[新]「金田一少年の事件簿」 File01【学園七不思議殺人事件】[解][字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

[新]「金田一少年の事件簿」 File01【学園七不思議殺人事件】[解][字][デ]

5代目金田一・道枝駿佑(なにわ男子)!日本謹製、本格ミステリー×ホラー。
シリーズ史上最大のスケールで贈る、これぞ“金田一少年”の決定版!

出演者
道枝駿佑(なにわ男子)、上白石萌歌、岩﨑大昇(美 少年/ジャニーズJr.)/沢村一樹

【1話ゲスト】
大友花恋、細田佳央太、前田航基、杉本哲太、光石研
番組内容
金田一一(道枝駿佑)の通う高校に学園七不思議と呼ばれる謎があった。七瀬美雪(上白石萌歌)の所属するミステリー研究会がその謎を探ることに。ある夜、一と美雪は生物室で首を吊る部長の桜樹(大友花恋)を目撃。「放課後の魔術師」らしき仮面の人物が見えたが、中へ踏み込むともぬけの殻で、翌日桜樹の遺体が発見された。剣持警部(沢村一樹)が捜査を始め…。
奇怪な密室殺人事件の謎に隠された、壮絶な哀しい真実とは…!?
監督・演出
【演出】木村ひさし
原作・脚本
【原作】天樹征丸、金成陽三郎
【漫画】さとうふみや(講談社)
【脚本】川邊優子
音楽
【音楽】兼松衆、斎木達彦/見岳章
【主題歌】「The Answer」なにわ男子(ジェイ・ストーム)
制作
【チーフプロデューサー】三上絵里子
【プロデューサー】櫨山裕子、岩崎広樹、秋元孝之、大護彰子
【制作協力】オフィスクレッシェンド
【製作著作】日本テレビ
おしらせ
【番組HP】
https://www.ntv.co.jp/kindaichi2022/
【公式Twitter】
https://twitter.com/kindaichi_5
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/kindaichi_5/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  1. ハァ
  2. 桜樹先輩
  3. 剣持
  4. 生物室
  5. 的場
  6. 美雪
  7. 旧校舎
  8. 立花
  9. 犯人
  10. 真壁
  11. 村田
  12. 尾ノ上
  13. 魔術師
  14. 七不思議
  15. 刑事
  16. 先輩
  17. 放課後
  18. お前
  19. 学校
  20. 佐木

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(七瀬美雪)
<不動高校の学園七不思議>

<それは
旧校舎に潜む怪人が仕掛けた

7つの呪い>

<1つ目の呪いは
「あかずの生物室」>

<ある晩
教師に頼まれた女生徒が

電球の明かりを
交換していると…>

うっ…!

<女生徒は首を吊り

以来 生物室は使用禁止の
あかずの間になった>

<2つ目は 「手首が這う印刷室」>

<満月の夜に
裁断機で
手首を切り落とした男子生徒>

ハッ…! うっ!

<彼の手首は 今も 印刷室を
さまよっているらしい>

<3つ目は
「血に染まった井戸」>

<体操着で掃除をしていた
女生徒が 突然…>

キャ~!

<井戸に突き落とされ…>

<井戸の水は真っ赤に染まった>

<4つ目は 「死を刻む大時計」>

<2階の廊下にある
針の止まった大時計>

<その針を 逆に回した教師が
下敷きになった>

(教師)うわ~!

5つ目は 「底なしプール」。

(美雪の声) 赤い水着を着て
プールサイドを歩くと

何者かに足をつかまれ
引きずり込まれる。

数年前 溺死した
水泳部員の足首には

赤黒い手の痕があった。

6つ目は 「魔の十三階段」。

閉鎖中の北側の階段に
ないはずの十三段目が存在する。

(男子生徒)10 ・11・12…

13?

ハァ… ハァ…!

クラクション

(美雪の声) その十三段目を
踏んでしまった生徒が

帰り道に事故死した。

そして 7つ目。

7つ目は 長らく不明です。

以上です。

(るい子) ありがとう 七瀬さん。

(るい子) 今回 わがミステリー研究会で
調査するのは

この 不明になっている
7つ目の不思議を突き止めること。

(尾ノ上) でも 部長…。

7つ目の不思議を知った者は

放課後の魔術師に殺される
って話もありますよね。

(真壁) ププ… ハハハハハ!

何ビビってんだよ
いるわけねえだろ そんなの。

あ?

でも面白そうですね
ぜひ調査しましょう。

次の新作のヒントになるかも。

うん。

(真壁) 雑誌の取材があるので
僕は これで。

みんな いい?

不動高校に伝わっている
学園七不思議は全て

この旧校舎に
すみ着いているという怪人

放課後の魔術師の仕業だと
いわれている。

放課後の魔術師は実在するのか

その正体は何者なのか。

7つ目の謎を解明すれば

放課後の魔術師の正体に
近づけると思うの。

(金田一 一) ん~…。

(副校長の声) 「北の館は我が住処。

手を触れることは許さぬ」。

(副校長) 「我が言葉に背かば

7つの呪いがふりかかるであろう。

放課後の
魔術師」。

(副校長) どうしますか? 校長。

(校長) この脅迫文のせいで
これまで何度も

旧校舎の取り壊しを
見送って来ましたが

今度こそ 旧校舎は取り壊します。

(的場) しかし それで もし
生徒たちに何かあったら…。

(教師) これは
取り壊しの騒音を嫌がる

近隣住民の嫌がらせじゃないかと。

呪いだなんて ばかばかしい。

このことは 生徒たちには
伏せておいてください。

また 魔術師がどうとか…。
(非常ベル)

火事だ!
(非常ベル)

(ざわめき)
(非常ベル)

先生 先生!
えっ?

