警視庁・捜査一課長 #9[解][字] …のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

警視庁・捜査一課長 #9[解][字]

シリーズ誕生10周年!
内藤剛志主演の超人気ミステリーが集大成に挑む!
度肝を抜く最新シーズンで、ひときわ大きな「ホシをあげる」!

◇番組内容
“猫耳カチューシャ”を手にした男性の遺体が見つかった!被害者の男性は、部下に無茶なノルマを課し、成績の悪い部下にはキツイ言葉を浴びせるなどパワハラまがいの上司だったことが判明。若手社員が続々と離れていく中、ひとり従順に指示に従っていた女性社員がいたこともわかる。しかし、彼女は≪猫のように自由気ままに生きたい≫という願望を抱いていて…!?大岩一課長の愛猫・あずきもホシをあげる-奇跡の≪猫回≫!?
◇出演者
内藤剛志、斉藤由貴、本田博太郎、鈴木裕樹、飯島寛騎、陽月華、菊池隆志、塙宣之(ナイツ)、床嶋佳子、金田明夫
【ゲスト】芋生悠、尾上寛之、松田賢二、JP、貴島明日香、尾木直樹
◇脚本
政池洋佑
◇監督
木川学
◇音楽
山本清香
◇主題歌
石崎ひゅーい『花束』(Sony Music Labels Inc.)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】関拓也(テレビ朝日)
【プロデューサー】秋山貴人(テレビ朝日)、島田薫(東映)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/ichikacho6/
☆Twitter
 https://twitter.com/sosaichikacho

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. ネコ太
  2. 親松
  3. 鵜飼
  4. 猫耳
  5. 自分
  6. 朝倉
  7. 猫カフェ
  8. 亜沙美
  9. 一課長
  10. 被害者
  11. 師匠
  12. お願い
  13. 望子
  14. 失礼
  15. 捜査員
  16. 朝倉亜沙美
  17. ビビ
  18. 指示
  19. 猫好
  20. シュッ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから → 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のある配信サービスがありますので、以下バナーなどからラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。



(あずきの鳴き声)

(大岩純一)あずき!? どうした?

(大岩小春)ちょっと待って。
うん。

うん? 「嫌な予感がする」?

小春は 言ってる事がわかるのか?
うん。

どうやら 猫界隈が
ざわついてるみたい。

えっ?

ねえ あなた
あなたも気をつけてね。

うん わかった。

あずき ありがとう。

(携帯電話の振動音)
ちょっと すまん。

一課長 大岩。

何!? ご遺体が猫耳を?

わかった。 すぐに臨場する。
(あずきの鳴き声)

〈東京で発生する凶悪犯罪は
年間 約1000件〉

〈その全ての捜査を指揮するのが
警視庁 捜査一課長である〉

♬~

(小山田大介)お疲れさまです。
現場は こちらです。

ご苦労さん。

(警察官)お疲れさまです。
ご苦労さん。

(板木望子)お疲れさまです。
(古代 学)お疲れさまです。

(平井真琴)お疲れさまです。
こちらです。

(望子)被害者は 鵜飼博さん 48歳。

新宿に本社がある
黒々商事の営業部長です。

(望子)身分証とともに

財布やスマートフォンも
残されていました。

(古代)死亡推定時刻は
昨夜の11時前後。

死因は 鋭利な刃物で
腹部を刺された事による失血死。

凶器は見つかっていませんが

ご遺体周辺の血液の量が
少ない事から

別の場所で殺害されたあと

ここに運ばれてきた可能性が
あります。

《(猫の鳴き声)》

(望子)一課長 どうなさいました?

いや なんでもない。

じゃあ お願いします。
(鑑識官)はい。 せーの…。

ヤマさん。
はい。

猫の毛が付着していたな。

被害者は
猫を飼っていたんでしょうか。

(大岩の声)
猫好きの多くは 外出する前に

粘着テープで猫の毛を取る。

だから 自宅以外で
接触したものじゃないかな。

今は 猫カフェなど

外で猫と触れられる機会も
多いですしね。

こんなものまで
持ち歩いていたなんて

よほどの猫好きだったんだな。

(古代)猫耳カチューシャは
頭につけるだけで

誰でも かわいくなれる
ファッションアイテムとして

パーティーや
メイドカフェだけでなく

普段の生活でも 広く使われます。

こんな感じで。
あっ!

この猫耳は
きちんと手入れされていました。

大事に扱われてきたものと
思われます。

だとすると
その猫耳の本当の持ち主は

本気で
猫になりたかったのかもしれない。

本当の持ち主?
じゃあ 被害者は

誰かの猫耳を奪った事で
殺害されたとでもいうのかよ?

