未来への10カウント #3[字]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
未来への10カウント #3[字]
【主演・木村拓哉×脚本・福田靖】
突然「辞める」と言い出した女子部員。その裏には切ない事情が!コーチ・桐沢祥吾(木村拓哉)がとった型破りな解決法とは…!?◇番組内容
インターハイ予選で強豪・京明高校を倒すべく、松葉台高校ボクシング部の指導に本腰を入れ始めたコーチ・桐沢祥吾(木村拓哉)。そんな桐沢に、唯一の女子部員・水野あかり(山田杏奈)が「ケンカで勝てるボクシングを教えてほしい」と訴えてきた!その裏には複雑な家庭環境があることが分かり…。非常勤講師ゆえ直接この問題に関与できない桐沢は、とんでもない行動に出て…!?
◇出演者
桐沢祥吾…木村拓哉
折原葵…満島ひかり
甲斐誠一郎…安田顕
伊庭海斗…髙橋海人(King & Prince)
水野あかり…山田杏奈
日比野雅也…馬場徹
坂巻勝夫…オラキオ玉乃井竜也…坂東龍汰
友部陸…佐久本宝
西山愛…吉柳咲良
江戸川蓮…櫻井海音
天津大地…阿久津仁愛
森拓己…大朏岳優
◇出演者2
間地真実…八嶋智人
矢代智香…山口まゆ
野崎太一…三浦りょう太
槙浩介…富樫慧士
折原楓…滝沢カレン
折原圭太…川原瑛都
桐沢史織…波瑠
大野倫子…富田靖子
大場麻琴…内田有紀
猫林はじめ…生瀬勝久
◇脚本
福田靖
◇音楽
林ゆうき【主題歌】
B’z『COMEBACK -愛しき破片-』(VERMILLION RECORDS)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】横地郁英(テレビ朝日)
【チーフプロデューサー】黒田徹也(テレビ朝日)
【プロデューサー】川島誠史(テレビ朝日)、都築歩(テレビ朝日)、菊池誠(アズバーズ)、岡美鶴(アズバーズ)
◇監督
星野和成
◇おしらせ
☆番組HP
https://www.tv-asahi.co.jp/10count/
☆Twitter
https://twitter.com/miraten_tvasahi
☆Instagram
https://www.instagram.com/miraten_tvasahi/ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
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キーワード出現数ベスト20
- 今宮
- 水野
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- 部員
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- パンチ
- ワンツー
- 学校
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- ボクシング部
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- 不幸
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- バシッ
- ボクシング
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
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(チャイム)
Go to Pizzaです。
(女性)「はい」
お待たせしました。
照り焼きチキンとエビマヨの
ハーフ&ハーフ
Mサイズになります。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
(辻 孝太郎)「できませんでした」
じゃないでしょ 今宮さん。
(今宮智明)申し訳ありません。
謝るくらいだったら
結果 出してくださいよ。
ノルマがあるのは
みんな同じなんですから。
(今宮)申し訳ありません。
(折原圭太)女の人…!?
(折原 楓)赤が京明? 強いじゃん。
(折原 葵)まだ1年生…!
あっ 今 パンチ当たったの?
全然わかんない。
わかんないのに見てんの?
勉強よ。
顧問が ボクシング知ってなきゃ
意味ないでしょ。
どんどん はまってきてる
お姉ちゃん。
うわっ また当たったの?
わかんない。
速かったよ。 パンチだった?
(水野あかり)
「経済活動の担い手には
家計 企業 政府などがあり」…。
「このように
経済行為を遂行する主体を」…。
(水野響子)ただいま。
おかえりなさい。
じゃあ お母さん
今日 休みなしだったの?
(響子)受付 忙しかったし
スーパーも人足りないから
すぐ来てくれって。
(あかり)そうだったんだ。
ああ 疲れた…。
今日は 学校どうだった?
学校?
(チャイム)
あっ 荷物だ。
時間指定しといたの。
(あかり)はーい。
お母さん!
(ドアの閉まる音)
なんで 電話出ないんだよ?
なんで 電話出ないんだよ 響子!
来ないで! 帰って!
お前に言ってんじゃねえよ!
(響子)お酒 飲んでるの?
戻ってきてくれよ 響子… なあ!
(あかり)うっ…!
あっ…!
(今宮のせき)
なんだよ それ…。
近づいたら殴るから。
お前 父親 殴るのか?
父親じゃないでしょ!
うるせえっ!!
♬~
やっべえ 遅れる…。
あれ? 水野… どうした?
喧嘩で勝てるボクシング
教えてください。
喧嘩?
もう 試合なんか出なくていい!
誰と喧嘩すんだよ?
殴り合いの…。
そんなのいいから!
でも ボクシング部の奴が
リング以外で人を殴るのは…。
(チャイム)
あとで話そう。 なっ。
お前も早く教室戻れ。
コーチ!
