金田一少年の事件簿 「悪魔組曲殺人事件」[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

金田一少年の事件簿 「悪魔組曲殺人事件」[解][字]

初代金田一堂本剛、緊急復活!「金田一少年の事件簿」の過去作の中から、第2シリーズ第1話「悪魔組曲殺人事件」が復活!呪いの楽譜…作曲家の亡霊が弟子を襲う!

出演者
堂本剛/ともさかりえ/古尾谷雅人/国生さゆり/松澤一之/町田康/多田木亮佑/松本恵/矢崎文也/寺田稔/石井苗子
番組内容
一と美雪は、学校の合宿に向かう途中、偶然に剣持警部と出会い行動を共にする。道に迷い、立ち寄った屋敷で三人は殺人事件に遭遇してしまう。その屋敷は、つい最近他界した世界的作曲家・御堂周一郎の仕事場で、彼の弟子たちが遺作「悪魔組曲」を争奪していた。この組曲は三つの楽章によって構成されており、それぞれに曲を象徴する詩が付けられている。被害者は、あたかも第1楽章の詩になぞられるかの様に殺害されていた。
監督・演出
【演出】堤幸彦
原作・脚本
【原作】
金成陽三郎
さとうふみや
【脚本】
深沢正樹
音楽
【音楽】見岳章
【主題歌】「Kissからはじまるミステリー」KinKi Kids
制作
【プロデューサー】櫨山裕子、蒔田光治
【制作協力】オフィスクレッシェンド
【製作著作】日本テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. 亜理沙
  2. 小沢
  3. 悪魔
  4. 御堂周一郎
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  11. 先生
  12. 田村
  13. 内容
  14. メモ
  15. 騎士
  16. 金田一
  17. 優歌
  18. バイオリン
  19. 本当
  20. ハァ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(御堂) フフフ… ハハハハ…!

(七瀬美雪)
<急死した大作曲家が残した

最後の作品 『悪魔組曲』>

(百合恵) キャ~!

<楽譜を捜す弟子たちが
次々と死んで行く>

<その詩の通り
悪魔に食い殺されたのか

それとも 裏切った弟子たちに

死んだ作曲家が
復讐しているのか>

<轟く雷鳴の中
不気味な笑い声が聞こえる>

(御堂)フフフ… ハハハハ…!

♬~

(ピアノ)♪~

♪~

♪~

(夏岡) なんて素晴らしい曲だ。
本当に。

(ピアノ)♪~

♪~
「雷煌めき 闇深まり

♪~
聖なる鍵を手にした騎士が

♪~
悪魔の餌食と成り果てぬ」。

♪~
(雷鳴)

♪~

(雷鳴)

聞け! わが弟子たちよ。

これこそ 音楽に生涯をささげた
この御堂周一郎の

最後の作品

『悪魔組曲』だ!

(警笛)

ん? はじめちゃん?

あれ~?

もしもし?
(金田一 一) 人違いです。

私は ただのピーナツ売りです。

さぁ 皆さん 降りますよ~。

逃げようったって
そうはいかないの!

見逃してくれよ~
スパルタ合宿 行きたくないよ~。

行かなきゃ落第だよ?
まったく 誰のために

夏休み返上で付き合ってやってる
と思ってんのよ!

そこをひとつ 何とか…
お願いします!

(急ブレーキ音)
うわっ!

(急ブレーキ音)

イテっ… イテテテ… 大丈夫か?
うん。

(車掌)
お客さまに申し上げます。

ただ今 ポイント故障が発生…。
事故かな?

お急ぎのところ
申し訳ございませんが

今しばらくお待ちくださいませ。

(小沢) 開けろ!
(車掌) はい。

どういうことだ? は?
いつ動くんだ!?

(亜理沙) 私たちは急いでるんです
何とかしてください。

いや あの そう言われましても…。
むちゃくちゃ言うなぁ。

(小沢) 今すぐ動かせ すぐに!
あの2人…。

えっ お前 知ってんの?

小沢竜二郎っていう作曲家と

紅 亜理沙っていう
天才バイオリニストよ。

あれが
8000万のバイオリンか…。

えっ 8000万!?
師匠の大作曲家

御堂周一郎から
譲り受けたんだって。

へぇ~。

ヒッチハ~イク!

ヒッチハイク パート2~!
「ヒッチハ~イク」って あんた

車なんか来ないじゃない! もう。

列車 来んの待ってたほうが
よかったんじゃないの?