いや そんな事まで
わかりませんけど

ただ この猫耳と

あの被害者の頭の形は
全く合いませんし

それに この猫耳と
被害者の持ち物の色合いは

全然違うんですよ。

それに 何より…。

あの被害者 とても猫好きとは
私には思えないんですよね。

まあ これも なんとなくですけど。

また お前の得意の勘か。

ヤマさん 大福の勘は特別だ。
はい わかりました。

頭の隅っこの一番下に
入れておきます。

ただし この猫耳の持ち主が
猫になりたがっていたというのは

いささか 頭に入りづらいものが
ありますけど…。 すいません。

ええーっ!
じゃあ 小山田管理官は

今まで一度も 猫になりたいと
思った事ないんですか?

あるわけないだろ お前!

あるのか…。

だって 人の言う事 聞かなくても
許してもらえそうじゃないですか。

うん まあ… 猫になれなくて
残念だったな。

天笠!
(天笠一馬)はい!

一課長 お願いします。
うん。

今朝 ご遺体を発見した
只野空見さんが

昨夜 この辺りで
不審な鳴き声を聞いたそうです。

捜査一課の大岩です。
当時の状況を教えてください。

(只野空見)はい。

昨日の夜11時頃
近くを歩いていたら 突然…。

ギャア~オ…!

猫?

猫の鳴き声?

…のような 猫じゃないような。

小山田管理官 お願いします。
なんで 俺なんだよ。

ワアアアーッ!

似てる!

あっ でも もうちょっと
猫寄りだった気がします。

小山田管理官。
もう 出しきったよ。

猫以外に 誰かいませんでしたか?

暗くて
そこまでは見えませんでした。

猫が1匹 ジャンプして
逃げた気がしたので

その時は 猫が喧嘩したと思って
スルーしたんですけど

今朝 来たら 猫耳が見えて…。

白猫?

♬~

(空見の声)でも
全然 猫じゃありませんでした。

署で詳しく
お話 聞かせてください。

はい。
ありがとうございました。

目撃証言は
昨夜の犯行時刻と一致します。

うん。
うん。 でも まさか

逃げた猫が犯人っていうわけでも
ないしな…。

でも もし 犯人が
ここに隠れていたとしたら

見つからないために

猫のふりをしたって可能性は
ありますよね。

ギャア~オ…!

(小山田の声)じゃあ
「ギャー」っていう叫び声ってのは

一体 なんだったんだ?

いずれにせよ 猫が
犯人を知っている可能性はある。

関係者ならびに
周辺の猫を洗います。

(井上孝介)行ってきます。
(古代)行ってきます。

じゃあ 私は
猫耳の持ち主 捜してきます。

うん。

ヤマさん。
はい。

赤坂見附署に
特別捜査本部を設置する。

承知しました。

(望子)気をつけ!

(望子)一課長に敬礼!

(望子)休め。

(望子)被害者は
むちゃなノルマを課した上で

成績が悪い部下には
きつい言葉を浴びせるなど

部内の人間関係は 決して
良好とはいえなかったようです。

(一同)どうもすみませんでした!

(鵜飼 博)
罰として 最低でも1日100軒

新規を開拓しろ!

データにとらわれるから
成績が上がらないんだ。

気合だ 気合!

お前 今 俺に反抗したよな?
(社員)とんでもありません!

俺に歯向かう奴など いらん!
ハウス! もう帰れーっ!!

(天笠)若手社員が続々と退職
または 異動希望を出す中

被害者の指示に忠実に従っていた
社員が1人いました。

入社2年目の朝倉亜沙美です。

朝倉。
(朝倉亜沙美)はい。

(鵜飼)73度のお茶。
(亜沙美)はい。

(亜沙美)お待たせしました。

30秒以内に100部コピー。
(亜沙美)はい。

朝倉 電話2台でアポ取り1000件。

お世話になっております。

私 黒々商事 営業部の
朝倉と申します。

ええ 少々お待ちください。

私 黒々商事 営業部…。

「みんなも朝倉を見習って
俺の言う事を素直に聞け」

「そうすれば 絶対にうまくいく!」

(天笠)ところが 最近
取引先とのトラブルを巡って

2人の関係に
ひびが入ったそうです。

5000万円の損失。
全部 お前の責任だ。

どうした? 朝倉。 ん?

いつもなら すぐ
自分の非を認めるところだろ。

部長の指示どおり動けず
ミスした時は

もちろん 私の責任です。

でも 今回は 部長のご指示を
最後まで守り通しました。

私は どうすれば
よかったんでしょうか?

