<木曜劇場>やんごとなき一族 #06【ここから庶民の逆襲が始まる!】[字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

<木曜劇場>やんごとなき一族 #06【ここから庶民の逆襲が始まる!】[字][デ]

形勢逆転のチャンス到来!庶民なめんなよ!痛快な反撃!ここから庶民の逆襲が始まる!

番組内容
深山佐都(土屋太鳳)と健太(松下洸平)は、圭一(石橋凌)が強引に進めた有沙(馬場ふみか)の縁談話を止めようとしたが失敗。そんな佐都に久美(木村多江)は深山家を変えて欲しいと望みを託す。ところが、あれだけ香川友貴(森田甘路)との結婚を嫌がっていた有沙は香川を気に入り、早々に婚約してしまう。

2人の結婚準備を圭一に託された明人(尾上松也)と美保子(松本若菜)は婚約祝いの席を設けることにする。
番組内容2
美保子は佐都と久美に婚約祝いをお茶会にしようと提案。久美が了承すると、美保子は佐都に雑用を押し付ける。しかし、3人の話を聞いた八寿子(倍賞美津子)は佐都にお手前で客をもてなすよう厳命。佐都は美保子の雑用と茶道の稽古に忙殺される。

そんな時、佐都と健太は良恵(石野真子)に呼び出される。『まんぷく屋』が軒を連ねる商店街の目と鼻の先にある深山グループの土地に、ショッピングセンター誘致の話が
番組内容3
持ち上がったのだ。自分たちへの嫌がらせだと圭一に詰め寄った健太を、圭一は会社の利益を考えて判断しろとたしなめる。健太がショッピングセンターより利益が上がる企画を考えると反論すると、圭一は企画提出の期限を告げるが、その日は有沙の婚約祝いの日で…。
出演者
土屋太鳳、松下洸平、尾上松也、松本若菜、渡邊圭祐、松本妃代、馬場ふみか、佐々木希、石野真子 ・ 倍賞美津子 ・ 木村多江、石橋凌
スタッフ
【原作】
こやまゆかり『やんごとなき一族』(講談社『Kiss』連載) 
【脚本】
神森万里江、青塚美穂 
【音楽】
木村秀彬 
【主題歌】
milet『Walkin’ In My Lane』(SME Records) 
【挿入歌】
wacci『恋だろ』(Sony Music Labels) 
【プロデュース】
宋ハナ 
【制作プロデュース】
古郡真也(FILM) 
【協力プロデュース】
三竿玲子
スタッフ2
【演出】
田中亮、三橋利行(FILM)、水戸祐介 
【制作協力】
FILM 
【制作・著作】
フジテレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. 佐都
  2. 美保子
  3. 秋乃
  4. 明人
  5. 久美
  6. 深山
  7. お願い
  8. 冬美
  9. ジーオス
  10. 今日
  11. 正客
  12. お母さま
  13. 深山家
  14. 茶会
  15. お前
  16. お茶会
  17. 失礼
  18. 長男
  19. 亮治
  20. 良恵

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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[多くの者たちの涙を取り込み

大河のごとく
とうとうと流れ続けてきた

この城の歴史]

[それをせくべく シンデレラは

果敢にも
立ち上がったのでございます]

(佐都)私たちが
深山家を変えてみせます。

♬~

♬~

《深山家を変えるって
どこから始めたらいいんだろう》

重み…。

歴史の重み ハンパない。

お母さん どうされました?

はい!?

(久美)佐都さん 大変!
有沙が!

すいません!
うおお…。

有沙さん!

あ~ 来た来た。
(香川)あっ 佐都お姉さん。

こんにちは~。 フフフ…。

お姉さん すんごい鼻息。
鼻の穴 広がってる。

(有沙)
こら そういうこと言わないの。

もう 思ったこと
すぐ 口に出すんだから。

は~い。
2人は仲良くなったのかな?

うん みたいだね。
ハハハハ…。

仲良しっていうか…。

(2人)ね~っ。

婚約しちゃった。

(2人)婚約… 婚約!?