(教師) あぁ~!
(非常ベル)

(教師) ほら 行きましょう。
(非常ベル)

はじめちゃん!?
(非常ベル)

おう 美雪!
(非常ベル)

(立花) コラ~!
あぁ!

ちょちょちょちょ…!
待って 待って!

まだ焼けてないから!
(立花) 焼けてないって何がだよ!

後で あげるから…
もうちょっと待っといて?

(教師) またお前か 金田一!

どうも!

毎度 お騒がせしております
金田一 一です。

♬~

♬~

♬~

いくら燃やしたって
赤点は消えないのよ?

まったく…。

違うって~
イモ焼いてただけなんだって。

ほら 食う?

いらない。
え~?

新じゃがなのになぁ~。

<彼は 幼なじみの
金田一 一ちゃん>

<こう見えて 実は彼

天才といわれた名探偵
金田一耕助の孫なんです>

うまぁい!

ん?

「学園七不思議」。

あぁ ちょっと
汚さないでよ~! あぁ もう…。

今度ミス研で調べんの?
うん。

ずっと謎になっている
7つ目の不思議をね。

でも それを知ると
殺されるっていわれてるの。

そんな… ウソだろ。

イモには塩辛が めっちゃ合う!

グルメか!

こだわるな。
痛ぇ~。

(戸が開く音)

よかった まだ残ってたんですね。
うん。

ポスターが完成したんですよ。

桜樹先輩に1番に見せたくて。

後で張っておくから
置いておいて。

ハァ… つれないなぁ~。

先輩~ 僕の小説
読んでくれましたよねぇ?

何?
桜樹先輩って

頭がいい男が
タイプなんですよね?

じゃあ 僕のこと好きでしょう?

頭が良くて才能もあって~…。
離して!

痛っ…。

少し
調子に乗り過ぎなんじゃない?

あ?

高校生で小説の賞を取るなんて
大した才能よね。

でも変ね。

私 あなたには
少しも魅力を感じないの。

本当は あなたが
書いてないんじゃないの?

あの小説。

そんなわけないでしょ…!

♬~

(キーボードを打つ音)

ハァ…。

あっ もしもし 七瀬さん?
今から学校に来られる?

見せたいものがあるの。

うん… そう。

うん 部室で待ってる。

じゃあ また後で。

ハッ…!

(何かを引きずる音)
(足音)

♬~

もう~ 何で俺まで…。

いいじゃない どうせ暇でしょ?

よいしょ。

あ… ちょっと はじめちゃん!

先 行かないでよ~。
えっ?

腹へったなぁ。

♬~

あれ? 桜樹先輩は?

いないな。

(佐木竜太) 七瀬先輩。

あっ。
おっ…。

あっ 佐木君 尾ノ上君。

2人も桜樹先輩に呼ばれて?

うん。
あの変なメッセージを見て。

ホントだ。

「10時にあかずの生物室で
死の儀式が行われる」。

フッ… 何だこりゃ。

(立花) コラ~!
うわっ!

お前たち何をしている!

ハァ…! バナさん。

(立花)
≪こんな時間に呼び出された?≫

はい でも
部室に行っても いなくて…。

大体 こんな遅くまで
学校 うろつくなよ…。

だから バナさん
うろついてたわけじゃなくて…。

何だって?
すいません!

(尾ノ上) ミス研の会報誌。

(立花) えっ?
2012年?

勝手に触るな。

すいません。

撮るな!
すいません。

平気 平気!
バナさんツンデレだから。

チッ… 何 言ってんだよ。

あぁ そうだ!
お前がな ゴミ箱に捨てたやつ

とっといてやったぞ ほれ!

答案用紙!

あ~! 余計なまね すんなよ!

ツ… ツンデレってやつだ。
全然 違ぇし。

撮るなよ!

そろそろ見回りの時間だ。

私が君たちの部室も
見て来てあげるから

ここで待ってなさい。
あっ… あの

一緒に行ってもいいですか?
心配なんです。

はじめちゃんも来て。
えっ 何で?

「何で?」じゃないわよ 行くの!

邪魔するなよ。
しないです~。

(立花) さ~て。

次は旧校舎だ。

大丈夫かな 桜樹先輩。

電話にも出ないし…。

ん?

はじめちゃん?

あそこ 明かりがついてる。

誰か いるのかな?

妙だな。

あそこは
「あかずの生物室」がある所だぞ。

「あかずの生物室」?
ああ。

扉が開かないんで
誰も入れないはず。

(ドアが開く音)

開きましたけど。
ああ…。

桜樹先輩!?

♬~

はじめちゃん!?

♬~

♬~

(ドアを開けようとする音)
うっ…!

バナさん! 鍵は!?

あかずの間だ あるわけねえだろ!
クソ!

桜樹先輩! 桜樹先輩!

(的場) どうしたんです!?

あっ 先生!
中に首を吊った桜樹先輩が…!

えっ?

(尾ノ上) どうしたんですか!?

おい 何してんだよ!
いいから ドアを壊すんだよ!

急げ!
(尾ノ上) おう…!

桜樹先輩は…!?

えっ?

いない…!?

(立花) どういうことだ?

(尾ノ上) 何があったんだよ。
(的場) それが… 彼らが ここで

首を吊ってる桜樹君を見たと。
(尾ノ上:佐木) えっ!?

でも 中に入ったら
いなくなってて。

幻でも見たんじゃないのか?
いや 確かに ここにいた。

(立花) 私も見た
一緒にいた不気味な仮面も。

不気味な仮面?

