ナンバMG5 #06【横浜レディース登場!総長はまさかの!?】[字][デ]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
ナンバMG5 #06【横浜レディース登場!総長はまさかの!?】[字][デ]
剛も2年生に!写生大会に来た横浜で出会ったのはレディース「魔苦須」!しかも総長に見覚えが!?レディースの抗争は剛と伍代を巻き込み横浜頂上決戦へと発展!
番組内容
家族にうそをついてまで白百合高校に通う二重生活を送って1年、いつの間にか千葉を制覇していた難破剛(間宮祥太朗)は無事2年生に進級した。美術部は、卒業した東ミチル(加藤諒)に代わって西田リョウ(藤田真澄)が新部長に、そして剛が副部長、藤田深雪(森川葵)が副々部長に就任。牧野弥生(鈴木ゆうか)ら新1年生も入部していた。深雪とはまた同じクラスになったものの、いまの剛の1番の心配事は、深雪の人気が
番組内容2
どんどん上がっていること。伍代直樹(神尾楓珠)や大丸大助(森本慎太郎)とラーメン店を訪れた剛は、その悩みをふたりにも打ち明けた。モテそうな伍代にアドバイスを求める剛。すると伍代は、このまま何もしなければ、いつかは誰かに取られるのは確実だ、と言い出す。意を決した剛は「ずっと好きでした。明日、直接お話させてください」と書いた手紙を深雪の下駄箱に入れ……。あくる日、剛たち美術部員は、写生大会で
番組内容3
横浜を訪れる。ところがそこで思わぬ騒動が起きる。深雪が、気に入った構図の中に入り込んでいて邪魔だといって、揃いの特攻服に身を包んでたむろしているレディース『横浜魔苦須(マックス)』に話をつけに行ってしまったのだ。するとそこに『魔苦須』の二代目総長を狙うヤンキー『ケルベロス』の面々が現れ、『魔苦須』と一触即発の状態に。仕方なく特服に着替えた剛は、襲いかかってきた『ケルベロス』のメンバーを倒すが……。
出演者
間宮祥太朗
神尾楓珠
森川葵
森本慎太郎(SixTONES)
富田望生
原菜乃華
春本ヒロ
加藤諒ももいろクローバーZ
鈴木ゆうか
・
満島真之介
・
鈴木紗理奈
宇梶剛士
他
スタッフ
【原作】
『ナンバMG5』『ナンバデッドエンド』小沢としお(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)【脚本】
金沢達也(『暗殺教室』『不倫食堂』『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』他)【主題歌】
「眩光」WANIMA(unBORDE/Warner Music Japan)【プロデューサー】
栗原彩乃(『SUPER RICH』他)
古郡真也(FILM)
スタッフ2
【演出】
本広克行、品田俊介、森脇智延、佐々木敦規【制作・著作】
フジテレビ第一制作部
ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/nanbaMG5/
【公式Twitter】
https://twitter.com/nanbaMG5_
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/nanbaMG5_/ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
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(松)ワン!
(パフパフラッパの音)
[筋金入りのヤンキー一家
難破家の次男 剛]
(ナオミ)全国制覇いったれや!
[あっ ちなみに 俺は
アニキの弟 松!]
[アニキは 家族の期待を尻目に
ヤンキーと無縁の
超シャバい高校
白百合高校に入学した]
[初めての部活]
[熱い友情]
(花火の音)
[いちずな恋]
(剛)おらぁ!
どっからでも かかってこいや!
[そして ケンカ!]
[アニキは ヤンキーとシャバ僧の
二重生活を続けつつ…]
(藤田)難破君が特服なんだよね?
[まあ 何回か
バレそうにはなったけど
順調に関東制覇は進み
正体秘密の高校生活は
1年が
過ぎたのだった]
本当にありがとう。
みんなのことは
一生忘れないからね。
部長~!
西田君 次の部長は頼んだからね。
お任せください!
みんなに会えなくなると思うと
寂しくなるなぁ。
でもね また…。
(藤田)え~ 好きな人? いないよ。
(部員たち)え~ 嘘だよ。 嘘だ~。
(部員)藤田さん 絶対モテるのに。
部長 お世話になりました。
難破君。
東さんが部長だったから
この1年間
絵を描いてこれました。
何かしんどくなったら
いつでも相談に乗るからね。
ありがとうございます。
何があっても 絵は描き続けろよ。
はい!
(東)よーし
副部長は難破君で決定です!
えっ! ホントですか?
