ドラマ 今度生まれたら(4)[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ドラマ 今度生まれたら(4)[字]

夏江は元同僚だった山賀に仕事をさせて欲しいと依頼。山賀は快諾するが、キスをして欲しいと頼まれ夏江は拒絶するが…それでも働き始めた夏江に夫の和幸は…

詳細情報
番組内容
夏江(松坂慶子)は元同僚だった山賀に仕事をさせて欲しいと依頼する。山賀は快諾するが、キスをして欲しいとせがまれ、夏江は拒絶する。後日、山賀の心からの謝罪を受け入れ、園芸の仕事を手伝い始める。日々やりがいを感じる夏江に、夫の和幸(風間杜夫)が謝罪の言葉を口にした。エリート街道から外れ、会社を辞めることになったことを一度も妻に詫びずにいたのだった。夫婦で旅行に行こうという言葉を嬉しく思う夏江だったが…
出演者
【出演】松坂慶子,風間杜夫,藤田弓子,平田満,山中崇,小倉一郎,毎熊克哉
原作・脚本
【原作】内館牧子

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

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  4. 山賀
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  20. 主人

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(夏江)そうよ。 小野君

あんなに張り切って
ホワイトローズ 植えたのに

急に会社辞めて 北海道帰っちゃって。

(山賀)すいません。
でも ホワイトローズ

あの時の今井さんに
ふさわしいと思ったんです。

旅立つ花嫁に ピッタリだって。

やあね~。

小野君 ごめんなさいね。
お忙しいのに 急にお呼び立てして。

いえいえ。
連絡頂いて うれしかったです。

あら 私ずっと小野君って呼んでたわ。

いやいや いいんですよ そんなこと。
僕は気にしませんから。

ううん やっぱり
山賀さんって呼ばなきゃおかしいわ。

じゃあ 僕も 佐川さんって。
ええ そうしましょ。

ねえ この前 会った時
言ってくれたわよね?

私の持ってる 緑の指 うちの会社にも
そんな人がいたらなあって。

ええ 覚えてますよ。

お願いがあるの。
山賀さんの会社で 働かせてほしいんです。

いや もう おばあさんにできることなんて
たかが知れてる 十分承知です。

でも ちょっとでも
お手伝いできることがあれば

造園のお仕事
やらせていただきたいんです。

驚いたなあ…。

青山にある店の中庭を
手がけることになったんです。

急きょ入った案件で
現場に人手が足りないらしくてね。

佐川さんに力になっていただけたら
僕も助かります。

是非 お手伝いさせていただきたいわ。

よろしくお願いします。

ああ… こちらこそ
よろしくお願いします。

(山賀)さあ。

今日は 本当会ってよかった。

思い切って話すのって
大事なことね。

あの… 電車で帰ります?
ええ。

今日 是非
お願いしたいことがあるんですが。

何でも言って。
ここでは ちょっと…。

僕と… 部屋で 飲み直しませんか?

この近くのホテルに
しばらく 泊まってるんです。

あ… 奥様は?

一足先に 北海道に帰りましてね。

2人っきりじゃないと ダメなんです。

今 ここじゃ ダメなの?

キッスしてくれませんか?

キ キ キ キッス…!?

一生に一回でいい
あなたとキッスがしたい。

僕の夢を かなえてくれませんか。

お願いします。
こ… 困るわ。 そこを なんとか。

あっ… 誤解しないでください。

これは…
そ… そんなんじゃないんですから。

このタイミングで こんなことを言うと
そう思われるのも当然ですよね。

でも 本当に
そういうことじゃないんですから。

キッスしても してくれなくても
佐川さんには 仕事は依頼しますので。

偉くなったわね 山賀さん。

えっ!?

悪いけど キスはできないわ。

あなたのことは信頼してるし
気持ちはうれしいけど

でも 仕事のお願いに来て
そんなことを言われたら

関係ないって言われても
気にするのが普通よね。

は はあ…。

見くびらないでちょうだい。

すいませんでした。 本当に うかつでした。

こんな時に 頼むことじゃないですよね。

さっき話した仕事は
今井さんに 是非お願いしたくて…。

結構です。

♬~

ただいま~。

≪(にぎやかな話し声)

ごめ~ん 遅くなっちゃった。

(にぎやかな話し声)
あら~ 来てたの?

