恋なんて、本気でやってどうするの? #09【本気の恋か安全男子かの決断】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
恋なんて、本気でやってどうするの? #09【本気の恋か安全男子かの決断】[字][解][デ]
3つの恋が全滅!?柊磨(松村北斗)と決別し傷ついた純(広瀬アリス)の前に安心安全男子が…▽パリから現れた謎の美女▽慰謝料騒動に決着▽クライマックス目前の第9話!
番組内容
『サリュー』にやって来た謎の美女・佐藤沙羅デュビビエ(藤原紀香)は、かつて岩橋要(藤木直人)がパリで世話になったパトロンだった。沙羅は、突然いなくなった要をずっと探していたと言い、「パリに帰りましょう」と、新たに開業するレストランに要を誘う。要への思いが実り、ささやかな幸せを感じていた清宮響子(西野七瀬)は、2人の関係にショックを受け、要を公私ともに支えられる沙羅に圧倒的な敗北感を覚える。
番組内容2
長峰柊磨(松村北斗)は、要のシェフとしての未来を思い、パリに行ってほしいと告げる。本当はその言葉とは裏腹に、桜沢純(広瀬アリス)に加えて要もいなくなることが寂しくて仕方ないのだが、その思いを素直に口にすることができない。幼い頃から、大切な人が自分の前からいなくなる経験を繰り返してきた柊磨は、引き止めて傷つくことが怖いのだ。純もまた、柊磨からの拒絶に大きなショックを受けながらも、
番組内容3
その思いを断ち切ることができずにいた。そんな中、以前と変わらない安心感を与えてくれる大津浩志(戸塚純貴)から思いもよらぬことを言われる。さらに時を同じくして、上司から呼び出された純が告げられたのは…。その頃、内村克巳(岡山天音)に別れを告げた真山アリサ(飯豊まりえ)は、田辺良和(アキラ100%)の妻に慰謝料を支払うため、キャバクラでアルバイトを始めていた。そのことを知った克巳は…。
出演者
広瀬アリス
松村北斗(SixTONES)
西野七瀬
飯豊まりえ
岡山天音
/
藤木直人 他
スタッフ
【脚本】
浅野妙子
【音楽】
吉俣良
【主題歌】
あいみょん「初恋が泣いている」
(unBORDE/Warner Music Japan)
【演出】
宮脇亮
北川瞳
【プロデュース】
米田孝
髙石明彦【制作協力】
ジ・アイコン
【制作著作】
関西テレビ
ご案内
詳しい情報は公式HPで!
https://www.ktv.jp/koimaji/ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
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(桜沢純)
毒親っていうのは 一生 毒親なの。
お母さんを施設に帰すって
約束して。
でなかったら
私 もう ここに来ない。
(アリサ)バイバイ さようなら。
もう顔も見たくない。
(克巳)わかりました。
(清宮響子)私の気持ちは
迷惑なんでしょうか?
(要)
僕も響子さんのことが好きです。
(真弓)近づかないで!
柊磨に近づかないで。
(長峰柊磨)帰ってくれる?
帰れ。
ううっ…。
もう泣きたいの こっちだよ。
ううっ…。
で? どうしたの?
女が出てきたの。
ゴージャスでセレブで
全身にお金のかかってそうな
ぴかぴかの美魔女が
私の目の前で
要さんにキスした。
(回想 沙羅)
パリで新しいレストランを
開業することにしたわ。
あなた以外にも
一流のスタッフをそろえてる。
シェフはル シャリアルの
アラン・フルニエ。
彼が あなたをスーシェフに
したいって言ってるわ。
フランスでは
実力がものを言うし
あなたの過去を気にする人なんて
1人もいない。
もっと伸び伸びと
仕事ができるわ。
(沙羅)パリで働けば
別れた奥さんや息子さんにも
十分な仕送りができるわ。
まあ もっとも
ここのお給料が どのくらいだか
わからないけれど。
♬~
♬~
君には 申し訳ないことをしたと
思ってる。
(沙羅)
あれだけ世話になっておいて
突然 目の前から
いなくなっちゃうなんて。
私が
どれだけ捜したと思ってるの?