[ええ
この切り替えの早さたるや

過日の駆け落ち騒動など
まるで なかったかのよう]

[一方 有沙さまの結婚準備
という大役を

旦那さまから命じられた
美保子さま]

[跡取り争いは ますます
混沌を極めてまいりました]

明人さん これはチャンスよ。

ここで一気に
決着をつけてやりましょう。

跡取りにふさわしいのは
私たちだって

みんなに知らしめてやりましょ。

(操作音)
(明人)ああ… あっ…。

(操作音)

(圭一)《明人!
これ以上 私を失望させるな!》

(明人)《あっ!》

《怖いよ! 出して!
出してください!》

(圭一)《お前は深山家の長男だ!
長男だろ!》

うん。

僕は 深山家の長男だ。

跡取りは僕だ。

健太じゃない。

そうよ。

絶対に
あの離れに戻ってみせましょう。

婚約祝いを お茶会で?

日程は 来週の日曜日で。

私が亭主 お点前はお母さまに
お願いできますか?

ええ。 お茶会でお茶をたてるのは
久しぶりだわ。

お菓子は 私の実家に
特別なものを作らせますので。

まあ 万屋寿庵さんで。
楽しみだわ。

佐都さん お茶会は初めて?

はい。
(美保子)でしたら

お作法が あれでしょうから

当日 お客さまの前に立つのは
あれよねぇ?

だと やっぱり あれかしら。

《あれって どれだよ》

何もせずに見といて。

≪(八寿子)お点前をなさい。

(美保子)八寿子おばあさま。

お点前って…。

えっ!? 私がですか!?

恐れながら 深山家の大切な席で
お茶をたてるなんて

そんな大役 佐都さんには
荷が重すぎる…。

あなた 深山の女でしょう?

はい…。

《初のお茶会で いきなり
お客さんにお茶たてるとか…》

《吐きそう》
おっ…。

あっ!

もしもし。

ごめんね 健ちゃんまで。

忙しいのに呼び立てちゃって。
いやいや。

座って。

何があったの?

健ちゃん。
はい。

大通りの向こうの小松町の団地
あそこ 深山グループの土地だろ?

今日 八のやつが
見たっていうんだよ。

(佐々木)
《向こうの団地も取り壊して

更地にする予定なので
広大な敷地を確保できますよ》

(男性)《この広さなら
ジーオス最大級の

ショッピングセンターが
建てられますね》

(ロク)深山の会社の人が
団地を壊して

ジーオスのショッピングセンターを
つくるって

そう言ってたんだよ。

えっ?
あんなでけえショッピングセンターが

できたらよ…。
(ロク)うちらみてえな

小さな商店街は
もう おしまいだよ。

そんな…。

まさか…。

ああ 更地にして
ジーオスに貸すことにした。

それが一番 利益が上がるからな。

俺たちへの嫌がらせかよ!
何を言ってるんだ。

これはビジネスだ。
ビジネス?

ふざけんな!
ほらほらほら。

そうやって すぐ感情的になるのが
お前の悪いところだ。

冷静に 会社の利益を考えて
判断しろ。

分かった。
じゃ ビジネスとして

ショッピングセンターより
もうかる企画を持ってくる。

それでいいだろ?

ほう。
では 来週の日曜日が期限だ。

それまでに持ってこれるならな。

[くしくも その期限は
お茶会の日と重なりまして]

[果たして 運命の神様は
お二人に ほほ笑むのでしょ…]

[おや?]

