遺留捜査 #7/若き建築士の禁断過去!爪切りに涙のメッセージ ゲスト一ノ瀬颯[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

遺留捜査 #7/若き建築士の禁断過去!爪切りに涙のメッセージ ゲスト一ノ瀬颯[解][字]

更生施設建設に反対し、SNSで大炎上中の男が殺害された!男の左手の爪だけが短いのは何故!?やがて施設を設計した若き建築士の禁断過去が!爪切りが明かした衝撃真相とは!?

◇番組内容
不動産業を営む細野茂雄(渡辺裕之)が殺害された。細野は、罪を犯した少年少女の更生支援施設の建設計画に苛烈に反対し、SNS上で大炎上している人物だった。細野は左手の爪だけが短く、しかも爪切りを持ち歩いていた事が糸村は気になる。施設の設計を手がけた若き建築士・杉崎涼介(一ノ瀬颯)などに事情を聴くが、爪切りの事は知らないという。そんな中、細野には非行少年たちを憎む、悲しい理由があった事実が浮上して…!?
◇出演者
上川隆也、栗山千明、永井大、戸塚純貴、宮﨑香蓮・甲本雅裕、戸田恵子
【ゲスト】一ノ瀬颯、荒井敦史、舟木幸・渡辺裕之 ほか
◇脚本
小島聡一郎
◇演出
柏木宏紀
◇音楽
吉川清之
◇主題歌
小田和正『やさしい風が吹いたら』『小さな風景』『風を待って』(ソニー・ミュージックレーベルズ)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子(テレビ朝日)
【チーフプロデューサー】佐藤凉一(テレビ朝日)
【プロデューサー】藤崎絵三(テレビ朝日)、残間理央(テレビ朝日)、丸山真哉(東映)、谷中寿成(東映)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/iryu_2022/
☆Twitter
 https://twitter.com/iryusousa_tva

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

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  19. 反対派
  20. 被害者

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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奇跡のショット撮れました。
(峰)さすがです!

これはないでしょ なかなか。
(峰)いやあ 参ったな。

♬~

(細野紗弥香)お父さん 見て!
シャボン玉 きれいだね。

(細野茂雄)ああ。

(細野香織)紗弥香 買ってきたよ!

あっ お母さん 帰ってきた!

(細野)紗弥香! 危ない!

(パトカーのサイレン)

(糸村 聡)ご苦労さまです。

ご苦労さまです。

(雨宮 宏)なるほど。
わかりました。

ご苦労さまです。
(雨宮)お疲れさまです。

(沖田 悟)
被害者は 細野茂雄さん 58歳。

個人で
不動産会社を経営しています。

(カメラのシャッター音)

(沖田)市内に いくつか
マンションを所有してるようです。

ご苦労さまです。

(佐倉路花)撲殺ね。 凶器は?

まだ見つかっていません。

死亡推定時刻は 昨夜の
9時から11時の間だそうです。

被害者の財布や事務所の金庫に
物色された痕跡はありません。

物取りではないって事か。
(雨宮)はい。

(神崎莉緒)第一発見者は
被害者の奥様でした。

昨夜 帰宅しなかった被害者を
心配して 捜したところ

今朝 こちらで倒れている
細野さんを発見したそうです。

あれ…?

(路花)どうかした?

いえ…
どこかで見覚えがあるような…。

ちょっと 奥様に確認してきます。
(路花)うん。

雨宮と沖田は 周辺の目撃情報を。
(雨宮・沖田)はい。

(雨宮)よし 行くぞ。
(沖田)はい。

ん?

左手の爪だけ短い…。

(カメラのシャッター音)

(鑑識官)
すいません もういいですか?

あっ… はい。

あれ…?

爪切り…?

♬~

(男性)「再犯の可能性がないと
言いきれるんですか?」

「何か 事が起きてからでは
遅いと申し上げてるんです!」

「他に ふさわしい場所が
あるんじゃないですか?」

「あの連中は社会のクズだ!」

「置き場所に困ってるなら

まとめて 海にでも捨てればいい」

被害者の細野さんは

白河台の自立支援センター問題で
話題になってる方でした。

これが そのきっかけとなった
住民説明会の映像です。

SNSに流出して
差別的だって大炎上したやつか。

いっとき ワイドショー
これ一色だったもんな。

はい。 あの…
自立支援センターって

なんでしたっけ?
(雨宮)えっ…?

