金田一少年の事件簿#3 【File02.聖恋島殺人事件 後編】[解][字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

金田一少年の事件簿#3 【File02.聖恋島殺人事件 後編】[解][字][デ]

5代目金田一・道枝駿佑(なにわ男子)!日本謹製、本格ミステリー×ホラー。連続殺人は、海の怪物セイレーンの仕業なのか…それとも、犯人が仕掛けたトリックなのか?

出演者
道枝駿佑(なにわ男子)、上白石萌歌、岩﨑大昇(美 少年/ジャニーズJr.)/沢村一樹

【ゲスト】
余貴美子、吉谷彩子、生田絵梨花、佃典彦、コサカマサミ、高橋ユウ、小市慢太郎、神尾佑
番組内容
連続殺人事件が起きた聖恋島にいる一(道枝駿佑)は、あと1日でツアー客全員が解放されると剣持警部(沢村一樹)から聞く。その矢先、影尾教授(佃典彦)が行方不明となり、全員で捜索すると、鍵がかかった室内で死体を発見、しかしその死体はいつの間にかコテージ前に移動していた。一は全員がその場にいてアリバイが証明できることに疑問を持つ。一方、一が心配な美雪(上白石萌歌)は、自分なりのアシストをしようとする。
監督・演出
【演出】木村ひさし
原作・脚本
【原作】天樹征丸、金成陽三郎
【漫画】さとうふみや(講談社)
【脚本】大石哲也
音楽
【音楽】兼松衆、斎木達彦/見岳章
【主題歌】「The Answer」なにわ男子(ジェイ・ストーム)
制作
【チーフプロデューサー】三上絵里子
【プロデューサー】櫨山裕子、岩崎広樹、秋元孝之、大護彰子
【制作協力】オフィスクレッシェンド
【製作著作】日本テレビ
おしらせ
【番組HP】
https://www.ntv.co.jp/kindaichi2022/
【公式Twitter】
https://twitter.com/kindaichi_5
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/kindaichi_5/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(七瀬美雪) <海に潜む怪物
セイレーンの哭き声が響き渡る

絶海の孤島・聖恋島>

<そこで繰り広げられる
連続殺人事件>

(伊豆丸) 水中銃だ!

(金田一 一) 誰か乗ってる?
(剣持) 犯人のボートか?

(夏見) 潮先生が!

潮さん
何で 手を離さなかったんだろう。

例えば何者かが
こっそり潮さんの釣り竿に

強力な瞬間接着剤を
仕込んでおいたとしたら…。

(昼子) この島は 特攻兵器

人間魚雷「回天」の訓練所。

(昼子) つまり 特攻の島。

<島に響く
悲しい哭き声の秘密と

巧妙な殺人トリックを仕組んだ
真犯人の正体とは…>

(剣持) これは…。
「回天」の残骸だよ。

音が… 鳴ってる?
(哭き声のような音)

これがセイレーンの正体だよ。

でも
その名前をかたるヤツは いる。

必ず俺が その謎を解いてみせる。

じっちゃんの名にかけて!

♬~

♬~

♬~

もう一度 参加者たちの
プロフィルを確認してみよう。

ああ そうだな
え~ まずは最年長の

影尾風彦さん。

やり手のドクターで
帝王大学医学部の教授だ。

で 続いて トーディインテック
という会社の社員で

伊豆丸さんと鰐瀬さん。

2人は帝王大学病院に
医療機器を卸してる営業マンだ。

影尾先生たちを接待するために
このツアーに参加してる。

それとツアーガイドの凪田さん。

彼女 3年前まで帝王大学病院で
看護師をやってて

交際していた
影尾先生と別れたせいで

医療ミスの ぬれぎぬを着せられ
病院を追われたって。

ん~… 動機があるっちゃ あるな。

(佐木竜太) 最後の1人は

ルポライターの右竜あかねさん。

このツアーには セイレーンの
哭き声の秘密を調べるために

参加してるって言ってました。

(あかね) すごい…!
(剣持の声) なるほど。

(哭き声のような音)
(カメラのシャッター音)

(あかね) 特ダネもいいとこね。

一連の事件を
楽しんでる節があったが

そういうことだったのか。

そして ツアーの参加者ではないが
このコテージの管理人の

霧声昼子さん。

(美雪の声) あかねさんから
「隠してることがあるでしょ?」

…って
しつこく迫られてたけど。

隠してたのは
あの魚雷のことだったんだ。

生き残ってる人たちの過去とか
調べられないかな?