私も何か考える。

佐都。

商店街のことは 俺に任せて。

でも…。
佐都の大切な場所は

俺が必ず守るから。

ねっ。
健太…。

佐都は お茶会の方を頼むよ。

分かった。

まずは 深山の人間として
認めてもらわないと。

きっと これが
深山家を変える第一歩だよね。

佐都。

一緒に頑張ろう。

ありがとう。

♬~

(久美)
佐都さんは こちらに座って。

あっ はい。

(久美)この たばこ盆の前が
正客の席。

正客の方には
その日のお客さまを代表して

ご挨拶していただいたり

お茶や お菓子の感想を
おっしゃっていただくのよ。

なるほど。
≪(美保子)失礼いたします。

佐都さん お茶会に向けて

用意していただきたいものが
あるから お願いできるかしら。

あっ… はい 分かりました。

んっ!?
(久美)これは

私が手配させていただくわ。
(美保子)お母さま~。

(久美)佐都さんには
お点前の稽古に

励んでいただかないと。
(美保子)ですが…。

お茶会で 万が一 粗相があれば

亭主の美保子さんの責任に
なってしまうもの。

ねっ。

さっ 続けましょう。

いくら 深山さんの頼みでも
この金額で団地のリノベーションなんて

さすがに無理です。
そこを何とか。

別件の仕事も
そちらに回すようにしますので。

お願いします!

(業者)すいません お力になれず。

ありがとうございました。

(圭一)うん 私の指示どおりだな。
このまま進めろ。

はい。
兄貴 話って何?

(明人)いいから 座れよ。

ジーオスは ここ20年

右肩上がりで増収を続けている
優良企業だ。

あの土地をジーオスに貸し出せば
莫大な賃料が入ってくる。

そんなことは分かってるよ。
分かってない!

お前は何にも分かっていない。

あの土地を
ジーオスに貸し出すのが一番なんだ。

それ以上の案なんてない。

父さんは いつだって
深山の家のために

最善の判断を
しているんだからな。

それなのに 何で お前は
盾突くようなことばかりする!

お前は この家のことなんて
どうでもいいのか?

父さんの意見は絶対だ。

それを邪魔するようなことは…。

僕が許さないからな。

よく言った。

見直したぞ 明人。

長男ですから。

僕は深山家の 長男ですから。

健太。

お前も 少しは明人を見習え。

どうしたんだよ。

フフフ…。

フハハ… アハハハ…。

ハハハハ…。
えっ?

ハハハハ…。

次男坊の健太君。

ハハハハ…。

ムカつくんだよ お前 昔から!

好き勝手ばっかりして
いつも怒られるのは僕だけ。

《兄ちゃん 大丈夫?》

(明人)知ってるくせに。

長男の僕が 跡取りとして
厳しく育てられていたのを。

それなのに…。

何で 後継者争いに
しゃしゃり出てくるんだよ!

兄貴…。

やめろよ その顔!

心配してるふりしやがって。

いいか?

跡取りは 僕だ!

おま… えじゃ…。

ない!!

♬~

(松坂)
<大きな間口によって切り取られた外界>

<内に広がる空間は 曖昧な境界線によって

つながりながら広がっている>

<日本の伝統的な空間の捉え方だ>

<その中に人は身を置き
移ろいゆく豊かな時間に身を浸す>

<日本の美意識を宿す邸宅 「MARE」>

<家は 生きる場所へ>

ただいま。

ごめんな 遅くなって…。

♬~

♬~

♬~

♬~

そこをどうにか
お願いできないでしょうか。

はい。

分かりました。 失礼します。

(久美)
肘を床から水平に上げないと

美しく見えないわよ。
はい。

(久美)
この形を しっかり覚えておいて。

コーヒー どうぞ。
ありがとう。

あまり無理しすぎないように
してくださいね。

大丈夫。 ありがとう。

もっと優しく丁寧に
おやりなさい。

はい。

どうぞ お掛けください。

早速ですが
そちらの資料をご覧ください。

ありがとうございました。

うわっ…。

あの団地を デザイナーズ物件に
リノベーションすることで

高齢化が進む あの町にも

若者の活気を取り入れることが
できるんじゃないでしょうか。

これで当日も安心ね。

ハァ…。

ありがとうございます!
お母さんのおかげです。

今日は もういいから
ご実家の様子見てきたら?

えっ?
お母さまのこと

心配なんでしょう?

こちらのことは
気にしなくていいから

行ってらっしゃい。

「お母さま」

ただいま。

(良恵)いらっしゃいませ。

佐都 どうしたの?

お母さん…。

えっ 何で?

