特捜9 season5 #5[解][字]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
特捜9 season5 #5[解][字]
特捜班がある事件を追いかけている中、人質立てこもり事件が発生!小宮山刑事に前代未聞の危機が迫る!井ノ原快彦主演、個性派ばかりの特捜班が難事件に挑む人気シリーズ!
◇番組内容
小宮山志保(羽田美智子)と村瀬健吾(津田寛治)は、心肺停止となった男性と遭遇。救急隊員が駆け付けるも、時すでに遅く、彼は帰らぬ人となってしまう。村瀬は、調べている事件との関連を疑い始める。一方、浅輪直樹(井ノ原快彦)率いる特捜班では夫が急逝した富田加奈子の取り調べを行っていた。不自然な点が多く、事情を聞いていたのだ。そんな中、人質立てこもり事件が発生!小宮山刑事に前代未聞の危機が迫る事に…!
◇出演者
井ノ原快彦、羽田美智子、吹越満、田口浩正、向井康二(Snow Man)、深川麻衣、中越典子、原沙知絵、中村梅雀 ほか
◇脚本
たかひろや
◇監督
田村孝蔵
◇音楽
吉川清之
◇主題歌
20th Century『夢の島セレナーデ』(MENT RECORDING)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】大川武宏(テレビ朝日)
【プロデューサー】神田エミイ亜希子(テレビ朝日)、丸山真哉(東映)、森田大児(東映)、土井健生(東映)
◇おしらせ
☆番組HP
https://www.tv-asahi.co.jp/tokusou9_05/
☆Twitter
https://twitter.com/5drama9tokusouジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
福祉 – 音声解説
テキストマイニング結果
ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20
- 寺本
- ノイズ
- 大丈夫
- 三ツ矢
- 村瀬
- 青柳
- 穂花
- 救急車
- ママ
- 警察
- 滝口
- スマホ
- 大竹
- 旦那
- 店主
- 毒物
- 部屋
- お願い
- 根木
- 小宮山
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
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(浅輪直樹)
へえ~ 料理代行か。
(浅輪倫子)うん。
でも お高いんでしょ?
(倫子)それがね
大体 1時間3000円。
安いとこだと
2000円切るところもあったの。
ちょっと 計算してみて 今。
あっ いいよ。
えっと 1時間3000円だっけ?
うん うん。
で 3時間で…。
掛ける3の…。
交通費は 仮に1000円だとして…。
1000円 はい。
食材費も… 3500円。
プラス3500円ね。
12品を2人前ずつ
作ってもらったとしたら
1品1人前の値段は?
割る2は…。
562円。
まあ 仮に
1時間2000円だとしても
まあ 安くはないかな…。
ええ~?
でも コスパで考えてみてよ。
1回 頼んだだけで 1週間
ご飯 作らなくていいんだよ。
メニューも考えなくていいし。
なんかね
今 利用してる人 多いんだって。
じゃあ うちも その料理代行?
頼んでみようか。
本当? ああ よかった!
えっ?
いや 実はさ
来週 店が注文立て込んでて
お店 すごい忙しいの。
だから もう予約しといた。
ああ そういう事か。
最初から そう言えばいいのに。
ごめんね。
「ごめんね」じゃないよ。
もう 回りくどいなあ。
(倫子)回りくどいって…
なんで そういう言い方するの?
(小宮山志保)あっ 玉ねぎ。
(村瀬健吾)どこから転がって…。
ああっ!
(大竹穂花)ありがとう。
どういたしまして。 フフフ…。
穂花も一緒に ご飯作りたい!
(大竹瑞希)駄目よ
お客さんのお家なんだから。
穂花は児童館。
ありがとうございます。
いいえ どうも。
バイバイ。
ありがとう。
フフッ… かわいいな。
ああ 今日 土曜だから
あれだな
普通の会社員は
みんな 休みなんだな。
お互い 仕事熱心だよね。
ハハッ…。
ああ そうだ。 ちょっと待って。
何? 何?
フフフッ。
急がないと…。
これ。
えっ… なんだ? これ。
ん? あなたっぽいの見つけたの。
(村瀬)おお~。
よかったら使って。
青系か。
俺 茶系が好きなんだけどな。
ねえ 普通さ
その前に ひと言あるんじゃない?
ひと言?
うん。
「よーし もらった!」とか…?
ああ 「ありがとう」だ!
ごめん ごめん ごめん。
ありがとう!
でしょう?
いやあ 嬉しいよ。 ハハハハ…。
うん ちょうどいいな。 ハハッ…。
ねえ。
うん?
今日 夕食当番 私だよね?
うん。
何がいい?
ああ なんでもいいよ。
なんでもいい?
