「オクトー~感情捜査官心野朱梨~」#3あおり運転男に見えた謎の【信頼】?[字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

「オクトー~感情捜査官心野朱梨~」#3あおり運転男に見えた謎の【信頼】?[字][デ]

【飯豊まりえ×浅香航大】8つの感情を色として見ることができる女性刑事が、動機の見えない事件を解き明かす!実際の心理学理論を用いた“感情ビジュアライズ”サスペンス

出演者
心野朱梨…飯豊まりえ

風早涼…浅香航大

雲川幸平…山中崇
南条貴広…ニシダ・コウキ(ラランド)
北村聡子…日比美思

心野紫織…松井玲奈
心野陽介…豊本明長(東京03)

甲本祐希…臼田あさ美   

平安衛…船越英一郎

<3話ゲスト>
鳥飼一輝…若林時英
雛見すみれ…本田仁美
番組内容
心野朱梨(飯豊まりえ)と風早涼(浅香航大)は、あおり運転の容疑者・鳥飼(若林時英)を取り調べる。被害者である鳩崎の車のドライブレコーダーには、鳥飼が鳩崎を運転席から引きずりおろす様子が映っていたが、鳥飼は犯行を否認。朱梨は彼に、“嫌悪”の色である紫色と“信頼”を表す黄緑色を見る。入院中の鳩崎に会いに行くと、思いがけない色が表れていて…!?さらに捜査を進めると、雛見すみれ(本田仁美)の存在に気付き…
監督・演出
【監督】
松永洋一
原作・脚本
【脚本】
三浦駿斗
音楽
【主題歌】
I Don’t Like Mondays.「重ね色」(rhythm zone)
制作
【チーフプロデューサー】
岡本浩一
【プロデューサー】
福田浩之
田原秀雄
西紀州
坪ノ内俊也
番組ホームページ
https://www.ytv.co.jp/8octo/
番組公式SNS
【Twitter】@8octo_ytv
【Instagram】@8octo_ytv
【TikTok】@8octo_ytv
【LINE】https://lin.ee/oTh0pYa

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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♬~

(涼の声)
雲川が 妙に彼女を過信している
ことも気になります

父親も刑事だったんですか

(雲川)妙に気にするな。

本人に直接 聞いてみろよ

(平安)
くれぐれも内偵は慎重にな

≪こちらにあると思います≫
いや~ そのはずなんだけどさ~。

え~ この棚のどこかに
あると…

あっ ありました。
あ~。

≪どうぞ≫
ここに あったのか~。

まだ何か お探しで?
ううん。

ありがとう。
全然見つけられなかったよ。

(ドアが閉まる音)

(南条)お~ お疲れ!
このあとさ~ ヒマ?

一緒にメシでも どうよ。

すいません 取り調べあるんで。
なんだよ~。

2人だったら
奢ってくれると思ったのに。
なんで俺が奢るんすか。

あ 南条さん
雲川さんとは長いんですか?

あ~ どうして?

いや 雲川さんと
メシとか行くのかなって。

あ~ ないない
あの人プライベート謎だから。

それに僕
去年まで違う署にいたしね。
あ そうなんすか。

(南条)
うん 片倉中央署。
まあ近場の異動だったけどね。

へ~。
それならさ
僕も1個 聞きたいことあんだよ。

はい。
風早君がウチに来た理由。

めっちゃ気になってたんだよね。
あぁ

いや 俺のこと別に
大したことないですよ。

いや なんだよ 教えてよ。
気になんじゃん。

♬~

それじゃあ
隠蔽じゃないですか

(警察幹部)
ずいぶん大袈裟な解釈だな

(平安)内々に調べてほしい
チームがあるんだ

♬~

(南条)
このあと取り調べなんだって?