児童自立支援センター。

罪を犯した少年少女が通う
更生施設よ。

それを
白河台に建てる計画があるの。

でも 白河台といえば
京都随一の高級住宅街でしょ?

一部の住民が猛反発してて…。

細野さんは その建設反対派の
会長を務めていました。

(沖田)でも これ
誰が流したんですかね?

さあな…。
だけど こんなの流れたら

反対派が批判を浴びるのは
明らかだし

住民側ではないと思うけどな。

いずれにしても 今度の事件

その建設問題が
絡んでるかもしれないわね。

ちょっと よろしいでしょうか?
どうしたの? 糸村くん。

これを見て頂きたいんですが…。

これは 被害者の…?

はい。 細野さんの左手の爪だけが

短く切りそろえられていたんです。

右手は普通だったのに。
気になりませんか?

爪を切ってる途中で
犯人が来たんじゃないですか?

そう思って
周りを探したんですが

爪の切れ端は
どこにもありませんでした。

糸村くん。
はい。

それが 事件に
なんの関係があるの?

わかりません。

(ため息)

とりあえず 手分けして

支援センター建設の関係者を
あたろう。

(莉緒・雨宮・沖田)はい。

(雨宮)よし 行こう。
(沖田)はい。

「♬~(音楽)」

(村木 繁)はあっ…。

失礼します。
(滝沢綾子)お疲れさまです。

あっ すいません お昼休み中…。

「お前ら!
まだまだ いけるよな!?」

はい…。

「聞こえねえよ! 返事は!?」

はいっ!
あの… これは何を?

(綾子)最近 運動不足がたたって
体重が増えたと

おっしゃってます。
なるほど。

(トレーナー)
「最後の追い込み! もも上げ!」

村木さん この爪切り
鑑定 お願いしますね。

(トレーナー)「返事は!?」
(村木)はいっ!

ありがとうございます。
じゃあ こちら置いていきます。

お願いします。
はい はい はい…!

(ドアの開閉音)

疲れた もう… はあ…。

…ん?

滝沢さん。
はい?

この爪切り なあに?

糸村さんが置いていきました。
鑑定依頼だそうです。

また もう…
あの人は勝手に… もう!

いいえ。 ちゃ~んと
村木さんが引き受けてましたよ。

えっ…?

市の担当者から

支援センター建設の責任者は
あなただと伺いました。

(黒沢辰夫)ええ そうですが。

つまり 建設反対派の会長である
細野さんとは対立関係にある?

(黒沢)えっ? まさか そんな事で
私が疑われるんですか?

いえ…
今は まだ 関係者の皆さんに

話を伺っている段階ですので。

(黒沢)…どうぞ。

失礼します。

(黒沢)まあ 確かに
邪魔くさい人たちでしたよ。

高級住宅街だかなんだか
知りませんが

あの計画は 市が進めているんだ。

抵抗するだけ無駄なのに

反対集会 開いたり
市長に嘆願書を出したりで…。

そりゃ うちだって
建設が中止になれば

経営的に 痛いは痛いですよ。
だからといって

細野さんを どうこうするなんて
思いませんよ。

もういいですか?

(杉崎涼介)あっ 黒沢さん
お疲れさまです。

すいません
取り込み中でしたか…。

(黒沢)いやいや もう終わる。
細野さんの事件で ちょっとな。

そうでしたか。

こちらは?
建築士の杉崎くん。

支援センターの設計を
担当したんだ。

こちらは京都府警の刑事さん。

どうも。
(杉崎)どうも…。

お若いのに すごいですね。

いえ そんな…。
ただの下っ端ですから。

謙遜するなよ。

建物のデザインの修正案
あれ なかなか 良かったぞ。

こんな事になっちゃって
残念だな。

はい…。

あの… 杉崎さんも
細野さんとご面識あるんですか?

