<木曜劇場>やんごとなき一族 #02【正妻VS愛人!襲い掛かる非情なる掟】[字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

<木曜劇場>やんごとなき一族 #02【正妻VS愛人!襲い掛かる非情なる掟】[字][デ]

〈正妻VS愛人〉庶民家庭から超上流社会の一族に嫁ぐことになった主人公に襲い掛かる非情なる掟!女同士のバチバチ火花―やんごとなき愛人の流儀とは―

番組内容
深山佐都(土屋太鳳)は、義姉の美保子(松本若菜)によってサウナ室に閉じ込められるが自力で脱出。美保子のもとへ戻り、入院した母・篠原良恵(石野真子)を見舞いたいと頼むと、美保子は義祖母の八寿子(倍賞美津子)に断りを入れるようにと促す。しかし、八寿子は佐都の申し出を許さず、深山家の跡取りである健太(松下洸平)と結婚した以上、深山家の発展に人生の全てを捧げるのは当たり前だとしっせきする。
番組内容2
その後、帰宅して事情を知った健太は、すぐに良恵のところへ行くよう佐都に告げる。深山家の理不尽さを訴える健太は、八寿子らに対し、自分の家と佐都の実家の両方を夫婦2人で守っていくと宣言する。

健太に従い屋敷を出ようとした佐都は、深山家へ来訪した葛西綾(小沢真珠)と玄関でぶつかってしまう。するとそこに久美(木村多江)が来て、綾を丁寧に出迎える。綾は八寿子への贈り物と、圭一(石橋凌)の忘れ物だという
番組内容3
小袋を久美へ差し出す。この時、佐都は久美と綾の関係性、深山家の奥深い闇にまだ気づいていなかった。

病院で良恵の無事を確認した佐都は、翌朝、深山家に戻る。しかし、思いもよらない事態が佐都を待ち受けていて…。
出演者
土屋太鳳、松下洸平、尾上松也、松本若菜、渡邊圭祐、松本妃代、馬場ふみか、佐々木希、石野真子 ・ 倍賞美津子 ・ 木村多江、石橋凌
スタッフ
【原作】
こやまゆかり『やんごとなき一族』(講談社『Kiss』連載) 
【脚本】
神森万里江、青塚美穂 
【音楽】
木村秀彬 
【主題歌】
milet『Walkin’ In My Lane』(SME Records) 
【挿入歌】
wacci『恋だろ』(Sony Music Labels) 
【プロデュース】
宋ハナ 
【制作プロデュース】
古郡真也(FILM) 
【協力プロデュース】
三竿玲子
スタッフ2
【演出】
田中亮、三橋利行(FILM)、水戸祐介 
【制作協力】
FILM 
【制作・著作】
フジテレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  1. 佐都
  2. 健太
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  4. 圭一
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  12. お母さん
  13. ハァ
  14. 深山
  15. 専務
  16. 旦那
  17. 冬美
  18. 秘書
  19. 有沙
  20. 挨拶

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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[さて おとぎ話の続きを
いたしましょう]

[王子様に見初められた
シンデレラは

玉のこしに乗り
豪華なお城で 一生 幸せに…]

[暮らせるはずでしたが

何ということでしょう。
彼女の入ったお城は

城は城でも 魑魅魍魎が跋扈する
伏魔殿だったのでございます]

(圭一)もう逃げられんぞ。

(美保子)まあ お母さまが?
倒れられた?

(源)そそそ… そうなんですよ!
このこと早く 佐都ちゃんに…。

すぐに伝えますわ。

[嫉妬を買い
釜ゆでの刑に処された

お姫様の運命は 果たして…]

庶民なめんなよ。

♬~

(美保子)
ありがとうございました。

どうぞ お気を付けて
お帰りくださいませ。

あっ!
(美保子)あなた どうやって…。

母が倒れたって何ですか?
もし 何かあったら

どうしてくれる…。
(美保子)かわいそう!