え~。
(長谷川)副部長!? お前が?
おう。
(長谷川)久々に会ったと思ったら
美術部とはな。
先生のおかげだよ。
先生が 俺の話 マジになって
聞いてくれたからよ。
何言ってんだ。
頑張って勉強したのは お前だろ。
しかし お前のためとはいえ
俺は お前の家族を裏切った。
後ろめたいよ。
お前は大丈夫か?
えっ?
ホントに このまま
卒業までいけるか?
家族に嘘つくのが苦しくなったら
俺に言え。
無理はするなよ。
おう。
まあ 頑張るよ。
(歓声)
≪千葉のトップの芹沢を
やったってことは…。
特服が千葉最強か!
あいつの気合は伝染する!
(一同)うおお~!
こっちを頑張るつもり
なかったんだけどな。
[高校1年の終わり]
[アニキは鬼神のごとき強さで
事実上
千葉を制覇!]
[舞台は2年生へ]
[アニキの全国制覇への道のりは
続く!]
おはよう。
おはよう。
(守田)おはよう!
(藤田)おはよう。
(守田)深雪 また同じクラスじゃ~ん。
ねえ また みんな一緒だね。
今年こそ すてきなメンズに
出会えることに期待だわ。
分かる。 彼氏 欲しいよね~。
(守田)あたしたち
もう 花のセブンティーンだしね~。
運命的な出会いさえあれば
すぐにでも付き合うんだけどな。
(山田)いや~ 俺
また 藤田と同じクラスなんて
マジ テンション上がるわ~。
あっ! こいつ 今
エロいこと考えてる!
(生徒)藤田さん おはよう。
(藤田)おはよう。
(生徒)深雪ちゃん おはよう。
(藤田)おはよう。
おい 難破! また一緒だな。
楽しくやってこうぜ。
うん。
どうした?
(林田)はーい おはよう 席に着け。
担任の林田 実 34歳
彼女募集中です。
よろしくね。
じゃあ まずは
一人ずつ 自己紹介していこうか。
(部員)よろしくお願いします。
(西田)よろしく~。
1年2組の牧野 弥生です。
中学のときも
3年間 美術部でした。
先輩たちに追い付けるよう
一生懸命 頑張ります。
副部長。
えっ? あっ ごめんなさい。
その呼び方 まだ慣れてなくて。
ほら。
はっ?
おいおい 難破君
君は 僕と東部長のやりとりを
1年間 見てきたでしょ。
こういうときは
「うわ~ カワイイですね 部長」
って くるだろ! 普通よ。
(東)そうだよ 副部長。
(西田)ですよね 元部長。
(藤田)あのう 元部長。
卒業しましたよね?
早速 寂しくなっちゃって。
浪人生なんだから勉強しろよ。
(東)えっ?
あっ 1年生の皆さん。
今週末 早速
横浜へ写生大会に行くからね。
(3人)はい。
(藤田)じゃあ みんな
あたし 藤田副々部長が
人生の先輩として
みんなに指導してあげよう。
(弥生たち)ありがとうございます。
(藤田)こっち来て。
お願いします。
(弥生)よろしくお願いします。
じゃあ これ持って。
(部員)カワイイ先輩で うれしいっす。
ありがとう てへぺろ。
はい これ持って。
(部員)「てへぺろ」 カワイイっす。
藤田さん 1年のときも
何人かに告られてたしよ
2年になって
さらに人気が出たっつうか
これで ぽっと出の男とかに
付き合われたらよ
やるせねえよ。
んなことになったら
俺だって 白百合 行けねえよ!
(伍代)おめえは 自分の学校 行け。
なあ 伍代だったら どうする?
何で俺に聞くんだよ。
それは ほら お前
何か 女の扱いに慣れてそうじゃん。
つうか 前から思ってたんだけどよ
お前 女いんだろ?
たまに 飯食ったり
映画 一緒に行ったりするやつは
いるけど
彼女はいねえよ。
そいつら 絶対
自分は彼女だって思ってるよ。
なっ 嫌みなやつ。
まあ 俺の話は置いといて
このまま
おめえが何もしなけりゃ
いつかは誰かに取られちまうのは
確実だな。
うーん…。
ハァ~…。
お前 見てっとよ
中坊んとき思い出すわ。
何だ それ。
3年間
ずっと好きだった
ミズノ トモミって子がいてよ。
元気があって 優しくって
そんときの俺は
今より ずっとシャイでさ。
嘘つけ。
どうしても 告白できないまま
急に その子が引っ越しちまって。
だから 俺は今
思い立ったら すぐ告白すんだよ。
おお~ なるほどな。
(伍代)まあ そんなに好きならよ
打って出るのもありだと思うぜ。
おい!
