土ドラ・僕の大好きな妻! #06[字]【仕事編・それぞれの事情シンママ店長の悲哀!?】…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

土ドラ・僕の大好きな妻! #06[字]【仕事編・それぞれの事情シンママ店長の悲哀!?】

アパレル店をクビになってしまった知花は店長の貴子に何が悪かったのか聞く。そんな貴子にもある事情があって…そんな中、悟の先輩佐竹にも人生の転機が。心通わす第6話!

番組内容
アパレル店をクビになってしまった知花(百田夏菜子)は、店長の貴子(雛形あきこ)に自分が発達障害であることを告白し、何が悪かったのか聞く。
「普通に生きていくことをまだ諦めたくないんです」
そんな知花に貴子はある事実をつきつけて…。

一方、漫画工房では、佐竹(徳重聡)が子供のために、正式に工房を辞めることを決める。師匠の萬坊(小倉久寛)にはすでに伝えたという佐竹に、
番組内容2
何も言えなくなるゆみ(結城モエ)や河口(古川毅)。悟(落合モトキ)はまだ一緒に仕事がしたいと佐竹に言うがそれが佐竹の地雷を踏む。「お前に子供を背負う覚悟が分かるのか!」佐竹の心の叫びに悟は何も言えなくなり…。

貴子もまた事情を抱えていた。中2の息子の大貴(佐藤結良)が喘息を抱え、好きな野球を諦めようとしていたのだ。そんなある日、貴子の元に大貴が発作で早退した、と連絡が入る。
番組内容3
店には副店長の由(中村加弥乃)がいたが、店長として職場をすぐには離れられない貴子に、たまたま目の前にいた知花は自分が大貴の様子を見てくると言い出す。

大変なのは自分たちだけじゃない!それぞれの事情が明らかになる、心が繋がる第6話!
出演者
百田夏菜子(ももいろクローバーZ) 
落合モトキ 
徳重聡 
結城モエ 
古川毅
 / 
雛形あきこ 
中田喜子 
小倉久寛
スタッフ
【原作】
「僕の妻は発達障害」 ナナトエリ/亀山聡(新潮社 バンチコミックス 刊)

【企画】
市野直親(東海テレビ)

【脚本】
池谷雅生

【音楽】
信澤宣明 
HAL

【主題歌】
ももいろクローバーZ「なんとなく最低な日々」(EVIL LINE RECORDS)

【OP曲】
M!LK「奇跡が空に恋を響かせた」(ビクターエンタテインメント)

【医療・発達障害監修】
バク@精神科医 NPO法人東京都自閉症協会
スタッフ2
【プロデュース】
中頭千廣(東海テレビ) 
松本圭右(東海テレビ) 
小俣絵梨(アップサイド) 
浦井孝行(アップサイド)

【演出】
阿部雄一

【制作】
東海テレビ 
アップサイド
ご案内
【公式サイト】
https://www.tokai-tv.com/bokutsuma/

【公式ツイッター】
https://twitter.com/tokaitv_dodra

【公式Instagram】
https://www.instagram.com/dodra_tokaitv/

【公式TikTok】
https://www.tiktok.com/@dodra_tokaitv

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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来週からは 別の方に
来ていただこうと思っています。

えっ…。
7日間 お疲れさまでした。

私 また何か やっちゃったんだ…。

加賀店長!

私 発達障害なんです。

えっ?
だから あの…

何が悪かったのか 本当のことを
教えていただきたくて。

私 まだ 諦めたくないんです。

普通に生きていくことを。

どうぞ 座って。

大丈夫です。

お願いします。

山田さんが接客中に

お客さまを
横取りする形になったんだけど

気付いてる?

一度 あなたに伝えましたよね。
でも できなかった。

一つのことに集中すると

他のことに 注意が
向かなくなることがあります。

うん。

じゃあ 床に 商品が
落ちていたことがあったんだけど

あれ もしかして
あなたのせいかしら?

もしかしたら 私かもしれません。

前のお店でも
お客さまの来店に気を取られて

同じようなことがありました。

もし 自分が お客で来たときに

床に商品が落ちていたら
どう思う?

