特捜9 season5 #10[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

特捜9 season5 #10[解][字]

子ども食堂を営業する優しいと評判の店主が転落死を遂げた!容疑者は女子高生!?浅輪直樹(井ノ原快彦)率いる特捜班は捜査を開始するが、店主には黒い影があり…?

◇番組内容
とある雑居ビル前の路上で、バーのマスター・島田が頭から血を流して死んでいるのが発見される。ビルからの転落死のようだが、状況から何者かに突き落とされた可能性が高い。第一発見者の管理人の話では、現場付近から制服姿の少女が飛び出してきて、バッジを落としていったと言う。浅輪直樹(井ノ原快彦)と高尾由真(深川麻衣)は、島田が自身のバーで週に二度営業していた子ども食堂に出向くが、事件は思わぬ方向へ動き出し…?
◇出演者
井ノ原快彦、羽田美智子、吹越満、田口浩正、向井康二(Snow Man)、深川麻衣、中越典子、原沙知絵、中村梅雀 ほか
◇脚本
瀧川晃代
◇監督
田村孝蔵
◇音楽
吉川清之
◇主題歌
20th Century『夢の島セレナーデ』(MENT RECORDING)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】大川武宏(テレビ朝日)
【プロデューサー】神田エミイ亜希子(テレビ朝日)、丸山真哉(東映)、森田大児(東映)、土井健生(東映)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/tokusou9_05/
☆Twitter
 https://twitter.com/5drama9tokusou

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
福祉 – 音声解説

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 島田
  2. 美幸
  3. 美奈子
  4. 高尾
  5. 青柳
  6. お母さん
  7. 矢沢
  8. 仕事
  9. 本当
  10. ネズミ
  11. 食堂
  12. 被害者
  13. オーナー
  14. 桜子先生
  15. 自分
  16. 木戸口
  17. 倫子
  18. Spha
  19. tika
  20. 午後

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから → 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のある配信サービスがありますので、以下バナーなどからラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。



(ヘリコプターの飛行音)

(小宮山志保)ねえ これ 転落死?

(浅輪直樹)いや… 上に
もみ合った形跡がありました。

もしかしたら 突き落とされた
可能性もありますね。

(国木田誠二)この人は
島田和樹さん 35歳ですね。

「しまだ食堂」?

(高尾由真)
子ども食堂みたいですね。

あっ… この人だ。

エプロンをしてるって事は
働いてる最中だったって事?

これ なんでしょうね?

傷みたいに見えますね。

(青柳 靖)第一発見者の
管理人さんの話によると

遺体に気づいたのは
午後3時頃だそうで…。

(矢沢英明の声)
ドスンという音が聞こえたので

そっちに歩いていったら…。

(浅輪の声)制服の少女?

(矢沢)これ
その子が落としていったもの。

(カメラのシャッター音)
(高尾)ありがとうございます。

高尾さん しまだ食堂って
ここから近いんだっけ?

ああ えっと…
はい 歩いて10分ぐらいです。

じゃあ ちょっと行ってきます。
お願いします。

じゃあ
私たちは 早瀬川先生のところに。

はいはい。
いってきます。

(青柳)いってらっしゃい。
(矢沢)ああ…。

ネズミの事 言うの
忘れてるじゃないですか。

俺は忘れてないよ。
ああ…。

だって 行っちゃったんだから
しょうがねえじゃねえかよ。

(携帯電話の着信音)
あっ…。

(着信音)
(矢沢)なんで 被害者の電話が?

俺が こっそり入れておいた。
(矢沢)えっ?

「桜子先生」って誰だ?

♬~

(男の子)
じゃあ また明日 来るね!

じゃあ 私
中 片付けちゃいますんで。

そっち お願いします。
(浅輪倫子)はーい。

(高尾)すいません!
この辺りに しまだ食堂って…。

今 ちょうど終わっちゃっ…。

あれ? 何やってんの?
えっ? そっちこそ…。

ああ ああ… 言ってたね。
そうよ。

で あの…。
あっ! ああ… あの新人さん?

そう そう そう。
あの 妻の倫子です。

あっ!
はじめまして 高尾由真です。

主任には
いつも お世話になっています。

いえ いえ いえ…
いやいや こちらこそです。

あっ そうそう… でさ…。

(倫子)島田さんは 本業は
BAR Spha tikaのマスターなの。

だけど 週2日間だけ

事情のある子どもたちのために
しまだ食堂をやってるみたい。

ですよね?
はい…。

うまいものを食べた
子どもの笑顔が

俺の幸せだって…。

いい人だったんですね。
ねえ…。

いつもは
こんな感じだったんです。

島田さん
今日は何時頃までいたの?

