「探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り」#6滝藤賢一&広瀬アリス[字][デ]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
「探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り」#6滝藤賢一&広瀬アリス[字][デ]
滝藤賢一&広瀬アリスW主演!犯罪防御率100%の早すぎる探偵・千曲川光と、遺産2000億円を継ぐことになった十川一華が大暴れ!予測不能な痛快コメディミステリー!
出演者
千曲川光…滝藤賢一
十川一華…広瀬アリス美津山宗介…萩原利久
大谷和馬…塩野瑛久
美津山葉子…木下彩音
大谷真央…新條由芽美津山二郎…和田正人
美津山成美…MEGUMI
美津山明日香…ソニン美津山純三郎…永野宗典美津山秋菜…宮崎美子
橋田政子…水野美紀
番組内容
一華(広瀬アリス)と橋田(水野美紀)は秋菜(宮崎美子)の葬儀に参列。
二郎(和田正人)、成美(MEGUMI)、明日香(ソニン)、純三郎(永野宗典)は葬儀場で、一華だけでなく宗介(萩原利久)と葉子の命も奪うつもりだった。純三郎は湯呑みに毒を塗り、宗介を殺そうとする。
千曲川(滝藤賢一)は、その企みを見破り、トリック返しが決まったかと思われたその時、千曲川が倒れてしまい―!?
過去最大の危機が訪れる!
監督・演出
【監督】
瑠東東一郎
原作・脚本
【原作】
『探偵が早すぎる』井上真偽(講談社タイガ刊)
【脚本】
宇田学
音楽
イケガミキヨシ
【主題歌】
「Betrayal Game」BE:FIRST(B-ME)
制作
【チーフプロデューサー】
沼田賢治
【プロデューサー】
中間利彦
河野美里(ホリプロ)
番組ホームページ
https://www.ytv.co.jp/tantei/
番組公式SNS
【Twitter】
@hayasugi_tantei
【Instagram】
@hayasugi_tantei
【LINE ID】
https://lin.ee/CL32w52ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
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キーワード出現数ベスト20
- 純三郎
- 成美
- 明日香
- 二郎
- 大丈夫
- 葉子
- 宗介
- コンバラトキシン
- 橋田
- 純三
- ハッハッハッ
- ママ
- 抹香
- 棺桶
- 最後
- 湯飲
- 鈴蘭
- お前
- お断り
- ハハハ
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♬~
(美津山純三郎)
俺たちが殺しを仕掛けたことを
知っている人間を…
消せばいい
♬~
(一華)葉子ちゃんは?
(美津山宗介)奥で休んでる。
通夜だの何だので
一睡もしてなかったしな。
そっか…。
まさか こんなことに…。
(宗介)
ほんと わかんないもんだな。
言い忘れた。
今まで
ありがとうございましたって。
(千曲川 光)
孝行したい時分に親はなし。
いや ばあさんは なし…か。
何なの?こんな時まで。
ちょっと 何やってるの?
失礼なことしないでよ!
死んでしまったら
全て なんの意味も
持たなくなってしまうんだよ。
(美津山成美)
ゴホッゴホッ…ねえ 思ったより
葬儀場ちっちゃいわね。
(美津山二郎)密葬なんだとよ。
ママ~ 何でそんな
生き急いだんや?
人生のスピード違反やで~。
(成美)絶対に許さないわよ~。
よし やったろか…なぁ みんなで。
よし やっちまうかぁ!
かみ合いが悪いな。
かみ合いが悪いぞ。
早く来い!
母親が 君たちに
情けをかけていたから
今 そうして歩いていられる。
その母親は亡くなった。
言っている意味は わかるな。
偉そうに…。
私を楽しませてくれるなら
それで結構。
だが ここから歩いて出ることは
出来なくなるぞ。
フッ…アッポー!!
(二郎)
ビックリした ビックリした。
(成美)イタタタ…。
(美津山明日香)
何よ?アップルよ リンゴよ。
バカ バーカ!