お前 抜け駆けの勧めか こら!
おめえは しょっちゅう
抜け駆けしてんじゃねえか。
あ~ いや 違えなぁ。
長えし 気持ち悪いわ。
あ~ もっと ストレートに…。
ストレートに…。
(生徒たち)おはよう。
もう引き返せねえ…。
ようし! 今日こそ決めるぞ。
(吟子)
おっ 兄ちゃん どっこ行っくの?
ああ ちょっと 横浜の方にな。
横浜?
おう。
えっ 何しに?
いや 何しにっつっても…。
(ナオミ)お~。
千葉の次は
神奈川制覇に動くんだな。
え~… そういうことだよ。
(猛)おい!
神奈川 乗り込むのに
これ 着てかねえで どうすんだ。
(勝)おい 剛。
ハマなんてな 瞬殺だ。
神奈川 取ったれ~!
(一同)うおお~!
(松)《ヨコハマって何?
食べたい! 何?》
《うまいの? タテハマも?》
(西田)はい みんな 注目~。
今日は 新入部員の牧野さんは
風邪でお休みです。
このメンバーで 好きな場所で
好きなように描いてください!
(部員たち)はい。
あの…。
ああ…。
難破君ってさ…。
ん?
何か どんくさいよね。
どど… どんくさ…。
(藤田)どんくさい男の子って
モテないよ。
やっぱり 男子は
頼りがいがなくっちゃ。
ああ…。
あ… あのさ
じじじ… じゃあ
い… い… 言うけど
実は… きき… 今日は話…。
(藤田)あ~ もう!
もう 邪魔!
えっ?
(藤田)もろ あたしの構図に
入っちゃってるんですけど。
ちょっと 言ってくるね。
あ~ いつものパターン…。
(ナンシー)気合 入れてっか こらぁ!
(2人)押忍!
まだまだ足んねえぞ こらぁ!
(2人)押忍!
(藤田)あのう
お取り込み中 すいません。
ちょっと
ここ どいてもらえます?
あぁ? 何だ このガキ。
(藤田)あっ あの
私の構図に入ってまして。
あっ あちらの方でしたら。
うるせえな
構図って何なんだよ?
意味分かんねえよ。
(田村)よう 魔苦須。
(田村)1人 足りねえな。
ケルベロスの田村。
(田村)総長はどうした?
てめえらに教えるわけねえだろ
しつけえな。
んだと このアマ!
(田村)あと1カ月で戻ってくるぜ
キングが。
そしたら あんたら どうなるか
分かったもんじゃねえよな。
勝手なこと言ってんじゃねえよ!
(フー子)総長は渡さねえよ!
横浜魔苦須 なめてんじゃねえぞ。
相変わらず バカしかいねえな。
ちょっと 何やってるんですか!
相手 女の子ですよ!
(田村)
何だ てめえ 関係ねえだろ!
≪待て こら。
(田村)あぁ?
てめえら 女に手ぇ上げやがったら
ただじゃおかねえぞ。
(田村)おお~。
俺たちが神奈川最強チーム
ケルベロスって知ってて
んな口 利いてんのか?
知るかよ。
おらぁ!
(田村)てめえ…。
(藤田)あっ もしかして…。
(田村)今度 見掛けたら
ただじゃおかねえ。
帰るぞ。
(3人)強え…。
(藤田)あの ありがとう。
あたしを助けてくれたの?
ねえ そうだよね?
はあ? 思い上がんなよ ブス。
いつもな 歩いてたら
たまたま 俺の気に入らねえやつが
おめえに絡んでるだけなんだよ。
ホントに? たまたま? 横浜で?
バッカじゃねえの!
あっ…。
(ナンシー)あんた ちょっと待てよ!
追うよ!
(フー子・カー子)お… おう!
クッソ 何だってこんなことに…。
(物音)
おめえら…。
(ナンシー)おい あんた 何もんだ?
ハマじゃ見ねえ顔だし
ケルベロスのやつらを瞬殺。
俺ぁ ただの通りすがりだよ。
じゃあな。
(ナンシー)いや 待てって!
話 聞いてくれ。
おい。
アニキ… いや 先生!
あたいらを強くしてくれ!
