家政夫のミタゾノ #7[字]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
家政夫のミタゾノ #7[字]
あの最“恐”家政夫・三田園薫(松岡昌宏)が帰ってきた!新人家政婦の本仮屋素子(山本舞香)も新たに加わり、2022年の東京の汚れをしっかりお掃除させていただきます
◇番組内容
教育評論家の阿川将司(濱津隆之)の家に派遣された三田園薫(松岡昌宏)と本仮屋素子(山本舞香)。阿川家の子どもたち・桜(横溝菜帆)らは、さぞかし厳しくしつけをされているのかと思いきや…子どもたちにはとんでもない裏の顔が!三田園たちへの執拗な嫌がらせに加え、将司の私物を盗んではネットで転売を。さらには、秘密の部屋に女性を監禁している気配まで…!?
◇出演者
松岡昌宏、伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)、山本舞香、平田敦子、しゅはまはるみ、余貴美子
【ゲスト】横溝菜帆、濱津隆之
◇脚本
おかざきさとこ
◇演出
松川嵩史
◇主題歌
Hey! Say! JUMP『a r e a』(ジェイ・ストーム)
◇スタッフ
【エグゼクティブプロデューサー】内山聖子(テレビ朝日)
【プロデューサー】秋山貴人(テレビ朝日)、田中真由子(テレビ朝日)、木曽貴美子(MMJ)、布施等(MMJ)
◇おしらせ
☆番組HP
https://www.tv-asahi.co.jp/mitazono/
☆Twitter
https://twitter.com/mitazono_desu
☆Instagram
https://www.instagram.com/mitazono_desu/ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
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キーワード出現数ベスト20
- 素子
- 阿川
- 家政婦
- 三田園
- お母さん
- ヤン様
- 監禁
- お願い
- お父さん
- 部屋
- 駄目
- 旦那様
- バックレ
- 一緒
- 自分
- 失礼
- 大丈夫
- 年前
- 本当
- 臀部
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
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(インタビュアー)阿川教授の 躾に対する
考えを聞かせて頂けますか?
(阿川将司)はい。 躾というのは
厳しくすればいいというわけでは
ないと思うんです。
私は 6年前に離婚して
男手一つで
4人の子どもを育てていますが
とにかく 子どもは
否定せずに 受け入れる。
これを何よりも大切にしています。
阿川教授のお言葉には
説得力がありますね。
今日は そんな阿川教授の
お子様たちにも
お話を伺いたいと思います。
長女の桜さん。
長男の樹さん。
次男の葵さん。
次女の桃さんです。
よろしくお願いします。
(4人)よろしくお願いします。
皆さんは お父さんの躾が厳しいと
感じた事はありますか?
(阿川 桜)いえ 一度もありません。
(インタビュアー)阿川教授は
具体的に どんな躾を?
父から言われているのは
「おかめ」の3つです。
「おかめ」?
(桜)おかめの「お」!
(阿川 樹)思いやりを持つ事。
(桜)おかめの「か」!
(阿川 葵)隠し事はしない事。
(桜)おかめの「め」!
(阿川 桃)迷惑をかけない事です。
(桜)私たちは この「おかめ」を
しっかり守っています!
(指を鳴らす音)
(三田園 薫)子どもは
純粋 無垢な天使と
言われておりますが
皆様は どう思いますか?
私も 幼い頃は
人の秘密を暴く事などしない
かわいい天使…
エンジェルちゃんでございました。
あっ… 今も もちろん
そのような事はしておりません。
♬~
(結 頼子)今日は
このお宅にお願いね。
(本仮屋素子)阿川将司?
(式根志摩)この人 知ってる!
この間 テレビに出てた
教育評論家の先生よ。
急に 地方の学会に
出る事になったんですって。
今までは 別のところで
家政婦 頼んでたらしいけど
みんな
突然 辞めちゃったみたいよ…。
(素子)バックレっすか?
(阿部真理亜)信じられないわね。
家政婦は信用第一なのに。
三田園ちゃんと もとやんは
くれぐれも
バックレないようにね。
(村田 光)あれ? 僕は…?
ヒー坊は いいわよ。
どうしてですか?
このお宅
子どもが4人もいるのよ。
小学生が3人と
中学生のお嬢様が1人。
ああ~
年頃の娘さんがいるからですね。
僕の事 好きになったら
困っちゃいますからね。
違うわよ!
えっ?
子どもが5人もいたら
仕事が終わらない。
さすが 三田園ちゃん。
どういう意味ですか?