(信子)あっ お帰り。
(芳彦)お帰りなさい。

何これ 野沢菜?

うん。
こっちはね わさび漬け。

(和幸)長野のお土産。
わざわざ持ってきてくれたんだ。

へえ~ 長野 行ってたの?
そうよ そう。 ほら これ

あなたの好きな ほら
おそばもあるでしょ。

それでね これ… これ珍しい。

胡桃そばつゆって ね。
胡桃で出来てるのよ 珍しい。

これも珍しいよね りんごバターって。

へえ~。
あ~。

それでね キャンピングカー借りて
1泊だったけど よかったよね。

あ~ やっぱり空気が違うよな 信州は。

ふ~ん。 週末の居酒屋通いじゃ
飽き足らず

ついにキャンピングカーですか。

仲がよろしいことで。
ヘヘ…。 いや~ 俺も すぐ72だもん。

いつまで動けるか分かんないから
今のうちに2人で旅して

全国の地酒 飲むかってことになってね。

あっ そういえば どうだった?
うん?

同窓会 一人で行ったんでしょ?

あっ それがさ!

ウッカリとチャッカリが
死んじゃってさ

コメツキバッタだけ元気でさ。

あだ名!
(和幸 芳彦)アハハハ!

あっ そうそう
お為ごかしも元気だった。

(和幸と芳彦の笑い声)

あいつらも じき死ぬかもしんないから
会っておいてよかったよ。

そんな もう…。

(ノック)
≪(和幸)ああ。

はい。
うん。

明日 何時?
6時スタートだから 4時起きだな。

ねえ。
ん?

何で そんな夢中になれるの?

何でって… 歩くのは気持ちいい。

それだけ?
う~ん…。

無心になって 体動かしてると
何でとか どうしてとか

そういうことを
くよくよ 考えなくなる。

それに 俺よりも十も上のジジババが

頑張って 必死に歩いてる姿を見るのは
頼もしいし 励みになるよ。

私も 何か趣味 持とうかな

お姉ちゃんや あなたみたいに。

いいんじゃないか。

熱中できる何かがあるのは
いいことだよ。

今日だって パート 残業だったんだろ?

そこまでしなくてもいいのに。

明かり消して。

(電気を消す音)

(ドアを閉める音)

あっ 映った! 映ったわよ!

(シンちゃん)配線の問題ですね。

う~ん。 コードがごちゃごちゃ
絡まっちゃってさ お手上げだったの。

ウフフ。 さすがシンちゃん。
いや~。

(バイブレーション)

(ミキ)あ…。
(テレビを消す音)

マナと梢ちゃん また建ちゃんとこ
遊び行ってるよ~。

もう…。 あの子たち
何かあると すぐ建ちゃんなんだから。

いいじゃないの 仲よくって。
まあね。

本当 よく相手してくれてるし
ありがたいんだけどさ。

でも 世話になってばっかじゃ
悪いでしょ。

たまには 何かお礼しないとね。

ねえ 建ちゃんに贈るの
何がいいと思う?

そうねえ…。

(梢)この間さあ 学級委員長に立候補した
立花君って子が 立会演説会で

「どうか汗をかかせてください」って
口泡 飛ばして 叫んでたの。

(マナ)汗かきたい?

学級委員長に選ばれたら
一生懸命頑張るって意味らしい。

汗をかかせてってキモいでしょ。

立花君 イケメンなのに
目を輝かせて そう言うの。

軽く握り拳 作ってさ。 幻滅。

な~るほど。
政治家の使い古された言葉を

受け売りでしゃべって
悦に入ってるわけか 立花君は。

分かってないでしょ。

イケメンなんだけど 残念なやつだね。

時代とズレてんだね。

男子でズレてる子 私のゼミにもいる。

え~ 大学生でもいるんだ。
ざらにいるよ。

はあ… 幻滅。

私さ 結局 立花君に一票入れちゃったの。
同調圧力ってやつに負けちゃって。

ダメじゃん。 で 当選?