何で こんな姿に?
早く タオルを!

佐都さんが
お風邪をひいてしまいますわよ!

はぁ?
(使用人)はい!

これを持って 早く
お見舞いに行ってあげてください。

あっ そうそう
八寿子おばあさまには

一言 断りを入れた方が
よろしくてよ。

お母さまが倒れられた!?

ですから 今から病院の方に…。

まあ 何ですって! それは大変!

本当に申し訳ありません…。
(秋乃)まさか 次期女主人が

こんな大事な日に
夫の家をほっといて

自分の親のところへ
行こうとするなんて。

(秋乃・冬美)ねえ。
えっ。

(有沙)あしたでいいじゃん。 別に
死ぬってわけじゃないんだから。

でも お客さまは みんな
もう お帰りになって…。

帰ってないじゃない!
(秋乃)私たちがいるでしょ!

でも 母には私しかいないんです。

佐都さん。

深山の跡取りと結婚した以上
ここが あなたの家です。

あなたの役目は
この家の発展のために

人生の全てをささげること。

それが できないのなら

健太と別れて
この家を出ていきなさい。

♬~

分かりました。

(秋乃・冬美)オホホホホ…。

《もう 私に
自由なんてものはないんだ》

私 あれが食べたいわ。

(冬美・秋乃)カヌレ。
聞こえてらっしゃる?

《私は
健太と結婚したんじゃなくて

この深山家と結婚した》

《そういうことなんだ》

ハァ…。

《だけど…》

≪(美保子)♬「グーチョキパーで
グーチョキパーで」

♬「なにつくろう なにつくろう」

♬「右手はパーで 左手もパーで」

♬「板挟み 板挟み」

ごめんなさいね
身動きとれなくなっちゃって。

こんなことなら
おばあさまには黙って

見舞いに行かせるべきだったわね。

《何なの? この人》

そう! ここをほったらかして
実家に帰ろうとしたのよ!

(健太)えっ? 何で?
(リツコ)お母さまが

入院されたんですって。
(冬美)そんな理由で!

(秋乃・冬美)あり得ないでしょ!?

えっ!?
≪(運んでくる音)

(有沙)お兄ちゃんからも
びしっと言ってあげなよ。

そんなんじゃ
次期女主人は務まらないよって。

何やってんだ? 佐都。

ごめん。

早く お母さんとこ行ってこい。
えっ。

いいいい 俺がやるから。
お茶いる人?

やめなさい みっともない。

そんなこと 嫁のやる仕事です。

ずっと思ってたんだけどさ

男だからとか女だからとか もう
そういうの どうでもよくない?

何で うちに嫁いだら 家の犠牲に
なんなきゃなんないの?

おばあちゃんたちだって
散々 それで

苦しい思いしてきたんだろ。

家の決まり事に縛られてさ。

俺は うちのそういうところを
変えていきたい。

自分の実家に何かあったときに
帰れない家って 何だよ?

俺は このうちと同じように
佐都の実家も すげえ大事。

2つの家を
俺たち2人で守ってくんだよ。

ほら 佐都 早く行け。

お母さん 待ってるよ。

♬~

いってきます。
申し訳ありません。

(冬美・秋乃)ああっ!
(秋乃)なな… 何てこと!

あり得ない!
(有沙)マジか。

うん。 ありがとう 源さん。
うん すぐ行くから…。

あっ!
(綾)まあ 何ですの!?

すいません。
≪(久美)綾さん。

あら 久美さん。

ようこそ いらっしゃいました。
主人がお世話になりまして。

いいえ ご無沙汰しております。

どうぞ 中へ。

いえ こちらで失礼いたします。

八寿子さまへの心ばかりの品を
お持ちいたしました。

お預かりいたします。
(綾)あっ。

それと これ。

旦那さまが お忘れになって。

ご丁寧に どうも。

いえ。

[たとえ
ほんの小さな石ころでも

湖に投じれば
波紋が生じるように

深山家に身を投じた
この名もなき女性も

知らず知らずのうちに

あちこちで
波紋を生んでいるようです]

これは どういうことですか?

