土曜ドラマ9「私(あたい)のエレガンス」[終]第6話[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

土曜ドラマ9「私(あたい)のエレガンス」[終]第6話[字]

元ヤンママの桃子(ファーストサマーウイカ)と御曹司の眞一(吉沢悠)がついに結婚!厳格な母親や卑劣な専務が行く手を阻む…。桃子にハッピーエンドは訪れるのか!?

詳細情報
番組内容
交際する眞一(吉沢悠)の母親(田島令子)からお茶席へ招待された桃子(ファーストサマーウイカ)。マダム(草刈民代)から着物と茶道のレッスンを受けて向かうも、習っていないことを眞一の母親から聞かれピンチに!焦る桃子だが、結婚相手として綾小路家に認められるのか!?さらに、桃子が眞一と結婚する条件として、仕事を辞めて綾小路家の嫁に専念することが求められる…。果たして桃子が下す結論とは!?
番組概要
ファーストサマーウイカ主演▼元暴走族のシングルマザー薬師寺桃子(ウイカ)は、超有名校に転入した娘のためにエレガンスになることを決意。令和版プリティウーマン!
出演者1
薬師寺桃子…ファーストサマーウイカ
マダム・マリー…草刈民代
綾小路眞一…吉沢悠
薬師寺姫香流…山崎杷子
楓…金井成大
朱美…奥村佳代
花園友梨奈…高橋ユウ
酒井金吾…村杉蝉之介
綾小路千登勢…田島令子
田中…ジジ・ぶぅ
出演者2
段田一郎…滝藤賢一
脚本・監督
【脚本】大谷洋介 本山久美子
【監督】松本佳奈
音楽
【音楽】遠藤浩二
【主題歌】ファーストサマーウイカ
「Open the Door」 作詞・作曲・編曲:布袋寅泰(ユニバーサルミュージック/Virgin Music)
関連情報
【公式HP】https://www.bs-tvtokyo.co.jp/atai_elegance/
【Twitter】https://twitter.com/BS7ch_Elegance
【Instagram】https://www.instagram.com/atai_elegance/
4K制作番組
この番組は4Kで制作しています。BSテレ東4Kチャンネルでは超高精細映像でお楽しみいただけます。

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. エレガンス
  2. 桃子
  3. マダム
  4. 眞一
  5. 着物
  6. ママ
  7. 姫香流
  8. 茶道
  9. 結婚
  10. 社長
  11. 自分
  12. エレガント
  13. フィアンセ
  14. 朱美
  15. お茶碗
  16. トラックドライバー
  17. 綾小路グループ
  18. 今日
  19. 時間
  20. 世界

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから → 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のある配信サービスがありますので、以下バナーなどからラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。



created by Rinker
ポニーキャニオン

マダム:生まれ変わりなさい。

(眞一)透たち もうそろそろ
寝た時間じゃないですか。

(桃子)そうかもしれないですね

やだ… 眞一さんってば やめて~。

(姫香流)ママ どうしちゃったの?

(朱美)陽気のせいっすかね。

そっとしておきましょう。
う~ん…。

お待たせいたしました。

(酒井)本日は お時間いただき
ありがとうございます 大奥様。

(千登勢)それで
その女性というのは?

名前は薬師寺桃子。

かつては 茨城県内を二輪車で
暴走するなどの行為を繰り返し

現在は トラック運転手をしながら

都内のマンションで
女児を1人で育てております。

社長の結婚相手としては
いかがなものかと。

よくわかりました。

我々の業界は
新興企業の参入が相次いでおり

綾小路グループが生き残るには

花園ホールディングスとの合併しか
手はありません。

それには 社長と
花園家の友梨奈様のご結婚が

条件となります。

薬師寺桃子に ハッキリ別れろと

おっしゃっていただけるんですね。

ん~。

眞一をもてあそぶような女を

黙って見過ごすわけには
まいりません。

本日は 突然おじゃましてしまって
申し訳ありません。

いえ どうぞ。

で どうしたんですか?

実は 母が

桃子さんを お茶の席に
招待したいと言ってきたんです。

お母様から?