(チャイム)
♬~
おはようございます。
(大野倫子)
おはようございます 桐沢先生。
(間地真実)「おはよう」って
時間でもないけどね。
(日比野雅也)今日も
バイトしてから来たんですか?
いや 午前中で終わる予定
だったんですけど
最後に大量注文 入っちゃって。
(坂巻勝夫)
大変だな 非常勤の先生は。
駄目! 駄目ですよ!
えっ?
(坂巻)桐沢先生の席は あそこ。
あっ ここです。
職員室ってのはね
生徒の個人情報とかが
いっぱいあるでしょ。
そういうの 非常勤の人には
見せられないからさ。
これからは あそこから入ったら
こっちには来ないで
そのまま
自分の席に座ってください。
そこね そこ。 そうそう…。
わかりました。
コーヒーとか欲しかったら
いつでもおっしゃってくださいね。
ありがとうございます。
でも 大丈夫です。
自分でいれるんで。
(間地)いやいや だから…!
あなた こっち入っちゃ
駄目なんだって!
別に 意地悪とか
罰ゲームじゃないですから!
わかってます。
仲間外れとかでも…。
わかってます。 いってきます。
えっ 何? あの態度。
そんなに急がなくてもいいのにね。
まっ まだ余裕ないんだな。
この間まで やきとり大将の
大将だったんだもんね。
大将 大将だよ。
なのに 店潰してさ
金ないんだよ きっと。
そういう詮索 やめませんか?
やめましょ。
桐沢先生って
結婚してるんですかね?
してるでしょ! いい年だもん。
どうなの? 折原先生。
知らないですよ!
今度 聞いてみてよ。
ちょっ… 大野先生まで!
でもさ 家族いたら大変だよ。
やきとり大将 潰して
ピザのデリバリーしながら
非常勤講師だもん。
そもそも どうして
教師 辞めたんでしょうね。
っていうか
元々 ボクサー崩れですもんね。
(間地)そう 崩れなんだよね。
授業いってきま~す。 はい。
(野崎太一)「価格が上昇すると
需要量は減少する一方で…」
(今宮の声)お前 父親 殴るのか?
(あかり)父親じゃないでしょ!
(今宮)うるせえっ!!
んん…! あ? なめんなよ。
(響子)あっ あかり!
響子 おい…。
警察 呼びます!
呼んで お母さん!
(今宮)待てよ 響子。
帰ってください。 お願いします!
(今宮)俺は諦めないからな。
(野崎)「…供給量は増加し
価格が下落すると
需要量は増加して
供給量は減少する」
「需要量と供給量の間に
ギャップがある時には
価格の変化を通して
品不足や品余りが自然に解消する」
(野崎)先生 終わりました。
ああ ありがとう。
えー 今の内容を…
矢代 理解できた?
なんとなく…。
「なんとなく」…。
まあ 要は
需要と供給の関係によって
物の値段が決まってくる
っていう事なんだけど…。
突然 焼き鳥ブームが
起こったとします。
また 焼き鳥…?
焼き鳥を
焼いても 焼いても 焼いても
追いつかない。
これは 需要と供給の
関係でいうと? 矢代。
需要が供給を上回る…?
そうなると
焼き鳥の値段っていうのは?
上がる?
どうして?
値段を上げても売れるから。
そう。 他に理由は?
(槙)はい。
焼き鳥が不足するから。
はい。
でも その焼き鳥ブームに乗じて
新しい焼き鳥屋さんが
次々とできたとします。
こうなると?
超過供給になって
価格が下がります。
うん。
この 需要と供給のバランスが
保たれた価格の事を
なんというか?
有川。
(有川千尋)え~…。
需要と供給のバランスの取れた…。
均衡価格です。
そう! 均衡価格といいます。
(野崎の声)なんで
いつも 焼き鳥なんだよ…。
フェチなんじゃないの?
焼き鳥フェチ。
この先 経済 全部 焼き鳥で
教えるつもりかな? 桐沢。
(葵の声)
喧嘩で勝てるボクシング!?
もう 試合なんて
出なくていいからって。
本当に 水野さんが
そんな事 言ったんですか?
あっ ストーカーに
付きまとわれてるとか…。
だったら
学校に相談するはずです。
わかりました。
今日 練習が終わったら
私が事情を聞いてみます。
でも 俺も あとで話聞くって…。
生徒の問題に 非常勤の先生は
関わらなくていいですから。
大丈夫。
ガードポジションから…
ワンツー。
ストレートは
ここから… ここまで。
腰をしっかり回して
それに連動させて
肩をしっかり回す。
(伊庭海斗)はい。
コーチ ワンツーで
意識しなきゃいけない事って
なんですか?
