【土曜ドラマ】空白を満たしなさい(4)[解][字]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
【土曜ドラマ】空白を満たしなさい(4)[解][字]
ついに死の真相を知ったものの、それを受け止めきれず妻・千佳(鈴木杏)にも話せない徹生(柄本佑)。手がかりを求め、すがるような思いで佐伯(阿部サダヲ)を訪ねる。
番組内容
佐伯(阿部サダヲ)から死の真相を知らされた徹生(柄本佑)。だがその事実を受け止めきれずにいた。母・恵子(風吹ジュン)のいる実家に寄ってから帰宅するが、妻・千佳(鈴木杏)にも話すことができない。会社の元上司・安西(渡辺いっけい)に頼み、屋上で自分が死んだ日のことを再検証するも、そこで甦った記憶の断片を持て余す。何か手がかりを得たいと、すがるような思いで佐伯を訪ねた徹生は、意外な言葉を聞かされる。
出演者
【出演】柄本佑,鈴木杏,阿部サダヲ,風吹ジュン,渡辺いっけい,うじきつよし,ブレーク・クロフォード
原作・脚本
【原作】平野啓一郎,【脚本】高田亮ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
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心の声 これ 俺が死んだ日?
あの日の俺だ…。
あの黒い影は…。
誰も 来ない。
誰に殺されたわけでもない。
俺は… 俺を殺したんだ。
死ぬな。
俺は… あんたが分かった。
あんたも 俺が分かってたんだろ?
♬~
ちょっと ストレッチャー 曲がります!
はい ちょっと
ストレッチャー 通りますんで!
ロビーの方でお待ちくださいませ。
危ないですからね。
1 2 3!
(千佳)てっちゃん 大丈夫だった!?
うん… ごめんね。
警察の事情聴取とかあって。
さっき ニュースでやってたの。
復生者の会で 男の人が
ホテルから飛び降りたって…。
そうだったんだ…。
心配だったよね。 ごめんね。
てっちゃん 大丈夫?
飛び降りた人 止めようとしたんだって?
うん…。
代表の人が 知り合いみたいだったって。
佐伯だよ。
佐伯だった。
何で…。
来てたんだよ。 招待されてもないのに。
てっちゃんがいたから?
そうかもしれない…。
何か 言われた?
生き返っても 何度でも死んでやるって…。
てっちゃんが 無事でよかった。
あ…。
おはようございます。
(ラデック)土屋サン おはようございます。
飛び降りた方とは お知り合いでしたか?
はい…。
助かったそうですね。
えぇ… よかったです。
彼は… 苦しんでました。
僕に 何度も
人間と この世界への軽蔑を語ってました。
生きる意味なんかないと。
何で みんな それを認めないのかと
苛々しながら。
でも 単に不愉快なだけではなく
時々 何て言うか…
僕自身の心の内を
語っているような感じがしました。
全く身に覚えのない考えなのに…。
誰も 人間の苦悩する権利を
否定することはできません。
それは残酷なことです。
ヨーロッパには
こういう考え方がありました。
この世界は あしき者によって創造された
悪辣な 敵意に満ちた場所で
人間は はるかかなたの
善なる神の世界へと
脱出しなければならない。
戦争やペストで
大量の人間が死んだ中世には
そのとおりだと感じた人が
たくさんいました。
彼は
そういう話がしたかったのかもしれない。
どうでしょうか…。
僕は ラデックさんと話せて
本当によかったです。
私もです。
土屋サン 私の親しい人が
自殺対策のNPOで仕事をしてます。
きっと あなたのためになる助言を
してくれるはずです。
ありがとう。
あ…。
ばあちゃ~ん!
ばあちゃん
よかったのに 迎えに出てくれなくても。
ばあちゃん! ただいま!
あんた よう戻ってきたねえ。
どうしただ?
何か よく分かんないけどねぇ
生き返ったんだよ!
ほうか? よかったなあ。
(鈴の音)
(恵子)あんたは 言葉よりも早く
仏様を拝むことを覚えた子だったねぇ。
「のんのんのん…」って。
よう手ぇ合わせとったの 覚えとる?
いや… 全然。
おばあちゃん あんたが死んだあと
そこで 毎日
泣きながら線香あげとっただで。
ボケたとか言ったら バチ当たるだよ。
そう…。
お茶 入っとる。
うん。
あ おばあちゃん はい。
はいはい ありがとう。
はい ありがとうね~。
はい どうもどうも。 はいはい…。
俺ってさ どんな子供だった?
親の目から見て。
あ~ 手のかからん子だったよ。
ねえ おばあちゃん。
あぁ。 だだこねたり せんかったな。
そんな おとなしかった?
