんです。

私は…お姉ちゃんの夢と
引き換えに

幸せを手に入れたから。

だから…その分 人より
頑張らなきゃって思ってた。

少しでも 気を抜くと…

今の生活がダメになりそうで…。

そんな うぬぼれんなって。

えっ?

(桧山)
みんな 幸せを 人から奪ったり
奪われたりしながら

すました顔して生きてんの。
人間 ずるいのが フツーなの。

お姉さんが亡くなったのは

いろんなことが極端に
悪い方向に転んだだけだろ。

まず お前自身が
自分のずるさを認めれば

楽になるんじゃないのか?

それに あの旦那だって
誠実そうに見えても

妻に言えない悪さの
ひとつや ふたつ やってるって。

そんなわけ。
あるある。賭けてもいいよ。

は~っ…。

桧山さんに
話すんじゃなかった…

なんか悩んでることが
馬鹿馬鹿しくなってきました。

そう。馬鹿なの。みんな。全人類。

あ~ もう うざい。
(桧山)うん うざいでしょ。
飲め飲め。

うん。乾杯!

で あんときの プレゼン
自分の中で伝説になってるわけよ。

ハハッ!あれは
私のフォローのおかげですよ。

は?お前 たださ
こうやってアヒル口してさ

うんうん…って
頷いてただけじゃん。

してませんよ アヒル口なんか。
(桧山)してたよ アヒル口
やってみろよ じゃあ。

《なんでだろう

この人といると
お姉ちゃんが現れない》

(桧山)ほら 大丈夫か?

全然 大丈夫です!
(桧山)ああ もう…。

は~っ。
(桧山)ほら 水。

いいから もっと
飲みましょうよ!
ちょっと!

いいよ。
俺は どっちでも。

え?
たかが 俺とお前の関係だろ?

《こんなこと 絶対にいけない》

《いけないって分かってる…
でも》

《お姉ちゃんを感じることのない
世界に 行きたい》

(桧山)帰るの?

はい…。

俺 しょっちゅう
あの バーで飲んでるから

気が向いたら来てよ。

でも。
だから

今日の事は なかったことにしても
全然OKって言ってんの。

じゃあ…失礼します。

おはよう。

おはよう。

あのさ 昨日のことだけど。

ごめん…俺 結局
夜中に帰ってきて。

ううん…。私こそ ごめんね。

なんかあった?

なんで?

めずらしく よく眠ってたから。

ちょっと残業続きで疲れてて…。

朝ごはん作るね。
うん。

あ 凪沙。今日 早く帰れるから
晩飯は俺が作るよ。

ありがとう。

♬~

(桧山)すみません 遅くなって。
(亀井)あれ?桧山さん
どうしたんですか?

僕が お呼びしたんです。
え?

桧山さん 確認したいことが
あるんですが。
なんです?

パッケージの デザイン
経験あります?

(桧山)ええ ありますけど。
よかった。

電話で お話した案件ですが

デザインと広告
トータルで お願いしたくて。

いいんですか?
ありがとうございます。

もちろんです。こちらへ。

こういう方向は
営業的に どうですか?

あ~ もう少し尖ってる方が
いいかもしれません。

具体的には
どんな感じでしょうかね。
色合いですかね…。

《陽君 気づいてる?
まさか そんなはずは》

(携帯のバイブ音)

♬~

(メッセージ:桧山の声)
「さっさと仕事しろ 集中、集中!」。

♬~

(メッセージ:桧山の声)
「ファイト!よっ!社長!!」。

♬~

(社員)お疲れさまでした。
お疲れさまでした。

(社員)お疲れさまです。
お疲れさまです。

三好さん…
今日は もう帰りなさい。
はい。

大丈夫です。河出自動車の信頼
取り戻さないと。

(丸山)でも 最近ずっと
残業してるだろう。

(兎谷)三好ちゃん…

言いにくいんだけど
頑張りすぎだと思う。

でも…。
なんなら 後は
俺が引き継ぐからさ。

嫌です。

お願いします 最後まで
やらせてください!

(メールの受信音)
あ…。

河出自動車からメール来てます。

河出自動車?
デザイン担当は
当初の予定通り

三好さんに お願いしたいって!
コンペなしで確定だそうです!