あれが

放課後の魔術師なんじゃ…。

(尾ノ上) ウソだろ…。

(真壁) 「あかずの生物室」が
開いてんじゃねえか!

で 何の騒ぎだよ?

真壁君 桜樹先輩が首を吊ってて。

は?

この部屋に 先輩と魔術師が
いたはずなのに

消えちゃったのよ。

それ 桜樹先輩の
いたずらなんじゃねえの?

いたずら?
だって

僕たちを呼び出したのも
桜樹先輩だろ?

ちょうど七不思議のことを
調べ始めて

僕らをビビらせるには
絶好のタイミングだよ。

でも…。

ここで こうしてても仕方ない。

君たち 今日は もう帰りなさい
さぁ ほら。

さぁ。
(立花) あぁ… もうこんな時間だ。

♬~

(ざわめき)

(生徒たちの話し声)

なぁ どうしたんだよ?

旧校舎で人が死んでるって!

(的場) ごめんね。
(ざわめき)

通して。
(ざわめき)

桜樹君…!

あっ…!

♬~

(サイレン)

(村田) はい ちょちょちょ…。
(サイレン)

(村田) 剣持警部。
(剣持) ご苦労さん。

(村田) こちらです。
(剣持) 現場の状況は?

遺体発見は午前7時45分。

(剣持) あぁ どうもどうも。

あの 私 警視庁の

剣持と申します。

早速なんですが
昨晩 学校に居合わせたのは

こちらの7名で
間違いないですね?

はい。

(剣持) テストの採点で残っていた
的場先生と

宿直の立花さん。
はい。

それ以外は皆
被害者にSNSで呼び出された。

あの… 私は直接 電話が。

あっ では お1人ずつ
お話を伺って行きましょう。

え~ それで その電話の内容は?

「見せたいものがあるから
学校に来てほしい」って。

今から学校に来られる?
見せたいものがあるの

(剣持) 見せたいもの?
何でしょう… 心当たりは?

分かりません。

それで 夜10時頃

見回りに出た
立花さんたち3人が

新校舎の渡り廊下から

旧校舎 生物室の桜樹さんと
犯人の姿を目撃した。

はい 間違いありません。

そして ドアを
開けようとしているところに

物理室から的場先生が駆け付けた。

その通りです。

その時 君は?

僕は宿直室にいました。

で 君は どこに?

俺は ちょうどトイレに行ってて。

(剣持) それで騒ぎを聞きつけて
やって来た。

ところが みんなでドアを開け
中に入ると

死体は消え
犯人も いなくなっていたと。

(真壁)
つまり こういうことですか?

犯人は 一度 生物室の外に出て
桜樹先輩の死体を隠し

僕たちが帰った後
また死体を吊るした。

(剣持の声)
君は 最後に到着した…。

真壁 誠です ご存じないですか?

ちょっと有名な推理作家なんです。
(剣持) あぁ そう。

でも それは無理だよ。

刑事さん あの生物室は昨日
密室だったんだ。

密室?

俺たちが駆け付けた時

出入り口のドアは
閉ざされていて

中の窓も鍵が掛かってた。

それは確かですか?

はい 完全な密室だったんです。
(真壁) はぁ!? じゃあ

どうやって犯人や桜樹先輩は
生物室から いなくなったんだよ。

魔法でも使って消えたってのか?

そもそも 誰も入れない
「あかずの生物室」に

一体どうやって入ったのか…。

放課後の魔術師が
やったんじゃ…?

放課後の魔術師?

よくある学校の怪談ですよ。

あぁ オカルトですか。

桜樹先輩が見せたかったものって
何だったのかな。

もしかしたら先輩

7つ目の不思議のことが
分かったんじゃないかな?

だから放課後の魔術師に襲われた
っていうのか?

こんなことになるなら…

七不思議なんて
調べなきゃよかった。

「やめましょう」って
私が止めてれば…。

美雪。

何だよ 尾ノ上
こんなとこに呼び出して。

(尾ノ上) なぁ 真壁。

お前 何で昨日 遅れて来たんだよ。

はぁ? 何が言いたい?
答えろよ。

別に ただ遅れただけで

お前には関係…。
(尾ノ上) お前が桜樹先輩を

殺したんじゃないのか?

プハハ… はぁ!? バカか!

何で俺が桜樹先輩を。

お前の秘密を先輩がバラしたら
困るからだろ。

何だよ 秘密って。

お前 ゴーストライターいるだろ。

賞は
お前の実力で取ったんじゃ ない。

分かってんだよ。
じゃあ証拠は あんのかよ?

それは これからだ。

フッ…。
(尾ノ上) けど俺は必ず お前の…。

だから お前はダメなんだよ
尾ノ上!

は?

僕に嫉妬して妙な妄想しやがって。

才能がないヤツの典型だな。

お前さ
この間の小説コンクールで

一次予選すら
通らなかったんだろ?

(真壁) 証拠もねえのに
くっだらねえ言い掛かり

つけてる暇があんなら

少しは自分の脳みそ鍛えたら
どうなんだ!? うすのろ!

あぁ~‼
何だよ。

ハァ ハァ ハァ…!

(真壁) おいバカ やめろ…。
あぁ! あぁ…!

痛って…!

バカ野郎!

あ~‼

あぁ… あぁ… あぁ!

来い。
ちょっ…!

来いっつってんだろ。

佐木 お前だろ!
うっ… 僕 言ってません。

じゃあ 何で尾ノ上が知ってんだ?
あぁ!?

何か しゃべったんだろ!
ホントに 誰にも言ってない!

