[新]<木曜劇場>やんごとなき一族 #01【アフターシンデレラストーリー開幕!】[字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

[新]<木曜劇場>やんごとなき一族 #01【アフターシンデレラストーリー開幕!】[字][デ]

庶民家庭から超上流社会の一族に嫁ぐことになった主人公が、理不尽な一族のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻弄されながらも夫とともに真正面から立ち向かう

番組内容
篠原佐都(土屋太鳳)は、母の良恵(石野真子)と2人で下町の大衆食堂『まんぷく屋』を切り盛りする女性。ある日、佐都はかねてより交際してきた深山健太(松下洸平)にプロポーズされ、それを受け入れる。

佐都が健太の実家へあいさつに行くことになった日、2人を迎えに、1台の高級リムジンが店の前に現れる。なんと健太は、江戸時代から400年以上続く名家で莫大(ばくだい)な資産を有する
番組内容2
一族・深山家の御曹司だったのだ。

健太の出自に驚き、彼の両親に気に入ってもらえるかと不安がる佐都に、健太はこれまで実家と距離をとってきた理由を正直に打ち明ける。そして、深山家当主である父の圭一(石橋凌)が佐都に会いたがっていることを伝えて安心させる。

その後、2人は深山家に到着するが、圭一から命令された健太の母・久美(木村多江)によって、佐都は門前払いを食らい呆然(ぼうぜん)とする。
番組内容3
圭一は、佐都が庶民であるという理由で2人の結婚を受け入れていなかった。上流社会の理不尽なしきたりや深山家内の複雑な人間関係に翻弄(ほんろう)される佐都と健太。そしてここから、2人の奮闘の日々が幕を開ける!
出演者
土屋太鳳、松下洸平、尾上松也、松本若菜、渡邊圭祐、松本妃代、馬場ふみか、佐々木希、石野真子 ・ 倍賞美津子 ・ 木村多江、石橋凌
スタッフ
【原作】
こやまゆかり『やんごとなき一族』(講談社『Kiss』連載) 
【脚本】
神森万里江、青塚美穂 
【音楽】
木村秀彬 
【主題歌】
milet『Walkin’ In My Lane』(SME Records) 
【挿入歌】
wacci『恋だろ』(Sony Music Labels) 
【プロデュース】
宋ハナ 
【制作プロデュース】
古郡真也(FILM) 
【協力プロデュース】
三竿玲子
スタッフ2
【演出】
田中亮、三橋利行(FILM)、水戸祐介 
【制作協力】
FILM 
【制作・著作】
フジテレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  1. 佐都
  2. 健太
  3. 美保子
  4. 秋乃
  5. 八寿子
  6. 家族
  7. 圭一
  8. 結婚
  9. 一緒
  10. 冬美
  11. 明人
  12. 今日
  13. 深山家
  14. 深山
  15. 大介
  16. 親父
  17. ホント
  18. 久美
  19. リツコ
  20. 挨拶

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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ポニーキャニオン

♬~

♬~

[この世には いわば
二通りの人間がございます]

[金持ちと貧乏人]

[支配する者と される者]

[歴史を動かしてきた
やんごとなき一族と

歴史に埋もれた 名もなき庶民]

[決して
交わるはずのない両者が

いったい
何の運命のいたずらでしょう?]

(佐都)靴! 靴 落としました!

はい。
(女の子)ありがとう。

ぬはっ!

[ええ そう
これは 現代のおとぎ話]

[王子様に見初められた
シンデレラは

玉のこしに乗り
豪華な お城で

一生 幸せに暮らせたので…]

よいしょ。
はい どうぞ。

(子供たち)ありがとう。
いいえ。

ヤベ… じゃあね。

(子供たち)バイバイ。

佐都。
あっ 健太。

間に合った!
「間に合った」?

あっ いや ごめんね 待たせて。

全然いいけど
急に会おうなんて どうした?

ハァ… 佐都ってさ
いつもホント楽しそうに笑うよな。

うん。

佐都の笑った顔 見ると

俺 仕事 頑張ろうって
気持ちになるんだよ。

えっ 何 急に?
アハハ。

ずっと一緒にいたい。

うん 私も。

俺と結婚してください!

ああ…。

はい お願いします。

よかった~!!

えっ? さっきの「間に合った」って
こういうこと?

そう!
うわ~ 何だ!

そうだと分かってたら
もっと おしゃれしてきたのに。

いいよ 別に。
見て これ。

全然 想像してなかった?

全然。

でも 今日
付き合って2年目の記念日だろ。

それ あしただよね?