自分が子どもにカウントされてる
って わかってないのね。
(志摩)そういうところが
ガキなのよ。
なんか テンション下がるなあ。
どうしたの?
あたい 子どもが ちょっと…。
大丈夫よ!
父親が教育評論家なんだから
躾の行き届いた いい子たちに
決まってるじゃない。
特に長女は しっかりした優等生
って感じだったわよ。
それが憂鬱なんすよ…。
あたい 昔から
いい子が一番苦手だったんで。
(真理亜)そっちか…。
いい子たちなら
家の事も手伝ってくれるかもよ。
ねっ? 三田園さん!
さあ…。
そんな家の家政婦たちが
みんな
バックレたりするんでしょうか?
(素子)どういう事っすか?
いってまいります。
(素子)えっ ちょっと
待ってくださいよ…。 姐さん!
いってまいりまーす!
(一同)いってらっしゃ~い。
(素子)「おもいやりをもつこと」
「かくしごとをしないこと」
「めいわくをかけないこと」
これが
「おかめ」。
(阿川)私が いつも
子どもたちに言っているのは
この3つだけなんです。
へえ~…。
あとは 厳しい躾はせず
のびのびとさせています。
(素子)さすがっすね…。
やっぱり 自由が一番っすよね!
(阿川)子どもたちを
信頼しているんで
家の事は全て任せています。
(桜)お茶をお持ちしました。
子どもたちです。
はじめまして。
長女の桜です。
長男の樹です。
弟の葵です。
桃です。
好きな食べ物は
びわです!
むすび家政婦紹介所から
参りました
三田園と申します。
本仮屋です。
どうぞ!
(素子)すいません
客でもないのに…。
(桃)いえ…。
家政婦さんもお客様も
関係ありません。 礼儀ですから。
(素子)さすが 優等生…。
(阿川)なんだ? これは。
こんな汚いソーサーで出して
失礼だと思わないのか?
持ってくる時に
ちょっと こぼれ…。
口答えするな!!
(素子)怖っ…。
(阿川)俺に恥をかかせる気か!?
…ごめんなさい。
(阿川)もういい。
こんなコーヒー飲めるか。
コーヒーでしたら
わたくしが おいれ致します。
姐さん あたいも行きます!
(素子)あれの どこが
のびのびやらせてるんすか?
めちゃくちゃ厳しい
躾じゃないですか。
あの子たちも
少しは言い返せばいいのに。
まっ そんな事
いい子がやらないか。
(桜)お手伝いします!
(素子)いえいえ いえいえ!
お嬢様は座っててください。
私が垂らしたのが悪いんで…。
やらせてください。
ねえ 今日のおやつって何?
まだ決めてないですけど。
はちみつは使わないでくださいね。
桃が食べられないんで。
承知致しました。
(桃)お姉さん 桃と一緒に遊ぼう!
(素子)えっ…。
ねえねえ 遊ぼうよ 三田園さんも。
隠れんぼ 鬼ごっこ ドロケイ
ポコペン
ご要望がございましたら。
フォッフォッ フォッフォッ…。
ゾノゾノ星人だ!
フォッフォッ フォッフォッ…。
また こぼしちゃうといけないので
持っていってもらえますか?
(素子)あっ… はい。
♬~
(素子)どうぞ。
♬~
(噴き出す音)
(せき込み)
大丈夫ですか?
なんで こしょうなんか…!
(素子)こしょう!?
(阿川)コーヒーに
こしょうを入れるなんて
何 考えてるんですか!?
いやいや いやいや! あたい
こしょうなんか入れてない…。
失礼致しました。
まだ作業の途中でございました。
途中?
こちら
ペッパースパイスコーヒーと
いいまして。
こしょうを振ったコーヒーに
お砂糖を小さじ1杯。
塩とナツメグを
お好みで振りかけると
コーヒーの苦みが
緩和され
ピリッとした
口当たりになるんです。
改めて こちらをどうぞ。
うまい!
これは やみつきになる味ですね。
痛み入ります。
(阿川)さっきは失礼な事を言って
すみませんでした。
いえ…。
でも なんで こしょうなんかが?
(阿川)いい家政婦さんたちが
来てくれて よかったです。
実は
今回 お願いしたいのは
家事だけじゃなくて…。
家事だけじゃない?
(阿川)はい。
最近 空き巣に入られて
私の腕時計や翡翠の指輪が
盗まれたんです。
泥棒って事っすか!?