ぶっちぎりで。
そんなもんか 世の中も学校も。

♬~(建の口笛)

(建)コーヒーお代わり 要る?
ううん。

でね 立花君のパパ
大喜びで 学校来ちゃって

「息子をよろしく」とか言って
手 振ってた。

立花君 「パパ やめてくれよ~」って
言いながら 喜んでた。

親離れ子離れ できてないのね。
共依存じゃん。

立花君のパパ

地べた へばりついた
真っ赤なスポーツカー 乗ってんのよ。

ああ~ うちのパパが憧れてた。

ヨーロッパの高級なシャコタンでしょ。
シャコタンっていうんだ。

あれ低すぎて 顔がでかい
日本人のオジサンが 乗ってると

シートから
顔だけ出てるみたいだよね。

(マナ)
富裕層だね。 承認欲求の権化よ それ。

見てもらいたいのよ。

たまに 高速道路とかで故障して
燃えてるけどね あの車。 (梢)フフフ…。

全然似合ってないのに
何で分かんないのかな。

この車 俺の持ち物なんだって
威張りたいのよ 立花君のパパは。

ほかの人とは
レベルが違うって示したいわけ。

そうか。 でも 金あるから
スポーツカー 買ったんでしょ?

作ったんだったら
威張れるかもしんないけど。

結局 人間って
他人より自分が優位に立ちたいって

いつも思ってんだろうね。
うちの家族でもあるじゃない。

そうでしょ? 建ちゃん。

(ギターの音)

あ… ちょっと笑ってる。
ゾーンに入ってるね。

まっ どうせ私たちの話なんてさ。
たあいないもんね。

建ちゃん
きっと人間嫌いなのよ。

えっ 自分も人間なのに?
そう そこなんだよね。

(ギターの音)

♬~

(床を拭く音)

