金田一少年の事件簿#10【File07. オペラ座館 ファントムの殺人】[終][解][字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

金田一少年の事件簿#10【File07. オペラ座館 ファントムの殺人】[終][解][字][デ]

5代目金田一・道枝駿佑(なにわ男子)!日本謹製、本格ミステリー×ホラー。
怪人ファントムは悪魔の知恵を持つ怪物!?必ず正体暴いてみせる、ジッチャンの名にかけて!

出演者
道枝駿佑(なにわ男子)、上白石萌歌、岩﨑大昇(美 少年/ジャニーズJr.)/沢村一樹

【ゲスト】
山本舞香、戸塚純貴、霧島れいか、古川雄大、コング桑田、七瀬公、増田昇太、六角慎司、石川萌香
番組内容
怪人ファントムの仕業を匂わせる惨劇が続く中、レオナ(山本舞香)を襲った犯人と同じ仮面が、劇団員の城(増田昇太)の部屋から見つかった。
犯人の疑いをかけられた城は、白神(戸塚純貴)の提案で、潔白を証明するため劇場に一人でこもる。もし他に犯人がいたとしたら、密室にいる城は安全のはずだったが、一(道枝駿佑)が訪れた時、彼はすでに殺されていた…!愛に狂った殺人鬼ファントムの正体が明らかになっていくが…。
監督・演出
【演出】丸谷俊平
原作・脚本
【原作】天樹征丸、金成陽三郎
【漫画】さとうふみや(講談社)
【脚本】大石哲也
音楽
【音楽】兼松衆、斎木達彦/見岳章
【主題歌】「The Answer」なにわ男子(ジェイ・ストーム)
制作
【チーフプロデューサー】三上絵里子
【プロデューサー】櫨山裕子、岩崎広樹、秋元孝之、大護彰子
【制作協力】オフィスクレッシェンド
【製作著作】日本テレビ
おしらせ
【番組HP】
https://www.ntv.co.jp/kindaichi2022/
【公式Twitter】
https://twitter.com/kindaichi_5
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/kindaichi_5/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. レオナ
  2. 犯人
  3. ファントム
  4. 劇場
  5. 剣持
  6. ハァ
  7. 鋭治
  8. 自分
  9. 三鬼谷
  10. 指紋
  11. 暖炉
  12. 氷森
  13. 懐中電灯
  14. 見張
  15. 乾電池
  16. 真犯人
  17. 美雪
  18. シャンデリア
  19. ワイヤ
  20. 客席

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから → 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のある配信サービスがありますので、以下バナーなどからラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。



created by Rinker
¥250 (2022/08/13 17:01:13時点 Amazon調べ-詳細)

(七瀬美雪) <世界的演出家
黒沢和馬がつくったオペラ座館>

<そこで上演される
『オペラ座の怪人』の

出演者たちが
1人 また1人 惨殺されて行く>

<そして 剣持さんも行方不明に>

(レオナ) ファントム…
窓の外にファントムがいたの!

(城) 霧生鋭治じゃなかったか?

<愛に狂った殺人鬼
怪人ファントムの正体は

失踪した天才俳優
霧生鋭治なのか>

<それとも…>

(金田一 一) やっぱり あった
ここがオペラ座館の地下迷宮だ。

(うめき声)

逃げろ~‼

あっ!

じっちゃん 助けて~‼

♬~

♬~

♬~

はじめちゃん!?
(佐木竜太) 先輩!

う~…。
ん~! ん~!

ん…? ん!?
ん~! ん~!

剣持さん!?

(剣持) 七瀬君! えっ!?

はじめ!
えっ おっさん!?

えっ えっ… うわ~!
うわ~!

おっさん!
はじめ~!

おっさん! よかった!
おっさん! ホントよかった…。

(いびき)
えっ? えっ おっさん?

ヘヘヘ…。

(いびき)
えっ 寝ちゃったの!?