そんな料理ってあったっけ?
えっ?
いや なんでもいいっていうのは
料理の名前じゃなくて その…。
(店主)すいません!
誰か助けてください!
すいません! こっちです!
ちょっと 先に行ってくれ。
俺も追っかけるから。
わかった。
(店主)誰か! 誰か…!
警察です。 どうしました?
(店主)お客さんが突然倒れて…。
(店員)大丈夫ですか?
お客様 大丈夫ですか? お客様!
救急車 呼んでください。
(店主)はい!
大丈夫ですか? お客様。
ちょっと ごめんね。
脈もないし 呼吸もない…。
♬~
心停止してから
時間も経っていますが
最善を尽くします。
よろしくお願いします。
(救急車のサイレン)
これ
あの方が飲まれてたんですか?
ええ。 でも
まだ飲んでなかったと思います。
おう。 ああ そうだ…。
大変申し訳ないんですが
倒れた時の状況を
もう一度だけ 詳しくお話し頂いて
よろしいですか?
はい。
お一人でいらっしゃいまして
特に変わった様子は
なかったんですが…。
(店主)ごゆっくり どうぞ。
うっ… ゴホッ…。
(店主の声)突然 苦しみだして…。
(店主)お客様!
(店員)お客様…。
だ… 大丈夫ですか?
(店員)お客様!
(店主)大丈夫ですか!
(店主の声)どうしたらいいか
わからなくて…。
持病でもあったのかしら?
いや 所持品に
薬は見当たらなかったんだよな…。
どうかしたの?
実は 最近
調べてるヤマがあってな
それに関係してるんじゃないかと
思って…。
ちょっと
念のため 鑑識 呼んでおくか。
なっ。
うん。
(富田加奈子)ですから
私は なんにも知りません!
(矢沢英明)はあ…。
お話をお伺いできないと
また 明日
来てもらう事になるんですよ。
どうか ご協力をお願いします。
(ため息)
富田正之さん
旦那さんが亡くなったのは
おとといの午前6時。
あなたが警察に通報する
6時の間までは
あなたと2人っきりだった。
他に誰もいなかった。
そうなんですよね?
あの… 主人の死因は
急性心不全だったんですよね?
ええ そうなんです。
でも 旦那さんには
通院歴もありません。
そんな人が 突然
急性心不全になるでしょうか?
不思議じゃありませんか?
そうかしら? 病気なんて
急になるもんでしょ?
我々は 何者かが病死に見せかけて
殺した可能性もあると。
ええ~!
主人 殺されたんですか?
一体 誰に?
(青柳 靖)何?
その わざとらしい驚き方。
旦那 死んでるのに
全然 悲しそうじゃないじゃん。
あんた 旦那に内緒で
相当 金 使い込んでるみたいね。
先月の支払いなんて
200万以上ですって?
それがバレそうになったから
旦那を殺したんじゃないの?
いいえ。
主人を殺したのは 病気です。
これ 本当に
病死って事はないのな?
青柳さん 早瀬川先生の話
ちゃんと聞いてました?
聞いてたでしょ。
被害者の心臓には
小さなうっ血があったんですよ。
これ ケトミチンのような
猛毒が原因で
起こる症状らしいんですよ。
じゃあ 毒殺なのか。
いやいやいや…
もし ケトミチンなら
摂取したあと
すぐに発作が起きるわけですよ。
うん。
でも 被害者は
発作が起こった時 口の中には
なんにもなかったんですよ。
えっ 何? それ。
じゃあ
毒殺じゃねえじゃねえかよ!
だから! それを
早瀬川先生が調べてるんでしょ。
大丈夫か…?
(青柳)
ああ? お前 今 なんつった?
(国木田誠二)ちょうどよかった。
お二人もいいですか?
そっちの事件とも
関係ありそうなんで。
(青柳)はいはい?
あらららららら?
エチュエチュビーチーの
副所長ちゃまが
なんで ここにいるんでちゅか?
エチュエチュビーシーの
副所長の村瀬も
現場にいたからですよ。
なんの現場よ?
そっちとは また別の現場です。
(高尾由真)こちらです。
じゃあ 小宮山さん お願いします。
はい。
ええ~… 亡くなっていたのは
不動産会社 ポンドホームに
勤務している
寺本壮治さん 29歳。
死因は急性心不全。
持病は 特になかったみたい。
えっ?
寺本さんが来店したのは
午前10時頃。
その約10分後に倒れて
私が駆けつけた時には
すでに脈はなかった。
店内にいたのは 客が3人
店員 店主 計5人。
全員 寺本さんとは
面識がなかったわ。
これ 似てますね。
うん…。
青柳さん
ノイズって知ってますかね?
