[終]刑事7人 #10/路敏の秘められた過去が明らかにー12年前の未解決事件再び[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

[終]刑事7人 #10/路敏の秘められた過去が明らかにー12年前の未解決事件再び[解][字]

警官が殺害される事件が発生。遺体から検出された銃弾は警視庁のもので、12年前の警官殺し未解決事件に使用されたものと一致。そんな中、路敏は再び定時で帰るようになり…

◇番組内容
『刑事7人』がシーズン8に突入!今作は、新専従捜査班に東大卒のキャリア組の新人、いわゆる≪Z世代≫のエリート・坂下路敏(小瀧望・ジャニーズWEST)が新たなメンバーとして参加!大きな変革を迎える。会議はリモートで参加、聞き込みは足よりSNS…コスパ重視のZ世代と、天樹を筆頭とした≪ガラパゴス刑事≫との世代間ギャップも見どころに。昭和、平成、令和の3世代の刑事たちと難事件に立ち向かう!
◇出演者
【キャスト】
天樹悠…東山紀之
海老沢芳樹…田辺誠一
坂下路敏…小瀧望(ジャニーズWEST)
野々村拓海…白洲迅
青山新…塚本高史
片桐正敏…吉田鋼太郎
堂本俊太郎…北大路欣也
【ゲスト】
鶴見辰吾
松田賢二
弓削智久
赤木耀
遠山俊也
◇脚本
森ハヤシ
◇監督
兼﨑涼介
◇音楽
奈良悠樹
◇スタッフ
【エグゼクティブプロデューサー】内山聖子(テレビ朝日)
【プロデューサー】山川秀樹(テレビ朝日)、石田菜穂子(テレビ朝日)、和佐野健一(東映)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/keiji7_08/
☆Twitter
 https://twitter.com/keiji_7nin
☆Instagram
 https://www.instagram.com/keiji_7nin/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
福祉 – 音声解説

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  7. お前
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  10. 山岸巡査部長
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  13. 警察
  14. 年前
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  17. 人間
  18. 本当
  19. 羽田
  20. 当時

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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♬~

(小室 司)おう… お疲れ。

(坂下路敏)お願いします。

確かに。 これで全部だな。

フッ… あの人も喜んでるよ。

(路敏)伝えておいてください。
この礼は必ずすると。

(銃声)

(撃鉄を起こす音)

(銃声)

(青山 新)さあ 13連続…。
(片桐正敏)うるせえよ

集中してるんだからよ。
(野々村拓海)皆さん 大変です!

(青山)うるさいの来ましたよ。
(海老沢芳樹)どうした?

(野々村)来る時に
居酒屋の大将に会って

これ もらっちゃいました!

(青山)ああ? 割引券?
(野々村)ええ。

割引率が すごい いいんですよ。

ほら 唐揚げが3割引き。
本当だ。

(片桐)お前なあ
飲み屋の割引券ぐらいで

でかい声 出して
入ってくるんじゃねえよ!

(野々村)ええ~
じゃあ いらないんですか?

いるよ。
涙が出るほど ありがたいよ。

ですよね!
ハハハハハ…。

今日 事件 何も起きなかったら
みんなで行きましょ。

あっ その言い方 駄目。
えっ?

事件起きるフラグ
立っちゃってるから。

「何も起きなかったら」って言うと
絶対 なんか起きるから。

これ もう 100パーだから!
いや 大丈夫ですよ。

天樹さんも行きますよね?

(天樹 悠)たまには
路敏 誘ってみたらどうかな?

(片桐)路敏か…。

あいつ ランチは
ギリ 来るようになったけど

飲み会は来ないんじゃないか?

ここ最近の様子なら
来る可能性ありますよ。

まあ 確かに 入った時より
だいぶ なじみましたもんね。

最近 コスパとかエビデンスとか
プライオリティとか

横文字 言わなくなったしな。

ああ…
定時で帰る事もなくなったしな。

(路敏)おはようございます。

(秒針の音)

(せき払い)

あの… 路敏くん。

(電話)

あっ これは…。

(電話)

はい 新専従捜査班。

(片桐)わかった。 すぐ向かわせる。

はい! 楽しいおしゃべりは
ここまでだ。

(路敏)何があったんですか?

警察官が撃たれた。
(野々村)えっ?

被害者は 山岸正武 57歳
交番勤務の巡査部長。

場所は 大田区の臨海公園内。

すぐ向かってくれ!

(一同)はい。

(野々村)着衣の乱れから

山岸巡査部長は
犯人と争った模様。

その後 腕と胸の2カ所を
拳銃で撃たれています。

柱をつかんでる…?

連れ去られそうになって
つかんだんですかね?