(カー子・フー子)強くしてくれ!
はあ?
(フー子)あたいら
強くなりてえんだよ!
(カー子)いや
強くなんなきゃ駄目なんだよ!
ちょっと待て 何の話だよ?
≪(足音)
おらぁ!
横浜魔苦須 二代目総長
牧野 弥生 参上!
《1年2組の牧野 弥生です》
てめえ
あたしのツレに何してんだ!
えっ えっ おめえ!?
(弥生)あぁ?
あっ いや えー えー いや…。
(弥生)悪い みんな 遅れちまった。
大丈夫か?
(ナンシー)違う 違う。
弥生 違うんだ。
この人
あたいらを助けてくれてよ。
(カー子)
鍛えてもらえねえか頼んでんだ。
じゃあ 俺 これで…。
(カー子)あっ 来週日曜
埠頭のゼット倉庫で集合してっから
先生も来てよ!
ずっと待ってるからな!
(弥生)何だよ それ。
あんな訳分かんねえやつに?
あたしが総長じゃ力不足だって
言いてえのか。
違う! 弥生は総長として
よくやってる。
でも…。
(弥生)でも何だよ?
1カ月…
あと1カ月しかねえんだ 弥生。
1カ月したら あたいらは
間違いなくケルベロスとぶつかる。
もっと もっと 強くなんねえと
総長 守れねえからさ。
あれは あたし個人の問題だろ。
自分一人くれえ 自分で守るよ!
何で あいつ
レディースなんか やってんだよ。
藤田さん。 天気悪いから
部長が中止にするかもって。
難破君。
聞いて。
ねえ 特攻服のあいつ いるじゃん。
あいつさ…。
あたしのこと 好きみたい。
えっ!?
(藤田)実は 昨日もらった
名前のない手紙に 好きだって
今日 お話 したいって
書いてあって。
さっき あたし
変なのに絡まれたんだけど
そしたら あいつが助けてくれて。
へぇ~…。
(藤田)ねっ?
きっと あいつが手紙書いたんだよ。
あたしに告白するつもりで
わざわざ 横浜まで…。
いや~ たまたまじゃない?
(藤田)お礼 言ったら
「思い上がんな ブス」って。
ねっ! ほら。
男の人って 何で 好きな子に
意地悪 言うんだろ。
え~?
(藤田)体を張って守ってくれる。
すてき。
うっそ~…。
(大丸)ハハハハハ! ダッセえ!
ちっとも面白くねえよ!
(大丸)よりによって
特服の方 気に入られるなんてよ。
ハハッ!
おもれえに決まってんじゃねえか!
ハハッ!
(伍代)おめえ 笑ってるけどよ
特服を好きになったってのは
難破を好きになった
ってことじゃねえか。
てめえ! 抜け駆けしやがって!
うるせえ! バカ!
アホか。
(大丸)えっ?
あんな 藤田さんは
特服を好きになったんだよ。
でも 俺が特服だってことは
知らねえ。
だから 別に俺を好きになった
わけじゃねえんだよ。
藤田さんは 特服 好きだけど…
で 難破は特服だけど…。
ん? 藤田さんは難破で特服…。
うん うん 俺 ちょっとトイレ。
トイレ。
あいつ 考えんのやめたな。
ゴリラだからな
難しいことは苦手なんだ。
ハハ… あっ そうだ 伍代
また 横浜
行こうと思うんだけどよ。
ちょっと待て。
言っとくけど
俺を巻き込むんじゃねえぞ。
はあ? 何だ それ お前。
てめえに何頼むのよ? ハッ!
(大丸)あ~ すっきりした!
早えな バカ。
で 何の話だっけ?
弥生ちゃん 写生大会 休んでから
来てないね。
うん。
やる気ないのかな。
まったく 最近の1年生は…。
きっと 何かあったんだよ
学校とか家庭のこととか…。
すごい真面目そうな子だったから。
ねえ 副部長
何か起こる前に
助けてあげられないかな?
うん そうだね。
(ナンシー)ハァ… おっせえな 先生。
つうか カー子も来ねえし。
んな名前も知らねえやつ
来るわけねえって。
≪来たけどな。
特服先生!
特服先生?
(フー子)来てくれたんすか。
いや まあ 暇だからよ。
(ナンシー・フー子)押忍! 特服先生
今日は よろしくお願いしゃーす!
(弥生)チッ。
(フー子)自己紹介します。
あたい フー子。
(ナンシー)もう一人
カー子ってのがいて。
で あたいがナンシー。
で おめえが総長の牧野だろ?