ええ ほら あの あおり運転で
捕まったっていう男ですよ。

(南条)
ああ…君が担当になったんだ。
ええ。

まあ もう
証拠も揃ってるんですけどね~。

へ~。

このタイプ
気をつけたほうがいいよ。

扱いが難しいから。
大丈夫ですよ。

どんなに黙秘したって
口を割らせてやりますよ。

(一輝)感情の色?
何それ!?超能力?

(朱梨)いえ。
正確には分かりませんが

心理的な問題に
よるもののようです。

じゃあ 今も俺の感情見えてんの?

どんな感じ?
オーラとかスタンドみたいな?

質問してるのは こっちだ。

別に いいじゃん。

鳥飼一輝さん。

あなたは昨夜0時頃

西片倉町の交差点付近において

前方を走る車に対し
車間距離を詰めて威嚇する

いわゆる あおり運転を行った。

チンタラ走ってんのが悪いんだよ。

余計なことは いいから!
チッ!

おいっ!チンタラ
走ってんじゃねぇよ おい!

これは被害者の
鳩崎優太さんの車に搭載された

ドライブレコーダーの映像です。

(一輝)開けろって言ってんだ
こら!おい!

あなたは 鳩崎さんの車を止めると
降りるよう命令し

車内から引きずり出して
暴行を働いていた。

あなたには

鳩崎優太さんへの
傷害の疑いがかけられています。

やってねえよ 俺は。

は?

俺が殴ってるとこ
全然 映ってねえじゃん!

♬~

(一輝)
こんなもん証拠になんねえよ。

ふざけるな。バス停の
防犯カメラには映ってるよ。

♬~

ハッ…
人違いじゃね?いや 嘘じゃね?

おい!

こ~っわ!

最近の警察って

怒鳴っちゃ
いけないんじゃないの?

はい。任意性に疑いのある自白は
証拠になりませんし

最悪の場合 警察のほうが
罪に問われます。

どっちの味方なんだよ。

とにかく俺は やってない。

ほら。

俺の目 見てよ。

嘘 ついてないでしょ?

確かにあなたからは

犯罪を指摘した時に現れやすい

「不安」や「警戒」の色は
見えていません。

(バン!)
ほらな。

ただ…

「嫌悪」の色…

あなたは ずっと

何かへ嫌悪感を抱いています。

嫌悪?

♬~

そんなに警察が嫌いか?

ああ…

大っ嫌いだね。

♬~

おとなしくしとけよ。

本人は ああ言ってるが
証拠はあるし決まりだろ。

本当に そうでしょうか…。

あいつから
「嫌悪」の色が見えたんだろ?

俺たちのことを嫌ってるから
犯行を否定してるだけだよ。

「嫌悪」だけでは
ありませんでした。
え?

「嫌悪」の他にも
「信頼」の色が見えていました。

俺の目 見てよ。
嘘 ついてないでしょ?

ハァ…この感情は
どういう意味なんでしょうか?

「信頼」の色のこと
あいつには黙ってたのか。

指摘することで
影響を与えたくなかったんです。

(南条)
あ~ いたいた。
行ってきたよ 鳩崎優太の家。

どんな様子でした?
それがさ 本人には会えなくて…。

え?
(北村)母親が出てきて

必要なことは
もう話したからって門前払い。

近所の目を
気にしてる感じでしたね。

≪一輝さん!≫
≪一輝さ~ん!≫

何ですかね あれ。

≪おい 一輝さ~ん!≫
あぁ

鳥飼が入ってる
グループのメンバーだろ。

仲間のために集まったんだろうね。

鳥飼が信頼してるの
仲間のことかもな。

≪ふざけんなよ おらぁ!≫

≪一輝さんは やってない!≫
≪ふざけんなって!≫

わかったよ。

≪とにかく 話しゃ わかるから≫

お疲れ様で~す。おい!

おい お前ら!ちょっと いいか?
あ?

知らねぇよ
俺らのシマじゃねえもん。
シマ?