路敏は どう思う?

そうですね…
今のところ なんとも…。

一課長 到着されました。

お疲れさまです!
(一係長)おい 場所空けろ。

(野々村)一課長自ら どうして…。

(青山)ありがとうございます。

(青山)どうやら
遺体から検出された銃弾は

警視庁が採用している支給銃

スミス&ウェッソン M360Jから
発射された可能性が高いそうです。

SAKURA? それって…。

身内が身内を殺した…。

♬~

(一係長のせき払い)

(一係長)これで そろいましたね。
始めます。

(一係長)被害者の山岸正武は

蒲田中央署地域課
池上4丁目交番勤務の巡査部長。

家族はおらず

大田区池上台のアパートに
一人暮らしをしていました。

(二係長)
遺体から検出された銃弾ですが

12年前の
八王子警察官殺害事件において

射殺された警察官
羽田守雄巡査長所持の

SAKURAの線条痕と
一致しました。

(どよめき)

(前迫 彰)
八王子警察官殺害事件…。

12年前から継続して
捜査にあたっている

継続捜査班から

当時の事件について
改めて共有してもらいます。

(前迫)うん。

(北川健人)東八王子署
継続捜査班の北川です。

(小清水祐人)小清水です。

事件の発端は
平成22年2月13日 21時…。

(片桐)当時 受験を控えていた
高校生 古市潤が

八王子市泉町のスーパー亀石で
万引きをしていたところを

店員に捕まった。

しかし 店側は

名前すら名乗ろうとしない古市を
警察に引き渡す事にした。

そこで やって来たのが
地域課の羽田守雄巡査長。

しかし 連行中に
古市は逃走してしまう。

2人がもみ合っている姿が
防犯カメラに映ってた。

その15分後

羽田巡査長が
撃たれて死んでいるのを

近隣の住民が発見した。

恐らく 逃走の際
古市が羽田の拳銃を奪い

その拳銃で
羽田を射殺したと見られている。

古市は その後 えー…

4日間 自宅に潜伏したのち
姿を消し

現在まで発見されていない。

拳銃も行方不明のままだ。

今回の凶器が
その時 使われた拳銃だった…。

(片桐)ああ。

(堂本俊太郎)撃たれていたのは

ここと ここ。

(堂本)2発目の銃弾が心臓に命中
致命傷となっている。

あー… 死亡推定時刻は
昨夜の21時から22時の間。

それと 左手で
交通標識の柱をつかんでいたが

力の入り具合から見ると
元々つかんでいたというよりは

撃たれたあとに つかんだようだ。

ありがとうございます。
本部に報告します。

ありがとうございます。
(堂本)ご苦労さん。

いやあ それにしても

12年前の あの未解決事件が
関わっているとはなあ。

堂本先生も ご存じですか?

もちろん。 話題にもなったし

容疑者の古市って男は 確か
東都大の医学部志望だったはずだ。

ああ… そうでした。

(堂本)自らの手で顔形を変えて
逃亡したって話もあったな。

ええ。 それに加え
当時 古市は未成年でした。

名前と顔が
世間には公表されなかった事も

逃走成功の要因だと
考えられています。

事件発生から3年で その足跡が
完全に途絶えたと聞いてます。

完全にか…。

(野々村)やっぱり
整形して 戸籍を変えて

完全に別人になっていれば

見つけ出すのは困難ですよね。

12年前の事件の解剖結果を
取り寄せておいた。

すいません。 助かります。

あー… 当時の被害者
羽田巡査長のご遺体にも

銃弾が2発。

2発目の銃弾が心臓を損傷。
ここだ。

(堂本)見事に
急所を撃ち抜かれてる。

(土井和彦)ああ 山岸さんですか。

平日の昼間から よく この公園で
のんびりしてるのを見ましたよ。

あれは どうだったんだろう…
仕事なのか サボっていたのか…。

どんな方だったんですか?

(土井)ああ~… 私なんかにも
よく話しかけてくる

お巡りさんでしたけど。

公園のホームレスとは
たまに もめていたような…。

もめていた? どういった事で?

そこまでは ちょっと…。

1カ月くらい前ですかね

年配のホームレスと
深刻な表情で話し合っているのは

見ましたね。

そのホームレスというのは?

えっと… シゲチンって呼ばれてた
ホームレスです。

最近 見てないですけど。

あっ…
じゃあ もう よろしいですか?

ありがとうございました。

(古市俊哉)息子の事ですか?

(俊哉)あいつとは
もう 縁を切っています。

私たちから話す事は
何もありませんよ。

あの… そう言わず
なんでもいいので…。

あの事件以来

どれだけの誹謗中傷に
さらされてきたか

あなたたちは わかっていない。

この病院だって
ようやく落ち着いてきたのに…。

あいつは
また 何をやってるんだ!