ストレートを打った時に
あまり前傾になりすぎると
相手の反撃に
対応できなくなるから
体重配分は五分五分。
むしろ 後ろ足に
体重が残るぐらいで
ちょうどいい。
(玉乃井)はい。
わかった? 1年生。
はい!
わかりました!
大丈夫です!
じゃあ 広がって。
(部員たち)はい。
ガードポジション。
おっ 様になってきた。
ジャブ ワン。
(部員たち)シュッ!
ストレート ツー。
(部員たち)シュッ!
ワンツー!
(部員たち)シュッ シュッ!
軸がブレブレだよ。
(部員たち)はい。
全然できてない。
やっぱり?
ワンツー!
(部員たち)シュッ シュッ!
玉乃井 ガード上げろ。
(玉乃井)はい!
ワンツー!
(部員たち)シュッ シュッ!
友部 ケツ突き出すな。
えっ…?
ワンツー!
(部員たち)シュッ シュッ!
1年 手打ちになってるぞ。
(森・江戸川・天津)はい!
ワンツー!
(部員たち)シュッ シュッ!
ワンツー!
(部員たち)シュッ シュッ!
コーチ
スパーリング やらせてください。
えっ?
スパーリング?
実戦練習のほうが
早く強くなると思います。
水野…?
(玉乃井)なんだよ 急に。
お願いします!
あかり…?
今のままじゃ
スパーリングなんて無理だ。
インターハイに出るんだったら
基本をしっかり練習しないと…。
インターハイなんか
どうでもいい。
私は強くなれればいいんです。
えっ?
勝手な事 言うなよ…。
予選に勝って インターハイ出よう
って決めたんだろ?
私は 試合に出たいなんて
最初から言ってません。
そんな事のために
ボクシング始めたんじゃないから。
水野さん…。
じゃあ 私だけ
別メニューでお願いします。
駄目だ。
ねえ あなただけ特別扱いは…。
だったら やめます 私。
やめる?
(あかり)ボクシング部 やめます!
(玉乃井)おい 何言ってんだよ!
(伊庭)水野!
(友部)水野!
(愛)あかり!
(玉乃井)おい!
(伊庭)おい 待てよ。
(あかり)離して。
はあ…!
水野さん!
待って!
ねえ ちょっと あかり…。
何かあったの?
練習前に
コーチに言ったんだって?
喧嘩に勝つ方法を
教えてほしいって。
あの人が来たの…?
あの人?
先生には関係ありません。
水野さん!
放っといて!
西山さん あの人って誰?
(猫林はじめ)ああ ありました
水野あかり。
奨学金の申請は
去年の9月ですね。
原因は両親の離婚。
「母子家庭になったことによる
経済的な問題から」
あっ この時 今宮姓から
水野姓に変わってますね。
西山さんが
本人から聞いた話ですと
お母さんが離婚したのは
水野さんの本当のお父さんでは
なかったそうです。
本当のお父さんは
彼女が小学生の頃に亡くなったと。
再婚して 離婚したって事?
そうです。
その別れた義理の父親が
最近 家に来て
母親に復縁を迫ってくると。
暴力を振るう事もあるそうで。
暴力?
その人の事が大っ嫌いだって
水野さん 言ってたそうです。
(麻琴)はあ…。
そういう話は聞いてました?
間地先生。
いえ 全く…。
担任なのに?
そんなプライベートな話…。
そもそも 僕に話しかけてくる
女子生徒なんかいませんよ。
昨日まで
なんともなかったんですけどねえ。
今日になって いきなり
あんな事 言いだすのは…。
義理の父親が
家に来たんだと思います 昨夜。
で また殴られたと。
(間地)だとしてもですよ
向こうから相談してこない限り
なんともできませんよ
こちらには。
放っとくっていうんですか!?
だって 家庭の問題なんだから…。
事情は わかりました。
桐沢先生 もう結構です。
こういう問題は
正規の教職員で対応します。
非常勤の先生は
席を外してください。
でも 桐沢さんは
ボクシング部の…。
コーチは関係ないでしょう。
あ~… わかりました。
♬~
♬~
あっ いたいた いたいたいた…。
(シャッター音)
(坂巻)あ~ 痛え もう…!
なんだよ もう…! イタタタ…。
湿布だよ もう…!
どうしたんですか? 坂巻先生。
部活で バック転
見せようと思ったら
腰やっちゃった。
ああ 大変だ。
ショックだよ。
昔は 後方2回宙1回ひねりぐらい
簡単に…。
へえ~。
っていうか駄目だよ 桐沢先生。
非常勤の先生は
こっちのエリア 入っちゃ駄目…。
消しゴムが転がっちゃったんで
それ 取りに行ったんですけど…
これも駄目なんですか?