だから 一輝さん捕まったの

西片倉町のバス停なんだろ?
ああ。

んなとこで一輝さんは
事件なんか起こさねえってこと。

ああ!?
だから何回言ったら
分かるんだよ てめぇは!

一輝さんが そんなとこで
事件なんか起こさねぇって

言ってんだろ!
でも 映像には残ってんだぞ?

≪は?ちょ 貸せよ≫
≪見るぞ~≫

一輝さん どうして…。

とりあえず 事件当日の
鳥飼の行動をいちから確認したい。

≪こいつ…鳩崎か?≫
鳩崎優太。知り合いか?

俺らと対立してるとこ。
やっぱ おかしいよ。

一輝さんが相手のシマで
喧嘩 吹っ掛けるわけねぇ!

その話 どうして
警察にしなかったんだ?

相手が誰とか サツの奴ら
何も教えてくんねえじゃん。

まあ 日頃のお前らの
行いだろうな。

(少年達)あぁ!?
≪おい!≫

≪もっかい言ってみろ こら!≫

俺が聞いてやるから。

≪お前なんかじゃ…≫
≪もういいよ はいはい≫

♬~

仲間に話を聞いてきたよ。

鳩崎優太。

敵対してるグループの
メンバーらしいな。
フッ!

知らなかったの?

鳩崎を襲ったのには

何か別の目的が
あったんじゃないのか?

(一輝)何だよ

別の目的って。

言っただろ
話を聞いてるのは こっちだ。

鳥飼さん。

(一輝)はぁ?

♬~

元々 敵対してるグループの
メンバーだったんだ。

鳩崎に個人的な恨みがあっても
おかしくはない。

個人的な恨み…。

仕返しとか?

そうなのか?

知らねえよ。

俺は そもそも
やってねえんだから。

それに仕返しって 一回 俺
あいつに やられたってこと?

あんなガキにかよ!

そんな証拠があんのかよ!

証拠が。

(北村)うわぁ!南条さん!

(南条)あ~あ~あ~あ~。
すいません。

(南条)
もったいないよ~。ねえ よいしょ。

うわぁ…あ~あ。

なあ 心野。

心野。
あ はい…。

さっきの鳥飼の話 どう思う?

あ…仕返しという言葉が

彼のほうから 唐突に出てきた
印象がありました。

だよな。
その後の証拠の話も気になる。

鳥飼さん
もしかしたら事件について

調べてもらいたがっているかも
しれませんね。

(南条)
否認はしてるけど
証拠を見つけてほしいってこと?

(北村)矛盾してない?それ。

仕返しという言葉が出る直前
風早さん

彼の目的について
指摘しましたよね?
ああ。

何か別の目的が
あったんじゃないのか?

何だよ?別の目的って

(朱梨の声)
鳥飼さんの目を見ると 「信頼」の
色が強くなっていたんです。

ん?鳥飼の「信頼」の感情は

その 別の目的に
向いてるってことか。

はい。でも
「嫌悪」の色も見えていました。

「信頼」だけっていう
わけではないようです。

(北村)う~ん ややこしいなぁ。

結局 何をどう調べればいいわけ?

うん…それは 分かりません。

今の段階でも
送検 出来んですよね。

まあ 普通はな。

心野がいなけりゃ。

あ でも
「信頼」と「嫌悪」の感情って

真逆の感情だよな。
こんなふうに

同じぐらい見えることって
おかしくないのか?

人の感情は
一面的ではありませんから。

風早さんだって 矛盾する感情を
抱く時もあるはずです。

矛盾する感情…。

♬~

♬~

≪キャッ!≫

はぁ はぁ はぁ…。

どうしました?