最近になって
何か連絡があったりとかは…。

(俊哉)何かあったら伝えています。

あれ以来
一度も連絡は来ていない。

例えば 無言電話があったりとか
なんでもいいんです。

ありません。 なあ?

(古市留美)ええ…。

♬~

(近藤良介)ええ 山岸さんには
お世話になりましたよ。

僕の教育担当だったので。

山岸さんは
どんな方だったんですか?

まあ 亡くなった人の事を

あんまり
悪くは言いたくないですけど

勤務態度は悪かったですよ。

仕事を後輩に丸投げして
ふらっと姿を消す事もありました。

その間 何を?

(近藤)ギャンブルとかにも
手 出してたみたいで

何回か お金を貸してくれって
頭を下げられた事もあります。

刑事課にいた頃は
優秀だったんですけどね…。

飛ばされちゃって
腐っちゃったんでしょう。

飛ばされた原因は
なんだったんですか?

山岸さん 逃走中の古市に
職質した事があるんですよ。

えっ?

まあ 当時の古市は 自分で
顔に傷を付けたりしてたせいで

山岸さんも
本人とは気づかなかったみたいで

取り逃がしちゃったんです。

それがバレて
飛ばされちゃって…。

山岸巡査部長は
古市に会っていた…。

(小清水)
その話 どこから聞きました?

(野々村)
山岸巡査部長の元同僚の方から。

(小清水)はあ… そうですか…。

ええ 山岸さんが
古市を取り逃がしたのは

事実ですよ。

ただでさえ あの事件に関しては

警察が無能だって
たたかれてたもんですから。

この件に関しても

外に出ないように
内々で処理されたんです。

そうだったんですか。

山岸さんは あの頃から
スタンドプレーが多くてね

組織でも なじめなくて

監察からも
目をつけられてたんですよね。

あっ…。

これも噂レベルなんですけど

古市から金銭を受け取って
見逃した可能性もあるって。

♬~

(医師)ええ 12年前
古市は うちに来ました。

その後
古市らしき人物が来た事は?

ありませんね。

当時の事を教えてください。

(医師)あの時は

自分の顔を
かなり傷付けた状態でしたね。

それで不審に思って
警察に連絡したんです。

ただ 異変に気づいたのか
すぐに逃げてしまいましたけど。

あっ… すいません。

なんの資料ですか?

12年前に殺害された
羽田巡査長に関する資料だ。

12年前の事件に関しては

当時の捜査本部が
調べ尽くしたのでは?

今 向き合うべきは

目の前に起きている
事件のほうかと。

もちろん そっちも調べてる。
で 君のほうは?

定時に帰って 何を調べてる?

(青山)皆さん いいですか?

これ。
(片桐)な… 何?

(青山)事件の1カ月前

現場から1キロほど離れた
防犯カメラの映像です。

(青山)これ 山岸さんですよね?
(片桐)えっ?

ああ そうだな。
ん? このビルは?

(青山)臨海町にある六角ビルです。

六角ビルって 老朽化が進んで

1年くらい前から
誰も使ってないんじゃないか?

そうなんですよ。 で 気になって
調べてみたところ…。

とある匿名掲示板に
六角ビル内で

戸籍売買のブローカーが
取引してたって

書き込みがありました。

(片桐)戸籍売買ね。

山岸巡査部長はホームレスとも
接点があったそうです。

ああ 戸籍売買のブローカー
っていうのは

行き場を失ったホームレスから

安く戸籍を仕入れている
ケースがある。

つまり 山岸は

ホームレスから仕入れた戸籍を
ブローカーに流していた。

(野々村)
現役の警察官が そんな事を…。

(片桐)いや でも
金にも困っていたようだし

素行も悪かったんだろ?

あっ 路敏 どこに?

定時なんで。

もう もう もう もう もう もう
またかよ…。

あの 片桐さん。
はい。

僕も ちょっと出てきます。
はい。

(片桐)自由なのか? なあ?
みんな 自由か?

(キーボードを打つ音)

(蹴る音)

(柳沼悠也)遅えよ!

時間厳守だって伝えたはずだけど。

本当に
戸籍を売って頂けるんですか?

おう。

うちは業界の中じゃ
品ぞろえ豊富だから。

(柳沼)希望はあるの?

出身地でしょ 年齢

名前 家族…。

うわっ 離せよ!

(小清水)
署まで ご同行願えますか?

(柳沼)なんだよ おい!
なんだよ! ふざけんな!

(小清水の声)
匿名のタレコミがあってな。

この人物に見覚えは?

