特捜9 season5 #6[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

特捜9 season5 #6[解][字]

ナイフを手に立てこもる男の人質となった小宮山刑事!救出作戦はどうなるのか?驚くべき真実が明らかに!!
井ノ原快彦主演、個性派ばかりの特捜班が難事件に挑む!

◇番組内容
料理代行業の女性・瑞希の身代わりとなり、ナイフを手に立てこもる男の人質となった小宮山志保(羽田美智子)!特殊部隊も出動する救出作戦が始まる。その頃、夫・村瀬健吾(津田寛治)に状況を説明する浅輪直樹(井ノ原快彦)。妻を救うべく捜査に邁進する村瀬。次第に浮かび上がる黒幕の存在!?立てこもり男との接点も判明!小宮山は無事に救出されるのか?そして、特捜班の捜査で事件のカギを握る毒の驚くべき真実が明らかに!
◇出演者
井ノ原快彦、羽田美智子、吹越満、田口浩正、向井康二(Snow Man)、深川麻衣、中村梅雀 ほか
◇脚本
たかひろや
◇監督
田村孝蔵
◇音楽
吉川清之
◇主題歌
20th Century『夢の島セレナーデ』(MENT RECORDING)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】大川武宏(テレビ朝日)
【プロデューサー】神田エミイ亜希子(テレビ朝日)、丸山真哉(東映)、森田大児(東映)、土井健生(東映)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/tokusou9_05/
☆Twitter
 https://twitter.com/5drama9tokusou

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
福祉 – 音声解説

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キーワード出現数ベスト20

  1. 寺本
  2. 滝口
  3. 若葉
  4. ノイズ
  5. 高尾
  6. 須川
  7. 矢沢
  8. 小宮山
  9. 久保池
  10. 村瀬
  11. 携帯電話
  12. 振動音
  13. 青柳
  14. 大丈夫
  15. 彼女
  16. 名前
  17. お願い
  18. 会社
  19. 隊員
  20. 連絡

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(村瀬健吾)
結論から言うぞ。

ノイズで死亡した寺本は
ノイズの売人だった。

(一同)えっ!?

(矢沢英明)復讐ですよね?

(富田加奈子)
私は あの人に殺された。

だから 殺したの。
(浅輪直樹)監禁!?

(小宮山志保)
犯人は 若い男が1人。

女性が拘束されてる。

滝口とは面識なかったの?

(小仏玲央)
あいつ マジでやばいって。

(滝口駿介)あなたが人質になる
という事ですか?

(割れる音)

♬~

(大竹穂花)ママ!

ママ…。

ママ 大丈夫?

(大竹瑞希)うん。

(高尾由真)私たちも同行します。
お願いします。

(滝口)「あなた
随分 変わった方ですね」

「従業員のために
命を捨てるなんて」

捨てたつもりはないわ。
彼女を信用してるだけ。

そうですか。

あなたの事もね。

うっ…。

あなた いつまで
こんな事 続けるつもりなの?

寺本が戻ってくるまで。

えっ?

滝口は 寺本が殺された事
知らないんですか?

(国木田誠二)そうです。 滝口が
部屋から出ていかないのは

寺本が戻ってくるのを
待っているからです。

嘘をつく理由はないと思います。

(青柳 靖)おいおい そしたら
話 変わってくるんじゃないか?

ええ。
寺本を殺したのは 別の人間?

ただし 滝口は
人を殺したとも言っています。

寺本じゃないんだとしたら
一体 誰を殺したんですかね?

その辺も調べてみてください。

こっちも 何か わかり次第
すぐに連絡します。

「わかりました。 お願いします」

おい
滝口 逮捕状 出てるんだよな?

あっ… でも それは傷害事件で
被害者は まだ生きてるんですよ。

じゃあ 滝口は 別の事件も?

傷害っていっても…

いきなり切りつけてますからね。

危険な人物である事には
間違いないです。

その被害者の小仏なんですけど
彼が言うには

寺本には 他にも仲間がいる
って言ってるんです。

滝口の他に? 誰?

少なくとも
寺本さんが戻ってくるまで

私の身は安全。

そう思っていいのかな?