おそらく 私の交際相手として
ふさわしい相手かどうかを

判断するつもりだと思います。

あっ お母様って
どういう方なんですか?

母は
亡くなった父を支え続けてきた

綾小路グループ発展の
陰の立て役者です。

教育にも熱心で 幼い頃から
礼儀作法に関しては

本当に厳しく育てられました。

ただ 気に入らないことがあると

すぐに
口に出してしまう人だから

桃子さんに不快な思いを
させてしまうかもしれません。

やはり
茶席の件は断りましょうか?

いえ 私 行きます。

お母様に隠れて 眞一さんと
おつきあいするつもりは

ありません。
いいんですか?

母は ホントに厳しい人間ですよ。
望むところです。

お母様と
タイマンはらせていただきます。

桃子さん 昔の癖が出てますよ。

あっ… すみません。

ただ 桃子さん
茶道はたしなまれませんよね。

着物も着慣れてないでしょうし。

茶道? 着物?

えっ? 桃子さん もしかして…。

お茶の席って 喫茶店かどっかで

おしゃべりするんじゃ
ないんすか?

桃子さん やはり断りましょう。

いいえ 女に二言はありません。

任せてください!

茶道くらい お茶の子さいさいで
飲み干してやんよ~!

(楓)これは?

今度 お茶会に呼ばれて
着物着ることになってさ。

でも こんな古い地味な着物じゃ
ダメだよね?

(マダム)着物は洋服とは違うのよ。

マダム まぶしい!

着物の価値は 新しいか古いかでは
決まらないわ。

このお着物は?

死んだ ばあちゃんのです。

着物なんて着る機会ないと
思ってたんすけど

思い出に1枚もらったんです。

でも こんな古いの
着れないっすよね?

あなた おばあ様に
かわいがられて育ったのね。

はい。 うち 親は2人とも

クリーニング屋で 朝から晩まで忙しくて
ちっさい頃は

ばあちゃんに育ててもらった
みたいなもんなんです。

母もよく
こういう着物を着てたわ。

私が何をしでかしても
いつも味方をしてくれる

優しい母だった。

しでかすって なんすかマダム
昔 やんちゃでもしてたんすか?

えっ。
えっ?

さて 着物の説明をしましょうか。

着物は大きく分けて2つ。

まず こちらは やわらか着物。

白い絹糸で生地を織ってから
色を染める。

そしてこちらは かたい着物。

先に色染めした糸で生地を織る。

(楓)やわらかもの かたものとも
呼ばれています。

やわらかいのと
かたいのがあるなんて

なんか
ラーメンの替え玉みたいっすね。

(楓)一般的に
やわらかい着物はフォーマル。

かたい着物は
カジュアル向けとされています。

さて ここで問題。

茶道に合うのは どっちの着物?

えっ 茶道?

え~と…。

やわらかいほう?

トレビアン!

(マダム)ひと口に着物といっても

時や場所によって
着ていくものが変わってくるわ。

まずは フォーマルの代表 黒留袖。

着物を広げると
一枚の絵のようになる絵羽柄は

振袖や訪問着に。

全体に小さな模様が入っている
小紋は普段着に。

着物にも ドレスコードみたいなのが
あるんすね~。

どんな着物を選べばいいか迷うな。

そういう場合 一枚持っておくと
便利な着物があるわよ。

あっ やっぱ 金の昇り竜みたい…。
まったく違います。

いちばん便利なのは
色無地の着物。

色無地は場所を選ばない。

柄がない色無地は
華やかさや贅沢を好まない

茶道の精神にも
通じるものがあるわね。

えっ じゃあ もしかして…。

そう あなたのおばあ様の
このやわらか着物は

お茶会にピッタリ。

そうだったんすか!

サンキューばあちゃん ありがとう!

あとは帯ね。

楓。
ウィ マダム。

これは袋帯。

うわ~。

表も裏も模様のある丸帯を
簡略化した帯です。

表は柄 裏は無地の
軽いものにすることで

硬すぎて締めるのが大変な帯を
締めやすくしてあります。

この帯と合わせると
着物の格も上がるわね。

さあ 着付けてみましょうか。
はい!