簡単な事だ。
自分の責任だと認めて 謝れ。

私の責任です。
申し訳ありませんでした。

とっとと取引先に行って
土下座してこい。

はい。 失礼します。

(灰島ねずこの声)あの日を境に

朝倉さんは
会社を休みがちになりました。

事件があった日も

ようやく出社してきた朝倉さんを
つかまえて…。

(亜沙美)返してください!

(鵜飼)お前 反省するどころか
これ 俺に喧嘩売ってんだろ?

そういうつもりでは…。
じゃあ なんなんだよ!

猫耳つけて
ごめんにゃさいってか?

土下座させるぞ この野郎!

返してください…!

(天笠)その時
被害者が手にした耳状のものが

現場で見つかった猫耳とみて
間違いなさそうです。

つまり 猫耳の持ち主は
朝倉亜沙美という事か。

猫耳から採取した指紋ですが

警察のデータベースに
該当するものはありませんでした。

朝倉亜沙美は
本日 会社を無断欠勤し

連絡がつかない状態です。

まずは 被害者の怨恨関係を
調べるとともに

まだ見つかっていない凶器と

猫耳の持ち主とみられる
朝倉亜沙美の行方を追う。

(捜査員たち)はい。
一課長 お願い致します。

人間誰しも

なりたい自分と現実の間で
悩み苦しむ。

それが
事件の発端となる時もあれば

成長への大きな力となる事もある。

我々捜査員 全員に必要なのは
互いに尊重し 助け合う事だ。

そうすれば 不可能は可能になる。

必ず 真実を明らかにし
ホシを挙げる!

(捜査員たち)はい!
よし 行くぞ!

(捜査員たち)はい!

♬~

ビンゴ。

(賽銭を入れる音)

(かしわ手)

♬~

(猫林たま)すみません。

私もね 猫が大好きなんですけど
そのバッグ かわいいわね!

撮影させてもらえませんか?

あっ はい。

えっ えっ…?
いやあ かわいい~!

(カメラのシャッター音)

(シャッター音)

うう~!
もう離れられない この子たちと。

お願いです。
譲ってもらえませんか?

お金なら払います。

はい どうぞ。
ありがとう!

どうぞ…。
ありがとう!

すみません。
朝倉亜沙美さんですよね?

私 警視庁の平井と申します。

刑事さん…?

あの…
さっきのかばんの青島って

確か 瀬戸内海で有名な
猫の楽園ですよね。

いや うちのね 猫好きの上司も

一度行ってみたいって
言ってるんですよ。

猫好きの上司なんて
この世にいるんですか?

えっ? もちろんですよ。

うちの一課長なんて
猫2匹と暮らしてますから。

うらやましい…。

あの… 上司の鵜飼さんが

昨日 亡くなられた事は
ご存じですよね?

あっ… 会社に行ってないので
ニュースで知りました。

鵜飼さんは

むちゃな命令ばっかりする方
だったとお聞きしました。

でも 朝倉さんは 今どき珍しく
指示どおりに動く方だとか。

会社員ですから
上の指示に従うのは当然です。

ふーん。

あっ だから
猫になろうと思ったんですか?

指示どおり動くだけじゃなくて
自分らしく生きるために。

自分らしく…。

鵜飼さんのご遺体の近くに
落ちていた猫耳

これ 朝倉さんが
大事にしてたものですよね?

いえ 私のものではありません。

じゃあ ゆうべ11時ぐらいって
どちらにいらっしゃいました?

私 疑われてるんですか?

質問に答えてください。

はい。

その時間なら 家の近くの
スポーツジムにいた… にゃん。

にゃん?

このあと予定があるので
失礼します。

待て!

すごっ。

本当に 命令されると
断れないんですね。

じゃあ 念のため ここに

指紋の採取
ご協力お願いします。

任意なら お断りします。

ここに指紋を押してください!

はい。

ありがとうございます。 うん。

まあ 私が言うのも
変な話ですけど

確かに 朝倉さん 人の言う事
聞きすぎかもしれませんね。

もうちょっと 猫みたいに
自由気ままに

生きるようにしたほうが
いいかもしれませんよ。

にゃに言ってるんです。

私ぐらい自由気ままな人にゃんて
いませんよ。

にゃんと。

私 決めたんです。

もう にゃににも
縛られにゃいって。

すいません。

あの もう一つ
お願いがあるんですけれども。

素敵な猫ちゃんのね Tシャツ
お召しですけれども

写真 撮らせてください。

はい。

やっぱり 全然 猫じゃにゃい。

(二宮)
服のニオイ気にして色んなもの使ってない??