えー… ランチが落ち着いた
午後2時半頃だったかな。

ありがとう!

(島田和樹)よし…。
じゃあ 俺 ちょっと出てくるわ。

あと お願い。
はい。

今日 初めて来てくれた…。
はい 浅輪です。

浅輪さん…
あっ! これ 作ってくれた?

これ めっちゃうまかった。
(倫子)ありがとうございます。

虹色フォーチュンクッキーです。
(島田)ああ…。

これ 1個 もらっていきますね。

(浅輪の声)
虹色フォーチュンクッキー?

限定で7色。

ああ… なんか 家で作ってたね。
うん。

島田さんが
買っていってくれたのは

水色 これの。

でも それ
現場には なかったな…。

(高尾)主任!
んっ?

これ 見てください。
はいはい。

(高尾)これ…。

あっ… 制服の少女!

この子 よく来るんですか?
(女性)久保美幸ちゃん?

お母さんと弟さんと
3人で よく…。

でも 最近 来ないわね。
そう…。

駅前のレストランで毎日のように
バイトしてるんだって。

駅前のレストラン…。
ああ あそこか。

行ってみよう。
はい。

どうも ありがとうございました。
(高尾)ありがとうございました。

じゃあね。

(青柳)こんにちは。
(倫子)うわあ!

(倫子)ああ…!
今 うちの人 出て行きましたよ。

ああ そう。
危ねえ… よかった。

ああ…
いつも お世話になっております。

(倫子)こちらこそ
お世話になってます。

あのさ ここで桜子先生って人
アルバイトしてるんだってね。

(早瀬川真澄)死因は 転落により

頭部を強く打った事による
脳挫傷。

死亡推定時刻は

第一発見者が衝撃音を聞いた
午後3時で間違いない。

ねえ
被害者の手に傷があったわよね?

(早瀬川)それなんだけど
もう少し調べさせて。

こんにちは。
(高尾)こんにちは。

久保美幸さん?

あれ 出して。
はい。

あのさ このバッジ… うん。

これ 君のだよね?

どこで落としたか 覚えてる?

(久保美幸)島田さんの事ですか?

うん…。

何があったのか
教えてくれるかな?

学校の帰り道 そのバッジを
どこかに落としたので

捜していたんです。

そしたら
島田さんが死んでいて…。

怖くなって逃げました。

(高尾)島田さんとは
どういう関係だったの?

何度か
食堂を利用させてもらって…。

でも 最近は全然。

あの もういいですか?

遅刻しちゃうと
バイト代 減っちゃうんで…。

ああ そっか そっか…。

じゃあさ 明日 また
お話 聞かせてもらえるかな?

はい あの 一応 こういう者です。

柏林中学校教諭 白河桜子さん。
(青柳)教諭?

(白河桜子)今は
次の教員の仕事が決まるまで

掛け持ちでバイトをしています。

さっきの電話 ここのバイトに
遅刻する電話だったんでしょ?

はい。 前のバイト

シフトに入っていた子が
急に来られなくなって。

(青柳)
それでは本題なんですけれども

あなた 本当に
島田さんを殺した人物に

心当たり あるんですか?
(桜子)はい。

被害者の島田さんが
このクッキーを買って

食堂を出たのが午後2時半。
現場までは10分。

で 殺害されたのが午後3時。

現場に このクッキーがなかった
ってところを見ると

もしかしたら 誰かと会っていた
って可能性もありますよね。

その 現場にいた
美幸ちゃんっていう高校生は?

犯行は否認しています。

でも
今日 高校に問い合わせたところ

今日は 午後2時に
学校を早退しているそうです。

早退? じゃあ
彼女の可能性もあるって事?

一応…。

これ 美幸ちゃんの
6月のバイトのシフト表です。

えっ?
平日は 午後5時から9時まで。

土日は… 8時間も入ってる!
学校があるのにね…。

ああ お疲れさまです。
(青柳)お疲れーっす。

岡本博子っていう人が
犯人みたいだね。

んっ? 岡本博子って誰ですか?

BAR Spha tikaが入っているビルの
オーナー。

アルバイトに聞いたんだけど

被害者と
そのオーナーの岡本博子

もめてたらしいんですよね。

(青柳)ネズミ問題だね。
ネズミ問題?

怒鳴り声? どんな?

確か ネズミとかなんとか
言ってた気がするけどな…。

ほら 飲食店ってさ

ネズミの駆除費用
どっちが持つかで

もめたりするんじゃない?
それで殺しちゃったんでしょう。

それと…。
おーい!