うん。
やっぱ男の子だから 暴れたい盛りで
ここで 私も
よう相撲取ってあげたりしとったで。
あ~ 覚えてるよ。
畳2畳を土俵にしてね。
うん。 「もう一回 もう一回」って
毎回つきあわされて。
(笑い声)
母さん よくやってたよね 父親役。
うん。 あんたのためも あったけど
お父さんのためも あっただよ。
生きとったら こんなふうに 息子と
遊びたかっただろうねって思ってね。
俺は俺で 父親の分も
生きなきゃって気がしてた。
よく似てるって言われてたしね。
反発しとっただよ あんたはそれに。
そう?
うん。
小学校卒業する頃
私も言われたことあっただよ。
「僕には僕の人生がある。
お父さんの分身じゃない!」って。
言ったかな そんなこと。
あ~ そう? あんた覚えとらんの?
言われたこっちは忘れんよ。
言ったかなぁ…。
(笑い声)
でも あんたの言うことも もっともだわ。
私 あんたに お父さんの姿を
見ようとしすぎとっただら。
ほんで 反省して
そういう言い方はやめただよ。
思い出せないんだけど
言ったんだろうね じゃあ。
母さんは… 何で俺が自殺したと思った?
あ ほら 俺が自殺したって聞いた時
「理解できた」って言ってたから。
うん…。
手。
手?
こうやって死んどっただよ。
両手握りしめて。
子供の頃から あんたが
苦しいことを 一人でこらえる時は
いっつも こうだった。
あ… 事故だったら
何か つかまろうとして
こう 両手 目いっぱい広げるだら?
こうやって死んどるのを見て
ああ この子は自分で飛び降りたんだって
思っただよ。
そう…。
ただいま。
お帰り。
ごめん 遅くなって。
ううん。
お義母さん 元気だった?
うん。
あ また今度 遊びに来るって。
うん。
璃久は?
今 寝たとこ。
そっか。
うん。
♬~
どうしたの?
俺… もう一度 会社の屋上行ってみる。
どうして?
思い出した…。
これ 書いた日のこと。
死んだ日のこと?
♬~
(ドアが開く音)
今日は すみません。
(安西)あぁ… いいよ。
最近 ずっと休んでてな。
まだ ちゃんと復帰できてないんだよ。
そうらしいですね。
権田さんから聞きました。
そうか…。
ちょっと うつっぽくなっちゃってな…。
笑えるだろ?
すみません… 僕のせいで 心労が…。
お前のことだけじゃない。
いろんなことが
少しずつ重なっていったんだ。
今の俺なら もっとお前のこと
分かってやれたかもしれないよな…。
思い出したんです。 あの日のこと。
取引先のアポを すっぽかしたことか?
はい…。
間違えて
1か月先に予定を書いてたんです。
あぁ 確かに手帳には書いたはずなのに
って言ってたな。
3月22日は 空白でした。
「仕事の量を減らすか?」って言ったな。
「大丈夫です」と 僕は言いました。
それぐらいのミスなんか 誰にでもあるよ。
あの日 部長が出ていったあと
何度も何度も 手帳を見返して
どうしてこんなミスをしてしまったんだと
自分を責めました。
やっと石沢ビールが発売して
これからって時だったし
バリ島にも 家族旅行で行って
また気分をリフレッシュさせて
思いっきり仕事に励むつもりでしたから。
楽しくても 充実してても
疲労は疲労なんだよな。
そうかもしれません。
夜 ベッドに横になると…
全身が しびれたみたいに
もう動かせないんです。
(安西)あぁ 俺もそうだった。
でも 生きてる感じがしました。
(安西)疲れてないと 不安になるだろ。
はい…。 不安から逃れるには
それしかありませんでした。
左遷されている僕には
後がないとも思っていました。
僕は 疲れてました。
普通に結婚して 家を買って
子供を育てるってだけで
何で こんなに
苦しまなきゃならないんだろうって
生きてる時代を恨んだりもしました。
でも
もっと働けるはずだと思ってたんです。
乾杯のビールみたいなものです。
かんぱ~い!
(一同)かんぱ~い!
うれしくて 乾杯して
最初は ちゃんと飲み干して
また注いでもらう。
でも3杯目 4杯目となっていくと
つらくなってくる。
飲み干すのを待たれてから また注がれる。
勢い余って とうとう あふれてしまう。
その時 人は 幸せの絶頂にあるんです。
(安西)分かるよ。
あの日 この席で…。
(佐伯)何で そんな必死で働くんです?
ハッ!
佐伯の声がしました。
何の意味があるんです?
誰もいませんでした。
僕は 何度も 自分の頭をたたきました。
一瞬 苦しさが
まひするような感じがあって…。
やっと消せたと思った途端
また あの声が聞こえたんです。
何で そんなに必死で働くんです?