はい古い~!

今やニオイ専用これ1本で全部いけちゃいます

<史上初 全部無臭化洗浄>

「紫のNANOXニオイ専用」
<キャンペーン中!>

突然 にゃんにゃん言い始めた?

しかも だんだん
調子にのってきちゃって

ワンセンテンスに
最低1個は入れにゃいと

気が済まにゃいように
なってきた…。

うつっちゃいました。

(奥野親道)語尾に「ギョ」とか
「コリン」とか付ける人いますけど

キャラクターの設定上
いったん やり始めると

なかなか やめられないのが
難点ですよね。

ちなみに ネットで

「ネコ修行」という
怪しい動画を見つけたんですよ。

「こんばんにゃ」

「猫になりたい
門下生のみにゃさん

今日も ネコ修行

我が輩と一緒に
やっていくにゃ~」

(奥野)このサングラスの女性

朝倉亜沙美に
似ていると思いませんか?

うん…。

(奥野)
ふざけているように見えますが

このところ 毎日 動画は
律義に更新されていました。

ここまでして
猫になりたいとすれば

大事にしていた猫耳を奪われて

殺意が芽生えたりする事も
あるのでしょうか?

(ノック)
入れ。

(古代)失礼します。

一課長。 現場にあった猫耳と
朝倉亜沙美の指紋が一致しました。

ヤマさん。
朝倉亜沙美 任意で取り調べます。

♬~

鵜飼さんに
猫耳を持ち去られた日の夜

あなた スポーツジムに行ってた
って話でしたけど…。

ジムの防犯カメラに あなたの姿は
どこにも映っていません。

証拠もなしに 私が落とせるとでも
思ってるんですか?

何度 聞かれても 答えは同じ。

私は 殺して にゃい。

実は 私も あなたと同じように

猫になりたいと
思った事があります。

にゃんと。

どんな仕事でも
プレッシャーはあります。

正直言うと 私も 毎日
逃げ出したくなる事ばかりです。

でも うちに帰ると

2匹の猫が そんな私の悩みを
吹き飛ばしてくれます。

今 この瞬間を 精いっぱい生きる。

それだけで十分幸せなんだと
毎日 猫から教わっています。

だから 自信を持って
自分らしく生きればいい。

…なんて きれい事を
おっしゃるつもりですか?

刑事さんと私を一緒にしないで。

私は そんなに強くない。

本当は 最近まで猫が苦手でした。

自由気ままに生きるなんて
リスクしかない。

そう思ってました。
でも そうするうちに

人に言われた事しか
できなくなってしまったんです。

猫みたいに生きたい。
口では言っても

外で疲れた時
1人になれる場所を必死に探して

猫耳を手に持って

心を落ち着かせる事ぐらいしか
できない

臆病な人間なんです。

おっしゃるとおり
自由ほど怖いものはありません。

でも あなたの人生は
扉の外にある。

自分で自分の道を決める
チャンスが

そこにはあるんですよ。

これ 任意ですよね?

扉の外に帰らせてください。

ただいま。

あっ あなた お疲れさまでした。
でも すぐ戻るんでしょ?

ご飯 用意するから
少しでもいいから食べていって。

小春 いつもありがとう。

その代わり これをお願い。

ただいま。 はい ただいま。

あずきはね ビビの事

大岩一課長を支える懐刀として
尊敬してるらしくて

将来は 警察犬ならぬ

警察猫になりたいなんて
言いだしたの。

だから 今は ホシを挙げる特訓中。

へえ~。 すごいな あずきは。

そんな長文が言えるのか。

ビビも
師匠として負けてられないわね。

いつの間にか ビビも師匠か。

♬~

にゃんにゃん にゃんにゃん
にゃんにゃん…。

にゃっ!

「猫川幕府」?

♬~

うわっ!

(洗井竜太郎)いらっしゃいませ。
洗井亭へようこそ。

あなたの洗いていものは
なんですか?

あ… 洗いていもの?
くどい上司とか。

くどい上司?
あっ いやいや いやいや…。

あの… それは いいんですけど。

いや 私 あの…
すいません 実は あの…

クリーニング店に
用事があるわけじゃなくて…。

こういう者なんです。

お向かいの猫カフェに
ちょっと用事がありまして。

あなたみたいに
猫になりきってるお客さん

よく来るんです。

あの… ちなみに この方なんて

猫になった気分で ここ
横切っちゃったりしてますか?