まあ… 住民説明会で
顔を見た事あるぐらいですけど。

ああ… なら ちょうどよかった。

この爪切り 見た事ありませんか?

細野さんのなんですが。

いや 知らないな。

なんか 普通のと
ちょっと違いますね。

そうなんです。

でも 見覚えはないですね
すみません。

そうですか。
ありがとうございます。

(沖田)ああ…
さすが 大企業の役員様ですね。

♬~

(雨宮)すいません
矢島さんでしょうか?

(矢島修造)はい。 そうですが。

矢島さんは 支援センター反対派の
副会長と伺いまして。

細野茂雄さんの事件について
お話を伺えないでしょうか?

(矢島)ええ…。

元々 ぶつかる事が多い人では
ありましたよ。

短気な人でしてね すぐに
カッとなってしまうんですよ。

(沖田)まあ あの感じは
そうでしょうね。

(矢島)…にしても
まさか殺されるとはね。

(沖田)ここに建つんですね。

この支援センターの建設絡みの
事件とも考えられるんです。

何か心当たりありませんか?
(矢島)いえ 全く。

でも 説明会での
細野さんの発言のせいで

今 反対派は猛批判を浴びている。
それについて

反対派の中で 怒っている方は
いらっしゃらなかったんですか?

娘さんの事 考えたら
誰も責められないですよ。

あの… 娘さんの事?
それ どういう意味でしょうか?

(村木)こちら
巻き爪用の爪切りでした。

ふーん…。
ほら えーっとね 刃がね

ほら… ええ ほら…

直線になってるでしょ。
ああ~!

とはいえ 市販のもので

特段 不審な点は
ございませんでした。

巻き爪用の爪切りですか。

ちなみに 細野さんの爪は…。

巻き爪ではありません。

どうせ
そこ 気になるだろうと思って

調べておいた。
さすが村木さん!

気が済みましたか?

いえ なおさら気になりました。
何が!?

進まざる者は必ず退き
退かざる者は必ず進む。

…って 誰かが言ってました。

だから もう少し進みましょう。

この爪切りは 被害者 細野さんの
衣服の中から出てきました。

巻き爪でなかったのなら
なぜなんでしょう?

知らんがな!

そもそも
爪切りを持ち歩く行為自体

あまり日常的ではありません。

そこのところ
滝沢さんも気になりますよね?

びっくりした…。
(村木)なりません! もう…。

えっ? 何する…。
(村木)早くお帰りください!

娘さんを亡くされた?

(雨宮)12年前です。

名前は 細野紗弥香ちゃん。
当時8歳でした。

事故のあった日 紗弥香ちゃんは
ご両親と公園に出かけていました。

しかし 母親の香織さんに
駆け寄った際に

乗り込んできたバイクにひかれ
亡くなりました。

つらい話ね…。

運転者は
山本仁という少年でした。

進入禁止の公園に
バイクを乗り入れての事故。

しかも 無免許でした。

その後 山本は
少年院に収容されました。

細野さんの発言は その事故を
受けての事だったんですね。

反対派の決起集会でも 繰り返し

山本への恨み言を
口にしていたみたいです。

(テーブルをたたく音)

(細野)あいつだけは許さん。

また会う事があったら
殺してしまうかもしれない…。

殺す…。

その山本って子
今 どうしてるの?

大阪で
トラック運転手をしています。

会社に電話したところ

今現在 連絡が
取れなくなっているそうです。

(雨宮)細野さんは

山本との間のいさかいで
殺された可能性もありますね。

わかった。 雨宮と沖田は

その山本って子の行方を
追ってちょうだい。

(沖田・雨宮)はい。
じゃあ 僕は 細野さんの奥さんに

紗弥香ちゃんの事故について
聞いてきますね。

えっ!?
えっ?

いえいえ… どうぞどうぞ。
よろしくね。

いってきます。

神崎。
ああ… はい。

(湯飲みを置く音)
ありがとうございます。

きれいですね ひまわり。

(香織)娘が 好きだったんですよ。

そうでしたか…。

すみません この爪切りに
見覚えありませんか?