毎日おいしいものを食べ
美しいものを見て
夜は同じベッドに眠って。
あれだけ楽しかったのに
どうして?
その人 私たちのほうは
ちらっとも見ないの。
まるで
見る価値ないと思ってるみたい。
要さんとだけ話して
竜巻みたいに帰ってった。
要さん パリに行くのかな?
何も言ってなかったけど
でも 行くよね?
だって
あんないい条件 他にないもん。
もう だめだよ。
あの女には負ける。
(要)刑期を終えたあと
身一つでパリに飛んだんだ。
そのとき
沙羅の世話になったんだよ。
(要)
彼女は名門の貴族の未亡人で
ははっ
うなるほど金を持ってた。
彼女専属の料理人。
ふっ…。
まあ でも
簡単に言えば ひもだよな。
パリで
どんなことがあったのかなって
ずっと気になってたんで
1個 謎が解けました。
うんうん
いい話じゃないですか?
普通に考えて そうでしょ。
パリの一流店?
うちとは給料も全然違うし
そりゃ料理人だったら
誰でも憧れる夢の舞台でしょ。
(要)
柊磨 俺は この店が好きなんだよ。
そんなのは
い… 今だけですって。
きっと向こうに着いたら
そんな気持ち
一瞬で吹っ飛んじゃいますよ。
(克巳)
でも 今 要さんがいなくなると
困るんじゃないですか?
ん?
あと2カ月で
売り上げ目標の
前年比3割増しを達成しないと。
そうだよね。
だから あと2カ月
ここで我慢してください。
そして パリへ行ってください。
ふふっ。
♬~
≫(戸の開閉音)
(真弓)はぁ~。
♬~
(真弓)柊磨。
うん?
お散歩 行こ。
あっ ペットショップ。
あっ かわいいね ははっ。
あっ かわいい~。
あぁ~ ははっ。
ねえ
私 ちゃんとさ 世話するからさ
ねえ
うちに連れて帰っちゃだめかな?
だめだよ 動物は死ぬから。
はぁ~。
柊磨は ちっちゃい頃から
いっつも それ言うんだよね。
死ぬとか別れるとかって
そんなの付き物なのにね。
ほ~ら まただ。
ん?
あんたの顔に
吸い寄せられて
ろくでもない女が
こうやって
近づいてくるわけよ。
中身のない女がね。
純のことも そう思ってる?
純は違うよ。
ふっ
私に ちょっと脅かされただけで
逃げてくなんて
本物じゃなかったのよ。
(岬希)では 純と響子の失恋に
乾杯…。
(アリサ)私も混ぜて。
克巳のばか野郎。 乾杯!
どうしたの? アリサ。
(アリサ)別れました。
ははっ
お前もかよ 全滅だな お前ら。
何で別れたの?
いい感じだったのに。
どこが? 最低だよ あんなやつ。
デートんときは 足に
まめが出来るほど歩かされるし
安い店しか
連れてってくれないし
おまけに唯一の趣味が手品って。
あんなオタク野郎の
どこがいい感じなの!
アリサが
それに全部つきあうって…。
好きだったんだね。
好きじゃないもん。
やっぱり原因はあれ? 田辺さん?
(岬希)だとしたら自業自得だな。
はぁ~。
300万の慰謝料なんて
どうやって作れっつうの。
もう
お水で働くしかないじゃん。
私 今 この店で働いてます。
キャバクラ?
お客さん 紹介してね。
大丈夫なの? アリサ。
これで稼げなかったら
風俗とかいくしかないかもね。
もう アリサ。
自分が悪い。 ねえ 純は?
柊磨君とほんとに別れたの?
あんなにいい感じだったのに。
あんな母親べったりの男と
つきあってても未来はない。
岬希さんの言うとおりでした。
だろ?