まあ それぐらいはいいけど
基本的には
あっちから出ちゃ駄目なんだよ。
これも落ちてましたよ なんか。
はいはいはい…。
湿布 湿布!
湿布を もう 貼らなきゃ…。
もう~ これ 早く貼ったほうが
いいでしょ こんなのさ。
坂巻先生。
何?
非常勤講師って
生徒のプライベートな相談に
のっちゃいけないんですか?
まあ プライベートに関わっちゃ
駄目でしょ。
相談にのるだけですよ?
例えば?
うーん… 「父の日のプレゼントは
何がいいですかねえ?」とか。
まあ それぐらいはいいでしょ。
あと
「父親と喧嘩しちゃったんだけど
どうすれば
仲良くなれますかね?」とか。
いや それも…
なんだ くっついちゃうな これ。
貼ります?
ああ… お願いします。
「酒に酔ったおやじに絡まれたら
どうすればいいですか?」とか。
座ってもらっていいですか?
ああ すいません。
あ~ 酔っ払いか…
うーん どうだろうな…。
女の子から相談されたら。
うーん…。
どこですか? 腰。
あのね この ちょっと…
骨の ちょっと横の この辺。
はいはい。
ここ?
うんうん そこ。
よいしょ…。
なんか 非常勤講師ではなくて…。
もう1枚 貼っときます?
ああ お願いします。
ボクシング部の
コーチとしての答えを
待ってるみたいなんですけど。
うん。
だから… 護身術的な?
ああ… まあ 護身術ね。
それはありかも。
あり?
うん ありだね。
えっ?
いや ありだね。
ありがとうございます。
サンキュー。
だから こっち来ちゃ駄目だって
桐沢先生!
貼ったんですよ これ。
うん…。
やりたてだったら
氷嚢のほうがいいっすよ。
知ってますよ それぐらいは。
♬~
嘘でしょ…。
(舌打ち)
(携帯電話の振動音)
もしもし どうした?
(甲斐誠一郎)「お前んとこの生徒が
うちに来てるぞ」
あっ?
(田中雅志)大人の男?
(あかり)教えてください。
どうすれば やっつけられますか?
無料体験で来たのに
自分はボクシング部だから
基本は わかってるって。
ボクシング部じゃ
教えてもらえないんです!
(田中)いや 何がしたいの? 君…。
いいから お願いします!
いや…。
すいません。
この子 うちの部員なんです。
コーチ…!
田中くん いいよ。
(田中)すいません。
(あかり)
どうして ここにいるって…。
甲斐。
うん?
彼女の言うとおりに
してくんねえかな。
えっ…。
桐沢 お前…。
理由は聞くな。
わかったよ。
じゃあ グローブ取ってくるわ。
どうして…。
プロのパンチだからな。
しっかり教えてもらえ。
大人の男をやっつけたいって
言ってたね。
でも 背が高いから 私の身長じゃ
ちゃんと当たらないし
当たっても倒せないんです。
相手は決まってんのか?
とにかく 私が勝てるパンチを。
じゃあ ボディーブローだな。
レバー狙って打ち込むんだ。
これなら 身長は関係ないし
腰が入ったパンチを
まともに入れれば
大人の男だって一撃で倒せる。
教えてください。
本当にいいんだな 女子高生に…。
言うとおりに。
お願いします。
ボディーブローの打ち方はな
顔を打つのとは違って
面で打って
効かせなきゃいけないぞ。
はい。
だから
こするような打ち方じゃなくて
背中まで
やりを突き刺すイメージ。
はい。
とりあえず 打ってみよう。
(あかり)はい。
力みすぎだな。
それじゃ 上体が浮いちゃって
下半身の力が
パンチに伝わらないから。
(あかり)はい。
よし いいよ。 はい。
もっと 腰入れて…。
(あかりの声)強くなりたいから。
いざという時に
自分の身を守るためです。
喧嘩で勝てるボクシング
教えてください。
(葵の声)義理の父親が
暴力を振るう事もあるそうで。
(打つ音)
よーし いいぞ。 もう一丁。
よーし! もう1回。 よし こい!
(打つ音)
ナイス。
(あかり)プロボクサー!?
元日本フェザー級チャンピオン。
嘘…!
そんなすごい奴に
お前 直接教わってるんだぞ。
はい。
でも 難しかったろ。
難しかったです。
簡単に
ボディーブローって言うけど
1回練習したぐらいじゃ
身につかない。
本気で
相手やっつけたいんだったら
死ぬほど練習しろ。
コーチ。
あ?
どうしてか聞かないんですか?
フフ…
それほど馬鹿じゃねえもん。
お前に
いろんな事情がある事ぐらい
わかるっつうの。
甲斐にパンチを教わってるのは
秘密だからな。
学校にバレたら
また面倒な事になるから。
はい。
なんかあったら
いつでも連絡しろ。
えっ?