着物を着たときは
凛とした印象を与えるように

背筋を伸ばす!

少しアゴを引いて
お腹に力を入れて 胸を張って。

つま先は ハの字になるように
内股にして。

襟も大事よ。
襟を後ろに引いて開けることを

衣紋を抜くというの。
衣紋は抜きすぎると

品のない着方になってしまうから
気をつけて。

こぶし1つ開けるくらいがベストね。

それでは 茶道のお作法を
お教えしましょうか。

あ~ それは適当でいいっす。

わかんないことがあったら
この前みたいに

これでマダムに
こっそり教えてもらいますから。

あっ…。

楓。

茶室には アクセサリー類や腕時計
スマートフォンなどは

高価な茶碗を
傷つける恐れがあるため

持ち込まないのがマナーです。

えっ マジで?

じゃあ ちゃんと覚えていかなきゃ
ヤバいじゃん!

マダム すぐ教えてください。

(酒井)身の程もわきまえず
のこのこ やってきやがって。

社長の恋人ヅラしてられるのも
あと少しだ。

(ふすまの開く音)

薬師寺桃子と申します。

本日は お招き
ありがとうございます。

茶道というのは
極限まで無駄を省いた芸術です。

所作も飾りも 必要のないものは
すべて削ぎ落とした世界。

省いた結果
何が残るか おわかりですか?

いえ。

人間と人間です。

この小さな茶室で向かい合うと

相手が どんな人間か
手に取るようにわかります。

ここでは ウソや ごまかしは
通用いたしません。

本日は 心を込めて

おもてなしをさせていただきます。

お菓子をどうぞ。

ちょうだいいたします。

菓子くらいは食べられるようだな。

だが 暴走族上がりの小娘が
お茶の作法は知らないだろ。

マダム:まずは お辞儀をし

お点前 ちょうだいしますと
挨拶をする

お点前 ちょうだいいたします。

マダム:そして 茶碗を右手で取り

左手の手のひらの上へ乗せる。

そして感謝の気持ちを込めて
おしいただく。

正面に口をつけるのは
失礼だから

右手で時計回りに
二度回すのを忘れないで。

最後のひと口は
ズズッと音を立てて飲み干すのよ。

えっ それって
マナー違反じゃないんすか?

茶道の世界では それがマナー。

吸いきりという行為で

それほどおいしかった
という意味の表現なの

(吸いきる音)

いや 知ってるのかよ!

お点前をちょうだいしたら
お茶碗を拝見して感想を言うの。

高価なものだから
落とさないように

持ち上げないで
低い位置で見るのがマナーよ。

感想って
何て言えばいいんですか?

通常は ステキなお茶碗ですね
と言えば問題ないわ

ステキなお茶碗ですね。

それだけですか?
はっ?

その茶碗は
綾小路家に代々伝わるものです。

他に何かお感じになったことは
ございませんか?

他に… ですか?

《そんなの マダムに習ってねえよ》

干し芋みたいです。

ほ… 干し芋って!

バカだ バカすぎる。

それは どういう意味でしょうか?

干し芋も このお茶碗も

見た目は地味で
派手さはありません。

ですが 干し芋は
噛めば噛むほど味が出ます。

このお茶碗も
見るほどに愛着が湧いてきて。

干し芋と同じだなって
思いました。

華麗さはないけれど
使うほどに なじんでくる。

まさに わびさびの精神ね。

たいへんユニークなご意見
ありがとうございました。

合ってたの?

大丈夫かな 桃子さん。

ちゃんとできてるかな。

(玄関チャイム)

友梨奈。

(友梨奈)眞一さん
大事な話があるの。

あなたに一つ
お尋ねしたいことがございます。

はい 何でしょう?

あなたにとって
お茶の道とは何ですか?

えっ お茶の道… ですか?

眞一さん もうお気付きでしょ?

私は 眞一さんのことが好き。

でも 僕は…。

眞一さんは私の初恋の人だった。

ずっと 眞一さんの
お嫁さんになるのが夢だった。

ず~っと待って

やっと一緒になれるって
思ったのに。

突然 あんな人が現れて…。

どうせ
眞一さんの地位とか財産が

目当てなんでしょって
思ってたんだけど…。

桃子さんは
そうじゃないみたいね。

えっ?