そうきましたか 青柳さん。
(青柳)んっ?

適当な事を言って
すぐ はぐらかそうとする!

本当は もっと重要なネタ
つかんでるんでしょ?

なんか
物言いが村瀬に似てきたよね。

ええ…?

立ち退き問題だそうです。

となると 再開発ですね。

再開発?
ええ。

BAR Spha tikaのある場所って
再開発地域なんですよ。

建て替えをしたいオーナーが

出て行かない借り主ともめる
っていうのは

よく聞く話ですからね。

じゃあ 明日 私と班長は

そのビルのオーナーの岡本さんに
会いに行きましょう。

はいはい。
お願いします。

♬~

(美幸)ただいま。
(久保隼人)おかえり お姉ちゃん!

(美幸)ただいま。
(久保美奈子)おかえり。

大丈夫?
うん。

♬~

(美奈子)ああ… ごめん 美幸。

洗っておこうと
思ったんだけど…。

無理しなくていいよ。

何 買ってきたの?

(美幸)明日のお弁当の材料とか。

(美奈子)警察…?

美幸 これ どうしたの?

ああ… なんか
島田さん 亡くなったんだって。

えっ?

それで なんで 美幸が?

(岡本博子)本当だったら 今頃
これが建ってたはずなんですよ。

じゃあ
結構前からもめてたんですね。

もう… もう2年になるわ。

Spha tikaさーん。

悪いけど
次の更新はなしって事で。

えっ… なんで?

ビルの老朽化による建て替え。
来月中には出て行ってね。

これ 誓約書。

一度は納得してくれたんだけど
すぐに やって来て…。

いろいろと
調べてみたんですけど

老朽化を理由とする更新拒絶は

そう簡単には
認められないそうですね。

まさか 出て行かないつもり?
(島田)はい。

まったく
ああ言えばこう言う…。

そしたら 今度は
子ども食堂始めるとか言い出して。

なるほど
子ども食堂を始めたら

人道的にも
追い出すのは難しいですよね。

結構 頭 回るんですね。

そうなのよ!
根がね ワルなのよ。

自分のものなのに自由に使えない
気持ち わかります?

だから 殺したんですか。

アハハハハ… 私じゃありません。

失礼ですが 昨日の午後3時頃
どこにいました?

ここにいました~。

誰か 証明できる人 いますか?

そんな人… いるわけないでしょ!

こちらが木戸口くん。

派遣会社 キャリアクションの
営業部長。

(木戸口 淳)木戸口です。

(桜子)隣が黒岩くん。

アプリ制作会社
スタースプリングのSE。

(黒岩 豪)黒岩です。

(桜子)どうぞ。
失礼します。

常連客として BAR Spha tikaを
守るために来ました。

立ち退き反対の署名
集めてきましたよ。

へえ~…。
でも 難しいんじゃないですか?

マスター 殺されちゃってるし。

それが
なんとかなりそうなんです。

(木戸口)えっ… 本当に?

島田さんが
殺される前 言っていたんです。

BAR Spha tikaはこの前の更新から
法人契約に変えたって。

あなたも オーナーの岡本さんが
犯人だと思っていらっしゃる?

だって 他に誰がいます?

でも こういう商売 やってたら
敵の1人や2人

いるんじゃないですかね?
(木戸口)そういや

オーナーが
脅迫状を送ってきた時も

かっこよかったよね。
えっ 脅迫状? それ どんな?

「出て行かないと殺す」とか
「その手の人を使う」とか

誰に向かって脅迫しているんだ
って笑っていました。

それ 今 ここにあります?
はい もちろん。

訴訟になった時に
こちらが有利になるからって

ちゃんと取ってあります。
少々お待ちください。

(矢沢)結構 頭 回るんですね。

あっ そうだ。
ここにネズミっています?

いや… 見た事ないよね?

(桜子)ない…。
(青柳)んっ?

確か
ここに入れておいたはずなのに

なくなっています。
(矢沢)えっ?

(美奈子)
「いかりのにがさまた青さ」。

「四月の気層のひかりの底を
唾し はぎしりゆききする」。

「おれはひとりの修羅なのだ」。

あの詩って…。

失礼します。

美幸さんのお母さんですよね?

(美奈子)
すみません 散らかしていて…。

ああ… いえいえ。

(美奈子)島田さんとは
食堂で何度か お話を…。

残念です いい人だったのに…。

最後に しまだ食堂に行ったのは
いつ頃ですか?

ああ… 覚えていません。

ああ…。

あの もういいですか?
やる事があるので…。

やる事?
(美奈子)えっ?