(柳沼)「ああ… 顧客のふりして
近づいてきたおっさんね」

(柳沼)「前にホームレスから
買い取った戸籍

返してほしいって」

(北川)「ホームレスの戸籍を?」

(柳沼)「そうそう
そのホームレスが

社会復帰するために
必要だって言ってた」

「まあ たまたま
売りに出す前だったから

買った時と ほぼ同じ額で
返してやったけど」

「…んな事より
そのあとが最悪だったんだよ」

(小清水)「何があった?」

(柳沼)いやね いきなり
警察手帳 見せられてさ

捕まりたくなかったら

過去に うちで売った戸籍情報を
全部 渡せって脅してきたんだよ。

(小清水)「戸籍情報…」

(柳沼)「まあ 本当に警察かどうか
疑わしかったけど

結局 渡したよ」

山岸巡査部長は

ブローカーから この戸籍情報を
入手していたのか…。

ええ。 山岸さんは

今でも古市の事を
捜していたんじゃないですか?

12年前に
職質をしたにもかかわらず

取り逃がしてしまった事を
ずっと悔やんでいて。

その一件で 刑事課からも
飛ばされていました。

忸怩たる思いがあったのは
間違いありません。

じゃあ 山岸巡査部長は

その戸籍情報をもとに
古市を捜し

新しい戸籍を得て

別人になりきった古市本人に
たどり着いて

その結果 古市に殺された。

(山岸正武)やっと会えたな 古市。

(銃声)
あっ…!

(撃鉄を起こす音)

(銃声)

となると
この戸籍を購入した人物の中に

古市がいる。

(前迫)リストの人物は143名。
片っ端から調べろ。

必ず 古市を見つけ出すんだ。

(一同)はい!

♬~

あっ…。
(刑事)何してるんですか!

すいません。 本名 わかりました。

武笠博臣… 別人です。
わかりました。

(青山)ああ あの…
あなたの元々の戸籍について

お話 聞かせてもらえませんか?

(青山)おおっ… おい!
おい おい おい!

ああ ああ ああ… 駄目だよ。
ほら ちゃんと鍵かけないと。

♬~

(小清水)違うな。

(野々村)どうして?

(小清水)
さすがに身長が違いすぎる。

はあ… 確かに。

(片桐)わかった。
次をあたってくれ。

♬~

(ため息)

あっ…。

お疲れさまです。

定時で
帰ったんじゃなかったのか?

ちょっと忘れ物があって。

天樹さんのほうこそ リストの人物
あたらなくていいんですか?

あとで合流するつもりだ。

他に何か引っ掛かっている事が
あるんですか?

うん…。 一つは凶器。

凶器?

12年間
姿を隠し続けてきた古市が

わざわざ
身元が割れるリスクを冒して

どうして
当時の拳銃を使ったのか。

確かに…。

それと もう一つは

君だ。

じゃがいも

好きな野菜

たまごをざっくりと。

ペイザンヌサラダは
田舎風のサラダという意味だそうだ。

熟成させた卵黄と

3種のハーブのコクとうま味。

定時に帰って
一人で何を調べている?

別に何も…。

ブローカーの居場所を
捜査一課にたれ込んだのは君だな。

シゲチンという
ホームレスと会った。

僕が話を聞く前に

戸籍売買ブローカーの件を
若い刑事に話したと言っていた。

それと 山岸巡査部長が
過去に担当した窃盗事件の中に

気になる名前を見つけた。

6年前の調書だ。

坂下麻未さん。

君の母親だ。

君は 山岸さんと
面識があったんじゃないのか?

こんなの よく見つけましたね。

話してもらえるか?

あんまり
思い出したくもないんですけど

僕の家 僕が小さい時に

父親が出ていってしまった事も
あって

超貧乏だったんですよ。

高校の頃なんか
住んでた家 追い出されて

母親と漫画喫茶や
カプセルホテルに

寝泊まりする時期もありました。

その頃ですね。

(路敏の声)母親が金盗んだって
疑いかけられて

警察に
連れて行かれちゃったんですよ。

(路敏の声)僕も信じたいけど

やっちゃったかって
思ってたんです。

その時に現れたのが山岸さんです。

お前 坂下麻未の息子だろ?

母ちゃんの話 しようか。

なんですか?

窃盗の件だよ。

お前の母ちゃんがな

あんまりにも真剣に
やってねえって言うもんだから

信じる事にした。

えっ どうして?

刑事の勘ってやつかな。 ハハ…。

状況的に うちの母親が

犯人である事は間違いないと
思われる中

山岸さんが必死に情報を集めて
真犯人を捕まえてくれたんです。

それからも 僕ら家族の生活を
気にしてくれて

僕が進路で悩んでる時も…。

お前 本当は大学行きたいんだろ?