(阿川)ええ…。
犯人が まだ捕まっていないんで
子どもたちだけで
留守番させるのが心配で…。
そういう事なら
お任せください。
あたいらが しっかり
お嬢様たちをお守り致します。
(阿川)助かります。
2日間 よろしくお願いします。
はい!
お任せください。
戻りは 明日の夜になるので
それまでお願いします。
お任せください。
旦那様。
突き当たりのお部屋だけ
鍵がかかっているようですが…。
ああ~ あそこは…。
練習室です!
練習室?
私がバイオリンの練習を
するために使っている部屋で
掃除は 自分でやっているので
大丈夫です。
承知致しました。
(阿川)じゃあ 行ってくる。
(4人)いってらっしゃい。
いってらっしゃいませ。
いってらっしゃいませ。
さてと… 何からやりますか?
(桜)2人とも
もう帰っていいですよ。
…えっ?
家の事は
自分たちでできますし
もし 泥棒が来たら
警察に通報しますから。
これ キャンセル料です。
わかりました!
では キャンセルという事で…。
申し訳ございません。
わたくしどもは
ご依頼主のお方以外の
キャンセルは
承っておりません。
…えっ?
ご依頼された2日間
しっかり務めさせて頂きます。
そうですか…。
後悔しなきゃいいですけど。
後悔?
(桜)行くよ。
ああ~ もう
なんで返しちゃうかな…。
せっかく 仕事しないで済む
チャンスだったのに…。
でも 「後悔」って
どういう意味だろう?
嫌~!
(転倒する音)
イッ… イッタ…。
えっ…!?
やば~い!
やばい やばい やばい!
やばいって! やばいよ!
あらあら… ビー玉に
おもちゃのクモ。
フッ… 誰のイタズラかしらね?
次の作戦 よろしく。
これって 高いんすかね?
でも 姐さんなら
簡単に直せちゃったりして。
ちょちょいのちょい。
やっぱり~?
…からの ちょい。
えっ?
直すのは無理ね。
なんとかなんないんすか?
姐さ~ん。
(走行音)
♬~
(突き飛ばす音)
うわあ~!
あっ イタッ…。
イッタ…!
♬~
(素子)やばい…。
やばい!
(素子)…壊れた。
(踏みつける音)
フンッ!
失敗した。
こちらのお車
樹お坊ちゃまのもので
ございますか?
室内で走らせては
危ないでございますねえ。
もう少しで
ぶつかるところでしたよ。
気ぃつけろよ コラッ!
(桜)樹 どうしたの?
こちらのお車
お坊ちゃまにお渡ししようと。
そうですか…。
これ たまに 変な方向に
行っちゃうんですよね。
この間も
窓ガラス 割りそうになって…。
ねっ?
あっ… うん。
では
修理に出さないといけませんね。
言う事を聞くように…
しっかり直さないと!
家政婦さんに そこまでしてもらう
理由ありませんから。
あと その置物…。
(桃)あ~ 壊れちゃってる!
(葵)それ すごく高いやつだって
お父さん 言ってた。
ええ~…!?
黙っておいてあげてもいいですよ。
代わりに こっちのお願い
聞いてくれるなら。
お願い?
♬~
なんで あたいが
宿題やらされなきゃ
いけねえんだよ あのクソガキ!
あいつら 思いやりもないし
迷惑もかけるし
全然おかめってねえじゃん!
他の家政婦たちも
大変だったでしょうね…。
そういえば みんなバックレた
って言ってましたよね。
もしかして…
あいつらのせいで?
家政婦が嫌いなんすかね?
あたいらの事も
帰らせようとしてたし。
「かくしごとをしないこと」
えっ?
これだけは守ってるといいわね。
お夕飯の買い出しに行ってきます。
いってらっしゃ~い。
11ぐらいにしておいてやるか。
(葵)どうするの? あいつら…
思ったより強いけど。
あの でかい家政婦
何者なんだよ?
あの人って 女の人? 男の人?
おばさんに決まってるじゃん。
(樹)そういえば… 目元が
ちょっと ヤン様に似てたな。
(桜)えっ!?
やめてよ!
ヤン様は 韓国が生んだ
スーパースターなんだから。
あんな家政婦と一緒にしないでよ。
(葵)でも これから どうするの?
あの人たち
家から出て行ってくれないよ。
(桃)早く追い出さないと
やばいよ。
とにかく あの事がバレないように
気をつけないと。
もし バレたら
私たちの計画 台無しなんだから。
(素子)ああ~! 疲れた…。
だるい…。
(足音)
うん?