呼び捨てしてんじゃねえよ!
てめえも名乗りやがれ!
俺は… 特服先生だよ。
ざけんな てめえ!
(ナンシー)弥生 やめな。
ナンシーさん。 うちは
こんなやつ いなくたって…。
相手は!
相手は神奈川最強のケルベロスなんだ。
(フー子)そうだよ 総長。
ヘッドは あの光一だよ。
なあ 先生
どうしても勝ちてえんだよ。
勝ちてえ?
ハァ… おめえら バカか?
(フー子)何でだよ!
あたいらが 女だからかよ?
相手は男で人数もいるんだろ?
先生! ケンカってのはよ
気合と根性だろ。
いや~ そりゃそうなんだけどよ。
何でだ? おめえらと
そのケルなんちゃらと
何の因縁があんだよ?
(カー子)うっ! うっ… うっ…。
(フー子)カー子!
おい どうしたんだよ!
どうした!?
(フー子)大丈夫かよ?
(フー子たち)大丈夫か?
誰にやられた? しっかりしろよ。
(田村)
久々のシャバはどうだ? 光一。
んなことより
弥生は見つかったか?
さっき 魔苦須の一人をボコったが
逃げられた。
(光一)チッ。
使えねえな。
(フー子)おい 大丈夫かよ。
(カー子)田村の野郎
総長 連れてこいって。
安心してよ
何もしゃべってないから。
(弥生)クソッ。
おめえらよ もう全部話せ。
(ナンシー)先生 それは…。
(弥生)あたしが悪いんだ。
あたしのせいで みんなが…。
(弥生)親が離婚して
母親が
すぐ 次の男つくっちまって
うちに居場所がなくてさ。
《ねえ ねえ ねえ… 暇?》
(弥生)《やめてください》
≪《やめな! 嫌がってんだろ》
(弥生)それが
横浜魔苦須 初代総長
マリさんとの出会いだった。
(弥生)特服なんて
ダセえと思ってたけど
マリさん 見てたら
カッコ良く思えてきて
魔苦須には
私から入れてくれって頼んだ。
マリさん あたいのことも
妹みたいに かわいがってくれた。
あたいのことだって。
マリさんは恩人だよ。
魔苦須がなかったら 今ごろ
どうなってたか分かんねえよ。
昔は ホント 楽しかったんだ。
あたしが あの男に会うまでは。
《いってえ…》
(光一)《ほら 血 出てるぜ》
《ほら》
(弥生)加納 光一。
その強さで 一目置かれた光一は
私の自慢だった。
でも 光一は
普通じゃなかったんだ。
キレると半端ねえんだ。
いつ人を殺してもおかしくねえよ。
(弥生)私 怖くなって
光一に別れたいって。
(カー子)そしたら あいつ キレて
弥生への見せしめで
魔苦須の先輩全員
半殺しにしたんだ。
光一は
それでネンショー入りした。
あいつが中に入ってから
できたチームがある。
それが ケルベロスだよ。
光一の強さに憧れて集まった
連中さ。
その光一ってのは
そんなに強えのか。
神懸かり的強さだよ。
キング。 ケルベロスのやつらは
あいつのこと そう呼ぶ。
あと1カ月で
光一が この街に帰ってくる。
♬~
おい。
やっぱ 分かる?
どうした? そんな格好して。
(弥生)あたし
住んでんの千葉なんだよね。
へぇ~。
光一のことがあって
母親が こんな危ないとこ
住めねえっつってね
千葉のシャバ校に通ってんだ。
一応 美術部だぜ。
フッ 笑えんだろ。
あ… ああ…。
で 何で またハマに?
あたしが 二代目総長
継がせてくれって頼んだんだよ。
マリさんは 自分の代が終わったら
魔苦須は解散するって
最初から決めてたんだ。
でもよ あたし
すっげえ へこんでるときに
魔苦須のみんなに
助けてもらった。
魔苦須はね みんなにとっても
大事な心のよりどころなんだ。
なくなっちゃ駄目なんだ。
(弥生)特服先生 もう あたしらに
関わんない方がいいよ。
はあ?
魔苦須のことは
自分で どうにかすっから。
また 縁があったらな。
(松)《はい 完食です》
《何だ 足んないよ これじゃ。
お代わり ちょうだい》
(勝)剛 神奈川制覇 いけそうか?