気をつけて帰れよ。
あっ ごめん。
これ 忘れてた。
ありがとうございます。
♬~
(携帯電話の着信音)
♬~
(あかり)ただいま。
(響子)おかえり。
じゃあ お母さんは
ご存じなかったんですか?
陸上部 入ってるって
言ってましたから この子…。
お母さんを守るために
ボクシング部に入ったの?
(響子)あかり…。
(あかり)俺が こうなったのは
あいつのせいだ
なんとかのせいだって
愚痴ばっかり。
お母さんが なんか言うと
怒って すぐ手が出るの。 最低…!
そういう人だって
最初から わかってなかった私が
悪いんです。
お母さんは悪くない。
でもね 水野さん これは
あなたが頑張って どうこうなる
問題じゃないと思うの。
16歳の女の子が 大人の男の人に
力で勝てるわけがない。
そんなの
わからないじゃないですか!
もし また 今宮さんが来たら
学校に連絡してください。
教職員で話し合って
場合によっては
警察と連携して対応します。
だからね 水野さん
あなたは絶対 手を出したら駄目。
絶対!
…わかりました。
(圭太)うわあ おいしい!
(楓)そう?
どう? お姉ちゃん。
お姉ちゃん!
…んっ?
トマト煮込み!
おいしいかって。
ああ… うん おいしいけど。
何? その言い方。
楓ちゃんのオリジナルだよ。
あっ そうなの? すごいじゃん。
あのねえ…。
(圭太)あっ 怒った…。
お姉ちゃんが忙しいっていうから
毎日 晩ご飯 作ってるけど
私だって 仕事してるんです!
わかってるって!
毎日 助かってます。
楓には感謝してる!
だったら
ちゃんと味わって食べて。
う~ん… おいしい~!
わざとらしい!
だったら どう言えばいいのよ。
もう 喧嘩しないで。
私だってね 学校でいろいろあって
大変なんだから!
いろいろあるだけ
うらやましいわ。
楓ちゃんも…。
私なんて すっかり
誰とも会わなくなっちゃった。
もう このまま
この家で干からびていきそう…。
会えばいいじゃん。
彼氏 作りなさいよ。
はい!? どうやって?
なんだっていいでしょ。
ほら あの… ネットとか!
お姉ちゃんは
ネットで再婚相手を探しますか?
いや…。
楓ちゃん 楓ちゃん!
ポトフもおいしいよ!
ありがとう。
いい子だねえ 圭太は。
私も圭太みたいな子供が欲しい。
私も結婚したい!
ああ…! ご飯 おかわり!
はい! 持ってくるね。
結婚できりゃいいってもんじゃ
ないのよ…。
(愛)いきます!
(ゴング)
(伊庭)シュッ シュッ…!
(玉乃井)シュッ シュッ…!
ダッキングは
上半身だけで沈むんじゃなくて
ひざも ちゃんと使って沈めよ。
(部員たち)はい!
ワンツーのフォーム 崩さない!
フットワーク フットワーク!
伊庭。
(伊庭)はい!
大丈夫か?
大丈夫です!
みんな 動きが速くなってきた。
ボクシング部らしく
なってきましたね。
どうして 水野さんは
ここにいないんだろう…。
どうしてるんだろ 水野さん…。
先生…。
何?
友達が あかりを見たそうです。
友部。
(友部)はい。
わき 締めろ。
(友部)はい!
ああ もう…!
(パンチングミットを打つ音)
よーし そう! 今の いいぞ!
(田中)こんにちは。
見学ですか?
はい もう一発! よし!
水野さん!
(田中)あっ ちょっと…!
何やってんの!?
どちら様ですか?
ボクシング部顧問の折原です。
顧問?
これは お義父さんが
来た時のための練習なの?
お義父さんじゃありません。
折原さん…。
今宮さんが来た時のための
練習なの?
僕 甲斐誠一郎っていいます。
そうです。
手は出さないって言ったでしょ!
約束したじゃない!
折原先生。
俺が許可したんです。
えっ? 桐沢さん…。
練習の邪魔になっちゃうんで
別のとこ行って 話しません?
奥 使っていいぞ。
サンキュー。
先生。
えっ? どういう事!?
えっ…?
甲斐の野郎
何が「奥 使っていい」だよ…。
狭えだろ。 チッ…。
いいから 話を。
臭くないですか?
臭いです…。
そんなの どうでもいいから…
どういう事ですか?
桐沢先生が
水野さんに ここ紹介したの?
いやいや 違いますよ。
確かに あの甲斐って奴は
俺の友達ですけど
水野は 自分で ここに来て…。
でも 桐沢先生は
知ってたんですよね?
…知ってました。
で お義父…
今宮さんを殴るための練習を
許してたんですか?
うーん…
いや 俺が甲斐に頼んだんです。
教えてやってほしいって。
どうして!?