雑音?
いや そのノイズじゃなくて…。
我々も
さっき聞いて知ったんですけど
そういう毒物が
あるらしいんですよ。
(三ツ矢翔平)
まだ入手できていないのですが
どうやら 闇サイトを通じて
取引されているようです。
このノイズって毒には
厄介なところが2つあるんだよ。
おい 三ツ矢。
(三ツ矢)はい。
(村瀬)そのうちの一つが
通常の解剖だと
ただの急性心不全が
起こったようにしか
見えないってところだ。
で ノイズが使われたかどうかは
血液検査をしてみないと
判断できない。
で その検査っていうのが…。
あっ ちょうど来た。
ああ お疲れさまです。
(早瀬川真澄)検査結果が出たわよ。
(村瀬)どうでした?
村瀬さんの見立てどおり
寺本さんの血液から
ノイズが使用された痕跡が
見つかった。
(村瀬)よし 確定だな。
(三ツ矢)はい。
(高尾)
じゃあ 店で出された飲み物に
ノイズが
混入していたって事ですか?
いやいやいや 寺本さんは
飲む前に亡くなってるの。
調べたんだけど
飲み物や所持品からは
なんにも出てこなかった。
あっ そうか。
ノイズは 遅効性の毒物だから…。
そう。
その遅効性っていうのが
ノイズの
もう一つの厄介な点なんだよ。
なるほど。
確か 15年ほど前にも
似たような毒物が使われた事件
ありましたよね?
そうそうそう そうです!
使われている成分は
違うんですけれども
ノイズも それと
同じ仕組みなんです。 元々は
自然界にある2種類の毒物から
作られているんですけれども
この毒物が 相反する性質を
持っているんですね。
それをあえて掛け合わせる事で
拮抗作用が生まれて
最低でも2時間
効果を遅らせる事ができるんです。
じゃあ ノイズを飲んだら
すぐに死んでしまうのではなく
死ぬのが2時間後。
(村瀬)そうそう そうそうそう…。
その上
病死にしか見えないとなると
これ 想像以上に
厄介な毒物ですね。
(村瀬)
そうそうそう 厄介なんだよ。
それと もう一つ。
富田加奈子さんの夫の
富田正之さんの血液からも
ノイズの痕跡が。
(矢沢・青柳)えっ!?
でも そんな簡単に
作れるものじゃないですよね?
うん… かなり専門的な
知識と技術が必要なはず。
富田加奈子 どうやって
手に入れたんですかね?
(青柳)なあ。 スマホからも
怪しい形跡はなかったもんな。
そのスマホ データ消去されてる
可能性ありますね。
よかったら
うちで解析しますので
そのスマホ ちょっと
こっちに回してください。
いいよ。 村瀬には頼まねえよ!
三ツ矢くん お願いします。
あっ 俺っすか? やります!
(村瀬)やりますじゃないだろ…!
(青柳)もうちょっと
おしゃべりしてくるか。
じゃあ お願いします。
先生もありがとうございました。
(早瀬川)じゃあ 失礼します。
はーい。
じゃあ ノイズの取引について
何かわかったら また来るわ。
わかりました。
よし じゃあ 我々は
寺本周辺 洗いましょうか。
こっちは自宅に行ってみるわ。
じゃあ 我々は会社で。
三ツ矢くん ごめんね。
よろしくね。
(村瀬)謝らなくていいよ 君も…。
本当に どうなんですか あれ…。
(社員)今日は
出社した記録はありませんね。
ああ そうですか。
あの… なんで
寺本さん 亡くなったんですか?
ああ…
それは 今 調べてる途中なので。
ちなみに 寺本さん 最近 何か
変わった様子ありませんでした?
特には…。
あの 寺本さんのデスク
拝見してもよろしいですか?
あそこの席です。
(高尾)ありがとうございます。
ああ すいません。
あの予定表って
写真 撮ってもいいですかね?
はい。
ありがとうございます。
(カメラのシャッター音)
ああ あの…
これって 寺本さんの
今日のスケジュールですよね?
もしかしたら 寺本さん
直接 営業先に
行ったのかもしれないです。
えっ?
外回りしてから出社する事って
よくあるので。
確か 部長も一緒だったはずです。
部長…。
(久保池良太)おはようございます。
(社員)おはようございます。
久保池部長。
あっ 部長?
(社員)
こちら 警察の方なんですけど。
警察…?
寺本さんについて
お話 伺いたいんですよ。
あいつ 何かやったんですか?
(久保池)こちら どうぞ。
あっ すいません。
おかしいとは思ったんですよ。
時間になっても来なかったので
営業先には 私一人で行きました。
ああ… それって何時頃ですか?