♬~
それで 屋上に行きました。
そうか…。
でも…。
どうしても
その先が分からないんです。
影が見えてたんです あの時。
影?
その影に追われていると思っていました。
それが 佐伯の影だと思ってたんです。
あいつの生きることへの無気力
あいつの憎悪が
僕の中に混ざり込んで
どんどん膨らんで…。
もう いいんじゃないか?
最後の瞬間なんか思い出しても
お前もつらいだろ。
でも そこが分からないと
また あの影が来るかもしれません。
また 得体の知れないものに
のみ込まれそうな気がして…。
怖いんです。
もうすぐ 僕が死んだ時間です。
屋上に行かせてください。
空白を 埋めたいんです。
分かった。
♬~
(足音)
あなただって 本音では
人生にがっかりしてるんですよ。
図星でしょう。
あなたのその幸せで 人生のむなしさや
生きることの苦痛を克服できますか?
誰よりも あなた自身が
そんなこと信じちゃいないんですよ。
違う!
俺は お前なんかとは違う!
おい… 土屋! 大丈夫か?
お前は まだ気付かないのか。
俺は お前が1歳の時に死んだ
お前の父親だよ。
俺が お前を殺したんだ。
♬~
璃久…。
あなただって 本音では
人生にがっかりしてるんですよ。
むなしい… 図星でしょ?
違う!
腐ってる… 俺の心は…。
来るな 璃久! 来るな!
こんなのは 本当の俺じゃない…。 違う…。
消さないと…。
♬~
来るな!
土屋!
来ちゃダメだ! 璃久!
土屋! おい! (荒い息遣い)
(権田)てっちゃん… どうした?
権田さん…
佐伯の住所 教えてもらえませんか。
すいません。
土屋です。
≪どうぞ。
何しに来たんです?
お邪魔します…。
何です?
私のこと 笑いに来たんですか?
違います。
笑えばいいじゃないですか。
生きてても
何も思いどおりにならないのに
死ぬことすらできないなんて
笑ってしまいますよ。
ゴッホが好きなんですね。
彼も 生きることが苦痛だった。
彼には絵があった。
私には 何もありません。
必要ですか? 生きる意味が。
えぇ。
これは 私の父親が使っていたベッドです。
お父さんは?
死にましたよ。
ずっと憎んでいた父親の介護をして
やっと死んでくれたと思ったら
今度は入れ替わりに
同じベッドに寝るはめになるなんて…。
皮肉でしょう。
俺のおやじみたいに
生きたいのに死んでしまう人もいる。
それを思えば
生きてるだけありがたいと思う。
あなたは 自分の父親が死んだから
そんなこと言えるんですよ。
もし生きてたら憎んでいたと思いますよ。
何で そんな言い切れるんです?
あなたが そういう人間だからですよ。
そういう人間?
生きることを苦痛に感じて
死を選んだじゃないですか。
実に賢明な選択だと思いますよ。
でも…
何で飛び降りたのか分からないんだよ。
まだ そんなこと言ってるんですか。
本当に分からないんだよ。
何で俺が あんなことしたのか…。
俺は ずっと
あんたの影に追われてると思い込んでた。
そのせいで死んだと…。
でも違った。
いつの頃からか あんたの声が
俺の中で大きくなって
あんたの声 消したかった。
車の中で話した時も
あんたを黙らせたくて
あんたの首 絞めたんだよ。
私は あなたの車に
乗ったことありませんよ。
いや 会社の駐車場で 俺が車に乗ったら
もう あんた先に乗ってて…。
あなたより先に 私が乗ってたんですか?
どうやって乗るんです? 鍵もないのに。
あなたが車の中で うなだれてるのは
よ~く見ましたけどね。
あなたは疲弊してましたよ。
でも それを認めたくなかった。
本当は ボロボロにすり減ってた。
このゴッホ。
一枚一枚 随分違うでしょう?
どのゴッホが
本物のゴッホだと思いますか?
私は このゴッホだと思いますね。
ゴッホが 自分で自分の耳をそいだのは
知ってるでしょう?
この絵は その直後の絵です。
え… そのほかのゴッホは偽物?
ほかのゴッホも
全て 本物のゴッホ自身です。
何が言いたいんだよ。
あんな誠実だった画家が
偽物の自分なんか描くわけがない。
しかし どの自画像も かなり違う。
弟のテオと同居していた頃のゴッホ。
ほかの画家たちと
交流を求めていた頃のゴッホ。
ゴーギャンと仲たがいした頃のゴッホ。
そして 晩年の自画像。
あなたの中にも
いろんなあなたがいるでしょう。
ゴッホは 拳銃自殺をするんです。
どのゴッホが
どのゴッホを殺したと思いますか?