おっさん! おっさん!

(剣持:いびき)

頭の傷は
大したことないみたいですね。

生きててくれてよかった~。

でも 何で襲われたんですかね?
やっぱり刑事だから?

いや 考えられるとしたら

劇場の鍵。
劇場の鍵?

絵門さんが死んだ後

劇場の鍵は
おっさんが預かっただろ。

犯人は鍵が欲しかったんだよ。

でも 分からないのは
犯人が鍵を奪った後…。

(レオナ)鍵って これ?

その鍵は
おっさんが持ってたはずだ

何で犯人は鍵を戻した?

(城)
ふざけるな! 俺が犯人だと!?

(氷森) 城さんの部屋から

こんな物が出て来たんですよ。

それ…
私を襲った犯人と同じ仮面!

知らない! 俺は何も…。

(氷森)
あのシャンデリアが落ちた時

城さん 舞台上にいましたよね。

俺じゃ ない!
ワイヤが切られたのは舞台裏だ。

それでも 客席にいた僕たちより
ずっと近い!

氷森 てめぇ…。

(白神) 城さん。

こうなっちゃあ
自分の身の潔白を

証明するしか
ないんじゃないですか?

例えば 鍵の掛かった部屋に
閉じこもるとか。

(影島) じゃあ 劇場だな。

影島先生まで…。

みんな 俺を疑ってんのか!?

違う 城さんは犯人じゃ ない。

でも
殺された2人のことを思うと

次に狙われるのは
城さんかもしれない。

だから お願い
少しでも安全な場所にいて。

よし。

やってやる。

劇場に こもればいいんだろ!

(静歌) 劇場の鍵は?

これ。

(城) 何でお前が持ってんだよ。

鍵は鍵置き場に置いて
私たちが交代で見張りましょう。

じゃあ 最低2人で
鍵は見ててくれよ。

誰かが変なマネをしないように
お互いを見張るんだ。

♬~

鍵は交代で見張ります
皆さん ご協力お願いします。

レオナさん 聞いてもいいかな?

何?

ファントムといわれた
霧生鋭治って人のこと。

黒沢先生が生きてた頃

ここには よく
劇団員たちが集まってたの。

(レオナの声) よく みんなで
演劇論を交わし合ってた。

楽しかったなぁ。

どんな感じの人だったの?
霧生さんって。

あの頃は優しい先輩だった。

誰よりもお芝居を愛してて。

交代しよう。

ついでにこれ 静歌さんから。

おっ 待ってました~ 腹へった~。

城さんにも届けてあげようよ。

怖いから一緒に来て。
うん。

あ~ えっと
僕たちがついて行きます。

何?

(小声で) 氷森さんが行ったんじゃ
また もめますって。

(氷森) 何で?

いただきま~す。
あ~ ちょ ちょ ちょ…。

キャっ‼
えっ?

えっ! 毒グモ!?
(氷森) 何でこんな所に!?

いいから! 早く焼き殺して!

レオナ 大丈夫?
刺されなかった? うん。

多分 今のはタランチュラです。

毒はあるけど 人間を殺すほど
強力じゃありません。

そんなことより 鍵 どうしよう…。

あっ!

熱っちぃ!

ダメだ 火の勢いが強過ぎる。

2~3時間も待てば
火は消えるさ。

それから取れば いいんじゃない?

だいぶ 火が弱まって来ましたね。

そろそろ火は消えそう?

城さん お腹すかせてるわ。

えっ あぁ…。

よいしょ。

(ジュ~という音)

(レオナ) 城さん 食事 持って来た。

城さん?

(レオナ) 城さん?

(レオナ) キャ~‼

(影島) とうとう 城まで犠牲に…。

でも どうして?
鍵はみんなで見張ってたし

誰かが持ち出すなんてことは
あの状況じゃ不可能ですよ。

佐木の言う通りさ。

これは密室殺人だ。

(白神) なるほどね。

つまり 城さんがファントムだった
とは考えられないか?