黙れ!
うっ…!

あっ…。

バラされたら… 俺は終わりだ。

♬~

(尾ノ上) 何 見てんだよ…!

うっ!

「才能ねえ」だ!? コラ!

お前も どうせ
ひとが書いてんだろ!? なぁ!

なぁ!
ぜってぇ見つけてやるからな!

うぅ! あぁ!

見たくねえんだよ
お前の顔なんかよ!

ここもいるんだよな お前は…。

分かってんだよ。

ハァ… ハァ…。

お前も才能ないのにな!

なぁ! そうだろ? 真壁!

ハァ ハァ ハァ…。

お前で最後だ…。

んっ!

うっ!

ん?

(ハンマーで頭を殴る音)
うっ…!

あっ…。

あ… あ… あ あ あ あ…!

ハァ ハァ ハァ…!

あっ…!

ハァ ハァ ハァ…!

(立花)
いつもの順番で 新校舎から この
旧校舎への巡回をしていました。

(刑事) 見回りで おかしなこと
なかったですか?

(立花)
特に変わりは なかったです。

昨日のこともあったんで
旧校舎に関しては…。

(剣持)
はい ちょっと ごめんなさいね。

ご苦労さん。

おう。

(村田)
死因は頭蓋骨骨折による脳挫傷。

出血が少ないのは
気になりますが

布などを巻き付けた
ハンマーのような鈍器で

頭頂部を殴られたものと
思われます。

なるほど…。
また七不思議だ。

ここは七不思議の2つ目

「手首が這う印刷室」と
呼ばれているんです。

(剣持) う~ん…。

「あかずの生物室」に
「手首が這う印刷室」ですか。

つまりは見立て殺人ってことか。

あっ お前!

いつの間に!
あぁ 俺 いつの間に? フフフ。

な な 何ですか…。
(村田) 現場に入るんじゃ ない!

(立花) すいません 私のほうから
よく言っておきますんで。

ちょっと 痛いんすけど。
(立花) ほら 早く…。

じゃあ朝になって
バナさんが死体 見つけたんだ。

ああ。

尾ノ上は
印刷室で殺されたのかな?

それとも七不思議に なぞらえて
犯人が印刷室に運んだ?

(立花) これ以上
学校のことは詮索するな。

七不思議のこともだ。

えっ?

この学校には何かある
触れてはいけない何かが。

あぁ だから…。
だから危険だと言ってるんだ。

警察に任せておけ。

もう子供たちが死ぬのは
耐えられん。

バナさん?

勉強しろ 勉強~!
また赤点 取るぞ~!

的場先生!

佐木君。

先生に…
相談したいことが あります。

♬~

(剣持) 真壁 誠君。

はい。

桜樹るい子さん 尾ノ上貴裕君
殺害事件に関して

君に聞きたいことがあります。

一緒に来てください。

えっ?

(村田) さぁ! 来なさい。
いや… ちょっと待ってください。

えっ 何ですか これ。

(ざわめき)

刑事さん! 何で真壁を!

刑事さん!
(警官) 下がりなさい!

刑事さん!
(警官) コラ!

戻って!

どうなってんだよ…。

僕のせいだ。

(剣持) 真壁君。
はい。

君は 後輩の佐木君に

ゴーストライターを
させていたそうだね。

やだな 何 言ってるんですか…。
(剣持) 言い逃れは できないよ。

佐木君 本人から聞いたんです。

チッ… あいつ…。

君は おとなしい佐木君に
無理やり小説を書かせ

それを自身の小説として発表した。

で それがバレそうになったから
桜樹さんと尾ノ上君を

口封じのために
殺害したわけでしょう?

僕は犯人じゃ ない!
(剣持) でも

昨日 尾ノ上君と
トラブルがあったのは

事実でしょう?

お前には2人を殺す動機があった
認めろ!

(真壁) 違うんです
ホントに僕じゃないんです!

僕 怖くなって
的場先生に全部 話したんです。

そうだったんだ。

僕のせいだ。

僕が小説なんて書かなければ

桜樹先輩と尾ノ上先輩は…。

佐木は何も悪くないよ。

お前は あいつに無理やり
書かされてただけなんだから。

私も そう思う。

それに

真壁は犯人じゃ ない。

えっ?

あの日も動画 撮ってたよな?

はい。

俺と美雪 立花さんが

生物室に吊るされている
桜樹先輩を目撃したのが…。

桜樹先輩!?

七瀬先輩。
多分 このへんです。

10時2分。

生物室のドアを破って
部屋に入ったのが10時4分。

そして 最後に真壁が来たのが…。

(真壁)
生物室が開いてんじゃねえか!

10時5分。

この映像から考えると

俺たちが新校舎の渡り廊下で

桜樹先輩を目撃してから

真壁が生物室に現れるまで

たった3分しかない。

その3分間で 吊るした死体を

下ろして運び出し

ロウソクと魔方陣を片付け

生物室を脱出した後

再び俺たちの後ろから

生物室に現れる。

そんなの不可能だ。

確かに。

3分じゃ無理ね。

うわ ひっでぇ。

尾ノ上先輩がやったんですよ。

ポスターに当たっても
何も変わらなかっただろうにな。

まぁ…。

あれっ? ない!

あぁ ウソ…!

どうした?
あぁ 忘れ物しちゃった。

先 行ってて。

危ないだろ 一緒に行くよ。
あぁ 大丈夫 大丈夫!

すぐ戻るから。

何だ?

あっ トイレか!