うん。
結局 母親には勝てねぇんだよ。
どうあがいたって自分は所詮
後から来た女だからな。
後から来た女。
それ言われると私もつらいです。
気を付けて。
(岬希)まっすぐ。
(アリサ)やめて~。
もう 何言ってんだ こいつは。
(アリサ)もう1軒 もう1軒。
♬~
♬~
ははっ 私 持ってくよ。
けっこう これでも力あるんだよ。
はははっ。
あっ ちょ 待って 待って。
うっ…。
よし。
はぁ… けっこう買ったよね 今日。
買ったよ だから重いよ。
(真弓)ははっ。 ただいま。
(克巳)おかえりなさい。
あのさ 車 回しといて。
(克巳)あっ はい。
(克巳)アリサさんは
僕のことは もともと
全然好きじゃなかったし
顔もタイプじゃなかった。
もう二度と会いたくないと
言われました。
それ全部 本気にしたの?
そう言われましたから。
そんなの
売り言葉に買い言葉でしょ。
強がってるだけでしょ。
もう アリサが言わないから
私言うけど…。
アリサは あなたのことが好き。
そして 必要としてる。
そうでしょうか?
アリサね 今
慰謝料300万円 払うために
キャバクラで働いてるの。
もし足りなかったら
風俗にいくかもって言ってる。
だめです。
≫イクラちゃ~ん。
≪はい!
(アリサ)何で話さないの?
失礼します。
アサリちゃん お借りします。
えぇ~?
すいません。
(アリサ)
あっ はい。 じゃあ また後でね
ごめんね。
奥のソファです。
はい。
ありがとうございま~す
アサリです。
えっ?
(克巳)シャンパンをお願いします。
(アリサ)高いから よせば?
(克巳)いいんですよ
全財産おろしてきたので。
全財産?
まさか ここでお金を落として
私の役に立とうとか
思ってないよね?
そんなことは思ってません。
でも
アリサさんを助けにきました。
助けるって…。
≫アリサちゃん? アリサちゃん?
お客様 お客様。
(田辺)あの
アリサちゃん います?
アリサちゃん?
アリサちゃん。
(アリサ)大丈夫です。
(田辺)
アリサちゃん。 お金作ってきた。
だから
いらないって言ってるじゃん。
(田辺)いや 本はといえば
俺の責任だから。
今 奥さんにカード取られて
自由になる金がないんだ。
でも 時計売って作ってきた。
60万。
これ 少ないけど
慰謝料の足しにして。
あれ? 君…。
ありがとうございます
助かります。
僕は70万 持ってます。
アリサさんは?
(アリサ)ブランド品売ったりしたから
50万ぐらい?
全部で180万ですね。
行きましょう。
(アリサ)えっ 行くって どこに?
♬~
(長澤)頭痛との戦いが続く中「バファリン」は
プレミアムが最終形
かと思われましたが
出たんです
<「バファリンプレミアムDX」>
<鎮痛成分20%増量>
<眠くなる成分無配合>
《いたみは止める わたしを止めない
ピンポン》
♬~
マヨネーズ 好きですか
内臓脂肪を減らす はじめてのマヨ
食べていい 食べてよい
「キユーピーフィッテ」機能性表示食品
(小栗)あ!
(宮沢)<ビールが美味しい夏こそ!>
あー! めちゃくちゃうまいビール飲みてー!
<冷やしジョッキに>
冷やしプレモル
<高級ビール! いっちゃいましょう!>
<「ザ・プレミアム・モルツ」>
あー
(2人)申し訳ありませんでした。
(克巳)180万あります。
これで勘弁してください。
(理恵)
私は300万って言ったんだけど。
(克巳)はい。
しかし 弁護士の無料相談に
聞いたところ
300万は慰謝料の上限だ
ということがわかりました。
アリサさんには
そんな経済力はありません。
弁護士が仲介すれば
100万くらいになる
ケースだそうです。
(理恵)
うちの人は悪い人じゃないのよ。
いい父親で いい夫だった。
この女にだまされなきゃ!
(克巳)
お腹立ちは よくわかります。
でも アリサさんは
本当に田辺さんのことが
好きだったんです。
田辺さんを利用したとか
お金をだまし取ったとか
そういうこととは違います。
もちろん 純愛だったから許される
というわけではありません。
お金も心も
両方 奪ったんですから
むしろ 罪は深いですよね。
すまない。
(アリサ)違います!