どういう意味ですか?

実は 真犯人は彼で

最後は 自分で自分を手にかけた。

それは ないよ。

現場には凶器は落ちてなかった。

自分で自分の腹を刺し

どうやって
凶器を処分するんだよ?

じゃあ 君に説明できるのか?

それは…。

警察から連絡があったわ。

ロープウエー
明日の夕方には復旧するそうよ。

フッ ついに
犯人は分からずじまいか。

でも 来てよかった
面白い記事が書けそうだし。

ハァ…。

はじめちゃん!
剣持さんが目を覚ましたわ。

うん… う~ん! うん!

まぁ これだけ食欲があれば…。
もう大丈夫ですね。

食った~!

ごちそうさま うん!

フフフ…。

はじめ!

随分 私のこと
心配してくれたそうだな えぇ?

してないもん。
ハハハ…。

照れんな 照れんな。
何だよ もう!

おっさんこそ 刑事のくせに
襲われて監禁されて

ハズいにも 程があるだろう。

確かに。

剣持 勇 一生の不覚だった。

剣持さんがいない間に
いろいろ あったんですよ。

ん?
三鬼谷さんと城さんが殺された。

なんと…。
頼みがある。

おっさんが
襲われた状況を教えてほしい。

あぁ はじめ はじめ!
えっ?

ちょうど この辺りだ 襲われたの。

懐中電灯の電池が切れて
真っ暗になってしまってな。

(剣持の声) そしたら 何だか

青白くボ~っと光る物を
見つけてな。

それを拾おうとした瞬間
後ろから…。

光る物って?

チラっと触った感じだと
ゴムみたいな物だったな。

青白く光る…。

夜光塗料とか?

あぁ 何か
そんな感じのやつだった。

でも 何でだ?
う~ん…。

暗闇の中で犯人が
何かを探しやすくするためとか?

どういうこと?

そっか この離れの塔の窓は
本館から よく見える。

懐中電灯とか使ったら
一発で怪しまれるからですね。

そういうこと。

だから 懐中電灯なしでも
探し出せるよう

夜光塗料を
ゴムみたいな物に塗って…。

(何かが刺さる音)
痛ぇ!

どうした? ん?

てぇ~… ん?

よいしょ。

真新しい画鋲…。

何で こんなもんが?

密閉された窓に

狭い らせん階段。

光るゴムのような物…。

♬~

そして画鋲!

ロウソクを消しながら
階段を下りたのはファントム…。

いや 人間ですらなかったんだ!

人間じゃ ない?
ああ。

真犯人は こうやって
存在しないファントムを

いると思い込ませたんだ!

どういう意味よ? はじめちゃん。

この事件の真犯人 ファントムは

頭のイカれたストーカーなんか
じゃないよ。

巧妙なトリックを使って
アリバイを手にし

密室の壁をくぐり抜け
ターゲットの3人を殺し

のうのうと生きている
悪魔の知恵を持つ怪物だ。

悪魔の知恵?

俺はもう惑わされない!
その知恵に勝つ。

そして 3人を殺した真犯人

ファントムの正体を
必ず暴いてみせる!

じっちゃんの名にかけて!

一番の難題は

城さん殺しの
劇場の密室トリックですよ。

劇場の鍵は ここで
僕たちがずっと見張ってた。

外に持ち出すなんて
絶対 不可能です。

でも 犯人は何らかの方法で
鍵を開け

城さんを殺害した。

う~ん…。

あぁ‼
(剣持:一) わぁ~!

ゴキブリが! はじめちゃん…!
わぁ~!

危ないぞ 危ないぞ 毒 出るやつ!
無理 無理 無理…!

無理 無理 無理…!
何やってんだ!

もう みんな いい年して
何やってんですか?