先輩 デリカシー。

ないな…。

あっ。

(パソコンの起動音)

あぁ… よかった あった。

「ななのなぞ」。

何だろう これ。

(マウスをクリックする音)

あの日 桜樹先輩が襲われる前に
作ったファイル。

これって もしかして…
先輩が見せたかったもの?

何かの暗号?

そうか
この暗号が解ければ きっと

7つ目の不思議が…。

♬~

(マウスをクリックする音)

(マウスをクリックする音)

美雪?

すぐ戻るっつったのに
あいつ どこ行ったんだ?

(物音)
わっ!

うわっ! 何だよ。

気のせいでした。

怖いです。

「怖い」って言うな。

いや 怖いですぅ。
だから 怖…。

(何かを踏む音)
うわ~!

先輩 大丈夫ですか?
痛ぇ~…!

ハッ… 血だ!

佐木 3つ目の七不思議って何?

今ですか? 怖いです。
早く教えろ!

井戸です! 「血に染まった井戸」。

えっ ちょっと… 先輩!

美雪!

美雪!

美雪!

七瀬先輩!
おい 美雪…!

しっかりしろ 美雪!

(救急車のサイレン)

(救急隊員) 病院 着きましたよ~。

頭 打ってるから慎重に運ぶよ。

先生 美雪は?

(医師)
あぁ 手は尽くしましたが

側頭部の傷が思ったよりも深くて。

あとは経過を見てみないと…。

美雪…。

頑張れ。

刑事さん!

(剣持) あぁ 君か。

美雪さん 命が助かって よかった。

彼女の意識が戻ったら
また話を聞きに来ますので。

では。

真壁は犯人じゃ ないよ。

どうやら そのようですね。

実は
学校に脅迫文が届いていました。

放課後の魔術師を名乗る人物から。

そこには

「旧校舎の取り壊しを
中止しなければ

7つの呪いをかける」と。

それに 10年前にも

学校の七不思議を調べていた
生徒が

行方不明になっているようです。

まぁ…

刑事の私が こんなことを言うのも
情けないんですが

放課後の魔術師は もしかしたら
実在するのかもしれません。

それは違うって 刑事さん。

七不思議に なぞらえて
桜樹先輩と尾ノ上が殺され

美雪が襲われたのは
何か意味があるはずだ。

それは旧校舎 取り壊しの
中止かもしれないし

別の理由かもしれない。

だけど
はっきり分かってることは ある。

放課後の魔術師なんて
いるわけないんだ。

いるのは怪人のふりをした
卑怯な殺人犯だ。

必ず その正体を暴いてみせる。

美雪を あんな目に遭わせたヤツを
絶対に許さない。

俺が この謎を解いてみせるよ。

じっちゃんの名にかけて!

何 調べてるんですか?

いや 10年前にも
七不思議のことを調べていて

行方不明になった生徒がいるって
刑事さんが言ってて。

あっ それ 聞いたことあります。

え~ 確か…
ミス研の先輩だったって。

ミス研?
はい。

えっと 10年前だから…
2012年。

あれ?

2012年だけ ない。

あれっ? 何でだろう
誰が借りたんだろう。

あっ!

♬~

ない。

♬~

あった。

でも 何で こんな所に?

いなくなった先輩って
この人です。

青山ちひろさん。

「学園六不思議」?

えっ?

最初は七不思議じゃなかったのか。

じゃあ この10年の間に

不思議が1つ増えた?

(的場) ご苦労さまです。

先生!

君たち… 今は休校中のはずだ。

すいません 先生。

七不思議について
教えてほしいんです。

この学校に長くいる的場先生なら
知ってると思って。

今回のことは警察に任せて
おとなしく家に帰りなさい。

先生!

不動高校の七不思議は
最初は六不思議だったんです。

後から増えた
7つ目の不思議のこと

先生 何か聞いてませんか?

旧校舎にあった音楽室で

女子生徒が
教師と無理心中したんだ。

土壇場で
心変わりした教師の腹を

女子生徒は何度も刺した。

その時
教室に飛び散った大量の血は

どういうわけか
どんなに拭いても消えず

「赤い音楽室」と
呼ばれるようになった。

うわ… 7つ目えぐい。

何で7つ目を知ると
放課後の魔術師に殺される

…って いわれてるのかは?

先生 知ってますか?

さぁ…。

私も そこまでは。

けど この話が
謎になった理由は分かる。

分からないんだよ
その音楽室の場所が。

それで7つ目の不思議は

謎ということに
なってるんじゃないかな。

さすがに音楽室の場所なんか
書いてないか~。

はい。

ホントに あるんですかね?

佐木。

平成9年って 何年?
質問おかしいでしょ。

まぁ 強いて言うなら
1997年ですかね。

ふ~ん 25年前か。
はい。

何で その時 このボロい旧校舎を
壊さなかったんだろう。

う~ん…。

あれ?

見ろよ佐木! ここ。

これ…。
美雪の血だ。

えっ?

このパソコン 昨日
俺たちが ここにいた時は

ふたが開いてた。

なのに今は閉まってた。

昨日 あの後
ミス研に来た可能性があるのは

美雪しかいない。

美雪は この部室で襲われたんだ。

ここでパソコンを見ている時に。

でも 何を見てたんでしょう?

分からない。

でも何か見つけたのかも。

それで襲われた。

(マウスをクリックする音)

何も残ってない…。

犯人に消されたんだ。

あっ。

「あっ」て何?

写ってるかもしれないです。

(操作音)

また撮ってんのかよ。

あっ はい。

七瀬先輩。

おっ…。

あっ 佐木君。

あった!
えっ?