紗弥香が使っていたものですね。
なんで これを?

細野さんがお召しになっていた
服のポケットに入っていたんです。

これ 巻き爪用の爪切りですよね?

ええ。
紗弥香 生まれつき 巻き爪で…。

夫が よく
これで切ってあげてたんです。

細野さんは よく
爪の手入れをなさる方でしたか?

いえ… そんな事はなかったと
思いますけど。

そうですか。

では なぜ…。
そんな事より!

今日は

紗弥香ちゃんの事故について
お伺いしたくて 来ました。

紗弥香の…?

細野さんは あの事故について

今でも わだかまりを
持ってらっしゃったと聞きました。

それは もう…。

長年 子供に恵まれなかった
私たちが

ようやく授かった
一人娘でしたから…。

お察しします。

それでも あの山本って子が
真摯に謝ってくれさえすれば

私たちも
許そうとしたかもしれません。

なのに… 面会の時

あまりにも
人を馬鹿にした態度で…。

(山本 仁)すんませんっした。

お前… なんだ? その態度は!

細野さん 落ち着いてください!
やめてください!

実は 今 私たちは

その山本仁の行方を
追ってるんです。

あの男が 夫を殺したんですか?

今は まだ なんとも…。

何か 細野さんから
聞いていませんか?

最近 見かけたとか
なんでもいいんです。

(香織)いいえ 特には…。

そうですか。

細野さんは
剣道をなさっていたんですか?

ええ。 剣道教室で指導を。

そういえば 教室の前には
必ず 爪を切っていました。

なるほど…。

ここですね。

山本のSNSの写真に
写り込んでた漫喫。

それにしても
悪そうな顔してますね。

そうか?

(雨宮)なんだよ…。

おい…
早く どいてくんねえかな。

(沖田)すいません…。

(雨宮)どうした?

(沖田)こいつ 山本です!
(雨宮)えっ?

(雨宮)おい! 待て コラッ!

(山本)おい どけ!

(雨宮)待て コラッ!

♬~

(雨宮)オラッ!

(沖田)待て!

(雨宮)オラッ!

(山本)ああっ! うっ… 痛え…!

(雨宮)
山本仁 公務執行妨害で逮捕だ!

痛えな… 離せよ!
(雨宮)コラッ 落ち着け!

(山本のすすり泣き)

(雨宮)泣いてちゃ わからんだろ。

細野さんと 娘さんの事で揉めて
殺してしまった。

認めるんだな?

(山本)認め…。
(雨宮)うん。

ませーん!

(雨宮・沖田)はあ!?

おとといの夜なら

俺 心斎橋で 閉店の11時まで
スロット打ってたんで。

なら なんで逃げた?

(山本)別に。 面白いかなと思って。

面白いだ? お前な!
(沖田)まあまあ まあまあ…!

(雨宮)ふざけるな お前!
(路花)ちょっと失礼しますよ。

(山本)
おい なんだよ? このおばさん。

あなたの正体を知っている
怖~い おばさんよ。

(山本)あ?

警察 なめないでくれる?

君が 振り込め詐欺グループの
出し子だって事は わかってるの。

はあ?

(路花)ATMの防犯カメラに
ばっちり映ってる。

(沖田)だから 逃げたのか。

(山本のため息)

今度は
少年法が守ってくれないわよ。

覚悟しなさい。

(路花)念のため 捜査二課に
山本の写真を回したら

案の定だった。

あんな事故を起こしたのに
全く更生できてないですね。

だからって その更生を諦めていい
って事にはならないわ。

はい。

ただ 細野さんの事件とは
無関係のようね。

(ドアの開く音)

(路花)あっ 二課の取り調べも
終わったみたい。

(山本)なんだよ! 離せって!

離せよ! おい!

あれって…。

♬~

ねえ その入れ墨 いつ入れたの?

あ? 昔 仲間と入れたやつだけど。

もしかして
杉崎涼介も その仲間の一人?

