競争の番人 #10【宿命の戦い、ついに完結!藤堂の恐るべき計画とは!?】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

競争の番人 #10【宿命の戦い、ついに完結!藤堂の恐るべき計画とは!?】[字][解][デ]

[宿命の戦い、ついに完結!]藤堂の恐るべき計画!?藤堂が談合に執着するワケとは!?ダイロクの誕生秘話が談合阻止の突破口に!?

番組内容
小勝負勉(坂口健太郎)らダイロクは『ラクター建設』の樋山雄也(平原テツ)が仕切る談合現場に踏み込む。だが、そこには『小津建設』の小津耕介(竹財輝之助)がいた。そこで行われていた談合はダイロクが追う『東京湾岸地区再開発プロジェクト』ではなかった。自分の身に危険が及ばないようにするために、藤堂清正(小日向文世)が仕掛けた罠だった。
しかし、ダイロクのメンバーはあきらめない。『再開発プロジェクト』の調査
番組内容2
は認められなかったが、樋山と小津建設が関わっていた談合の裏付け調査という名目で『ラクター建設』を立入検査できた。入札日が迫る『再開発プロジェクト』の談合場所を探り出すが、留置した資料からは証拠品がなかなか見つからない。風見慎一(大倉孝二)は白熊(杏)に『小津建設』で資料を留置してきてほしいと頼む。白熊が『小津建設』に赴くと、小津と環(前田亜季)が途方に暮れていた。談合に関わったことが知られ、次々に
番組内容3
仕事がキャンセルされていたのだ。環は思い詰めた表情をしている。
留置品を持って白熊はダイロクに戻るが、まだ『再開発プロジェクト』の談合場所などの手がかりは得られていなかった。そんな時、小勝負の携帯に六角洸介(加藤清史郎)から連絡が入る。検察官の父、敦夫(羽場裕一)のツテを使って藤堂の周辺を探っていた六角は、とんでもない計画を知ったのだ。それは、藤堂がこれから国会に提出しようとしている法律案だった。
出演者
坂口健太郎、杏、小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎 / 小日向文世 / 黒羽麻璃央、大西礼芳、石川萌香 / 寺島しのぶ 他
スタッフ
【原作】
新川帆立『競争の番人』(講談社) 

【脚本】
丑尾健太郎、神田優、蓼内健太 

【音楽】
やまだ豊 

【プロデュース】
野田悠介 

【演出】
相沢秀幸、森脇智延 

【制作・著作】
フジテレビ
ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/  
【公式Twitter】
https://twitter.com/kyoso_fujitv 
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/kyoso_fujitv/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  1. 談合
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  14. お願い
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  16. 仕事
  17. 手掛
  18. 小津
  19. 小津建設
  20. 談合場所

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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ポニーキャニオン

(木下)再開発プロジェクトの入札日が
変更になったんだよ。

12月9日。 もう 時間はない。

(白熊)これって 再開発プロジェクトの
談合場所と 日にちなんじゃ…。

公正取引委員会です。
皆さん 動かないでください。

小津さん。

再開発プロジェクトの
談合じゃない。

うちには 従業員もいる。
たくさんの下請けも。

会社をつぶすわけには
いかないだろう。

(藤堂)
弱いものに戦う資格はありません。

弱いものほど 出任せを言い
強がりを並べ立てる。

結局 何もできないんです。
邪魔です。

(ドアの開く音)

(風見)皆さん
いったん業務を止めてください。

われわれは 公正取引委員会です。

(風見)これより
立入検査をさせていただきます。

(風見)小勝負君。
はい。

謹慎 明けたばっかりなんだから
あんま無茶しないでよ。

分かってますよ。

[私たちは ビッグ4
そして 藤堂による

東京湾岸地区 再開発プロジェクトの
談合の手掛かりを捜すため

ラクター建設への
立入検査を行った]

[一方 樋山が逮捕されたことで

私が異動になった理由が
分かった]

(徹也)《楓が取り逃がした
柴野 竜平は

古賀が殺害された現場近くの
闇カジノにいたんだ》

《闇カジノ…》

(徹也)《柴野は 古賀の事件を
捜査する警官に 声を掛けられ

闇カジノへの出入りを
疑われていると勘違いした》

《それが 逃亡した理由だ》

《そして 柴野は 楓からも…》

《捜査が止められたのは
藤堂事務次官による圧力だ》

《古賀さんの事件を
捜査されることで

談合が明るみになることを
恐れたから》

《藤堂の意向に忖度した
警察上層部は

容疑者を目撃した可能性のある
楓を異動させた》

《全てが
藤堂の力によるものだったんだ》

失礼します。

(木下)あそこにいる
塚田という男が

樋山の後釜についた
再開発プロジェクトの担当者だ。

彼を席から遠ざけられますか?
デスクを調べます。

分かった。

すいません。 失礼します。

もしもし。 はい。

分かりました。 すぐに。

塚田さん 大変です。

トラブルがあったみたいで。
すぐに来てください。

何ですか? こんなときに。

♬~

[再開発プロジェクトの
入札日までに

間違いなく 談合が行われる]

[その談合を阻止し
藤堂の不正を暴けるのは

私たちだけだ]

簡単には見つかりそうもないわね。
ハァ…。

これから行われる
談合の手掛かりですから

根気よく やるしかないですよね。

(桃園)あっ 銀座 桂木亭の領収書。

5人で 9万5, 000円!?

ったく
いいところで食べてるわね~。

(風見)お昼 買ってきたよ。
(3人)お疲れさまです。

(風見)甘いパンと

甘いパンと 甘いパン。

それに比べて 私たちは…
こんなもんか。

嘘でしょ?
何で そんなこと言うの?