田辺さんは
私のことなんか
好きではありませんでした。
好きだったのは私の体だけです。
どうなの?
この人の言うとおり 体だけなの?
はい そうです。
申し訳ない!
申し訳ありませんでした。
(アリサ)ばか!大ばか者!
あんた 空気読めな過ぎ!
何で奥さんにあんなこと言うの?
ほんとのことじゃないですか。
ほんとのこと言えば
いいってもんじゃないの。
奥さん 傷つくじゃん。 あの2人
これからも夫婦やっていかなきゃ
いけないってのに。
大事ですよ ほんとのことは。
これからは
ほんとのことだけ言ってください。
あんたは
ほんとのことしか言わないんだ。
はい。
(アリサ)じゃあ あれは?
自分はセックスがうますぎて
1度すると
女の人をだめにするって言ってた。
あれは うそです。
(アリサ)何で うそつくの?
♬~
女の人と何度か
そういう経験はあるんですけど
どういうわけか
そのあと しばらくすると何か
振られちゃうことが重なって
怖くなったんです。
よっぽど下手なのか
よっぽど人として
魅力がないんじゃないかって。
それは ただ単純に
カッツンのいいところが
その女の子たちには
わからなかっただけだよ。
そうでしょうか?
(アリサ)それに あのことに
深い意味はないんだよ きっと。
(克巳)でも 田辺さんとは
毎回してたんですよね。
それは
そういうことで求められないと
愛されてないって
思い込んでたからね 私が。
(克巳)今は違うんですか?
今は違うよ。
ありがと。
カッツンは私のこと好きでしょ。
ふふっ それは しなくてもわかる。
(アリサ)でも
したら もっとわかるかも。
♬~
♬~
♬~
うわ。
おいしそう。
(要)おいしそうだね。
うん。
うん。
う~ん おいしい。
はい。
すごい。
いろんなお店がありますね。
はい。
すみません 今日は
無理を聞いてもらっちゃって。
いえ。
たまにはいいもんですね 海も。
1度でいいから
要さんと こんなところ
来てみたかったんです。
みんなが
デートで来るようなところ。
はい。
エプロンです。
パリで使ってください。
いや
まだ行くと決めたわけでは…。
行ってください。
誰が見たって わかります。
要さんにとって一番いい道だって。
私は
要さんに料理を教わったこと
短い間でも一緒に過ごせたこと
とっても感謝してるんです。
私ね…。
今まで ず~っと
道を踏み外さないように
安全に生きることしか
考えてこなかったんです。
大手の企業に
運よく就職できたら
親がすごく喜んでくれて。
上司になった人に
すぐにプロポーズされて。
何度も好きだって
言ってもらってるうちに
まあ いいかな この人でもって
思ってしまって。
だから 要さんと出会ってから
今までのことは
私にとっては生まれて初めての
すごい冒険でした。
冒険?
そう。
こうやって
一緒に海を見てることも
大冒険です。
要さんに
会えて良かった。
♬~
ううっ…。
ほんっとに…。
ほんとに楽しかった。
♬~
ううっ…。
♬~
♬~
(大津)
俺としては純のオリジナルの
ラフィオールシリーズで
全部そろえたかったんやけど
上の了承が まだ取れんのよ。
本契約 もう少し待ってもらえる?
あぁ~ そっか
うん 大丈夫やけど。
(大津)それとさ
このあと時間ある?
♬~ (川口・成田)「NONIO」
(川口)《選ぶものや 使う言葉で》
(成田)《世界はちょっと 気持ちよくなる》
《ひらけ 自分》
<長時間殺菌して ずっと口臭ケア>
<エコパック新登場!>
「NONIO」
(芦田)<緑の「伊右衛門」>
(お茶を飲む)ゴクッ
≪この緑が
好きだ≫
良さげな店やね。
おう 懐かしいやろ?