違うよ。

初デートしたじゃん。
ここで待ち合わせて。

「また会いたいです。
付き合ってください」って

次の日に言われたよ。

ん~ まあ 確かに。

ほら!
危ないよ お前…。

(2人)アハハ…。

うわ~!
よいしょ!

よかった~!

(源)いやぁ めでてえよ おい!

俺たちの佐都ちゃん
持ってくんだから

幸せにしねえと許さねえぞ!
(ロク・八)許さねえぞ!

はい お待ち遠さま。
まんぷく屋名物の もつ煮込み!

(一同)うわ~! 待ってました!

今日は 私のおごり~!

珍しいね!
(良恵)じゃんじゃん飲んで!

ホントに おごりなの!?

(一同)うわ~!

うわっ! うめえ!
(ロク)おいしいね!

すごいおいしくない?
(八)おう おいしい!

まんぷく屋の もつ煮って
家族って味ですよね。

ああ 染みる。

大好きです 俺。
もう~!

うれしいこと言ってくれるわね!

何たって
お父さんの自慢の味だもんね。

≪おいおいおい…。

(ロク)もう一回 乾杯しましょう!

はい 乾杯!
(一同)乾杯!

(良恵)お父さん 聞いた?
佐都が結婚だって。

でも 佐都がいなくなると
寂しくなるなぁ。

えっ いなくならないよ。

えっ? ならないの?

うん これからも
一緒に店やるもん。

一緒にやるの?
だって 一人じゃ大変でしょ。

借金だってあるしさ。
健太も分かってくれるから大丈夫。

余計な心配しないでいいのよ。

心配じゃなくて
まんぷく屋が好きなだけ。

それに 健太が好きって
言ってくれた家族の味

絶やすわけにはいかないでしょ。

えっ!? 深山グループ?

(2人)って あの?

あの。
(2人)健太んちが? 健ちゃんちが?

俺んちが。

またまた~! ねえ?

も~ 健ちゃんったら!

あっ 痛い…。
(3人)アハハハ…。

えっ マジ? 嘘でしょ?

そんないいとこの
お坊ちゃまだったの!?

何度も言おう言おうと
思ってたんだけど

タイミングがさ…。
タイミングって。

こっちにも心の準備ってもんが…。

≪(ブレーキ音)
≪何か来たよ。 何だ? あれ。

あっ… 来ちゃった。

えっ…。

(ロク)車だろ。
(八)車だよ お前。

(ロクたち)開いた 開いた…。

(運転手)お迎えに上がりました
健太坊ちゃま。

(3人)「健太坊ちゃま」!?

さあ 行こうか。

(良恵)佐都 忘れ物。

あっ。
健太君のご家族に

ここの味 食べてもらうんでしょ。
うん。

(良恵)うん。
じゃあ… ありがと。

(ロク)中 どうなってる?
ハンドルが見えた。

ハンドルがね あの… 危ない!

危ねえな この野郎!

どうりで いつも
家族の話はぐらかすと思ったよ。

ごめん。

ああ… 私 こんなんで
ご両親に気に入ってもらえるかな。

もちろん。 貸して。

佐都のこと話したら

「ぜひ会いたい 連れてこい」って
言ったの 親父の方なんだよ。

はい できた。
ありがと。

実は…。

俺 ずっと
実家とは距離 置いてたんだ。

うちは家族っていうより

金でつながってる人たち
って感じでさ。

んっ?

まあ ちょっと
関係が複雑なんだよ。

でも 俺は
普通の家族になりたくて

何とかしたいって思ってた。

全然
分かっちゃもらえなかったけど…。

特に 親父にはね。

そうだったんだ…。
うん。

いや 親父が
こんなに喜んでくれるなんて

正直びっくりだよ。

今日をきっかけに
親父や家族とも

うまくやってけるかもしれない。

ありがとう 佐都。

うん よかったね。

うん。

「深山橋」?

ここ全部 うちの敷地なんだよ。

えっ? 全部?

で…。

あれが うち。

ええぇ~!?

《や… やんごとない…》

♬~

♬~

大丈夫。 行こう。

うん。

♬~

紹介するよ 母さん。

初めまして
篠原 佐都と申します。

今日は お招きいただきまして…。
許してちょうだいね。

あっ!

(圭一)付き合う相手は
よく選べと教えただろう 健太。

親父?
(圭一)言っても分からないなら

目の前で はっきり
思い知らせるしかないと思ってな。

(圭一)ここまで来させたんだ。

下々の人間とは関わるな。

《下々…》

開けろよ!

(圭一)
佐都さん… と言ったかな?

君が 自分の身の程を
わきまえているのなら

二度と この家に
足を踏み入れようなんて

恥ずかしいまねは
できないはずだ。

(圭一)帰れ。

くそっ!