あなたが
どういう人間であるのか関係ない。

正直 あなたが発達障害でも

別に 色眼鏡で見ようとは
思わないわ。

ただ 起きているトラブルには
対処する必要があります。

総合的に考えて
あなたとは 働けない。

そう思っただけ。

以上よ。

あのう… ありがとうございます。

この先 どう生きていけるのか

もう一度
ちゃんと考えようと思います。

そう。

♬~

♬~

(バイブレーターの音)

(悟)もしもし 知花。

あれ?

知花?

お疲れさま。
漫画 描けてる?

うん。 予定より
早く描き上げられそう。

すごいじゃん。

じゃんじゃん描いて 萬坊先生に
見てもらおうと思ってさ。

あっ そうだ 知花 どうだった?

別に 大丈夫だったよ。

そうなんだね。

店長に
ちゃんと謝ることできたし

私の何が駄目だったのか
聞くこともできたから大丈夫。

邪魔して ごめんね。
ちょっと 声 聞きたかっただけ。

電話 切るね。
あっ 知花。

さっき
すごいことがあったんだよ。

どうしたの?

トイレで
おならをしたんだけどさ

それが
ウグイスの鳴き声みたいでさ。

フフフ… 何それ。
そんなわけないじゃん。

ホントだって。

プ~ プピポって。 フフフ。
ハハハ!

知花にも聞かせてあげたかったな。

フフフ…。

[このときの
加賀店長との出会いが

知花の運命を
大きく変えることになったんだ]

♬~

ハァ…。

(ゆみ)水曜締め切りに向けて
あしたは 7ページから

仕上げに入って 12ページまで
完成させる流れでいきましょう。

(河口)OKグーです!
あしたも よろしくお願いします。

(ゆみ・河口)お願いします。

(佐竹)ちょっといいかな。

佐竹 学は このたび
一身上の都合で

萬坊漫画工房を
辞めることにしました。

えっ?
(河口)はっ?

(佐竹)いきなり すまん。
実は 前々から考えててな。

萬坊先生には もう伝えてある。

みんなに迷惑掛からないように

後任が決まるまでは
働こうと思ってる。

佐竹さんいなかったら
作業場 回りませんよ!

(佐竹)そんなことないだろ。
今だって 仕切ってるのは荒川だ。

もう 工房に
俺がいなくても大丈夫だ。

これで 心置きなく
漫画から足を洗うことができるよ。

(佐竹)悟。
はい。

これ 俺が描いたやつなんだけど
読んでくれよ。

(佐竹)一度だけ
佳作まで残った原稿だ。

辞める腹が決まったら

不思議と自分の何が駄目だったのか
分かるんだよ。

だから これ読んで

佳作にしか残らなかった
参考テキストにしてくれ。

分かりました。

♬~

♬~

何してんの?

悟って
部屋の片付けできないよね?

急に 何?

宮野森先生から
アドバイスをもらって

自分のできること
探してきたけど

それだけじゃ駄目って思ったの。

できないことも分からないと
周りに迷惑を掛けちゃう。

だから 私 これからは

できないことも
ちゃんと知らなきゃって思って。

悟?

知花 すごいなと思って。

できないことって
みんな 目を背けたがるし

フフ… 僕も
あまり見たくないかも。

悟も 私のできないこと
指摘してみて。

うん… 分かった。

知花は 整理整頓ができないよね。

それから 場の空気が読めない。

あとは 計画通りに
行動ができないよね。

あとは 約束を よく忘れちゃう。

あと 言葉選びができないかな。

思ったことを
そのまま口にしちゃうっていうか。

あとね…。
(はなをすする音)

あっ… ごめん ごめん。
うん この話 終わりにしよう。

悟の意地悪…。
あっ… も~う。

うう~…。
ごめん ごめん ごめん…。

ハァ… 書けば書くほど
できないこと多いな。

はい。

根詰めすぎないでね。

ありがとう。

僕も ここでやろうかな。

うん。

♬~

♬~

ストーリーが

構成を回収するための
段取りになっていて

主人公にみじんの魅力も
感じられないなぁ。

ううう… ハァ。

ありがとうございます。
休日に押し掛けて すみません。

謝ることないんだよ。

北山君の そういうガッツ
買ってるから。

その調子でさ
もっと ガッツガッツ来てよ。

じゃあ。

(ドアの開閉音)

萬坊先生 相変わらず手厳しいな。

いえ。

できてないところを
的確に指示してもらって

ありがたいです。
悟は 頭が柔らかいからな。

面白い漫画には
読者が寄り添える主人公が

必ず存在する。
俺も休みの日に押し掛けて

先生に 同じ指摘を
何度も受けたもんだ。

続けることしか
才能なかったからな。

あっ 佐竹さんの漫画
読ませてもらいました。

そうか。
単刀直入に どう思った?