いいですよ。

ただし…。
わかってる。

でも ちょっとだけ安心した。

さすがは小宮山さん。

これで 少しは
時間を稼げるかもしれない。

「それで…」

あなたと寺本さんの間に
何があったの?

寺本が 全て奪った。

僕は
取り戻さなくちゃいけないんです。

それは 何を?

あなたに言う必要はない。

教えて。 それが見つからないから
帰ってくるのを待ってる…。

もういいでしょ。

寺本さんは
あなたから何を奪ったの?

いい加減にしてください!

(滝口)あなた 死にたいんですか?

私は ただ知りたいだけ。

お願いだから…。

わかった わかった
わかった わかった…。

ごめんなさい。 もう聞かないわ。

ああ…。

(根木 透)あの…。
はい。

すいません。

まさか 本物のSITまで見れると
思ってなかったんで つい…。

(せき払い)
隊長が到着されました。

SIT部隊 到着しました。
状況を説明します。

おい。

ノイズの闇サイトの管理人
特定できたぞ。

(一同)えっ!?
(村瀬)名前は須川信一で

寺本のスマホにも登録されてた。

(青柳)それ 小仏が言ってた
寺本の仲間なんじゃねえの?

その可能性 ありますよね。

でも 居場所までは
わかってねえよな?

誰に向かって言ってるんすか?
えっ?

住所ですね。 えっと これ…。

ああ! ちょっと!
(矢沢)ごめんなさいね。

あら。
相変わらずだな 本当に もう…。

ああ そうだ。 闇サイトから

ノイズの購入者までたどるのは
ちょっと無理だった。

新たな手 また考えてるから
なんかあったら また連絡する。

わかりました。

村瀬さん!
ん?

ちょっといいっすか?

なんだよ?

うっ…。

それで 彼女が
1人で人質になってるのか。

はい。

なんで1人で行かせたんだ お前。

…すいません。

ふざけんな この野郎!

なんで
お前らに頼んだと思ってるんだ!

村瀬さん…。
彼女の性格 わかってんだろ!

お前 何年 一緒にやってんだ!

なんで 止めなかった お前!
なんで 1人で行かせた!?

俺は…
お前らだから任せたんだ。

お前ら…!

すまん 取り乱した。

一緒に 小宮山さん 助けましょう。

ああ…。
言われなくても そのつもりだ。

赤ちゃんも無事でよかったです。

穂花は?
隣で寝てますよ。

(高尾)大竹さん。

こんな時に
申し訳ないんですけど…。

うっ… ああ…。 悪い。

(携帯電話の振動音)
あっ。

はい。

大竹さんから 話 聞けました。

それで 一つ 気になる事が。

どうやら 滝口 寺本の事
顔も知らないようなんです。

えっ? それ どういう事?

ちょちょ… スピーカーホン…。
ああ すいません。

(高尾)「大竹さんの話だと…」

(滝口)寺本は どれですか?

(瑞希)一番右の方です。

思ったより若いんですね。

滝口は 寺本の仲間じゃ
ないのかもしれない。

もしかしたら
全く違う繋がりがあるのかも。

高尾さん 悪いけど

滝口の家に
向かってくれないかな?

「俺も すぐに行くから」
わかりました。

村瀬さんも
滝口の過去 洗ってくれますか?

わかった。
お願いします。

三ツ矢!

(三ツ矢翔平)
ここ数カ月の間に起きた

不審死のデータ 洗ってます。
この中に

ノイズが使用されたものも
あるかもしれませんよね。

よし。 いい判断だ。

必ず見つけます。

♬~

♬~

班長。

(隊長)マルキ 配置完了か?
「班長?」

(隊長)そのまま 引き続き待機。
「班長」

もし 突入する事になったら
何か合図ください。

合図 合図…。 壁か。

各配置員は
突入の合図があるまで待機。

(壁をたたく音)

聞こえました。

それと 班長…。

私 みんなの事 信じてますから。

隊長 くれぐれも
犯人に悟られないように。

突入の合図は 私が出します。

ねえ そのお鍋って

もしかして ビーフシチューかな?