(兎谷)すごいじゃん!
うそ。

麻倉君の おかげだね。
え?

(丸山)昨日の夜 麻倉君が

宣伝部の担当者を
熱心に口説いたらしいよ。

昨日の夜?

知り合いに 飲みに誘われて
知り合いって?

仕事関係の人…どこから仕事に
つながるか 分からないだろ

お先に失礼します。
気をつけてね。

(ドアの開閉音)

♬~

陽君 ごめん!
私 何も知らずに…。

おめでとう。

さっき 丸山部長から聞いたよ。

河出自動車の仕事
決まったんだって?

おめでとう。

♬~

これ 全部 陽君が?

こないだの ベストデザイン賞の
お祝いプラス

次のAGG賞に むけての
景気づけ。

河出自動車

陽君が担当者に
頼み込んでくれたんでしょ?

ああ…でも勘違いするなよ。

先方は元々 凪沙のデザインを
気に入ってたんだ。

さあ 座って 座って。

ごめん…。

私 自分のことばっかで…。
え?

昨日も 陽君の話
全然 聞こうとしないで。

もしかして

昨日 俺の帰りが遅かったこと
気にしてた?

凪沙 朝から ずっと
様子おかしかったし。

そうじゃなくて…。

ほんと変わらないよな
そういうとこ。

そういうとこ?

クソ真面目で まっすぐなとこ。

けどさ 凪沙は
ほんと よく頑張ったよ。

この1年 デザイナーとして
ものすごい勢いで成長して。

なのに 家のことも
完璧に こなして。

違う…。

でも これからは もう少し
俺に甘えてほしい。

家事は俺が半分 手伝うし

友達と 食事とか旅行に
出かけてもいい。

もっと凪沙の時間を
大切にしてほしいんだ。

あっ とにかく座って。食べよ。

凪沙 いつも ありがとう。

あっ スプーンなかったね。
ごめん ごめん。

♬~

今の あなたに そんなこと
言われる資格 あるの?

やめて…。

自分の幸せしか頭にない
裏切者のくせに。

♬~

いくつか デザインの
ラフ案を作りました。

さすがですね。
思った以上にいい!

ありがとうございます!
御社の従来のイメージ…。

《お姉ちゃんに紹介してもらった
仕事》

俺 凪沙のカレーが
世界で一番好き。

もうすぐ できるから。
うん。

《お姉ちゃんに
教えてもらった味》

おやすみ。

おやすみ。

《お姉ちゃんが愛した人》

♬~

《お姉ちゃんが欲しかった生活》

♬~

(ドアの開閉音)
(店長)いらっしゃいませ。

桧山さんの賭け 外れました。

え?

陽君は私のことを
何も裏切ってなかった。

それどころか
すごく大事に思ってくれてる。

じゃあ 何で ここに来たの?

桧山さんの 言う通りだから。

私…

ズルいの。

(携帯のバイブ音)

(メッセージ:凪沙の声)
「今日、仕事で遅くなりそう」。

(電話の呼出音)

今夜なら 会えるけど。

もしも 子どもがいたら

こんなに不安にならずに
すんだのかな。

子ども 欲しいんだ?

だって 幸せの象徴って
感じじゃないですか?

三好が思う幸せって
どんなイメージ?

う~ん…。

夫婦の真ん中に
子どもがいて

みんな手をつないで
歌いながら歩くの。

最初は女の子がいいなぁ。

で 2人目は男の子。

姉妹は こじらせると
大変だから。

ふ~ん。

桧山さんは 家族を持ちたいと
思わないんですか?

俺は1人が気楽。

誰にも期待しないし
されない。

傷つけるものも
守るものもない。

だから 自分の感情のまま
生きられるだろ。

そりゃあ そんな風に
生きられたら楽なんだろうけど。

じゃあさ 三好も
そうすればいいじゃん。

俺と いるときだけでも。

♬~

♬~

♬~

連絡 ありがとう。

こないだは ごめんなさい。
突然 押しかけたりして。

あなたに どうしても
会いたかったの。

お願い…少しでいいから
話をさせて

ダメだ!もうすぐ凪沙が
帰って来る!