佐都 待ってろ。

♬~

《私は…》

《私は…》

《こんなに さげすまれなきゃ
いけない人間じゃない》

[天国から地獄とは
まさに このこと]

[これで
お分かりいただけたでしょう]

[私どものお仕えする
深山家というのが

どのような家なのかを]

♬~

[400年もの昔から
この町の人々は

畏怖の念を込めて 彼らを
こう呼んでまいったのです]

[そう]

[「やんごとなき一族」と]

♬~

♬~

何てことしてくれたんだ!

(明人)「篠原 佐都 27歳」

「大学在学中に
父を病気で亡くし 中退」

「実家の飲食店の経営は苦しく
銀行と常連客から借金をしている」

勝手に調べたのか?
(美保子)お父さまが

どんなお相手か知りたいって。

(リツコ)
お金目当てなんじゃないですか?

そんな しみったれた女
拾ってこないでよ。

深山の恥。
おい 謝れ。

佐都のこと 何にも知らないで。
(大介)健兄も

青くさいこと言ってんな。
結婚は家のメリットでするもんじゃん?

好き嫌いでしてんじゃねえ
っつうの。

[ええ まったく
そのとおりでございます]

[旦那さまの
お言い付けどおり

長男の明人さまは

決められたお相手の
美保子さまと

ご結婚なさいました]

[三男の大介さまは リツコさまと]

[もちろん お二人とも

家柄も財産も申し分ありません]

[末娘の有沙さまも
ゆくゆくは そのように

決められたお相手と
ご結婚なさるでしょう]

いったい いつの時代の話だよ!

決められた相手と結婚だなんて!

とにかく もう一度ちゃんと
佐都に会ってくれ!

母さん…。

[奥さまは 決して
旦那さまには逆らえない]

ごめんなさい。

[いえ
奥さまだけではありません]

[この家の者は誰一人…]

深山の血を汚すことは許さん。

絶対にな。

[旦那さまが
この 深山家の法なのです]

おいおい ちょっと待ってよ
まだ 話 終わってないよ!

そんなに あの女が好きなら
2号にして手元に置いとけ!

くっ…。

あ~ フフッ…。

フフフフ…。

フゥ…。

これで やっと決心がついた。

もう うんざりだ。

終わりにする。
(久美)健太?

こんな家とは縁を切る。

私に逆らえば
どうなるか分かってるだろうな?

健太!

♬~

えっ? 今 何て?

だから全部 捨ててきた。

深山とは縁を切ったよ。

今日みたいな思い
もう二度とさせないから。

約束する。

ホントにごめん。

ねえ 健太。

お父さんと家族と
やり直したいって

そう言ってたよね。

俺が大事にしたいのは佐都で

これから
一緒に生きていきたいのは

佐都だから。

だから もう一度
俺との結婚を考えてほしい。

♬~

はい。

えっ!?

(圭一)君は 今日
ここまで どうやって来た?

住まいは確か 西新井だったかな?

え~っと… はい。

深山の土地だ。

えっ?
君が今日 歩いたところ全て。

この町に住む者は

深山の土地を踏まずには
生活できない。

たとえ 総理大臣だろうとね。

今日という日を

君が いつもと同じように
過ごせるのも

われわれの存在があったればこそ。

深山家とは そういう家だ。

率直に言おう。

健太とは別れてもらいたい。

私から 大事な息子を
奪わないでもらえるか。

(圭一)私からの好意だ。

お母さんを喜ばせてあげるといい。

母は こんなお金をもらって
喜ぶような人じゃありません。

んっ? 足りないようだね。
バカにしないでください。

ハハッ 幾ら欲しい?
お金なんていりません!

健太さんとは別れます。

でも それは
自分に自信がないからでも

恥じてるからでもありません。

健太さんのことを
愛してるからです。

うちは確かに
裕福じゃないかもしれません。

でも その分 父と母から
たくさんの愛情を受けました。

その私が 大好きな健太さんに
家族を捨てさせてまで

一緒になるわけにはいきません。

失礼します。

♬~

健太さんが好きだと言ってくれた
うちの もつ煮

今度 ぜひ食べに来てください。

深山社長が 家に誇りを
持っておられるように

私も 父の残した店に
誇りを持っています。

何年… 何十年先でも構いません。

そのときまで 私は

母と一緒に
わが家の味を守り続けますので。

♬~

すいません。

♬~

佐都!

いるんだろ 開けてくれ。

別れるって何だよ!

あんな家 捨てるって言っただろ!