でも そんなお金ないんで。

おい コム。

(小室)ちょ… 遅いっすよ。

こいつ 金貸しの小室。

法律スレスレの金利でやってる
クズだけど

俺の顔で ほぼ無利子で
貸してくれるってよ。

えっ いいんですか?

本当は嫌だけどな…。
おい。

まあ 山岸さんが言うから。

いい大学入って
儲かる仕事見つけて

ばっちり返せよ。

ありがとうございます。

(路敏の声)
そのおかげで大学に受かって

で 僕は警察の道に進む事を
決めたんです。

事件を一人で調べていたのは

恩人である山岸さんの無念を
晴らすため

という事か?

(野々村)
どうして黙ってたんだよ!

馬鹿! 出ていくな。

(路敏)皆さん…?

別に立ち聞きしてたわけじゃ
ないんだよ。

(青山)そうそう。

いや 全部聞かせてもらったよ。
(片桐)おい!

なんで 山岸さんとの事 俺たちに
話してくれなかったんだよ。

僕と山岸さんが
知り合いだというのは

個人的な事で

捜査に持ち込むような事ではない
と思ってました。

情報共有が遅れて
すみませんでした。

そういう事じゃないんだよ!

恩人を失って つらかったんだろ?
悔しかったんだろ?

そういう思いを
一人で抱え込んでないで

俺たちにも話してくれよ。

(青山)ランチの誘いを
断ってもいいし

飲み会に来なくてもいいよ。

でも 抱えてる事があるなら

ちょっとぐらい
話してほしかったな。

世代も時代も違うけどさ

お前より長く生きてる分

少しは頼りになると
思うんだけどな。

お前が どう思ってるか
わかんないけど

少なくとも俺たちは
仲間だと思ってるからさ。

(はなをすする音)

すいません 皆さん。

(片桐)よし! 仕切り直しだ。

捜査会議 始めるぞ。
(3人)はい。

(片桐)路敏!
お前の仕入れた情報を共有しろ。

(路敏)はい。

そうか。 路敏も
そんな苦労をしてたんだな。

何も言わないのが
彼らしいですけどね。

どうして ここへ?

もう一度 山岸巡査部長の事を
見つめ直してみようと思いまして。

珍しく行き詰まってるな?

珍しくなんかないですよ。

行き詰まらないで
解決した事件なんて

一つもありません。

たやすい事件なんてものは
ないか。

今回も そうです。

警察が ここまで躍起になって
古市を捜しているのに

たどり着く気配すらない。

リストを手にしていた
という条件は同じなのに

山岸巡査部長は

単独で この1カ月のうちに
古市にたどり着いた。

(銃声)

一体 どんな手を使ったのか…。

そういえば
山岸巡査部長が過去に

古市本人と接触したと
言ってたな。

ええ。

そこが お前さんらとの
大きな違いじゃないのか?

いや たとえ 整形して
別人になったとしても

しゃべり方 体の動かし方 癖
そういった本人の痕跡を

完全に消す事は不可能だと
私は思うがね。

(秒針の音)

堂本先生
ありがとうございました。

(ドアの開閉音)

今回も たどり着けそうかな…。

(ドアの開く音)

(片桐)おう。

(青山)リストの143番の人物

シロでした。

(机をたたく音)

マジかよ…。

ちくしょう…。

リストの中に古市はいない…!

(ドアの開く音)

捜査の範囲を広げる必要が
あります。

広げるっていっても どうやって?

ある条件に当てはまる人物を
洗い出しましょう。

♬~

ん?

じゃあ これ
ちゃんとチェックしておいて。

はい わかりました。

こんにちは。

あっ… 夫を呼んできます。

あっ いや 今日は
留美さんに話を聞きに来ました。

私に?
ええ。

古市潤さんの母親である
あなたに。

実は
3年ほど前に電話がありました。

名前は名乗らなかったんですけど
あれは 潤に違いありません。

「警察を信じるな」と…。

「警察を信じるな」…。

どうして その事を
黙っていたんですか?

夫に口止めをされていました。

病院の経営にも関わるから

この事件とは
できる限り 距離を置けと…。

そうですか…。

ああ それと 12年前の事件発生後

息子さんは4日間 こちらに
潜伏していたと聞きました。

その時は どんなお話を?

(羽田美紀子)主人が亡くなる前…。
12年も前の事なので…。

どんな事でもいいんです。

確か… 事件の数日前でした。

珍しく
思い悩んでいる様子だったので

理由を聞いた事があったんです。

そしたら 深刻な顔で

「あいつを止めないと」って
言ったんです。

あいつ?

