ナンバMG5 #07【剛、生徒会長になる!妹が白百合高校入学で大波乱!】[字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ナンバMG5 #07【剛、生徒会長になる!妹が白百合高校入学で大波乱!】[字][デ]

生徒会長に剛が当選!部員3割以上赤点の部活は活動停止の危機に「俺がまとめて勉強教えてやる!」更に妹が白百合入学で前代未聞の大ピンチ!兄妹の絆が試される

番組内容
難破剛(間宮祥太朗)は、白百合高校の次期生徒会長に立候補することになった。各クラスから1名ずつ候補者を出さなければならないため、多数決で選ばれてしまったのだ。その話を聞いた伍代直樹(神尾楓珠)や大丸大助(森本慎太郎)は、目立ち過ぎだと言って剛のことを心配する。実際、特服のウワサはすでに関東中に知れ渡っており、この日も剛は遠征してきた埼玉のトップとやり合ったばかりだった。
番組内容2
それでも剛は、応援してくれている藤田深雪(森川葵)たちクラスメートのためにも、真剣に選挙活動に挑もうと決意していた。

生徒会長選挙当日、演説の壇上に立った剛は、自身の置かれている状況を重ね合わせたかのように「僕はこの白百合高校での毎日が本当に楽しくて……。明日、この生活が終わっても後悔しないように毎日を過ごしたいと思っていて」と話す。
番組内容3
そんな演説の効果もあってか、次期生徒会長に選ばれたのは剛だった。一方、伍代は、剛の負担を少しでも減らそうと、特服を狙って茨城から遠征してきたヤンキーたちの相手をして……。

ところが、帰宅した剛は思わぬ事態に直面することに。ずっと受験勉強に取り組んできた中3の妹・吟子(原菜乃華)が、なんと白百合高校を受験することになったのだ。剛はぼう然となり……。
出演者
間宮祥太朗 
神尾楓珠 
森川葵 
森本慎太郎(SixTONES) 
富田望生 
原菜乃華 
春本ヒロ 
加藤諒
 ・ 
満島真之介
 ・ 
鈴木紗理奈 
宇梶剛士 

スタッフ
【原作】
『ナンバMG5』『ナンバデッドエンド』小沢としお(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊) 

【脚本】
金沢達也(『暗殺教室』『不倫食堂』『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』他) 

【主題歌】
「眩光」WANIMA(unBORDE/Warner Music Japan) 

【プロデューサー】
栗原彩乃(『SUPER RICH』他) 
古郡真也(FILM)
スタッフ2
【演出】
本広克行、品田俊介、森脇智延、佐々木敦規 

【制作・著作】
フジテレビ第一制作部
ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/nanbaMG5/ 
【公式Twitter】
https://twitter.com/nanbaMG5_  
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/nanbaMG5_/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  14. 特服
  15. 学校
  16. 校長
  17. 守田
  18. 白百合高校
  19. 部活
  20. アニキ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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ポニーキャニオン

(剛)せっかく 埼玉のトップが
来てくれたってのによ

あんまり構えなくて 悪かったな。

けど 俺とやんのは
100年 早えよ。

急行乗って 埼玉帰れ。

(藤田)あっ あと 難破君は

嫌な顔せずに
私に宿題を見せてくれます。

勉強と部活に
一生懸命 取り組み…。

何やってんだよ 難破の野郎。

主役が来なきゃ
始まらないってのに。

≪ごめん。
ごめん ごめん…。

(守田)難破君!
(島崎)遅いよ!

はい はい はい。

よし よし!
はい はい。

あっ すいません。

あの… え~…
次期生徒会長に立候補した

難破 剛です。

(守田)よっ!
(島崎)よっ! 難破 剛!

ホント 忙しい野郎だ。
ありがとうございます。

いや 俺だって 断ったよ。

元ヤンの俺が
生徒会長って柄かよ。

…にしちゃあ ノリノリで
演説してたじゃねえかよ。

それはさ クラスのみんなも
応援してくれてるし

嫌々やってたら
申し訳ねえだろ。

それに やるなら
勝つ気でやらねえと。

んな目立って 大丈夫か?
うん?