バンドの設定は
面白かったんですけど

マニアックな説明に
こだわりすぎてて

読みづらかったです…。
だよな。 よく分析できてます。

でも 魅力的な主人公でした。

もしかして
モデルって佐竹さんですか?

いかにも。
学生時代 バンド組んでたんだよ。

やっぱり?
あれな

萬坊先生に 自分の履歴書
作るように勧められて

生まれたキャラクターなんだよ。

そうだ。 試しに 悟も
履歴書 書いてみたら どうだ?

僕の履歴書をですか?

うん。

履歴書…。

できました。
おう どれどれ。

長崎県 佐世保生まれか。

ヘヘ… 僕の人生って
つまらないですよね。

そもそも 主人公になる
タイプじゃないんですよ。

漫画の背景にいる
無名のモブキャラを

地で生きてきたんで。

初恋って いつだ?

初恋? 突然 何ですか?

いいだろ 減るもんじゃないし。
教えてくれよ。

初恋… う~ん。

幼稚園のときの麻衣ちゃんかな。

お米屋さんの娘さんで

おままごととかしたりして
遊んでましたね。

で 片思いのまま
失恋しちゃったんですけど

チョコは もらったんですよ。

甘酸っぱい
小さな恋のメロディーだったんだな。

じゃあ 佐世保では
どんな暮らしだったんだ?

田舎暮らしで 自然に囲まれてて

虫とか魚とか
とるのが好きでしたね。

近所の用水路で
ドジョウがとれちゃうんで

ペットボトルのわなとか仕掛けて
遊んでました。

初めて 漫画を描いたのは
小5の夏休みの自由研究で

『カブトムシ VS カマキリ』っていう
4コマ漫画を描いたんです。

高2の夏休みに描いた
『賢者パウロの冒険』が

漫画賞で入選して それで初めて
飛行機で東京に来たんです。

あのとき 編集者の人が
ごちそうしてくれた

神保町のカレーは
今でも 忘れられませんね。

(佐竹)どうだ?

僕の人生って こんなに…。

(佐竹)お前にしか描けない漫画が
絶対にあるはずだ。

佐竹さん…。

ありがとうございます。

辞めてく人間が
余計なお世話だな。

おせっかい焼きの佐竹 学は
クールに去るとするか。

<「ほろよい」飲んで なにしよう?>

♬~

<サントリー 「ほろよい」>

(菜々緒)スッキリすると
(オカリナ)ココロが軽くなりま~す

軽やかでいたいね

そういう時代よね

(2人)ぷはぁ~
<サントリー新「オールフリー」>

マスターのできないことって
何ですか?

う~ん
僕が 一番にあげるとしたら…。

計算かな。
あ~ 計算は 私もホントに駄目。

えっ? だけど
カフェ経営って大変ですよね?

うん。 だから ほら 見て。

分かりやすいように

値段を 全部 一律にしてるの。

なるほど。
そうやって対処してるのか。

知花ちゃん 早く
僕にも聞いてもらいたいんだけど。

マッスン まだ
マスターに聞いてるから待って。

ああ…。

あとで
メールでまとめて送るよ。

マッスンが 自分のこと話したくて
うずうずしてるから。

あっ。
もう…。

じゃあ マッスンは どう?

(マッスン)データ入力できない。
電話対応できない。

企画書が読めない。
書類の仕分けできない。

経理 あり得ない。
もう できないことだらけで

社長とか周りに
迷惑掛け通し!

じゃあ 何で続いてるの?

(マッスン)知らない人でも
積極的に話し掛けられる

この性格のおかげで
飛び込み営業でも

ばんばん売り込みできるし

プレゼンでも いくらでも
しゃべり続けていられるんだよね。

(マッスン)そうやって 新規顧客とか
取引先の開拓で貢献してるから

会社に
重宝してもらってるんだよね。

そうか… 自分のできることだけ
頑張るっていう方法もあるんだ。

営業は マッスンの天職なんだね。
うん… まあ この話の本質はね

つまり 会社と持ちつ持たれつの
関係になれれば

お互い ウィンウィンに
なれるっていうこと…。

私 また しゃべりすぎましたね。

(温田)障害者雇用のことは
考えてる?