…さあ。

大竹さんのビーフシチュー
気になってたのよね。

隠し味に 味噌入れるんだって。

ねえ ちょっとだけ
味見させてもらえないかな?

多分 まだ できてませんよ これ。

えっ? そうなの?

なんだ 残念。

あっ そうだ。

何 食べたい? って聞いた時に

相手に なんでもいいよって
言わせない方法って

何か ないかしら?

うちの旦那ね いっつも
なんでもいいよって言うの。

今日だって そう。

そのくせ
なんでもいいって言う割に

なんでもよくなかったり
するじゃない?

なんなんだろう? あれ。
本当 信じられない。

こっちだって メニューを考えるの
大変だから聞いてるのに。

そうそう この前だって…。

あっ…。

ごめんなさい。
ただの愚痴になっちゃったわね。

それに しゃべりすぎね。

♬~

逆の事を聞けばいいんです。

えっ?

食べたくないものだったら
大抵 答えてくれます。

メニューは
それ以外で考えたらいい。

あっ ごめん。
一瞬 それ いいなと思ったけど

食べたくないものって
言われても…。

ちょっと 想像しづらいな。

私 好き嫌い ないし。

その場合は 確かに そうですね。

でも それで あなたは
うまくいったのよね?

一回 試してみる。

それ あなたが思いついたの?

僕じゃないです。

そう言われた事があっただけで。

誰に?

♬~

(キーボードを打つ音)

村瀬さん ちょっと見てください。

(キーボードを打つ音)
送ります。

これは…!

急性心不全?

ええ 半年前に。
須川さん まだ お若かったのに。

ああ そうですか。
どうもありがとうございました。

ありがとうございました。

うん?

なんで 須川まで死んでんだよ。

須川も
ノイズで殺されたんですかね?

かもな。 っていうか
須川 死んでんのに

なんで 須川のサイトは
生きたまんまなの?

須川の名前のまんま
別の人間が管理してる。

えっ それ 誰だ?

わかってるよ それを捜すんだろ?
(矢沢)そうですよ。

わかってんだよ。
そうですよ。

主任。
はい。

滝口 司法試験
受けようとしてたんですかね?

ああ…。

うん?

司法試験…。

来月なのに 破って捨ててる。

受けるの やめたのかね?

本当ですね。

ああ…。

高尾さん。
(高尾)はい。

女の人も一緒に住んでたみたい。

この人ですかね?
うん?

(携帯電話の振動音)
あっ。

はい。

2週間前 滝口若葉という女性が
心不全で死亡してる。

滝口若葉…?

(村瀬)滝口の妹だ。

第一発見者は 滝口。

事件性はなく
病死として処理されてる。

もしかして それって
ノイズですかね?

遺体は すでに火葬されてて
調べようはないが

恐らく そうだろう。

もし 妹が
ノイズで殺されてたとしたら

売人の寺本に復讐したとしても
不思議はないわな。

だとしたら 滝口が
寺本の顔を知らないっていうのも

うなずけますね。

だな。 こっちは 引き続き
滝口の過去を洗い出すわ。

わかりました。 お願いします。

よし。 ちょっと それ いい?
はい。

あれ? なんか ボコボコする。

(高尾)あっ。
なんだろう?

あっ カード。

「2nd」…。

これ
トランクルームの会社ですよ。

うちの近所にもあります。
って事は これ

カードキーって事かな?
多分。

高尾さん ちょっと これ
任せてもいいかな?

俺 もうちょっと
ここで情報集めるから。

わかりました。
お願いします。

気をつけて。
はい。

(矢沢)ん?
ん?

(矢沢)これ 見てください。
えっ 何?

浅輪くんが撮った ポンドホームの
スケジュール表なんですけど

ここ 寺本のところ。

この日って 確か…。
そうですよね?

じゃあ ずっと 妹さんと2人で?

ええ。 だから 料理は いつも僕が。

若葉 今日 何がいい?

(滝口若葉)う~ん…
なんでもいい。

(滝口)じゃあ…
麻婆豆腐でいいか?

(若葉)えー!

(滝口)お前さ…

なんでもいいの意味
知ってるよな?