これは ただのゴキブリです
毒なんてありませんよ。

ハァ~ ヤバかった~。

もう しっかりしてよね。

金田一耕助の孫でしょ!

じっちゃんは関係ないだろ。
ちょっ… ちょっと待った!

えっ… あの すみません
今 あの 何?

金田一耕助の…?
孫。

孫!?

えっ 言ってなかったっけ?

ウソだろ お前… 初耳だよ!

じゃあ 先輩が「じっちゃんの名に
かけて」って言ってる時

どう思ってたんですか?

「今どき珍しいな
おじいちゃん子なんだな~」って。

じっちゃんの そう。

じっちゃんの名にかけて!って。
はぁ~…。

ごめん。

(ゴキブリを燃やす音)

そういえば あの時

俺は鍵の入った袋を
確かに暖炉に投げ入れたけど…。

あの袋の鍵が
偽物だったとしたら…。

いや そんなはずは ない!
暖炉から取り出し

冷やした鍵は
確かに劇場の鍵だった。

どこかで すり替えるとしたら…。

♬~

あれか!

お~!
キャ~!

すいません。

あっ… 壊しちゃったかも。

あぁ 古いものだから
気にしないで。

すいません。

静歌さん この砂時計
何で2つあるんですか?

あぁ 1分計と2分計よ。

お茶を入れる時
種類によって使い分けてるの。

(砂が落ちる音)

♬~

そうか!

犯人は この手を使って
塔から館まで

往復の時間を半分に短縮したんだ。

これで あのアリバイも崩れる。

残るは1つ。

最初の殺人 いずみさん殺しだ。

♬~

あの滑車から
シャンデリアをつって…。

あのリールまで必要な長さは…。

まぁ この高さが大体10mだろ?

で 向こうの滑車を経由して

リールまで…。

合計30mってとこか。

もし ワイヤを切るとしたら…。

舞台裏のリールの近く。

よいしょ。

あっ おっさん 手伝って。
あぁ…。

はい はい。
はい。

これがリールまでの距離か。

美雪。
うん。

高さ10m…。

これぐらいか。

長過ぎる。

何でだ?

ん? はじめちゃん 何 見てるの?

この節穴から
上の舞台が見えるんだよ。

ホントだ
ファントムになった気分ね。

この辺りは客席か。

おっさん。
(剣持) ん?

肩車してくんない?
ああ。

せ~の… よいしょ。

あ~ どうだ?
大丈夫。

どっちに行けばいい?
右 右 そうそう…。

そうそう… そのまま そのまま…。
どうだ?

あ~ ストップ ストップ そこ。
ここ?

どうだ?
う~ん…。

暗くて いまいち よく見えないな。

はじめちゃん
入り口に これが置いてあったよ。

ロウソク?
付けてみる?

かなり古そうだけど。

あ~! ちょっと待って!
付けないで… あっ!

うわっ!
あっ!

あぁ~…。
ちょっと! 大丈夫?

剣持さんも!
あぁ 大丈夫 大丈夫。

そうだったんだ。

見つけたぜ。

犯人が残した決定的な証拠を。

ホントか? はじめ。
ああ。

そして
この事件の全てを計画した

殺人鬼 ファントムの正体もね。

それじゃあ…。

謎は

全て解けた。

金田一君
真犯人が分かったって本当か?

ああ 犯人は城さんでも
霧生鋭治でもなかったよ。

そもそも 離れの塔の
ロウソクを消したのは

人ですら なかったけどね。

はぁ?
まぁ 見ててよ。

さて 今からファントムに

ロウソクを吹き消しながら
階段を下りてもらいます。

(氷森) 火が消えて行く。

これ 窓から見た景色と同じ。

金田一君 その中身は?