もしもし。

<山賀からだった>

先日は どうも…。

<山賀は あのことを謝罪し

どうしても仕事を手伝ってほしいと
頼んできた。

どこか抜けている彼に

駆け引きのつもりがあったとは
思えない。

私は謝罪を受け入れ パートを辞めて
彼の仕事を手伝うことにした>

<夫には 山賀のことは話さなかった。

仕事は 高校の園芸部の友人から
紹介されたと うそをついた。

せっかく手に入れたチャンスを
手放したくなかったし

何よりも説明が面倒だった>

そういうことで 佐川さんには今回
アシスタントとして入っていただきます。

頑張ってください。

いたらないことは 多分にあると思います。

皆さんの足を なるべく引っ張らないよう
早く仕事を覚えて

少しでもお役に立ちたいと
思っております。

よろしくお願いいたします。

(一同)よろしくお願いします。

社長 佐川さんが
ご挨拶されたいということなんで。

あの この度は ありがとうございます。

こちらこそ。 また佐川さんと

園芸を介して つながれることが
うれしいです。

ここは 妻と海外に出かけた時に
向こうで出会った

花の種や球根を栽培してるんです。

どういう条件なら 日本で美しく
咲いてくれるかをテストするために。

こちらへ どうぞ。
はい。

(佐保子)ようこそ 佐川さん。
ああ~。

ごめんなさい こんな格好で。
お世話になります。

私 本当に来ていただけるか
少し不安だったんです。

えっ?
この間

ご主人が早く帰ってきたからって
中座されたでしょ。

もし ご主人に反対されたら
来てくれないんじゃないかと思って。

心配性なんですよ 彼女。
僕が頼りないせいもあって。

佐川さんの方から お願いされたって
言ってたけど

そう しむけたんじゃないか
無理強いしたんじゃないかって。

この人 植物の気持ち読み取るのは
得意だけど

人間には
ちょっと鈍いところあるんです。

ひどいな~。

やっとやりたいこと見つけたんです。

もし 夫が反対したとしても
何も言わせません。 ほらね。

調子いいんだから。

私がいない間は
ビシビシしつけてやってください。

あ… はい。 フフフ…。

あっ OKOK。 そのまま こっちね。

その角度でお願いします。
この角度で は~い。

あっ それ 上 気をつけてね 枝。

はい。
当たるから。

佐川さん。
はい。 それ終わったら

これも そっち置いてもらえます?
はい 分かりました。

ゆっくりで いいですから。

うん。 立たせた方がいい。

うん。
はい。

あっ 佐川さん。
これお願いしていいですか?

はい!
はい。

あ こっちも…。
はい。

あとこれも。
はい お願いします。

はい。

あれ?

佐川さん それ向こうですよ。

ええ そうなんですけど。

そっちに持ってくる?

ああ… その配置 ありかも。

いいかもね。
ほうほう いいね。

あ~ お疲れさま。
お疲れさまです。

お疲れさまです。
ああ…! 順調ですか?

まあ なんとか… です。

年には勝てませんね。
フフ…。 ハハッ。

あの… ちょっと いいですか。
あ はい。

あの時のこと 僕は 自分のことしか
考えてませんでした。

申し訳ありません。

目 つぶって。
え?

早く。

私も あなたの好意を利用しました。

夏江さん…。

出血大サービス。

はあ…。

(シャッター音)

来月 老後の生活費に
2, 000万円の蓄えが必要になるという

報告書案が提出されるという
うわさなんですけど

この2, 000万円という数字
どう思われますか?

(高梨)う~ん 2, 000万なんて
どうやったって 無理でしょうね。

要するに 年金だけでは
生きていけませんよって

国が認めるわけですから。

この2, 000万という数字は
あくまで平均ですけど

要は 資産を持っている人は

ちゃんと 資産運用してください
ということでしょうね。

どうしたの。 いきなり会いたいって。

(長岡)うん…。

何? どうしたの? 何か相談?

うん…。

こっち。

この間 荻野先輩
入院したって話したろ。

うんうん。 すぐ退院したんでしょ?

長岡君 手術しなくてすんだって
言ってたじゃない。

それがさ…
先輩 もう 長くないらしいんだ。

え…。

悪性リンパ腫。 全身に転移して…
手の施しようがないらしい。

高梨には 伝えておこうと思って。

どうする?

長岡君は?

俺は 会いに行こうと思ってる。
荻野先輩には 世話になってるしさ。

荻野の家族って 奥さんと
息子さんいたよね。

そう。 息子さん 確か
40手前ぐらいだったかな。

ねえ 俺としてはさ
高梨が会いに行くんなら

つきあってもいいと
思ってるんだけど。

うん… ちょっと 考えさせて。

もちろん。 ただ その…
あと1~2か月 もつかどうか。

(英語を読む声)

≪(チャイム)

は~い。

≪(連続で鳴るチャイム)
せっかちだね~。

はいはい!

(チャイム)

あっ…。
(清美)あ~ いつも…

いつも お世話さまです。 ああ… どうも。
あの 今日は 夏江さんは…?

仕事に行ってて 留守なんですが。

え~ 夏江さんのお年になっても
働きに出かけるなんて

いや~ ご立派じゃございませんか。
ハハ…。

いえね 私もね 心不全で うちの主人が
ぽっくり逝っちゃって もう3年。

遺族年金は頂いてるんですけどね

何か張り合いのあることしなきゃって
思ってたら

町内会の役員に推薦されちゃって。

忙しくて もう やんなっちゃうわ
やんなっちゃうわで。

アハハハ!
ハハハ…。

あ ご存じ?
3軒お隣の山田さんのご主人

将棋クラブの。 ね。 帰り道 いつもの
分からなくなっちゃって

家の前にパトカーは来るわでね…。

あの ちょっと 仕事が
立て込んでるもんで…。

アハハ やだ もうね
お忙しいのに ごめんなさい。

これ 回覧板。 それとね この封筒の中に

児童養護施設の
反対の署名用紙 入ってますので

よろしく集めてください。

はあ…。
佐川さんとこは

ご長男も顔が広くて
いらっしゃるでしょうから

ご協力いただけたら うれしいわ~。

あっ もちろん
お嫁さんのお友達にも。

家内に話しときます。

じゃあ クウちゃん
おじちゃんに バイバイって。

ああ…
チワワ 飼ってらっしゃいましたっけ?