うん。
(美紀)ははっ。
もう 関係ないけん
もう いちいち連絡せんとってよ。
お母さん。
(美紀)大津君から聞いたよ。
純は東京で相当偉くなっとうっち。
(大津)はははっ。
ははははっ。
そんな いうほどでもないっちゃ。
う~ん。
うれしかったよ。
あんた
お母さんのこと反面教師にして
1人で生きていけるように
頑張ったんやね。
ははっ そう思ったら涙出ちゃう。
うちは
あんたが幸せでおってくれたら
それでいい。
お母さんのせいで あんたのこと
男嫌いに
してしもうたんやないかっち
ず~っと気になっとうんよ。
(美紀)
つきあっとる人とかおらんの?
ふふっ おらんよ。
(美紀)はぁ~。
男の人って
そんなに悪いもんやないよ。
ははっ
ちゃ~んと 優しい人もおるけん。
ふっ わかっとうよ。
(美紀)はははっ。
一生独りぼっちは
やっぱり寂しいやろ?
もう そんな心配せんでいいよ。
私は お母さんとは違うけん
1人でおっても十分幸せやけん。
ははっ。
お母さん 入れますよ。
あぁ~ もう大丈夫。
ん?
お母さん 先帰るけん。
んっ。
えっ? あっ あっ ここは僕が。
あぁ~ いいっちゃ いいっちゃ。
♬~
じゃあね。
ふふっ。
(大津)すいません。
(美紀)うん。
♬~
よいしょ。
あぁ~ 疲れた。
(大津)ごめん 驚かして。
東京行くんやったら私も
連れていってよって頼まれて
断りきれんかったんよ。
あっ そうなん?
でも 良かったやろ?
普通に話せて。
うん 良かった。
けど 今更あんなこと心配されても
困るんだけどね ふふっ。
俺は
お母さんの気持ちもわかるとよ。
1人でおったら
やっぱり寂しいやろ。
いや 1人は楽よ
私はドキドキしたり
ざわざわしたりするのが嫌なんよ。
恋したら一時は楽しくても
後でつらくなる。
それが嫌。
できれば一生 ず~っと
フラットな気持ちでおりたいんよ。
俺が相手なら大丈夫やないん?
えっ?
俺が相手ならドキドキも
ざわざわもせんのやろ?
結婚するとしたら
俺ぐらいが
ちょうどいいんやないん?
ふっ
冗談よ はははっ。
そんな顔せんねよ
ははははっ。
そ… そっか。
もう 笑えん冗談やめてよ。
ははははっ。
ははははっ。
ははっ
はぁ~。
(アリサ)えぇ~
カッツンは? 何食べたい?
(克巳)食べたい? えぇ~ 何でも。
(アリサ)新しいね カッツン。
(克巳)新しいです。
はははっ。
(克巳)えっ 何食べたい?
ラーメン。
(克巳)ラーメン。
(アリサ)みそラーメン。
(克巳)みそラーメン?
アリサ アリサ。
あっ 部長。
要さん やっぱり パリに行くんだ。
(克巳)まだ わからないですけど
恩のある人からの誘いだから
断れないかもしれません。
しかも 柊磨さんも
絶対に行けって すすめてるし。
そっか。
(克巳)でも柊磨さん
内心は寂しいと思うんですよ。
その上 純さんまでいないって
きついです。
(アリサ)でも あの
モンスターマザーがいたんじゃ
純だって店に近寄れないでしょ。
(克巳)けど きっちり別れた
っていうわけじゃないんですよね?
別れるとか別れないとか
そういう話をしたわけじゃないよ。
はぁ~ でもさ
本当に
私に戻ってきてほしかったら
向こうから何か
言ってくるもんなんじゃないの?
メールも電話もないんだよ 全然。
私なんか
もういらないのかなって思うよね。
そんなことないですよ。
寂しいときに
寂しいって言えないのが
柊磨さんじゃないですか。
♬~
甘えるってさ
どうすればいいの?