ハァ…。

あ~ めんどくさい。

別に お父さんに反対されたから
別れるんじゃないよ。

健太の実家 見たときにさ

正直 引いちゃったんだよね。

住む世界が違いすぎるって。

いいじゃん。

健太は 奇麗な
どっかのご令嬢と結婚すれば。

何で そんなこと言うんだよ。

無理に一緒になっても
不幸になるだけでしょ。

佐都と別れるなんて できない。

これが私が出した結論だから。

もう帰って。

帰って。

佐都。

それ 本心か?

本心だったら 俺の顔見て言えよ。

♬~

♬~

言えよ。

♬~

一緒になったら不幸になる?

俺は 一緒にならなかったら
不幸になる。

佐都は違うのか?

♬~

佐都。

♬~

(松坂)
<大きな間口によって切り取られた外界>

<内に広がる空間は 曖昧な境界線によって

つながりながら広がっている>

<日本の伝統的な空間の捉え方だ>

<その中に人は身を置き
移ろいゆく豊かな時間に身を浸す>

<日本の美意識を宿す邸宅 「MARE」>

<家は 生きる場所へ>

入籍した?

はい…。

どういうつもりだ!
(久美)お待ちください!

お待ちください!
お待ちください!

健太は 昔から
一度こうと決めたら

曲げない子です!
反対し続けたらホントに…。

ホントに このまま
家を捨ててしまうかもしれません。

(久美)あの子を永遠に
失ってしまってもいいんですか!?

どうか 認めてあげてください!

お願いします!!

あ~ もう ホントよかったわ。

結婚を認めてもらえるなんて。

ご心配をお掛けしました… うっ。

でも まさか あの桜を愛でる会に
招待してくれるなんてね。

日本中のお金持ちや
お偉いさん方が

わんさか来るっていう話よ。
しっかりね。

うっ… うん 頑張る。

準備 終わった?

佐都 それ…。
すてきでしょ。

私が結婚するときにね
婚礼の品として

おしゅうとめさんに
頂いたものなの。

お父さんも きっと喜んでるわ。
佐都が次の思い出つくってくれて。

子供のころから ずっと
着てみたかったんだよね。

すごい似合ってる。

自信持って 行っといで。

はい。 健太の妻だって
胸張って言えるよう

今度こそ
しっかり挨拶してきます。

(木暮)意外でした。
結婚をお許しになるとは。

(圭一)健太は生意気だが

私に堂々と意見を言ってくるのは
あいつだけだ。

(木暮)ええ 確かに。

今は 明人に
会社を手伝わせているが

あいつは駄目だ。
頼りにならん。

(木暮)えっ…。
(圭一)私の後は

健太に任せるつもりだ。

あの 佐都とかいう庶民の女は
気に入らないが

一つ 使い道を見つけてな。

今回 健太をおびき出すための

いい餌になった。

(美保子)
桜が ちょうどいいくらいに

咲き誇りましたので
ぜひ お楽しみください。

《や… やんごとなさすぎ…》

いちいち大げさなんだよ。

(美保子)
あら 健太さん いらっしゃい。

こんにちは。
(美保子)そちらが?

俺が心底ほれて
絶対に離したくなかった人です。

まあ。 ウフフ。
佐都と申します。

よろしくお願いします。
長男 明人さんの嫁

美保子と申します。

家族を紹介するわ。

(美保子)夫の明人さん。
いずれ このうちを継ぐ人だよ。

《えっ それだけ?》

《カ… タツムリ》

《あっ》

妹の有沙。

大学生なんだって?
カワイイね。

知ってる~。 よく言われる。

《あっ へえ~…》

(大介)健兄~。

大介さんは美容クリニックの
オーナーをしてるの。

今度おいでよ。
その鼻 なおしてあげる。

おい。
《どういう意味?》

スーツ着てこいよ。

リツコさんのご実家は
ザラスホテルグループなんだよ。

ザラスって あの日本一大きな?

うらやましいわよね
そんな すごいご実家で。

お姉さんこそ~。

創業200年
皇室御用達の老舗和菓子屋

万屋寿庵の一人娘じゃないですか。

(2人)オホホホ… もう~。

《オホ… オホホホ…》

お父さまと お母さまは
あちらで ご挨拶されてるわ。

(女性)
美保子さんが連れてるの誰?

何だ? あの格好。

(男性)例の駆け落ちの子か?
(男性)どうりで無知なわけだ。

あっ やだ どうしましょう。

えっ?
(美保子)どうして すぐに

気付いて
あげられなかったのかしら。

この柄 桜よね?
えっ?