10時です。
でも まさか こんな事に…。
寺本さんって
なんか 問題起こしそうな人
だったんですか?
えっ?
さっき 僕が
寺本さんの名前を出した時の
部長の反応が
そんな感じだったんで。
いや…。
実は 最近 妙に
金回りが良さそうだったんです。
引っ越した部屋も 寺本の給料じゃ
手が出ないような物件でしたし。
何か悪い事でも
してるんじゃないかって
心配してたんです。
(高尾)主任。
デスクの引き出しに これが。
あれ? スマホって
遺留品にあったよね?
はい。
会社のものではないそうです。
う~ん…。
これって 寺本さんのですか?
(久保池)見覚えはありませんけど
彼のデスクにあったのなら
多分 そうなんじゃ…。
ああ…。
電源って 入れてもいいですか?
はい。
あら…。 すいません これ
お借りしてもよろしいですかね?
(久保池)はい。
私 コーヒーがいいんですけど。
すいません。
決まりで お水か お茶しか
出せないようになってるんですよ。
(ため息)
(青柳)あっ ノイズ入ってるよ。
(噴き出す音)
ああ… オエー!
この音声データ やっぱり
ザーザー ノイズ入ってるね。
ああ そうですか。
(青柳)えっ どうしました?
なんか 勘違いされました?
これ
旦那さんの血液検査の結果です。
その中に
毒物の痕跡が見つかりました。
その毒物 ノイズというものです。
(矢沢)普通 ノイズと聞いて
先ほどのように
ブエーッみたいな反応はしません。
あなたは ノイズが
毒物だっていう事を知っていた。
なぜならば あなたが旦那さんに
ノイズを飲ませて殺したから。
そうですよね?
知りません!
私は なんにも知らない。
(ため息)
随分 いいとこですね。
ポンドホームって
給料いいんですかね?
私 管理人さんのとこへ行って
鍵 お借りしてきます。
お願いします。
あれ?
今朝の子だ。
こんにちは。
さっきも会ったよね。
何してるの?
ママが
お仕事から帰ってこないの。
ママ ここで お仕事してるの?
うん。
お客さんのお家で ご飯作ってる。
ふ~ん… 料理代行って事かな?
穂花 お客さんのお家だから
入っちゃいけないの。
だから
児童館で待ってたんだけど…。
ママ お仕事終わるの
何時って言ってた?
1時。
1時?
よし。
一緒に ママのとこへ行こう。
でも 穂花 行っちゃ駄目なんだよ。
大丈夫よ。 穂花ちゃんだって
ちゃんと約束守ったでしょ?
お仕事してるお部屋
ママ 教えてくれた?
うん。 寺本さんのお部屋。
いいか 結論から言うぞ。
ノイズで死亡した寺本は
ノイズの売人だった。
(一同)えっ!?
寺本のデスクにあったっていう
このスマホを解析したところ
客とのやり取りが
残されていたんだ。
スマホ自体はプリペイド式で
販売店 特定しようと思ったんだが
それはできなかった。
まあ 恐らく あれだな
裏で入手したんだろうな。
飛ばしって事ですか?
恐らくな。
やり取り自体は
ショートメッセージで行われていて
1人の客とのやり取りしか
残されていなかった。
受け渡しは
直接だったようですね。
という事は 富田加奈子も
寺本からノイズを…。
その可能性
めちゃくちゃ高いんだよ。
実際 寺本が このスマホで
やり取りしてた客っていうのが
恐らく 富田なんだ。
えっ!?
あの 預かった富田のスマホ
あったでしょ。
あれ データ復元してみたら
寺本のスマホのやり取りと
全く同じものが
残されていたんですよ。
(青柳)受け渡しは… 3日前ね。
きたー!
はい いってらっしゃい!
(三ツ矢)ああ…!
(青柳)邪魔ですよ!
(三ツ矢)ああ すいません!
ありがとうございます。
大丈夫だよ。
(三ツ矢)ありがとうございます。
どうしたの?
あの
ノイズの取引に使われている
サイト ようやく見つけましたよ。
(村瀬)おう ご苦労さん。
(三ツ矢)ちょっと待ってください。
よいしょ。 こちらです。
えっと ここから
管理人にメッセージを送って
あとは 直接 連絡が来るのを
待つみたいです。
サイトは ノイズを買うための
単なる窓口ってわけか。
ここからさ ノイズを手に入れた人間
たどれたりする?
どうでしょう。
やってみないと なんとも…。
このサイトを洗って
管理先 割り出すか。
はい。
管理人が寺本って可能性も
あるからな。
そうですね。 お願いします。
了解。
(高尾)お願いします。
はい。
(チャイム)
(穂花)ママ いないの?