手帳 持ってるんだよね?

うん。 でも 障害者雇用だと
やれる仕事が限られちゃうから。

任せてもらえる仕事の幅は
まだ減らしたくない。

でも これって
わがままなのかな?

だったらさ 履歴書に
発達障害のこと書いてみれば?

えっ?
こっちから カミングアウトすればさ

理解ある企業も
見つかるってもんよ。

カミングアウトすれば
気持ちも楽になるしね。

だって 向こうは 分かった上で
雇ってるわけだから

こっちも気を使わなくていいしさ。

うん…。

(温田)だけど みんなが
マッスンみたいに

うまく はまるわけじゃないよね。

仕事が多種多様あるように
特性も多種多様あるわけだから。

でも このカフェだって
発達うたってるわけだし

定型と同じ戦力でやりたい
っていう 知花ちゃんにとっては

それが
ベストなんじゃないのかなぁ。

ありがとう。
もう少しだけ考えてみる。

《素直に納得できなかった…》

《履歴書に書くと
迷惑を掛けることを

無理やり
肯定させる気がしてしまう》

《でも 伝えないのは

嘘をついているのと
同じなのかな》

《発達障害と分かってから

自分が どんどん
卑屈になっているような気がする》

《あなたが
どういう人間であるのか

関係ない》

《正直 あなたが発達障害でも

別に 色眼鏡で見ようとは
思わないわ》

♬~

よし。

(山田)昨日の合コンでぇ
トイレ行く廊下でぇ

あたしが狙ってた商社男子に
一番カワイイねって

言われたんですけどぉ。

≪お話し中 すみません。
(由)はい 何でしょう?

えっ?

あのう
店長 いらっしゃいますか?

(由)今日は 本社の方で会議です。

そうですか。

お買い物ですか?

あのう…
ちょっと見てっていいですか?

ええ… もちろん。

どうぞ ごゆっくり。

《あれ?
何で 話し掛けないんだろう?》

(由)どちらも デザイン
すてきですよね。

どっちも捨てがたいんだけど
これ着たら 若すぎない?

(由)いえ すごくお似合いです。

《なるほど タイミングを
見計らってたんだ》

ただいま。

♬~

(角田)≪メンチに「翠ジンソーダ」 推せる…≫
(桜井)推せる…!!

いたの?
勝手に飲んでんじゃねぇ!

えっ何それ
ん~! んーじゃなくてさぁ

(店員)≪「翠ジンソーダ」の缶です!
それもしかして もう流行ってんの?

まだ

<缶だよ。サントリー>

(戸田)<男は葛藤していた 春巻き 唐揚げ
エビカツ>

<こいつぁ飲みたい ぐいーーっと飲みたーい

でも控えるんだった
カラダのことも気にしなきゃ!>

(戸田)でしょ?
(沢村)そうです…

だったらこれ!

(泡の音)シュワー
(戸田)<その葛藤にどんぴしゃ 金麦のオフ>

はい 休憩~。

知花
いつの間に帰ってきてたの?

ウフフ ただいま~っと。

これ 何?
僕の履歴書。

佐竹さんに教えてもらって

一度 自伝的な漫画を
描いてみようかなと思って。

へぇ~ 履歴書かぁ。

知花?

ううん。 悟が主人公の漫画なんだ。
楽しみ。

ありがとう。

今日 遅かったね。
どっか行ってたの?

前のお店で 仕事 覚えてたの。

ん? えっ… どういうこと?

私 一度に一つのことしか
できないから。

覚えながら
何かをするって無理だし。

まずは 仕事を覚えることから
始めようって思って。

なるほど。

うん…
すごくいいことだと思うけど

でも わざわざ あの店で
覚えることはないんじゃない?

あそこじゃなきゃ駄目なの。

加賀店長がね
発達障害の私じゃない

私を見てくれたの。

だから 加賀店長と一緒に
お仕事したいって思って。

そう思える人がいるなら
頑張った方がいいと思う。

うん。 頑張る。

(山田)ハッ… ハハッ。

ハハ…。

山田さん 取り置きの商品
色が違うって

お得意さまから
クレームの電話がありましたけど。

(山田)えっ?