ああ そう思って本庁へ連絡して

参加者全員の身元を
調べてもらったんだが

特に不審な点は なかった。

どっかに手掛かり ねえかなぁ~。

ねぇ はじめちゃん
ちょっと ひと息つかない?

私 お菓子 持って来てるんだ。

悪い 美雪…
ちょっと黙っててくれる?

あ… ごめん。

私 部屋 戻ってるね。

≪はい≫

あっ。

あ… 七瀬先輩 大丈夫ですか?

ん? 何が?

あっ いや その…
さっき すっごいヘコんでたから。

あ… うん。

うわっ! 何ですか これ。

はじめちゃんと
3日間も 一緒だからさ

勉強しようとか
ゲームしようとか

手品 披露しようとか お菓子とか。

いろいろ考えてたら
何か いっぱいになっちゃって。

でも…
こんなことになっちゃって。

ハァ…。

フフ…。

(剣持) 同じ病院のドクターが
2人も殺されています。

影尾さん

何か 命を狙われるような
心当たりは ありませんか?

(影尾) 冗談じゃ ない。

医者ってのは人の命を救う仕事だ。

感謝されこそすれ
恨まれるなんて あり得ん!

では 殺された2人は
あなたの目から見て

恨みを買うようなことは
なかったと。

ないね。

2人とも
仕事熱心なドクターだった。

医療ミスの可能性は?
ばかばかしい。

私たちは全員 腫瘍内科だ。

手術なんかとは無縁の部署だよ。

腫瘍内科?
(影尾) そうだ。

腫瘍内科は外科と違って

切らずに抗がん剤などで治療する
専門医のことだ。

外科的療法での失敗なんて
ないし

恨まれる理由なんて100%ない。

あぁ そうですか
はい 分かりました。

よろしくお願いします はい。

明日の朝9時に 迎えの船と一緒に
捜査員が来るそうだ。

ツアー客は どうなんの?

何も証拠がない以上
迎えの船を降りたら全員 解放だ。

拘束するわけにはいかないからな。

(夏見) あの 刑事さん。

聞いてほしいことが あるんです。

実は 影尾先生たちは

新しい抗がん剤の臨床実験を

末期がんの患者に対して
積極的に 行っていたんです。

(影尾)この抗がん剤は
私たちの治験の中でも

最新の薬でしてね

あなたは
私の患者ということで

優先的に
使用させていただきました

(藤本)
ありがとうございます 先生

どうも ありがとうございます

(美火)
藤本さん 分かりますか?

(夏見の声) でも その数日後…。

(美火)5
マスクで開始して

(夏見の声) 患者の容体が急変し
亡くなってしまったんです。

潮君 どうだ?
(潮)分かりました

影尾先生たちは遺族に対して

がんが全身に転移していたと

虚偽の報告をしていました。

あの

ひょっとして 凪田さんが
影尾さんから離れたのは…。

そういった事例が何度か続き

激しく不信感を抱いたからです。

(セイレーンの哭き声)

(ノック)

(伊豆丸) 刑事さん!
(剣持) はい はい はい!

大変です 影尾先生の姿が
どこにも見当たらないんです。

えっ!?

(伊豆丸)
島を出る前に 一度でいいから
釣りをしたいから

10時に迎えに来てくれって
メールが届いて。

でも部屋を訪ねたら
姿が見えないんです。

(伊豆丸)
救命胴衣の数も足りなかった。

(鰐瀬) 外に出たのか… まずいな
捜さなきゃ。

あぁ ちょっと待って!
えっ?

今 1人で外に出るのは危険だ
全員で固まって動こう。

あぁ 確かに
皆さん 私について来てください。

(剣持) 影尾さ~ん!

(鰐瀬) 影尾先生!
(伊豆丸) 影尾先生!

(剣持) 影尾さん!
影尾さん!

(伊豆丸) 影尾先生!
(剣持) 影尾さ~ん!

刑事さん!
(剣持) ん?

明かりがついてる。

(剣持)
影尾さん あそこにいるのか?

影尾先生!

♬~

あれっ? 鍵 掛かってる。

まさか…
ここは いつも解放してるのに!