ああ ちょくちょく見ますね。

確か うちの近くの公園で
殺人事件があった夜も。

まさに泥棒猫って感じで
公園をウロウロしてましたよ。

泥棒猫?

(鳴き声)

♬~

にゃんと。

奇遇ですが 私も 実は…

猫好きにゃんです。

(親松 実)お待たせしました。
いつものネコパフェです。

(亜沙美)
ありがとうございます 師匠。

師匠! あの… 私も じゃあ
ネコパフェ1つ お願いします。

デカ盛りで。

失礼ですが うちのネコ修行に
ご参加された事 ありましたか?

ネコ修行?
ええ。

いや あの 独学ですけど…。

あっ じゃあ あの ぜひ 今度
参加させて頂きます 師匠…。

にゃん。
ハハハハ…。

(ドアの開く音)
いらっしゃいませ。

あの方が
あなたのお師匠にゃん?

(亜沙美)
いえ 店長の親松さんです。

もしかして あの方が
あなたが猫好きになるきっかけを

与えてくれた人なんじゃ
ないんですか?

いや まあ これ…
なんとなくの勘にゃんですけど。

あなたと親松さんとの
出会いについて

聞かせて頂けませんか?

私は 子供の頃から臆病で

人前で自分を表現する事が
苦手でした。

人の言う事を黙って聞いていれば
なんとかなる。

そう思い込んできた私に
突然 限界が訪れました。

とっとと取引先に行って
土下座してこい。

申し訳ございませんでした。

(亜沙美の声)
誰かの言いなりでしか

生きてこなかった

私の全てが否定されました。

自由になるには死ぬしかない。

そう考えていた私の前に

生きろと命令する人たちが
現れたんです。

(親松)ネコ太~?

ネコ太!
ほらほら ネコ太 こっちこっち!

こっちこっち! ネコ太…。

捕まえてもらえますか?

はい。

(親松)ああっ… あっ…。

すいません 変なお願いして。

いえ。
ネコ太 ほら。

ちょっと 待て 待て
ネコ太 ネコ太~。

ネコ太 ちょっと…
誰か捕まえて! 誰か!

(亜沙美)はい。

ああ ああ…。

(鳴き声)

ネコ太~。 よしよしよし よし…。

もう逃げるなよ~。

猫ちゃん 動かないでね。

あっ さっきは すいません。

私 頼まれたら断れないんです。

動くんじゃないぞ。

はい。

あなたじゃなくて ネコ太です。

ごめんなさい。

ネコ太 動かないでね。
(親松)動くなよ。

ネコ太 動くなよ。
動くなよ…。

はい!

(鳴き声)

すいません。

(亜沙美の声)そのあと
親松さんが店長を務める

この猫カフェに
連れてきてもらって。

ああ… すいません。
ネコ太 なかなか懐かないから。

うらやましい。

あっ…。

私 子供の頃から ずっと

親に言われたレールの上を
歩いてきて。

会社に入ってからも
上司の言うとおりにしてきたのに

結局 その上司に裏切られて

ミスの責任を取らされたんです。

こんな私に生きてる意味なんか…。

(鳴き声)

♬~

また会いに来て。

また会いに来て。

ネコ太が そう言ってます。

そんなふうに言われたら
断れないじゃないですか。

(鳴き声)

ネコ太みたいに生きちゃえば
いいんですよ。

少しずつでいいから

もっと自由に もっと自分勝手に。

これは 僕からの指示って事で。

…はい。

(亜沙美の声)あの日

親松さんとネコ太に
出会っていなければ

私は もう ここにはいません。

朝倉さんにとって親松さんは
大切な人なんですね。

でも 誤解しないでください。
変な感情はありませんから。

あっ…。

(親松)お待たせしました。

ネコデカ盛りパフェです。

かわいい~!

けど でかっ!

ごゆっくりどうぞ。
ああ…。

師匠。

今日は ネコ太 いないんですか?

また逃げちゃって。
えっ?

ああ…
でも 大丈夫だと思いますよ。

いつも なんだかんだ
帰ってくるんで。

そうなんですか…。
残念。

♬~

じゃあ 師匠 失礼します。

ネコ太
すぐ戻ってくると思うんで。

また…。

(親松)来てね。

師匠 お元気で。

(ドアの開閉音)

刑事さん。

嘘をついて ごめんなさい。

私が鵜飼さんを殺しました。

にゃんだかなあ…。

♬~

鵜飼さんを殺害した動機は
なんですか?

散々馬鹿にされた揚げ句

大事な猫耳を
捨てられそうになって…。

(刺す音)
(鵜飼)うっ うう…。

凶器は どうしました?