お兄ちゃんの聞き方が悪いんです。

工夫って知ってる?

(滝口)教えてください。
なんて聞けばいいんですか?

食べたくないものは?

天才かよ。

知ってる。

妹さんのアイデアだったのね。

でも 実際の効果は わかりません。

結局 僕は使えなかったので。

なんで?

僕が殺したからです。

妹を。

どういう事?

なんで あなたが…。

話は終わりです。

もしかして

あなたが こんな事してるの
それが原因?

妹さんが…。

僕からも聞いていいですか?

♬~

僕は いつでも
あなたを殺す事ができる。

なのに あなたは それを
怖がってるように見えない。

なぜですか?

そう見えるだけよ。

内心は ドキドキしてるんだから。
(滝口)いえ。

あなたは 一体 何者なんですか?

い… 言ったじゃない。

大竹さんを派遣した会社の人間…。

それなら
寺本に連絡してください。

まずい!

ごめんなさい。

私は 連絡先 知らないの。
会社に確認してください。

あなたが助けた方にも

一度 会社に
確認してもらいました。

その時 寺本は 連絡が取れない
という答えでしたが

さすがに もう
連絡はついてるはずです。

お願いできますよね?

わかった。

わかったから やめて。

♬~

これ ほどいてくれない?

このままじゃ 電話ができない。

僕がかけます。

あなたは 話すだけでいい。

そうか。

根木さん!

はい。

ロック外すから
これ ほどいてくれる?

大丈夫です。

会社には
一度 連絡したんですよね?

なら 履歴に。

(携帯電話の振動音)

誰?
(携帯電話の振動音)

知らない番号です。
(携帯電話の振動音)

出て。 会社の人だったら
出ないと怪しまれるわ。

(携帯電話の振動音)

余計な事は言わないでください。

はい。

「もしもし 寺本です」

会社のほうから こちらの番号に
連絡するように言われまして。

5時までに戻るように
伝えてください。

怪しまれないように。

もう 1時間もない。

もう少し…。
5時です。

…わかった。

もしもし?

もしもし。

申し訳ありません。

今 ご自宅のほうで

至急 確認して頂きたい事が
あるんですが

5時までに お戻り頂く事って
可能ですか?

えー… 難しいですね。
6時では?

すみません。
5時でお願いします。

…わかりました。

ギリギリになるかも
しれませんけど

なんとかします。

では お待ちしてます。

よかったですね。

あと1時間で終わりです。

…そうね。

じゃあ ここに住んでたのは
この2人で間違いないですか?

はい。 滝口さんのところは

里親夫婦が亡くなってから
ずっと兄妹2人で。

もう 7年ぐらい経つかしら。

里親ですか?

その夫婦が ひどいんですよ。

あの子たちが受け取るはずの遺産
食い潰しちゃって。

最初から ちゃんと育てる気も
なかったみたい。

特に お兄ちゃんのほう

相当ひどい扱い
受けてたみたいですよ。

そうですか。

(携帯電話の振動音)
あっ ありがとうございました。

はい。

オッケー。 すぐ向かいます。

ああ。
(高尾)主任 こっちです。

見てください これ。
ええー…。

何? 実験器具?

(高尾)これ…

多分 滝口がノイズ作ってたんじゃ
ないでしょうか?

容器のようなものも
ありますし…。

ちょっと待って…。

なんか書いてある。
あっ…。

ん? 「野川高校」…。

あっ… これ 高校の備品か。

野川高校って
進学校で有名なとこですよね。

うん。

私 ちょっと行ってきます!
おっと…。

♬~

そういう事か…。

♬~

ああ 村瀬さん
ちょっと調べてほしい事…。

7年前の事なら
すでに突き止めてるぞ。

えっ?

滝口の里親夫婦
2人とも 同じ日に死亡してる。

遺体は それぞれ
別の場所で発見されているが

死因は 共に急性心不全だ。

さすがです。
ありがとうございます!

頼んだぞ。

♬~

寺本さんの顔って
覚えてますか?

寺本の顔なんて覚えてないわよ。

帽子にサングラス
マスクまで してたんだから。

(矢沢)
一応 見るだけ見て頂けますか?