その人物に心当たりは?
ありません。

仕事の事は
ほとんど話さない人だったので…。

(秒針の音)

♬~

そういう事だったのか…。

(路敏)皆さん これ 見てください。

(路敏)全くの別人です。

♬~

(汽笛)

お話 よろしいですか?

ああ… 刑事さん。

なんのご用ですか?

あなたに話があって 来ました。

土井和彦さん

いや…

古市潤さん。

12年間
警察から逃げ続けた古市潤は

あなたですね?

何 言ってるんですか。

私が あの逃走中の殺人犯?

古市潤って まだ20代じゃ…?

長い間
姿を隠し続ける事ができたのは

自分の顔が老いるように
整形したからですよね?

夏にしては
随分 厚着をしてるので

おかしいと思ったんです。

それは 整形しきれなかった
若い体を隠すため。

違いますか?

古市潤が訪れた美容整形外科で

顔を老化させる事は可能かと
問い合わせた記録も

残っていました。

違う…。 私は違う。

あなたの戸籍が
購入されたものである事は

すでに調べがついています。

本当の土井和彦さんは この人。

♬~

(古市 潤)はあ~ またか…。

(野々村)待ってください!

最後まで話を聞いてください。

見逃してくれ!

僕には まだ
やり残した事があるんだよ!

それは わかっています。

えっ…?

あなたは 自らの冤罪を
晴らしたいと思っている。

顔を老化させてまで
逃亡生活を続けたのは

自分に罪をなすりつけた人間を
捕まえるため… ですよね?

えっ…。

警察に 冤罪である事を
申し出なかったのは

父親の俊哉さんに裏切られた事が
理由ですか?

あなたのお母さんに
話を伺いました。

事件が起きた直後
あなたは 自宅に逃げ込んだ。

(古市)確かに 万引きはした。

でも それがバレたら
まずいと思ったから

名前を言わないで 逃げただけだ。

殺してなんかいない!

事件後の4日間は
かくまってもらえたが

徐々に証拠が出てきて

隠し通せないと判断した
あなたのお父さんは…。

これ以上 お前をかくまえば
うちの病院の信用も地に落ちる。

全ての罪を認めるんだ。

父さん… 僕は やってない!

嘘をつくな!

お前だろ。

最初から そうだと思ってたんだ。

違う… 違う! 僕じゃない!

♬~

親も信じてくれなかった…。

自分が本当の事を話しても
誰にも信じてもらえないと思った。

でも それを信じてくれたのが
山岸さんだった。

そこまで わかってるのか…。

そこまで
わかってるのか…。

(古市の声)家を出たあと
僕は必死に逃げた。

(古市の声)自分の顔を傷付け
時には 仕事を見つけ

正体がバレそうになる度
居場所を変えて…。

(古市の声)そして
1年近い逃亡生活を送り

限界を迎えた頃…。

(山岸)おい 大丈夫か?

(古市の声)
僕は 山岸さんと出会った。

おい 兄ちゃん。

♬~

おう 目ぇ覚めたか。

驚いたよ。
若いのに行き倒れなんてさ。

すみません…。
ご迷惑をおかけしました。

待て。

本当に大丈夫か?

ずっと うなされてたぞ。

「僕は やってない。
助けて 助けて」って。

えっ…?

なんかあったのか?

…僕は ずっと追われています。

身に覚えのない罪で…。

自分の名前を伏せ
事件の内容もわからないように

僕の置かれた状況を
山岸さんに伝えた。

♬~

お前 一体 誰なんだ?

僕は…。

♬~

古市潤です。

えっ…?

♬~

古市潤… です…。

お前… どうして…。

もう疲れました…。

この世界に 僕の味方なんて
一人もいない。

僕が何を主張しても
誰も信じてくれない。

もういい…。

早く捕まえてください…。

(近藤)お疲れさまです。
おう お疲れさん。

山岸さん。

なんか 不審な男を保護したって
連絡くれてましたよね?

こいつですか?
こっちで 身柄 預かりますよ。

こいつは ただの酔っ払い。

特に事件性はないし
俺が送っていくよ。

(近藤)ああ… わかりました。

♬~

どうして…?

お前は 俺に
本当の名前を明かした。

だから
お前の言葉を信じる事にする。

(古市の声)その後
安全な場所で会おうと約束し

別れました。

しかし 僕は また 姿が見つかり
長い逃亡生活に…。

それでも

僕を信じてくれる人がいた…
そう思ったら 希望が持てた。

それから 僕は 実年齢より
だいぶ老けた整形を施し

戸籍も購入し 別人になった。

(古市の声)
そして 12年の月日が流れた。

(山岸)おじさん
好きな数字 教えて。

好きな数字 何?