お母さん 今日は
お仕事はお休みなんですか?

あっ…
今 仕事を探してる最中で…。

(美幸)ただいま。

あっ…。

差し出がましいようですが

美幸ちゃん 一日4時間も
バイト入ってるんですよね?

それも毎日…。

ちゃんと やれてるんですか?
学校の勉強とか部活とか

友達との付き合いとか…。
高尾さん。

勘違いしないで。
私は 好きだからバイトしてるの。

それに お母さんは

働かないんじゃなくて
働けないんです。

それは どういう事ですか?

実は 頭痛持ちなんです。

だったら
行政に相談はしました?

そんなの とっくにやってる。

児童扶養手当も児童育成手当も
住宅手当も…。

生活保護の申請は?
それだけは…。

もう帰ってください。
でも 美幸ちゃん…。

島田さんの事をあれ以上 話す事は
何もありません。

もう帰ってください。

わかった。 わかりました。

高尾さん 行こう。
失礼します。

ほら 行くよ。

♬~

すいません ちょっと
感情的になっちゃって…。

ハハハ…
どうしたの? 珍しいじゃん。

親が他人に責められるなんて
子どもは嫌ですよね。

本当 すいません。

まあ それがわかってるんだったら
いいんじゃない?

やっぱり そうだ。

さっき お母さんが言ってた詩

宮沢賢治の『春と修羅』。

(高尾)『春と修羅』?

「心象のはいいろはがねから」

「あけびのつるは
くもにからまり」

「のばらのやぶや腐植の湿地」

えっ!? オーナーから脅迫状?
えっ? 脅迫状?

…って どんな?
うん それが

「出て行かないと殺すぞ」とか
「反社呼ぶぞ」とか そんな感じ。

(矢沢)何かの時のために

大事に クリアファイルに
しまってたらしいんですけど

なくなってたみたいなんですよね。

そのクリアファイルは
今 鑑識に回して

指紋 調べてもらってる。

おはようございます。
おはようございます。

出てきましたよ
被害者の裏が いろいろ。

Barkcrowっていう

結構 地元じゃ有名なグループの
リーダーだったんですね。

うわ… 高2で退学 補導歴もある。

子ども思いのいい人っていう
イメージ ないじゃん。

昔は ともかく
今は もう更生してるんだよな?

桜子先生 そう言ってたもんな。
(矢沢)うん。

桜子先生って あの代替教員の?
ええ。

被害者との関係は
わかりましたか?

ええ。 Spha tikaの常連客で
教員の契約が切れる度に

バイトを
させてもらってたらしいです。

それって 結構 親しい間柄
って事じゃないの?

男女関係 怪しくない?

いや そうは見えなかったけどね。

ねえ。
ああ… そういえば

高校生の美幸ちゃんだっけ?
そっちは どうだった?

ああ それが

結構 複雑なんですよね。
(高尾)はい…。

えっ? どんなふうに?

彼女 学生さんなんですけども

アルバイトも
たくさん やってるし

弟さんの面倒も
ほとんど 彼女が見てるんですよ。

なんで?
お母さんが頭痛持ちなんですって。

ああ それって
もしかして ヤングケアラー?

ヤングケアラーって それ
今 社会問題になってる?

昔からあった事だと思うけど

なんで 今
社会問題になってるんだろう?

それは 多分…。

ああ… いえ。

んっ?

多分 何?

いや… その名前が付くまでは

気づいてない子どもが
多かったからかもしれません。

初めは お手伝いの
延長みたいなものなんです。

忙しい親のために朝ご飯を作る。

喜んでくれるのが嬉しくて
他の家事もやるようになって

そしたら いつの間にか
それが当たり前になって

自分がやるしかなくなって…。

そういう毎日が続いていくんです
ずっと。

失礼します。
ああ お疲れさまです。

被害者の左手の傷
なんで できたか わかった。

えっ? 紙で切れた?

なんか 手の形が気になって
で よく見たら

インクのようなものが
付着していました。

つまり 突き落とされた時に
被害者は

なんらかの紙を握っていた
って事ですか?

ええ。
傷に生活反応はなかったから

亡くなったあと
何者かが その紙を取って

その時にできた傷だと思う。

それは 犯人の仕業かな?

もしかして
犯人が持っていった紙って

例の脅迫状?

(電話)
はい 特捜班。

はい… わかりました。

脅迫状が入っていた
クリアファイルから

オーナーの岡本さんの指紋が
出たって。

あなたは 殺したいほど
島田さんを恨んでいたんですね。

そりゃあねえ…。

でもね 殺していません。

そもそも なぜ
不法侵入のリスクまで冒して

自分で書いて送った脅迫状を
取り返したんですか?