うちの はす向かいの立花さん
ほら お金持ちの。

旅行に行くんだけど
ペット不可のホテルに泊まるから

預かってくれって言われちゃって。

でも 近所づきあいって
大切じゃないですか。 ね?

フフフハハ! クウちゃん クウちゃん。

バイバ~イって。 (和幸)バイバ~イ。
バイバ~イ。

あ どうも…。

(ドアが閉まる音)

(いびき)

≪ただいま~。

(ドアが開く音)

(電気をつける音)

もう夕方よ。

いや… ちょっと昼寝。 あ~…。

久しぶりに
鶏肉で煮込み作ろうと思ってね。

最近 簡単なので
すませちゃってたでしょ?

よいっしょ…。
(野菜室を開ける音)

あ痛たたた…。

年も年なんだから
あんまり無理するなよ。

いくら好きな園芸の仕事だからって
最初っから そんな張り切ってちゃ

長続きしないよ。

まあね。 でも 若い子たち見てると
もどかしくなるのよ。

で つい 頑張っちゃって。

これ 阿部さんから。

あ~ 来たか…。 署名 集めてくれって。
お前 やっとけよ。

え~ あなたも手伝ってよ。

だからさ 俺さ
そういうの ちょっと苦手なんだよ。

ありんこクラブのつきあいには
喜んで参加するくせに

ご近所さんのことになると
ひと事よね。

どう思ってるんだ? 正直なところ。

え?
ご近所さんに忖度して

このまま どっちつかずでいくと
俺たち追い込まれていくぞ。

こういう施設は必要だと思うけど

こんな住宅地に
作らなくたっていいんじゃない?

もっと最適な場所が
ほかにもあると思うの。

みんな そう言うんだよ。
結局 ひと事にしたいだけなんだよ。

じゃあ あなたはどう思ってるの?

う~ん… あっ。

今週中に 戻さなきゃいけない
原稿があったんだ。

忘れてたよ。

(ドアの開閉音)
まったく…。

ちゃんと包んであるな。
これ 理沙さんがやってくれたの?

(剛)ああ…。
食器 とりあえず そこ まとめといて。

ん。

引っ越し屋 シンちゃんに頼んで
正解だったよ。

思ったより早く 運び終わったしな。
うん。

あっ その赤いトースター
棚に置いといて。

ん。
シンちゃん 一旦 会社 戻ってから

あとで また 顔 出すって。
おお。

(雷鳴)

シンちゃん ありがとう。
うん。

もうぬれるから。
もうやみますね。

食べよう。
はい。

頂きま~す。

頂きます。

(そばをすする音)

あ… そういや この間
変なこと言ってたよね。

謝ったことが すごいとか何とか。
ん?

いや ほら 別居するって報告した時
中華屋でさ。

理沙の夢 諦めさせたこと
謝ったって話したら

父さん言ったでしょ。
ああ…。

ちょっと 気になってたんだ。
あれ どういう意味?

自分の非を認めて
すぐ謝るなんて 立派だよ。

俺が人に頭下げたのは
20年前の あの時だけだ。

酒で しくじった?

迷惑かけた上司と部下には
もちろん謝った。

でも… まだ
夏江には謝ってないんだよ。

(むせる音)

20年 謝ってないの!?

シンちゃん 鼻から一本 そば 出てるよ。

いや… そりゃ まあ 驚くよな。

俺が言うのも何だけど どういう夫婦?

夏江 あのころ 英会話 通い始めてたろ?