はい すいません
お待たせしました。

(八寿子)分かりません。
嫁に尾っぽ振って。

[そして その波紋は やがて
大きなうねりとなって

当人に返ってくることでしょう]

安心した 何でもなくて。

もう だから
源さんたちには言ったのよ。

大げさだって。

全然 あの人たち
聞いちゃいないんだから。

服 ありがとう。
うん。

急に 店のことも 家のことも

全部 一人でやるようになったから
疲れが出たんだね。

違う違う。 年よ 年。

やぁね。

今夜は私 ここに泊まるから。

ありがとね。

佐都の顔見たら 元気出た。

でも これからは

もう こんなふうに帰ってこなくて
いいからね。

んっ?
ああいう おうちに嫁いだ以上

もう あんたは
普通とは違うんだから。

向こうの家を大事にしなさい。

しっかりと
向こうの世界のことを学んで

誰よりも必要とされる
女主人になるのよ。

お母さん…。

はい 頑張ります。

でも こっちの家も
健太と2人で守ってくから。

もう この子ったら!

フフフフ…。

昨日は 申し訳ありませんでした!

あ… あの…。

(八寿子)
婚家をないがしろにする嫁など

このうちには いりません。

おばあちゃん 待ってくれよ。

ちゃんと話し合おう。

すみません。
昨日は 母のことが心配で…。

でも この家をないがしろに
したつもりはありません。

健太さんが言ったように
私たちは 私たちのやり方で

2つの家を守っていくつもりです。

それには まず
この世界のことを学んで

深山家にとって
必要とされる人間に

ならなきゃいけないと
思っています。

あらためて 今後とも

ご指導 ご鞭撻のほど
よろしくお願いいたします。

私が指導?

佐都!

うんうん。

頑張りなさい。

お母さん 頼みます。

はい。

♬~

カフスは磨いておいたか?

はい こちらに。

(久美)いってらっしゃいませ。

(一同)いってらっしゃいませ。

(木暮)よかったんですか?
あのまま追い出さなくて。

絶好の機会だったように
思いますが。

狩りをしたことはあるか?

(木暮)はっ?
(圭一)狩りの獲物は

わざと泳がせて 泳がせて
袋小路に追い詰める。

もう どうしようもないと悟って
絶望した動物ほど

哀れなものはないよ。
ハハハハハ。

それまで
いかに勇猛果敢であろうと

最後は 許しをこうような目で
こちらを見る。

そこを…。

ズッドーン!

一発で仕留める。

それが 快感なんだ。

[なんと まあ
恐ろしいことでしょう]

[旦那さまにとって 佐都さまは

狩りを楽しむための獲物
というわけです]

[そんなこととは つゆ知らず…]

あの どこか お加減でも?

えっ?
顔色が悪いようなので。

何でもないわ。

旦那さまの
今日のお戻りは何時でしょう?

今日は木曜日ですよ!

(使用人)申し訳ございません!

[ええ そう 今日は木曜日]

[木曜日が どのような日なのか
それは…]

[んんっ…。
私の口からは申せません]

[ただ一つ言えるのは

この深山家には
まだまだ たくさんの

やんごとなき事情がある
ということ]

♬(日本舞踊の音楽)

(師範)あなた どこ見てんの。
こんにちはして どうすんの。

♬(日本舞踊の音楽)

肩 背中 腰!

おなかが出てる。

足が反対。

あれ? 何 どっち向いてんの?
ぐっとぐっと絞って

ぐっと下ろすの。
ああ もう止めて。

もう一回やりましょう。

八寿子さまから厳しくと
申し付けられておりますので。

♬(日本舞踊の音楽)
(師範)しっかり 後ろに足引いて。

♬(日本舞踊の音楽)

手の先が汚い!
(綾)遅れてごめんなさい。

(師範)よそ見しない!