(操作音)

拡大できる?
はい。

何ですか? この数字。

もしかして…。

ちょっと貸して。
はい。

佐木 紙ある?
はい。

あっ 鉛筆もあります。

(キーボードを打つ音)

♬~

これって…。

先輩 何か分かったんですか?

先輩?

♬~

ちょっ… 先輩!

先輩!

何ですか?

ちょっと…!

♬~

まさか…。

♬~

犯人の動機は多分これだ。

生物室を見せてくれ!
ダメだ!

家 帰れ! 休校中だろ!

やれやれ… 君ですか。
刑事さん!

分かったんだよ! 犯人の動機が!
(村田) 何!?

頼むよ! 通してくれ!
(村田) やめなさい! コラ!

もう… いいんですか?
それに 犯人の動機って…。

♬~

あとは この密室の謎が解ければ。

佐木。
はい。

ちょっと ここに立ってみて。
えっ…。

OK。

♬~

あの晩 ここから窓越しに

生物室にいる桜樹先輩を見たんだ。

桜樹先輩!?

あぁ 確かに ここから見えるのは
生物室ですね。

♬~

刑事さん。
ん?

生物室まで何秒かかるか
競争しない?

えっ?
計って! よ~い ドン!

えっ! いやいや ちょっと!

負けるぞ! 負けるぞ!
負けるぞ…!

ハァ ハァ ハァ…。

ハァ ハァ…!

ハァ ハァ ハァ…!

ハァ ハァ ハァ…!

ハァ ハァ ハァ ハァ…!

あっ あっ! よし! よしよし…!

やった! やった~! ハァ ハァ!

(村田) どうしたんですか?
ハァ ハァ ハァ ハァ…!

刑事さん。
(剣持) ん!?

何秒かかった?
ハァ ハァ…! 大体

50秒ってとこかな!
しかし 何で…。

あぁ 今のは実験。
(剣持) え!?

分かったのは あの晩も50秒間

俺たちに生物室は見えてなかった
ってこと。

その間に何かあったとか
ないかな?

あぁ いや… でもね…

たった50秒の間に
この吊るされた死体を片付けて

で 誰にも見られずに このドアを
出てくなんていうのは

そんな… 無理だって!

ハァ… そうだよね。
うん!

ハァ ハァ ハァ…。
ちょっと。

♬~

う~ん…。

いつまで推理ごっこ
させておくんですか?

刑事のプライド
持ってくださいよ~。

あっ… よく見ると

この旧校舎 随分 古いなぁ
ん? ほら。

(村田) あぁ 何でも

造りが珍しいんで
歴史的価値があるって。

村田君 随分 詳しいね。

ここに載ってまして。

(剣持) 『轍』?

(村田) これですね。

ん… ん?

「鷹畠建設」?

どこかで聞いたことあるが…。

かなり大手だったけど
数年前に倒産しましたよね?

あっ これ。

(剣持) 「鷹畠建設の作業員6名が
消息不明に」。

ええ 全員 住所不定の
日雇い労働者だったせいか

当時ろくに調べられもせずに

未解決事件になってます。

25年前ですね。

えっ? ちょ ちょ… この事件

この高校の新校舎が出来た年と
同じじゃないか。

(村田) えっ? ホントだ。

(剣持) 何か関係あるのか?

(村田) あぁ…。
(剣持) ん?

(村田) 確認します。
(剣持) どこに?

(村田) いや…。
(剣持) 書いてないの?

そうか。

♬~

そういうことだったのか。

♬~

謎は 全て解けた!

刑事さん 頼みがあるんだけどさ。

あぁ… 何でしょう?

今から3時間後に

あの夜のメンバーを集めてほしい。

(的場) で 何があるんですか?

(剣持) いや~ 実は
私にも よく分からんのです。

(立花) え~?

まぁ とにかく時間まで
ここで待ちましょう。

(真壁) また見当違いな捜査に
振り回されんのかぁ…。

フッ…
勘弁してほしいよなぁ 佐木!

いや… あっ 僕は…。

明かり?

(立花) 生物室。

あの時と同じだ。
えっ?

(ドアがゆっくりと開く音)

わっ!
金田一先輩!

♬~

おぉ…。

♬~

大変だ‼

♬~

ハァ ハァ ハァ…!

(剣持) ハァ ハァ ハァ…!

あらっ!? これは!?

(村田) 確かに ここにいたのに!
あの晩と同じだ。

(真壁) あいつは!?
魔術師は どこに消えた!?

(足音)

うわ~~‼
うわぁ…‼

(剣持) 誰だ!?

♬~

金田一…。

先輩?

一体 どういうことですか?

これが 犯人の使った
トリックなんです。

あの夜を再現してみました。

みんなが俺だと思ったのは
人形です。

人形!?

いやいや…
それにしても金田一君

その人形やら
ロウソクっていうのは

どこに隠したんだよ
こんな短時間で。

隠したんじゃなくて
この部屋の中には

最初から何もなかったんだ。
んな ばかな! だって俺たちは

生物室にいる お前を見て
ここまで走って来たんだぞ?

あの夜の桜樹先輩も
魔法みたいに消えた。

だって 元々 この部屋の中に
いなかったからさ。

(立花) いや しかし

確かに 彼女の死体は
ここに吊るされていた。

お前だって
一緒に見たじゃないか。

あの時
桜樹先輩が吊るされていたのは

生物室じゃなかったんだ。

死の儀式は
別の部屋で行われていたんだ。

別の部屋だって?
何だよ それ。

ばかばかしい!

ついて来てください。

♬~

(剣持) ここは… 物理室?

♬~

(剣持) えっ…!