シンガポールでの暮らしが
なじむか不安だとか言ってたけど

うれしそうだった。

だから
夏江には悪いことしたと思ってる。

退職してから
転職先 あっせんしてくれるとか

前の上司とか取引先からも
話はあったんだ。

でも俺の方から断った。

辞め方が ああも格好悪いとね。

僕 話聞いてて いいんでしょうか?

俺は 一家の長だ
俺は 仕事の第一線でやってたんだ

そういう自負が積み重なって…。

いや そういうふうに 見えを張ってなきゃ
やってられなかったんだよ。

はい…。

結局 夏江に ごめんねのひと言も
言えずじまいだよ…。

あん時 ちょうど俺たちの結婚式
控えてたんだよ。

父さん 部署 異動してたんだけどさ
せめて肩書だけは残そうとして

式まで 会社辞めずにいてくれたんだ。

あ~ そういうことだったんですか。

それで退職して
翻訳のバイト始めたんですね。

収入の少ない。

あっ… すいません。

父さんには感謝してる。
母さんだって 分かってくれてるよ。

肩書なんて どうでもいいと思ってたけど
そうじゃない世界もあるんですね。

あ…。

♬~

でも 本当
佐川さんの あそこのレイアウトとか

本当 勉強になりました。
うんうん。 そうですか?

本当に助かりました。
え~ 本当に?

おめでとうございます。
どうもありがとうございます。

どうぞ ごゆっくり。

あ どうも。

この度は おめでとうございます。
どうもありがとうございます。

こちらの切り株 すてきですね。
あっ ありがとうございます。

枯れた切り株なんですけど
この切り株の栄養を吸って

新しい命が誕生するって
そういうようなことを

ちょっと 考えて作りました。

ありがとうございます。 本当に。

えっ うれしい。
ねっ うれしい うれしい。

すごいすてきですね。
あれが 社長のこだわりで 切り株…。

ご苦労さまでした。
あっ こちらこそ

こういう仕事に携われて 光栄です。

あの 少しお時間いただけるかしら。
はい。

どうぞ。

今回は ありがとうございました。

アドバイスが すごく助かったって
スタッフが称賛してました。

え~ あっ… 恐縮です。

もう 思いつきを言っただけで
スタッフの皆さん 優しいから。

キッスのこと ありがとうございます。

山賀から 全て聞きました。

えっ!?
驚かせてごめんなさい。

普通の人間は 家族や仕事の

いろんな事情を踏まえた上で
行動するので

なかなか 自分の思いどおりに
生きることができません。

でも山賀は よくも悪くも
自分本位で生きられるんです。

自分がしたいことに
迷いなく突き進んで…。

そのせいで 佐川さんには
嫌な思いさせてしまいました。

私が あなたの立場だったら
す巻きにして 東京湾にドボンです。

土左衛門にしてやります。

フフフ…。
アハ…。

死ぬまでに一つでもいい
未来に残せる庭を作りたい。

ここ最近 山賀は
そんなことを口にするんです。

今までだって
たくさん作ってこられたじゃないですか。

私も言いました。
時間がたっても色あせない庭を

作ってきたじゃないかって。

そしたら 自分がデザインした庭を
引き継ぐ人が現れて

その人のセンスで
変わっていく庭がいいって言うんです。

自分の庭を残したいんじゃなくて。

あ…。

奥様を前にして何ですけど
私 あの方のこと 少し見くびってました。

でも… やっぱりすごいです 彼。

私ね 山賀のあなたへの思いを
封印するために

回数が分からなくなるくらい
何度もキッスしました。

唾液が口から こぼれ出るぐらい。
え…。

何だか さまざまな分泌が
盛んになっちゃいました。

今どきでいうと ダダ漏れっていうの?

ダダ漏れ…。

フフ… すいません。

失礼します。
山賀さん いいですか?

ごめんなさい ちょっと。

はあ…。

あ~ いいっすね。
よかった。 ハハハ。

お待たせしました。
じゃあ 入って入って。

じゃあ まずツーショットで。
はい ツーショット。

いきます。
スマイルお願いします。

はい チーズ。
(シャッター音)

あ 最高っす!
お~ 最高だって。 ハハハハ。

♬~

おい!
はい!?