♬~

(松坂)
<大きな間口によって切り取られた外界>

<内に広がる空間は 曖昧な境界線によって

つながりながら広がっている>

<日本の伝統的な空間の捉え方だ>

<その中に人は身を置き
移ろいゆく豊かな時間に身を浸す>

<日本の美意識を宿す邸宅 「MARE」>

<家は 生きる場所へ>

(一同)ありがとうございました。

ぬおっ!

あなたが深山さま?

お会いできて光栄ですわ。
(女性)ねえ。

葛西 綾です。
先日は どうも。

ああ… こちらこそ。
綾さんは

ジュエリーデザイナーで
ございますのよ。

あっ すてきですね。
ねえ。

これから 皆さんで
お茶でもいたしませんこと?

(一同)ぜひ。
(女性)綾さんも いかがですか?

ごめんなさい。

今日は
主人が早く帰ってくる日ですの。

(女性)残念。 じゃ 私たちだけで。

痛い!
えっ?

そっと貼ってよ。

はいはい 姫様 仰せのとおりに。

でも おばあちゃんも
無茶いうよな。

こんな習い事ばっかり。

言った以上やるしかない。

さすが 佐都。 よし 気合だ!

痛いよ~。

仲良くなれそうな人はいた?

うん。 綾さんって人がいてさ。

綾さん?
そう 知ってる?

昨日の快気祝いにも
来てたんだけど

ジュエリーデザイナーでね
すてきなの。

愛人だよ。

えっ?

親父の。

えっ? えっ 何?
どういうこと?

だって さっき
旦那さんが帰ってくるって。

それ 親父のことだよ。

もう10年以上になるから
夫婦みたいな感覚でいるんだよ。

店だって
親父が買ってやったもんだし

生活費も全部 親父が面倒見てる。

えっ…。
親父は毎週木曜に

その女のところに一泊で通ってる。

(久美)《いってらっしゃいませ》

まさか そのこと お母さんも…。

知ってるよ。

家族全員 知ってる。

信じらんない!
何で 知ってて何も言わないの!?

ねえ 何で 健太 怒らないの!?

いや しょうがないんだよ。
母さんだって認めてるし。

むしろ
そっとしておいてほしいって…。

いや 俺だって何とかしたいよ。

《しょうがないことなの?
愛人って…》

[何やら
事件の予感がいたします]

(有沙)
佐都さん大変… 早く来て…。

緊急事態発生!

すいません すいません!
すいません!

あっ!

有沙さん!

おなかすいた…。

えっ?

何か おやつ作って。

はい…。

まあ どうしましょう。
時間がないわ。

どうかされました?
圭一さんのお帰りが早いの。

あと30分で家に着くって。

佐都さんも手伝ってくれる?
はい。

(久美)スープを用意しないと。
帰ったら いつも飲まれるの。

あの 毎日こんな手間暇かけて?

圭一さんには
おいしく飲んでいただきたいし

毎日の健康管理は
妻である私の役割だもの。

あの お母さん。
実は私 聞いてしまって…。

≪(森高)旦那さまが
お帰りになられました。

(久美)行くわよ。
あっ はい。

(久美)おかえりなさいませ。

(一同)おかえりなさいませ。

(圭一)もう一度 よく磨いとけ。

かしこまりました。

《あっ すてきですね》

《あのとき見た
綾さんのデザインと同じ》

♬~

お母さん…。

さあ
スープの仕上げをいたしましょう。

あら? 食パンがないわ。

おかしいですね。
昨日は ちゃんとございましたけど。

(オーブンの音)

(森高)何てことされたんですか!?

すぐ 街まで下りて
買ってきてちょうだい!