舞台で使うスモークマシン用の
ドライアイスです。

(一の声) ドライアイスは
二酸化炭素を凍らせたものだ。

熱で気化して煙になる。

(一の声)
空気より重い二酸化炭素は…。

風船が割れる音

(一の声)
ちょうど 階段をはうように
ゆっくり下って行き

ロウソクを消して行く。

あたかも怪人ファントムが
吹き消しているかのようにね。

犯人は こんな仕掛けを
塔に仕込んでおいたんだ。

つまり おっさんが見た
光る物の正体は

画鋲で割れた

ドライアイス入りゴム風船の
残骸だったんだよ。

犯人は こんなトリックで

俺たちに
いもしないファントムの存在を

におわせながら
殺人を繰り返して行った。

そして

それを実行した真犯人は

この中にいる!

そこまで言うからには

全てのトリックは
解けてるんだろうな?

もちろん。

じゃあ シャンデリアを
落としたヤツは誰なんだ?

あの状況で 誰が どうやって
舞台裏のワイヤを切った?

犯人がワイヤを切ったのは
舞台裏じゃないよ。

この地下空間は
舞台と客席の下にある。

つまり この上は劇場だ。

これから シャンデリアを
落下させたトリックを再現します。

≪美雪 佐木 位置についたか?≫

はじめちゃん OKだよ。

僕もOKです。

舞台上には
シャンデリアの代わりに

仮面がヒモでつってある。

で そのヒモは
天井の滑車を通り…。

舞台裏の
リールのそばの隙間から

ここに来てるんだけど。

これをのばして行って…。

こっちの穴から上に出して…。

≪佐木 頼む≫
はい。

≪劇場のイスを固定している
ボルトに引っ掛ける≫

そして また同じルートで

最初の隙間に戻して。

そのヒモを
舞台裏のリールに結び付ける。

これで準備完了。

じゃあ 佐木。

仮面を
舞台にいる美雪の上に落として。

はい。

犯人は
ワイヤをこんなふうに使って

シャンデリアを落としたんだ。

自分からは一歩も動かずにね。

(一の声) こうすれば 犯人は

いずみさんがシャンデリアの下に
立ったタイミングで

自分の席の
ワイヤを切るだけでいい。

そして
とある客席の下にあった穴にも

ワイヤがこすれたような
不自然な跡が残されていた。

この穴だ。

ここが ヒモがボルトに
引っ掛けてあった穴。

つまり
真犯人が座っていた席の真下だ。

客席には
あの時 みんながいた場所に

それぞれ 名前の紙が はってある。

佐木 座席の紙を落として。

はい。

♬~

その客席に座っていたのは…。

♬~

湖月レオナ。

あんたが この事件の真犯人
殺人鬼 ファントムだ。

バカなこと言わないで!

そうだよ レオナに
そんなことできるはずがない。

そもそも 彼女は
ファントムに襲われたんだぞ!

氷森さん よっぽど
レオナさんが好きなんだね。

じゃあ 聞くけど
もし レオナさんに

「2人で話したいことがあるから
他の人たちを うまくまいて

こっそり1人で来てほしい」って
頼まれたら どうする?

(氷森) それは…。

もちろん行くさ!
それが どうした?

三鬼谷さんも
実は そうだったんだよ。

えっ?

(一の声) あの時 三鬼谷さんが
階段から転げ落ち

足をくじいたように見えたのは

彼のお芝居だったんだ。

レオナさんは まず
自分の言う通りに行動するよう

三鬼谷さんに持ち掛けた。

2人だけの秘密よ

(三鬼谷)ああ…

「後で行くから こっそり会おう」
とか 何とか言ったんだろう。

そして…。

窓の外に誰かいるみたいなの
助けて!

白い仮面が…!

(一の声) あたかも ファントムに
襲われてるかのように

俺に 窓をたたき割る音と
悲鳴を聞かせ

電話のライブ中継を
でっち上げたんだ。

待てよ。

塔での殺人は どうなるんだ?