(剣持) えっ? 他に入り口は?
(昼子) 反対側に もう1つ。

でも 戻って 回り込まないと。

(伊豆丸) クソ… 面倒だな。

行きましょう。

♬~

(ドアを開けようとする音)
(剣持) あぁ… ダメだ。

ここも鍵が掛かってる。
(昼子) ちょっと いいですか?

(昼子) あぁ…!

中に 人が…!
(剣持) えっ?

影尾さん?

(剣持)
ちょっと ドアから離れて!

んっ! うぅ…。

んっ! んっ…!

あっ! 明かりが消えた。

よいしょ! んっ…!

ん~! ん~…!
(ドアに体当たりする音)

ねぇ はじめちゃん
何だろう あの光…。

(セイレーンの哭き声)

動いてる… 人?

(鰐瀬) 犯人が逃げてるのか?

(剣持)
反対側のドアから出たのか?

行こう!

(セイレーンの哭き声)

(剣持) みんな 用心して!
(セイレーンの哭き声)

(セイレーンの哭き声)

何だ? あれ。

(剣持) えっ?
あれ。

(鰐瀬) あそこ。

(剣持) ハッ…。

♬~

(剣持) これは…!
あぁ‼

影尾さん!

(セイレーンの哭き声)

ダメだ 亡くなってる。

♬~

死体が移動した?

(剣持) でも どうやって?

♬~

全員そろってる。

♬~

(セイレーンの哭き声)

影尾先生まで…。

何でだよ…。

でも
これでツアーの参加者の中に

犯人がいないことが
はっきりしたわ。

いや そう言い切るのは
まだ早いんじゃないかな。

(鰐瀬) 何言ってんの? お前。

寒野先生の時も 今回も

殺害現場に
全員が そろってたんだぞ!?

だから逆に
それが不自然なんだよ。

どちらの事件も 俺たち全員に
アリバイがあることを

いちいち確認させてるような
状況で起きてる。

まさか君… 我々の中に
犯人がいると思ってるのか?

そうです。

(鰐瀬) ふざけたこと抜かすなよ!

こっちはよ 同行者3人も殺されて
マジ参ってんだよ‼

次は 自分が
殺されるんじゃないかって

怖くて仕方ねえんだよ‼

そうだよ! 金田一君

この中に犯人がいるなんて
ムチャクチャだよ!

(あかね) 証拠は? あるの?

それは まだ。

でも…。
(鰐瀬) 刑事さん!

もう ちょっと このガキ どっかに
閉じ込めといてくれないかな!

(剣持) ええ ええ…。
え!?

はじめ はじめ…。

先輩 行きましょう。

(剣持) 分かります 分かります…。
(鰐瀬) 何なんだよ もう! え!?

どうするの? はじめちゃん
みんなカンカンよ!

仕方ないだろう 成り行きで
ああなっちゃったんだから。

まぁ みんな
ろくに食べてないから

イラついてますね。

あぁ… にしても
さすがに お腹すきましたね。

えっ!?

ちょっと 何ですか!

さっきの小屋 死体が見えた時
中の様子は撮った?

あぁ はい。

確かに
背中に銛が突き刺さってる。

でも床に血が流れてない。

次 俺たちが
コテージに戻って来て

影尾さんを見つけたとこも頼む。

はい。

(剣持) これは…!
あぁ‼

この時は背中から血が流れてる。

影尾さん!

何でだ?

何で小屋で見た時
血が流れてなかったんだ?

佐木。
はい。

潮さんが溺れた直後の映像ある?

あっ えっと…。

あっ あります。

(剣持) 捜索しに行きます。

じゃあ私 ボートを見て来ます。
(剣持) お願いします。

手が空いてる方に捜索を
手伝ってくれるように

頼んでもらえませんか?
かしこまりました。

(伊豆丸) 何かあったんですか?
潮さんが海に…。

ストップ!
はい。

何か 気になることでも
あったんですか?

もしかしたら

犯人かもしれない人間が1人いた。

おっさん
指紋採取セットなんて持ってる?

ああ 何かと便利だから
いつも持ち歩いてるが。

やった! じゃあ ちょっと それで
調べてほしいこと あるんだ。

♬~

≪はい≫

あぁ どうしたの?
いや…。

先輩 どうも煮詰まってるみたいで
お腹もペコペコみたいだし。

♬~

≪はじめちゃん?≫

(ドアが開く音)

はじめちゃん?