もう 関東のヤンキーじゃ
知らねえやついねえぞ。

ヤンキーなら 一度は
特服とやってみてえらしいぜ。

ったく 俺のことは
ほっといてくんねえかな。

相手にしなきゃいいじゃねえか。

だってよ 俺が出てかねえと
市松とか 白百合のみんなとか

それこそ おめえらとかに
火の粉が飛んでくんだろ?

俺のせいで 関係ねえやつら
巻き込むわけにいかねえよ。

(トオル)私 野川には

今年 前期の副会長だった
実績もあります。

情熱もある。

どうか 皆さんの清き一票を
よろしく お願いします。

(拍手)
(アキ)トオル カッコイイ!

(司会)次 2年5組

難破 剛君の選挙演説
お願いします。

≪よっ! 難破!
はい。

早えとこ 特服 見つけてよ

茨城 帰って メロン食うべや。
(男)あっ いいな。

でも その特服が
見つからねえっぺ。

おじけづいて 逃げたんじゃねえか。
(笑い声)

おい! おい!
(男たち)あっ?

(伍代)何 言ってんのか
分かんねえけど

特服は 今 忙しいんだよ。
とっとと 茨城 帰んな。

こっちは 茨城の看板しょって
来てんだよ。

んなこと できるわけ
あんめえや。

しゃあねえな。

まとめて かかってこい。

さ… 最後に
皆さんに質問があります。

皆さんは もし 何かの理由で

学校を辞めなきゃいけなくなったら
って考えたことありますか?

あっ。
まあ… 普通ないですよね。

僕は この白百合高校での毎日が
本当に楽しくて

あした この生活が終わっても
後悔しないように

毎日 過ごしたいと思ってて…
そんな 白百合高校の皆さんが

充実した学校生活を
送れるように

お手伝いできたらいいなって
思ってます。

(拍手)

(亀井)よし。 これで
全クラス集まったわね。

では 開票 始め。

おらぁ!

(男)おらぁ!

(男)おらぁ!

あ~ 痛っ!

うぉ~!

おい!
(伍代)お前 選挙中だろうが。

選挙中だからって おめえに
押し付けられねえだろ。

(男)おらぁ!
おらぁ!

高原 公介 120票。

(生徒)古野 伸 80票。

(生徒)
下角 正子 160票。

おい!
時間ないんで よろしく!

(生徒)
難破 剛 232票。

次期生徒会長は…。

(男)茨城 なめんな!

(男)うっ!

(亀井)
難破 剛君ね。

ただいま~。
(吟子・ナオミ)おかえり。

おう やってんな。
(吟子)うん。

晩飯まで まだ
時間あっからさ

茶でもしばいて 待ってな。
おう。

吟子がさ やっとこさ
志望校 決まったんだよ。

おう!
この半年 頑張ったもんな。

で どこ受けんだよ?

白百合高校。

はあ?

私ね 白百合高校
受けることにした。

白百合…。
(吟子)よし!

よりによって…。

(生徒)
それでは 校長先生より…。

何で 白百合なんだよ。

吟子…。

(岩城)皆さん 初めまして。

私が このたび
白百合高校に赴任してきた

新しい校長の 岩城 隆一郎です。

ここに来る前は 中手山高校で
校長をしておりました。

中手山って めちゃめちゃ
進学率上げてる 高校じゃん。

(島崎)ふ~ん。
(守田)さらっと 自慢かよ。

(岩城)皆さんの頑張りに
期待してます。

(生徒)礼。

(生徒)校長先生
ありがとうございました。

(生徒)
続いて 生徒会長の挨拶です。

難破 剛君 お願いします。

難破 剛!? えっ!?

♬~

おはようございます!

1年生のみんな こんにちは。
初めまして。

私が生徒会長の
難破 剛で~す!