(森高)かしこまりました。

圭一さんには
こまごまとした決め事が

たくさんあるから…。

あれがないと…。

(使用人)旦那さまがテーブルに。

おかえりなさい。
(圭一)あっ ただ今 戻りました。

おかえりなさい。
(リツコ)おかえりなさい。

おかえりなさい。
(圭一)うん。

申し訳ありません。
食パンを切らしてしまって

クルトンが作れなかったんです。

私が許せないものを
知っているか?

♬~

規律を乱す者だ。

も… 申し訳ありません!
今すぐ作り直…。

もういい!

車を回せ。
(久美)どちらへ?

お前より
綾の方が よっぽど気が利く。

少しは見習え。

すいません お父さん!

食パンを切らしてしまったのは
私のせいなんです!

お母さんは何も悪くありません。
だから…。

だから 愛人のところへは
行かないでください!

フフッ…。

お母さんが どれだけ
お父さんのことを思って

毎日 スープを作ってるのか

どんな思いで
いつも 木曜日を過ごしてるのか。

こんなの おかしいです!
お父さんは間違っていま…。

誰に口を利いている。
んっ?

あるじに無礼を働く嫁を
見過ごすのか? 久美。

えっ…。

それとも お前も同じ考えか?

いえ 違います。

(圭一)教育くらい
まともにやっておけ。

(久美)申し訳ありません。

[実に
衝撃的な出来事でございました]

[これが世にいう
「クルトンスープ事件」]

[長い長い 深山の歴史の中で

初めて 旦那さまに
反旗を翻す者が現れたのです]

一族の長に
嫁が口答えするなんて…。

言語道断!

また やっちゃったね。
(大介)愛人の1人や2人で

騒ぐなんて みっともないよ。
みっともない?

この世界では
夫が愛人を囲うなんて

当たり前だからね。
何 言ってるんですか。

(八寿子)正妻なら
「夫が お世話になってます」と

愛人に
ご挨拶するぐらいじゃないと。

ねえ? 久美さん。

はい。

この世界の男たちの重圧は
生半可なものではありません。

そのストレスを
発散させてあげるのは 妻の務め。

(久美)《主人が
お世話になっておりまして》

そんな… そんなの
おかしいと思わないんですか!?

別に。
だって そもそも政略結婚だしさ。

リツコさんは? リツコさんも
そう思ってるんですか?

まあ…
それが当たり前の環境だしね。

そりゃ許せないけど…。

クロコのバーキン
10個ぐらい買って 発散するかな。

お兄ちゃんが浮気したら
あんた どうすんの?

健太は そんなことしません!
佐都さん。

健太だって
いずれ 愛人を持ちます。

そのとき あなたはどうするか
心得ておきなさい。

[佐都さまに
理解できるはずがありません]

[しょせんは
住む世界の違う者同士]

[その辺の小バエに

王たるライオンの生き方を
説いても無駄なこと]

[ただ一つ 確かなことは

ライオンは 目の前を
うるさく飛び回る小バエを…]

[容赦なく振り払う ということ]

どうだ?
(木暮)整っております。

そうか。

では 狩りを始めよう。

ムフ… ムフフフ…。

うん… ムハハハ…。

≪(ノック)

どうぞ。
(ドアの開く音)

(木暮)失礼します。
少し お時間よろしいでしょうか。

はい。
専務に紹介したい方がおりまして。

はい。

泉!?
(泉)深山専務。

よろしくお願いします。

えっ!?
(木暮)先日 フランスから

帰国されたんです。
専務の秘書として

来週から働いていただくことに
なりました。

泉が秘書!?

深山社長に
お声を掛けていただいたんです。

本日は
手続きと ご挨拶に伺いました。

びっくりした~!
えっ? 何年ぶり?

ご無沙汰してます 専務。

専務… えっ?

(美保子)泉さんが秘書?

それは使えそうねぇ。

(明人)うっ… まさか…
い… 泉さんを利用するつもり?