だっせぇ服 だっせぇ服…。
違います 違います…!
静かにしなさい。
(成美)
オシャレ オシャレですよね~。
♬~
♬~
葉子ちゃん 大丈夫?
(美津山葉子)大丈夫です。
(二郎)おお~ 立派 立派。
(成美)
あ こんな感じになったんだ。
へぇ~。
あれ?ちょっと待って。純三。
(純三郎)なに なに…?
あんた 何でこんな
ちっちゃい花頼んでんのよ。
もっと でっかいの頼みなさいよ。
(純三郎)えっとね 鈴蘭ってのは
すごい高いんだわ。
つ~か ちゃいち~な!これおい。
あなた達が来ても おばあさまは
喜びません。帰ってください。
腐っても 親は親なんだよ。
葬儀に参加することの何が悪い。
今すぐに…。
葉子。
誰も悪いなんて言ってません。
参列を拒む気もありません。
好きにしてください。
(成美)嫌な言い方するよね~。
(明日香)ねえねえ 今 宗太兄さん
そっくりじゃなかった?
めちゃめちゃ似てたわ。
こう言うのよ 上から優しく言う。
これはこれは
しょっぱい顔した
ドンくさきょうだいが
まあ お揃いで。
誰がしょっぱい顔した脇役だ!
ああ!?
主役みたいな顔して なあ?
ああ!?
おつとめ ご苦労さまです。
ご苦労さまです。
こんな訳わからんやつに
財産渡すなんて
母さん やっぱり
いかれちまってたんだな。
無関係な私に 財産渡そうって
なるくらい
苦しめたのは あなた達でしょ!?
んだと このクソガキ!
(橋田)皆さん!!
お顔を見て お別れを。
(明日香)そうですね 行きましょ。
(成美)はいはい…。
(二郎)おい 純三郎。
(純三郎)おいっす おいっす。
(明日香)はい 開けてください。
(純三郎・二郎)せ~の…。
(明日香)オープン ザ ドア。
(葉子)何やってるんですか!
おだまりよ!ションベン娘が!
変なもの 入れないでください!
(成美)変なもんじゃないよ。
これはね 私が小さい時に
ママが買ってくれたの。
もうママに返そうと思って。
(明日香)
この洋服 気に入ってたのよ。
(成美)懐かしいじゃない。
(純三郎)ああ…入れてよ。
(二郎)全部入れたのか?
(純三郎)全部だよ もう。
奴らは 君と妹も殺す気だ。
守ってもらえるんですか。
契約外だ。
でしょうね。
妹は俺が守ります。
♬~
大丈夫ですか?
大丈夫です。
ちょっと あいつらに
熱湯ぶっかければ
すぐなおります。
大丈夫じゃないですね。
(明日香)失礼します~。
あたし達 代わりますよ。
(葉子)大丈夫です。
昨日から
ずっとここにいるんでしょ?
あたし 疲れてます感
すげぇ出てるもん ウザいよね。
すごいウザい。
顔 出してください。
熱湯消毒しますんで。
アタタタ…!
ノー!!
顔はやめてあげてよ!
顔はやめてよ!
ここは お任せしましょうか。
橋田さん。
そろそろお坊さんも
いらっしゃる頃です。
我々は戻りましょう。
では よろしくお願いします。
葉子。
…しっかりして。
純三 早く早く…。
慌てないで。あんたは ここ一番
緊張するんだから いつも。
(明日香)ゴソゴソしない 早く…。
(純三郎)出た出た…。
私のエプロンが
ありませんでしたか?
あ~ あった あった。
ごめんなさい。
(純三郎)ひい ふう みい…
お茶っぱオッケー。
え?あのきょうだいが
お茶入れてるの?危険じゃない?
はい。
はい じゃなくて
なんで代わったの?
私たちが何もしなくても…。
♬~
それ ラジオ体操じゃないかな?