12ですかね…。

普通 1桁言うだろ…。
まあ いいか 12もあるし。

なら… よかったです。

あんた… 会った事あるな。

わかるんですか? 僕の事…。

そうか! お前…。

僕からは 一切
素性は明かしていない。

でも 山岸さんは 声 しゃべり方で
僕が僕である事に気づいた!

(古市)ずっと会いたかったんです
山岸さんに。

(山岸)すまない。

この12年間

折を見ては お前の事件を
調べてはいたんだが

わかった事は ほとんどなくて…。

そうですか…。

ただ 僕のほうでも
冷静になってみて

思い出した事があるんです。

何?

僕が
羽田さんのもとから逃げた直後

羽田さんのもとに
駆け寄った人物がいたんです。

はっきり見たわけでは
ないんですけど

その人 交通課の制服を
着ていたような…。

交通課!?

それだけでも
十分ヒントにはなる。

あとは 俺のほうで調べてみる。

ありがとうございます。

古市。

♬~

そんな顔にしてまで
よく頑張ったな。

♬~

(古市の声)でも その後

山岸さんは
遺体となって発見された。

だから 僕じゃない…
山岸さんを殺したのは。

それも わかっています。

山岸さんが
交通標識をつかんでいたのは

真犯人が 間違いなく
交通課の人間である事を

あなたに知らせるためだった。

そう! そうなんだ!
だから 行かせてください!

この手で犯人を…

僕の… 僕の12年を奪った人間を
捕まえないと!

そんな事はさせません。

お願いします…。

(すすり泣き)

罪を犯した人間を捕まえるのは
私たちの仕事です。

私たちを信じてください。

♬~

(北川)報告します。

新専従捜査班より連絡があり

古市潤が 現在 なりすましている
人物が判明しました。

何?

臨海公園管理会社の清掃員
土井和彦です。

(どよめき)

(小清水)あまりに長い12年でした。

今こそ 羽田守雄巡査長
そして 山岸正武巡査部長の

敵を取りましょう!

全捜査員に伝えろ。

警視庁の威信にかけて
全精力を注いで

古市の身柄を確保しろと。
(係長一同)はい!

待ってください!

(前迫)ああ… お手柄だったな
新専従捜査班。

事件は まだ終わっていません。

確かに 古市を逮捕するまでは
気を抜けない。

だが もう時間の問題だ。

いえ 犯人は
古市潤ではありません。

どういう事だ?

彼は この12年間

自分に罪を着せた人間を
捜していた。

そして
羽田さんが殺される直前に

交通課の人間と一緒にいる事を
思い出した。

交通課の人間?

羽田巡査長は
その人物の不祥事を知り

その人物を止めようとした。

しかし
その人物に殺害されてしまった。

その人物とは… 一体 誰なんだ?

小清水祐人警部補です。

何を言いだすんだ?

12年前に 羽田さんを殺したのも
山岸巡査部長を殺したのも

古市で間違いないんだよ!

(天樹の声)あなたが
交通課にいた頃の資料を調べ

当時の同僚にも
話を聞いてきました。

あなたは 交通違反者の違反切符を
切らない代わりに

金銭を要求していた。

そして それを
同期の羽田巡査長に見つかった。

適当な事を言うな!!

すでに 刑事課への異動が
決まっていたあなたは

保身を考えると

羽田巡査長の存在そのものが
邪魔になっていた。

そんな時…。

(羽田守雄)コラッ! 待ちなさい!

(羽田)ああ… あっ… クソッ!

うっ… ああ…。

(小清水)何があった?

(羽田)万引きした高校生に
逃げられた…。

大丈夫か?
ああ…。

そういや… 俺の事 監察に
話そうとしてるって本当か?

(羽田)ああ… すまないが。

(小清水)謝るな。 お前は悪くない。

やめ…。
(銃声)

(撃鉄を起こす音)

悪いのは 全部 俺だ。

(銃声)

その後 刑事課に異動したあなたは
この事件の担当を希望し

継続捜査班の一員になった。

事件を迷宮入りさせるため 情報を
もみ消したりもしていますよね?

美容整形の問診票を破棄したのも
あなただった。

(路敏)しかし

12年の月日が経つ中で
あなたを疑う人物が現れた。

それが 山岸巡査部長です。

別人となった古市本人に会い

真犯人が交通課の制服を着ていた
というヒントをもとに

あなたにたどり着いた。

(山岸)羽田巡査長が殺された
あの時間 あの地域に

交通課の制服を着ていた人間は
お前だけだ。

お前がやったんだろ?