あ…。

やだ はじめちゃん…
もしかして 一睡もしてないの?

寒野さん殺しと
影尾さん殺しのトリックが

どうしても分からないんだ。

でも必ず あるはずなんだ。

自分が犯人と疑われないよう

全員の目の前で殺人を実行する
アリバイトリックが。

これ…。

やべぇ… 迎えの船が来るまで
あと2時間しか ねえ。

♬~

(ドアが閉まる音)

あれ? 美雪?

おっ… クッキー。

ん! うまっ。

皆さん もう出発の準備は
終わったんですか?

一刻も早く こんな島とは
おさらばしたいしね。

缶詰は もう こりごりだ。

右竜さんは
取材は もういいんですか?

さすがに 3人も死んだんじゃね。

セイレーンの声の謎は分かったし
いったん戻って仕切り直すわ。

それより…
いつも 一緒にいる彼氏は?

あぁ いや…! 痛っ…
あっ ごめんなさい。

いや… 彼氏なんかじゃ
ありませんよ!

ただの幼なじみです。

そうだったんだ。
はい。

今は 事件に夢中で。

そうなると もう 私なんか
目に入らないっていうか。

男なんていうのは
そういうもんだよ。

でも 悪気は ないんじゃないかな。

そうですね。

(鰐瀬) 行きましょう。
ああ。

おっ… 美雪。

お菓子サンキュ
おかげで元気 出た。

えっ ホント!?
うん。

寒野先生からの手紙を?
(剣持) ええ。

封筒に入れたまま
提出してもらいたいんですが。

でも 何のために そんなことを?

手紙の指紋です。

もしかしたら 犯人の指紋が
残ってるかもしれない。

指紋ねぇ…。

犯人が そんな
うかつなことするかしら?

ええ… 私も そう思ったんですが
一応 確認のため。

犯人は みんなが見てる前で
ベランダ越しに…。

うっ!

(一の声) 寒野さんの額を
水中銃で撃ち抜いた。

セイレーンの低い哭き声

あの時は満潮で
海面は ここまであったはずだ。

状況から考えると 犯人は
この柵の下辺りにボートをつけ

手すり越しに水中銃を撃った
ってことになる。

でも はじめちゃん

みんな あの時は
入り口のドア辺りにいたから

ここから水中銃を撃つなんて
できっこない。

そう できっこないよな。

うん。

でも 犯人が そう思わせるために
何かトリックを使ったとしたら?

♬~

あった!

ん? 何が?

傷だ! ほら この柵の所。

何か硬いものが擦れたような跡だ。

ホントだ。

何で こんな跡が付いたんだろう。

先輩!

岸辺にボートが!

ボート?
はい あっちです!

もしかして 寒野さんが死んだ時

沖に流れて行った
ボートですかね?

でも 何で戻って来たんだろう?

そうか!

聖恋島の潮の流れは
時間によって変わる。

(一の声) 恐らく あの時は
潮の流れに乗って

自然に
ボートは沖に向かって行った。

それが 潮の流れが逆になって

こうして岸に戻って来たんだ。

♬~

何それ… 釣り糸?

ああ。

これは…!

あっ はじめちゃん!
えっ ちょっ…!

♬~

そうか…!

寒野さん殺しのトリックは
これだったんだ!

残るは
影尾さん殺しのトリックだけだ。

(剣持)これは…!
あぁ‼

あの時 小屋からコテージのほうへ
不思議な光が移動してたよね。

私 あれが犯人だと
思ったんだけど。

いや 犯人は あの時
俺たちと 一緒にいた

誰かに違いないんだ。

そいつは
何らかのトリックを使って

影尾さんの死体を
ここからセンターコテージへ

瞬間移動してるように
見せ掛けたんだよ。

あれ?

どうかした?

これ見て 電線が切れてる。

あっ ホントだ!
これ 最近 切ったみたいですね。

誰が?

一体 何のために?

分かりませんね…。

よし!

じゃあ もう1回 息抜きしましょ。

うん そうだね。

さ~て! お立ち会い!

おっ!
(拍手)

ここに 1つのボールと

2つのカップがあります。

じゃあ 行くわよ。

スリー ツー ワン!

ジャ~ン!

えっ 何で!?
えっ!?

フフ! 実はね…。

ほら。

あぁ… すごいですね 美雪先輩!
フフフ…。

おっ?