何か問題あって?

深山は 跡取りが財産総取りで

きょうだいには
一銭も分与されない。

このまま
あの勝手な弟と 庶民の嫁に

飼いならされるような人生で
あなた いいの?

私は嫌よ!

今までの苦労が報われないまま
終わって たまるもんですか!

どんな手を使ってでも
絶対に勝つ!

お父さまもホントに怖い方。

健太さんが
好きで好きで たまらなかった

泉さんを秘書にあてがうなんて…。

佐都さん…。

大ピンチね。

ヤッベ!
大丈夫ですか?

最悪だよ。
ごめん ごめん ごめん。

サンキュー。

何か ごめんね。 こんな時間まで
手伝ってもらっちゃって。

お気になさらないでください。

ハァ…。

なあ。
はい?

泉…。

立花さんはさ
何で 日本に戻ったの?

いや ずっと フランスに
住むもんだと思ってたからさ。

意外で…。

向こうで 何かあった?

私も意外でした。

専務は ご実家とは
距離を置かれていたので

まさか 家業を継がれるなんて…。

(頭がぶつかる音)

いった~!
ごめん ごめん ごめん…。

もう! 石頭!

そっちだろ!
もう!

♬~

♬~

(梅沢)やっぱ王道だわ~
(缶を開ける音)プシュ!

(大久保)何をごちゃごちゃと…
(缶を開ける音)プシュ!

(グラスの音)カチン!
<サントリー「こだわり酒場のレモンサワー」>

(しずちゃん)健康診断?
(山里)しずちゃん!

どやったん?
いやいやいやいや… あらら

飲んどく?

おすすめ!

≪ただいま。
≪(ドアの閉まる音)

うおお…。

どうした? んっ?

佐都?

よし。

何でもない。
えっ?

ちょちょちょ…。

帰りが遅かったから
むくれてんだろ?

んっ?

そうか?
そうかそうかそうか。

そんなに俺が好きか? んっ?

別に。

♬~

♬~

おいで。

フフフフ…。

よいしょ。
あっ ちょっと待って。

何?

どうぞ お気になさらずに。
ウフッ。

♬~

んっ?

こ… これは…。

ツチノコレベルに幻と 噂の

ブ… ブラックカードですか…。

来週 俺の専務就任祝賀会が
あるだろ。

うん。
佐都の服

リツコさんに
見立ててくれって頼んどいた。

支払いは これ使って。

おおお… おお~!

あの なぜ 美保子さんが ここに?

私も センスのいいリツコさんに
見立てていただきたくて。

(店員)いらっしゃいませ。
(店員たち)いらっしゃいませ。

あの ところで今日
他のお客さんたちは?

えっ? 当然 貸し切りよ。

《出た!
やんごとなさの無駄遣い!》

他にも人がいらしたら
気が散って ゆっくりできないわ。

《ウフ… ウフフフ…》

♬~

♬~

じゃあ これで。

たっか…。
面白い方ね。

たかが80万ごときで。
「ごとき」って…。

うまい棒 何本買えると
思ってるんですか?

天文学的数字ですよ?
(リツコ)何で?

欲しいんでしょ?
いや そうですけど…。

あのね 佐都さん
買えないなら仕方ないわ。

でも 私たちは買えるのよ。
お金なんて いくらでもあるの。

ぜいたくだと
諦めるんじゃなくて

むしろ 手に入れて
これに見合った自分になりなさい。

こっから ここまで
全部ちょうだい!

《おいおいおいおい!》
で あなたはどうするの?

《いやいやいやいや…》

《か… 買ってしまった…》

(綾)あら。

ごきげんよう。
こんにちは。

聞いたわよ 圭一さんから。

私のこと よく思ってないそうね。

当然です。
お母さんが苦しんでるのに。

自分に魅力がないから

圭一さんを
引き留めておけなかっただけ。

でしょ?
何言ってるんですか あなた!