あ~ まあ もうちょっとかな。
はあ? おめえ ここんとこ
毎週 横浜 行ってんだろ。
どうなってんだよ。
いや どうって
まあ 何つうか ぼちぼち。
何だよ。
おい 兄ちゃん。
嘘ついてるね。
えっ!?
(ナオミ)フフフフ…。
横浜っつったら デートだろ!
いっつも土日だったし。
いや 違えよ!
このこの~。
とうとう彼女できたのか。
まあまあ まあまあ まあまあ
いいじゃねえかよ たまにはなあ。
つ よ し 君。
マジで違うんだって!
横浜デートっつうのもいいな。
俺 カズミ連れてっちゃおうかな。
あの人に ハマは似合わねえだろ。
んなことねえだろ おめえ。
あれ? ってか おめえ
カズミに会ったことあったっけ?
あれだ イメージだよ イメージ。
兄ちゃんの彼女だろ?
だったら あんなシャベえ街
似合わねえと思ってよ。
あ~ それな!
だから おめえが
ぶっ倒せっつってんだろ。
俺が気合 入れてやるよ。
兄ちゃん 今日は
浮かない顔して帰ってきたけど
大丈夫か?
はあ?
(吟子)あれ?
(ナオミ)お前 まさか
もう振られたの?
だから 振られるも何も
いねえっつうの そもそも。
(吟子)カッコ悪いな。
まあ しょうがねえな
教えてやるよ 女心ってやつをよ。
まあ 女ってのは 難解だからな。
なあ? 猛。
ああ。
なかなか 本音は言わねえんだ。
つらいときもよ
「自分で何とかする」
なんて強がっちまうんだ。
そうなの?
(猛)だからよ 剛
女が困っていたら
黙って助けてやれ。
(吟子)フフ 父ちゃんも猛兄ぃも
ウケるんだけど~。
まあよ
女ほど強えもんねえけどな。
何か言ったか? マー坊。
ほらね。
(ナオミ)あーん。
(吟子)やっぱ 母ちゃん 最強~!
(勝)ガキどもの前で
やるんじゃねえよ。
(弥生)出欠 取るぞ!
(フー子)番号!
(一同)1! 2! 3! 4!
よろしく!
おう。
(ナンシー)特服先生 しゃーす。
もう来んなっつったのに。
今日は先生にプレゼントがあんだ。
(フー子)あっ そう。
先生のために奮発したんだぜ。
は?
(カー子)せーの…。
(3人)ジャーン!
特服?
あっ いいね。
ねえねえ 先生 着てみてよ。
ありがとな。
でも その前に
話があんだけどよ。
あっ マリさん。
(フー子)あっ お疲れさまです。
(ナンシー)先生 この人が
先代総長のマリさん。
あっ あんたか。
なんか こいつらが
世話になってるみてえで
ご挨拶に。
おう。
で 話なんだけどよ。
俺は やっぱり
魔苦須は
解散した方がいいと思う。
はあ? 何言ってんだよ。
おめえらだって
分かってんだろ。
光一ってやつの狙いは牧野だ。
で こいつは千葉に住んでる。
だったら 魔苦須を解散して
おとなしくしてりゃ
ケルベロスと
ぶつかることはねえだろ。
おい カズミ
おめえ 今 どこにいんだよ。
えっ!? おめえ 何 1人で
中華街 行ってんだよ。
一緒に行こうっつったろ
おめえよ。
何かよ あの 船あるだろ 船とか
あの 観覧車の横のよ あの…。
ケンカなんか くだらねえ。
やめとけ。
(ナンシー)だからって
解散なんてするわけねえだろ。
学校でもいじめられて
親にも厄介者扱いされて。
あたいらには
魔苦須しか居場所がねえんだよ!
そうやって言い訳して
傷なめ合って生きてくのかよ。
言っとくけどな
ケンカなんかで勝っても
人生 何も変わんねえぞ。
あ?
それより もっと他に
やることがあんだろ。
勉強とか恋愛とか
仕事するとかよ。
(ナンシー)うるせえな!
先公みたいなこと
言ってんじゃねえよ。
(カー子・フー子)ナンシーさん。
(マリ)特服先公だな あんた。
ホントに あの子たちのこと
考えてくれてんだ。
あたいが言うべきことだった。
きっちり
解散させるべきだったんだ。
これ あいつらに返しといてくれ。
もらってくれよ。
あの子たちの気持ちだから。
おう。
♬~
(ナンシー)
先生の言うとおりかもしんねえな。
魔苦須に
甘えてただけなのかもな。
気合だの根性だの言ってっけど
学校行ってねえ 仕事もしてねえ
駄目な女だ。
あたいは ぬくぬくできる場所が
なくなんのが
嫌だっただけなのかもしんない。
解散… かもな。
いいんじゃね?