うん?
♬~
最近 空き巣に入られて
私の腕時計や翡翠の指輪が
盗まれたんです。
もしかして 泥棒って…。
♬~
私がバイオリンの練習を
するために使っている部屋で
掃除は 自分でやっているので
大丈夫です。
ここで 何やってんだ?
♬~
(桜)バレなかった?
(樹)うん。
でかいほうは まだ帰ってないし
小さいほうは まだ宿題してる。
小さいほう?
(桜)持ってきたの?
うん!
(桜)これ すぐに上げて。
(女性)わかったわ…。
誰?
(樹)翡翠の指輪 まだ売れないの?
(桜)価格設定が高すぎるのかな?
(葵)せっかく 高く売れると思って
盗んだのに…。
(桃)50円安くしたら?
この子たち 旦那様の物を
売るために盗んでたのか。
目標金額まで あと4万か…。
お金がたまったら
俺たち 本当に
この家 出て行けるんだよね?
うん。 いい部屋も見つかったし。
新しいお家に行ったら
もう いい子のふり
しなくてもいいの?
もちろん。 私たちだけで
のびのび暮らせるよ。
お金ためて
この家から逃げるのか。
じゃあ あの人は…?
もう
やめたほうがいいんじゃない?
こんなの
子どもがする事じゃないわよ。
あんた 自分の役目わかってんの?
(女性)えっ?
私たちにできないから
あんたに やらせてんの。
ここから出たいなら
余計な事 言わないで
さっさと売って。
…はい。
チェーン…?
まさか 監禁!?
大人の事 部屋に閉じ込めて
手伝わせるなんて…。
そろそろ でかい家政婦
帰ってくるんじゃない?
急いで。
こんな所にいるのがバレたら
あたいまで監禁されてしまう。
(ぶつかる音)
誰かいるの?
やばい…。
やばい やばい やばい やばい…。
♬~
(扉の開く音)
姐さん!?
何してんの…?
クローゼットの消臭を。
消臭…?
閉めきったお部屋では
換気はできませんので
クローゼットの中に 臭いや湿気が
こもりやすくなるんです。
しっかり乾燥させた茶殻を
ストッキングに入れ
こうして つるせば…
消臭剤として使えるんですよ。
いつからいたの?
お嬢様たちが このお部屋に来る
少し前から。
あら まあ。
お客様がいらっしゃってるのに
お茶も出さずに
申し訳ございません。
すぐに準備を。
見なかった事にしてくれない?
この事が公になれば
監禁罪 強要罪 脅迫罪
場合によっては
窃盗罪に問われて
当分 家には
帰ってこられませんものねえ。
お願い。 誰にも言わないで。
黙っておいてあげても
よろしいですが…。
(素子)さすがっすね。
内緒にする代わりに
家事をやらせるなんて。
姐さんのおかげで
宿題地獄から解放されました。
終わったら
お風呂掃除もお願い。
なんで 俺たちが こんな事…。
僕 もうやりたくない!
桃 おやつ食べた~い。
あら そう?
嫌なら 無理しなくていいのよ。
もしもし 警察でございますか?
やめて!
(時報のアナウンス)「午後4時23分…」
今度は 本当に
電話するかもしれないわよ。
お風呂掃除 やればいいんでしょ。
電球の交換もね。
えっ?
練習部屋の電球が
消えかかっていたから。
真っ暗になったら
お客様に失礼かと思って。
あの人は お客様じゃないし。
お客様じゃない…?
俺… 電球 交換してくる。
僕も。
桃も。
お風呂掃除 行ってくる。
(物音)
あら 何か落ちたわよ。
まあ。 染みがたくさん。
桜お嬢様
結構 物持ちがいいんすね。
関係ないでしょ。
そんな むきになんなくっても
いいのに。
それより 練習室にいた人って
誰なんすかね?
見ず知らずの人を
監禁してるわけじゃないだろうし。
この家の住人でもないのに
客でもない。
はっ! もしかして
前の家政婦さん!?
バックレたんじゃなくて
監禁されてたのか。
(舌打ち)
あいつら
本当に悪いガキっすね。
ったく…。
家政婦を監禁するなんて
ひどいわね。
みんな バックレてるなんて
おかしいと思ってたのよ。
でも もとやん 部屋にいたのは
1人って言ってましたよ。
他の人は
どこ行っちゃったんですかね?
消されたわね。
消された…?