♬~
♬~ それ 見たことある。
♬~ 絶対違うでしょ?
♬~ 絶対…。
♬~
♬~ 共鳴してる 共鳴してる。
♬~
ハハハ…!
え?面白かった?今。
ハハハ…!
面白いことあった?今。
何があった?
というわけです。
どういうこと?
1ミリも分かんないんだけど。
…師匠 いっぱいいたよな?今。
♬~
♬~
[ 回想 ]
(純三郎)湯飲みの中に
鈴蘭から抽出した
コンバラトキシンを塗っておく。
コンバラトキシンを
摂取したもの…。
コンバラトキシン!
コンバラトキシン ありがとう。
摂取したものは
中毒症状が起こり 1時間後に
コンバラトキシンの作用で
ぶっ倒れてしまう。
でも バレない?
バレない。
葬儀場には 俺が手配した
鈴蘭が飾られてある。
中毒症状を起こしても
その鈴蘭がいけてある水を
誤飲してしまったという理由を
つけることが出来るんだよ。
お~ やるじゃない 純三~。
おお 闘魂入りました ありがとう。
いいのよ。
ねえ それって1人ずつやんの?
どうなの?
(純三郎)
うん 痛くないわけじゃないからね
1人ずつやる。いいか?
3人 一気はハードルが高いんだ。
でも そんなシンプルなやり方
うまくいくのかなぁ?
待て 待て 待て 待て。
シンプル イズ…。
ベスト。
イヤァー!
イエス イエス…。
1周回って
めちゃめちゃいける予感がする。
オイー!テメエの予感が
この世で
一番あてになんねぇんだよ!
アァ~ア!?
アァ~!!
はいはい。
[ 現在 ]
確認よ~し。
(成美)バカか?お前。
(明日香)さあ このお茶
いいお茶なのよ。
♬~
♬~
あ!
(明日香)何 何?
はぁ?
(成美)何すんですか?配ったのに
ちょっと はぁ!?
(明日香)え~?
(成美)せっかく配ったのに。
(明日香)どういうこと?
(二郎)ちょっと 待て 待て…。
あっ!
何?何 何…。
(純三郎)きれい。
あっ!
ああ!何!?
(明日香)ちょっと ちょっと…!
私としたことが。
どうした!?
皆さん スポーツスタッキングって
ご存知ですか?
私 あの大会に
出たことがありまして
たまに 衝動的に
積み上げたくなってしまうんです。
急にやるもんじゃないでしょ。
(明日香)私たちが…。
私たちがやる!
私たち…。
やるやる…。
≪もう!≫
≪痛い!≫
私が。
(明日香)じゃあ注ぎますね。
では いただきましょうか。
♬~
おい おい…。
おい宗介 叔父さんの
茶柱立ってるぞ。
交換しよっか?ねえ これ。
大丈夫です。
あ そうかそうか。うん。
♬~ いいことあるぞ~
葉子 茶柱立ってるぞ。
見るだけ見て 見るだけ見て。
飲まれないんですか?
ぼ…俺に聞いてる?
俺はお前 あれだから…
全然 お茶とか飲まないから。
お兄ちゃん どうしよう?俺。
あの男が来るぞ。逃げろ。
♬~ 来る~きっと来る
(純三郎)開け~!あ…。
あ…あ…。
あ?
わ~~!!
あっ!わっわっ…。
アイムソーリー!
ア…アイラブユー。
大丈夫?
ガチで…。
そんなつもりじゃ
なかったんだって。
あ…あ…お~。
落ち着いて落ち着いて ほら!
ほら君のだろ。君のカバンだろ。
やさしい やさしいよ。
ねえ…純三郎 三度目だ。
君は またまた
大きなミスを犯した。
ハッハッ…
湯飲みの中に 花粉が…。
ちょちょ…ちょっと待って!
う~…。
あ~危ない危ない…
どうしたの?え?