難破 何で あんなハイなんだ?
(藤田)さあ…。

天気も良くて
桜も満開ということでね

私も 今年から
生徒会長になったもんだから

頑張っていかなあかんななんて
思ってるんですけれどもね…。

彼は?
(桐山)3年3組の 難破です。

(岩城)あれが 生徒会長では
この学校の程度が知れるな。

実は あの生徒 出身中学に
少し問題がありまして…。

盛り上げていきまっしょい!
ありがとうございました!

(伍代)ホントに
生徒会長になっちまったか。

≪(大丸)なあ。

(伍代)つうか お前
勝手に入ってくんなよ。

(大丸)えっ? 駄目?
(伍代)大変なのは これからだ。

出張ってくるやつを
ぶん殴れば ぶん殴るほど

あいつの評判は上がる。

評判 聞いたバカが
また あいつを狙う。

生徒会長なんて やってみろ。

あいつ やくざと警察を
一人でやってるようなもんだ。

しかも 妹も入学したし
難破 大丈夫かな?

(松)《飯 まだ~? もう》
(勝)しかし 吟子のやつ

ホントに 白百合
入っちまうなんてな~。

(吟子)松。 松。
(ナオミ)まあさ

少しでも 佐藤に
近づきてえんじゃねえの。

まさか 付き合ってんのか!?

だったら どうする?

イー… よくないね…。
バカ野郎 この野郎。

(吟子)「こんなに 遠いとは
思わなかったよ」

ハァー。
(松)《吟ちゃん》

《あのシャバ僧と
うまくいってんのか?》

《俺も 最近 いい感じの
トイプーいてよ》

何? 松も
学校の話 聞きたいの?

(松)《いや 吟ちゃん そのさ…》
(吟子)実はさ

白百合の生徒会長が
何と 兄ちゃんと 同姓同名。

(松)《えっ? あっ うん…》
(吟子)一瞬 ビビったけど

見てたら 芸人みたいのが
出てきてさ…。

(松)《芸人… 違う 違う 違う》
(吟子)よいしょ。

マジ ウケた。 アハハハ…。
(松)《アハハハ…》

ごっさん。
(勝・ナオミ)おう。

兄ちゃん 待ってよ。

隣の学校なんだし
一緒に行こうや。

はあ? お前 一緒に学校って
がきじゃあるめえしよ

うちのやつらに 妹と一緒に

仲良く登校してんの
見られるのなんか お前

たまったもんじゃねえよ お前!
(ナオミ・勝の笑い声)

そっか 兄ちゃん
市松のアタマだもんね。

メンツってもんがあるよな。
そういうこったよ。

いってきます。
いってらっしゃい。

(松)《吟ちゃん
早く 飯食わねえと 遅刻すんぞ》

(吟子)松 私のシャケ 狙ってんな?
(松)《いや 遅刻するから》

さっき 朝飯 食ったべ! 松は。
(松)《でもさ…》

(桐山)おはよう。
(生徒たち)おはようございます。

(吟子)チャース。
(桐山)待て 待て 待て。

何だ? その髪は。
(吟子)えっ?

リボンもないし スカート短い。

生徒手帳 見せろ。
(吟子)はいはい。

(桐山)難破 吟子。

難破 吟子。
生徒会長の妹なのに

その服装 ないだろ?

(吟子)痛っ! っていうか 私
生徒会長の妹じゃないんで。

家族じゃなきゃ 何で
おんなじ住所に住んでんだ?

いいから 早く行け。

(吟子)何 抜かしてんだ?
あの生活指導の おっさんは。

確かめてみっか。

チーッス。

ここに 生徒会長がいるって
聞いたんすけど。

難破だったら 今ごろ
美術部だと思うよ。

美術部?

(島崎)ああ。
美術部の部長だから。

(吟子)アハッ。 アハハハ…。

あのアニキが
美術部の部長って

あり得ねえ!
人違い確定だわ! マジ ウケる。

やっぱ そうだよな。
あ~ よかった よかった!

≪(弥生)イケメン先生!

また お前か。
その呼び方 やめろ!