きっと 床下掘ったら…。
やめてくださいよ~…。
恐ろしい子どもたちよね。
旦那様の前では
いい子のふりして
裏では
こんな悪い事してるんだから。
かわいい顔して 中身は悪魔ね。
そんな事ありません。
子どもはみんな 天使ですから。
はあ?
僕 子どもの頃
純粋で 心がきれいな天使って
呼ばれてたんです。
まあ 今でも呼ばれますけど。
天使に失礼ね。
それにしても
三田園ちゃんと もとやん
大丈夫かしら?
そういえば
今晩 泊まり込みですよね。
悪魔の子どもたちと
ひと晩 過ごすなんて
想像しただけで 恐ろしいわあ。
大丈夫ですよ。
電話でも 元気そうだったし。
三田園さんがいますからね。
どうかしらね。 三田園ちゃんにも
弱点はあるから。
(子どもの声)あーそーぼー。
♬~
ああ…。
えっ…? ああ…。
(子どもの笑い声)
いやっ…! いやっ! いやっ!
駄目よ… だ… 駄目…。
駄目… 駄目よ…。
あっ あっ あっ…。
(笑い声)
(2人)あーそーぼー。
おーかーめぇぇぇぇぇ!!
来る。
来ない。
来る。
来ない。
来る…! 来る!
来る! 来る! うおぉぉ~!!
(桜)あのさあ。
(素子)はっ! びっくりした!
これ 明日までにお願いね。
なんで また あたいが?
あんたの相棒に聞いてみたら?
相棒…?
堪忍して! 堪忍してえーっ!!
あああ…。
姐さん!
あっ…。
これが 三田園薫…?
あんたも こうなりたくなかったら
さっさと宿題して。
(舌打ち)
てめえ よくも うちの姐さんに…。
駄目よ!
この子たちに逆らったら…
おしまいよ!
でも…。
ああ…。
私は… 伝説の家政夫。
こんなの…
こんなの なんでもないの…!
姐さん…。
もっと。
いや~! いや~~!!
あんた…!!
こんな姐さん…
見てられないっす。
うわ~! あんた~っ…!!
ううっ!
♬~
(女性)大丈夫?
縄跳びって 痛いでしょ?
チャーシューの気持ちが
よくわかります。
逃げようとしなきゃ
こっちに変えてもらえるわよ。
アドバイス 痛み入ります。
でも どうして
あなたまで ここに?
なんか あの子たちの
気に障る事でもしたの?
さあ… どうでしょう。
私も あの子たちを
怒らせちゃったのよね。
もう 1年も ここにいるわ。
1年…?
全部 私が悪いの。
あの子たちは きっと
一生 許してくれないわね。
♬~
えいっ! えいっ! えいっ!
(葵)えいっ!
セーフ!
言われたとおり
シュトレーゼンのケーキ
買ってきましたよ。
(樹)もういいよ。
食べたい気分じゃなくなったから。
(素子)はあ?
今度は
千月屋のたい焼き 買ってきて。
桃 プリンがいい!
そんなわがまま
言ってられんのも
旦那様が
帰ってくるまでですからね。
夜まで帰ってこないもんね~。
(ジェンガの倒れる音)
(葵)えいっ!
(舌打ち)
クソガキ。
(ドアの開く音)
(阿川)ただいま。
旦那様!?
随分 早いお帰りでしたね。
学会が
予定より早く終わったんで。
助かった…。
どうした? お父さんが帰ってきて
嬉しくないのか?
そんな事ないよ…。 ねっ。
(3人)…うん。
あれ? 三田園さんは…?
もう帰ったよ。
帰った?
うん。 なんか
具合悪くなっちゃったみたい。
旦那様 実は…。
(戸の開く音)
おかえりなさいませ 旦那様。
姐さん!?
帰ったんじゃなかったんですか?
少し休んだら このとおり
元気になりましたので。
ご心配おかけして
申し訳ありませんでした。
いえ 元気になって よかったです。
子どもたちは 何か
迷惑かけたりしませんでしたか?
いいえ。 それはそれは
皆様 とってもいい子で
いらっしゃいましたよ。
ねえ。 お嬢様。
どうやって 出てきたの?
やっぱり 鍵が壊されてた。
あの人は?
どこ行っちゃったんだろう?
どっかに隠れてるのかな?
お父さんに見つかったら
やばいよ。
お食事の前に 空気の入れ替えを。
ん?