ここから離れの塔は
走って

往復10分かかる
距離だぞ。

湖月レオナは
俺たちに楽屋で見られている。

離れの塔に行って
三鬼谷さんを殺し

こっちに戻って来るなんて
時間的に できっこない。

確かに 1人じゃ不可能だ。

でも

2人でなら どうかな?

2人?

この砂時計は 1分計と2分計だ。

こいつで 2分の時間を計る方法は
ふた通りある。

1つは
2分計を1回 回して計る方法。

もう1つは
1分計を2回 回して計る方法。

レオナさん。

あんたは この1分計のように

片道5分の道のりを
半分にしたのさ。

あぁ~!
大丈夫ですか!?

俺に構わず 早くレオナを!

(一の声) 三鬼谷さんは
レオナさんに言われた通り

第2の道を通って

オペラ座館に向かい

道の半ば
真ん中くらいで

あんたに出会う。

レオナ その格好…

(一の声) こうすれば 塔からも
ここからも かかる時間は

お互い 2分半で済む。

注射器を刺す音

う… あっ…

斧で手首を切る音

(一の声)
この後 館に引き返すのも2分半。

合計 往復5分。

♬~

(一の声) あとは
俺たちが扉を突き破って

入って来るのを待てばいい。

(一の声) そして 上着の下に

三鬼谷さんの手首を隠し持って
塔へ行き

捜すふりをしながら
手首を捨てたんだ。

この悪魔みたいな方法で

あんたは 三鬼谷さん殺しを
やってのけたのさ。

そんなの
あなたの勝手な想像だわ。

だったら 城さんは どうなの?

誰も 外から出入りできない
劇場の中にいた城さんを

私が
どうやって殺したっていうの?

その密室殺人のトリックも
とっくに解明済みなんだ。

でも 城さんが劇場にこもった後

鍵袋は
ずっとみんなで見張っていた。

レオナが持ち出すのは不可能だ。

いや 鍵は こっそりレオナさんが
手に入れていたんだ。

あんたは
その鍵で劇場の扉を開け…。

ナイフを刺す音

(一の声) 城さんを殺した。

(一の声) 俺たちが暖炉の鍵を
見張っている最中にね。

レオナさんは 3本のうち
劇場の鍵を燃える素材…。

例えば 木とか厚紙とかで作った
偽の鍵に すり替えたんだ。

城さんにも届けてあげようよ

(一の声) レオナさんは
城さんに食事を届けると言って

鍵袋を取り出した。

その時 劇場の鍵をすり替えて

さらに 隠し持ったクモを
袋の中に入れ…。

キャっ‼

(一の声)
俺たちの前に放り投げたんだ。

いいから! 早く焼き殺して!

(一の声) その言葉を聞いて
俺は とっさに

クモを鍵袋ごと 暖炉に放った。

俺は あんたの思惑通りに
動いてしまったんだ。

鍵は暖炉の中で取り出せない
そう みんなに思わせた。

そして 偽の鍵は

その時点で 燃えて消えた。

でも 暖炉の中から劇場の
3本の鍵を取り出したのは

金田一君 あなただったじゃない。

燃えたのなら
暖炉の中から取り出した鍵は?

あれは 何なの?

(氷森) そうだ。

君の言っていることが本当なら

みんなが見張っていた中で
鍵を暖炉へ どうやって入れた?

いや 暖炉に近づかなくても
鍵を投げ入れる方法はある。

ん? どうやって?

サンタクロースは
どこから入るでしょう?

サンタクロース… 煙突か!

そう
暖炉とつながっている煙突から。

♬~

そろそろ火は消えそう?

城さん お腹すかせてるわ

ところが 最初の晩

思いがけないアクシデントが
発生してしまったんだ。

アクシデント?

おっさんが 劇場の鍵を
預かってしまったんだよ。

だから あんたは仕方なく
危険を承知で おっさんを襲い…。

鉄パイプで殴る音
うっ‼

(一の声) 鍵を奪って
鍵置き場に戻したんだ。

それが 私を襲った理由だった
ってのか?