だって 訴訟になったら不利になる
って聞いたから。

そんな事 誰に…?
知り合いに。

はあ… 見つかったら

ガスのにおいがしたから
慌てて入っただけって

言えばいいって
教えてもらったんです。

随分 悪知恵の働く
知り合いですね。

この際だから お話しします。

実は あのお店に忍び込んだ時に
私 見ちゃったんです。

(島田)美奈ちゃん。

ちょ… もう放っておいてよ!

そんな事したら
私 あなたを殺すから。

(美奈子)本気よ!

(美幸)「お母さん!」

おい…
これは ただ事じゃないね。

この親子 被害者と
どんな関係だったんですかね?

「食堂に行った事がある」くらいの
ニュアンスだったんですけどね。

えっ?

んっ?

(高尾)これ… この2人。

あっ! この2人は
中学のクラスメートだったのか…。

じゃがいも

好きな野菜

たまごをざっくりと。

ペイザンヌサラダは
田舎風のサラダという意味だそうだ。

熟成させた卵黄と

3種のハーブのコクとうま味。

まさか
被害者の島田さんが

美奈子さんの中学の
同級生だったなんて…。

ますます怪しいですね
あの久保親子。

ああ。 常連客が なんか
知ってるかもしれねえからな。

裏取りすっか。
うい。

あれ?
あれ 桜子先生じゃないですか?

違うだろ。
いや 桜子先生ですよ。

♬~

校長先生か?
いやあ…。

「いかりのにがさまた青さ」。

「四月の気層のひかりの底を
唾し はぎしりゆききする」。

「おれはひとりの修羅なのだ」…。

宮沢賢治の『春と修羅』だよね?
私も覚えたんだ。

「心象のはいいろのはがねの」…。

違う。 「はいいろはがね」。

あっ そっか…
「はいいろはがね」。

もう放っておいてくれますか?
隼人を迎えに行くので。

(高尾)
美幸ちゃん ちょっと待って…。

どう?

完全に嫌われちゃったみたいです。

(子どもたちのはしゃぎ声)

(自転車のベル)
(高尾)隼人くん!

(ブレーキ音)

おお 危ない…。
隼人!

ああ 大丈夫? よかった…。

美幸ちゃん…。

ありがとうございました…。
ああ ちょっと待って。

あのさ おいしいケーキ
食べに行かない?

うん! 食べたい!
食べたいか? うん うん うん…。

(倫子)はい。

どうぞ 召し上がれ。

いただきます!
いただきます。

おいしい…!

おいしいね お姉ちゃん。

よかった。

高校やめるの?

はい。 さっきので決心つきました。

もう 両立なんて無理です。

お母さんには?
言わないです。

どうして?

わかってもらえないから。
お嬢だし。

へえ~…
お母さんは お嬢様だったの?

…とにかく

今どき 高校出てなくても
立派な人 たくさんいますよね。

確かに。
高校が全てじゃないもんね。

料理人になったらね
学歴なんて関係ないしね。

料理人…。

あっ 例えばの話だからね。

『注文の多い料理店』っていうお話
知ってます?

(高尾)ああ…
確か あれも宮沢賢治の…。

そうそう そうそう。

料理店にさ
食事に来たつもりなんだけど

逆に食べられちゃうんじゃないか
みたいな話でさ

ちょっと怖面白いやつだよね。

あれって

当時の社会に対する
宮沢賢治の批判だって

先生は言ってたんですけど。

それ以上に
ユーモアだとか 想像力とかを

かき立てられるようなところが
すごいなって思うんですけど…。

美幸ちゃんさ 本当は
もっと勉強したいんじゃないの?

学校やめちゃって 本当にいいの?

いいとか悪いとかじゃない。

夢見たって しょうがないじゃん。

私は もういいの。

諦めたの 人生。

(隼人)このお菓子も食べたーい!

これ!

んっ? このお菓子…?

これって
虹色フォーチュンクッキーの…?

(倫子)水色は 島田さんが
買っていったものだけ…。

美幸ちゃん

このお菓子 どこで手に入れたのか
教えてくれる?

私は知らないです。
えっ…。

帰ろう 隼人。

ごちそうさまでした。
(倫子)あっ はい…。

♬~

ごちそうさま!

あっ… そこ置いといてね。
お姉ちゃん やっとくから。

♬~

由真ちゃん コーヒー飲む?