勘弁してくださいよ。

あっ…!

最近 ようやく
ぐっすり眠れるようになったのに。

落ち着け…。

少し 話をしようぜ…。

(銃声)

♬~

(撃鉄を起こす音)

(銃声)

♬~

これが 2つの警察官殺害事件の
真相です。

(小清水)皆さん…
こんな話 信じないでください!

なんの証拠もなく
言ってるだけですから。

あるんだなあ 証拠が!
(小清水)はあっ?

(片桐)君の自宅の捜査令状を
取らせてもらったよ。

小清水警部補の自宅にあった
こちらの革靴から

血液反応があり 調べたところ

山岸巡査部長のものと
一致しました。

革靴に血液… そんなはずは…。

あなたが犯人である事を
証明するために

山岸さんが 死の直前

気づかれないように
残したものだと思います。

(銃声)

これは 山岸さんの執念です。

違う… 違います…!
私じゃないんです!

古市を捕まえましょうよ!

(片桐)往生際が悪いぞ 小清水!

今のお前にできるのは
真実を洗いざらい話す事だけだ。

ふざけるな…

昨日今日 この事件に
足を突っ込んだ人間が!

こっちは
12年間 散々苦労してきたのに…。

あなたのせいで

正義感ある2人の警察官が
命を奪われ

一人の 罪のない人間が

家族を捨て
戸籍も 顔も 人格すらも変え

12年もの間 苦しみ続けた。

あなたがやった事は
決して許されない!

クソ…。

♬~

(片桐)ちょっと 椅子を
お借りしてもよろしいですか?

どうもありがとうございます。
今日はな 君たち

なんでも 好きなもの飲んで
好きなもの食べていいからな。

イエーイ!
よっしゃー!

天ぷら上 お願いします。
おお いいね。 いけいけ!

俺にはな この割引券という
強い味方があるんだよ。

(堂本)それじゃあ
お刺し身の特上お願いします。

ああ! ちょっ… 待ってください。
(片桐)なんだよ?

この割引券 期限切れてません?
(堂本)何?

何? 駄目?
(片桐)あの… すいません 先生

お刺し身 普通でいいですか?
天ぷらも普通で。

有希ちゃん
天ぷらも お刺し身も普通で!

…っていうか いらない。
(青山)いらない?

天ぷらとお刺身 いらない。
(青山・野々村)ええ~!?

じゃあ 先生 あれですか?
半分 持って頂けますか?

じゃあ 持ちましょう!
やったー!

(片桐・野々村)ごちそうさまです!
(青山)太っ腹!

(路敏)お疲れさまです。
…どうした? 路敏。

飲み会をしていると聞いたので…。
来ちゃ まずかったですか?

(野々村)いやいやいや 大丈夫!
(青山)おお… ビールでいい?

ああ… はい。
有希ちゃん 生1つ追加で!

(有希)はい ただいま!

苦手じゃなかったのか?
(路敏)たまには。

(青山)使えないですからね。
(有希)すみません

お待たせしました。
いつもありがとうございます!

(片桐)いらねえよ こんなもん。
いらねえよ。

(有希)ああ…!
(片桐)はい ありがとう。

では 今回も
事件の無事解決を祝しまして

乾杯!
(一同)乾杯!

ああ~! …はい?

(路敏)うああ~!

えっ?
(片桐)マジか。

見事な飲みっぷりだねえ!

(路敏)ええ~?

逆に なんで 皆さん
グラス空いてないんですか?

勘弁してくださいよ。

誘ってきたの
皆さんじゃないですか!

すっげえテンション高いんだけど。
(青山)…ですねえ。

もしかして 路敏 お前
酒でキャラ変するタイプ?

だから 飲み会 避けてたんです。
(青山)いやあ…。

じゃあ この辺でね
やめておこうか…。

(路敏)もう遅いです! 責任取って
朝まで飲んでください!

すいません!
生 大1つお願いします!

(有希)はい ただいま!
(野々村)逃げようかな…。

(路敏)ちょっと ちょっと…
逃げるなって 拓海!

(野々村)「拓海」?
(路敏)仲良く飲もうぜ。

面倒くさいな…。
(有希)はい 生一丁です!

早っ! ありがとうございます。
まあ まあ。

(青山)もう やめろ。
勢いがあって いいじゃないか。

(路敏)ねえ ブルーマウンテン!
(青山)はい?

ブルーマウンテン。
ブルーマウンテン…?

青い山… 青山って?

そうそうそう…!
ふざけんな 馬鹿野郎 お前!

馬鹿野郎 この野郎
お前 ふざけんな!

ブルマンくん。
ブルマン刑事。

♬~

♬~

♬~

♬~