気分悪い?え お腹すい…
じゃあ 俺ちょっとしゃべるから
ちょっと そのあとで食べて。
湯飲みの中に 花粉が
付着しているのが見えたんだよ。
こぼさないで…
あ~…
早く 早く
しっかり
しっかり こっちも
はぁ…鈴蘭の花を
供花として贈り
その毒を誤飲したと
見せかけようとした。
だが 未然に防がせてもらったよ。
残念だったな。
あ~…う~…。
何?え!?
どこ?どこ痛いんだよ
ちょっと見してみろ どこ?
(純三郎)あ…あ~…え 何?
純三郎…。
あそこのドアの取っ手に
カワハギが持っている毒
パリトキシンを塗った
鍼シールを貼っておいた。
これだ コンバラトキシンと
同じような症状が出る猛毒だ。
コンバラトキシン…
コンバラトキシン返し。
あ~…
コンバラトキシン…。
あ~純三郎!フフッ…。
神のものは神に!
か…ぐっ…。
あ…。
(二郎)おい どうした!?
≪何がどうなったの?≫
≪マジなんですか!?≫
(二郎)大丈夫か?
≪何?≫
え?
すべての窓を開けて
換気してください!
みんな ここを離れて!
ねえ ちょっと どういうこと?
あなたも離れて!
待って!
宗介さん!
あ はい!
ちょ…待っ…どういうこと?
ちょっと待って。
♬~
(明日香)私 ついていくから。
純三…純三。
私もついていく。
私が行きます。
あなたは ここに残って。
え?
下手に動くより
ここにいた方がいい。
頼みましたよ。
はい。
なんでよ…。
あんた達 何やったんだよ?
言いがかりやめろよ。
純三郎が
あんな目に遭ってんだぞ!
いかがいたしましょうか?
予定通り始めましょう。
そうか。それがいい。
そうね。
(救急車のサイレン)
え?
落ち着けって。
♬~
そんなつもりじゃない。
あの まあ その…あれだ。
あの人は大丈夫。
こっからは 俺が何とかするから。
面倒くさいけど。
フッ…。
はぁ~…あんたって
ほんと変わってるわ。
ありがとう。
♬~
(成美)もしもし
純三の容体どう?
(明日香)全然
意識戻らないみたい。
(成美)あ そう…あの
モジャモジャの男は?
(明日香)それが 手術室に
運ばれたの!
ハハハ!死ぬんじゃない?
(成美)そう!
最高じゃないのよ~。
ハハッ…どうやら
うまくいきそうね。
ああ。まあ犠牲は払ったけどなぁ。
そうね~。
[ 回想 ]
あの男がいたら
何やってもうまくいかない!
だから まず奴の排除を考えた。
どういうこと?
純三郎に仕掛けさせて
囮に使うんだよ。
その隙に奴を仕留める。
でも 純三郎はどうなるの?
さあ。危ねえかもな。
悪い顔してるわね あんた。
おめえだって
悪い顔してんだろよ!
はぁ!?私はね 美魔女よ!
美魔女?
そうよ 私 美魔女よ!
みんな言うんだから!
どうでもいいわ
このアホンダラども!
とにかく!純三郎の命は
諦めましょう。
そうね。まあ もうこれ
しゃあないからな~。
しゃあないな~。
かわいそう…。
(二郎)あ~…お~!
すいません すいません
コンバラトキシン忘れてました
すいません。
かわいいな~もう!
朝食食べて!
(成美)OK!OK!
(二郎)早く行け 早く。
はい でぇ~…。
で どうやんの?
それそれ…ジャジャーン!
香炉だよ。
この抹香に 神経毒性の強い
オレアンドリンを含ませるんだ。
その抹香を香炉の中に入れ
時間差で火がつくようにする。
で 罠にはめた
純三郎がやって来るだろ?