合宿遅刻したら お仕置きされる
って脅かしたの お前だろ。

あ~! もう完璧アウト
お仕置き決定。 ゲッ。

もう ほら 美雪も もっとお尻を
きゅっと突き出して こう…。

ヘイ カモ~ン!
(車の走行音)

きゅっ きゅっ。
あっ!

(2人) 止まった。
ちょっと… 気が変わらんうちに

早く乗っちゃえ 乗っちゃえ!
こんばんは~!

いや~ どうも すいませんね~!

いや~ もう 助かっちゃったり
なんか しちゃったりして…。

あれ?

(雷鳴)

キャ~!
(剣持 勇) あぁ…!

2人とも 大丈夫か!?

どうにか…。

ねぇ! あれ何かしら?
ん?

明かりだ。

♪~
ハァ ハァ…!
ハァ…!

♪~
ねぇ!
ん?

♪~
何か聞こえない?

♪~
何だ? この音楽。

♪~

♪~
≪キャ~‼≫

♪~

おっさん!
おう…。

≪誰か~‼≫

向こうだ。

♬~

これは…。

悪魔…。

ハァ…!

どうかしたのか?
(田村) どうしたんだ!?

ハッ…!

死んでるのか…!?

全員 その場を動かないで!
今 確認します!

(田村) 何だ? あんたたちは。

警察です 偶然 悲鳴を聞いて
駆け付けました。

何があったんですか?
(百合恵) 分かんないわよ!

私が部屋に入って来たら
小沢さんが倒れてたのよ…!

(雷鳴)

この人 電車の…。

ん?

鍵か。

(御堂優歌)
「雷煌めき 闇深まり」…。

優歌さん…。

(優歌)
「聖なる鍵を手にした騎士が

悪魔の餌食と成り果てぬ」。

「雷」。
(雷鳴)

(優歌) 「鍵」。

「悪魔の餌食」。
悪魔のような うなり声

おじいさまが遺した
『悪魔組曲』第一の詩 そのままね。

これは呪いよ。

おじいさまの呪いなのよ。

アハハハハ! アハハ…!

(雷鳴)
「雷」。

「鍵」。

「悪魔の餌食」。

御堂周一郎?

つい最近 お亡くなりになった
世界的に有名な作曲家。

あっ… ほぉ~。

あぁ いや 失礼しました
私は演歌専門なもので…。

遠藤 実なら知ってるんですが…。

この屋敷は 先生が
曲を お作りになられる時に

こもられる 秘密の仕事場です。

ここにいる全員が
今日 初めて やって来ました。

で 皆さんは 御堂先生の
お弟子さんということですね?

私は夏岡猛彦
御堂先生の下で指揮を学び

今は東京国際フィルハーモニーで
指揮者をしております。

私は風倉百合恵。

オペラ歌手ですの。

田村英明 音楽プロデューサー。

私は紅 亜理沙と申します。

先生のご指導の下
バイオリンを学びました。

え~ それから…。

御堂優歌。

(夏岡) 先生の孫だ。

皆さん どうして この屋敷に?

先生の お言葉に従い
集まりました。

詳しく聞かせてもらえませんか?

今から3か月前のことです。

我々は 先生に呼び出されました。

♪~

♪~
どうだ? この曲が欲しくないか?

♪~

♪~
欲しい者にくれてやる!

♪~
先生! ぜひ この私に!

♪~
私にください!

♪~

♬~

『悪魔組曲』は

3つの曲から成る。

今 聴かせたのは
第一楽章と第二楽章だ。

だが 第三楽章は

今ここで
聴かせるわけには いかない。

どうしてですか? 先生。

その楽譜を見つけるのだ!

第三楽章の楽譜を見つけた者に
譲ってやろう。

どこにあるんですか? 楽譜は。
教えてください!

知っての通り 私は

作曲を行う前に まず

曲のイメージを託した詩を作る。

『悪魔組曲』には

先ほど聴かせた 第一の詩の他に

第二 第三の詩が存在する。

その3つが そろえば

楽譜の隠し場所が分かる。

今から100日後の

午後5時に

マダタラ山の屋敷に
集まった者だけに

その詩を聞かせてやろう。

フフフ… ハハハハ…!

(雷鳴)

その100日後の
今日を待たずに

先生は ご病気で
お亡くなりになられました。

じゃあ 第二 第三の詩は…?