今日こそ 特服先生の話
聞かせてもらうよ。

だから 知らねえっつってんだろ。

お願いだよ。 特服先生に
もう一度 会いたいんだよ。

市松なんだろ?
(伍代)しつけえな。

≪なあ アニキ 呼んできてよ。

(生徒)アニキ?
(吟子)だから

市松のアタマ
呼んできてっつってんの。

ヤッベ。
(生徒)アタマって 伍代か?

あっ なら あそこに…。
(吟子)いやいや 市松のアタマ…。

吟子。
(吟子)何だ 伍代か。 ビビった。

よかったな。
白百合 入れてな。

あっ うん。 あっ 兄ちゃんは?
(伍代)シッ。 難破 今 いねえから。

あ~ 何だよ スベらない話
聞かせてやろうかと思ったのに。

あの~
白百合の制服 着てるけど 誰?

お前には 関係ねえだろ。
あっち行っとけ。 シッ シッ。

犬じゃないんだけど!
(吟子)あっ 熱いな 伍代!

新しい女か? これ?
(弥生)そんなんじゃありません。

私が好きなのは…。
(伍代)あ~ 分かった 分かった。

あいつには話しておくから
(弥生)ホント!?

≪(倉田)おい!
あんたが 伍代か?

次から次へと…。

(倉田)1年の 倉田だ。
特服とやりてえ。

悪いな。
今 取り込み中なんだ。

(倉田)いつも つるんでる
あんた つぶせば

特服 出てくんだろ?
(伍代)めんどくせえ。

(吟子)ほら こいつ
特服と会いたいってよ。

兄ちゃん 呼んじゃいなよ。
(弥生)「兄ちゃん」?

今 「兄ちゃん」って。
(吟子)そうだよ。

ねっ 早く 兄ちゃん 呼んで…。

(伍代)お前 ちょっと 黙ってろ。

ごちゃごちゃ言ってねえで…。

(倉田)うっ!
(男たち)大丈夫か?

何だよ!? 兄ちゃんのカッコイイとこ
見たかったのに!

(伍代)お前…。

「兄ちゃん」 「特服」

そうか。
牧野と 吟子が。

(大丸)まあ 心配すんな。

まだ 牧野さんは お前が
市松だと思ってんだろ?

ああ だったら 大丈夫だよ。
(伍代)いや あれは感づかれたぜ。

(大丸)えっ?

あんだけ 特服に会いたがってた
牧野だ。

必ず 吟子に接触する。

そしたら お前 バレるのも
時間の問題だ。

(岩城)生活指導部長として
ここの生徒 どう思う?

(桐山)進学に影響するような
反抗的な態度や

行動を取る生徒は
ほとんど おりません。

「ほとんど」?

気にするほどのことでは
ないんですが

若干の生徒が…。

中手山高校に続き

白百合高校も
進学実績を上げたとなると

教育委員会入りするときの
いい材料となる。

君のことも
引き上げやすくなるしな。

腐ったミカンを見逃すなよ。

かしこまりました。

(吟子)あ~ 何か もやもやする。

《私が生徒会長の
難破 剛で~す!》

《一緒に学校って
がきじゃあるめえしよ》

《何で
おんなじ住所に住んでんだ?》

≪(弥生)見~つけた!

(吟子)あっ! 伍代の女。
(弥生)違うって。

私 牧野 弥生。 あなたは?

難破 吟子。

難破…。

じゃあ お兄さんの名前は?

難破 剛。

あ~ 生徒会長と同じ名前だ
って言いてえんだろ?

いや 生徒会長とヤンキーが
同じ名前って あり得ねえっつうの。

なっ?

♬~

♬~

うん?
(チャイム)

(桐山)3年3組の 難破君。

難破 剛君 至急
生活指導室まで来てください。

僕 ちょっと 行ってくるけど
すぐ戻ってくるから

サボらないで 描いててね。
(部員たち)はい。

(ノック)
(桐山)はい。

(桐山)座れ。

はい。

♬~

あのね 先生。

さっきも言ったけど
この人 私のアニキじゃない…。

私も そう思うよ。
お前とアニキじゃ えらい違いだ。

とても きょうだいには見えん。

ハァー。
(桐山)難破 部活中に悪かったな。

いえ。

(桐山)どうした?
気分でも悪いのか?