着物には 季節の早取りという
決まり事があるんです。

こういう桜の咲いた絵柄は

桜が まだ つぼみの時季に
着るものなの。

満開のときに着ては
不作法になってしまうんですよ。

あの これは…。
でも 美保子さんも桜…。

ああ… あっ これはね
桜は桜でも 花いかだ。

散った花びらが 川の上を

いかだのように流れる様子を
表していて

逆に 今しか着られない
貴重なものなの。

あなたのとは
意味合いが異なるの。

(美保子)健太さんも ひどいわ。
どうして教えてあげなかったの。

この着物は 佐都のお母さんが
結婚したときに

仕立てていただいたものなんです。

佐都も同じように着て
挨拶したいっていうのを聞いて

俺は その気持ちだけで
じゅうぶんだって思ったんです。

(美保子)社交の場は気持ちだけで
どうにかなるものではないわ。

着替えに行きましょう。

♬~

ご迷惑をお掛けして すみません。

(美保子)この深山家は
清和源氏の流れをくんだ

礼学弓馬に優れた高家として

徳川の昔から
400年以上も続く名家。

普通の家とは次元が違う。
えっ? はい?

これから その深山家を
背負っていくのは

当主となる明人さん。
明人さんを支えて

家中を仕切る女主人となるのが
この私。

他の人に この深山家の女主人は
絶対に務まらないと思うわ。

そ… そうですね。
大変な責任です。

だから困ってるの。

末代までの恥でしょう。

深山家の次男が駆け落ち同然で
結婚しただなんて。

これからは人目をはばかって
生活することね。

は… はばかる?

分をわきまえて
何事も遠慮なさいと言ってるの。

んっ?

あれが離れ。
私と明人さんの住まい。

跡取りだけが
住むことを許されてるの。

どうぞ。

(圭一)
皆さま 本日は晴天に恵まれ

わが家の桜も まさに
見頃を迎えようとしております。

そして 今 桜に負けず劣らず
咲き誇らんとしているのが

このたび入籍しました
次男の健太と佐都でございます。

(拍手)

彼女は とても働き者で
根性も なかなかのもの。

先日などは
私も やり込められるほどでして。

(笑い声)

ここで一つ
皆さまに ご報告があります。

現在 長男夫婦が住んでいる
離れの屋敷ですが

これからは
健太と佐都に住んでもらい

私の下で 深山家のあらゆることを
学んでもらうことにしました。

えっ?

(圭一)この若い夫婦に

これからも温かいご指導を
よろしくお願いいたします。

(拍手)
《ど… どういうこと?》

(拍手)

健兄が跡取り。

じゃ 明人さんと美保子さんは?

もうアウトってことじゃない?

ちょっ… ちょっと待ってくれ
親父。

いいか? 健太 今日から
お前が深山家の跡取りだ。

期待してるぞ。
よしよしよし よしよしよし。

(一同)おお~!
(拍手)

おかえり。

もう逃げられんぞ。

ムフフフ…。

(拍手)

(香川)赤コーナー 安定 いつものビール!
(堺)青コーナー 糖質ゼロ「パーフェクトサントリービール」!

(2人)レディ… カン!
はいはいはい うんうん

うー!!! まー!!!

<新「パーフェクトサントリービール」誕生>
はっはっは!
これは予想外!

(缶を開ける音)プシュッ
(店員)カツカレー大!

(ビールを注ぐ音)

(おじさん)おばちゃん カツカレー

<「金麦ザ・ラガー」の新!>

あなた さっきのは いったい…。

(圭一)明人。

長男としての責任感で
よくやってくれたのは分かっている。

でも 性格的に
お前に経営は向かない。

今まで重荷を背負わせて悪かった。
なっ?

えっ? ええ…。

兄貴。
明人さん!

け… 健太がやってくれるなら
僕も助かるよ…。

あの… 私には務まりませ…。
(圭一)これからは

君の存在が 健太の支えになる。

次期女主人として
立派にやってくれよ。

いいね?

情けない…。

何で いつもそうなの?

お父さまの言いなりに
なってばかり!

明人!
(リツコ)まあまあ ちょっと冷静に。

大声出したら
お客さんに聞こえちゃうよ。

(美保子)黙ってて! 跡取りの話
あんたたちには関係ないでしょ!

(大介)おお すげえ上から目線。
(リツコ)ホントやな女。

知ってんだから
あんたが裏で 私のこと

ただの成金女だって
バカにしてること。

ええ そうよ。
ザラスが出てきたのなんて

ここ10年やそこらじゃない。
しょせん 金はあっても格はない

ただのエセセレブよ。
おいおいおい…。

あんたなんて たまたま
そこに生まれてきただけじゃない。

うちは
実力で のし上がってきたのよ。

(有沙)ちょっ…
何すんのよ おばさん!