この時間に
誰も お客さんいないなんて…。

(戸の開く音)
あっ いらっしゃいませ。

ああ 佐都ちゃん 今日は違うんだ。

これを渡しに。

えっ?
(源)深山の社長に

渡してくれないか。
署名…。

頼んだよ!
(ロク)うん!

(源)よし!
えっ… あっ ちょっと!

うちは深山の親戚だから
ちょっと 距離 置かれちゃってね。

そんな…。

でも みんな
この商店街を守るために

必死なのよ。

ハァ… ごめんね お母さん。

健太 今 頑張ってるから。

必ず 何とかするから。

ありがとう。

残念だけど 親父に渡しても
きっと 相手にされないよ。

えっ?
法律上 あの土地に

ショッピングセンター建てるのに
住民の同意は必要ないんだよ。

だから この署名で
建設を食い止めることは…。

そんな…。

だって こんなにたくさんの人が
反対してるのに?

うん…。

そうだ…。

そうだよ。

健太 分かった!
んっ?

(木暮)ジーオスに これが?
こんなもの何の意味もないだろ。

いいえ。 それが そういうわけにも
いかないのです。

(泉)署名をジーオスに送るのは
いいアイデアでしたね。

ジーオスも 近隣住民が
反対してるって知ったら

話を進めづらいと思ってね。

佐都の提案なんだ。

その間に こっちも何か
いい案が降ってくるといいけど。

ん~。

小松町で 温泉?

これ見て。

あの団地のある…。

これだ。

これだよ 泉。

[さて 本日はお日柄も良く

ご婚約祝いのお茶会
当日でございます]

[が その前に…]

温泉?
あの土地からは

温泉が出るんだよ。

温泉施設をつくることで

あの町全体を
活性化することができる。

ショッピングセンターより
その経済効果は はるかに大きい。

一歩遅かったな。

期限は今日までのはずだろ?

実は ジーオスに
建設反対の署名が送られてな。

ややこしいことになる前に
一刻も早く

契約を結ぶことにしたんだ。

そんな…。

お前の入れ知恵だったか。

大したもうけもない
歴史もない

ただの薄汚れた店どもが

こうも必死に
自分の店を守ろうとするなんぞ

みっともない。

はばかりながら
一つ申し上げます。

お父さんだって
深山の家を守るためだと

いつも
おっしゃってるじゃないですか。

ハハッ 一緒にするな。

この家の崩壊は
この国の崩壊に等しいんだ。

売り上げとか歴史とか
比にならないくらい

小さいかもしれないですけど
でも…。

かえの効かないお店ばかりで
責任感や使命感は同じはずです。

だから みんな必死で 自分の店を
守ろうとしてるんじゃ…。

何を言おうが もう手遅れだ。

もうすぐ 反対派など
一人もいなくなるだろう。

今頃
誓約書にサインをしてるころだ。

くそ… 俺が絶対 守る!

あの商店街の人たちは
俺にとって家族だ。

佐都 お茶会の方を頼む。
俺 みんなと話してくる。

♬~

[かような緊急事態では
ございますが

やんごとなきお茶会は

つつがなく
執り行われるのでございます]

(秋乃)お茶会なんて久しぶりね。

(冬美)佐都さんがお点前なんて
楽しみだわ。

先日は どうも。

(美保子)どうも。
(広明)紹介します こちら。

初めまして。
友貴の叔父の香川 亮治です。

ようこそ お越しくださいました。

[老舗和菓子屋
万屋寿庵のご令嬢 美保子さま]

[下町の大衆食堂
まんぷく屋のご令嬢 佐都さま]

よろしくお願いします。

さあ どうぞ ごゆっくり。

[このお茶会で名を上げ

次期女主人の座に
王手をかけるのは

果たして
どちらでございましょう]

全員 揃いましたね。

じゃ 準備と参りましょう。

♬「おかあさん」

♬「なあに」

♬「おかあさんて いい におい」

(嗅ぐ音)

におうわ。
何がですか?

お味噌に
お砂糖 みりん おしょうゆ

そこに雑巾をぶっ込んで
煮込んで

あれをあれして あれしたような
粗末な食堂のにおいが。

ハッ… お母さん!?