≪大丈夫ですか?≫
≪大丈夫ですか?≫

大丈夫です…。
≪大丈夫ですか?≫
≪どうしました?≫

≪救急車 呼びますか?
大丈夫ですか?≫

≪落ち着いて 大丈夫よ≫

ごめんなさい!
≪どうしたの?≫

はぁ はぁ はぁ…。

はぁ はぁ…。
≪ごめんなさい!≫

≪どうしました?≫
≪大丈夫ですか?≫
すいません。

ごめんなさい!
はぁ はぁ はぁ…。

はぁ はぁ はぁ…。

はぁ はぁ はぁ…。

さすが 内偵は得意分野だな。

いえ…。

謙遜するな。

上の不祥事を見つけるなんて
そう簡単に出来ることじゃない。

あの時は偶然です。

(涼の声)
自分はただ
世話になっている上司が

薬物を横流ししていると気付き
上に報告して…。

[ 回想 ]
見なかったことにしろと?
それじゃあ 隠蔽じゃないですか。

(警察幹部)
ずいぶん大袈裟な解釈だな。

私たちは警察官ですよ!
だからだよ。

身内の恥を晒す必要が
どこにある?

ですが!
(警察幹部)以上だ。

[ 現在 ]
そこで私は マスコミへ…。

それも 情報が出る前に
根回しされて 結局は

内部の情報漏洩というかたちで
処分されただけだった。

次長には感謝しています。

あの時 声を掛けて頂けなかったら
今頃どうなっていたか。

改めて ありがとうございました。

おい やめてくれ。
君と私の仲だろう?

心野朱梨のことは
大体 理解できた。

特段 問題はないんだな?

はい。

うん。では…。

(平安)雲川幸平だ。

彼のことを重点的に調べてくれ。
はい。

♬~

♬~

♬~ (ドアが閉まる音)

♬~

♬~ (ドアが開く音)

お~ 何してんの?こんなとこで。
ああ…。

何してんの?
何でも…。

痛っ!痛いな~。
びっくりした~。

外 見てください ちゃんとね~。
いったぁ…。

あ そうそう メシ
メシ行きましょう。

メシ?ごちそうさまです!
何で俺が奢るんですか?

ちょっと話 聞かせてほしくて。
(南条)何?話って。

ああ あの
被害者の鳩崎優太のグループ

うちの少年課に 話聞いたら
片倉中央署のほうが

管轄内に縄張り広いらしくて
よく知ってるらしいんですよ。

ああ…。
向こうの人で
詳しい人 誰ですかね?

そうなると お昼は
ウナギになっちゃいますね。

えっ 入院してる?
鳩崎の怪我 そんなにひどいのか?

当たり前だろ お前!
何人に殴られたと思ってんだよ。

お前 何聞いてたんだよ?
おい ちょっと待て待て待て。

何だよ?何人って。
はぁ?警察…。
おいおい…。

鳩崎 聞こえるな?

昨夜 複数の人間から
暴行を受けたそうだな。

相手に心当たりはないか?

イエスなら1回 ノーなら2回
瞬きをしてくれ。

話を聞くのは無理だな。
別の手を探そう。

鳩崎さん 鳥飼一輝さんについて
お尋ねします。

おい 無茶言うなよ。
鳥飼一輝さんですよ。

2日前 あなたに
あおり運転をして

西片倉町のバス停で暴行した。

どうした?

見えないんです…「恐怖」の色が。

ご苦労様です。
≪ご苦労様です≫

鳩崎に話を聞いてきた。

お前 金をやるから
あおり運転の

被害者のふりをしてくれって
頼んだそうだな。

あいつが そう言ったのか?

いや。とても話を出来る
状態じゃなかったよ。

この車に
見覚えはありませんか?

鳩崎は 約束通り金をくれた
お前のことを信頼していたぞ。

どうして そんな
口裏合わせをしたんだ?

自分で仕組んだことなのに

犯行を否定するのは
どうしてなんだ?

今度は だんまりか…。

鳥飼さん。

どうして ここだったんですか?

敵対してるグループの
テリトリーなんですよね。

どうして
西片倉町を選んだんですか?

それとも 意味があるのは
バス停のほうですか?