なんだ? お前たち
顔色が悪いぞ。
…ううん。 なんでもない。
今日は ちらし寿司でございます。
おいおい おいおい…。
そんな混ぜたら
ぐちゃぐちゃになっちゃうだろ。
あっ… ごめん。
お吸い物を お持ち致しました。
待って お父さん!
どうした?
熱いから 僕が…。
おう。
はい。
悪いな。
♬~
ああ~…。 このお吸い物
おいしいですね!
痛み入ります。
翡翠の指輪…!?
えっ?
あっ… 貸して!
なんだよ?
お椀の底が割れてたから…。
お前たち 宿題は
ちゃんと やったのか?
うん。 はい。
あっ それ…。
「17-4+2」は… 11…?
こんな簡単な問題できなくて
どうするんだ!
えっ 間違ってんの?
「都道府県を
できるだけたくさん書きな…」。
お前たち…
馬鹿にも程があるだろ!
足りなかった…?
お話し中 大変失礼致します。
アイスレモネード
お持ち致しました。
ありがとうございます。
三田園さんは 本当に
できた家政婦さんですね。
料理もおいしいし 気も利くし。
痛み入ります。
あら こんなところに箸置きが。
もしよかったら
私の専属家政婦になりませんか?
専属…?
フンッ。
前向きに考えさせて頂きましゅ。
さあ 氷が溶けないうちに
お召し上がりください。
酸っぱ!
桃 もっと甘いのがいい!
大変失礼致しました。
甘さが足りない時は
こちらを入れてお飲みください。
「honey」…?
はちみつは使わないでくださいね。
桃が食べられないんで。
あっ! 姐さん
桃お嬢様は はちみつが…!
いただきます。
飲んじゃ駄目!
(阿川)お前…!
(素子)バレた!
(指を鳴らす音)
いくら 悪知恵が働いても
しょせんは子ども。
いつまでも大人をだます事は
できませんね。
では 本日の家事情報
振り返って参りましょう。
コーヒーに こしょうと
砂糖 小さじ1杯
塩とナツメグを振りかけると
ペッパースパイスコーヒーになる。
クローゼットの中の
臭いを取るには
乾燥させた茶殻を
ストッキングに入れて つるす。
それと もう一つ…。
失礼… それは またのちほど。
さあ この子たちの正体は
天使か? それとも悪魔か?
その答えは…。
(指を鳴らす音)
何 考えてるんですか!
この子に
はちみつ食べさせるなんて!
ご安心ください。
こちら はちみつではなく
メープルシロップでございます。
えっ?
ちょうどいい入れ物が
なかったものですから
こちらの容器に。
(素子)紛らわしい。
取り乱して すみません…。
この子 生まれてすぐ
蜂に刺された事があって
はちみつで アレルギー反応を
起こさないか心配で…。
えっ… なんで 家政婦さんが
そんな事まで?
もう… お母さん
出てきちゃ駄目だよ!
お母さん!?
どういう事なんだ?
なんで6年前に
この家を出て行ったお前が
ここにいるんだ!
これは不法侵入だぞ!
(阿川 梓)私だって
好きでいるわけじゃないわよ!
閉じ込められてたんだから
仕方がないでしょ!
閉じ込められてた?
(素子)監禁してたのは
前の家政婦さんじゃなくて
お母さんだったって事?
いや それは…。
(指輪が落ちる音)
俺の指輪…
なんで 桜が持ってるんだ?
(携帯電話の振動音)
♬~
お前 まさか… 俺の物 盗んで
ネットで売ってたのか?
母親を監禁するわ
父親の物を勝手に売るわ
お前たちは何を考えてるんだ!
「おかめ」を忘れたのか!
「調停期日呼出状」?
えっ?
「阿川将司氏のセクハラ行為により
深く傷つき
家政婦としての仕事を失ったので
損害賠償を請求します」
(樹)セクハラ?
(素子)もしかして
家政婦さんたちが
バックレたのって
旦那様のセクハラのせい?
いやいや 違うんだ これは…。
「つきましては 6月3日に
指定の裁判所まで
出頭をお願い致します」
それって 昨日だよね!?
(桜)本当は学会じゃなくて
セクハラ裁判に行ってたの?
(落ちる音)
うわあっ!
えっ!?
(桃)全部
うちにいた家政婦さんたちだ!
(樹)なんで こんな写真が…。
ああっ…! 俺の大事な
コレクションに触るな!
(葵)コレクション!?
気持ち悪っ…。
俺は 家事のできる
眼鏡女子が好きなんだ!
開き直った…。
(阿川)言っとくけどな
お前らに文句を言われる筋合い
ないからな。
お前たち家族を
食わしてやってるのは
この俺なんだからな!