ああ いや…。
抑えても しょうがないと
思うんですよ。
はい?
だから… うちらが何を言っても
水野の気持ちは
変わらないんじゃないかなって。
自分が母親の事を守るしかない
って思ってるみたいだし。
でも 水野さんが手を出したら
ますます 事態が悪くなるとは
思わないの?
桐沢さんの考え方は 野蛮です。
でも 武器を持つ事は
いいんじゃないかな。
武器?
うん。 だから… いざという時に
力ずくでも 自分の大事なものは
守り抜くっていう武器を持つのは。
ボクシング部員が 外で
人を殴るのは駄目なんでしょ?
コーチが 何 言ってるの!
それに 先生は非常勤講師です。
生徒のプライベートな問題に
関わる立場じゃありません。
でも 使いようだと
思うんですよね。
はい?
パンチって すごい痛いんですよ。
今 水野が習ってる
ボディーブローなんて
まともにレバーに入ったら
息できなくなりますからね。
女の子のパンチでも
きれいに入れば 十分 効きます。
私の話 聞いてました?
だから そういうパンチを
水野は持ってる。
そういうパンチを打てるまでの
練習を 私はしてきたっていう
それだけで 十分な意思表示に
なるんじゃないですか?
母親に暴力を振るうのは
自分が 絶対 許さないって。
そんな単純な事で…。
もちろん 教えっぱなしで
放っとくつもりはありません。
覚えたパンチを
正しく使わせるのが
俺の役目だと思ってるんで。
言ってる意味が わからない。
あっ… さっき 非常勤講師の話
されてましたけど
俺 一応 坂巻先生に
許可もらってますから。
坂巻先生?
酔っ払った父親から
身を守る方法は
教えていいって。
はい!?
まさか 親父を殴るための
ボディーブローだったとはな…。
でも もう 赤の他人なんです。
桐沢も
なかなか 危ない橋 渡ってるよ。
えっ?
君が 赤の他人を殴って
もし 相手に訴えられたら
当然 学校は問題にするだろ。
コーチは
何を教えてたんだって。
私 もう ボクシング部は
やめたんです。
そんな理屈
大人の世界じゃ通用しない。
「女子高生に
人生 預けます」か…。
ハハッ…。
もう かっこつける余裕
出てきたのかよ。
っていうか なんで
あんなきれいな先生がよ…。
なんだよ 桐沢!
要するに あれは 抑止力のための
ボディーブローだと
おっしゃりたいんですね?
うん… んっ?
まあ… うん… そういう事ですね。
桐沢先生の責任で
絶対 喧嘩はさせないと?
はい。
約束できますか?
…できます。
もし 今度 水野さんの家で
何かあったって聞いたら
絶対に 私に教えてください。
もう 一人で勝手な事しないで。
し… しません。
あと この件に
坂巻先生は関係ない。
はい。
(ため息)
臭いですか? まだ。
(アラーム)
ああ…。
(桐沢史織)学校の先生?
大変なお仕事なんでしょ?
(史織の声)んっ… おいしい!
祥ちゃんも食べて。 はい。
(史織)ごめんね… 祥ちゃん。
♬~
(圭太)バシバシッ!
(圭太)
バシッ! バシッ! バシッ!
バシバシッ! バシッ! バシッ!
あいつだ…。
(圭太)すいません!
(せき払い)
なんだよ?
おじちゃん ピザの人だったの?
今日は サッカーやらねえの?
日曜日の練習は
午前中で おしまい!
午後はボクシング。
バシバシッ!
なんで ボクシング?
お母さんが
毎日 動画 見てるから。
へえ~。 お母さん?
勉強のためだって。
勉強…?
僕も一緒に見てるんだよ。
バシバシッ!
バシッ! バシッ!
(携帯電話の振動音)
お前んち 変わってるな。
(圭太)バシバシッ! バシッ!
(携帯電話の振動音)
バシバシッ! バシッ!
もしもし?
(あかり)「コーチ…」
水野? どうした?
今から あいつが来るって…。
♬~
(今宮)はあ…。
♬~
(松坂)
<大きな間口によって切り取られた外界>
<内に広がる空間は 曖昧な境界線によって
つながりながら広がっている>
<日本の伝統的な空間の捉え方だ>
<その中に人は身を置き
移ろいゆく豊かな時間に身を浸す>
<日本の美意識を宿す邸宅 「MARE」>
<家は 生きる場所へ>
(ドアをたたく音)
おい いるんだろ? 響子。
開けろよ!
(ため息)
(解錠音)
おい 響子は?
ふざけんなよ おい!
(ドアチェーンを外す音)
響子さん ここには いませんよ。
(今宮)おい 誰だよ?
桐沢っていいます。
彼女が行っている学校の
非常勤講師です。
非常勤講師?