フフ…。

すごい作り話だわ。

確かに 話の筋は通ってる。

でも 私が犯人だって言うなら
物的証拠を見せてよ。

フッ ほら 黙っちゃった。

証拠なら あるよ。

これは ここで拾った電池だ。

近くに懐中電灯のふたが
落ちていたことからみて

誰かが うっかり
懐中電灯を落としたけど

真っ暗で電池を拾えなかったん
じゃないかって 俺は考えた。

恐らく ここに
おっさんを運んで来た時

犯人が落としたんだ。

だからって 何で 私が犯人だ
っていう証拠になるの?

これを見つけた時 思ったんだ。

何で 犯人は
こんな大事な物を残したまま

立ち去ったんだろうって。

「大事な物」って…
ただの乾電池じゃん。

美雪。
ん?

ここから乾電池を出して。
うん。

ストップ!

みんな 美雪の指先をよく見て。

指紋だよ。

懐中電灯に乾電池を入れる時は

どうやっても
指紋が付いてしまうんだ。

これが見つかったら
普通 マズいよね。

なのに犯人は 落としてしまった
乾電池を回収しなかった。

それは懐中電灯を落として

辺りが真っ暗になって
拾えなかったせいだ。

あっ…

でも 地下迷宮の入り口には
ロウソクとマッチがあったわ。

付ければ 使えたはずよ。

犯人は
火を付けられなかったんだよ。

なぜなら 犯人は
極度の火恐怖症だったからさ。

違う。

私 そんな懐中電灯 知らない!

おっさん
この乾電池の指紋を調べてくれ。

あぁ うん。

(剣持) あぁ 出たぞ。

ほい。
サンキュー おっさん。

こっちは あんたの指紋。

そして こっちが
拾った時の俺の指紋だ。

当たり前でしょ
あの時 私も触ったんだから。

見せて

あれは この乾電池に
自分の指紋が付いているから

触って 指紋を付けることで

それを
ごまかそうとしたんだろう。

違う!
あれは とっさに手が出ただけよ。

でも…。

ここに もう1つ。

あんたの指紋があるんだ。

よく見ると こっちは
俺の指紋の下にある。

あの懐中電灯を知らない
あんたが

俺より前に 乾電池を触ってた
なんて おかしいよな。

この指紋は あんたが乾電池を
入れた時に付いたものさ。

これで もう
言い逃れはできないよ。

どうして…。

レオナ。

ハァ~…。

氷森君。

クリスティーヌは

可憐で繊細な
ヒロインなんかじゃ ない。

私の中のクリスティーヌは…。

もっと複雑で

危うい存在だったわ。

だって 私は自分から

ファントムの花嫁であることを
選んだんだもの。

(レオナの声) 3年前 私は鋭治さんの
指名に驚きながらも

舞台に立った。

私が演じたクリスティーヌは
光と闇のはざまで揺れ動き

私は… 私の中のクリスティーヌは
どんどん 闇に引かれて行った。

そう 霧生鋭治にね。

舞台が終わると 鋭治さんは
何も言わずに劇団を去って行った。

私は公演があるごとに

鋭治さんのアパートに
チケットを届けに行った。

鋭治さん 待って!

何で逃げるの!?

(霧生)僕は 醜いファントムだ

未来のスターの
君のそばにいたら迷惑が掛かる

♬~

♬~

愛してる

レオナ…

(城)おい! いたぞ!
(いずみ)レオナ!

(白神)
拉致じゃなくて 駆け落ち…?

愛する鋭治さんと2人っきり。

私にとって
何よりも幸福な時間だった。

鋭治さんに ここの地下空間に
連れて来てもらったりした。

(レオナ)うわぁ キレイ!

私のクリスティーヌ!