びっくりした?

ど… どうして?

もう 遠慮しないで
言ってくれたらよかったのに。

昨日
美保子さんが誘ってくれたのよ。

えっ?

《お茶会… ですか?》

《急なお誘いになってしまい
ごめんなさい》

《佐都さんが
どうしても お母さまに

ご負担をかけたくないと
おっしゃっていて》

《佐都が そんなことを》

《まあ お茶会といっても
気軽な会ですし

普段着で来ていただいても
結構ですので》

《あっ 佐都さんには内緒で》

《サプラ~イズです》

サプラ~イズ 大成功ですわね!

ですね。

(美保子)さあ どうぞ こちらへ。

まあ!
本当に すごいおうちですね~。

どなた?
あんな格好で お茶会に?

嫌だ。
間違って入ってきたんでしょ。

野良犬が。
(秋乃・冬美)ワン。 オホホホ…。

えっ。

あら 私としたことが!
どうしましょう!

《デジャブ!?》

すぐに気付いてあげられなくて
ごめんなさい。

佐都さんのお母さま。
(秋乃)佐都さんの!?

お母さま!?

(美保子)普段着というのは
普段お召しのお着物のことを

申しておりまして
和装と付け加えるべきでしたわね。

すぐに お着替えを用意しますわ。
お願い。

母をよろしくお願いします。

かしこまりました。
どうぞ こちらへ。

《何 たくらんでんだよ!》

(歯医者)ハブラシ選びのポイントは
(上戸)ズバリ ヘッドの薄さ!

《薄いハブラシなら奥まで届きやすいんです》

決めた!ハブラシは 薄さで選ぶ!

《歯垢除去率 1.4倍!》

♬~「クリニカ」《極薄ヘッド》

♬~(新津)そうなんです
バスタブはこすりません!

(主婦)それはもう当たり前でしょ
ではそれ

除菌できるの? できないの?

はっ
除菌できるのは銀イオンプラス!

《99%除菌!》
(聴衆)≪おぉ~

♬~「バスタブクレンジング」
《香りが残らないタイプも!》

(久美)お忙しい中
お越しいただきまして

ありがとうございます。
(亮治)本日は

よろしくお願いいたします。
(久美)こちらこそ

よろしくお願いいたします。
(美保子)どうぞ

そちらへ お座りください。

えっ? そこでいいんですか?

(話し声)

では 失礼します。

(秋乃)まあ 正客の席に!
(冬美)佐都さんのお母さまが!

えっ?

(佐々木)
こちらが合意の誓約書です。

ホントに テナントに
入れてもらえるんですよね?

(佐々木)はい。

こちらに署名 なつ印を。

もう少し考えてみないか?

でもよ このままじゃ
店つぶれちゃうだろ!

ああ…。

《何で…》

《何で お母さんが正客の席に!?》

(秋乃)正客が務まるのかしらね
野良のお母さまに。

お手並み拝見ですわ。

《どうしよう… 何とかしないと》

あの…。
皆さま。

本日は ようこそ
おいでくださいました。

それでは
会を始めさせていただきます。

えっ?

正客の方が ご挨拶を。

正客…。
(亮治)はい。

私ですか?
(亮治)そうです。

ご挨拶…。

え~っと…。

(良恵)本日は
お招きいただきまして

誠に ありがとうございます。

(秋乃・冬美)オホホホ…。
(秋乃)どちらの流派かしら。

面白い面白い。
(秋乃)オホホホ…。

扇子は閉じて
膝の前に置くんです。

あっ そうだったんですね。

(笑い声)

すみません。

《美保子さん お母さんに
恥をかかせるつもりで わざと…》

ホントに大丈夫ですよね?

(佐々木)ここに
きちんと記載してあります。

よし。

どうぞ
お菓子をお召し上がりください。

まあ 美しい。 見事だわね。

正客は 何ておっしゃるかしら?

《お母さん
まずは 見た目の感想を…》

《えっ?》

《あっ!》
嘘でしょ!?