杉崎? 知らねえ。

この人なんだけど。

ああ… 今井か。

うん。 あいつも入れたよ。

(二宮)服のニオイ気にして
いろんなもの使ってない?

はい 古い~

今やニオイ専用これ一本で
ぜ~んぶいけちゃいます

紫の「NANOX」ニオイ専用
《約7割が洗濯成分で 濃いーの!≫

♬~ (相葉)「ソフラン」はニオイを消すだけじゃなく

そもそも生ませない こんなニオイも

実証済!このニオイも

あのニオイも
(お父さん)え!?

100のニオイ ぜーんぶ実証!
(3人)ホントだ!

「ソフラン プレミアム消臭」

(高橋洋平)
はい もっと強く!

お付き合い頂いてしまって
すみません。

効果てきめんのダイエットがある
っておっしゃるから 来てみたら

剣道とはね。
あれ? 言ってませんでしたっけ?

言っとらん!

とはいえ 村木

学生時代は
剣道部の主将をしておりました。

面をつけたら 人間やめるから。

(村木)さあ こい! 糸村!

(高橋)始め!

(村木)はいっ!

(村木)面!

面は!?

うーん… 素人め!

ああっ!

(高橋)胴あり! 胴あり!

(村木)
ちょ ちょ ちょ… ちょっと!

勝っちゃったみたいですね。

(村木)ああーっ! ああっ…!

終わった…。

(高橋)確かに 怪我防止のために

爪を短く切っておくのが
鉄則ですが

左手だけ短く切る事は
ないと思いますよ。

そうですか…。

あの…
細野さんは こちらの道場で

子供たちの指導を
なさっていたんですよね?

はい。 今日は
いつも お手伝い役の私が代打で。

おい サボるな!
(子供たち)はい!

結構 スパルタなんですね。

いえいえ…
細野さんに比べたら 全然ですよ。

(細野)高い!

そこ! もっと振れ!

(高橋)最近は
まるくなったみたいですけどね。

なんでも 怒りを抑える
おまじないを見つけたとかで。

おまじない?

企業秘密だって
教えてくれませんでしたが。

おまじない…。

村木さん 何してるんですか?

あっ… 開けますよ。

いや あっ あっ… ど… どうも。

はい。 どうぞ。

やだ… 久しぶりに
なんか 竹刀 握ったら

手が
フニャフニャになっちゃった!

もう 人間やめるの
やめましょうね。

剣道は
握力が求められますからね。

細野さんなんて 80キロあるって
自慢してましたよ。

えっ!?
80キロは すごいですね。

(高橋)はい。
(携帯電話の振動音)

あっ… ちょっと すみません。

(携帯電話の振動音)

もしもし 糸村です。

糸村さん 早く戻ってください。

「事件に動きがありました」

杉崎さん あなたの左手首の傷痕

元は 山本仁と同じ
入れ墨があったんですよね?

♬~

失礼しますね。

(杉崎)「なんで そんな事…」

あなたに 細野さん殺害の容疑が
かかっています。

えっ?

事件当夜の10時頃 あなたを

細野さんの事務所の近くで
目撃した人がいるんです。

それは…。

細野紗弥香ちゃんの事が
関係してるのかしら?

12年前 紗弥香ちゃんをひいた
山本のバイクには 同乗者がいた。

今井涼介。

親の離婚で 名字が変わる前の
あなたよね。

おい 前!
おい 前 前 前 前 前…!

(香織)紗弥香! 紗弥香…!

♬~

確かに あの時
後ろに乗っていたのは 俺です。

でも なんで 俺が細野さんを
殺さなきゃいけないんですか?

じゃあ なんで
事務所に行ったの?

それも あんな時間に。

支援センターの建設を進めたくて
説得しに行ったんです。

何度か
ドアもノックしたんですけど…。

杉崎です。
話 聞いてもらえませんか?

(杉崎の声)返事がなくて
そのまま帰ったんです。

どうして そこまで…?

細野さんに認めてもらわないと
意味がないからです。

どういう事?