違うわ。
さすがに ここまで若くない。

(青柳)やっぱり
富田にノイズを渡してた寺本は

偽者だったのか。
(矢沢)ええ。

本物の寺本は
栃木に その日 出張ですからね。

殺された寺本は
身代わりだったんだな。

という事は
須川も そういう事になるな。

(携帯電話の振動音)

はい。

滝口若葉…。

これで 全部 繋がった。

高尾さん 悪いけどさ
メール 送っておいてくれる?

お願いします。

(隊長)時間まで待つと
犯人の警戒がさらに強まる危険が。

わかりました。

「ねえ…」

「妹さんって どんな子だったの?」

待って!
まだ 待機でお願いします。

きっと…。

ビーフストロガノフです。

えっ?

鍋の作りかけの料理

正確には
ビーフシチューじゃないです。

使っている牛肉が薄切りなので

ビーフストロガノフです。

へえ… 知らなかった。

教えてくれて ありがとう。

いえ…。

間違ったままだと
少し 悪い気がしたので。

♬~

ちょっと… 何…?

うっ…!

寺本は来ません。

警戒心の強い奴なんです。

あの電話で気づいたとしても
おかしくない。

だったら
もう一度 やり直すだけです。

どうせ ここには何もない。

どうするつもりなの…?

僕は
まだ 捕まるわけにはいきません。

約束を果たすまでは…。

約束…?

だから 申し訳ないですが

ここで死んでください。

ここで死んでください。

寺本さんは
もう 死んでるの…!

今朝
寺本さん 遺体で発見されたわ。

だから あなたが もう…。

そんな でたらめ
信じるわけないでしょ!

大体 なんで あなたがそんな事…。

警察…? あなた 警察ですか…。

まずい…!

ふざけるな…!
落ち着いて。 ねえ 落ち着いて…。

ふざけるな! クソッ!!

隊長!

突入!
突入態勢!

落ち着いて!
黙れ!!

話を聞いて!

お前らに邪魔されてたまるか!
やめて!!

(点検口の開く音)

♬~

(隊員)動くな! 武器を捨てろ!
(滝口)立って!

(隊員)警察だ! 動くな!

(隊員)警察だ! おとなしくしろ!

♬~

近づかないでください!

小宮山さん!

下がって!

小宮山さん… 怪我 ないですか?

ええ なんとか…。

本当に殺しますよ? 早く…。

ノイズを作ってた人物
わかったよ。

滝口若葉。 君の妹だよね?

えっ?
違う…。

君がトランクルームに隠してた
道具 見つけたよ。

俺だ! 俺が作った。

あの道具は全て 野川高校の備品。

彼女が通ってた高校だよね。

彼女は
そこの化学部に所属してた。

ノイズを作るには
専門的な知識と技術が必要だ。

素人に作れるものじゃない。

でも 彼女は
それができてしまった。

当時 顧問だった先生から
話を聞いてきました。

(高尾の声)若葉さんは
天才だったそうですね。

1年の時から

専門家がやるような実験も
1人で できてしまうほどの。

♬~

(高尾)でも 2年生になって
すぐ退学になってしまった。

(高尾)原因は
大量のモルモットを

実験で殺していた事が
発覚したから。

♬~

(高尾の声)
恐らく その実験こそが

ノイズを作るためのもの
だったのではないですか?

違う…。

それが 7年前の出来事。

同じ年に 君たちの里親夫婦が

2人同時に心不全で亡くなってる。

えっ…?
違う…。

2人は ノイズで
殺されたんじゃないのか?

殺したのは…。

違う!
俺だ! 俺が全部やったんだ!

あいつらを殺したのも
ノイズを作ったのも 全部!

若葉だって…。

知ってる。

俺が殺したんだ…。

嘘よ! あなたが

若葉ちゃんを殺すわけない…!
黙れ!

だって 大切な…
大切な妹さんだったんでしょ?

若葉ちゃんの話をしてくれた時の
あなたの顔

とっても優しかった…。

若葉さんは
寺本に殺されたんじゃないか?