(樹)そんなんだから お母さんが
出て行っちゃったんだよ。
何?
(樹)6年前 お母さんが
僕たちを置いて家を出たのは
お父さんのせいなんでしょ?
(梓)えっ? あっ… まあ…。
奥様
ストールが ほつれております。
ちょっと失礼。
ヤン様の生サイン!
(素子)「KOREA TOUR 2016
1年間ずーっと一緒にサランヘヨ」
(阿川)2016年って
お前が出て行った年だよな?
(樹)もしかして
俺たちを捨てたのは
ヤン様に会いに 韓国に行くため?
ヤン様のツアー
全部回るのが夢だったんだよ!
こっちも開き直った。
4人も子育てしてたら
推し活する時間なんてないの!
こうでもしなきゃ
ヤン様に会えないでしょ?
そんな事で
私たちを捨てたんだ…。
(梓)もういいじゃない。
復讐は十分果たしたでしょ?
(素子)復讐?
私を監禁してたのは
自分たちを捨てた恨みを
晴らすためだったのよね?
そうでしょ? 桜。
(阿川)どういう事だ?
(梓)1年前 どうしても
子どもたちの顔が見たくて
こっそり この家に帰ってきたの。
そしたら
少しでも罪悪感があるなら
言う事 聞けって。
桜が言ったのか?
だったら 何?
子ども捨てて出てったんだから
そのくらい当然でしょ!
お前は なんて事を…!
(桃)お姉ちゃんを いじめないで!
姉ちゃんは
僕たちのためにやってくれたんだ。
(樹)俺たちは みんな
姉ちゃんの味方だから。
♬~
(素子)カメラ?
♬~
(操作音)
(樹)「お母さん
これ替えたら 耳かきして」
(梓)「いいわよ」
(桃)「ずるい! 桃も」
(葵)「僕も!」
(樹)「2人とも この事は
姉ちゃんに内緒だからな」
(葵)「わかってるって」
(桃)「お姉ちゃん 絶対怒るもんね」
(葵)「絶対 内緒だからな」
(桃)「うん」
あんたたち…
私に黙って こんな事してたの?
言えなかったんだよ。
姉ちゃん 怒ると思って…。
当たり前でしょ!
この人は私たちを捨てたんだよ!
でも お母さんはお母さんだよ。
桃 もっとお母さんと遊びたい!
本当は みんな
母親に甘えたかったんだ。
信じられない…。
私の事 ずっとだましてたなんて。
私は いつも
あんたたちの事 考えてたのに!
(電話)
桜お嬢様に
お電話が来ておりますよ。
「大前不動産ですが
先日 お問い合わせ頂いた
単身者用のアパート
今週には
内見可能になりました…」
(操作音)
単身者用って 何?
一人暮らし用の部屋って事よ。
もしかして 姉ちゃん
一人で出て行くつもりだったの?
こ… これは…。
姉ちゃんだって 俺たちの事
だましてたんじゃん!
(桃)お姉ちゃん ひどい!
(葵)姉ちゃんの嘘つき!
お父さんも失望したよ。
桜は もっと優しくて
いい子だと思ってたのに。
(梓)私も こんな事になるなら
会いに来なきゃよかったわ。
姐さん 何やってるんすか?
私のハンカチ!
気になっていたので
染み抜きをしようと思いまして。
駄目!
そんな事したら消えちゃう!
消えちゃう?
ご心配なく。
水 大さじ2を
レンジで20秒ほど温め
そこに 重曹と酸素系漂白剤を
小さじ1ずつ入れ
特製ホット染み抜き剤を作り
裏からタオルを当てて
歯ブラシなどで
優しく たたくように なじませ
最後にすすげば このとおり。
インクや色柄は残したまま
汚れだけ落とす事ができるんです。
よかった…。
それ
私が 昔 書いてあげた名前よね?
もしかして
お母さんが書いてくれた字が
消えるのが嫌で?
どうして?
私の事 恨んでるのよね?
復讐したかったんでしょ?
そういう染みは
表面に浮かせて出す事で
汚れを落とす事に繋がるんです。
大切なのは
隠さずに正直に表に出す事。
隠していては
なんの解決にもなりません。
復讐なんかじゃないよ…。
えっ?
お母さんを
練習室に閉じ込めたのは
恨んでたからじゃない。
お母さんと
一緒にいたかったからだよ。
♬~
1年前
お母さんが会いに来てくれて
すごく嬉しかった。
でも 素直になれなくて…。
それで 練習室に?