だから何? 家の格でいったら
うちが上なのは事実でしょ。

どっちでもいいわ!
聞けよ ババアたち!

この小娘 生意気言ってられるのも
今だけよ!

あんたなんて嫁いだら
深山じゃなくなるんだから!

(リツコ)せいぜい
いいところに嫁ぐことね。

中には外れもいるから。
(大介)そりゃお互いさまだろ。

あらあら… 夫婦仲
冷め切ってらっしゃるのねぇ。

そちらこそ 最近 お兄さまと
ご無沙汰なんでしょう?

おい!
(リツコ)ちょっと何すんのよ!

おいおいおい…
やめろ やめろ やめろ。

(有沙)もう!

(3人の言い争う声)

ハハハッ。

(3人の言い争う声)

《何 この家族…》

《気高い一族だと
思ってたのに…》

悪かったな 佐都。

びっくりしたろ?

うん まあ…。

内心 ギスギスいがみ合って…。

笑い合ったり… いたわったり…。

そういう
当たり前のことができなくて…。

ホント情けねえ…。

ずっと 佐都んちみたいに
なりたいって思ってた。

佐都と出会って
俺 初めて知ったんだよ。

家族の団らんってやつ。

うちも
ああいうのできたらいいのにって。

でも 駄目だった。

何で こうなっちゃうんだろ…。

もう あんな家 関わるのよそう。

いいの? それで。

ホントは家族のことが大好きで
ほっとけないんでしょ?

どうにかしたいって
思ってるんでしょ?

ねえ 2人で頑張ってみない?

あのうちに入ってみよう。

えっ?
あのお父さんに立ち向かって

バラバラになった家族を
一つにできるのは

健太だけだと思う。

佐都…。
健太 やってみよう。

健太が健太でいるかぎり
私は支え続ける。

私 健太の背負った運命
一緒に背負うからさ。

はい。

ありがとう。

[正直 深山家を任される
責任の重さは

私には まだ分からない]

[でも 400年も続く
長い長い歴史の中で

私たちが出会ったことには
何か意味があるはず]

[そう信じて
私たちは一歩を踏み出した]

(使用人たち)若旦那さま。

(使用人たち)若奥さま。
わ… 若奥さま!?

ちょいちょい…
もう やめてくれよ。

離れに ご案内いたします。

[これから いったい
何が待っているのか?]

[たとえ 何が待っていても
私は乗り越えてみせる]

[健太と一緒に]

(相葉) 柔軟剤をお使いのみなさん!
(主婦) はい!

気になる衣類のニオイ 消しても消しても

キリがない!

だったらこれからは「ソフラン」!

進化した防臭力で 臭くならない服に変える!

「ソフラン
プレミアム消臭」

♬~(新津)そうなんです
バスタブはこすりません!

(主婦)それはもう当たり前でしょ
ではそれ

除菌できるの? できないの?

はっ
除菌できるのは銀イオンプラス!

《99%除菌!》
(聴衆)≪おぉ~

♬~「バスタブクレンジング」
《香りが残らないタイプも!》

よし できた。
ありがとう。

これから色々 大変な思いさせる
かもしれないけど

よろしく頼みます。

よろしく頼まれた。

[健太さまは 旦那さまの下で
実務を学ぶため

今日から深山グループの専務として
働かれることになっています]

[そして 佐都さまは これより

次期女主人が いかに
やんごとなき身分であるのか

身をもって
お知りになるでしょう]

♬~

(久美)
佐都さんのために用意したの。

ここにあるもの 自由に使って。

じ… 自由にって…。

佐都さん これ どうかしら?

これ お幾らですか?

さあ? 4, 000万ほどかしら。

(久美)佐都さんは普段
どこの車に乗ってらっしゃるの?

え~ あっ ママチャリ専門です。

ママチャリ? 初めて聞いたわ。
どこの車かしら。

イタリア?

(エンジン音)
いや~っ!

(エンジン音)

これくらいしか用意がないの。
いいかしら?

はい…。

(美保子)代々のご当主 女主人の
み霊が眠るお仏壇は

この家で最も格式の高い場所。

何をするにしても真っ先に
ご挨拶しなければいけません。

あの ちょっと聞いても?

あれだけ
お手伝いさんがいるんですよね?

ここは掃除されないんですか?

(美保子)高貴な深山のものに
触れられるのは深山の者だけ。

故に ご先祖さまに触れられるのも
深山の者だけです。

よろしくて?

あっ… そうですか…。

(美保子)ちょっ… と。

(美保子)
これは朝の分。 次は昼の分。

それが終われば もちろん 夜の分。

(美保子)飲み物 食べ物を
直接 深山の者に差し出す

給仕の仕事は
女主人の最も大事な役割。

(久美)
どうもありがとう 佐都さん。

あっ…。

あっ!