私が
皆さんに詩のメモを渡しました。

おじいさまの遺言でしたから。

そして皆 目の色を変えて
楽譜を捜した。

その中で 小沢は殺されたのか

亜理沙さん。

列車の故障で遅れた
あなたと小沢さんは

詩のメモは もらえたんですか?

(亜理沙) いいえ。
(田村) 当たり前じゃないか。

そうよ
時間に遅れるなんて論外よ。

あなたと小沢さんは
第二 第三の詩を知らないまま

楽譜を捜したんですね?

ええ。

誰か 第二 第三の詩を
教えてもらえませんか?

犯人を知る
手掛かりになるかもしれません。

教えてください。
(田村) おいおい 坊ず。

お前 何なんだよ。

さっきから黙って聞いてりゃ
ガキが探偵 気取ってんじゃ ねえ。

ほら 引っ込んでろ!
そうよ!

いや あの… 彼はですね…。

名探偵・金田一耕助の孫
金田一 一よ。

ご覧の通りのアホ面だけど

IQは なんと180よ。

いくつもの難事件を
解決してるんですよ。

とにかく詩は教えられねえ。
そうよ 絶対にダメ。

(優歌) アハハハ…!

詩は私が教えてあげるわ。

一度しか言わないわよ。

まず 第二の詩。

おい!

(優歌) 「弓を取って弦を引き
悪魔討たんと騎士はゆく。

されどコマは止まりて兜落ち
騎士の正義は消え果てる」。

第三の詩。

「己が胸を斧で切り裂き
騎士は心に光を得る。

聖なる歌は己が胸にぞありき」。

ねぇ 一応

『悪魔組曲』の第一楽章
第二楽章も聴かせてもらったら?

ああ… そうだな。

亜理沙さん。

バイオリンで聴かせてやったら?
このIQ180の坊やに。

(遠雷)

♪~ (雷鳴)

♪~
(ベル)

♪~
はい… あぁ 私です。

♪~
えっ? あっ はい 分かりました。

♪~
ハァ…。

ここに向かう道が
崖崩れで断たれた。

県警の到着は
明日の朝以降になりそうだ。

(雷鳴)

ここで
数々の名曲が生まれたのね…。

お前 さっきから何してんだ?
えっ?

何か捜してんのか?
いや… 別に。

もしかして 楽譜?
う…。

「う…」じゃないだろ
何で お前が こんな時に!

だって あの大作曲家
御堂周一郎の最後の作品が

このまま見つからなかったら
どうするのよ。

そんな価値あるもんなのか?

1億か2億
もしかしたら それ以上。

い… 1億!?

だから みんな目の色 変えて
捜してんじゃないよ!

♪~ あっ…。

♪~[ 音程がずれている ]

うまいね。
違う。

調律されてない。

そんなわけないだろ。

御堂周一郎は このピアノを使って
作曲してたんだろ?

でも… 調律されてないんだもん。

♬~

♬~

ハッ…。

♬~

(百合恵) 遅い。

ひと 呼び出しといて
どういうつもり?

♬~

キャ~!

どうした?

出た。
えっ?

うっ… うぅ…。

うぅ…!

うっ… うぅ…! ハァ…!

寝ぼけてたんじゃないのか?
お前。

本当に見たんだもん!
だって そっち歩いてったもん。

どっち?
そっち!

♬~

う… うっ…!

♪~

♪~
ねぇ 開いてる。

♪~

♪~
キャ…!

♪~

(優歌) 「弓を取って弦を引き
悪魔討たんと騎士はゆく。

されどコマは止まりて兜落ち

騎士の正義は消え果てる」。

「弓」。

「兜」。

「コマ」。

また詩の通りか。

一体 誰がこんなことを…。

私 見たわ… 怪人を。

怪人? 何だ それは。

不気味なマスクをして

黒いマントを羽織っていたわ。
マント?

(優歌) おじいさまよ。

おじいさまが
欲に目がくらんだ弟子たちを

1人残らず殺すために
よみがえったの。

これは おじいさまの呪いよ。

ばかなことを言うな!
俺たちが何をしたっていうんだ。

ご自分の胸に聞いてみたら?

(田村) 俺たち… 殺されるのか?

全員 御堂周一郎に
呪い殺されるのか?

俺は知らないぞ。

俺は あの2人に そそのかされて
協力しただけだ。

何か事情があるようですね
聞かせてもらえますか?