最初の住民説明会でした。
細野さんと再会したのは…。

会ったのは 親と一緒に
謝りに行った時以来でしたけど

すぐに気がつきました。

(黒沢)未来の子供たちの核として

児童自立支援センターの実現に
全力を尽くします。

(細野)あの連中は 社会のクズだ。

置き場所に困ってるなら
まとめて 海にでも捨てればいい。

なんで
白河台じゃないといけないんだ。

おかしいだろ!
落ち着いてください。

(杉崎の声)でも 結局 最後まで
話しかける勇気がなくて…。

何より 説明会での発言で

あの事故が 今でも 細野さんを
ずっと苦しめてるんだって

思い知らされました…。

俺は ずっと
考えないようにしてたのに…。

そしたら

あの時 なんで
山本を止めなかったんだろう

あいつが無免許だったのは
知ってたのにって

罪悪感も よみがえってきて…。

そんな時に デザインの修正案が
浮かんできたんです。

それって 建設会社の
黒沢さんが言ってた…?

建物の解体工事から出る廃材を
再利用するというものなんです。

表向きは エコのためって
言ってましたけど

本当は 俺のようなクズでも

手を加えれば 使い道が見つかる
って思いを込めたんです。

それで 事務所とか
行きつけの喫茶店に

何度も足を運んで
説得してたんです。

道を踏み外した人の中にも

頑張って 人生を立て直そうと
してる奴もいるんです!

(細野)勝手な事を言うな!

だったら 最初から
罪を犯さなきゃいいだろ!

なんで そこまで
面倒見なきゃいけないんだ!

それなら
初めから正体を明かして

きちんと謝るところから
始めるべきだったんじゃないの?

けど バレたら 建設計画から
外されてしまうと思って…。

これは
自分がやるべき仕事なんです。

結果的には
だましてる事になるわ。

(机をたたく音)
俺だって 大変だったんだよ!

昔からの悪い奴らと縁切って
必死で勉強して…。

ようやく まともに生きていけると
思ったのに…。

なんで こんな事になるんだよ…。

♬~

(記者)おい 来たぞ!

(沖田)うわっ
誰だよ 情報 流したの…。

(記者)本当にやったんですか?
(記者)コメントください!

(記者たちのざわめき)

香織さん…?

♬~

♬~

♬~

駄目!

(香織の荒い息遣い)

しまってください。 早く…!

離してください。
お願いします…!

香織さん!

それを出したら 私は あなたを
逮捕しなければいけません。

それでもいいんですか?

紗弥香ちゃんのお仏壇のひまわり
誰が水を替えるんですか!?

(記者)ひと言 お願いします!
杉崎さん!

香織さん!

ネットで あの杉崎って人が

夫の事件の重要参考人だって
見て…。

しかも 紗弥香の事故にも
関わっているって…。

そんな事まで…!?

紗弥香を死なせて
夫まで殺したんだと思ったら

許せなくなって…。

香織さん

杉崎さんは 支援センターの事を

細野さんに 説得しに
行っていただけのようですよ。

えっ…?

そうですか…。

だから あんな事を…。

何かあったんですか?

事件の前日
夫が急に言い出したんです。

なあ…。

支援センターの件なんだけど

認めてやってもいいんじゃないか
って思ってるんだ。

どういう事?

俺は 紗弥香が死んだ事を
恨み続けるより

あの子の死は
決して無駄じゃなかったって

思いたいんだ。

♬~

♬~

(マスター)ええ
確かに この爪切りですよ。

本当ですか!
はい。

いつも ここの席に座って
パチパチと。

♬~

細野さんは よく この人と
会っていませんでしたか?

(マスター)うん 最近 よくね。

いつも 最後は
言い合いになっててさ…。

細野さんが怒って帰らないのが
不思議なぐらいだったよ。

あんな気の短い人 いないのに。

そうそう

細野さん 爪を切る時
いつも この雑誌を使っててね。

あんな事になったから

捨てるに
捨てられなくなっちゃったよ。

見せて頂いてもよろしいですか?
ええ。

♬~

これって…。

(沖田)しかし あの
ゴリゴリの反対派の細野さんが

まさか 支援センターを
容認するつもりになっていたとは。

それも
事件の前日のタイミングで…。

それによって
今までの利害関係が逆転した。

細野さんの心変わりで
誰が一番困るのか

徹底的に洗い出すよ。
(一同)はい!