お母さんと一緒に暮らすには
そうするしかなかった。
お父さんにバレたら
もう二度と会えなくなると思って。
だからって
監禁までしなくても…。
そうでもしなきゃ
また いなくなっちゃうかも
しれないでしょ?
もう どこにも行かないで
ほしかったから…。
(樹)じゃあ どうして
一人用の部屋 借りたの?
やっぱり お母さんを
自由にしてあげなきゃって…。
もしかして
部屋は お母さんのため?
この家の近くに部屋を借りれば
お父さんに見つからずに
自由に会いに行けると思って。
桜…。
樹 葵 桃…
今まで黙ってて ごめん。
本当の事 言ったら
みんな お母さんと一緒に住みたい
って言い出すと思ったから…。
だましてて ごめんね。
どうして
お父さんに話さなかったんだ?
せめて ひと言
相談してくれれば…。
相談したら 聞いてくれたの?
お父さんは 私の言う事なんて
聞いてくれた事ないじゃない。
何が 「おかめ」よ!
私たちの事なんて
どうだっていいんでしょ?
私は ただ… 家族みんなで
暮らしたかっただけなの。
♬~
ごめんね 桜。
♬~
♬~
良い子は苦手なんじゃなかった?
泣いてないっす…。
(すすり泣き)
フンッ。
まさか母親を監禁してたとはねえ。
それしか 一緒に暮らす方法が
なかったなんて切ないわね。
でも 母親は推し活のために
子ども捨てたんでしょ?
自分たちより ヤン様を選ぶなんて
ショックっすよね。
奥様も
すごく後悔してると思いますよ。
だから 1年前に
戻ってきたんじゃありませんか?
(真理亜)それは どうかしら。
えっ?
ヤン様 ちょうど1年前に
熱愛が発覚したのよ。
(志摩)じゃあ
子どもたちのところに戻ったのは
推しに彼女がいて 冷めたから?
(素子)だから サインTシャツ
未練がましく着てたのか。
子どもたちが かわいそうよね。
っていうか
ヤン様と三田園さんって
似てません?
(志摩)どこがよ! ハハハ…!
(真理亜)全くの別人じゃないのよ。
そうかなあ?
でも よかったわね。
子どもたちが素直になれて。
(志摩)結局 あの子たちは
あの家で暮らすの?
はい。 家族6人で
暮らす事にしたみたいです。
6人って事は
厳しい父親とも和解したんだ。
いい子たちよね。
セクハラおやじなのに。
そういえば 三田園ちゃん
セクハラ被害に遭ったのよね?
えっ 三田園さんが!?
臀部への接触被害。
ええーっ!
請求書を
お届けに行って参ります。
いってらっしゃい。
(志摩)三田園さんの
臀部に触るなんて
度胸あるわね。
(真理亜)怖いもの知らずね。
臀部って お尻ですよね?
臀部って お尻ですよ!
臀部… ねえ もとやん
臀部って お尻だよ お尻…。
(素子)うるさいよ あっち行って!
そ… それは僕の臀部だよ。
今回の請求書でございます。
(梓)わざわざ
ありがとうございます。
模様替えされたんですね。
(阿川)ええ。 今まで
子どもたちに不自由させた分
これからは
好きなようにやらせてあげたくて。
では わたくしは これで。
(梓)ご苦労さまです。
(阿川)ありがとうございました。
さようなら 三田園さん。
失礼致します。
♬~
♬~
これ 何?
ああ 持ってくる時に
ちょっと こぼしちゃってな。
こんな汚れたソーサーで
出すなんて
失礼だと思わないの?
(樹)ねえ
冷凍庫に こんな物あったけど。
ヤン様のライブDVD。
お母さん
推し活やめたんだよね?
2人とも ちゃんとわかってんの?
「躾のおかめ」。
おお…。
もちろん!
おかめの「お」!
(阿川)思いやりを持つ事。
(葵)「か」!
(梓)隠し事はしない事。
(桃)「め」!
(阿川・梓)命令には絶対に従う事。
♬~
フンッ。
人生なんて そんなものです。
私は 13年 懐かれておりません。
(堀之内花子)今日は あなた方を
楽しいゲームに ご招待しました。
ゲソゲーム。
(素子)このゲームは
あたいらが勝つ!
(覆面A)最後に残ってしまった
ファミリーが脱落…。
(花子)ゲーム終了。
姐さんの家族は…。
あの人は…。
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