はじめちゃん どうしたの?

いや 何してんですか?

ちょっと!
はじめちゃん!?

♬~

そうか…。

そういうことだったんだ。

分かったぜ。

影尾さんの死体が
瞬間移動したトリックは

これだったんだ。

えっ…。

私 はじめちゃんの役に立ったの!?

イヤ~…!

ああ 感謝するぜ 美雪。

うん!

謎は…

全て解けた。

(鰐瀬) 一体 何なんだよ!

俺たちは 一刻も早く
この島から出たいんだよ!

まぁまぁ… で 話とは?
手短にお願いします。

一連の殺人事件の謎が
やっと解けたんだ。

3人もの人間を

巧妙なトリックを使って殺害した
真犯人。

セイレーンは…

やはり この中にいる!

♬~

ハッ… まだ そんなこと
言ってんのかよ! えぇ?

俺たちは
全員アリバイがあるんだぜ!

でも
そのアリバイは罠だったんだ。

どういうこと?

最初の晩に食糧庫が荒らされて
食料がダメになったのも

周到に考えられた
殺人トリックの伏線だったんだ。

(一の声) あの時
腹をすかせた参加者たちは

何とかして自分たちで
食べ物を確保しなきゃと思って

行動を起こした。

私が魚を釣って来ます!

(一の声)
でも 伊豆丸さんと鰐瀬さんは

1匹も魚を捕れずに戻って来た。
全くのボウズで…

そんなの偶然だろ?
いや。

犯人は計算してたのさ。

あの…
全然 意味が分からないんだけど。

セイレーンの声だよ。

(一の声)
セイレーンの声の変化は

潮の満ち引きのせいで起こるんだ。

その影響で この島では

時間によって 魚が釣れたり
釣れなかったりする。

真犯人は
その特殊な現象を知っていて

利用したんだ。

2人目の殺人 潮さん殺しにね。

(剣持)我々が行きましょう

(潮)じゃあ 僕も行きますよ
(一の声) 犯人は 潮さんが…。

伊豆丸さんたちの次に
名乗り出ることも計算済みだった。

彼が 悪天候での釣りに

自信を持ってることを
知ってたんだよ。

でも 犯人は

どうやって潮先生を
海の中に引きずり込んだんだよ?

恐らく
水中スクーターを使ったんだ。

(一の声) 犯人は釣り糸をつかみ

水中スクーターを利用して
潮さんを…。

ばかげてる。

そんな状況になる前に

とっとと釣り竿を
手放せばいいじゃねえか。

潮さんは
釣り竿から手を離したくても

離せなかったんだよ。

なぜなら手袋か竿の どちらかに

強力な瞬間接着剤が
仕込まれていたからさ。

えっ?

一定以上の圧力が掛かると
砕けるような

カプセルに入った
瞬間接着剤だろう。

(一の声) あの時 強い引きが来て
潮さんは強く竿を握り締めた。

彼が身に着けていた手袋は

手首を しっかりベルトで
巻き付けるタイプのもので

そう簡単に脱げるものじゃ
なかった。

しかし 水死体となって
上がって来た潮さんの手には

手袋は なかった。

証拠を隠滅するために
真犯人が処分したんだろう。

でも 竿と手袋を回収したことが

俺にヒントを与えてしまった。

そして その直後に

ある人物が犯人であることを
指し示す印が

佐木の撮った映像の中に
写ってたんだ。

この絶海の孤島で
3人もの人間を殺害し

罪を逃れる巧妙なトリックを
仕組んだ真犯人。

セイレーンは あんただ。

セイレーンは あんただ。

伊豆丸さん。

(鰐瀬) い… 伊豆丸さんが?

ちょっと 君…
言ってることがムチャクチャだよ。

どうして私が
大事なクライアントの先生方を

殺さなきゃならないんだ。

そもそも
何を根拠に そんなデタラメ…。

デタラメかどうかは

この映像を見て判断してくれ。

(剣持)
それから 手が空いてる方に
捜索を手伝ってくれるように

頼んでもらえませんか?
(昼子) かしこまりました。

何か あったんですか?

潮さんが海に…。

伊豆丸さんの顔をよく見てほしい。

顔?

(鰐瀬) そういえば 赤い
メガネ痕みたいのがあるけど

それが何だ?