もうちょっと待っててね。
すぐ開けてもらうからね。
(男)「はい」
寺本さんですか?
「…なんの用ですか?」
中に 大竹さんという女性が
いると思うんですが。
「いません」
いや
仕事で お邪魔してるはずで…。
「誰も来ていません。
忙しいので」
(瑞希)「助けて!」
(インターホンが切れる音)
(瑞希)「助けて!」
(インターホンが切れる音)
今の ママの声!
お待たせしました。
鍵 お借りしてきました。
♬~
中に 怪しい男が。
えっ?
恐らく この子の母親も一緒です。
危険な状態にある
可能性があります。
どういう事ですか?
とにかく 中の様子を
確認してからでないと
入るのは危険です。
わかりました。
♬~
ただ 確認するといっても…。
あっ ちょっと…!
すいません。
(根木 透)はい。
ちょっと ご協力頂けますか?
(根木)えっ?
あの 私たち こういう者ですが。
(根木)マジっすか!
(国木田・小宮山)シッ…!
(根木)あっ…。 えっ… えっ?
どうぞ どうぞ。
お邪魔します。
お邪魔します。
もう自由に使っちゃってください。
すいません。
すいません
他にも お部屋ってありますか?
ええ 向こうにありますよ。
穂花ちゃん
隣のお部屋で待ってようか。
ねっ。
♬~
穂花ちゃん ごめんね。
ちょっと ここで
待っててもらえるかな?
ママ 大丈夫なの?
大丈夫。 お姉さんたちに任せて。
はい タッチ。 フフッ。
あっ 小宮山さん
隣との壁 ここだそうですよ。
(根木)あの
こんなんでいいですか?
ああ ありがとうございます。
助かります。
班長 何を?
音を聞くんです。
ああ…。
♬~
(根木)あの…
これ 使います?
なんで そんなものを?
あっ いや… 助かります。
あの
他に なんか手伝う事あります?
僕 刑事ドラマ
めっちゃ好きなんで
マジで なんでも言ってください。
てか 生の刑事さん
マジやばいっすね!
これ なんの事件なんですか?
もう 静かにして!
(男)「おとなしくしてろ!
死にたいのか!」
(瑞希)「ごめんなさい!」
全然 駄目だな これ。
そっち聞こえますか?
犯人 相当興奮してます。
警察が来るのを
かなり恐れてるみたい。
中にいるのは 2人だけですかね?
恐らくは。
でも 音だけだと…。
♬~
僕に お任せください。
えっ!? 何? それ。
わあ… すごい…。
♬~
監禁!?
犯人は 若い男が1人。
女性が拘束されてる。
部屋は かなり荒らされてるわね。
えっ
部屋の状況 わかるんですか?
隣の部屋の方が協力してくれて。
拘束されているのは
大竹瑞希さん。
今 お子さんの穂花ちゃんが
私たちと一緒にいるわ。
寺本の部屋には
料理代行の仕事で来てたみたい。
1時には
仕事が終わるはずだったそうよ。
という事は 犯人が侵入したのは
少なくとも 1時間以上前…。
今のところ 大竹さんに
危害が加えられた様子はないわ。
犯人は 警察が来るのを恐れてる。
恐らく
大竹さんを拘束してるのは
通報されるのを
防ぐためじゃないかしら。
となると 応援は…。
いやあ ここは もう少し
状況が わかってからのほうが
いいでしょうね。
いたずらに
犯人を刺激してしまうと
大竹さんの身に
危険が及ぶ可能性があります。
幸い 中の状況は
確認できてますから
ここは慎重に動きましょう。
とはいえ
あまり時間はかけられないわ。
犯人 相当興奮してるから。
目的は なんなんですかね?
侵入してから1時間以上
出ていかないって事は
目的を まだ達成できてない
って事なんでしょうか?
寺本がノイズの売人だった事は
何か関係ありますかね?
例えば 犯人は 寺本の共犯とか…。
寺本を殺したのも
この犯人って可能性もあるもんね。
はい。
いずれにしても
犯人の身元がわからないと
目的もつかめませんからね。
今から画像を送りますから
大至急 調べてもらえますか?
はい。
わかりました。 お願いします。
(メールの受信音)
♬~
(村瀬)やっぱ コーヒーには
茶色のカップだよな…。
三ツ矢さん!
何?
失礼します。
今送った男の画像
すぐに照会かけてください。
男の画像?
そんなの届いてないけど…。
(メールの受信音)
あっ 来た。
ああ でも ちょっと待って。
他にも やる事が…。
急いでください!