彼女 とても一途な人ね。

眞一さんが選んだ人に
間違いはなかった。

私にとって お茶の道とは…。

どうなさったの?

おわかりにならないなら
おっしゃらなくても結構ですよ。

お茶の道とは
エレガンスだと思います。

エレガンス… ですか?
はい。

私は エレガンスになるために
頑張ってきました。

最初は キレイに着飾れば

エレガンスになれるって
思ってたんですけど

最近 少しわかってきたんです。

エレガンスというのは
自分を高めるだけではなく

他人を思いやることが
大切なんだって。

今日 お母様がしてくださった
おもてなしを見て

茶道の精神も
エレガンスだなって思いました。

千利休が茶道の心得を説いた
利休七則の中に

相客に心せよという
教えがございます。

同席した者同士 相手を尊び
心を配りなさいという意味です。

まさに!

あなたの言う エレガンスね。

ところで
そのお着物は あなたのもの?

はい。 あの ばあちゃんが…。

いや
祖母が遺してくれたものです。

祖母は いつも

人との出会いを大切にしろって
言ってました。

人との出会い。

はい 私も娘にそう教えています。

この着物のおかげで

今日こうして
お母様とも出会うことができて

私 ホントにうれしいです。

私も眞一に
同じことを教えて育てましたわ。

今日は あなたのおかげで
とても楽しい茶席になりました。

大奥様 結婚を認めるとは
どういうことですか。

別れさせるという お約束でしょ。

桃子さんは 思いやりのある
まっすぐな女性でした。

お忘れですか?

社長と友梨奈様の結婚が
破談になるということは

綾小路グループの未来は
なくなるということなんですよ。

それは…。

そんなことはありません。

社長。

綾小路グループは 合併しなくても
倒れることはありません。

社長 ここ数年の売り上げを
お考えください。

このままでは 数年後に

大きな危機が訪れるのは
明らかです。

専務 あなたは
花園ホールディングスの社長

つまり 友梨奈のお父様と
ずいぶん親しいようですね。

何のことでしょう。

これは 友梨奈のお父様が
あなたに送ったメールです。

「娘を眞一くんと
結婚させてくれれば

お望みどおり
綾小路グループを買収し

我がグループの傘下に入れよう。

そして 君を副社長として
迎え入れることを約束する」。

そんなメール 知りません。

私を陥れようとする
誰かの捏造です。

先ほど
先方の社長とお話ししました。

社長は当初 我が社との業務提携を
持ちかけてこられたそうですね。

えっ…。

それを酒井専務
あなたが独断で断り

どうしても買収してほしいと
頼んだそうですね。

それは…。

あなたは私利私欲のため
私と友梨奈を結婚させ

我が社を
他人の手に渡そうとしたんです。

聞いてください。
私は我が社の未来を思って…。

あなたの居場所は
もう我が社にはありません。

お… お待ちください 社長。

一刻も早く
ここから出ていきなさい!

うぅ~!

そういえば 桃子さんは?

桃子さん。

桃子さん! どうしたんですか?

あ… 足がしびれて
動けないんです。

(2人)アハハハ。

よいしょ。

あぁ…。

桃子さん。

母が 僕たちの結婚
認めてくれました。

本当ですか?

うれしい…。

あっ 立てない。
あぁ…。

えっ? あっ あぁ~!

眞一さん 恥ずいっす。

眞一さ~ん!

(田中)おう お疲れさん。
(桃子)お疲れっす。

桃ちゃん いつもありがとね。
こちらこそ。

いつも ひいきにしてもらって
助かってます。

いや 桃ちゃんの元気な顔見てると
こっちも励まされるよ。

いや おいちゃん 大げさだなぁ。

じゃあ また来週来ますね。
あっ ちょっと桃ちゃん 待って。

これ持ってってよ。
あの 娘さんと食べて。

いいんすか?
あぁ。

あざっす。

(バイブ音)

はい。

(眞一)お仕事中
申し訳ありません。

ちょっと
急ぎでお伝えしたくて。

はい どうしたんですか?