その通り
こいつは まさにメガネの痕だ。

ただし水中メガネのね。

(あかね) 水中メガネ?

あんたは潮さんが釣りに出た後

部屋に戻るふりをして
こっそりコテージを出て

潮さんを水中に引きずり込んで
溺死させ

再びコテージに戻った。

(一の声)
あとは急いでシャワーを浴びて

何食わぬ顔で
俺たちの前に戻るだけ。

その時 顔に水中メガネの痕が
付いてないことぐらい

確認しただろう。

でも 海に潜って冷え切った体が
温まるにつれ

血の巡りが良くなり
水中メガネの痕を

くっきり浮かび上がらせて
しまったってわけさ。

いや ちょっと待ってくれ。

すっかり
私を犯人扱いしているが

寒野先生の時は?
水中銃だ!

(伊豆丸の声)
彼女が殺された時 私は

みんなと 一緒にいたんだぞ?
確かに。

でも あんたは
俺たちと一緒にいながらにして

寒野さんを自動で撃ち殺す
仕掛けを用意してたのさ。

そろそろ時間だ
みんな 一緒に来て。

(セイレーンの哭き声)
みんな まず あれを見て。

(鰐瀬) えっ?

水中銃。

柵に固定してある。
気を付けて!

糸が張ってあるから。
糸?

安全ピンで留められてる。

これは…。

恐らく寒野さんは薬で眠らされ

固定された水中銃の
正面に座らされていた。

この1本目の糸は

事前に
水中銃が発射されないための

いわば安全装置なんだ。

1本目の糸?

銃をよく見て。

もう1本 糸が結んであるでしょ。
(セイレーンの哭き声)

(セイレーンの哭き声)

ボートだ ボートとつながってる。
(セイレーンの哭き声)

(あかね) もしかして
この無人のボートが引き金?

ああ。

[ セイレーンの哭き声が低くなる ]

ほら今 セイレーンの声が変わった。
[ セイレーンの哭き声が低くなる ]

潮の向きも陸から沖方向に変わる。

みんな 水中銃から離れて。

(セイレーンの低い哭き声)

ボートに引っ張られ
第1の糸が安全装置を外し…。

そして第2の糸が
水中銃の引き金を引く。

(引き金が引かれる音)

撃った反動と糸に引っ張られ
水中銃は海に落ち

凶器の隠滅も完了。

これが あんたが仕掛けた

潮の変化を使った
自動発射装置だよ。

伊豆丸さん。

水中銃だ! 伏せろ!

(一の声) あの時 あんたが
そう叫んだのも…。

俺たちが すぐに
ベランダに飛び出さないよう

けん制するためだったんだよな?

そこまで言うなら
影尾先生の時は どうなんだ?

あの時 桟橋で 私は ずっと
君らと行動を共にしてたんだぞ。

それは…。

こいつが教えてくれたよ。

ここに2つの紙コップと
1つのボールがある。

最初に空の紙コップを1つ伏せる。

その上にボールをのせ

もう1つの空の紙コップを
上に かぶせ

ちょっと底をたたくと…。

紙コップの間に入っていた
ボールが

すり抜けて下に。

(あかね) すごい… どうやったの?

種は簡単。

ボールは1つじゃなく

2つあったってこと。

最初に 空の紙コップを伏せる時

もう1つの隠してたボールを
入れたんだ。

そう。

死体は2つあったんだよ。

いや… 1つは死体のふりをした
伊豆丸さん自身だったけどね。

♬~

この黒いボールは 伊豆丸さん。

この青いボールは 影尾さん。

赤は このトリックを成功させる
重要なアイテムで

仮にXとでもしておく。

白は このトリックショーの観客。

つまり俺たちだ。

あの時 俺たちは
姿の消えた影尾さんを捜しに

センターコテージの
エントランスを通って

舟着小屋に向かった。

でもドアが開かず

反対側のドアに向かうため
来た道を戻って行った。

そして俺たちが
このセンターコテージを通過することで

そこに何もないことを
確認させられたんだ。

そして全員がセンターコテージを
通過するのを見計らって

あんたは行動に出た。

(一の声) あんたは あらかじめ
薬で眠らせていた影尾さんを

物陰から引きずり出し…。

(伊豆丸)うっ…!