ハハハ。 どうした? ぼ~っとして。

そう?

仕事に疲れてるんじゃないか?
肩でも もんでやろうか。

あ… いいわよ 柄にもない。

実はね ちょっと思い出したことがあって。

何?

お姉ちゃんの 友達の話なんだけど。

信子さんの?
うん。

女の人?
そう。

その友達がね 仕事探してて。

お姉ちゃん 中学の同級生に
会社やってる人がいるの思い出して

頼んだんだって。

そしたら その頼んだ同級生と
お姉ちゃんの友達も

クラス違うけど 同じ中学でね。

え~ 要するに 信子さんのお友達と
会社社長は 同窓生だったってこと?

で 即採用されて。
そしたら 会社社長が

仕事やらせる代わりに
キスさせてくれって 言ってきたんだって。

絵に描いたようなセクハラだな。

その友達 どうしても
仕事がしたかったから。

口づけ したのか?

うん。 その相手の人
ずっと好きだったんだって

お姉ちゃんの友達のことが。

それだけですんだの?

その時はね。
で 相手の奥さんにバレちゃったの。

あら~ ハッ 油断ならんな。

でしょ…。 でも もめるどころか

逆に感謝されたんだって。
その奥さんに。

感謝?

その会社社長
ずっと好きだった人と キスしたって

自分から奥さんに話したの。

それで奥さんは 旦那さんが
思いを遂げられたことを

本当に 心から喜んでるの。

いないだろ~ そんな夫婦。

いるのよ。

変わってるな。
うん。 変わってるの。

そういう変わり者同士だから
案外 うまくいってるのかもな。

信子さんの友達は
とんだとばっちりで 気の毒だったな。

そうよね。 うん。 私もそう思う。

はあ… 話してよかった。
胸のつかえが取れたみたい。

ハハハハ。
何だ そんなことで悩んでたのか。

ごちそうさまでした。

(洗い物をする音)

夏江。
ん?

俺 申し訳なかったと思う。

何が?

いや 一度きちんと
謝らなきゃなと思ってたんだ。

酒で失敗したこと。

(水を止める音)

俺が あんな事件を起こさなきゃ

夏江は
もっといい生活できたのになって。

何で? 急に。

もう 20年も昔のことよ。

とっくに忘れてたわ。

いや 忘れるわけないよ。

剛と理沙さんのことがあって
いろいろ考えたんだ。

言わなくても分かってくれる
なんて思うのは 傲慢なんじゃないかって。

俺は俺なりに 自分のやったことの
落とし前は つけたつもりだった。

でも 夏江には謝らなかった。

夏江が何も言わないのは
俺を理解してくれてるんだって

都合よく解釈してた。

けど本当は 夏江が納得するように
俺が無理強いしてたんだと思う。

すまなかった。

やめてよ そんなの。

夫婦だもん。 長く一緒にいれば
いろいろあって当然じゃない。

私だって
言わないけど 考えてることはあるの。

あなたの顔色だけうかがって
生きてるわけじゃない。

あなたは
あのことに触れられたくなかった。

私もそう。

怖かったのよ。 下手に触れると
壊れてしまうんじゃないかって。

だから 時間が過ぎるのに任せた。

似てるのよ 私たち。

やっぱり お願いしようかな。

肩 もんでよ。

うん。

うん。

痛くないか?
ううん もっと強くても大丈夫。

よっ。
あ痛たたた…。 ハハハハ ごめん。

どっか 旅行にでも行かないか。

ケチなあなたが
どこ連れてってくれるのよ。

それはまだ秘密なんだな。

それはそれは 楽しみです。

ウフフ…。
ハハハ。

お久しぶり。 本当に お別れね。

あっ お姉ちゃん。

私たち 離婚する。

あっ。
来た!

今日 島田君に会えてよかった。

名前で呼んでいいよ。

吸い込まれたんですか
その人の眼に。

予期せぬことが起こるね 人生は。

♬~