何をなさってるの。

じゃああっ。

≪(久美)
今日は 初日で疲れたでしょう。

はい… あっ いえ。

何だか色々 想像を超えていて

あらためて
頑張らなきゃって思いました。

この家に慣れるのは
大変だと思うけど

私は
あなたたちを応援してるから。

お母さん…。

来週には八寿子おばあさまが
帰ってこられます。

八寿子おばあさま?
圭一さんのお母さまよ。

腰を痛めてね
箱根で静養されてたんだけど

数カ月ぶりに戻ってこられるの。

それで
快気祝いを開くことになりました。

あっ そうですか…。

(久美)次期女主人として
しっかり おもてなしして

認められるように頑張りなさい。

えっ?
これ全部 頭にたたき込めと?

おばあさまの前で失敗して
無事で済んだ人はいないわ。

快気祝いで 何か粗相があれば

ここから追い出される。

そう 思いなさい。

(生唾をのむ音)

(ドアの開閉音)
ただいま 佐都。

ああ おかえり 健太。
うわ 何? すごい。

今日は一日どうだった?

何ていうか もう
いっぱいいっぱい。

ああ… 俺も… 疲れたよ。

八寿子おばあちゃんの?
うん。

快気祝いがあるんだって。

確か 水曜だよな。
うん。

その日 なるべく早く帰るよ。

絶対だよ。

おいで。
よいしょ。

うわ~。
はい 行こう。

フフフ よいしょ。

≪(物音)

うわ!
びっくりした!

何ですか?

申し訳ありませんが
若旦那さまの夜の営みは

深山家の行く末に
関わることですので

ご容赦ください。

はい。

わざわざ
足をお運びいただきまして

ありがとうございます
蒲生さま。

こちらへ。

(冬美・秋乃の話し声)

(秋乃)私も大好きですわ。

ご無沙汰しております。
(冬美・秋乃)まあ~。

初めまして 佐都と申します。

秋乃さま 冬美さまで
いらっしゃいますね。

(冬美)まあまあ~。 あなたが
健ちゃんと一緒になったっていう?

うまいこと この家に
入り込んだわねぇ 野良猫が。

(秋乃)やだわ~。
毛並みは揃えていただかないと。

ニャン。
(冬美・秋乃)オホホホ…。

(秋乃)
あっ ちょっと喉が渇いたわ。

ワインセラーから
82のオーパスワン 持ってきて。

(冬美)グラスはもちろん バカラ。
(秋乃・冬美)でね。

はい。

(秋乃・冬美)オホホホ…。

(秋乃)お顔 ご覧になった?
(冬美)いいお顔。

82のオーパスワン。

82のオーパスワン
82のオーパスワン…。

(有沙)今のお気持ちは?

はい?
(有沙)深山の財産は

跡継ぎが総取りでしょ。

きょうだいには
一銭も分与しないことで

400年間 痩せさせることなく
財産を守ってきた。

つまり
明人お兄ちゃんと美保子さんは

これから一生
健太お兄ちゃんと あの人に

食べさせてもらう生活に
なるわけじゃん?

今のお気持ちは?

誠心誠意
己の役目を果たすだけですわ。

(森高)間もなく
八寿子さまのご到着です。

≪ご案内いたします。
(使用人)ご案内いたします。

すみません。

(蒲生の妻)譲? 譲?

譲!
いなくなっちゃったんですか?

ええ ちょっと目を離した隙に
息子が…。

ですが お気遣いなく。

譲? 譲?

あれ? まだ こんなとこいんの?

次期女主人が
おばあちゃんの挨拶 遅れたら

この家でやってけないよ。

♬~

♬~

[さあ
深山家の女帝のお帰りです]

おかえりなさいませ。
(一同)おかえりなさいませ。

やっぱり 家はいいわねぇ。

ごきげんよう。

譲! 譲 返事して!

譲!
≪あの!

一緒に捜します。

すいません
ありがとうございます。

≪八寿子さま
お元気そうで何よりです。

私たち 八寿子さまに
お話ししたいことが

たくさんありますのよ。
(八寿子)聞きたいわ。

譲君!
譲 返事して!

佐都さんは?

ああ さっき擦れ違ったけど?

譲君!
譲?

譲君!?

ごきげんよう。

お~ 来る来る。
(八寿子)ごきげんよう。

やっちゃったね。

(有沙・大介)おかえりなさい。
(八寿子)ごきげんよう。

皆さんの顔が見れて うれしいわ。

ところで 佐都さんっていう方は?

あっ!