(夏岡) 小沢と風倉百合恵だ。

あの2人は弁護士を抱き込んで

先生の財産を
だまし取ろうとしたんだ!

俺は反対したんだ!
本当だ 信じてくれ!

田村さんと紅さんは
関係していないんですね?

(田村)当たり前だろう!
(夏岡)お前らだって似たような…。

そうか… 分かったぞ。

俺たち弟子の数が減れば

それだけ 楽譜を手に入れられる
確率は高くなる。

お前らのうちの どちらかが

先生の呪いと見せ掛けて
小沢と風倉を殺したんだ!

殺人が 詩の内容とそっくりなのは
そのためさ!

何だと!?
待てよ!

今回ばかりは そんな単純な話じゃ
なさそうだぜ。

何?

第一の殺人
小沢さんが殺された時

犯人は 詩の内容に合わせた状況を
つくった。

「雷」 「鍵」 「悪魔の餌食」だな?

よく考えてみてくれ。

雷を計画して つくり出せる人間が
いるんだろうか?

もう1つある。

俺たち全員が
この屋敷を訪れたのは初めてだ。

悪魔の顔のステンドグラス の存在を
知る者も いなかったはずだ。

なのに どうして真犯人は
詩の内容と そっくりの状況を

つくり出すことが
できたんだろうか。

やっぱり… 呪いだ!

御堂周一郎の亡霊だ!

俺は… 俺は嫌だ!
(夏岡) 逃げる気か!?

(田村) うるさい うるさい!
やめろ! よさないか!

はじめちゃん…。

美雪。

俺は呪いなんか信じちゃいないぜ。

待ってろよ真犯人。

この事件の謎は
必ず俺が解いてみせる。

じっちゃんの名にかけて!

♬~

「弓」。

「兜」。

「コマ」。

明らかに
詩の内容に合わせてあるわね。

あれ? さっきと違ってないか?
部屋の感じ。

別に…
何も変わってないと思うけど。

「雷」。

「鍵」。

「悪魔の餌食」。

やっぱり あの詩に そっくりだわ。

(雷鳴)

電気が通じたのね。

ねぇ 見て!
ん?

悪魔の顔が消えたわ。
そうか。

停電になる前は この部屋には
明かりがついていたのか。

つまり
部屋中の明かりが消えたから

悪魔の顔が見えた。

おい…。
ん?

停電したのって
悲鳴が聞こえた後だったよな?

ええ。

つまり 小沢が殺された時

悪魔の顔は見えなかった
ということになる。

そうか。

俺は とんでもない思い違いを
してたのかもしれない。

どういうこと?
犯人は 詩の内容に合わせて

小沢さんを殺したんじゃ
なかったんだ。

待てよ?

だとすると…。

ちょっと… はじめちゃん!

♬~

ちょっと どうしたの?
説明してよ!

♬~

ここには 何か
別のものがあったということか。

♬~

♬~

やっぱり そうか。

でも どうして わざわざ
こんなものを動かしたのかしら。

あぁ… 風倉百合恵を殺した後

これを隠さなきゃならない
何か理由が…。

そうか… おっさん!
ん?

風倉百合恵が持っていた
詩のメモを見せてくれ。

うん。
メモなら はじめちゃん

自分で書いたもの
持ってるじゃない。

これじゃダメだ。
おぉ これだよ。

そうだったのか。

おっさん 1つ頼みがあるんだ。

何だ? はじめ。

謎は 全て 解けた。

「聖なる鍵を手にした騎士が
悪魔の餌食と成り果てぬ」か…。

(亜理沙) あなた刑事でしょう?

何 のんきなこと言っているの?
何とかしてよ。

何とかしたいんですが…
亡霊相手では。

夜が明けるのを待つしか
ありませんね。

さてと…。

私は休ませてもらいますよ。

♬~

(亜理沙) ≪キャ~!≫

♬~

(雷鳴)

あっ!

おい… 大丈夫か!? しっかりしろ。

(亜理沙) うっ…。

誰かが後ろから突然…。

これ…。

それ 優歌さんのじゃないか?

何で そんなものが
ここに落ちてるんだ?

あいつか!? あいつが俺たちを…。

(夏岡) おい!
(田村) クソ!

どこ行きやがった?

(夏岡) あっ!

見ろ! これを!

あの野郎…!

(亜理沙) 優歌さん…。

お前だな?
お前が やったんだな!?

え!?
やめろ!

彼女は犯人じゃ ない。
今頃 何 言ってんだ!