ノイズを取引するための
寺本の携帯に

「滝口」っていう名前で
番号が登録されてたんだよ。

調べたら 若葉さんだった。

寺本にノイズは作れない。

彼女が作って
寺本が売ってたんじゃないか?

そうか…。

それで 寺本の部屋に
立てこもったわけですね?

部屋で捜していたのは
寺本が奪ったノイズだった。

そこでノイズを手に入れて

君は
全てを処分するつもりだった。

若葉さんがノイズを作っていた
っていう事実を 隠すために。

寺本は 誰が殺したんですか?

寺本は…

まだ生きてるよ。

どういう事?

殺された寺本さんと
売人の寺本は

別人だったんだよ。

発売から30年

キユーピーハーフは11回の

改良がくり返された

しかし なぜ11回

私はLIFEを新しくする

キユーピーハーフ

ふしぎです
なんだかおかわりしたくなる

サラダボウル できました

キユーピーハーフ30周年

あなたは何色?

♬~

(青柳)寺本さんでしたっけ?

ああ いや… 違った?
須川さんかな?

須川の名前で
サイトを管理し

寺本の名前で
ノイズを売っていた。

そうですよね? 久保池良太さん。

(青柳)お前 2人の名前を
かたってただけでなく

全ての罪を着せて…。

はい。
えっ…?

着せて…。 はい。

こっちを見ろ!

自分の身代わりとして
殺したんだな?

(久保池良太)何を馬鹿な事を…。

こっちを見ろ! こっちを見ろ!
(青柳)えーい!

(久保池)うわっ!
ちょっと… 何やってんだ!

(矢沢)捕まえた!
はい はい…。

ねえ… これ 何?

ただの… 水だ!

水?

ああ そう。 じゃあ 飲んでみて。
(矢沢)飲め! コラ!

わかりました。

寺本さんの名前をかたっていた
犯人が

逮捕されました。

ノイズも所持していたよ。

若葉を殺したのは そいつなのか?

あとは 俺たちに任せて。

君は これ以上
罪を重ねる必要はない。

ごめん 若葉…。

兄ちゃん 約束 守れなかった…。

♬~

駄目…!

(刺す音)

ううっ…!

小宮山さん!!

(隊員)確保!
大丈夫ですか?

小宮山さん!
(隊員)被疑者を確保!

(隊員)確保だ!
(隊員)確保!

小宮山さん!
(高尾)小宮山さん!

小宮山さん…!

なんで 寺本だったんだよ?

使える奴だったんですよ。

(久保池の声)何を言われても
疑わない 馬鹿な奴で…。

(久保池)お疲れさん。

(久保池の声)でも
客が ヘマしちゃったんでね。

そろそろ 潮時かと思いまして。

♬~

(久保池)もう少し
稼げるはずだったんですけどね。

お前
人の命 なんだと思ってるの?

勘違いしないでください。

私は 誰も殺してない。

殺したのは
あの子が作ったノイズだ。

なあ…。

勘違いしてるのは お前の…!
(矢沢)青柳さん!!

(滝口)両親が亡くなった翌日には

あの叔父夫婦が 里親という形で
転がり込んできました。

その日から
僕の居場所は なくなりました。

だから 高校を卒業したら
出ていくつもりだったんです。

でも 若葉に その事を伝えたら…。

殺した…?

うん。 だから もう 大丈夫だよ。

お兄ちゃんが出ていく必要ない。

悪いのは
全部 あいつらなんだから。

(滝口の声)若葉は

ネットで見た過去の事件を
まねしたと言っていました。

その事件で使用された毒を
改良したら

絶対に 警察にバレないって…。

♬~

僕は怖かった。

若葉が言ったとおり 2人の死が
事件にならなかった事も

若葉が
そんなものを作れてしまう事も

そして 何より

簡単に
人を殺せる人間だという事が。

(滝口)でも 若葉に
そんな事をさせたのは僕です。

若葉は 僕を守るためにやった。

だから 今度は

僕が若葉を守らなくちゃいけない。

(滝口の声)そう思ってたのに…。

出かける。

いってらっしゃい。

♬~

(滝口の声)それが なんなのか
すぐにわかりました。

だけど どう処分していいか
わからなくて…。

(滝口の声)とにかく
まずは 若葉から隠そうと…。

(滝口)なんで また
あんなものを作ってるんだ!?