食べちゃった!
(秋乃・冬美)オホホホ…。

お菓子を見た感想を言ってから
いただくんです。

んあっ… そうだったんですか。

ありがとうございます。

すぐに召し上がりたくなるほど
おいしそうだったと

受け取ってよろしいですか?

えっ? あっ はい。

うれしいです。
では 皆さまも

どうぞ お召し上がりください。

正客さまのお墨付きでございます。

(笑い声)

すみません。
(秋乃)さすが 美保子さん。

(冬美)上手にフォローされました。

《ごめんね お母さん
こんな目に遭わせて…》

(八寿子)
《あなた 深山の女でしょう?》

《駄目だ。
お点前に集中しなきゃ》

(良恵)あの お茶を飲むときも
扇子は前に置くんですか?

いえ。
(良恵)じゃ どういうときに

使うんですか?
(亮治)扇子は 自分とお相手との

結界を表現してるんです。
(良恵)結界?

(亮治)本来なら
もっと下がったところで

ご挨拶しないといけませんが
場所の問題で

それができないから
代わりに扇子を置くことで

一線を引くんです。
(良恵)へえ~。

そんな意味が。

♬~

(冬美)いよいよ
お茶が参りますわよ。

(秋乃)どんなユニークなお作法を
見せてくださるか。

(秋乃・冬美)楽しみだわ。

♬~

《お母さん
何とか ここを乗り切って!》

(冬美)あらあら 困ってしまって?

♬「ワンワン ワワン」

《お母さん…》

♬~

(冬美)え… 絵柄を!
(秋乃)正面に!

《お母さん
どうして そのマナーを?》

あの 失礼ですが

ご存じだったんですか?
今のマナー。

いえ…。

合ってたんですか?

ええ。
知らないで やられたんですか?

はい~。

さっき 扇子は結界を表してるって
教えていただいて

それで マナーは
思いやりなんだって気付いて。

美保子さんが
お茶を持ってこられたとき

お茶わんを回して 絵柄を
こちらに向けてくださって

それを見て あっ これも きっと

思いやりなんだろうと
思ったんです それで…。

(亮治)知識ではなく
心でなさったと。

実は 私
お店でもやってるんです。

お料理もお酒も お客さまに
一番よく見える向きで

お出ししてるんです。

(良恵)だから このお茶わんも
奇麗な絵柄が

皆さんに見えるように
してみました。

素晴らしいです。

どの世界も おもてなしの心は
同じなんですね。

(拍手)

《すごい… すごいよ!》

《さすが お母さん!》

(拍手)

ちょっと待った!

健ちゃん!?

ここ。
(源)えっ?

こんな条件 現実的じゃない。

皆さんのお店を
テナントに入れるつもりなんて

ないんです!
そんな…。

誤解です。

こちらは きちんと…。
お願いします。

この件は
俺に任せてもらえませんか。

でも 健ちゃんは深山の…。

この商店街は
俺にとって大切な古里です。

皆さんは 俺に初めて
家族の温かみを教えてくれた

大切な人たちです。

必ず守りますから
信じてください。

健ちゃん…。
お願いします!

健ちゃん ありがとう。

頼んだぞ 健ちゃん。

はい。
[佐都さまと健太さま

ご夫婦揃って 窮地を脱するとは

なんと
めでたき日でございましょう]

表に お帰りの車を
用意しておりますので。

何から何まで
ありがとうございます。

佐都!
ごめん 遅くなって。

大丈夫だった?
うん。

よかった~。
ありがとね 健ちゃん。

いえ そんな…。

失礼いたします。

八寿子おばあさま。

佐都の母でございます。

本日は 数々の不作法
本当に失礼いたしました。

正しい作法は
学べば身に付きます。

おばあちゃん。

すみません。

でも 一番大切なことは

相手を思う心。

今日は あらためて そのことを
学ばせていただきました。

そんな…。

ありがとうございます。

佐都さん。

はい。

結構なお点前でした。

この家で 佐都さんの気持ちを
一番理解しているのは

母かもしれません。
おばあさまが?