もちろん あの探偵もやって来る。
毒まみれの この煙を吸って
中毒症状を起こし 2人とも
死ぬってわけさ~!
ハハハ…。
[ 現在 ]
(読経)
(読経)
♬~
(スタッフ)では皆さま 出棺前の
お花入れでございます。
残さず お棺へお手向けください。
はい~。
はいはいはい…。
はい~!
だめ!
え…。
葉子ちゃん お花持たないで。
何されてるか わからないから。
あ~かんわ~!
(二郎)どした?
ちょっと忘れ物した!
あの あ~もう…。
ほんま うっかり屋さんやからな
お前 頼むで~。
(成美)うっかりした
もう 忘れた~!
(二郎)忘れな言うたがな
もう ほんまに。
どうされますか?
葉子ちゃん。
もういいんです。
こんな人たちの花だけなんて
やっぱりかわいそう。
でも…。
お願いです。
最後のさよならは
きれいにしてあげたいんです。
(泣き声)
♬~
(泣き声)
(住職)この石は 三途の川の
河原の石を意味し
無事に冥土に行けるように
願いを込めます。
お一人ずつ 軽く打って頂き
最後に喪主の方が
釘が刺さるまで
強く打ち込んでください。
♬~
(成美)ほれ。
本来なら 俺が最後に
打つはずなのにな。
どこで どう間違ったんだ
この婆さんは。
親として最低だったな。
(成美)ほんとよ
苦しめられたわよねぇ。
ああ。
いいわよね あんたたちは
大金もらったんだからね~!
そりゃウハウハだよな~。
あなたたちねぇ。
おめぇは関係ねえだろ。
俺らから 財産ぶん取りやがって
この たなばた野郎が!
(成美)あんた それ言ったらね
たなぼたね。
お前なんてよぉ 遠回りせず
今すぐ この手で
ぶっ殺してやりたい気分だよ。
何だよ。
俺も遠回りが嫌いなんだよ。
はあ?
(成美)
ちょっとあんた 何やってんのよ!
(二郎)ああ…いって…。
これが最短ルートだろ。
彼女には
絶対 手出しをさせない。
こんな別れの日にも 金 金 金。
ここは あんたたちがいていい場所
じゃないんだよ。さっさと出てけ。
このガキ!
(成美)そういう
押しつけがましい正義感
宗太兄ちゃん そっくりだよ
あんたは!
ヘヘヘ…。
(二郎)ハッハッハッ…。
おい しっかり打ち込めよ~。
あのババアの顔なんてよぉ
夢でも見たくねえんだわ。
ハッハッハッ…。
カンカンよ カンカン。
マジで痛い。
(成美)大丈夫なの あんた。
(ドアを開ける音)
ハッハッハッ…!
ハッハッハッ…!
作戦大成功!
イェーイ!
ちょちょ…どう どう…
うまくいきそう?
もちろんやがな。
全ては予定通りや アハハ…。
純三郎は どうやった?
純三は。
何か 生死を彷徨ってるみたい。
純三郎には悪いことしたなぁ。
まさか あのモジャモジャを
仕留めるために
自分が騙されてるなんて
思わなかったんだろうな…。
もう ダメかもしんない…
大事の前の小事…
まあ あいつは しゃあないな。
ああ しゃあない。
しゃあないな。
しゃあないんだよな。
♬~
(二郎の声)まあ あとは あの石で
ぶっ叩けば…。
(爆発音)
わあ!
ガスに引火して大爆発だ!
ハッハッハッ…。
ママの体もなくなっちゃうのか。
嬉しいなぁ。
アハハハ…。
さあ さっさといけ~!
ドッカーン!
いってきなさいよ~!
ダーン!いけ~!はい こ~い!
♬~
♬~
♬~
くるぞ くるぞ。
ねえ 遅くない?
確かに。ちょっと見てくる。
いやいや もうすぐ もうすぐ
もうすぐ…。
(明日香)あと何分?