犯人は こいつだ!

彼女は犯人じゃ ない。
じゃあ誰だっていうんだ!

犯人は この中にいる!

皆さん これから

この連続殺人事件の
真相を お話しします。

小沢さんと風倉さんは

御堂周一郎が残した詩の内容と
そっくりの状況で殺されていた。

まるで 御堂周一郎が生き返って
復讐しているようにね。

しかし犯人は

風倉さん殺しの時に
大きなミスを犯していた。

俺は それに気付いたんだ。

「弓矢」 「兜」 「コマ」。

犯人は詩の内容に合わせて
状況をつくった。

これを見てくれ。

死んだ風倉さんが
持っていたメモだ。

「されど駒は止まりて兜落ち」。

この「駒」という文字を
見てください。

この字は 回すほうの独楽ではなく
馬を意味する駒だ。

そう。

しかし犯人は 骨董品の中から

この回すほうの独楽を置いた。

(田村) 馬を意味する
適当なものがないから

たまたまあった その独楽を
置いただけじゃないのか?

確かに。

だとしたら
大したミスとは考えられない。

しかし あの部屋には

馬を意味する駒に ぴったりの
あるものが

最初 置かれていたんだ。
何だ? あるものって。

このチェスの駒さ。

(一の声) 百合恵さんの殺害現場に
駆け付けた時

このチェスの駒は
確かに そこにあった。

棚に付いていたホコリの跡からも
それは明らかだ。

でも 俺が2回目に
コレクションルームを訪れた時

このチェス盤は
目立たない所に移されていた。

百合恵さんを殺した後

とっさに回すほうの独楽を
置いてしまった犯人は

後になって 詩のメモを見て

自分が しでかしたミスに
気付いたんだろう。

みんながコレクションルームを
出て行った後

慌てて この

チェス盤を隠した。

(一の声) チェスの駒と 回す独楽。

音でしか聞いていなければ
間違えても不思議は ない。

犯人は 『悪魔組曲』の詩を

音でしか理解していなかった人物。

つまり

このメモを見ていなかった人物だ。

それは この中で…

たった1人。

列車の事故で到着が遅れ

このメモを受け取れなかった人物。

真犯人は…。

紅 亜理沙 あんただ!

♬~

ちょっと待ってよ。

じゃあ小沢さんの時は
どうなるの?

あなた まさか

私が雷までつくり出した なんて
言い出すんじゃないでしょうね?

それに私たちは 今回
初めて この屋敷に来たのよ。

悪魔のステンドグラス のことなんて
知りもしなかったわ。

『悪魔組曲』の
詩の内容に合わせるなんて

不可能よ。

そうさ。

「雷」 「悪魔」。

これらは偶然が
つくり出したことだったんだ。

けれど みんなは
小沢さんの死体を見た時

てっきり
第一の詩の内容に合わせて

殺人が行われたと
思い込んでしまったんだ。

あんたは それを利用することを
思いついた。

ある目的のためにね。

ある目的?

亜理沙さん。

あなたは 『悪魔組曲』を

我々にバイオリンで
聴かせてくれましたよね?

ええ。

どうして あの時

ご自分のバイオリンを
使わなかったんです?

使いたくなかったからよ。
それだけですか?

他に どんな理由がある
っていうの?

バイオリンケースが

開かなかったんじゃ
ないんですか?

フフ… 何それ ちゃんと開くわよ。

どうして開かないの?

じゃあ 今ここで
開けてみせてください。

いいわよ。

(鍵を差し込もうとする音)

もしかしたら それは
私のトランクの鍵じゃないかね?

でも変だな 私の鍵は
確か 上着のポケットに。

あった。

それにしても よく似ている。

そうか。

もしかしたら これが あなたの
バイオリンケースの鍵で

あなたの持っているのが 私の。

おかしいな。

誰かが すり替えたのかな?

亜理沙さん。

俺が警部に頼んで

わざと
置きっ放しにしてもらったんだ。

そして あんたは

最後に
この鍵を取り戻そうとして

罠に落ちたというわけさ。

亜理沙さん。

あんたの鍵は こっちだ。

この鍵が どこにあったか
分かっていますよね?

死んだ小沢竜二郎が
握ってたんだ!