実は 近く
グループの創立記念パーティーがあって。

はい。

そこで 桃子さんを

フィアンセとして
お披露目してはどうかと 母が…。

あ~ フィアン… フィアンセ!?

女一匹トラック野郎 薬師寺桃子。

フィアンセでもエレガンス
やってやんぜ~!

(クラクション)

というわけで私

フィアンセとして
紹介されちゃうみたいなの。

フィアンセだなんて 困っちゃう。

桃子さん キャラ変しました?

えっ フィアンセの私 そんなにキレイ?
えっ?

恋する女は誰でも美しい。

そうっすよね マダム。

話を聞くかぎりでは
フォーマルな装いが必要ね。

フォーマル?

フォーマルウエアは 服装の分類の中で
最も格式の高い服です。

とはいっても 最近では
かなり自由度が広がっているわ。

大切なのは 同席する人に

不快な思いをさせない
服であること。

いずれ必要になると思って

選んでおいたわよ。
えっ?

楓。
ウィ マダム。

こちらをご覧ください。

ドレスデザイナー タダシ ショージの作品です。

(マダム)この艶めき この透け感。

ゴールドラメのフラワー刺しゅうも
ステキね。

すべての女性を
いつもの自分より美しく

より自信が持てるように
勇気づける。

そんな思いを込めて
作られています。

なんか お披露目だって言われて
正直緊張してたんすけど

これ着ていけば
うまくいきそうっす。

では フィッティングルームへ。

あっ ちょっと待って。

これ 腕 丸出しだよね。

私 仕事柄
二の腕 たくましいんだよなぁ。

でしたら 腕を隠せる羽織物
持ってきましょうか。

う~ん そうだな…。

やっぱ いいや。

この二の腕は
トラックドライバー歴10年の

私の勲章だからさ。

堂々と見せつけてやるわ。

あなたが憧れている永遠のエレガンス

オードリー・ヘプバーンは
こんなことを言ってるわ。

私にとって最高の勝利は

ありのままで
生きられるようになったこと。

欠点を受け入れられるように
なったこと。

ついに私 ヘプ姐さんに
一歩近づいたってことっすね。

今のあなたは とてもエレガント。

マダム… 今の もう1回
言ってもらっていいっすか。

今のあなたは とてもエレガント。

もう1回。

今のあなたは とってもエレガントよ。

もう1回!
何回 言わせるの?

だって 私
マダムに エレガントなんて言われたの

初めてなんですもん。
うれしくて。

そうね。 私も初めて人から
エレガントだと言われたときは

うれしかったわ。
えっ マダム なに言ってんすか。

マダムは生まれた瞬間から
エレガントじゃないんすか?

どうだったかしら。

楓 あとはお願い。
ウィ マダム。

朱美?

気になって来ちゃいました。

先輩 めっちゃエレガンスっす。

これで セレブの仲間入りっすね。

ありがと。

一枚の良い服が
幸せへのパスポートになる。

えっ。

(楓)イヴ・サンローランの言葉です。

そのドレスで
新しい世界に旅立ちなさい。

ウィ マダム。 いってきます!

ボン・ボヤージ!

あぁ そうですか…。

あっ…。

本日は お招きいただき
ありがとうございます。

ステキじゃない。
ドレスも似合うのね。

ありがとうございます。
ご紹介しましょうね。

これは うちの嫁の桃子です。

はじめまして。
薬師寺桃子と申します。

式は盛大にやりたいと
思っておりますのよ。

ぜひ お越しくださいませね。

来週にでも ウエディングドレスを
選びに行きたいと

思っておりますの。
ねぇ 桃子さん。

えっ?
なあに?