あたいらも 昨日
同じこと話してたんだ。
お前ら…。
おし!
根性入れて解散すっか。
「根性入れて」って。
(フー子)マジウケる アハハ。
≪(田村)見~つけた。
♬~
弥生 どこに隠した?
(バイブレーターの音)
ごめんなさい 部長 トイレ。
(西田)うん いってらっしゃい。
ナンシーさん。
(光一)弥生。
俺だ。
(弥生)光一 何で…。
模範囚だったからよ。
計算 狂ったか?
(弥生)ナンシーさんに何した?
別に 何も。
弥生 こっち来いよ。
おめえのツレも一緒だぜ。
てめえ…!
桜元町のE8番倉庫まで来い。
光一! クソ!
あ~ いった!
こらっ。
盗み聞きなんて 年頃の娘を持つ
父親じゃないんだから。
えっ?
助けてあげてって言ったけど
そこまでは
詮索しちゃ駄目だって。
あっ いや えっと…。
あ… もしかして 難破君
弥生ちゃんのこと好きなの?
えっ 違うよ 違う違う。
あっ すごく違う。
頼む 伍代! このとおり。
てめえに何頼むんだっつったの
誰だっけ?
誰だっけ?
都合よ過ぎんだろ。
あー 俺だって おめえに
迷惑かけたくねえよ。
けど 歩いて捜し回るわけにも
いかねえしよ。
横浜だ レディースだ
俺には関係のない話だ。
なあ 伍代 頼むよ。
俺 女がぶん殴られるのなんか
見たくねえんだよ。
乗れよ。
マジで? やっぱ おめえ
めっちゃいいやつだな。
中華街でフカヒレな。
おう。
「あっ あんな所にヘルメットが」
ちゃんと返せよ。
おう。
みんな ごめん。
(伍代)
で 横浜のどこ行きゃいい?
どっかだよ。
あ? どこ?
だから 横浜のどっかだよ。
はあ?
青だぞ 青。
連れてくだけだかんな。
おう。
みんな!
≪はい ストップ。
どうして こんな…。
ごめん 弥生。
スマホ取られちまって。
もう大丈夫だ。
あたしが話つけてやるから。
(フー子)総長。
(光一)弥生。
元気だったか?
光一。
1年半 長かったぜ。
弥生 俺 何度も手紙書いたのに
いつも戻ってきてよ。
塀の中でも
ずっとお前のこと考えてた。
俺は 会えてうれしいんだよ。
なっ 弥生。
あたしの大事なツレに
何してくれてんだ!
だから 光一っつう
ケルベロスのアタマだよ。
どこにいんだよ。
(男)知らねえっつってんだろ。
ケルベロスなんて
関わりたくもねえ。
あー クソ。
次だ 次。
(フー子)総長!
(光一)何で分かってくんねえんだ
弥生。
俺は こんなに愛してんのによ!
お前は 俺のもんなんだよ。
黙って俺だけ見てろ!
動かなきゃ。
(フー子)動かねえと。
あたいら
本当のクズになっちまう。
(3人)クソ~!
≪邪魔すんなよ。
ハッ。 おめえら!
一度ひでえ目みねえと
分かんねえようだな。
おい。
(一同)まだ寝んなよ。 おらぁ。
おらぁ。 アハハハ。
何かあんだろ たまり場とかよ。
知らねえよ。
おめえらか ケルベロスのこと
嗅ぎ回ってんのは。
忠告しといてやる。
あいつらに関わんのは
やめとけ。
おめえ 何か知ってんのか?
時間ねえんだよ。
ケルベロスの居場所を教えろ。
(弥生)やめて…。
なあ もういいだろ!
もうやめて! やめて!
お願い やめてください。
クソ…。
(光一)行くぞ 弥生。
≪(物音)
(弥生)先生!
誰だ おめえ?
(伍代)マジか こいつら。
女相手に。
先生 ごめんね。
仲間 守ることすら
できなかった。
あたいら
やっぱりクズなんだ。
おめえらは クズじゃねえよ。
クズは
おめえら殴ったこいつらだ。
おい クズども 覚悟しろよ。
先生。
横浜魔苦須 特別顧問の参上だ
こらぁ。
(4人)
ありがとうございました!