逃げる途中に捨てました。
どこにです?

忘れました。 焦ってたので。

親松さんの事 かばってますよね?

そんなわけないじゃないですか。

あの日の夜 遺体発見現場近くで

あなたの姿
目撃されてるんですよ。

親松さんに
捜査の目が向かないように

自分の指紋がついた猫耳を
鵜飼さんの手に握らせた。

違います。
全部 私がやりました。

朝倉さん。

もう 猫かぶるの
やめにしません?

あなたは 猫じゃない。
人間なんです。

自由気ままに生きるのが怖い。
それは当たり前の事です。

でもね

自分の心に従わないで生きるって
それ もったいなくないですか?

大切な人を守るのも
大きな決断です。

ただし 真実を隠す事が
本当の意味での解決になるのか

よく考えたほうがいい。

悩むのは

生きている人間のみに与えられた
特権です。

♬~

一課長。
ああ。

(望子)被害者の鵜飼博と

猫カフェのオーナー 親松実の
接点を調べたところ

猫川幕府が入っているビルの
オーナーが

鵜飼博だとわかりました。

それと 3カ月前

親松は 店に来た客と もめ
相手に軽傷を負わせていました。

すでに示談が成立していますが

それ以降 店の立ち退きを巡り
被害者と度々口論していたと

クリーニング店の洗井店長が
証言しています。

大福先輩が採取してきた
猫カフェ 猫川幕府に勤務する

ネコ蔵 ネコ兵衛
ネコ川家康の毛と

被害者の衣服に付着していた
猫の毛が一致しました。

殺害現場は猫カフェだった…。

《(猫の鳴き声)》

(親松)ハハハハ…。

はいはいはい はい。

ええ~。

美味しいか? うう~…。

お客さん
猫がお好きなんですね。

はい。
できれば吸いたいぐらいです。

ハハッ…。
ハハハ…!

うちには ビビとあずき
2匹いるんですよ。

ああ…。
うん。

捜査一課の大岩と申します。

警察の方でしたか…。

(親松の声)あれは ほんのはずみで
うちの猫を守るためでした。

なんだよ!
全然 懐かねえじゃねえかよ!

(親松)あの…。
ああ?

乱暴な言い方 やめてください。

店長 あんたのしつけが
なってねえんじゃねえのかよ。

しつけがなってないのは
あなたのほうではないですか?

なんだと? コラ!

やめてください!

ああっ!
イ… イタタタタ…!

(親松の声)そのあと すぐ
鵜飼さんが来て

ビルから出ていくようにと
告げられました。

お客さんと もめた事は謝ります。

でも この店は

猫に癒やされたい人たちにとって
大切な場所なんです。

どうか続けさせてくれませんか?

俺にとってもね

ここは 大事なビルなんですよ。

(親松)昔 勤めていた会社で
なじめず 悩んでいた時

この猫カフェと出会いました。

店のオーナーに
店長をやらないかと誘われ

会社を辞めて 転職しました。

生まれて初めて 自分の意思で

敷かれたレールから
外れる事ができたんです。

あなたも

朝倉さんと似たような生き方を
してきたんですね。

彼女を見ていると
まるで昔の自分のようで…。

(親松)本日の修行は

「ネコは液体」です。

猫の気持ちに 少しでも近づく事で
自分を解放し

自由気ままな生き方を
学んでいきます。

まず ネコ太先生!

お手本をお願いします。
(一同)お願いします!

(鳴き声)

(一同)おお~!

(拍手)

自由ですね。

(親松)液体なんで入ります。
猫は入ります。

ほらほらほら! 液体ですからね。

猫の気持ち!
ああっ…。

体 硬くて 全然 無理です。
ごめんにゃさい。

でも 朝倉さん

とっても柔らかい表情してますよ。

師匠…。

いきましょう。 ほら!
もう… もう 猫になれる!

朝倉さんが

鵜飼さんを殺害したと
自供しました。

私には 誰かを
かばってるようにも見えます。

私を疑ってるんですか?

殺害された鵜飼さんの服に

この店の猫の毛が付いていました。

店内で殺害された
可能性もあります。

そんな…!

親松さん 令状を取って
鑑識に調べさせて頂きます。

ちょっと失礼。

《(猫の鳴き声)》

朝倉さんが大切にしていた
ネコ太がいなくなったのは

事件があった日の
夜からだそうですね。

はい。

これまで ネコ太が

お客さんを噛んだり
引っかいたりした事は

ありませんでしたか?