♬~

(立花) 私たちが さっき
見たものじゃないか。

死の儀式は この物理室で
行われていたんです。

えっ? いやいや… しかし
この部屋は

我々が目撃した新校舎からは
どうやったって

見えないはずでは?
確かに。

でも犯人は これを使ったのさ。

♬~

鏡?

♬~

ありがとう。
はい。

鏡を こうして
廊下の分岐点に斜めに置くと…。

うわっ!

鏡の中に映った物理室の光景は

まるで突き当たりにある生物室で
起こったことのように見える。

夜の暗い校舎 そしてロウソクの
揺れる明かりの効果で

俺たちは 見たものが
鏡に映っている

虚像だと気付かなかった。

これが
密室のトリックだったんです。

あっ もしもし 七瀬さん?

今から学校に来られる?

見せたいものがあるの

そう

部室で待ってる

じゃあ また後で

足音

ハッ…!

うっ! あっ…

(一の声)
あの晩 犯人は突発的に

桜樹先輩を殺してしまった。

でも すぐに犯人は

それが まずい状況であることに
気が付いた。

桜樹先輩が
電話で美雪を呼んでいたからさ。

すぐに犯人は 桜樹先輩の
ふりをしてメッセージを送り

ミス研のメンバーを
夜の旧校舎に呼び寄せた。

その後 犯人は
桜樹先輩を物理室に運び

死の儀式を準備した後
鏡をセット。

そして夜10時

立花さんが見回りに出る
タイミングを見計らって

その部屋の扉を開け

桜樹先輩の死体を目撃させた。

そうやって 俺たちに

そこが生物室だと
思い込ませたんだ。

あとは俺たちが生物室に向かって
走ってる間に

鏡を隠せばいい。

でも 犯人は
なぜ そんなことを わざわざ?

それは 桜樹先輩を殺した犯人が
直面した

ある致命的な事実を隠すためさ。

致命的な事実? 何だよ それ。

あの晩 旧校舎に残っていたのは
自分だけだったって事実さ。

このままだと

真っ先に自分が疑われてしまう
と思った犯人は

偽の密室を俺たちに見せることで
アリバイをつくり

疑いを
自分から そらそうとしたんだ。

でも… 一体 誰がそんなことを?

このトリックを使った犯人。

桜樹先輩や尾ノ上を殺害した

放課後の魔術師は…。

この中にいる!

♬~

このトリックを
使うことができたのは…。

たった1人。

生物室と90度の角度にある
たった1つの部屋。

この物理室を
自由に使うことができる人物。

そう。

旧校舎に残っていた あんただ!

♬~

的場先生
あんたが放課後の魔術師だよ!

ハ… ハハ…。

金田一君… 何 言ってるんだよ。

私は あの夜
テストの採点をしてたんだ。

君は私が 物理室にいた
というだけで犯人扱いするのか?

どうして私が自分の教え子を
殺さなきゃいけないんだ?

一体 何の理由で!
動機がないだろう。

フッ… あるんだな~ それが。

今から その動機を説明するよ。

ついて来て。

ここが 謎になっていた七不思議の
7つ目の舞台だったんです。

いや… 部室じゃねえかよ。

音楽室じゃないんですか?
ああ。

ここが 元々は音楽室だったんだ。
えっ?

ハッ…。

七不思議は元々
六不思議だったんです。

恐らく はじめの6個は
生徒がつくったものだった。

でも 謎になっていた7つ目は
ある秘密…。

音楽室の秘密を隠すために
的場先生が

後から増やしたものだったんです。

音楽室の秘密?

それは桜樹先輩が
ヒントを残してくれました。

佐木 見せて。

はい。

何だ? その数字は。

これは 国の位置を表す
経度と緯度なんです。

(剣持) うん。

この経度と緯度を調べて行くと…。

「カザフスタン」。

「ベルギー」。

(剣持) 「ノルウェー」。

「ナイジェリア」。

「カンボジア」。

「ニホン」 「ホンジュラス」。

「ネパール」… ん?

この国の名前 何なんだよ?

この頭の1文字を読むと…。

「カ ベ ノ

ナ カ ニ

ホ ネ」。

壁の中に骨?

♬~

桜樹先輩も

尾ノ上も

美雪も

この秘密に近づいたために
襲われたんだ。

わざわざ七不思議を
でっち上げることで

あんたが隠そうとしたのは…。

ハッ…!
的場さん!

(的場) うっ… 離せ!

うっ! くっ…!

これだよ!

やめろ!

ハッ…。

10年前

あんたが殺した青山ちひろさんだ。

ハッ…。

あんたは元々あった不動高校の
怪談を利用して

この旧校舎を守ってたんだ。

桜樹先輩や尾ノ上を殺し

さらに美雪を襲って
七不思議の場所に置いたのも…。

この知られたくない秘密を

何が何でも隠すためだったんだろ。

10年前に
行方不明になった生徒を

先生が殺してた…?

どうして…。

この旧校舎は

鷹畠建設の強い勧めで
残されたそうです。

鷹畠建設は
新校舎の建設を請け負っていた。

ちょうど その時期に当たる
25年前

鷹畠建設の作業員6名が
行方不明となる事件が起き

未解決のまま終わってる。

的場さん。

今回の事件と
何か関係があるのでは?

ハァ…。

私は教師になる前

鷹畠建設の社員でした。

(的場)じゃあ そういうことで
(作業員たち)分かりました

(的場の声)
25年前 建設業界では

深刻な人手不足と

ずさんな管理が
まん延してました。

(熊沢)
孫のために稼がねえとな

えっ 熊さん

お孫さん いんの?
うん

両親とも死んじまったから
俺がランドセル買わされんのよ

でも かわいくってさ

ハハ… そっか

じゃあ 仕事バンバン入れるから
覚悟してて

え~? アハハ…
アハハ…

よし! ちょっと
家 帰って 寝て来るわ

うん

(的場の声) 当時 新校舎の建設を
請け負った会社は

納期に追われ

ろくに地盤調査もせず

作業を急ぎました。

その現場で…。

うぅ…!
お~い 逃げろ~!