大… 大丈夫です。

(桐山)まあ 今日
お前を呼んだのはな

お前からも
妹を指導してやってほしいんだ。

フフッ 生徒会長の妹が これじゃ
他の生徒に示しがつかん。

だろ?

すみませんでした。

妹には 自分が
言って聞かせます。

(桐山)あっ しっかり頼むよ。

(桐山)
おい お前の話 してんだろ!?

失礼します。

吟子!
来んな!

誰だよ? お前。

どこの誰なんだ?

♬~

(勝)うまっ。
(ナオミ)うめえな ギョーザは

やっぱりよ。
(勝・ナオミ)うん。

ごっさん。

(ナオミ)何? 吟子 どうした?
(勝)吟子!

お前 ちっとも
食べてないじゃないか。

育ち盛りは バランスよく…。
(吟子)食欲ねえんだ!

(ナオミ)
大丈夫。 ただの反抗期だよ。

(勝)エビチリ 食べよ。

♬~

♬~

《いつでも かかってこいや!》

(生徒)《あんたが 今度
萬中に入った 難破さんの妹?》

(吟子)《そうだよ》
《猛さんが卒業して

うちは終わったって
思ってたんだけど

入れ違いに 剛さんが来てくれた》

(生徒)《剛さんは 仲間を
絶対に守ってくれる》

(生徒)《どんなに強い相手からも
絶対に逃げないからね》

《おう 吟子。
お前 見てたのか?》

《兄ちゃん! 兄ちゃん!》
《ハハハ…。 お前 血付くぞ》

(吟子)《めちゃめちゃ
カッコ良かったよ!》

《おう 難破は負けねえからよ》

兄ちゃん どうして?

≪(猛)吟子?

何かあったか?

猛兄ぃ…。

おめえが こんなに暗えの
初めて見るからよ。

あっ! おめえ 佐藤と
ケンカでもしたろ?

なあ?
(吟子)はあ?

まあ 色々あるよな。

でも 大丈夫だよ。

人間っつうのはよ

ぶつかり合うことでしか
絆を深められねえ

不器用な生きもんなんだから。

うるさいな!

意味 分かんねえよ!
(猛)そんな怒んなよ。

まあ 何かあったら 俺に言えや。

なっ?

(吟子)猛兄ぃ。

あっ?

(吟子)ありがとう。

(おもちゃが鳴る音)

フッ チッ。

ちょっと 見ろや。

どう? みんな うまく描けた?
(部員)はい。

(弥生)部長。
私 部長を描きました。

場所 変えようか。

魔苦須のみんなは 元気か?
やっぱり…。

会いたかったです! 特服先生!
おいおい…。

(弥生)
その節は お世話になりました。

私 先生を ずっと捜してて…。
分かったから その呼び方 やめろ。

ハァー。

そろそろ おめえが来る頃だと
思ったよ。

先生 私 この前
吟子ちゃんと話しました。

吟子ちゃん 先生が
白百合にいること

知らないんですか?

ああ。 吟子だけじゃねえ。

うちの家族は みんな

俺は 市松に通ってると思ってる。
えっ?

まあ 吟子には
バレちまったけど。

吟子ちゃんは 何て?
ろくに 口も利いてくんねえよ。

まっ 仕方ねえけどな。

部活 戻るぞ。

(岩城)え~ 4月末に実施した
学力テストの結果ですが

正直 がっかりしました。

これから 毎月末に
学力テストを実施。

40点以下の赤点を取った者は
土日に 補講を受けてもらいます。

休みなしじゃん。

(岩城)さらに 赤点を取った者が
3割を超えるクラブに関しては

活動を停止とする。

(生徒たちのざわめき)
(藤田)マジ!?

はったりに決まってんじゃん。

(生徒たちのざわめき)

≪(山田)難破!
どういうことだよ? 校長の話。

生徒会長から どういうつもりか
聞いてきて!