もし 君が
この舞台に立つ時があったら

私は この地下から

見えない観客となって
君のそばにいるよ

レオナ…

今だからこそ
僕には分かるんだ

オペラ座の
ファントムの気持ちが

誰にも知られず

たった1人でいようとした
彼の孤独な気持ちがね

1人だなんて言わないで

私は ファントムを置き去りにする
クリスティーヌじゃ ない

一緒にいて

(レオナ) でも その後すぐに
何の前触れもなく

鋭治さんは 私の元を去った。

随分 捜したけれど
彼の行方は分からなかった。

(三鬼谷)霧生のヤツ
やけにあっさり説得に応じたな

(いずみ)
身の程 知ったんじゃない?

(いずみ)こんな顔した自分じゃ
レオナには不釣り合いだって

まぁ あとは
レオナをうまく丸め込めば

俺たちも安泰だ
あいつに くっついていれば

食いっぱぐれることも
ないだろうしな

俺たちにとっちゃ
あの火事は天の恵みだよ

でも 霧生にとどめを刺さなくて
よかったのかよ?

あんな樹海の森の奥深くまで
迷い込んで

生還できるヤツが
いると思うか?

私たちに騙されてるとも
知らずに 一緒にお酒飲んで

目が覚めたら
びっくりしたでしょうね

アハっ!
フフフ…

♬~

あっ…

ハァ ハァ ハァ…

うわぁ~‼

あっ おはよう

あっ レオナ おはよう
(三鬼谷)おはよう

(レオナの声)
許さない… 絶対許さない。

鋭治さんと同じ地獄を
味わわせてやる。

おはよう

(レオナ) 金田一君。

私 別に自分だけが生き延びよう
だなんて思ってないのよ。

全て終わったら 鋭治さんが消えた
樹海へ行くつもりだった。

でも もう終わりね。

(レオナ) んっ!

(剣持) うっ…! ん!?
(においを嗅ぐ音)

何だ このにおい!

ハァ ハァ…!

火だ! 彼女 死ぬつもりだ!
何!?

うわっ!
うわっ!

(白神) マズい… 逃げるぞ!
おい どけ!

(レオナ) ハァ ハァ ハァ…。

鋭治さん…。

迎えに来てくれたの?

レオナ… ごめん

君を連れて行くわけには
いかない

ここで さよならだ

待って…。

待って 鋭治さん!

私を1人にしないで‼

♬~

(剣持) はじめ!
先輩!

♬~

ハァ ったく…。

マッチも付けれないぐらい
火が怖いのに

何 考えてんだよ。

私…。

また鋭治さんに
置いて行かれちゃった。

あの時みたいに。

また独りぼっちになっちゃった。

あのさ。

あんたは 独りぼっちじゃ
なかったんじゃないかな?

ずっと。

『オペラ座の怪人』の話は
よく知らないけど

霧生さんは あんたのことを

客席から見つめてたんだろ?

霧生さんにとって

愛することって

そっと見守ることだったんだよ。

その気持ち 受け取ってあげなよ。

♬~

♬~

よし。

あ~ 分かんねえ!

サインじゃ無理だったかぁ。

あぁ~!

美雪 あんにゃろ…。

何してるんですか?

逃げないように見張ってるの。

いやぁ… 愛ですね。

えっ?

ほら 金田一先輩も
言ってたじゃないですか。

見守ることが愛だって。

別に そういうわけじゃ…。

(あくび)

でも 見守ってるの私だけかな。

うん?

はじめちゃん
いつも事件が起こると

私のこと見えなくなるみたいだし。

何だよ 美雪。

別に。

見えなくなるわけないだろ。

見てる ずっと…。

はじめちゃん。

えっ?

なぁ あいつ
ずっと こっち見てるぞ。

ハァ…。

(五十嵐)
金田一! 何だ この答案は!

正解が1個もないぞ!?

ヤッベ! 逃げるぞ 美雪。

あっ…
ちょっと! はじめちゃん!

佐木!?

佐木君!?
先輩 ナイス~。

何がだよ。