すみません 来週はちょっと
仕事が立て込んでまして。

まだ辞めてないの?
辞めるとは ひと言も…。

まあ なにを言ってるの。

綾小路家の嫁より
大事な仕事なんかないのよ。

あの…。

おかしな嫁で すみません
西園寺さん。

さあ あちらで
お話いたしましょう。

さあ どうぞ。

桃子さん
もういらしてたんですね。

眞一さん。

今日は 一段と輝いて見えます。
あぁ どうも。

あの 実はさっき お母さんから
結婚式の話を聞いたんですけど。

母は せっかちな性格でして
すみません。

いえ それはいいんですけど。
なんか お母さん

私に 仕事辞めてほしい
みたいなことを…。

あぁ そのことなら
何の心配もいりません。

家に入っていただいても
何不自由させませんから。

私が全力で幸せにします。

えぇ あぁ…。

あっ そろそろ時間ですから
入りましょうか。

はい。

(姫香流)ママ うまくやれてるかな。

(透)パパも おばあちゃんもいるし
大丈夫だよ。

そうだよね。
うん。

じゃあ バイバイ。 また明日。

バイバイ。
バイバイ。

(段田)うわっ! あぁ~ ごめん!

大丈夫?
大丈夫です。

いや 急に飛び出してきたから。
すみません。

おじさん よけきれなかった。
すみません。

よいしょ よいしょ。

よし… よっしゃ よし OK!

よし。 は~ よいしょ。

ダンディーなおじさん ありがとう。
えっ なんだって?

(姫香流)ダンディーなおじさん
ありがとうございます!

気をつけてね。
はい。

小学生にも 俺のダンディーぶり
わかっちゃうんだなぁ。

あれ? ちょっ お嬢ちゃん!

お嬢ちゃん!

速っ!

薬師寺。

薬師寺?

眞一さんも
ああ言ってくれてることだし

このトラックとも
お別れするしかないか。

(段田)すみません。

薬師寺運送の
薬師寺さんですよね?

はい。

あれ?

今 エレガンスとおっしゃいましたね。

えっ?
エレガンスのこと 知ってんすか?

これ 行きつけの姉妹店です。
よかったら。

「エレガンスを極めたい

あなたの
お手伝いをさせていただきます」

あぁ あのときのダンディー!

ハハハハハ その節はどうも。

しかし 別人かと思いましたよ。

すっかり エレガンスあふれる女性に
生まれ変わりましたね。

おかげさまで。
ありがとうございます。

あぁ そうだ。 これ これ これ。

えっ?
まあ 読んでみてください。

では またどこかで。

あの…。

(朱美のいびき)

「私のママ。

私のママは昔…」。

(姫香流)「茨城最強のレディース
魔首領女の

七代目総長だったそうです。

いわゆる元ヤンです」。

まさか これ学校で読んだのかよ。

(姫香流)「そんなママが
変わったのは

東京に引っ越してきて
すぐのことでした」。

エレガンス?

いつも そんな格好のママには
どうせわかんないよ。

何がダメなんだよ?

エレガンスじゃないって言ってんの!

ママなんか来たら
笑われるに決まってるよ

(姫香流)「他のママみたいに
エレガンスじゃないママが

私は恥ずかしかったんです」。

あんときは
さすがの私も落ち込んだな。

何をお望みかしら?

エレガンス… エレガンスください!

(姫香流)「ママが エレガンスに
変身してくれたときは

とってもとっても うれしかった。

エレガンスを極めると言って

迷走しちゃったことも
あったけど。

今では 自慢のママです」。

うれしいこと言ってくれんじゃん。

(姫香流)「ママがエレガンスになって
私は気付いたことがあります。

それは ママが私のために
一生懸命働いてくれていたこと」。

「そして
ママは私が赤ちゃんのときから

ずっとこうして 1人で働いて

1人で私を
育ててきてくれたこと」。

(姫香流)「私はずっと

トラックドライバーのママが
恥ずかしいと思っていました」。

(姫香流)「だから
エレガンスになってほしかった。

でも 今は違います。

トラックドライバーのママは 世界で一番

エレガンスなママだと思います」。

世界で一番…。

(姫香流)「いつまでもトラックドライバーの
かっこいいママでいてほしいです。

夜露死苦ね ママ」。

ありがとうございました。

お披露目 うまくいきました?

あぁ おかげさまで。

結婚式 絶対呼んでくださいね。

うん。

(マダム)あなたに一つ
伝えてなかったことがあったわ。

はい。

エレガンスの語源は
ラテン語の 「エルグレ」から来てるの。

エルグレ?

精選する… つまり

注意深く丁寧に選ぶということ。

選ぶ?