犯行の様子 鳥飼さんの
ドライブレコーダーではなく

バス停の防犯カメラにしか
映っていませんでしたよね?

バス停にはカメラがあることは
ご存じなかったんですか?

もしかして

あえてカメラに映る位置で
事件を起こしたんですか?

鳥飼さん。

♬~

俺は…。

2人とも 雲川さんが呼んでるよ。

雲川さんが?

♬~

はあ!?送検する?
どういうことですか?

俺も急に言われて驚いたよ。

被害者の鳩崎優太
彼の父親は 県議会議員らしい。

(北村)
それで圧力があったんですか。

おそらくな。

気持ちは分かるが ここまでだ。

熱っ…。

はい。
ありがとうございます。

上司の決定が不満?

まあ そりゃあ 正直…。

でも あんまり騒がないほうが
いいよ 風早君のためにも。

はい?

いやぁ 実はさ
本庁に知り合いがいて

聞いちゃったんだよね。

風早君が 上司を告発しようとして
飛ばされちゃったって。

マスコミにリークしようと
したのが バレちゃって。

それで こんな所轄だもんな。
そりゃあ 嫌になるよ。

むしろ 頑張ってる 頑張ってる。
めっちゃ頑張ってるよ。

いや でも今は
グッと我慢の時期だよ。

ここで 早く戻るために
うまく立ち回んないと。

そうですね…。

いや…じゃあまあ
またメシでも行こうよ。

あ…。

おい。
ああ すいません。

よかったら食べますか?

いらないよ。

そうですか…。

あの 風早さんに

お願いがあるんです。
え?

(小栗)あ!
(宮沢)<ビールが美味しい夏こそ!>

あー! めちゃくちゃうまいビール飲みてー!

<冷やしジョッキに>
冷やしプレモル

<高級ビール! いっちゃいましょう!>

<「ザ・プレミアム・モルツ」>
あー

(3人)あぃ!
ノンアルチューハイあるある!

(寺島)どっこい このノンアルレモンサワー
(光石・田口)うぃ

まさに!
(3人)レモンサワー!

<絶好調!!
サントリー「のんある晩酌レモンサワー」>
(3人)あるある~

え?全部ですか?
はい…。

でも 保管してるの全部って
2年分 ありますよ?

すいません。
用意してもらっていいですか?

あの程度の交渉も出来ないのか。

いい加減 その人見知り
直してくれよ。

人見知りとは違います。

見ず知らずの人の感情を
見たくないだけです。

だったら 電話して
用意しておいてもらえばいいだろ。

それなら顔を合わせないで済む。

それは思いつきませんでした。

で どうして これを
見直そうと思ったんだ?

バス停の話が出て
防犯カメラの話になると

鳥飼さんの「信頼」の色が
強まったんです。

だから ここに
何かあるかもって思った訳か。

はい。

おい これ 今夜中に
終わんねえぞ…。

無視かよ。

さっき 南条さんとの話を
聞いてしまいました。

ああ…
俺が飛ばされてきたって話か。

風早さんは 正しいことをしようと
してたんですよね?

よくある話だよ。
あの程度の隠蔽や改ざん

どこの組織だってやってる。

組織が でかくなればなるほどな。

それに俺だって
警察が正義のヒーローだなんて

子供じみたことは考えてない。

告発が 無かったことに
された時には

なんて言うか…

ガッカリはしたけどな…。

え?聞いてる?

心野?

これ見てください。

おい!
これ どうしてもやんのか?

♬~

♬~

♬~

そんなに警察が嫌いか?

(一輝)大っ嫌いだね。

何だよ 別の目的って

見えないんです…
「恐怖」の色が

どうして西片倉町を
選んだんですか?

犯行を否定するのは
どうしてなんだ?

あえてカメラに映る位置で
事件を起こしたんですか?