由真ちゃん。

(電話)
(高尾)はい…。

あっ…。 はい 特捜班。

えっ? 久保美幸さん…?

えっ…。

じゃあ あなたが島田さんを…?

はい。 私が殺しました…。

座りましょうか。

♬~

一体 何があったのか
話してもらえる?

黙秘します…。

美幸が 自分でやったと?

ええ。 でも
それ以上 何も話してくれなくて。

だから お母さんにも
いろいろ お話伺いたいんですよ。

島田さんと 中学3年生の時
同じクラスだったんですね。

どうして それを
話してくれなかったんですか?

ああ…。

昔の事は あまり
思い出したくなかったので…。

あなたと島田さんが
言い争っているのを

見たって人がいるんですよ。

一体 2人の間に
何があったんですか?

お話しするような事は 何も…。

あれ…?

ああ ああ ちょっと…
大丈夫ですか?

♬~

買ってきました。 大丈夫ですか?

うん。 ありがとう。

♬~

あっ… もう大丈夫です…。

もうしばらく
横になってたほうが。

本当に大丈夫です。

これ お水。
ああ… ありがとうございます。

少し横になったら
すぐに治るんです。

でも こんなんだから

フルタイムで雇ってもらうのは
なかなか難しくて…。

立ち仕事だと
すぐに 頭 痛くなって。

実家とかに頼ろうとは
思わなかったんですか?

そんな事したら どうなるか…。

でも これからは
新しい仕事が入ったんです。

なので…。

美幸を
どうかよろしくお願いします。

そこまで送っていきますよ。

先生 ありがとうございました。

行きましょう。

ああ お疲れさまです。
(青柳)ういっす。

あれ? どちらへ?
(矢沢)ちょっと。

(青柳)うーん ちょっと。
おお おお…。

お疲れさまです。

ああ お疲れさま。
(三ツ矢翔平)お疲れさまです!

(三ツ矢)主任 これ 美奈子さんの
お父さんなんですけど。

はい これですね。
あっ…。

全国展開している
大手電機メーカー

西野入グループの代表です。

この隣にいるのが
美奈子さんのお母さんと妹さん?

(三ツ矢)
いえ。 再婚相手と その娘です。

美奈子さんの 実のお母さんは

美奈子さんが15歳の時に
病死しています。

病死?
はい…。

これは あくまで噂ですが

父親の度重なるモラハラによる
心労で

命を落としたって話も
あるらしいですよ。

♬~

君のおじいさんの事を聞いたよ。

もしかしたら お母さんは

おじいさんに
居場所を知られたくなくて

それで
生活保護の申請もしなかった。

その事で 島田さんと
もめてたんじゃないの?

…そうです。

美幸ちゃんは おじいさんに
会った事あるんだよね?

一度だけ。

強い言葉で 周りは
何も言えなくなってました。

援助なんて頼んだら
弟がどうなるか…。

跡継ぎにって 言いなりになるしか
ないと思うんです。

それだけは嫌。

それで
なんで 島田さんを殺したの?

なんでって… しつこいし
祖父に連絡されたら嫌だから。

それで わざわざ
あの屋上に呼び出したの?

どうやって呼び出したの?

親の言いなりになってるのは

美幸ちゃん
あなたも同じじゃない?

未成年の自分が罪をかぶれば
罪が軽くなるとでも思ってる?

それとも

これで お母さんや弟さんの面倒を
見なくて済むと思ったのかな?

何 わかったような…。

私も 美幸ちゃんと同じだから。

えっ…?

働いてる母親の代わりに
祖母の介護をしてたの。

高校の3年間。

祖母の事は大好きだったけど

心の底では
なんで 私ばっかりって

母親に むかついてた。

祖母が死んだ時

どこか ホッとしたの。

そんな自分が許せなかった。

ぽっかり 穴が開いたみたいで

これから先
どうやって生きていけばいいかも

誰も教えてくれなくて。

でも これだけは言っておく。

あの時の私があるから 今がある。

そう思える日が きっと来るから。

だから
自分の人生 絶対に諦めちゃ駄目。

♬~

あの日…

家の玄関に
島田さんからの伝言があった。

この前 しまだ食堂近くの屋上で
話したって聞いたから…。

♬~

(美幸の声)お母さんの字だって
わかって…。

美幸ちゃん
その手紙 持ってるの?

♬~

お母さん ごめんなさい…。

美幸ちゃん。 お母さん 今日から
新しい仕事 始まるんだよね?

はい…。

仕事の場所って どこだかわかる?