人って同じ場所に ずっとは
いないんだなって思った。
♬~
♬~
♬~
ごゆっくり。
ありがとうございます。
♬~
いらっしゃいませ。
ちょっと
様子を見にきただけだから。
長居はしないから。
あっ そう。
どうぞ。
チキンフリカッセのセットで。
はい かしこまりました。
フリカッセのセットです。
はい。
(克巳)純さんです。
(要)柊磨 お前 純さんにつけ
料理は俺がやるから。
いつもどおりでお願いします。
(要)はぁ~ でもな。
お客さんとして来たんだから
特別扱いはできません。
≫(足音)
お待たせいたしました
メインの
さわらのソテーになります。
うわ~ おいしそう。
では ごゆっくり。
≫柊磨さ~ん。
はい。
(ひな子)こんにちは ふっ。
他に空いてる席ありますよ?
いや 私の席 あっちだから。
(ひな子)なーちょび。
ふっ どうした?
(ひな子)
ふふふふっ どう? 私の今彼。
ははっ。
すてきじゃないですか。
う~わ 何? そのそっけなさ。
こっちは
同じ男 取り合った仲だから
けっこう親しみ感じてんのに。
感じなくていいです そんなの。
(ひな子)ふふっ。
何なんですか?
この前 ここにいた おばさん
柊磨のお母さんなんだってね。
意地悪されたでしょ。
いや まあ…。
(ひな子)
前から柊磨のこと知ってる
お店の常連さんに
聞いたんだけどさ。
柊磨のお母さんの嫌がらせって
もう ず~っと前かららしいよ。
それこそ
柊磨が高校生くらいのときから。
柊磨に彼女が出来ると
嫌がらせして
別れさせてたんだって。
そうなんですか?
わかる?
あなただけじゃないってこと。
柊磨が決まった彼女 作んないのは
それが原因みたいよ。
何だろね 柊磨にとって
お母さんが最初で最後の
恋人ってことだよね。
なーちょび あっ… ははっ。
じゃあ。 はははっ。
来週の火曜 18時に
4名様ですよね?
≫はい。
良かった 空いてました ははっ。
≪ほんとですか?
そしたら メインはお魚ですよね?
≫はい。
♬~
(ひな子)おなかすいた ふふっ。
お待たせいたしました。
(ひな子)うん。
スペアリブの
マスタードソースになります。
(ひな子)ははっ。
うわ てかてかだ。
(ひな子)はははっ。
ごゆっくり。
(ひな子)てかてかだね。
てかてかだ。
(ひな子)
うん。 なーちょびのおでこみたい。
ははっ やめろ つってんだろ。
(ひな子)ふふふふっ。
≪あっ すいません
お水 頂けますか?
はい。
♬~
ふぅ~。
≫(ドアの開閉音)
ふん また来たの?
もう来ないかなと思って
清々してたのに。
ちょっといいですか?
すいません。
これって へた落としながら
繊維に逆らって むくと
早く むけますよ。
へぇ~。
ふふっ どうぞ。
なるほど。
あぁ~。
でも あんた 店で べつに
料理なんかやってなかったのに。
はははっ そうですね。
料理は苦手です。
専ら 食べるほう専門で。
でも これは このお店のちゅう房
出入りしてるうちに
見てて何とな~く覚えたので。
ふ~ん。
ギャンブル
もう ずっとやってないんですか?
やってないよ。
まあ そりゃ 正直言えばさ
こう パチンコぐらいやりたいかな
って思うときはあるのよ。
でも やり始めたらね
もう とめどがなくなっちゃうって
自分で わかってるから。
だから まあ 我慢してる。
もう 1年になるかな。
柊磨さんと一緒に暮らしたいから。
ですよね?
まあね。
偉いです。
えっ?
立派な親心です。
その調子で頑張ってください。
何言ってんの?
ふふっ。
♬~
ミラノシリーズを80客。
ごめん。 俺の力不足で
純の作ったラフィオールシリーズで
決めたかったんやけど
上を押し切れんかった。
うん そっか。
大丈夫 ミラノシリーズも
うちの主力商品だし
この形で契約できれば
うちとしては万々歳だから。
ほんとにごめん。
えっ 何で何で?
ちょっと 顔上げてよ はははっ。
営業部に異動… ですか?
(青田)来週には
正式に辞令が出るんじゃないか?
何がいけなかったんでしょうか?