これ見てください

♬~

見えました。

鳥飼さんの色。

お願いです。時間がありません。

♬~

♬~

ああ 南条 ちょっといいか。

はいはい。
食い終わったらでいいから。

ああ すいません。

お疲れ。
雲川さんに言われて来たんだけど。

私が呼んでもらったんです。
ああ そうなんだ。

ってかさ さっき 鳥飼って人が
出てくの見たんだけど

あれ どういうこと?

釈放したんです。
彼の疑いは晴れたので。

え?

この方 知ってますよね?

鳥飼一輝の幼なじみの
雛見すみれさんといいます。

南条さんは 片倉中央署にいた頃に
会ってますよね?

当時 鳩崎のグループと
揉めていた

鳥飼たちを心配した彼女は

担当だったあなたに
相談をしていた。

そうですか わかりました

≪また酔っ払いだってよ!≫
≪また!?≫

すいません うるさくて
(すみれ)ああ 大丈夫です

ちょっと 調書の確認だけ
いいですか?
はい

すいません こちらで

(涼の声)まさかあなたが

自分に個人的な好意を
抱いてるとは知らずに…。

大丈夫そうです

しかも

彼女に付きまとうように
なったのは 1年ほど前…。

突然 付き合ってほしいって…

(南条)どうして分かって
くんないんだよ なあ!

(すみれ)はなして下さい!
(南条)
僕は こんなに好きなのに!

やめてください…放して!
なあ?おい

何だよ!今まで散々
親切にしてやっただろ なあ?
ごめんなさい

おい 調子乗んなよ おい!
はなして下さい

あんな奴 簡単にパクれんだぞ

一輝は関係ありません!

ふざけんなよ!

いた…
いや ごめん ごめん

ハハハ…

わざわざ探したんだ?

打ちどころが悪く
雛見さんは頭部から出血し

手首も痛めたそうです。

謝ったよ ちゃんと。
病院に連れて行こうとは?

♬~

自分の行動が問題になるのを
恐れたんですね?

♬~

ああ。そしたらさ

彼女が警察呼ぶって言い出すから。

や やめろっつってんだ
なあ おい

警察も
そんなに暇じゃないんだよ。

通報しても
助けに来てくんねえぞ

数日後 治療を受けた雛見さんは

片倉中央署にいる
あなたの上司に事情を話した。

何ですか これ…

(上司)今後 もし
南条に近づいたら…

しかし まともな対応を
されないどころか

隠蔽を図られたそうです。

(南条)ハッ…いやいや 隠蔽って。

ものすごい恐怖を
感じてたんです 彼女は。

事件のショックに加え
理不尽な対応に驚いた彼女は

言われるままに
サインをしてしまった。

そんな雛見さんの様子に
気付いたのは。

一輝 どうしたらいい?
(朱梨の声)鳥飼さんでした。

うっ…ううっ…

何があったのかを聞いた彼は
片倉中央署へ行きましたが

以前から警察に
目を付けられている彼の訴えに…。

南条さん!

耳を貸す人はいませんでした。

あなたに直接報復することは

雛見さんに
止められていたそうです。

大ごとにしたくはないからと。

それじゃあ なんで
バス停なんかで

事件を起こしたわけ?
おかしいだろ。

鳥飼さんは あくまで
警察に偶然

証拠を見つけさせる
必要があると考えたんです。

[ 回想 ]
言ったら信じたのかよ?
あいつがやったって。

どうせ お前らは隠すもんな?

警察サマは
こんな悪いことしないって!

だから すみれは
ひとりで病院に行って

ひとりで警察にバカにされて

ひとりで全部
抱え込んでたんだよ!

おめえらが汚え手
使うんだったらな

こっちも何だってやってやるよ。

[ 現在 ]
だから 私たちが真実へ近づくと

鳥飼さんからは
「信頼」の色が強くなりました。

あえてカメラに映る位置で
事件を起こしたんですか?

(朱梨の声)
しかし 根底にある
警察への「嫌悪」の感情が

南条さんが現れたことで一気に…。

2人とも 雲川さんが
呼んでるよ
雲川さんが?