銛を突き刺す音
(一の声) 殺害し…。

再び舟着小屋に戻って行った。

(一の声)
隠し持っていた鍵でドアを開け

そして あらかじめ
小屋に置いておいた

背中に板を仕込んである
ライフジャケットに銛を刺し

それを着てフードをかぶり

影尾さんと そっくりの格好で
横たわった。

反対側の桟橋から
到着した俺たちに…。

(剣持)あぁ ダメだ
ここも鍵が掛かってる

(一の声) 横たわった自分が
影尾さんだと思い込ませ…。

んっ! んっ…!

ん~…!
ドアに体当たりする音

(一の声)
小屋の明かりを消した後…。

(剣持)あっ! 明かりが消えた

反対側のドアを開け

あんたは
あるものを海に投げ入れた。

それが この重要アイテム…。

Xだったんだ。

重要アイテム?

サイリウムだよ。

(一の声) あんたは その時

海から陸に向かっていた
潮の流れを計算し

サイリウムを入れた
ペットボトルを海に落とし…。

何だろう あの光…

(一の声) あたかも犯人が

コテージ方向に
移動しているように見せ掛けた。

人?

(鰐瀬)犯人が逃げてるのか?

(一の声) そして
後ろから俺たちと合流し…。

(剣持)
反対側のドアから出たのか?

(一の声) 一緒に影尾さんの死体を
発見したふりをして…。

影尾さん!

みんなと ずっと一緒にいたという
アリバイを手に入れたんだ。

そんなのは君の推測だってだけで
証拠には ならんだろう。

私が確実に犯人だって
証拠があるのか?

(剣持) はじめ!

すまん 遅くなってしまって。

思ったよりも手間取っちまって…。
(伊豆丸) そうだ。

さっき刑事さんが集めてた
寒野先生の手紙。

私が犯人なら これを用意したのも
私ということになるが

中の手紙に
私の指紋は付いてたんですか?

今 まさに
皆さんから お預かりした

便箋の指紋の調査が
終わったところです。

伊豆丸さん。

あなたの おっしゃる通り

どの便箋からも あなたの指紋は
出ませんでしたよ。

ほら やっぱり。

私が犯人だって証拠
それが出なきゃ

私が犯人だとは言えない。

ハァ… だから逆!

それが証拠だっつうの。
何のことだ?

(剣持) あなたが開封した

あなた宛の手紙の便箋からも

指紋は検出されませんでした。

つまり

あなたは この手紙を
読んでいなかったんです。

それなのに 手紙の指示通り
集合場所へと来た。

それは あんたが
中身を見るまでもなく

手紙の内容を知っていたからだよ。

(剣持) 伊豆丸さん。

もう言い逃れは できませんよ。

フッ… 参ったな。

完敗だよ 金田一君。

犯人は 確かに私だ。

何で… 伊豆丸さんが…。

鰐瀬君。

何で私が
長年 所属してた研究室から

営業に移ったと思う?

それは… リストラじゃ?

私は頭を下げて
異動を願い出たんだ。

娘の 麻里香の

死の真相を探るためにね。

娘といっても仕事漬けで

父親らしいことは
ほとんど してやれなかった。

私は 娘が3歳の頃に離婚してね

それから娘とも妻とも
ほとんど連絡を取らず

長いこと生き別れ状態だったんだ。

♬~

(伊豆丸)《麻里香》

《何で ここに…》
はい

(麻里香)ありがとう おじさん

《私のことなど
覚えてるわけないか》

えいっ!

(伊豆丸の声)
血のつながりっていうのは
不思議なもんでね…。

(伊豆丸)行くぞ~ ほい~!
(伊豆丸の声) それから日曜日は

必ず公園で いろんな遊びをした。

(麻里香)あ~ 行っちゃった!
(伊豆丸)よいしょ~!

(伊豆丸の声)
別れた妻も気付いていたが

見て見ぬふりをしてくれた。

何年かぶりの家族との時間。

(伊豆丸) ほんの つかの間

人間らしい
温かい時間が持てたんだ。

でも

その時間は 長くは続かなかった。

(伊豆丸の声) ある日 突然
麻里香は公園に来なくなった。

次の週も

その次の週も。

美月

(美月)麻里香は

死んだわ

ウソだろ?

(伊豆丸の声)
私と最後に会った後

麻里香は体調を崩し

悪性の小児がんに
蝕まれていることが分かった。

麻里香は そのまま
帝王大学病院に入院したが

容体が急に悪化し
亡くなったそうだ。

ウソだよ…!