いや それがさ
今 行ってきたんだけど

会ってもらえなくて。
(山田)そんな…。

まあ でも 大丈夫だよ。
あの テストまで時間あるし

勉強すれば…。
俺ら野球部には 無理な話だ。

野球バカしかいねえんだよ。
(守田)美術部はいいよね。

みんな
勉強できそうな人ばっかだし。

みんな ちょっといい?

4月の 学力テストで
赤点 取った人?

藤田さん…。
あっ。

今 やっぱしって顔したでしょ?

えっ!? 牧野も!?

だって 私
しょせん 元ヤンですよ。

部員の半分が… バカ。

(山田)難破!

野球部 8割が赤点だ。
えっ!?

(守田)新体操部もなの。
助けて 難破君!

マジか…。

あ~ こうなったら…。

みんな まとめて
教えてやるよ。

(生徒たち)ありがとうございます。
≪(島崎)難破。

何で 数学って XとYなんだ?
別に AとBでもいいだろ。

だったら XとYでも
いいじゃねえかよ。

ごめん。
≪(弥生)部長 分かりませ~ん。

どこ?
ここの問題なんですけど…。

う~ん。
あれ? これ 教科書だよね。

問題っていうのは…。

うん?
≪(藤田)難破君も甘いよね。

すぐに 宿題を
見せてくれるんじゃなくて

私に もっと厳しくしてくれてたら
こんな問題 すらすらだったのに。

≪(守田)ちょっと!
うるさいよ 深雪!

集中できないでしょ。
(藤田)ごめんなさい。

意識高いね 守田さん。
部長だからね。

私が赤点取るわけには
いかないの。

≪(村内)うわ~!
山田 やっぱ 俺 無理だ。

(山田)肉まん いまさら
何 言ってんだよ!

俺 野球部に
迷惑かけると思うから

退部させてくれ。
(生徒)部長 俺も!

(生徒)守田先輩 私も
新体操部 辞めます。

嘘!? 何 言ってるの!?
(生徒たち)私も!

(生徒たちの騒ぐ声)
あのさ…。

辞めるとか 辞めないとかは
違うと思うよ。

だって みんな
部活をやるために

今 こうやって
勉強 頑張ってるんだよね。

それに 勉強できないやつを
辞めさせたいなんて

誰も思ってないよ。
≪難破!

あと1週間 みんな頑張ろう。

それで もし 結果が出なくても…。

うん。 頑張って
何とかするからさ。

生徒会長が こう言ってるんだから
みんな 全力出して 頑張ろう!

(生徒たち)お~!

(生徒)すいません。
ここ教えてもらっていいですか?

あっ うん。

ノート見して。
(生徒)ここ…。

えっ? あっ ごめん。
あの ちょっと待って。

(吟子)伍代。

教えてくれ。

アニキのこと。

難破とは 話したのか?

他人が口挟むことじゃねえ。

まず 難破に聞け。
(吟子)私だって…。

兄ちゃんと 話したいけどさ…。

嫌なこと言っちゃいそうだし
まともに 顔 見られねえし。

(伍代)吟子。

ヤンキーの難破も あいつだし

生徒会長の難破も あいつだ。

嘘はついてねえ。

どっちも あいつなんだよ。

(岩城)
え~ 今回のテストの結果ですが

残念ながら 期待したほど
点数は伸びませんでした。

ここで 赤点を取った者が

3割以上いた
クラブを発表します。

柔道部。

バレー部。

サッカー部。

野球部。

今 呼んだ部活は
活動停止とします。

(生徒たちのざわめき)

(桐山)え~ では 今
名前を呼ばれた部活の活動は…。

(守田)校長先生
どうにかならないんですか?

野球部なんて 来週の大会が
最後なんです。

(岩城)例外はありません。

活動停止です。

そんな…。

(岩城)まあ 甲子園を
狙えるような野球部だったら

考えなくもないですが

1回戦 2回戦で消えるような
野球部ですよね。

だったら 早めに
受験勉強に取り掛かった方が

3年生にとっても
いいことではないでしょうか。

なければ…。

おい 山田!