(的場の声)
6人の作業員が 有毒ガスで

死亡する
事故を起こしてしまったんです。

取りあえず 本部に連絡だ!

(的場)熊さん…

(熊沢)俺のせいだ

過失致死って罪だよな

俺 逮捕されんだよな…

熊さんは現場には いなかった

えっ?

事故が起きた時
現場にいたのは僕で

熊さんは食事に出ていて
いなかった!

そうだろ!?

えっ?

孫にランドセルを
買ってあげなきゃだろ!?

(的場)そうしよう

なぁ 熊さん…
(的場の声) ところが会社は

事故自体なかったことに
しようとしました。

6人の死を
隠ぺいすることにしたんです。

隣にあった旧校舎の床下に

死体を埋めて隠すことにしました。

ということは…

この旧校舎の下には?

6人の死体が埋まってるんです。

そして私は

事故を隠ぺいしてもらった
代償に…。

(上司)
教員免許を持っていたよね?

(的場の声) 会社に命じられるまま
教師となり

この不動高校に やって来ました。

旧校舎に隠した死体の番人として。

青山君。

許してくれ。

その秘密を

青山ちひろさんに
知られてしまったんですね。

(ちひろ)
「不動高校の新校舎建設作業中

作業員6名が いまだ

行方不明のままとなっている」
(的場の声) 10年前

六不思議について
調べていた彼女が…。

(的場の声)
地震で壊れた床下をのぞいて…。

(的場の声) 骨を たまたま
見つけてしまったんだ。

ノック

(的場の声) 私は
使われていなかった音楽室に

彼女を呼び出した。

(的場)さぁ ここに座って

あぁ…!
(ちひろ)あっ…!

やめて 先生‼ キャ…!

あぁ~! ぐっ…!
うっ… うぅ…

(的場)うっ…! うっ!

(的場)うっ…

ハァ ハァ…

(的場の声)
そして 彼女の死体を

音楽室の壁に塗り込めた。

ハァ… ハァ…

長かった。

25年間

背負った罪を隠すためだけに
生きて来ました。

しかし 図らずも

教師として幸せな瞬間もあった。

自由落下って何だか分かる?

自由に落下する
ってことですか?

(的場の声) 未来ある生徒たちとの
穏やかな時間も。

(泣き声)

(立花) うあぁ~~‼

(ナイフが腹に刺さる音)
バナさん!

あっ…!

的場先生!

ふざけたことを言うな‼

こいつは… こいつだけは!

私は

この日のために
この学校に入り込んだんだ。

ちひろは家出なんか
するわけがない!

あんたが殺したのはな…!

えっ?

私の娘だ。

娘を返せ!

(村田) んっ…!
(剣持) うっ!

救急車だ! 急げ!
(村田) はい!

(泣き声)

ちひろ…。

ちひろ~‼

(立花の泣き声)

的場先生。

はじめちゃん。

美雪。

おやすみ。

えっ?

<それから しばらくたって

旧校舎の遺骨の発掘が
始まりました>

(剣持) おぉ~。

君も… うん
よかった 元気そうで。

はい。

まだ捜査 終わらないんですか?
ああ。

旧校舎の下に埋められた
6名の遺体を全て掘り出し

身元を明らかにしなくては。

あの バナさん…。

立花さんは?
あぁ。

まぁ 情状酌量の余地もあるし

的場も命に別状は なかったんで

裁判で
きちんと裁かれるでしょう。

大丈夫。

そうですか。
うん。

でも 不思議ですね。
えっ?

6人の遺体が埋められた旧校舎に
昔から伝わっているのが

六不思議だなんて。

これって
ただの偶然でしょうかね?

確かに 偶然にしては…。

おいおい やめろよ。
フフ。

(村田) 警部! 来てください!

6体 出ました!

では 私は これで。

じゃあね 刑事さん。

剣持だ。

また会おう 金田一 一君。

「また会おう」だって。

どこで会うっていうんだよ。

あっ そういえば。

お前 あん時
何 取りに行ってたの?

えっ? あの時?
魔術師に襲われる前。

何か大事なもの?

あ… さぁ~。

忘れちゃったなぁ。

≪もう
ついて来ないでください!≫

佐木?
(真壁) おい もう逃げんなよ!

頼むよ! ちょっ ちょっ…
ちょっと待って 待って 待って!

お願い… 佐木君 考え直して!
離してください!

僕 もう
ゴーストライターやめます!

いや ちょっと ごめんごめん!
何やってんの?

金田一先輩!

僕 これからは
金田一先輩の しもべになります。

は!?
おい やめとけ こんなアホ!

は? 失礼しちゃうわ~。
いいから戻って来い 佐木!

佐木!
何…!

♬~

♬~

何ニヤニヤしてんだ?

し… してない!
えっ してたよ!

温泉に入ったカピバラ
みたいな顔してた。

カピバラ?
うん。

ほら 温泉に入って

のほほ~んって ほら こんな感じ。

バカ! 知らない!
おい 美雪!

っていうか バカって言った? 今。

さっきは悪かったよ ごめん。

美雪! おい ちょっと…。

えっ? ちょっ… おい美雪!

♬~

(カメラのシャッター音)

♬~

もう知らない!

美雪!