♬~

♬~

おい!
はい!

(雨宮)矢島さん!

なんでしょうか?

矢島修造さん
署まで ご同行願えますか?

支援センターの建設予定地の
すぐ近くで

2億の超高級マンションが
目下 建設中だそうね。

ただ 工事が始まった直後に

支援センターの建設計画が
決まって

売買契約のキャンセルが相次いだ。

困ったディベロッパーが
泣きついたのが

付き合いのあった あなただった。

(雨宮)矢島さんの隠し口座には
そのディベロッパーから

多額の金が
振り込まれていますよね。

あなたは 高額な報酬を受け取り

反対派が有利になるよう
様々な工作をしていた。

住民説明会の動画を投稿したのも
あなたね。

問題を全国に知らしめようと
やった事ですよ。

想像よりも
きれい事を抜かす人が多くて

正直 驚かされましたけどね。

ただ これは 全部

あくまで 支援センターの建設を
阻止するためにやった事。

細野さんの事件とは
関係ありませんよ。

まあ そう言うでしょうね。

事件当日の夜9時過ぎ
細野さんの事務所近くで

あなたを乗せたというタクシーを
見つけました。

白河台の自宅に向かう途中
あなたは

ここに立ち寄ってますよね。

(路花の声)その場所を
徹底的に調べました。

そこで見つかったのが これ。

(路花)細野さんの事務所に
あるはずの灰皿。

あなたの指紋と 細野さんの血痕が
検出されました。

何か反論でも?

突然 考えが変わったなんて
言い出すから…。

(矢島)反対運動から降りるって
どういう事ですか?

悪いけど もう決めたんだ。

細野さんは
反対派のシンボルなんです。

頑張りましょう! ねっ?

ここで降りたら 娘さんを殺した奴
許す事になりますよ。

許すんじゃない。

そんなの 一生かかったって
許す気にはなれない。

ただ 罪を犯した奴の中には

ちゃんと更生しようとしてる
人間もいるんじゃないかって

思えてきたんだ。

お願いします。

お金は いくらでも払いますんで!

金なんかの話じゃないんだ!

(矢島)あなたが裏切るなら

白河台で また 紗弥香ちゃんと
同じ事が起きますよ。

そんな事になったら 細野さん

あなた 亡くなった紗弥香ちゃんに
顔向けできるんですか!?

黙れ…!

お前に 俺の気持ちなんか
わかるか!

♬~

…帰ってくれ。

(矢島)細野も自業自得なんだよ。

おとなしく担がれときゃいいのに
クズどもに肩入れしちゃって。

クズだって?

私利私欲のために
人をあやめた あなたに

そんな事 言う資格はない!
(机をたたく音)

♬~

破るなんて もったいないですよ。
いいデザインなのに。

もういいんです。

元々 俺のような奴が
真っ当に生きようなんて

おこがましいんですよ。

杉崎さん

3分でいいんです。
僕に時間を頂けませんか?