どのゴッホが どのゴッホを…。
この耳をそいだゴッホを
ほかの全員が殺したんです。
この病んだゴッホを 寄ってたかって
みんなで殺したんです。
どうしてだか分かりますか?
幸せでなくてはならないだとか
前向きでなくてはならないだとか
そういった欺瞞に満ちた正しさが
人間を殺すんです。
この 自分の耳をそぎ落とした
危険で哀れで病んだゴッホを
健康的で 生きる力のあるゴッホたちが
殺すんです。
どうして そんな…。
生きたいからですよ。
本当は ちゃんと生きたいからです。
もう… もう自分の中の狂気に
振り回されたくない。
まっとうに みんなとおんなじように
生きたいんですよ。
生きたい…。
私は 生きたいんだ…。
♬~
あなたは疲弊してましたよ。
本当は ボロボロにすり減ってた。
何で俺は こんな必死で働いて
疲れ果てて
大した見返りもないのに
身を削ってるんだ…。
いや そんなこと考えちゃいけない。
働けるだけ幸せだ。
もっと不幸な人間もいる。
でも… 頑張って努力してきたのに
つまらない うそ一つで
みんなから嫌われてる…。
何でだよ!
そんな時はね
こっちから嫌えばいいんですよ。
好き嫌いに 正直に生きればいいんです。
園田を嫌えばいい 同僚も嫌えばいい
上司も嫌えばいい 会社も嫌えばいい
親も嫌えばいい 家庭も嫌えばいい
自分も嫌えばいい。
黙れよ!
♬~
(鍵を開ける音)
どうしたの?
言ってくれれば 迎えに行ったのに。
りっく~ん お手伝い!
(璃久)どうしたの? 何で ぬれてるの?
傘 忘れちゃったんだって。
風邪ひいちゃうから
お風呂入れてくれる?
(お風呂を沸かす音)
あ…。
あ~ ちょっと…。
ありがとう。
ありがとうね 璃久。
♬~
千佳も飲む?
うん ありがとう。
♬~
俺… 自殺だったんだよ。
佐伯が 防犯カメラの映像を
DVDにしてて…。
見たんだよ。
屋上のドアが映ってて 俺が一人で来て
屋上に出るとこが映ってた。
今まで言えなくて… ごめん。
間違いないの?
間違いない…。
でも… 何でなのか分かんなかったし…
もう一回 屋上行って…
自分の… 自殺を
終わらせようとしてたんだよ。
もう 自分で自分を殺したくないから…。
分かったの?
やっぱり 私のせい?
違う。 そうじゃない。
俺は 本当に
千佳と璃久が大事なんだよ 一番。
ビルから飛び降りたのは
その俺じゃないんだよ。
どういうこと?
今日 佐伯の家に行ってきた。
何で?
俺が死ぬ前に 何か原因になるようなこと
言ってなかったか聞きたくて…。
でも 分かんなかった。
分かんなかったけど… 佐伯はね
本当は ちゃんと生きたいって
言ったんだよ。
みんなと おんなじように生きたいって…。
俺も そうだったんだよ。
やっと思い出した。
最後に何を思って死んだか…。
生きたい。
そう思ったんだ。
生きたい!
おかしい?
でも 本当にそうなんだよ。
死にたいなんて… 死にたいなんて
最後の瞬間まで思ってなかった 本当に。
生きたかったんだよ。
死にたかったんじゃない…。
俺 やっぱり
おかしくなってたんだよ 疲れ切って。
その自分消して まともになって
千佳と璃久と ずっと一緒に
幸せに生きたかったんだよ…。
本当にそうなんだよ。
生きたい…。
♬~
自殺してごめん…。
たくさん苦労かけて
悲しい思いさせて…
さみしい思いさせて…。
本当にごめん…。
ありがとう… 戻ってきてくれて。
ごめん…。
♬~
そこから気を付けて!
でも すごいね。
うん うまいうまい。
うん。
頑張れ~!
はい 行けた~。
わ~ すごい!
やった~! 早く早く!
は~や~く~! お父さ~ん!
今…。
うん 呼んだね。 お父さんって。
うん。
(璃久)早く~!
もう 怖いの~?
アハハ ごめんごめん。
お~し 行くよ~! よっ…。
よっ… よし 行けた。 タッチ。
(璃久)タッチ。 イエス。
お母さんも 早く早く!
千佳!
千佳?
♬~
千佳!
♬~
あの一瞬さえ なかったことにできたら!
私のせいです…。
誰と話してたの?
あなたが悪いんじゃないんです。
犠牲者ですよ。
ネット見ながら思い出すやつでしょ。
そうそう そうそう。
お父さんとも握手。
これで 空白を満たしなさいって。
行方不明になっていることが
捜索願の届け出で明らかになりました。
「夜ドラ」で3週にわたり放送された…