(二郎)もうすぐ もうすぐ。
(成美)きた…なによ。
(明日香)なに。
何でだ…何でだよ!
爆発してないじゃないのよ!
(物音)
ちょちょ…。
え 何!?
(明日香)キャー!キャー!
(二郎)ああ!開いた 開いた…!
逆転 金メダル。
何で…。
勝ったと思って油断したろう。
最後まで諦めない気持ちが
大事なんだぞ。
エーッ!?
お前 何だ!お前 どうした!
砂肝を抜かれたような顔して。
砂肝ってさ 美味しいよね。
パクッて食べてさ
ん コリコリしてるな~
っつってさ…
おいっ!度肝だよ 度肝!
どちらでもかまわんよ。
死んだと思ったでしょ!もう…。
よかった…
もう ほんとによかった!
はあ…。
あの 病院に運ばれたんじゃ…。
私が そんなヘマをすると思うか?
(明日香)いやいや…
確かに 救急車で運ばれてた!
私 見たし。医者たちが
大慌てで処置している様も!
残念だが…救急隊も
病院も全て 私が手配した。
まあ いつものことだ。
い いつものこと?
そうだ。
いつも通り 君たちは
大きなミスを犯した。
ああ ああ…。
あああ…!
(明日香)あ ちょっと…キャー!
ああ…ああっ!
♬~
まだ帰れませんよ。
私を欺こうとするなど
100年早い。
どこだ!
ここ!
(二郎)どこ!
≪どこだ!≫
ここだよ お前。ここだって 二郎。
ちょっと待ってね。
(成美)早く上がってきなさいよ。
(二郎)何してたんだ そこで。
(明日香)早く早く…。
自分のきょうだいを 犠牲に
してまで 遺産が欲しかったか。
え?どういうこと?
純三郎は…。
あの男は 湯飲みに毒を塗り
私たちの誰かを
殺害しようとしたんだ。
どこ?
ここだ。ここだよ。
何やってんだ…どうした。
私は 橋田に
ブロックサインで伝えたんだ。
(成美)
ねぶるから…ねぶるよう…
(純三郎)ねぶるから…
♬~
ハハ…そして…。
そして…。
(橋田の声)
彼女は どの湯飲みに
毒が塗ってあるのかを見抜いて…。
私が
あの男の前に置いたんだ。
うん それから どうした?
こんな幼稚なトリックに
私が気づかないわけがない。
それを見越して
あの男を囮に使ったんだろう。
おお やるなぁ 橋田 さすがだ。
じゃあ 純三郎さんは
見捨てられたってこと?
鋭いなぁ。考え抜いた…。
考え抜いた
作戦だったんだろうが
残念だったな。私は お前たちに
付き合ってあげていただけだ。
はっはっは~!
はっは~…うん そうだ…どけ。
じゃあ あなたが倒れたのは?
お焼香だよ!あ…誰もいない。
お焼香だよ!
香炉に 毒物が塗られた
抹香を置いて
中毒症状を
起こさせようとしていたんだ。
なぜ気がついた?
そんなものを…。
そんなものを 私が
見抜けないとでも思ったか?
普通 香炉に あれだけの量の
抹香が盛ってあるのは不自然だ。
♬~
おかしいと思った私は
抹香の においを嗅いで
違うものだと気がついたんだ。
そして すべて 普通の抹香と
入れ替えておいたのさ!
おい やめろ~!
なぜ 私が喋りたいことを
君が すべて代弁する!
私の心が ざわついたよ。
ざわついた…。
おう ムカムカというか
モゾモゾというか…。
いいから~!
いいから進めて!
え?今 やってる!
さてと
私が運ばれていなくなった。
あとは…
この3人を仕留めるだけだ。
それに気がついたのは 君たちが
棺桶の中に入れたものだよ。
その中に鉄製の
大きなおもちゃがあった。
ウィン ウィーン ウィーン。
見て見て見て。
何…。
何これ…
こんなおもちゃ入ってた?