(伊豆丸)
私は医療研究者の端くれとして

その話を聞いて
直感的に おかしいと思った。

私が最後に見た麻里香は
とても元気そうで

仮に小児がんだとしても

2週間で死ぬような状態では
なかったからだ。

私は転属を希望し

帝王大学病院のことを
徹底的に調べた。

すると 娘が
その大学病院が携わった新薬の

治験対象になっていたことが
分かったんだ。

責任者の影尾たちは

人体実験まがいの治療を
行ってたんだ。

そこまで分かっていたのなら

彼らを告発することも
できたのでは?

もちろん最初は そうするつもりで
証拠を固めて行った。

でも 彼らを接待した時

ヤツらの口から
直接 聞いてしまったんだ。

娘のことを。

(美火)
ハァ… 私 ちょっとトイレ

あぁ…

あ~あ
すっかり酔いつぶれちゃって

また家まで送ってかなきゃ
なんねえのかよ

潮先生も ご苦労が多いですな

まぁ
うんざりする時もあるけど

僕たちは
共犯関係みたいなもんだからね

ICレコーダーの操作音
(潮)ここだけの話だけどさ

例の新薬で随分 殺してんだよね
僕たちのチーム

新薬ですか?

(潮)いや~ マジで
いろいろあったけど

小学生の女の子を
殺しちゃったのは

さすがに ちょっとキツかったな

えっ…

(潮)1年ほど前

ちょうど
小児がんの子供が見つかってね

僕の見立てじゃ 他の治療で
十分 治ったと思うんだけど

ほら 影尾先生が

「新薬の治験データに
小児がんの適用実験が欲しい」

…って言うから その子を
悪性のがんってことにして

無理やり
投薬 始めちゃったんだよね

そしたら 案の定
激烈な副作用が出ちゃってさ

麻里香ちゃん 聞こえますか?
すぐ楽になるからね

麻里香ちゃん!
聞こえるかな? 麻里香ちゃん


を5に上げて!
早く!

麻里香ちゃん 頑張って!

(ICレコーダー:潮)マジで焦ったよ…
まぁ 僕と寒野で

何とかカルテを改ざんして
ごまかしたけど

僕が親なら あんな死に方
たまんないや ハハハ…

♬~

(伊豆丸) でも

これでもう 全て終わった。

私に やり残したことは ないよ。

刑事さん 申し訳ない。

罪は償います。

はい。

金田一君。

俺は 気付いた時には
大切なものをなくしてた。

君も 推理にばかり
夢中になってると

俺みたいになっちまうぞ…。

♬~

(セイレーンの哭き声)

(昼子) この洞窟の回天はね

戦時中 テスト航行で座礁して

そのまま残ったものなの。

そうだったんですね。

米軍が進駐して来た時から
島の人たちは

この回天の存在を
ずっと秘密にして来た。

話せば回収されてしまうから。

だって この回天は

この島の記憶の一部。

命を軽んじる
特攻兵器の犠牲になった

たくさんの軍人さんたちが
残した

永遠の墓標なんですから。

おっさん。
(剣持) ん?

俺 1つだけ
解けない謎があってさ。

何だ?

影尾さん殺害のトリックに
使われたサイリウムだよ。

あれって
一体どこに消えたんだろう。

確かに そうだな。

セイレーンが
持ってったんじゃない?

ねぇ 金田一君。

君のこと
雑誌の記事にしたいんだけど

今度ゆっくり
君の経験談 聞かせてくれない?

ゆっくりですか?

ええ ゆっくり じっくり。

ゆっくり… じっくり…。

うん。

何? 鼻の下 伸ばしちゃって!
最っ低!

あれ?
そんなに心配ですか? 七瀬先輩。

は? 何で私が心配すんのよ!

え~?

はじめちゃんの役に立ったの!?
イヤ~…!

ああ 感謝するぜ 美雪。

は… はぁ!? えっ ちょっ…
佐木君 何 撮ってんのよ!

ちょっ 危ない…!
消して! ねぇ お願い!

何? ちょっ…。
ねぇ!

大体 はじめちゃんが鼻の下
伸ばすから いけないんだよ?

えっ 何で?
僕も そう思います。

えっ ちょっと ちょっと…。
(剣持) こら はじめ…!