ネコ太は
店で一番おとなしい猫です。

よほどの事でもない限り

怒ったり
爪を立てるような事はしません。

猫カフェの床から

大量の血痕を拭き取られた跡が
見つかった。 よいしょ。

殺害場所は これで決まりだな。

とすると

犯人が猫カフェから公園まで
遺体を運んだとすれば

夜は 人通りも少ないから

あんまり目撃証言は
望めにゃいですね。

まあ 残る手がかりは あの

「ギャー!」っていう
叫び声ぐらいかな。

ギャアアーッ!!
おおっ!

…ですよ。
ああ。

お疲れさん。
(小山田・真琴)お疲れさまです。

一課長
大福に大福の差し入れですか?

大福 頼むぞ。

頑張ります。
うん。

フフ…。
私 お茶入れてきます。

一課長 ありがとうございます。
いただきます。

(奥野)わあっ!

…失礼しました。

(笹川健志)捜査が
行き詰まっているようだな。

大岩純一捜査一課長。

笹川刑事部長 ご心配おかけし
申し訳ありません。

トランクス。

最近どうだ? 元気してるか?

多分 私の事だと思うので…。

はい。 元気にしています!

掘った芋 いじんな…。

は… はい?

掘った芋 いじんな!

掘った… 掘った芋は
いじってないです…。

ホッターイモ イジンナーウ。

いや…
芋はいじってない… ないですね。

16時20分です。

オーケー!

さすが大岩。 以心伝心だな。

笹川刑事部長は
「掘った芋 いじんな」ではなく

「ホワット タイム
イズ イット ナウ?」…

「今 何時?」と
英語で聞いていたんですね。

言葉が通じるか通じないかで
捜査に支障をきたすなど

断じて許されない。

正義を貫く心で共鳴し合えば

言葉の通じない相手とも…。

コミュニケーションを取る事は
できるのだ。

ありがとうございます!
肝に銘じます!

期待しているぞ
大岩純一捜査一課長。

小山田大介庶務担当管理官。

幅 ないっすね。

…ハブ ア ナイス デー!

オーケー! 完璧です!

♬~

失礼します!
(小山田・奥野)失礼します!

言葉が通じない相手って 一体
誰を指しているんでしょうか?

それは

先入観にとらわれすぎてるんじゃ
にゃいの?

ヤマさん。
はい。

捜査本部に
全捜査員を集めてくれ。

わかりました。

これより 捜査員全員で

猫1匹を捜す!

(どよめき)

(望子)マンチカンの
8歳で

名前は ネコ太。

好きなものは 猫じゃらし。

さらに 「ネコ太…」と

囁くように声をかけられるのが
大好物だそうです。

捜索範囲は 現場の猫カフェから
半径500メートル。

いつもよりは狭いが 相手は猫だ。

我々の想像を超える場所に
隠れていても おかしくはない。

覚悟して かかれ。
(捜査員たち)はい。

一課長 お願い致します。

ここにいる捜査員全員
それぞれ 個性も違うが

真実を求めて走り続ける
その思いは 一枚岩だ。

心を同じくした者同士なら
人間も猫も関係ない。

我々一丸となって

被害者の無念を晴らすために
必ず ホシを挙げる!

(捜査員たち)はい!

よし 行くぞ!
(捜査員たち)はい!

(望子)猫じゃらし配ります!

(あずきの鳴き声)

(鳴き声)

ん…?
あずき 私にホシをくれるの?

(鳴き声)

んっ? 何…?

何?
(鳴き声)

ホシを挙げる…?

わかった。
すぐに臨場しましょう!

私 あっち。 他 お願いします。
(捜査員たち)はい。

にゃー…。 ネコ太~…。

ネコ太…。

ネコ太…。

おーい ネコ太…。 ああ…。

ネコ太…。

ネコ太… どこだにゃ?
(舌を鳴らす音)

ねえ あずき。 どっちだと思う?

(鳴き声)

オッケー。 あっちね。

(猫の鳴きまね)

(天笠)ああ ああ… にゃー。

ネコ太…。

はあ… ネコ太~…。

♬~

あっ いた~…!

ネコ太… ネコ太…。

ネコ太…。

ネコ太ちゃん…。

ネコ太…。

小春さん。
小山田さん!

どうして?

あっ… あずきのお手柄なの。

負けた…。

(鳴き声)

鵜飼さんを殺害したのは
あなたですね。

猫カフェの向かいの店の

洗井さん。

(天笠)あなたの店の奥から

血痕の付いたナイフが
見つかりました。

ネコ太の爪を調べたところ

人間のものとみられる皮膚片が
採取されました。

あの日の夜 ネコ太に引っかかれて
「ギャー!」って わめいたの

あなたですよね?