…にしても 特服先生 強えわ。
次元が違い過ぎる。
《何が神奈川最強だ!》
《女を殴るようなやつに!》
《俺が負けるわけねえだろ》
《うちのメンバーに
二度と手出すんじゃねえぞ!》
いや~ イケメン先生も
顔だけじゃないよね。
《てんめえ クソ…!》
それ 似合ってんな。
おう。
先生 あのさ…。
あたいら 魔苦須
解散しようと思ってんだ。
えっ?
(カー子)あたいら
また 学校行こうと思ってさ。
あたいは 就職しねえとな
なんて。
何で? あたしに一言くらい…。
優し過ぎんだよ
弥生もマリさんも。
あたいら バカだからさ
みんなの優しさに甘えちゃう。
いつか先生も言ってたとおり
それじゃ あたいら
何も変わんねえからさ。
分かった。
だけど 解散しても
あたしら死ぬまで魔苦須だぞ!
何だそれ。 当たり前だろ。
(笑い声)
じゃあ 俺ら行くわ。
(弥生)先生。
あ?
あたしらのこと
忘れちゃ駄目だよ。
忘れるわけねえだろ。
つうか
忘れられないんだけどさ。
悪かったな 付き合わせて。
あ? もう慣れたよ。
じゃあ おごるわ。
王将のギョーザ。
おい フカヒレどうした?
いや~ もう そんな店
やってねえっすよ。
イケメン先生。
お前 いじんじゃねえよ。
お前 あれ否定しなかったな。
ここって どうやって描いたの?
(弥生)ここは…。
描きました。
(部員)へぇ~。
よかったね。
弥生ちゃん元気になったみたい。
副部長 いったい何を?
いやいや
別に何もしてないですよ 部長。
(松)《何これ? 食べれるの?》
≪ただいま!
(吟子)おかえり!
おう 吟子 やってんな。
兄ちゃん 決めたよ。 あたしね
もっと上の学校 目指すんだ。
ほお~ 続くといいな。
(吟子)すげえとこ入って
兄ちゃんビビらせてやるから。
おうおう ビビらせてみろ。
やってやんぞ!
(猛)おい 剛。
ちぃと面貸せや。
おう。 じゃあ 頑張れや。
うん。
んだよ兄ちゃん
こんなとこ連れてきてよ。
つうか 懐かしいな ここ。
中学んときよ
兄ちゃんとタイマン張って
俺 ここで死にかけたよな。
兄ちゃん?
剛…。
おめえ 変わったよな。
はあ? 何言ってんだよ。
萬中んときのおめえは
ギラついた目してたよ。
でも 市松に入ってから
おめえから
そいつがなくなっちまった。
(猛)教えてくれよ。
ケンカで勝っても
何も人生変わんねえっつうのは
どういうことだ?
おめえも ケンカなんて
くだらねえことしてる暇あったら
勉強したり 恋愛したりしてえと
思ってんのかよ。
《兄ちゃん 俺は変わった》
《市松じゃなく
白百合に入った日から》
《普通の友達》
《勉強 宿題》
《楽しい部活》
《好きな人だってできた》
んなわけねえだろ!
バカ言うなよ 兄ちゃん。
俺 難破 猛の弟だぜ。
千葉もシメたしよ。
横浜だって。
関東制覇も すぐだよ。
♬~
そっか 悪かったな。
俺の考え過ぎだ。
あ~ 腹減ったな。
ようし 帰って飯食うべ。
ごめんな 兄ちゃん。
《あと1年半
俺は嘘をつき通す》
≪(兄)よし。
おっ 花火か。
いいじゃねえか。
すごい。
(弟)あっ 兄ちゃん
俺のが消えちゃったよ。
(兄)大丈夫だって。
兄ちゃんのやつ 分けてやるから。
(弟)ホント?
ありがとう 兄ちゃん。
兄ちゃん 覚えてる?
ガキのころ 木更津の方まで
花火見に行ってさ。
でも 人混みすごくて
全然 花火見えなくてよ。
したら 兄ちゃん
俺のこと
ずっと肩車してくれてたよな。
そうだったな。
あんとき 兄ちゃん
花火 全然見えてなかったべ?
バリバリ見えてたよ。
嘘が下手だな 兄ちゃん。
お互いさまだ。
♬~
[そして 過去の放送回は
FODで独占配信中だよ]