確か… 東京プライマリーホテル。

ん…?
東京プライマリーホテルって

昨日 青柳さんたちが
桜子先生を見かけた場所よ。

(青柳)ああ。 今 ちょうど
その桜子先生と話してるところ。

だから 自由恋愛だって
言ってるでしょう。

調べれば
すぐ わかる事なんですよ。

ねえ 美幸ちゃん。

お母さんは
どんな仕事だって言ってた?

正社員で 時間の融通の利く
とてもいい仕事だって…。

これからは 家族3人

誰にも迷惑かけず
ちゃんと生きていけるって…。

ああ そう。 ちょっと待っててね。

違うんですか?

あんた これ聞いて どう思うの?
桜子先生。

あなたは この子たちのために

教員に
なりたかったんじゃないの?

東京プライマリーホテル。

よく使っていたのは
そこのスイートルーム。

(美幸)刑事さん…
お母さんを助けて。

(二宮)
服のニオイ気にして色んなもの使ってない??

はい古い~!

今やニオイ専用これ1本で全部いけちゃいます

<史上初 全部無臭化洗浄>

「紫のNANOXニオイ専用」
<キャンペーン中!>

(矢沢)いらっしゃいました。

ああ すいません。
こういう者です。

あっ… 私が 何か?

わかってますか?

あなた
自分が何をしようとしているのか。

恋人に会いに行くだけですから…。

そんな事をしたお金で

子どもたちを守れるとでも
思ってるんですか?

今まで どんな思いで

美幸ちゃんが頑張ってきたと
思ってるんですか?

矢沢。
お前にそんな事 言われなくても

美奈子さんが
一番 よくわかってるよ。

でも…。

悩みに悩んだ末の
結論なんですよね?

ただ これだけは言っておきます。

僕らは 美幸ちゃんに頼まれて
ここに来ました。

「お母さんを助けて」って。

(泣き声)

(美奈子)この手紙は 20年前

私が島田くんに渡したものです。

これを あの日…。

「四月の気層のひかりの底を
唾し はぎしりゆききする」

「おれはひとりの修羅なのだ」

俺が 家族3人の面倒を見る。

やめてよ 心にもない事。

そんなの
無理に決まってるじゃない。

どうして?

(美奈子)
私は あなたのお荷物になる。

そして そんな自分が嫌になる。

だから お願い。

あなたの心の中では
あの時の私のままでいさせて。

さよなら…。

♬~

これ…。

マジでうまいから。 2人に。

(美奈子)私はそのまま帰りました。

なので 殺していません。

あなた 知り合いから
立ち退きのアドバイスを

してもらってるって
言ってましたね。

それが何か?

その人って もしかして
この人じゃありませんか?

♬~

何やってんの?
(木戸口)ああ… 仕事です。

仕事。 どんな?

派遣の仕事ですよ。

(青柳)へえ~ 派遣…。

BAR Spha tikaの住所を借りて
ペーパーカンパニー作って

金に困っている女性を
男に斡旋する仕事でしょ。

…何 言ってるんですか?

それだけじゃない。

立ち退きのアドバイスの
見返りに

オーナーの岡本さんからも
お金もらってたんだって?

別に アドバイスしてお金もらって
何が悪いんですか?

オーナーには
立ち退きのアドバイス

島田さんには
立ち退き防止のアドバイス。

お前 一体 なんなんだ?
コウモリか!

ちょっと待ってくださいよ…。

俺 今 なんの罪
追及されてるんですか?

売春防止法違反?
それとも 詐欺罪かなんか?

島田殺しの殺人罪だよ。

はあ? 俺が殺したって証拠でも
あるんですか?

島田さんが亡くなった時に
握っていた手紙から

あなたの指紋が検出されました。

美奈子さんの昔の手紙でしょ?

そんなの
BAR Spha tikaで見せてもらって

その時に…。

へえ~…。

島田さんが最後に握ってた手紙が

なんで
美奈子さんのだってわかったの?

(青柳)これ お前だろ。

(矢沢)島田さんとは この頃からの
知り合いだったんですね?

島田さん 覚えてないんすか?

俺ですよ。 ネズミ。

ネズミ…。

ネズミか!

島田さんは 俺の憧れだった。

だから 褒めてもらいたくて
頑張ったよ。

BAR Spha tikaが

立ち退きさせられないよう
必死に考えたし…。

(木戸口の声)あそこに出入りする
女 利用すれば

短期で稼げると思って。

でも 島田さんは…。

バーに来るなとは言わない。
だけど…

お前は もう 仲間じゃない。

(木戸口の声)島田さんが

あんなきれい事 言うなんて…。

それに あの 美奈子とかいう女…。

あの女を落とせば
島田さんの目が覚めると思った。

♬~

ほらね。

ネズミ…。

女なんて みんな一緒。

初恋の女だかなんだか
知らないけど…。

ネズミ てめえ…。

♬~

悪いけど これから警察行くわ。

何 言ってんだよ?