(三ツ矢)…はい。
(キーボードを打つ音)
♬~
(青柳)あんた 寺本から
ノイズ買ったよね?
知りません。
あんたのスマホからも
寺本のスマホからも
取引した証拠が
出てきてるんだよね。
主人に言われただけです。
私は
毒だなんて知りませんでした。
全部 主人が勝手にやった事です!
やーい。 ノイズ買った事は
認めちゃったよね?
(矢沢)うん。
(ため息)
♬~
大竹さん 苦しそうに見えますね。
大丈夫かしら…?
(ドアの開く音)
あっ 穂花ちゃんの様子は?
おとなしく 動画 見てますよ。
(根木)「生臭さを消すという作用も
あるんです」
「で しかも しかも しかも
体内でビタミンB1と結合して
エネルギー代謝を
スムーズにしたりも…」
なんか 僕の動画
気に入ってくれて。
えっ? あなたの動画って?
申し遅れました。
私 動画配信をしている
ネギズキと申します。
ああ そういう事…。
それで こんなに
機材をお持ちなんですね。
(根木)なんでもあるんで
必要なもの
どんどん言っちゃってください。
ありがとうございます。
あの… それで
一つ ご相談なんですが…。
はい。
こういった機会
なかなかないので
この様子
配信させて頂けませんか?
駄目です。
あっ…。
班長!
はい。
まさか すでに ノイズを
飲まされてるなんて事は…。
いや…
そういうわけではなさそうですよ。
でも 体調 かなり悪化してます。
うん…。
この状態が続くのは危険です。
早く なんとかしないと…。
♬~
(三ツ矢)男の身元…。
(高尾)男の身元 判明しました!
滝口…。
滝口駿介 25歳。
先週 傷害事件を起こして
逮捕状が出ています。
ああ そっか。 ありがとう。
こちらです。
(高尾)被害者は…。
(三ツ矢)被害者は 小仏玲央。
昔 半グレのグループに
いたようです。
滝口…。
ねえ 寺本のスマホってある?
あっ はい。 よいしょ…。
(三ツ矢)これです。
ありがとう。
あった 滝口。
寺本は 滝口の仲間…。
そうですか。 滝口と寺本が…。
わかりました。
あっ 実は 大竹さんの具合が
あまり良くないんですよ。
ですから
応援は こちらで呼びます。
はい。
仲間なら 滝口は
なんで こんな事をするんだ?
仲間割れを起こしたのかも…。
だとすると
滝口が中で探しているのは
ノイズ絡みのもの
って事ですかね?
穂花ちゃん…。
どうした?
もう飽きちゃった。
飽きちゃった?
班長 すいません。 じゃあ
向こうの部屋でお話ししようか。
うん。
よし 抱っこ。
飽きちゃったそうですよ。
他にないんですか?
ねえ 被害者の小仏って
話 聞けるかな?
まだ 連絡は取れてませんが
居場所のほうは。
じゃあ 直接 行こう。
はい!
三ツ矢くん ありがとね。
(三ツ矢)はい!
(浅輪・高尾)いってきます!
(三ツ矢)いってらっしゃい!
あっ 俺も行かないと。
ごめんね。
もう少しだけ待っててね。
ママ 悪い人に捕まっちゃったの?
大丈夫。
ママさ お料理 上手?
うん。
今日ね
帰ったら お手伝いするんだ。
えーっ すごいな。
何 作るの?
えっとね…。
うん。
ビーフ…。
ビーフ…?
ビーフ…。
ビーフシチュー?
そう! 味噌が隠し味なんだよ。
へえ~ そうなの?
どんな味になるのかな?
とってもおいしいよ!
穂花 大好き。
そう。
じゃあ 今日 楽しみだね。
うん!
穂花ちゃん 大丈夫。
ママの事は 絶対に助けるから。
だから 今日 ママと一緒に
ビーフシチュー作るの
楽しみにしてて。
あっ…。
ん?
赤ちゃんは?
えっ?
赤ちゃんも助けてくれる?
♬~ その人は
サウナスーツを着ながら 頑張っていた
♬~ ムリしなくていい キウイがあるよ
♬~ アヤしい色のヘルシードリンクを
♬~ その人は ガマンして飲んでた
♬~ ガマンは禁物 キウイがあるよ
♬~ おいしい10種の栄養素
♬~ キウイをどうぞ
♬~ そのヘルシーは間違ってない?
♬~ そのヘルシーは信じられる?
♬~ ヘルシーは アゲリシャスがいいよ
(グリーン・ゴールド)キウイを どうぞ~!