エレガンスの神髄は
そこにあるのかもしれないわね。

誰にも流されることなく

自分の意思で人生を選択していく。

私は そう思ってるわ。

今日は お時間をいただき
ありがとうございます。

いいのよ
式の打ち合わせもありますし。

そのことなんですが…。

眞一さんとは結婚できません。

えっ。
なんですって?

破談にするということ?

たいへん失礼なことを
言っているのは わかっています。

桃子さん どうして?

私が…。

私が真のエレガンスでいるためです。

桃子さん ちょっと待って…。

眞一 見苦しいですよ 黙りなさい。

わかりました。
ご縁がなかったということで。

申し訳ありません。

桃子さん。

見込み違いだったようね。

もう忘れなさい 眞一。

結婚断った?

いやいやいや ウソっすよね?

今からでも遅くないですから
眞一さんに電話して…。

もう決めたことだから。
先輩。

やめるわけには いかねえんだ。
えっ?

最初は この仕事
姫香流 養うために始めてさ。

まあ 運転は得意だし
楽だと思ったから。

全然楽じゃなかった。

夏は暑いし 冬は寒い。
荷物は重いし。

女だからって
バカにされることもあった。

でも 姫香流のためなら頑張れた。

今じゃ こんな私でも

待っててくれるお客さんができて。

いつも すげぇ感謝してくれてさ。

大げさだけど

ただの荷物じゃなくて
幸せ運んでんだな~って。

先輩。

姫香流にも かっこいい背中
見せなきゃいけねえしな。

っしゃ! じゃあ気合い入れて
長距離行くか。

どこまでも お供します!

誰だよ 危ねえな!

眞一さん!

眞一さん 何してんすか。

桃子さんに会いに来ました。

結婚のことなら
この前も言ったとおり…。

聞いてください。

僕は 桃子さんを
幸せにすると言いながら

桃子さんの気持ちを
ないがしろにしていました。

それは 僕自身の問題でした。

実は 突然 桃子さんに
結婚を断られてしまって。

それで?

僕には 理由がわからないんです。

桃子さんが
師匠だとおっしゃっていた

あなたなら何か…。

残念ながら何も聞いてないわ。

私はただ エレガンスについて
レッスンしてただけだから。

そういえば

桃子さんは
真のエレガンスでいるためだと。

真のエレガンスって…。

(マダム)それは
人それぞれじゃないかしら。

あなたに
守るべきものがあるように

彼女も大切にしているものがある。

彼女は
自分の人生を自分で選んだのね。

あなたは どうかしら?

僕も 自分の人生は

自分で選択すると
心に決めました。

桃子さん
トラックドライバー 続けてください。

だから…。

僕と…。
待って。

私から言わせてください。

眞一さん。

トラックドライバーの私と
結婚してください。

よろしくお願いします。

クソッ!

あの女のせいで
何もかも メチャクチャに。

アイツさえいなければ…。

マダム!

幸せになろうとしてんだよ。

2人の邪魔はやめな。

このマリーが ただじゃおかないよ。

マダムって
マリーって名前だったんすね。

(桃子)あぁ。
(朱美)それに あのハイキック。

もしかして マダムって伝説の…。

魔首領女 初代総長。

(桃子/朱美)ハイキックのマリー!

エレガンスを
生まれ持ってる人はいないわ。

エレガンスは
一生をかけて磨いていくもの。

時間をかけて ゆっくりとね。

ありがとうございました!

かっけ~! マダム マジかっけ~!

先輩 私もマダムに弟子入り…。

じゃあね。
気をつけてね。

2人とも 夜9時までには
お風呂に入ること。

戸締まりを きちんとすること。

さみしくなったら いつでも
電話してきていいからな。

あと お菓子を食べすぎないこと。

2人のことは私に任せて
ハネムーン 楽しんできてください。

ありがとう 朱美。

朱美さん よろしくお願いします。
うん。

じゃあ いってきます。

(姫香流たち)いってらっしゃい!

やっと桃子さんの隣に座れました。

ぶっちぎりで幸せにしますんで。

(クラクション)

野菜のタネが 危ない?