何で 何も言わねえんだよ!

大好きな野球
取り上げられそうになってんだろ!

それで いいのかよ?

ずっと練習してきたじゃねえかよ。
夏の大会 出たいんだろ!

(岩城)難破君 何を言っても
決定は変わりませんよ。

校長 こんなの間違ってます。

テストの点数が低いと
部活動停止なんて

脅迫じゃないですか。

何?
(島崎)うわっ! 言っちゃったよ。

学校は 塾や予備校とは違います。

部活動だって
大事な学生生活なんです。

もちろん 勉強が大事なのは
分かりますよ。

けど 部活をやるかやらないかは
個人が決めることです。

お前 校長に 何 言ってんだよ。
(岩城)桐山君。

学力をつければ
いい大学に入って

いい会社にも入れるんだぞ。

私は みんなのことを思って…。
本当に 僕たちのためですか?

お前 生徒会長の分際で…。

生徒会長だからです。

白百合高校は
校長だけのものじゃありません。

≪(山田)校長先生。

野球がしたいです!

(村内)校長。

お願いします!
(生徒たち)お願いします!

部活させてあげてください!
(藤田)そうだ そうだ!

(生徒)俺たち 柔道部も
部活させてください!

(生徒たち)お願いします!
(桐山)待て 待て…。 お前ら…。

(生徒たち)お願いします!
お願いします…!

校長。
(岩城)もう いい!

勝手にしなさい。

(村内)やった~!

(歓声・拍手)

難破 剛。

くそがきが。

(歓声・拍手)

(生徒)難破君 ありがとう!
(生徒)難破のおかげだ!

(生徒)会長 ありがとう!
(生徒)難破 ありがとう!

(生徒)本当にありがとう!

(歓声・拍手)

(弥生)美術室 来たことある?
(吟子)ないかな。

(弥生)これだよ。

♬~

すごっ。

(弥生)でしょ?

(弥生)ねえ テストも終わったし
ちょっと遊びに行かない?

今から?

(吟子)ホントに レディース?

(弥生)だから もう 解散したって。

(吟子)全然 見えねえ。

おい!

(男)
あるだけ出せっつってんだろ!

おい!

中坊から カツアゲって
てめえら ドタマ大丈夫か?

何だ? てめえ。

この子に触んじゃねえ!

(男)はあ?

何かありましたか?

何もないっすよ。

行きますか。

すいませ~ん。

(中学生たち)
ありがとうございました!

度胸あるし 強いね。
さすが 元レディース。

そっちこそ。
さすが 難破の末っ子。

気合入ってんじゃん。

(吟子)兄ちゃんは
私の自慢だったんだ。

そのアニキが 2年間も
家族に嘘ついてた。

でも 私
兄ちゃんの絵 見て 思った。

兄ちゃん マジでやってる。

どっちが 兄ちゃんなのか
私 もう分かんなくなっちゃって。

(弥生)吟子ちゃん 実はね…。

もうすぐ 難破さんが
ここに来るの。

えっ!?
(弥生)呼んじゃった。

ごめんね 勝手して。

でも やっぱり きょうだいで

ちゃんと話し合った方がいいと
思って。 ねっ。

≪(男たちの騒ぐ声)

いた いた! いました!

あいつらか?
(男)はい。

てめえら まだ 何か用あんのか?

おい。

(吟子)おい! 手 離せよ!

おい!
(男)おい!

♬~

あの… 白百合高校の方ですか?
女の人たちが連れていかれて。

えっ?

(中学生)あの… 僕の自転車
使ってください。

あの… 紺のやつです。
ああ サンキュー。

急いで! 早く!

ありがとな。

(男)姉ちゃん そう ビビんなよ。

触んじゃねえよ 変態。
(男たち)お~!

おい どうせなら
楽しくやろうぜ! おい。

吟子ちゃん 大丈夫だからね。

おい!

(男)おい! 残念。

これじゃ
誰も助けに来てくれないよ。

おい。

お前 ホント カワイイな。

おい こっち向けよ。

(弥生)くそが! 触んじゃねえよ!
(男)うるせえ!