♬~ 気分をアゲる 元気をアゲる
キウイがアゲる
♬~ お母さんをアゲる お父さんもアゲる
♬~ おじいちゃん おばあちゃん
お兄ちゃん お姉ちゃん
♬~ ちびっこも
♬~ キウイ キウイキウイキウイ
♬~ キウイをどうぞ
「ゼスプリ」
まずいわ!
どうしました?
大竹さん 妊娠してるって…。
ええっ!?
このままじゃ 母子共に危険です。
(チャイム)
はい。
えっ? ああ…。
あの 管理人さんなんですけど…。
あっ…。
♬~
ベランダから
盗撮しているっていう
クレームが入ってるんです。
一体 何されてるんですか?
すいません 緊急事態でして。
緊急事態なのは
こちらのほうです!
寺本さんの部屋の鍵は
お渡ししてますよね?
中を見たいなら 直接 見ればいい。
ちょっと… 待ってください!
説明します 説明します。
ねっ あの…
とりあえず あちらへ。
えっ…? えっ!?
ねえねえ ねえねえ… さっきさ
なんでもあるって言ったわよね?
はい。
小型マイクってあるかな?
小型マイク?
はい あります。 えっと…。
S M L ありますけど
どれがいいですか?
サイズあるの?
はい。
何度 聞かれても 同じです。
ノイズを買ったのも主人
使ったのも主人!
私は 一切 関係ない。
自殺だと言いたいんですね?
ええ。
実は 売人の寺本
殺されたんですよ。 ノイズで。
ええっ?
このままだと そっちの容疑も
かかっちゃいますよ。
口封じのために
あんたが殺したんじゃないかって。
旦那さん ゴルフに行く予定だった
みたいですね。
車の中に荷物がありました。
そんな人が
自殺なんかするでしょうか?
そもそも ノイズのような
遅効性のある毒物を
使用しますかね?
(青柳)タイミングとしては
出かける直前に
飲んでほしかったんですよね?
だから そのために 水かなんかに
入れて 用意しておいたと。
それを 夜中に目を覚まして
何も知らずに飲んでしまった。
だから あなたと一緒にいる時に
亡くなってしまったんですよね。
そうですよね?
♬~
(呼び出し音)
班長…。
(アナウンス)「ただ今
電話に出る事ができません」
「発信音のあとに…」
ここがスイッチになってます。
これで 私の声は
全部 聞こえるのね?
はい。 このスピーカーから
出るようにしてあります。
根木さん
班長が戻ってくるまで
穂花ちゃんの事 お願いします。
♬~
その滝口って男が 今
寺本の部屋で
立てこもってるそうです。
立てこもりか…。
なんだ そんな事になってんのか。
ええ…。
なんか 特捜班も大変ですね。
いや あいつらなら大丈夫だろう。
(携帯電話の振動音)
(村瀬)あれ?
もしもし。 どうした?
あっ 今日のご飯さ
ビーフシチューでいい?
えっ?
「いい隠し味 聞いたの。
試してみたくって」
(村瀬)「そんな事より 聞いたよ。
立てこもりだって?」
「飯なんか
俺が代わりに作るからさ
そっちに集中してくれ」
大丈夫。
「すぐ解決するから」
解…。 だったら いいけどさ…。
あっ ねえ 材料だけ
買っといてもらおうかな。
「はいはい。 じゃあ 帰ったら
買い出し 出るわ」
じゃあ また あとでね。
はいはい また あとでね。
♬~
(三ツ矢)奥さんっすか?
仲いいっすね!
(村瀬)無駄口たたいてないで
ノイズのサイト
さっさと買い出し… じゃなくて
管理先 突き止めるぞ。
はい!
買い出しだって。
ビーフシチュー…。
おい 集中しろ!
はい!
♬~
じゃあ 君はさ
滝口とは面識なかったの?
(小仏玲央)そうだよ。
突然 寺本の居場所を教えろって
言ってきたんだ。
知らねえっつったら いきなり…。
(小仏)お… おい…!
ああっ ああっ…!
あっ あっ…!
(滝口駿介)本当の事を言え!
寺本の家はどこだ!?
(小仏)マジで知らねえんだって!
寺本と
ほとんど関わってねえんだよ!
あいつ マジでやばいって。
そういう事は
早く言って頂かないと。
私 てっきり あなたが…。
ええ 申し訳ありません。
ご協力願えますか?
もちろんです。
(携帯電話の着信音)
あっ…。
失礼。
なんで…!
小宮山さん 出てくれ…!