ご近所の迷惑になるんで
場所を変えて話しましょう。
おい…! なんだよ お前!
もう飲んでるんですか?
こんな明るいのに。
はい 行きましょう。
うるせえよ! お前… 離せよ!
はい ようこそ。
(今宮)痛え! 痛えな…!
はあ?
どうぞ。
なんだよ…。
水野から聞きましたよ。
あなたは
お母さんの事が まだ好きで
よりを戻したがってるんじゃない
って…。
意地になってるだけだって。
(今宮)はあ?
本当は 復縁なんか
望んでるんじゃなくて
自分の気が収まらないから
響子さんとか水野に
嫌がらせしてるんだって。
俺に説教かよ…。
今宮さんって
今 銀行にお勤めなんですよね?
でも 今 あなたがやってる事って
ストーカーとか
DVとか虐待ですよ。
そんな事してたら
会社にいられなくなるって
考えないんですか?
あなたは 今 自分で自分の人生
めちゃくちゃにしようと
してるんです。
暴力 振るっておいて
酒に酔ってましたなんて言い訳…。
めちゃくちゃだよ
俺の人生なんて!
なんで 俺だけ こんな仕打ち…。
俺を捨てて
自分だけ幸せになろうなんて
ふざけんなよ!
ああ そうだ。
俺は 響子に愛情なんかねえ。
むかついたから
付きまとってるんだよ
こいつらに。
今宮さん!
先生! いいから。
自分たちだけが幸せになるのが
気に入らない…。
要するに 今宮さんは
自分が不幸だって
おっしゃりたいわけですか?
ああ そうだよ 俺は不幸だ。
学校の教師なんかに
わかりゃしねえよ!
不幸話だったら
俺 負ける気しないんですけど。
(今宮)はあ?
ああ じゃあ…
今宮さんが どれだけ不幸なのか
聞かせてくださいよ。
俺も話しますから。
それ 水野に
ジャッジしてもらいましょう。
(あかり)えっ…?
ジャッジ?
来いよ 早く。 今宮さんも。
桐沢さん…。
いいから!
(ため息)
水野さん…。
いいから! 早く。
水野 お前が話聞いて
大した不幸じゃねえなと
思ったほうを 1発 殴れ。
(今宮)殴る!?
腹に1発です。
どっちかがダウンするまで
やりましょう。
ダウンしたら… うーん…
勝ったほうの言う事は
なんでも聞く。
(今宮)何 わけわかんねえ事…。
(手をたたく音)
はい 第1ラウンド。
何が不幸なんですか?
(ため息)
お前 言ってたよな
俺が銀行員だとかなんとかって。
でもな 俺が大学卒業の時
就職氷河期
真っただ中だったんだよ!
はあ?
(今宮)就職活動が
どんだけ大変だったか…!
(あかり)それが不幸?
何? それ…。
経験してない奴に わかるか!
っていうか お前 誰だよ?
あっ… ボクシング部の顧問です。
(今宮)なんだよ
次から次に 学校の…。
俺は ボクシングの
オリンピック強化選手でした。
(今宮)ボクシング!?
(あかり)オリンピック!?
強化選手って…!?
高校で4冠とって
ボクシング推薦で
大学に入った時に
強化選手に選ばれて
目標は金メダル。
ええ~っ!?
(あかり)マジで…?
でも
大学2年の時に パンチ食らって
網膜剥離になって
ドクターストップです。
俺のボクシング人生は
そこで終わりました。
♬~
ジャッジしろ。
♬~
いいんですか?
そういうルールだ。
♬~
(今宮)うおっ…! 痛え…。
水野さん!
口出ししない!
でも…!
今宮さんは
納得して やってるんです。
(今宮)お… おい
お前 なんで そんなパンチ…。
はい!
(手をたたく音)
第2ラウンド目 いきましょう。
ええっ!?
何が不幸なんですか?
俺が… 俺が入行して10年目
うちは
山井銀行と経営統合したんだよ。
でもな 事実上は吸収されたんだ。
そこから そいつら 幅を利かせて
俺たち 虫けら扱いだよ。
出世は望めないし… 今も
それが ずっと続いてるんだよ!
俺はボクシングができなくなって
目の前 真っ暗になりました。
でも 親身になって励ましてくれる
友達がいたんです。
ハッ… 不幸じゃないじゃないか。
だから 俺は気持ちを切り替えて
学校の教師になりました。
全然 不幸じゃない!
そして 妻に出会ったんです。
はい 俺の勝ち! うっ…。
おい 早く こいつ殴れよ!
結婚して1年後に
乳がんが見つかって…。
半年後に 妻は亡くなりました。
(今宮)ちょっと待てよ…。
ジャッジしろ。
そんなの負けるに決まって…。
うっ… ああっ 痛え!