(若葉)だって あいつらに
使い込まれて お金ないじゃん。

稼がないと…!

若葉…。

駄目だ。 頼むから やめてくれ。

わかったよ…。 そんな顔しないで。

(滝口の声)
若葉は 約束してくれました。

すでに作ったものも
全て処分すると。

寺本のおじさん
納得してくれたよ。

(滝口の声)だけど…

あいつは 若葉をだました。

あっ…!

♬~

ああ…。

ごめんね。 約束 守れなかった…。

あいつが捕まったら

私 とんでもない犯罪者に
なっちゃうね。

私は いいけど…

お兄ちゃんが困るのは… 嫌だ…!

兄ちゃんは大丈夫だから…。

な… なんとかする!

若葉…。

若葉…!

僕のせいで 若葉は…。

君がしたかったのは
復讐ではなくて

ただ 妹さんとの約束を
守ろうとしただけだったんだよね。

刑事さん…。

若葉は 関係なかったって事に
してもらえませんかね?

彼女は 自分の意思で罪を犯した。

その罪は
とてつもなく大きくて…。

その事は

決して
なかった事になんかできないよ。

でも…。

だとしても

君にできる事は
あるんじゃないかな?

償います。

若葉の分まで 僕が罪を償います。

♬~

(三ツ矢)村瀬さん!

事件 解決したそうです。

志保… 小宮山警部補は?

それが…。

どけ!
すみません…。

(矢沢)須川は
若葉と交際していたそうです。

久保池と若葉は

須川から
ノイズの事を聞いたそうです。

久保池は やばい事をやる時に
寺本の名前をかたってたそうです。

だから 須川は 久保池の本名を
知らなかったんじゃないですかね。

ああ…。

久保池が 須川を殺した理由は?
(ため息)

これが 最悪なんですよ。
(矢沢)ええ。

サイトを作らせて
用済みになったからだそうです。

(ため息)

お疲れさまです!
(青柳)はい。

ノイズの購入者
全員の身元 判明しましたよ。

はい こちらです。
こちらです。 どうぞ。

うわあ…!
これまた 長くなるぞ~!

班長… 小宮山さんは?

実は…。

♬~

♬~

♬~

♬~

(看護師)血圧 下がってるから。
(看護師)カテコラミン用意します。

(看護師)先生 呼んできて。
(看護師)はい!

あの…。

(瑞希)そんな悲しい顔しないで。
ねえ 泣かないで。

大丈夫!
(一同の笑い声)

あっ…。

じゃあ 私は そろそろ…。

穂花ちゃん

優しくて 素敵な
お姉ちゃんになってね。

うん。
バイバイ。

大丈夫なの…?

えっ? 大丈夫?

いや もう 全速力で来たからさ…。

でも よかった。

行こっか。
ああ。

ったく もう!
びっくりさせるなよ 本当に…。

何? もしかして
心配してくれた?

当たり前だろ。

ねえ 今日の夕飯さ…
食べたくないものって ある?

食べたくないもの?
うん。

なんだ? それ。
ビーフシチューじゃないの? 今日。

もう… いいから 答えてよ。

食べたくないもの…?

ないな。 君が作るものだったら
なんでも食べたいから。

もう~!
それじゃ 意味ないじゃん!

大体 君
レパートリー 少ないだろ?

はい?

いや…
レパートリーの数じゃなくて

料理ってのは 質が大事だって事を
言いたかった…。

もう~!
本当に ひと言 多いんだから!

(村瀬)ごめん ごめん。

(三条祐子)国木田くん!
祐子ちゃん?

(一同)「祐子ちゃん」?
(祐子)大学のサークル仲間で。

殺人を前提とした捜査に
切り替えましょう。

(高尾)自殺に見せかけるための
偽装工作って事ですか?

(祐子)私を疑ってるの?
君も容疑者の一人だからね。

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みんな 見るわよ!
(一同)はい!