でも 私 置いてあるやつを
渡しただけなんで。

山田さん…。

♬~

♬~

ねえ。

野球部の夏合宿
ホントに いいの?

何が?
(貴子)だって…。

どうして辞めちゃったの?
せっかく レギュラーになれたのに。

邪魔になるんだから
仕方ないだろ。

ぜんそくは 悪いことじゃない。
邪魔なもんか。

チームに
迷惑掛けたくないんだよ。

ごちそうさま。

《私 まだ 諦めたくないんです》

《普通に生きていくことを》

♬~

(ゆみ)
先生 みんなの都合が合えば

今夜 佐竹さんの
送別会を開きませんか?

(萬坊)ああ そうだね。
そうしよう。

別に いいですよ。
締め切りあるんですから。

(ゆみ)予定より 早く進めてるので
ご心配なく。

佐竹さん。

どうした?

本当に アシスタント
辞めちゃうんですか?

ああ。

今のまんま いけませんかね。

えっ?

バイト
掛け持ちしてたじゃないですか。

それなら
今から正社員になっても

収入 そんな
変わらないと思うんですよ。

僕は まだ
佐竹さんと仕事がしたいんです。

だから 無理なんだって。

無理言ってるってのは
分かってます。

でも この工房には
佐竹さんが必要なんです。

この工房が うまく回ってるのは

佐竹さんが 萬坊先生と僕たちの
懸け橋になってくれてるからで

佐竹さんが

先回りして 段取りを
組んでくれてるからですよ。

編集の高田さんとの連絡。
締め切りまでのスケジューリング。

全部 佐竹さんが
僕らのやりやすいように

してくれてたからで。

トイレットペーパーだって
佐竹さんが気付かなきゃ

僕ら 誰も替えないし。

それだけ この工房のこと
愛してるのに どうして?

分かってるんですよ。
分かってんだけど…。

(佐竹)分かってねえよ!

お前に 何が分かる?

子供を背負って生きる責任が
分かるのか?

俺だって ホントは まだやりたい。
でもな

現実を見ないと駄目なんだよ!

42歳で 漫画家アシスタント。
職業欄は アルバイト。

確定申告で 生涯 一度も
年収300万を超えたことがない。

おまけに子供は
嫁の扶養に入れてもらってる。

お前は それでも
家族に胸を張って

漫画 続けられるか!?

萬坊先生みたいに 第一線で
30年続けられる漫画家なんて

ほんの一握りで

ほとんどは 夢を諦めて
消え去っていく。

これが
ありきたりの現実なんだよ。

(萬坊)あっ! そういえば
佐竹君の奥さんから

手紙を預かってたんだった。

幸子からですか?
(萬坊)うん。

(ゆみ)何これ?

(河口)どういうことっすか?

(佐竹)何で これを先生に?

(萬坊)うん。 佐竹君が
辞めるって言った 次の日

奥さんが来てね。

君が本音を口にしたら
見せてくれって頼まれてたんだ。

その年で アシスタントを辞めるって
普通は 正解じゃない。

だから 辞めてもいいと思う。

ただ 一度 奥さんと
ちゃんと話し合ってみたら?

ちょっと触ってみてください。
(女性)サラサラ。

(山田)すごい
さらっとしてますよね。

ちょっと いいですか?

何が目的ですか?

えっと… すいませんでした。

もしかして 嫌がらせ?

いえ… 私 もう一度
お店で働きたくて。

それで 皆さんの仕事を
見て覚えようかと。

(由)えっ? ってことは
商品 買う気はないってこと?

やっぱり ご迷惑でしたよね。

(由)そうですね。 迷惑です。

もう
来ないでもらっていいですか?

営業妨害なんで。

すいませんでした。

(由)ホント 意味分かんない。
(貴子)彼女 何しに来たの?

また うちで働きたいから
仕事 覚えようとしてたって。

正直 あり得なくないですか?

♬~

北山さん!

店長?

これ イヤリング。

あっ 私 持って帰るの
忘れてたんですね。

何度も すみませんでした。
いえ。

あと それから…
副店長から注意を受けました。

ご迷惑お掛けして
すみませんでした。

仕事を覚えようとしてたって
ホント?