泣くなって。
お前には 俺がいるだろ。

(男)おい。

仲良くしようぜ。

≪(衝撃音)
(男)おい 何だ?

(男)おい。 何だ? おい。
(男)族ですかね。

(男)あっ?
おらっ! おらっ! 開けろ!

開けろっつってんだ!
(男)やめろ!

あっ! おっ!

(男)出ろ。

≪おい! 開けろ!

(吟子の泣き声)

(剛)《やっぱ ここか》
(吟子)《お兄ちゃん!》

《工事現場に入るなって
父ちゃん 言ってただろ》

《もう 大丈夫だぞ。
兄ちゃんが来たからな》

《うん!》

≪おらっ! 開けろ!

兄ちゃん 助けて…。

兄ちゃん!

≪(ドアの開く音)

吟子!

兄ちゃん!

てめえら 俺の大事な妹に
何してくれてんだよ!?

(男)おらっ!

(男)あ~!

おらっ!

おらっ!

♬~

♬~

うっ!
(吟子)兄ちゃん!

吟子 大丈夫か?
遅くなって ごめんな。

♬~

(弥生)私 焼くんで
適当に食べてくださいね。

兄ちゃんはさ…。

がきんときから
ずっと 私の自慢だよ。

ケンカが バカみたいに強くて

仲間を 絶対 守ってくれる
兄ちゃんは

私の自慢で 憧れなんだ。

何で 家族に嘘ついてまでさ

こんなことしてんだよ?

吟子。

俺…。

自分のために
白百合 入ったんだ。

みんなの期待どおりよ
城南 入っちまったら

また ケンカ ケンカで

俺の毎日 終わるのかって
思ってよ。

いや そりゃあ
俺の取りえなんて

ケンカぐれえしか
ねえのかもしんねえけど…。

探してみたくなったんだよ。

ケンカ以外の何かを。

兄ちゃん…。

後悔してない?

俺に期待してくれてると
思うとよ…。

家族みんなの顔
まともに見れねえ日もあるよ。

けど 後悔はしてねえ。

白百合に入れて

本気でよかったと思ってる。

何 言ってるか
分かんねえかもしんねえけど。

美術室に飾ってあった絵 見たよ。

兄ちゃんが あんなに
絵うまいなんて 知らなかった。

きょうだいなのに…。

制服姿の兄ちゃんも…。

ちゃんと 気合入ってんだね。

吟子。

(弥生)
あっ そろそろ いいんじゃない?

(吟子)うん。

食べよう。 腹減った。

♬~

おはよう。
(ナオミ)おう 剛 おはよう。

よいしょ~。
あのさ 吟子って まだ寝てんの?

そろそろ 起こした方がよくねえ?

バ~カ。 あいつなら もう
出てったよ。

おっ マジか。
おう。 早く食え。 遅刻すんぞ。

おう。

(桐山)おはよう。
(生徒)おはようございます。

おはようございます。
(桐山)難破。

お前 最近 市松のやつと
親しくしてるらしいな?

えっ?
白百合の生徒会長が

市松の不良なんかと
一緒にいるとこ見られたら

うちの学校の品格…。
≪(吟子)何が悪いんですか?

伍代さんは 不良かもしれないけど
兄のことを慕ってるんです。

人に慕われるのは
そんなに悪いことですか?

(桐山)お前…。
(吟子)難破 吟子です。

(桐山)おおっ! 髪 服装も…。

反抗期が 昨日 終わったもので。

行きましょう お兄さん。

あっ。 失礼します。

おい おい 吟子。
どうした? その格好。

生徒会長の妹が デーハーだと
兄ちゃん やりにくいかと思ってさ。

フフッ。
ハハッ。 お前 コントみてえだぞ。

人のこと言えないだろ。
まあな。

(吟子)チャイム鳴っちゃうよ。
おう。

(吟子)早く 早く!
う~!

[そして 過去の放送回は
FODで独占配信中だよ]