あれで わかったんだよ。
君たちが棺桶を
爆破しようとしているとね。
ヘヘ…。
事故に見せかけようとするなら
メタンガスを使うはずだ。
人の体から発生するものだしな。
爆発したのは 遺体の処置が悪く
遺体からガスが発生したと
言い訳がつく。
あ~かんわ~!
ちょっと忘れ物した!
(二郎)どした?
うっかり屋さんやからな
お前。
頼むで~。忘れな言うた…
(成美)
うっかりした もう忘れた~
先に鉄製のおもちゃを
入れたのは
警察が現場検証した時に
もし 鉄の破片を見つけても
おもちゃのものだと
言い訳できるからな!
ザッツ ライト!
で ニトログリセリンを
塗った石で…。
本来なら 俺が
最後に打つはずなのにな。
どこで どう間違ったんだ
この婆さんは
釘を ぶっ叩けば
棺桶の中に溜まった
メタンガスに引火し…
バーン!
ドカーン!
大爆発…の予定だった。
フフ…残念だが
棺桶には
穴を開けておいたんだよ。
ガスが充満しないようにね。
要はだ…私は すべて
お見通しだったっていうわけさ。
ハッハッハッ…私…。
(橋田・千曲川)てんさ~い!
自分で言うなよ。
(二郎)クッソ…
クソ クソ…クソーーー!
ママが死んで…
これで
お金が入ると思ったのに…。
♬~
(沢村)あーうまい 「金麦」のオフ
(戸田)糖質オフなのに
金賞受賞するほどうまい
受賞の感想は?
いやー糖質オフなのにね~
<「金麦」のオフ>
うまい!
でしょでしょー!
♬~
(ダース・ベイダー)無駄な抵抗はよせ
(本木)<「特茶」が さらに進化した>
おばあさま…。
おばあさま…ほんとに
死んじゃったのかと思って。
(美津山秋菜)ごめんね。
なんでよ!
棺桶の中にいたじゃない!
お待たせしました。
あ…。
これで 皆さん
おそろいでしょうか?
♬~
ここにいるよね…。
(宗介)ああ。
あの人は?
(宗介)おばあさま。
この人は?
(宗介)おばあさま。
あ~!
(一同)うわ~!
きゅ!
何?
これはね アンドロイドだよ。
彼女の金で作ってもらったんだ。
題して…。
(2人)アンドロイド作戦!
フッフフー!
フッフー!
壊滅的にダセェ。
(宗介)えっ じゃあ…。
(秋菜)
私が病院も買収したのよ。
♬~
ありがとう。ここでいいわ
みなさま ご苦労さま
純三郎は?
それは ちゃんと処置してるわ。
意識は戻ってないけどね。
(成美)そんな…全部
仕組まれてたってこと?
ハッハッハ!警察からの電話
思い出してみろ。
もしもし!
(若真口)あ もしもし…
横浜警察署の若真口といいます
若真口です。逆から読むと…。
(2人)千曲川です!
しょうもな。
お前だったのか~!
全てに終止符を打つために
一芝居うたせてもらったの。
ハメやがって このクソババァ!
黙りなさい!
私は忠告したわよね。
なのに あなたたちは
遺産目当てに彼女も
宗介も葉子も殺そうとした!
その悪魔のような所業
絶対に
許すわけには いきません!
その証拠は全て揃ってるわ。
あなたたちに
逃げる場所なんてない。
後悔しなさい!
千曲川さん。
はい。
情けは もう必要ありません。
煮るなり焼くなりしてください。
イエス グランマ。
あ 何か聞いたことあんな それ。
さようなら 我が子よ。
あ!夢にも出てこないでね。
くっそ~!
ママ!
ハァ ハァ 何すんのよ?
じゃあ 始めましょうか。
(2人)神のものは神に!
いやぁ!
聞きたくない~!
落ち着け!