はい。

でも もう行かないようにします。

イヤリング
ありがとうございました。

失礼します。

(貴子)北山さん。

ちょっと いいかしら?

北山さんに
聞きたいことがあるんだけど。

はい。

発達障害で
あなたを生んだ親は憎い?

いえ。

憎んでは… いないです。

なぜ?

子供は 親を選べないけど

親も子供 選べないですよね。

お互いさま… かなって。

私からも 一ついいですか?

ええ。 何?

もし 私が履歴書に
発達障害があるって書いたら

店長は どうしますか?

書いてあっても
採用してくれましたか?

すみません 変なこと聞いて。

短い間でしたけど
本当に ありがとうございました。

では 私は これで。
(バイブレーターの音)

はい 加賀です。

えっ… 大貴が発作?
どういうことですか?

ぜんそくが ひどくなって早退?
一人で?

大貴に連絡してみます。

何で 出ないのよ。

あのう…。

私 行きましょうか?

えっ?

店長 お店に戻らないとですよね。

私でよければ
息子さんの様子を見てきます。

だけど…。
遠慮しないでください。

分かったわ。
お願いできるかしら?

ここだ。

(チャイム)

(チャイムを連打する音)

≪(大貴のせき)

≪(大貴)はい…。
あっ。

大貴君 大丈夫!?
どちらさまですか?

ご… ごめんなさい。

えっと… 怪しい者ではなくって

店長に頼まれて
大貴君の様子を見に来たんです。

あっ 私 北山 知花と申します。

風邪ひいただけだから
大丈夫です。

でも 発作が起きたって。
ホントに 大丈夫なんで。

店長が帰ってくるまで
帰れません!

いや 困るんですけ…。

(せき)
大丈夫!? 背中 さすろうか?

どいて。
(せき)

(大貴のせき)

失礼します。

お薬 どこ?
あっ… お水 飲む?

ごめん
今 話し掛けない方がいいよね。

どうしよう… えっと…。

おなか すいてる?

違う 違う そうじゃない。
慌てない 慌てない。

大貴君 一休みだよ。 一休み。

(せき)

あっ! 救急車 呼ぶ!?

じっとしててよ。

えっ?

何か すいません。
気にしないで。

他に 何かしてほしいことある?

ホント もう大丈夫です。

(おなかの鳴る音)

もしかして おなかすいてる?

何か 食べたいものある?

私 夜ご飯 作るよ。

失礼します。

店長 用意してくれてるんだね。

(大貴)ビーフシチュー…。

えっ?

ビーフシチューが食べたい。

OK!

(貴子)ごめんなさい 今日の遅番
代わってもらえませんか?

えっ? 私 早番だったんですけど。

ごめん。
あした あたしが早番も出るから。

分かりました。

ごめんなさい。
よろしくお願いします。

あのう
お代わりしてもいいですか?

もちろん。
そんな 遠慮しないでよ。

じゃあ お代わり。

うれしい! たくさん作ったから
いっぱい食べてね。

実は…。

ルー 全部 使っちゃったの!

そんな作ったんですか?

私 何でも やりすぎちゃうんだ。

そういえば さっき
すごいテンパってましたよね。

ごめんね 役に立たなくて。

いえ 超おかしかったです。

知花さんみたいな人が
毎日 そばにいたら

母さん すごい楽しいだろうな。

そう思ってくれたら
うれしいな。

はい どうぞ。

最近 家でも
イライラしてるからな 母さん。

そうなんだ。

もともと
愛想のいい人じゃないんだけど

小6のときに 俺がぜんそくで
発作 起こしてから

母さん 仕事中に何度も

学校と病院に
呼び出されるようになって。

シングルマザーだから
すごい大変だと思うんですよね。

仕事だって
毎日 帰ってくるの遅いし。

朝飯も弁当も夕飯も
全部 手作りなんですよ。

俺のせいで 笑う余裕も
ないんでしょうけどね。

大貴君 ちゃんと
お母さんのこと見てて 偉いね。

(大貴)そんなことないですよ。

ただ 母さん すげえ頑張ってんの
目に入ってくるんで。

大貴君 すごいね。
私より大人だ。

大人っていうか
ハンディ持ったんだから

諦めるとこ
諦めなきゃだなって。

だから 俺
野球も諦めたんですよね。

ぜんそくの発作で
部活の練習ストップさせてから

みんな
気を使ってくれるんですけど

ホントに あり得ないぐらい
いいやつらばっかで。

だけど やっぱり
迷惑だと思うんですよ。

野球って チームプレーだから。

そっか 大貴君は 諦められたのか。

あたしも
諦めようとしたんだけどさ。

何を?