少しは 申し訳ないって気持ちは
ないんですか?

立場をわきまえて
物を言ってください。

(綾)この世界では
私のような存在は

必要不可欠なのよ。

はっ?

正妻は 子供を産んで
家を守るのが仕事。

愛人は 家の重圧から解放して
いやしてあげるのが仕事。

その両方があって 初めて
深山のような家は成り立つ。

(綾)あなたも
健太さんを失いたくなければ

美容には気を使った方がいいわ。

ケールは 抗酸化成分が抜群で
お肌の健康を保つ他

ビタミン ミネラル
フィトケミカルのバランスも良く

美白やコラーゲンに必要な
ビタミンCの含有量も

トップクラスなのよ。

久美さんにも勧めておいて。

あの人 もう枯れちゃってるもの。

女主人を目指すなら

この世界の道理を
よ~く わきまえておくことよ。

私を認めるか否か
よ~く考えなさい。

♬~
(高畑)わっ
(妹)生理痛がつらくて…

そんな時はルナなのだ!

でも…眠くなったら困る…

<「バファリンルナi」は痛みによく効く>

だけじゃない!
<眠くなる成分無配合>

ぴんぽん

♬~(新津)そうなんです
バスタブはこすりません!

(主婦)それはもう当たり前でしょ
ではそれ

除菌できるの? できないの?

はっ
除菌できるのは銀イオンプラス!

《99%除菌!》
(聴衆)≪おぉ~

♬~「バスタブクレンジング」
《香りが残らないタイプも!》

《こっちの世界じゃ
私が間違ってるわけ?》

《もう 何もしない方がいいの?》

綾さん…。

お礼や ご挨拶や お付き合いは
女主人の大切な仕事。

人を問わず
深山にゆかりのある人 皆さんに

お声掛けするのが礼儀なのよ。
覚えておいて。

あっ。

書き損じてしまったわ。

《私… このまま
引き下がっていいの?》

(八寿子)ありがとう。

今日は しっかり頑張んなさい。

はい。

これで 深山家は安泰ね。

ええ。

(係員)こちらでよろしいですか?

はい。 ありがとうございます。

(久美)
そのドレス よく似合ってるわ。

本当ですか? 健太も
いいって言ってくれたんです。

いるんだね
お世辞 真に受ける人。

んっ?
んっ?

んっ?
んっ? これ 外さないの?

あっ これは大丈夫です。
(有沙)何で?

(大介)帰るわ 俺。
(リツコ)はっ?

こんな日ぐらい
いい夫の顔できないの?

そっちこそ また
とんでもない請求 来てたけど?

無理しないで
お互い自由にやってこうよ。

暇なくせに
いつも どこで何してんだか。

《嘘… でしょ》

普通 来る?

本日は お招きにあずかり
感謝いたします。

このたびは
健太さんの専務ご就任

心より お祝い申し上げます。

ありがとうございます。

お忙しい中を
どうもありがとうございます。

(綾)ええ。 普段は ご挨拶だけで
失礼しておりましたが

今日は最後まで
顔を出すつもりでおります。

実は 先日
私の態度がおかしいなんて

言う人がいたもので。

会場へ ご案内いたします。

あら? 何かしら これ!

これじゃ
あたしのが見えないじゃない!

申し訳ありません。

ハァ… 久美さんって
ホント気遣いの足りない方。

どうりで 圭一さんが
愛想尽かすはずよね。

あのですね…。
(リツコ)ちょっ…。

バカなの!?
(リツコ)面倒なことになるから!

花の位置を決めたのは 私です!

本日の主催は 健太さんと私です。

(綾)あら そう? どういう意図で
ここにしたのかしら?

ご気分を害されたのなら謝ります。

今すぐ 場所を
移動させていただきますので。

フンッ!

すいません。

ハァ ハァ ハァ…。

だっ!