ネズミ
俺も一緒に 罪 背負うよ。

おい!

待てよ! ふざけんなよ おい!

(島田)なんだ コラァ!

(木戸口)なんだよ おい!
おい 島田!

ネズミ!!

うああーっ…!

(衝撃音)

俺は ただ…
あの頃みたいに 島田さんと

でかい事
やりたかっただけなんだよ!

島田さんは
お前が変わったって信じてたから

みんなの就職
頼んだんじゃないのかな?

「一緒に罪を背負う」って言った
彼の気持ち

塀の中で
ゆっくり考えてください。

(美奈子)
お母さん あれから考えたの。

今まで ずっと逃げていたけど

勇気を出して
役所に相談してみようと思う。

本当に?
うん。

あの… 生活保護制度の事
少し調べたんですけど

きちんと事情を説明すれば
行政は対応してくれるそうです。

だから お父さんに知られる事も
ないと思います。

じゃあ
私 学校やめなくてもいいの?

うん。 今まで ずっと
美幸に甘えちゃってごめんね。

これで 思う存分 勉強できるね。

勉強もしたいけど

本当は 友達とも遊びたい。
部活もしたい。

ああ 先生…。

美奈子さん あなたは

脳脊髄液漏出症の可能性があるわ。

脳脊髄液…?

なんらかの原因で 脳脊髄液が
漏れ出してしまう事で起こる

頭痛があるの。

横になると
髄液の出る量が減少するから

頭痛は急激に回復する。

じゃあ 私…。

きちんと治療すれば治る病気よ。

これ
私の知り合いの専門医の連絡先。

よかったね お母さん。
治るんだって。

本当にありがとうございました。

美幸ちゃん
いつでも 話くらい聞くからね。

うん。 高尾さんも。

うん。

じゃあ ありがとうございました。

気をつけて。
(高尾)それじゃあ…。

♬~

「心象のはいいろはがねから」。

「あけびのくもは
つるにからまり」。

「のばらのやぶや腐植の湿地」。

「いちめんのいちめんの諂曲模様」。

♬~

「いかりのにがさまた青さ」。

「四月の気層のひかりの底を」…。

(2人)
「唾し はぎしりゆききする」。

「おれはひとりの修羅なのだ」。

(新藤 亮)皆さん 僕は
今 どこにいるでしょうか?

ええ~?
この背景ですよ…。

(新藤)「どこかな~?」
(青柳)岩手かな?

クイズ形式になってるの
なんなんすかね?

「正解は…」

「でっかいどう~!」

「北海道でーす!」

「お土産 楽しみにしててください」
ええ~?

アハハハ…。
なんだろう?

「皆さん
捜査 頑張ってくださいね!」

ああ 終わっちゃった。

でもさ やっぱり カニかな?

じゃがバターもいいですよね。
ああ いいね~!

班長 届いてませんか?
いやいや… まだみたい。

それにしても あいつ
茨城 秋田 北海道って

なんで 北上してるんですかね?
確かに。

犯人は北に逃げるというからな。
(矢沢)なんの犯人なんですか?

あっ あっ あっ…!
実は 新藤くんの謹慎

解けるそうですよ。
えっ! 本当に?

でもさ 北海道にいる事がバレたら
怒られるんじゃ…?

確かに。 じゃあ
早く帰ってこいっていう あの…

動画撮って 送りつけましょうよ。
いいね いいね。

いきますよ。 よし…。

なあ 新藤。 謹慎 明けるってな。

ちょ ちょっ… ほら ほら…。
おめでとう!

誰か なんかしゃべろよ!
お土産… お土産の話。

カニ! カニ… カニ カニ。
あっ じゃがバターも…。

待ってるからな!
早く帰ってこいよ!

(猪狩哲治)証拠は 裁判にも

非常に大きな役割を
持つ事になります。

被害者の香野 過去に
殺人事件を起こしてるんですよ。

(長谷川 治)被告人は無罪。
(剛田浩司)そんな事があるか!

その時の現場 鑑識に入ったの
猪狩さんなんだって。

(猪狩)我々の責任でもある。

『特捜9』無料見逃し配信は…。
(一同)TVerで!

全部見るなら…。
(一同)TELASAで!

過去のシリーズも配信中です。
です!

みんな 見ましょう。
(一同)はい!