どうして?
おばあさまは

関西から
こちらへ嫁いできたの。

当時は
文化や価値観も全然 違うし

旧華族のお姫様だから
何もできない嫁だって

きつく当たられて。
それは もう 苦しまれたそうよ。

《立場は全然 違うけど

私と同じような思いを…》

(久美)料理も着付けも
寝ずに学んで

徹底的に
こちらのしつけを身に付けて。

誰もが認める
深山の女主人になられたの。

(久美)
だから おばあさまは きっと

佐都さんに期待してるの。

私もね。

お母さん。

私も。
えっ?

今日 佐都が
お茶をたててるのを見て

感動したの。

こんな短い間でも
見違えたもの。

きっと大丈夫よ。

お母さん。

娘を よろしくお願いします。

あっ。

お願いします。

まあ。

こちらこそ お願いいたします。

よろしくお願いいたします。

(4人)ハハハハ…。

いやぁ 今日は
実に素晴らしい会でした。

どうも ありがとうございます。

お菓子は いかがでしたか?

お口に
お合いになりましたでしょうか?

(広明)ええ 見事なものでした。

今日のために
特別に作らせていただいたんです。

私の実家の万屋寿庵で。

万屋寿庵ですって!?

(広明)どうしたんだ?

話したことあったでしょ?
万屋寿庵の前の女将が…。

(香川)ああ!
確か ホステスやってた愛人に

女将の座を奪われたって
言ってたね。

愛人とその娘に ひどい手を使って
追い出されたって。

んっ?
じゃあ 万屋寿庵を乗っ取った

愛人の娘が 美保子さんってこと!?

《えっ どういうこと?》

(和枝)私 前の女将とは
仲が良くてね

彼女 今でも心を病んでて
闘病中なのよ。

ハァ… 気分が悪いわ。
今日は失礼しましょう。

(香川)えっ ママ!?
(久美)あっ あの…。

帰る!?
(香川)帰る!?

♬~

どういうことだ?

散々 佐都さんのこと
見下すようなこと言っといて

自分は何?
(明人)やめろよ 過去のことだろ。

(圭一)明人。
お前 まさか知ってたのか?

あっ いや…。

(圭一)知ってて この家に

薄汚い血筋の人間を
紛れ込ませていたということか?

この私を欺いて!

だって… どうしても…。

(圭一)お前は どれだけ
私を失望させたら気が済むんだ!

えっ!?
私が お前を買っていたのは

ただ一点!

私に対して
従順だということだけだ!

もう二度と 私の前に顔を出すな。

分かったか!

と… 父さん…。

美保子さん。

♬~

兄貴…。

その顔やめろって言ったろ!

(美保子の泣き声)

(美保子)もう終わりだわ…。

何もかも終わりよ!

(美保子の泣き声)

(美保子)《初めまして》

《あっ…》

《谷村 美保子でございます》

♬~

♬~

美保子さん。

(美保子)いいよね あんたは

何の努力もしないで
生まれつき上流階級で。

こっちはね バカで
貧乏な親のもとに生まれて

周りに見下されながら
血のにじむような思いをして

やっと…
やっと ここまで来たのに…。

何で…。

美保子さん…。

暗い所が怖くて

泣いてる妻を
慰めに来れないってか。

しょーもな!

あのくそ親父 大っ嫌いだけど

あんたに失望したってのだけは
同感だわ!

(泣き声)

♬~

(明人)《ムカつくんだよ お前
昔から!》

《その顔やめろって言ったろ!》

《兄ちゃん 大丈夫?》

[ええ ご長男とご次男の間に
存在する溝は

昨日今日できたものでは
ございません]

[この方の
並々ならぬ野心もしかり]

[歴史があるからこそ
厄介なのでございます]

[さりとて このような
跡取りを巡る人間模様なぞ

一子総取りの深山家にとっては
400年変わらぬ日常]

[平穏な暮らしを望む
王子様とシンデレラは

意図せぬ方向へと
導かれてしまっているようで…]

♬~

(雷鳴)

(雨の音)

(明人)うわ… あっ…。

(明人の絶叫)

[そして…]