その手袋 外して
見せてもらえませんか?

♬~

(ため息)

♬~

客として
猫カフェには 何度か行ってて

親松が ドアの鍵と貴重品を
隠してる場所を

全部 知ってたから

時々 深夜に潜り込んで
金を奪ってた。

(鵜飼)何してる?

(洗井の声)でも まさか あの日は
ビルオーナーの鵜飼が

泥棒を捕まえようとして
見張ってたなんて…。

(鵜飼)うちのビルの評判を
落とすまねされたら

困るんだよ!

通報する。

おい ちょっと待てよ。
(鵜飼)ああ?

(刺す音)
(鵜飼)うわあっ…!

(洗井の声)もし
猫カフェで遺体が見つかったら

向かいの店の俺が
真っ先に疑われると思って

遺体を
近くの公園まで運んでいったら

突然 猫が来て…。

(ネコ太のうなり声)
(洗井)ああ ああ ああ ああ…!

(引っかく音)

ギャア~オ…!

(猫の鳴きまね)

(空見)ああ… 猫か。

その猫が俺を引っかかなければ…。
全部 お前のせいだ!

(あくび)

あなたの身勝手な話は
聞くに値しないそうです。

ネコ太 おかえり。 おかえり。

(鳴き声)
うん。 ごめんな…。

(亜沙美)どうぞ。
すいません。

ありがとうございます。

♬~

あの日 鵜飼部長が
このビルに来ると聞いて

猫カフェを続けさせてほしいと
お願いしようと思いました。

(親松)物件が見つかったら
すぐ出ていきますんで…。

(鵜飼)大体 猫カフェって
なんなんですか? ええ?

(亜沙美の声)店の中から

鵜飼さんが
師匠とやり合う声が聞こえて

しばらくして戻ってきたら…。

♬~

(亜沙美の声)公園に行くと
鵜飼さんが亡くなっていて…。

鵜飼さん…?

(亜沙美の声)
服に 猫の毛が付いていたので

親松さんが事件に関わっていると
思い

とっさに 私の猫耳を
その場に置いて 逃げました。

どうしても 親松さんには

この猫カフェを
続けてほしかったんです。

すいません。 僕なんかのために…。

親松さんは 私の師匠ですから
恩返しするのは当然です。

でも 結局 また ネコ太に
助けてもらったんですけどね。

ネコ太は素知らぬ顔してますけど

自分が事件の鍵になると知って
逃げ回ってたんじゃないですか。

私も だんだん 猫の気持ち
わかるようになりました。 はい。

だが…

まだ 全ての事件が
解決したわけではないようだな。

(鳴き声)

朝倉さんは なんで 親松さんを
かばおうと思ったんですか?

それは…

親松さんが師匠だからです。

そうですよね。 僕は師匠だから。

いつまで
猫をかぶっているつもりですか?

(ネコ太の鳴き声)

ほう…。

猫がおなかを見せているのは

リラックスしている証拠。

(ネコ太の鳴き声)
ん? ほう…。

ネコ太は お二人の事を

自分の家族だと
思っているそうです。

うちの一課長 猫語わかるんです。
はい。

家族だなんて そんな…。

僕は 家族でもいいです。

…えっ?

僕は… 亜沙美さんみたいな人と
家族になりたいです。

♬~

…お断りします。

♬~

今まで ずっと 誰かに指示され
決められた道を歩いてきました。

でも これからは

自分で決めた道を
自分の足で歩いていきたいんです。

♬~

親松さん。

私が もし 猫みたいに
親松さんを振り回しても

許してくれますか?

…猫好きには たまりません。

よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

(鳴き声)

お二人の猫カフェ
いつか 必ず 伺います。

はい。 フフッ…。

フフフ…。

ネコ太…。

ただいま。
あっ おかえりなさい。

ただいま。

ビビとあずきのおかげで
事件解決だ。

(ビビの鳴き声)

(あずきの鳴き声)
ん…?

小春 励まされちゃった。

「一課長も頑張って」って。
うん。

俺も負けてられないな。 なっ。

(鳴き声)

「来週は最終回だ」って…。
うん。

ん…? それに…。

(ビビの鳴き声)

「なんだか嫌な予感がする」って…。

ビビは なんでも お見通しだな。

一課長 大岩。

何!?

…わかった。 すぐに臨場する。

私たちも卒業か…。

必ず ホシを挙げる!
(捜査員たち)はい!

(天津大地)
シュッ シュッ シュッ…!

シュッ シュッ シュッ シュッ!
(桐沢祥吾)オーケー。