あなたが 全ての殺人を

詩の内容と 一致しているように
見せ掛けたのは

この鍵が自分のものだ
ということを隠すためだ。

小沢さんが あなたに殺された時

何らかの理由で この鍵を
握ったまま死んでしまった。

みんなが集まった後で
そのことに気付いた あんたは

がく然としたはずだ。

(一の声) だが…。
鍵か

(一の声) みんなの前で鍵を
奪い返すことは できなかった。

あなたは その鍵から

自分が犯人だと
すぐにバレると思った。

しかし 他のみんなは この鍵を

『悪魔組曲』の第一の詩の
「聖なる鍵」と結び付けてしまった。

そこで あんたは
みんなの思い込みを利用して

鍵が示す本当の意味を
隠し通そうと考えた。

紅 亜理沙。

やはり 犯人は あんただ!

(雷鳴)

フフ…。

そう。

殺すつもりは なかった。

事故だったの。

(小沢)
お前と 一緒に来たせいで
遅れてしまったんだ

どうやってメモなしで
楽譜 捜すつもりだ!

俺は 今 作曲家として
行き詰まっている

だから どうしても
あの曲が欲しい!

あの曲を手に入れて

自分の曲として発表しなければ
ならないんだ!

自分の曲にするつもりなの?
あなたは!

亜理沙

お前 ホントは
知ってるんじゃないのか?

あの楽譜が… どこにあるのか
え!?

どうなんだ え!? え!?
(亜理沙)やめて 離して!

俺 知ってんだぞ!

お前が 自分の体を武器に

御堂に
取り入ったことぐらいな!

悪魔のような うなり声

(小沢)
うわっ! あっ… あぁ~!

落ちた音

うっ…!

(亜理沙の声)
ところが あの女は

私を脅迫して来た。

(百合恵)私 見ちゃったのよ

あの時 あなたが慌てて
書斎から出て来るところを

取りあえず
今ある借金の返済をお願いね

(亜理沙)
私を脅迫するつもりなの?

嫌ならいいのよ?

私が見た通りのことを
みんなに話すだけだから

小沢を殺したのは…!
やめて

分かった

フフフ… ハハハハ…!

やっぱり私には
幸運の女神がついてんのよね

(亜理沙の声)
殺すしかないと思った私は

あの女を コレクションルームに
呼び出した。

うっ! ハァ…!

雷鳴
(百合恵)あんた…!

♬~

♬~

♪~

あの人たちはね

死んで当然の人たちなのよ。

でもね もっと悪いのは

御堂周一郎よ。

あの人は

あんな曲を残すことで

私たち弟子に
殺し合いをさせたのよ。

そして この私を
汚い殺人者にしたかったのよ。

それほど御堂周一郎は

私のことを憎んでいたのよ。

(亜理沙) 『悪魔組曲』…。

あれは 本当は

私のものになるはずだった。

(御堂)亜理沙 亜理沙
おぉ… 亜理沙

いずれ お前のために曲を作ろう

私の愛の証しとして

(亜理沙の声) 幸せな日々は

そう長くは続かなかったわ。

いつの頃からか…

御堂周一郎は

私に対して 信じられないほど
冷たくなって行った。

私が何を訴えても…。

そんなに私のことが嫌い!?

(亜理沙の声)
何も答えてくれなくなった。

私が

彼の元を去る時まで…。

どうして
こんなに嫌われたのかしらね?

あ…!

待てよ!

あなたは
御堂周一郎の本当の気持ちを

分かっちゃいない。

詩を思い出してみなよ。

第二楽章の詩。

「弓を取って弦を引き」。

みんなは これが
コレクションルームにある

弓と弦を指すものだと
思ってしまった。

だが

弓と弦には
別に もう1つ意味がある。

あなたにだけは分かるはずだ。

バイオリン。

♬~

そして…

第三の詩。

「己が胸を斧で切り裂き」。

(ナイフで裏張りを切り裂く音)

(亜理沙) 「騎士は心に光を得る」。

(雷鳴)

「聖なる歌は己が胸にぞありき」。

『悪魔組曲』の詩は

本当は 御堂さんが
あなたにプレゼントした

そのバイオリンを
指し示していたんだ。

どうして…。

(御堂の声) 「私は お前の為に
必死の思いで この曲を作った。

しかし ある事情で この曲が

本当に価値ある曲かどうか
判断 出来ない。

そこで 皆を集め
第一楽章と第二楽章を聞かせた。

そして百日後に
この曲 欲しさに皆が集まれば

お前に渡す価値のある曲と
証明される。

今 お前が この手紙を
読んでいると言うことは

おそらく それが証明され

お前が 第三楽章の楽譜を
手に入れたと言うことだろう。

私の愛も伝わったと信じている」。

(亜理沙) ウソよ…。

(はなをすする音)

だったら あの時に なぜ

私の言葉を
聞いてくれなかったの?