ここなら いかがでしょうか。

綾さんの名前を 皆さんに

よく ご覧になっていただけると
思います。

あなた この私にケンカ売る気!?

はばかりながら
一つ申し上げます。

やはり 私は あなたの存在を
認めることはできません。

夫の門出の日に
私が一番 感謝を伝えたいのは

今まで 健太を
温かく見守ってくださった

お母さんなので。

今日という日に
あなたは ふさわしくありません。

どうぞ お引き取りください。

すいません。
通行の妨げになりますので

お花は
あちらにお願いできますか。

あっ どうもすみません。

フンッ!

♬~

ああ… ハァ…。

あれ? 綾さんは?

(久美)帰ったわ。

佐都さん。

大変なことをしてくれたわね。

えっ。

ああ…。

出過ぎたまねを
してしまいました…。

でも… 彼女の あの顔

胸が すーっとした!

ウフフ… んっ…。

(せき払い)

♬~

(圭一)そして 健太には

さらなる発展を遂げてくれるよう
期待しております。

(拍手)

え~ ここで もう一人
ご紹介したい人がおります。

これからの健太を支えてくれる…。

秘書の 立花 泉さんです。

(拍手)

♬~

ドレスかぶってる!?

《えっ…
これ ホントに同じ服?》

《私と全然 違う》

さすが 泉さん。
気品があるわ~。

やっぱ
育ちって出ちゃうんだねぇ。

(ざわめき)

《お願い。
見ないで 比べないで…》

申し訳ございません。

(泉)
専務と奥さまにとって大事な日。

そのような日に配慮が足らず
申し訳ございません。

(泉)出直します。

何 構うことはない。

今日は君のことを 皆さんに
紹介しようと思っていたんだ。

いいえ。
私は 自分の無礼が許せません。

すぐに帰ります。

奥さま
本当に申し訳ありませんでした。

あの振る舞い
なかなかのもんだわ。

(拍手)

悪い ちょっと。

やっぱ お兄ちゃん
まだ 泉さんに未練あんのかな。

えっ?

ずーっと 泉さんのことが
好きだったんだよね。

あの2人
いいなずけだったんだけどさ

泉さんは 好きな人と一緒に
フランスに逃げちゃったの。

あのときは お兄ちゃん

正直 立ち直れないんじゃないか
ってくらい落ち込んでた。

でも 日本に戻ってきたってことは
その彼とは終わったってことよね。

(美保子)シーッ。

《健太が 泉さんを好きだった?》

泉。

気にしないで 早く
奥さまのところに戻ってあげて。

タクシーまで送るだけだよ。

あっ。

大丈夫か?
うん…。

♬~

ずいぶん親密そうだ。

でも 心配することはない。

もし仮に あの2人が
そういう関係になったとしても

愛人にすればいいだけの話だ。

《まさか お父さん

健太と私の仲を裂くために
わざと 泉さんを秘書に?》

美保子さんも 人が悪い。

あら そう?
私は ただ 泉さんに

ドレスをプレゼントしただけよ。
今日 着たらどうかしらって。

今まで 私たちに
すり寄ってきた人たちが

みんな 陰で笑ってる。

何が何でも 取り返してみせるわ。

僕はね 美保子さん…。

何!?

いや 何でもないよ。

[光あるところに 影はできる]

[それが 世のことわり]

[華やかなりし宴の陰には

いつも 陰謀が渦巻いているもの]

[宴は まだ始まったばかり]

[隠した手の内を
それぞれが明かすのは

まだまだ これから]

♬~

[さて この宴という名の戦いに
勝利し

最後に笑う者は
いったい 誰なのでしょうか]

(八寿子)堂々としてなさい。

深山の女でしょう。

さっさと行って
挨拶してきなさい。

はい。

っしゃ こら!

[『やんごとなき一族』の…]

[そして FODなら
無料期間終了後も…]