♬~

俺たちが取り調べの担当だと
聞いた時

どんな気分でしたか?

そりゃあビビったよ
当たり前だろ。

本当だったんだね
感情が見えるなんて。

鳩崎の病院にも行ったんでしょ?

え…。
まさか あれも南条さんが?

やってないよ 僕は。
やってない やってない。

あんた それでも警察官か!

君たちが
余計なことするからだろ!

僕たちは ただ恋愛を
純粋に楽しんだだけだった。

それなのに 勝手に
彼女が変わっていった。

僕は やっとの思いで
彼女のことを忘れられたのに。

今さら蒸し返すなよ!

鳥飼も 雛見さんも
正しいことをしようとして

踏みにじられたんだ!

それが どんなにつらくて
悔しいことか

お前には分からないのか?

それは自分の話だろ?

カッコつけてるけど
ほんとは悔しいんだろ?

告発に失敗して
こんなところに飛ばされて。

嫌なら辞めるか
何度も告発し続けりゃいい。

平気な顔して
警察官を続けてるお前も

同じだろ?

自分のこと棚に上げて 終わった
ことを グチグチグチグチと!

終わっていません!

雛見さんは 最初は私たちにも
会ってくれませんでした。

今でも事件の
フラッシュバックを見て

街中で警察官とすれ違うのも
怖くなってしまってるそうです。

それでも彼女は 勇気を出して
真実を話してくれました。

私には 今でも自分の感情と
闘ってるように見えました。

雛見さんから「恐怖」の感情が
見えているうちは

今でも事件は
終わっていません。

そのことを忘れないでください。

♬~

♬~

心野。
はい。

さっきのさ…。

いや 何でもない。

あ…今度 メシでも奢るよ。

結構です。食事は
基本 自炊なんで。

いや…
たまには外で食うだろ?

食べないです。
人ごみ 苦手なんで。

あ…じゃあ
個室ならいいってことか?

え?それは…そもそも
どういうお誘いなんですか?

え?いや その
いや その…あ!もういい!

(すみれ)ありがとうございました。
(甲本)朱梨ちゃん!

あ…こんにちは。
(すみれ)心野さん!

あ…どうですか ご体調は。

少しずつですけど。

甲本先生を
紹介して頂いたおかげです。

(甲本)フラッシュバックの頻度も
大分減ってる。

たぶん 事件が解決して

安心出来てるのが
大きいんだと思う。

よかったです。

ほんとに
ありがとうございました。

一輝も。

この前は
ありがとうございました。

大切なのは 今回のことを
どう受け止めて

何をしていくかだと思います。

もう 無かったことには
出来ませんから。

はい。

行くぞ。

♬~

(平安)ハハ…そうか
いや…それでいい。

うん ありがとう。

あ~車を回してくれるか。
うん ちょっと

寄るところがあるんだ。ああ。

♬~

自主退職ですか。あくまで
表沙汰にしないんですね。

また向こうの上司が
何かしたんですか?

いや 当時は昇進が決まった
タイミングで

問題を起こしたくなくて
隠蔽に走ったらしいが…。

今回は もっと上だろうな。

もっと上?

ああ。

どの程度かは分からないけどな…。

♬~

じゃ~ん!見て カエルだよ!

ほら じゃん!

かわいいから
もう一個買っちゃった。

風早さんにプレゼント
しようと思って。ウフフ…。

(ノック)
は~い!

平安さん!

久しぶりだね 朱梨ちゃん。
お久しぶりです。

お~紫織ちゃんも元気そうだ。
はい。

あ~これ 喜んでくれるかな。

いつも ありがとうございます!
フフ…。

絶対喜びます。
(平安)そうか。

お姉ちゃん よかったね。
何だろう?

あ…シュークリームだよ
やった~!

あ ダブルシュークリームだって。
うわ おいしそう!

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