痛え…! うっ…!
コーチ…。
本当なんですか?
それがきっかけで
俺 教壇に立てなくなって
教師 辞めたんです。
(今宮)なんで 俺
こんな事してるんだよ…。
はい。
(手をたたく音)
第3ラウンド いきましょう。
いや もういいって!
じゃあ 負けでいいんですね?
もう二度と
水野の家には行かないって…。
響子に捨てられたんだよ!
それが不幸なんだよ!
ああ 痛っ…。
俺だって 好きで飲んでるわけじゃ
ねえんだよ。
それぐらい わかってくれたって
いいだろ!
妻が死んで 俺は廃人同然でした。
でも おせっかいな友達が
声をかけてくれたんです。
そいつに背中を押されて
俺は 焼き鳥屋で働き始めました。
妻が大好きだったんで 2人で
よく食べに行ってたんです。
3年間 必死に仕事を覚えて
金ためて
俺 自分の店も持ったんです。
結構 繁盛したんですよ。
従業員も増えて
順風満帆だったのに
コロナで 店は潰れました。
(今宮)ああ もう…!
13年間やってきて やっと
生きがいを見つけたと思ったら
また挫折。
でも 今度ばかりは…
48にもなって
また希望の光を失ったのは
さすがに きつかったです。
♬~
ジャッジしろ。
(今宮)もう やめてくれよ…。
(今宮)ううっ… ああっ…!
ああっ… ううっ…。
いいパンチだ。
今宮さん!
ねっ… もう やめましょう。
このまま続けたら
死んじゃいますよ!
俺は もう やめたいって…。
じゃあ 響子さんの事は
諦めてもらっていいですか?
この親子の事
解放してもらえます?
うっ…!
後ろばっか見てたって
意味ないですよ。
生きていかなきゃ
いけないんですから!
しっかり 前 見なきゃ
生きていく理由なんて
見つかりませんって。
あんたは見つけたのかよ…?
♬~
(今宮)ううっ…!
今宮さんだって
きっと見つかりますよ。
俺より 全然 若いんだし。
不撓不屈でいきましょうよ。
ナイスファイト。
あっ じゃあ どうぞ…。
はい。
こちらへどうぞ。 どうぞ…。
痛い…。
大丈夫だったの? あかり!
だから 喧嘩してないって。
(響子)もう 本当に あの人…。
もう来ないって約束してくれた。
いいから 入ろう。
どうして…?
ちゃんと説明するから。
♬~
私 あの意味 わかりました。
前に言ってたじゃないですか
俺みたいな人生は勧めないって。
ああ…。
でも 桐沢さん
さっき 今宮さんに勝って
ドヤ顔してたじゃないですか。
俺のほうが不幸だぜ! って。
ドヤ顔なんてしてませんよ。
水野さんだって
実のお父さんを亡くしてます。
私だって 結婚失敗して
シングルマザーになって
結構 苦労してます。
みんな 大変なんです。
わかってます。
今日の話 学校や部活では
しないほうがいいと思います。
高校生 ドン引きしますよ。
大人が あんなドヤ顔で
不幸話 語っちゃったら。
だから もう しません。
したい時は… 私に。
はあ?
いや… 嫌いじゃないんで
ああいう話。
勉強になるし。
行きましょう。
勉強…?
(ゴング)
はい! オーケー! ワンツー!
痛みは?
(伊庭)大丈夫です!
(森)痛い 痛い… 痛い!
(あかり)構えて!
(森)はい!
ワンツー!
ボクシング部に
復帰させてください。
もう あの人 来ないんだろ。
なんで ボクシングなんだよ?
面白いから。
そっか…。
試合には出るの?
インターハイ予選。
出ます。 出させてください!
(森)痛い 痛い 痛い… はあ…。
はい!
(ゴング)
次 今と同じ
ワンツー 左ボディー
ダッキングして 右入れたら
左ステップして ワンツー。
(部員たち)はい!
ただ打ち込むんじゃなくて
相手をイメージして動けよ!
(部員たち)はい!
目指せ インターハイ予選1勝!
1勝だけじゃないよ!
2勝して 3勝して
打倒 京明!
(部員たち)よっしゃー!
おい!
いくぞ。
(部員たち)はい!
(愛)いきます!
(ゴング)
ファイト!
はい ステップ! ワンツー!
♬~
ファイト! 頑張れ!
ステップ!
遅い!
(伊庭)はい!
はい ステップ! オーケー!
(伊庭)好きだーっ!!
(玉乃井)俺は 西山がいたから
ボクシング部に入ったんです!
(伊庭)告ったって
どうせフラれるって…。
(玉乃井)
わかんないじゃないですか!
えっ!? 桐沢先生…。
独身!? 知ってた? お姉ちゃん。
知ってたけど…。
うまっ…。
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