あたし 障害があって
普通に働くことできないんだよね。

えっ…。

でも

あんなふうに 大好きな人の前で
私らしく笑ってたいから

やっぱり諦められないな。

あの大貴君
すごく いい笑顔してるよ。

ホントは 野球で お母さんを
笑顔にしたいんじゃないのかな?

ごちそうさま。

ちょっといい?

♬~

はい。

(大貴)「絶対 ネバーギブアップ!」

何これ。 超ダサいんだけど。

≪(ドアの開く音)
≪(貴子)ただいま。

おかえり。

おかえりなさい。
お疲れさまでした。

北山さん 今日は
ありがとうございました。

おかげで助かりました。

いえ
とんでもないことでございます。

少ないですけど お礼です。

いいですよ そんな!
そういうわけにはいきません。

あっ じゃあ…。

1, 356円 下さい。

お肉とジャガイモと
ニンジンの値段です。

あっ タマネギは ごめんなさい
あるもの使わせてもらいました。

1, 356円 お渡しします。

その前に ちょっと待ってて。

(貴子)食べきれないから
持って帰って。

あっ じゃあ この分のお金は
お返しします。

結構よ。

こぼさないように
気を付けてね。

では ありがたく頂戴します。

失礼しました。

知花さん。
今日は ありがとう。

ネバーギブアップ!

(貴子)こぼすわよ!
すいません。

≪(ドアの開閉音)

(佐竹)
ここ 続けることにしました。

これからも
よろしくお願いします!

いや~ 幸子に 「あんた
それしかできないでしょ!」って

怒られてなぁ。

そもそも
俺が子供の世話してたのも

会社員の嫁さんからすると
意外と役立ってたみたいで。

子育てを俺に任せられるから
仕事を頑張れるんだと言うんだよ。

(ゆみ)そもそも
うまくいってたってことですね。

そりゃあ
「今さら辞めるなバカ!」っすね。

家事 育児 アシスタント。

今日から 俺は 三足のわらじを
きわめることにする。

(ゆみ)それって
今までどおりってことですよね。

特に 宣言する必要もないっすね。

ハハハ! そういうことだ。
すまん。

佐竹さん。

悟も このとおり。

おかえりなさい。

フフ…。

うん。

(萬坊)ベベン!

フフフ…。

知花さんって面白い人だね。

面白い?
(大貴)うん。

また 母さんの店で働けないの?

もう寝なさい。
風邪 ぶり返すわよ。

分かってるって。

あのさ…。

今日は ごめん。
ごめんなさい。

大貴。

野球 続けなさいよ。

えっ?

誰に迷惑掛けようと
やりたいようにやんなさいよ。

あんたの人生なんだから。

チームのみんなが
頼っていいって言ってるなら

とことん頼りなさいよ。

♬~

大貴君 中学生なのに
ホントしっかりしててさ

店長の苦労を思って
色々我慢してるんだよ。

でもさ 絶対 やりたいこと
諦めてほしくないって思った。

ずっと そばにいるから
本音が言えないって

僕たちも 最初は それが原因で
ケンカになったよね。

そんなこともあったね。

うん。 このビーフシチュー
ホントに おいしい。

あんな子がいたら幸せだろうなぁ。

でも 子供育てるって
大変だろうな。

知花
ビーフシチュー 冷めちゃうよ。

それでね 店長 週6出勤しながら
朝昼晩 ご飯 作っててさ。

すごくない?
あたしには 絶対 無理だと思う。

親の愛情って すごいよね。

佐竹さんも子供たちのために
漫画道 諦めようとしてたしさ。

それだけ思える存在なのかな?

かもしれない。

子供かぁ…。

子供のいる生活って
どんななんだろう。

僕も欲しいな。
知花との子供。

えっ?

知花は どう思う?

(バイブレーターの音)