展示会では
ラフィオールで賞も頂いて
一定の成果を
果たせたと思うんですけど。
けど 結局 販売網には乗れず
売り上げには結び付かなかったろ。
今回 売れたのも
昔からの定番商品で。
いや 俺はわかってるよ
知ってるよ 桜沢の頑張りは。
けどな 上は結果しか見ないから。
私 デザインの仕事が
好きなんです。
(青田)べつに これは
左遷じゃないよ ステップアップだ。
もう1度しっかり勉強し直して
戻ってこいってことだ。
♬~
(LINE通知音)
(大津)
「こないだの店で待っとるけん
俺のおごりで飲まんか」。
はい かんぱ~い!
はい~。
ははははっ 威勢いいな
何杯目や これで。
う~ん。
あぁ~ いや
今回は ほんとありがとね。
何か 今日 礼ばっかり言いような。
何かあったん?
何もないけどさ。
大津と仕事ができて
良かったなと思って。
うん いい思い出になった。
思い出? 何 それ。
ん? わかんない。
酔っ払ったのかな。
(大津)俺より先に酔わんでよ。
ふふふふっ。
ははっ。
あぁ~。
もう これから ずっと
こっちにおるん?
うん
3年か4年はおるんやないか?
うん そっか。
純ともいつでも会えるよ。
困ったときとか
仕事でつらくなったときとか
呼び出してくれれば
すぐ飛んでいくけん。
ううっ…。
何か 泣きよんか?
ううっ… 泣いてない。
えっ…。
泣きようやろうが どしたん?
ううっ… もう 大津がいけんのよ
泣かせるようなこと言うけん。
普通やろ 今までと変わらん。
う~ん。 はぁ~。
あぁ~ はぁ~。
年取ったけんさ 私。
べたべた いちゃいちゃする相手は
いらんけど
人生でいろいろあったとき
味方でおってくれる人がいたら
ほっとするかもしれんね。
俺は いつでもお前の味方よ。
そうだよね 知ってる。
≫(ドアの開閉音)
そろそろ
返事が聞きたいんだけど。
飛行機の手配もしたいし。
行かない。
パリには俺じゃなくても
腕の立つ料理人がいる。
でも
この店には俺しかいないんだ。
君には感謝しても
しきれないぐらい世話になった。
だけど この店にも恩義がある。
ここには
俺を必要としてくれる人がいる。
ふっ…。
オー ララ。
それ本気で言ってる?
(沙羅)要 料理人として
それは100%の本音?
要さん。
(沙羅)また来るわ。
いい決断だとは… 思えません。
恩義とか
どうでもいいんですって。
ほんとに これでいいんですか?
俺は要さんが ほんとに
したいようにしてほしいんです。
柊磨 お前はどうなんだ。
(要)
お前は この店をどうしたいんだ。
この前さ 言っとったよね 大津。
結婚するには
俺くらいが ちょうどいいっち。
あぁ~。 まあ あれは冗談 ははっ。
冗談には聞こえんかった。
本気やったんやないと?
ああ 本気やった。 ふっ。
つきあうとかさ
そういうの
私 めんどくさいんよね。
知っとうよ わかっとうし。
でも 結婚と恋愛は別やけん。
昔からいうやろ
交際せんで結婚するやつも
おるくらいやし。
はははっ。 …っち言うたりして。
じゃあさ。
結婚する?
♬~
≪(足音)
♬~
これ お母さんが むいたの?
あっ… あの いや ほら あの子
あの…。
純?
(真弓)
そうそう そう。 昨日来たでしょ?
そういうふうに むけってね
何か教えてったの。
ちゅう房で見てて
覚えちゃったんだって。
(真弓)何かさ 私が1年間
ギャンブルやってないんだって
言ったら
偉いですねとか
これからも頑張ってくださいとか。
♬「初恋が泣いている」
♬~
♬~
♬~
本気なん? 純。
本気なんか?
♬~
♬~
♬~
純がいないと調子出ない。
俺 恋なんか
したことなかったんだよ 今まで。
(アリサ)要さん やっぱり
パリに行くんだってね。
純は結婚に逃げたってこと?
好きな人のそばにいるのは
つらいんですよ。
私が欲しいのは…。