(2人)
カエサルのものはカエサルに!
おい!
覚えてろよ~!
ぜってぇ諦めねぇからな!
アッハッハッハ!
(2人)トリック返し。
(爆発音)
大丈夫?
あ うん。
あ ごめん。
うん。
危ないよ 車から離れて。
遅いわ。
殿方を押し倒すとは何事ですか?
あ ごめん…
わざとじゃなくて。
♬~
びっくりした 何?
♬~
(秋菜)本当に申し訳なかったわね。
全てを終わらせるために
仕方なかったのよ。
財産の受け渡しですが
お断りしてもいいでしょうか?
なぜ?
これで もう
宗介さんも葉子さんも
危険な目に遭うことは
ないでしょう。
私は十分すぎるほど
お金は ありますので。
5兆円に比べれば 私の遺産は
はした金だとおっしゃるの?
そういう意味では ありません。
(秋菜)私はね 一華さん
あっ 一華ちゃん
あなたの
お母さまに恩義があるの。
私の気持ちは変わりません。
また後日 改めて
お話ししましょう。
♬~
あの辺りで待っています。
♬~
勝手だな。
そうね。
ありがとう。
さっきは助けてくれて。
大谷さんのことは好きなのか?
え?
スッキ スッキ スッキスキス。
ドゥンドゥンドゥン
クリティカルヒット!
もう 向こう行ってよ!
なるほどなぁ。
なるほどなぁじゃないよ。
話変わり過ぎでしょ!
で 何?
何で そんなこと聞くの?
いや 店に来た時に
カップルなら
カップルらしく接する。
そうでないなら
そうでない接客をする。
関係なくない?
まあ そうだな。
(携帯のバイブ音)
遺産のことは好きにしてくれ。
断るなら 俺が
おばあさまを説得する。
話ゴチャゴチャ…。
(携帯のバイブ音)
もしもし。
(大谷)あ もしもし?
バーにいるかなと思って
来てみたんだけど閉まってるんだ。
あ~ お休み みたいですね。
(大谷)マスター 何かあった?
いや 何もない…と思います。
(大谷)そっか。
今日って 会えたりしないかな?
ああ…。
今日は 色々ありまして
明日なら大丈夫です。
そっか ありがとう。
じゃあ また連絡する。
はい。
♬~
何でいるの?
お腹が空いて力が出ない。
だから 今日は家で飯を食う。
お断りします。
お断りをお断りします。
私の家なんだから
勝手についてこないでよ。
君の家だから勝手に行く。
私の家でもあります。
じゃ 断って。
断る正当な理由が
見つかりません。
はい!
はい 一華さん。
最近 よくソファに
縮れた髪の毛が落ちてます。
それは困りましたね。
じゃあ 断って。
それが…私だ。
訳わかんないから。
コロコロかけた時
気持ち悪いんだよね。
そうですね あまりにも多いと。
わかった わかった。
帰る際にはコロコロを
コロコロかけることを約束しよう。
いいでしょう。
え~ 待って 私 嫌なんだけど。
ね~え。
♬~
君は自分の命をかけてでも
彼らを守ろうとした。
財産の受け取る受け取らないは
別にして
君は立派だ。
え?
普通じゃ できないさ。
もう危険は無くなった。
心配するな。
私も お役御免だ。
飯を食ったら さっさと消えるさ。
♬~
あのさ…。
ありがとう。
♬~
やめろ!雨が降るだろうが!
はぁ?
それに 君に向かって
私が立派だなんて
本気で言うと思うか。
言ってる途中に
吹き出しそうになった。
ムカつく!
拳 出るぞ!
あ 痛っ。財産を全てもらえ!
そして全て私に渡せ!
何やってんの 橋田さん!
やめなさい!はしたない もう。
拳 出るぞっつってんだ また。
髪の毛も
ストレートにしてやる。
ストレートにしてやろう。
♬~
♬~
♬~
♬~