聞いてくれなかったんじゃ
なくて

聞くことができなかったんだ。

どうして?

御堂周一郎のピアノは
調律されていなかった。

つまり 彼は

この曲を書いている時は 既に

耳が聞こえなくなっていたんだ。

楽譜は

いつでも あなたの手に入る所に
あったんだ。

(泣き声)

あなたが

御堂周一郎の愛を
疑いさえしなければ

彼の愛の証しは

幸せの印は

いつでも すぐ そばにあったんだ。

(泣き声)

(亜理沙の泣き声)

(泣き声)

(バイオリン)♪~ 『悪魔組曲 第三楽章』

♪~

<剣持警部が
待ってくれたおかげで

私たちは その幻の第三楽章を
聴くことができました>

<それは

第一楽章 第二楽章の
荒々しさとは違って

優しさに満ちた曲でした>

♬~

さて 我々も帰るとするか。

あれ? いいんですか? 研修。
マズい!

ハハハ…! バッカだな おっさん
忘れてやんの。

そういう あんたは?
スパルタ合宿。

ゲッ! それを早く言ってよ もう。

…ったく。

ちょっと~!

ちょっと はじめちゃん!
おっさん! おっさん!

待ってよ!

毎度 お騒がせしております
金田一 一です。

金田一 一で~す。

≪初代の金田一 一といえば
堂本 剛さんですが

メッセージを
頂けますでしょうか?≫

(道枝) はい。

剛さん ホントに え~…。

え~!?

(堂本) フフフ…。

えっ ちょっと… ちょっと あの
整理させてもらっていいですか?

ちょっと 今 ライブ終わった後。

え~? ちょっと…。

今 ちょっと… 見る?
俺の下半身 見る?

これやで。
えっ すごい! キラキラ。

(堂本) だから 終わってすぐや
って言ってんねんて。

どう? 撮影は大変ですか?

すごく楽しく
やらせていただいてますし

やっぱり 皆さんが
大変だと言っていたことを

身に染みて
感じさせていただいてますね。

実は 1話が「学園七不思議」から
始まるんですよ。

剛さんも最初
「学園七不思議」だったんで

すごい ご縁を感じてます。

あん時は だから

古い校舎をロケ現場にして。

あん時も…
長ゼリフが やっぱりね

とんでもなく怖かったけど

これは自慢じゃないですけど

僕は もう 一切 台本
持って行かなかったですからね。

あぁ そうなんですね。

(堂本)
もう やりたくないですけどね。

長ゼリフって 大体
何ページぐらい ありますか?

謎解きのセリフが 数えたので
23ページありました。

いいっすね。

いいです いいです
それぐらい行かないと。

フフ… すごい大変ですね
はい やっぱり。

「学園七不思議」
見てくださいますかね?

剛さん。

どうしても見てほしい
っていうんだったら見ましょう。

見た上での… ずうずうしいかも
しんないんですけど

何か こう…
アドバイスというか あれば

ぜひ欲しいんですけど。

いや 僕が生意気に 何か こう
アドバイスするのも何ですけど

僕のアドバイスが欲しい
っていうんであれば

見て アドバイスは あげますよ
ちゃんと。

ありがとうございます。
(堂本) うん それでよければ。

それをミッチーが望んでるなら。
はい お願いします。

『金田一少年の事件簿』というね

僕が「学園七不思議」を 最初に
やらさせていただいてから

もう27年たつんですって。

27年たっても 自分が まず

このジャニーズ事務所にいるとも
思ってなかったし。

また 後輩君が それを
受け継いで行くということが

現実となってるとも
思ってもなかったんですけれども。

今ね 初代と 現・金田一 一が

こうして つながって
しゃべってるわけですから

初代の『金田一』を
見ていた人たちから

この全ての『金田一』を
見てた人も

一緒に 今回
このミッチーの『金田一』も

大いに楽しんでほしいなと
私は思っています。

じゃあ体に気を付けて頑張ってね。

はい! 頑張ります。
(堂本) はい ありがとう。

じゃあね。
ありがとうございました。

失礼します。
はい またね お疲れさま。

<大好評!>