譲君!

譲君!

♬~

譲君!

♬~

譲君。

あっ。
(譲の泣き声)

♬~

(譲の泣き声)

大丈夫?

よかった。
譲!

(2人)ありがとうございます!

あなた 何してるの!
八寿子さまに ご挨拶もしないで!

失礼極まりないわ!

でも この子…。
「でも」じゃない!

そんなことより
八寿子さまでしょ!

《そんなことより?》

(秋乃・冬美)早く!
(秋乃)行きなさい!

八寿子おばあさま
初めてお目にかかります。

佐都と申します。

あの… すみません。
ご挨拶が遅れて。

英雄気取りかしら?

(秋乃・冬美)オホホホ…。
えっ?

(秋乃)はしたない。
(冬美)八寿子さまの前なのに。

(秋乃)なんて格好。

(ざわめき)

あっ… あの…。

はばかりながら…
一つ申し上げます。

目の前で子供が溺れていたら

助けるのが
普通ではないかと思うのですが。

あ~あ やらかしちゃった。

(秋乃)八寿子さまに口答えなんて
100万年 早いわ!

次期女主人にふさわしいとは
思えない!

この家から出てって…。
(八寿子)静かにしなさい。

静かにしなさい!

(秋乃・冬美)はい…。

戻ります。

面白い子が来たもんだわ。

へえ~ あのばあちゃんが
一目置くとはねぇ。

(舌を鳴らす音)

♬~

佐都さん。

そのままじゃ
お風邪をひかれますわ。

出過ぎたまねを
してしまいました…。

口答えなんて…。

あ~ マジ なめくさってるわ。

えっ?
調子に乗ってんじゃないわよ!

この雨後のたけのこが!

ずうずうしく
人の家に のこのこのこのこ

ニョキニョキニョキニョキ タケノコタケノコ
ニョッキッキと生えてきやがって!

スタンドプレーで
上に取り入ろうったって

そうはさせるもんですか!
私たちはね

この世界で生きてくために
小さいころから

厳しい教育を受けてきた!
教養 たしなみ 習い事! 分かる?

それをね 季節外れの水泳大会で
出し抜かれちゃ

たまったもんじゃないのよ!
ここは! 庶民が!

のこのこ
入り込めるような家じゃないの!

ったく~!

分かった!?

あっ!

帰国したか?

(木暮)ええ 無事に。

そうか。
では 手はずどおりに。

おかえりなさい。

泉さん。 行きましょう。

俺さ 分かっちゃったんだよね。

えっ?
(大介)親父の魂胆。

母さんも分かってんだろ?

親父が結婚を許したのは

健兄を
この家におびき寄せるための餌。

なあ 兄貴。

ホントにいいのかな?

兄貴が ここまでやってきたことを
俺が途中で代わって。

父さんが決めたことだから。

兄貴は それでいいの?

父さんが決めたことだから。

そう。
うん。

(大介)狙いは それだけじゃない。

次期女主人っていう
一番大変な役目を

佐都さんに与えて
音を上げた佐都さんが

自分から この家を
出ていってくれれば 全て解決。

巧妙だよね。
使えない嫁でも いじめられるし

頑張って認められても
やっかまれて いじめられるし

どっちにしても
佐都さんにとっては最悪。

この家を出ていくまでは
終わらない。

生き地獄の始まりだね。

(美保子)あら ご実家から。

はい。

ああ 彼女 今ちょっと
手が離せなくて。

私 義理の姉の美保子と申します。
どうかされましたか?

まあ お母さまが?

倒れられた?

そそそ… そうなんですよ!
このこと早く 佐都ちゃんに…。

ええ すぐに伝えますわ。

ちょっと!

(大介)母さん どっちに賭ける?
親父? 佐都さん?

俺さ 佐都さんなら
やってくれちゃうかもって

思ってるんだよね。

大穴狙い。

俺さ このうちを
あったかい家にしたいんだよ。

佐都とならできると思ってる。

応援してるよ。

ありがとう。

♬~

♬~

[運命の神様というものは…]

[なぜ かくも厳しい試練を

愛する2人に
お与えになるのでしょう?]

[そんなにも引き離して
しまいたいのでしょうか?]

[ですが 一説には

神は 乗り越えられる者にしか
試練を与えないのだとか]

[だとすれば 佐都さまも
このままでは終わらないはず]

[これは 現代のおとぎ話]

[王子様に見初められた
シンデレラは

玉のこしに乗り
豪華なお城で一生 幸せに…]

[果たして
暮らせたのでしょうか?]

ハァ ハァ ハァ…。

庶民なめんなよ。

[『やんごとなき一族』の…]

[そして…]