今 あいつに お前を
会わせるわけには いかない!

待って お願いだから!
帰ってくれ!

はぁぁ…

ひとこと お前に
言っておきたかったんだ。

二度と俺たちに近づくな。

凪沙は 今でも
お前の影に おびえてる。

また凪沙を
傷つけるようなことをしたら

絶対に許さない。

私 あなたに謝りたいの。

どうして。

どうして お前は ここにいる?

今まで どこで何してたんだ?

ごめんなさい…。

私 何も分からなかったの。

どういうことだ?

崖から落ちた後…

私は 海岸で倒れていたところを
助けられて…。

港町の小さな診療所で
目が覚めたの。

自分のこと 何も思い出せなくて。

言葉を話すことすら
できなかった。

町の人たちは そんな私に
優しく寄り添ってくれたわ。

毎日 毎日…。

おかげで 普通の会話が
できるまでに回復して

診療所で
手伝いをさせてもらっていたの。

でも あるとき…。

(沙帆の声)
ネットで自分の顔写真を
見つけて…。

これ 私…?

昊汰君…

(沙帆の声)そのとき

すべての記憶が
よみがえってきたの。

はっ…

(沙帆の声)
自分が 凪沙ちゃんを
殺そうとしたこと

そして 昊汰君に刺されたこと。

ああ…

(沙帆の声)
彼が 私と一緒に海に落ちたこと。

あ…うあ…ああ…

全部 思い出したら…。

自分のしたことが
恐ろしくて仕方がなかった。

私 サイテーですよね。

あれほど 完璧な自分で
ありたいと思ってたのに…。

いいじゃん
いつかは 完璧になれば。

なんなら

俺が それまで
付き合ってやろっか?

そんな つなぎみたいな。

(桧山)大丈夫。

俺 お前ごときに
傷つけられないし。

誰も傷つかないから

安心しろ。

♬~

私は ずっと
周りを傷つけてきた。

自分の欲望のために
みんなを振り回して…。

昊汰君の人生まで奪って…。

私…私は なんてことを…。

そんな言葉
信じられるわけないだろ。

どうせ また何か
企んでるんだろう?

お前のせいで
俺たちが今まで どれだけ…!

許してもらえるなんて
思ってない!

ただ どうしても謝りたくて…。

陽佑…

本当に ごめんなさい。

うう…。

う…。

♬~

(横浜)かぜですか? (2人)はい・・・

無理しないで 持続性の「プレコール」

<朝飲めば夜まで 夜飲めば朝まで>

♪ 「プレコール」

♬~

《幸せに なればなるほど

ある日 突然 壊されそうで
怖かった》

いいよ 外さなくて。

♬~

《でも まさか自分から

そこに ヒビを入れるなんて》

♬~

(携帯のバイブ音)

(メッセージ:凪沙の声)
「ごめん、泊まりになるかも」。

《そうしないと
保てなくなるなんて…》

俺 今日は自宅で仕事だから。
うん。

またね。

うん…また。

♬~

《私は 一体
どこへ向かってるんだろう?》

♬~

♬~

♬~

デザインの資料
渡しておけば よかった。

♬~

(携帯のバイブ音)

(携帯のバイブ音)

もしもし。

♬~

♬~

桧山さん…。
≪パパ~!≫

(桧山)え?

(桧山まどか)
ママがね 幼稚園のお見送り

一緒に行ってくれるって。

(桧山)
よ~し じゃあ 今日は特別に
3人で行こうか。

やった~!
(桧山)よ~し 行こう!

♬~

パパ お友達?

ん?知らない人だよ。

(桧山恵美)あなた。
ん?

行くわよ。
よし 行こうか。

よし 今度 みんなで
イチゴ狩りでも行こうか?

いいね~。
ねえ?

イチゴ好きだもんね~?
ねえ~。

♬~

もう一度だけ会いたいの。
2人で。

♬~

《一歩ずつ

そして 確実に

幸せが 壊れはじめていた》

♬~

<このドラマを もう一度
ご覧になりたい方は TVerへ>