この爪切りは 細野さんが

巻き爪だった紗弥香ちゃんの爪を
切ってあげていた

大切な思い出の品でした。

細野さんは
喫茶店で杉崎さんと会う際

毎回 この爪切りで
爪を切っていました。

左手の爪を 特に短く。

なぜ そんな事をしていたのか
不思議だったんですが

細野さんが喫茶店で爪を切る時

いつも 下敷きにしていた
この雑誌の中に

ヒントが隠されていました。

アンガーマネジメントです。

(杉崎)アンガーマネジメント…?
はい。

怒りをコントロールするための
心理トレーニングの事です。

この雑誌によると

「人間は 怒りを覚えたとき
左手の拳を強く握ると

その怒りを抑え込むよう

脳を刺激することができる」
とあります。

細野さんは あなたが

紗弥香ちゃんをはねたバイクに
同乗していた事を

知っていたんです。

嘘だ。 知ってたら
俺なんかと話すわけない。

いえ。

細野さんのパソコンの検索履歴を
解析したところ

「杉崎涼介」 そして

あなたの以前の名前

「今井涼介」が検索されていました。

(糸村の声)それを知った上で
細野さんは

支援センターのデザインの件で
何度も訪ねてくる

杉崎さんの熱意に打たれて

渋々 会う事にしたんだと
思います。

ただ 細野さんにしてみれば

大切な娘が亡くなった原因を
作った人間と会う事は

やはり
耐えがたかったんでしょうね。

だから
あのアンガーマネジメントに

頼っていたんでしょう。

(糸村の声)
でも 一つ 問題がありました。

剣道の有段者だった細野さんは
人一倍 握力が強かったんです。

だから 拳を強く握ると
手のひらに爪が食い込んでしまう。

だから 杉崎さんと会う前は 必ず

この爪切りで 左手の爪を
短く切りそろえていたんです。

じゃあ やっぱり
俺の事 許してなかったんだ…。

いえ。 細野さんは 亡くなる前に

支援センターを認める気持ちに
なっていました。

えっ?

細野さんは
こんな事を言っていたそうです。

罪を犯した奴の中には

ちゃんと更生しようとしてる
人間もいるんじゃないかって

思えてきたんだ。

それって…。

杉崎さんの事を指していたんだと
思います。

デザイン案には 建物を生かした

更生プログラムまで
含まれていたそうね。

はい。

細野さんは
そんな あなたの思いを聞き

そして あなたの今の姿を見て

過ちを犯した子に
更生するチャンスを与える意義を

認めたんじゃないかな。

確かに この爪切りは

杉崎さんへの憎しみを
抑え込むために使われていました。

そういう意味では この爪切りは

紗弥香ちゃんを奪われた
細野さんの怒りを表していると

言えるかもしれません。

爪を切るなら どんな爪切りでも
よかったはずです。

それでも この爪切りを
使い続けていたのは

大切な紗弥香ちゃんの
思い出と一緒に

もう一度 人を信じたいという

細野さんの気持ちが
こもっていたからだと

僕は思います。

♬~

♬~

♬~

♬~

細野さん…。

(すすり泣き)

申し訳…。

申し訳ありませんでした…!

♬~

♬~

白河台の支援センター
建設が再開されるみたいですね。

うん。 最後は
市長が決断したみたいだね。

すぐにとは いかないまでも
受け入れられるといいですね。

本当に大事なのは
建物じゃなくて

それを支える
周りの人の気持ちだからね。

頼もう!
村木さん!?

糸村さん。
はい。

リベンジタイムです!
リベンジ?

今度こそ ギッタギタの

ボッコンボッコンに
してあげますから。

道場へ。

村木さん。
(村木)ん!?

思いを全て込めたのなら
勝敗の結果など 問題ではない。

…って 誰かが言ってました。
(村木)なんだと!?

逃げるのか!?

今の村木さんに必要なのは
勝負ではなくて

この記事だと思いますよ。

(雨宮)なんですか?
(村木)なんだと?

何!?

アンガーマネジメント?

左手の拳を握りしめたところで
怒りなど…!

…落ち着く。
あら。

(沖田・莉緒)早っ!
(路花)何 何?

そんなに簡単なの?
教えて 教えて。

確かに 佐倉さんは覚えたほうが
いいかもしれないですね。

今 なんつった?

(沖田)えっ?
あっ いや… いやいや…

今のは
言葉のあやといいますか…。

佐倉さん ほら 左手 左手。
(沖田)ああ… 左手 左手!

右 右 右 右…!

(一同)そうそう そうそう…。

(雨宮)ああ 違う 違う…!
(村木)なんとかパンチ!

(雨宮)一時は 世界大会の
メダル候補とまでいわれてたんだ。

(宮平 瞬)あの日から
俺の時間は止まったままなんです。

助けになんか
入らなきゃよかった…!

糸かな…?

3分だけ
僕に時間を頂けませんか?

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