(携帯電話の振動音)
(チャイム)
(滝口)「はい」
私 大竹さんを派遣した
家事代行サービスの者です。
会社のほうに確認したら
やはり 大竹さん
こちらに伺ってるはずなんです。
「また あなたですか」
「誰も来てません」
念のため
中を確認させてください。
「だから…
いないって言ってるでしょ」
そうですか。
でしたら 警察に連絡します。
「ちょっと…!」
(操作音)
「警察は…」
入れて頂けますね?
(インターホンが切れる音)
(解錠音)
♬~
発売から30年
キユーピーハーフは11回の
改良がくり返された
しかし なぜ11回
私はLIFEを新しくする
キユーピーハーフ
ふしぎです
なんだかおかわりしたくなる
サラダボウル できました
キユーピーハーフ30周年
あなたは何色?
えっ? 小宮山さんが?
すいません。 私がいながら…。
とにかく 中の状況を確認したら
すぐに また連絡しますから。
わかりました。
どうしたんですか?
♬~
(滝口)だから 誰もいないって
言ったでしょ。
♬~
気が済んだら
出ていってもらっていいですか?
(物音)
大竹さん!
もう大丈夫よ。 助けるからね。
やめてください!
やめろって言ってるだろ!
彼女 妊娠してるの!
このままじゃ 赤ちゃんが危ない!
救急車も呼ぶ。
ふざけるな!
あっ ちょっと…!
不審に思われる! 静かにして!
大丈夫。
警察には
絶対にバレないようにするから。
私を信じて。
すいません。
救急車 お願いします。
ええ。 住所は…。
(矢沢)復讐ですよね?
あなたが 買い物に
依存するようになったのは
旦那さんから受けるストレスが
原因だった。
聞いてますよ。
あなた 旦那さんから
相当 ひどい事を…
ひどい仕打ちを
受けていたそうですね。
やっと…
やっと 自分の人生が始まると
思ったのに…。
うん。
認めましょう。
富田正之さん…
旦那さんを殺害したのは
あなたですね?
間違いありませんね?
先に殺したのは あっちよ。
結婚して 私は あの人に殺された。
30年間
ずっと死んだように生きてた。
だから 殺したの。
殺すしかなかったのよ!
「もうすぐ 救急車 来るからね。
頑張って」
2人とも無事です。
小宮山さんが仕込んだマイクで
中の音声も
拾えるようになってます。
それにしても 小宮山さん
どうして そんな危険な事を…?
「大竹さん 妊婦なんですよ」
「極度のストレスで
切迫早産になる危険もあるんです」
そういう事だったんですか…。
高尾さん 行ける?
はい!
お願い。
じゃあ 班長 また なんかあったら
連絡ください。
「了解」
もうすぐ 救急車 来るからね。
もう大丈夫…。
(荒い息遣い)
ゆっくり呼吸して。
(瑞希の深呼吸)
うん。 そうそうそう…。
(瑞希の深呼吸)
大丈夫よ。
大丈夫 大丈夫。
「大丈夫よ。 絶対 大丈夫よ」
部屋から見える位置は
避けてくださいね。
くれぐれも慎重に。 はい。
くれぐれも慎重に。
(救急車のサイレン)
(救急車のサイレン)
大丈夫。 心配しないで。
この音は救急車。
(救急車のサイレン)
やっぱり 駄目です。
もう一度 連絡して
引き返してもらってください。
すぐ病院に行かないと
彼女も お腹の子も持たないわ。
(救急車のサイレン)
お願い! 彼女を解放してあげて!
(救急車のサイレン)
(救急車のサイレン)
できません…。
警察に黙ってるわけがない。
私に いいアイデアがあるわ。
ここには 私が残るから。
もし 彼女が警察に通報したら
そしたら… 私を殺したらいいわ。
だったら 彼女は
絶対に 警察に言えない。
そうでしょ?
♬~
あなたが人質になる
という事ですか?
♬~
僕は もう 人を殺しています。
本当に殺しますよ。
♬~
(三ツ矢)村瀬さん!
(村瀬)なんだ?
ノイズのサイト 管理してる人間
突き止めました!
よし!
(三ツ矢)須川信一という人物です。
(村瀬)こっち…。
あっ…!
(三ツ矢)大丈夫ですか?
ああ…。
(小宮山の声)
あなたっぽいの見つけたの。
(村瀬)おお~。
よかったら使って。
これか。
(三ツ矢)はい。
♬~
♬~
♬~
(救急隊員)動きますね。
♬~
♬~
♬~
お願いします。
♬~
(施錠音)
♬~
♬~
村瀬さん! ちょっといいっすか?
いつまで
こんな事 続けるつもりなの?
(村瀬)ふざけんな この野郎!
なんで 止めなかった お前!
なんで 1人で行かせた!?
(滝口)申し訳ないですが
ここで死んでください。
(隊長)突入!
小宮山さん!
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