これ 僕のおごりだよ。 ねえ。
善意だよ これ。

ありがとうございます!
どう思う? ねえ この人。

(桃園)あっ ねえねえ
そういえば 六角は?

塚田を見張ってもらってます。
えっ!?

(風見)あくまで この前の談合の
裏付け調査ってことに

なってんだから。
委員会にバレたら どうすんのよ?

いつ動きがあるか
分かんないんで。

そうだけどさ…。

あっ そうだ。
誰か 小津建設 行って

資料の留置してきてくれない?

《どうしようもなかった》

私に行かせてください。

何これ…。

≪(小津)待ってください!

御社との取引がなくなると
うちは…。

(環)ラクター建設に関する資料なら
こちらです。

すいません。

≪(小津)このたびは
ご迷惑をおかけしてしまい

本当に申し訳ございません。

今後は 信頼を回復できるよう
努めますので…。

(環)談合に関わっていたことが
知られてしまって

決まっていた仕事が
キャンセルに。

業者の皆さんに
お支払いするお金も…。

もう どうしたらいいのか。

自業自得ですよね。

ほとんどの会社は
真面目にやってるのに

ずるをしようとしたわけですから。

≪(小津)お願いします。

でも 夫も
必死だっただけなんです。

正しくやっていくって
簡単なことじゃないんですね。

私が 何とかします。

≪(ドアの開く音)
≪戻りました。

何か見つかりました?

いや。

塚田さんのデスクの留置物は?
駄目でした。

それなら 早く
ビッグ4の他の3社にも

立入検査をした方が
いいんじゃないですか?

そんな時間は ありません。
入札は 3日後です。

そもそも
立入検査する名目もない。

じゃあ いったい どうすれば…。

これ 小津建設の留置物ですよね?
はい。

小津建設は 再開発プロジェクトとは
関係ないですよね。

でも ラクター建設の取引先です。

ところで キャップと桃園さんは?

もう帰りましたよ。
定時 過ぎてるんで。

え~…。

(バイブレーターの音)

六角だ。
(バイブレーターの音)

大変です 小勝負さん。

まさか…。
塚田さんを見失ったとか?

あっ いえ。
彼なら のんきに 飯 食ってます。

えっ? じゃあ 何?
何だ。

(六角)
すごいの見つけちゃったんです。

メール送ったんで 見てください。

父のつてを使って 藤堂絡みの
情報を探ってたんですけど

これ ヤバくないですか?
何ですか? これ。

建設業界の談合を

一部 合法化しよう
っていう法律案だ。

談合を合法化!?

藤堂は これを国会に
提出するつもりのようです。

そんな法律ができたら
ますます 大手が

仕事を独占することに
なるんじゃないですか。

どうしましょう 小勝負さん。

再開発プロジェクトの談合を
突き止めて

藤堂の不正を暴くしかない。

これを逃したら
二度と 藤堂を検挙できなくなる。

ありがとう 六角。
はい。

どうして 藤堂は
こんなことまで…。

まるで
談合に取りつかれてるみたい。

キャップたちにも
このこと 報告しておきます。

えっ? 談合の合法化!?
(客たちの話し声)

ちょ… キャップ?
今 どこですか?

何か ガヤガヤしてません?

あの~ 今…。
(店員)相席よろしいでしょうか?

今ね あの…
ちょっと外に出てて…。

(桃園)キャップ!?
(風見)桃園さん。

桃園さんも 一緒なんですか?

たまたま 何か…
今 調査に来ててね。

調査? 何の調査ですか?

いや あの~…。

(店員)お待たせいたしました。
マーボー豆腐です。

マーボー豆腐!?
マーボー豆腐?

取り皿 下さい。
(店員)はい。

(風見)あの… 取りあえず
また あした詳しく。 ねっ。 はい。

(部下)法案の件ですが
明日 閣議決定され

国会に提出される見通しです。
このまま いけば

可決されることは
間違いありません。

(藤堂)これで
力のないものたちは 排除される。

この国は 強くなるよ。

(ドアの開閉音)

(緑川)やっぱり。
どうせ 徹夜でもしたんでしょ。

悪い。

あ~ また 勝手に調査して。

大丈夫?

委員会にバレたら
今度こそ クビよ。

分かってるよ。

それで どうなの?

私の方でも 藤堂について
話をしてくれる人を探してみた。

それで やっと 1人 見つけたの。

大阪に。
えっ?

協力してもいいって
言ってくれてる。

30年近く前 藤堂が
関西で働いてたころの上司よ。

ありがとう。

どうして 私が ここまでやるか
分かる?

えっ?

ハッ… そういうとこは 鈍いよね。

私が ここまで やったんだから

最後まで
絶対 諦めるんじゃないわよ。

♬~

(客たちの話し声)

あぁ~。
ほんで 何やったっけ?

藤堂事務次官について
教えてほしいんです。

(北沢)んっ? あれっ? あれっ?

すいません すいません。
もう1本。

いや~ いけ好かん男やったわ。
うん。

仕事は できるんやけどな
もう クソ真面目でなぁ。

とにかく
不正を許さん男やったわ。 うん。

えっ? あの…
談合に関わっていたとか

そのような噂は?

あじフライ。

最近 全然 食うてへんわ
あじフライ。

あじフライ。
(店員)はい ビール お待たせ。

すいません あじフライも1つ。
(店員)あっ まいど。

いやな あいつが
談合に関わるわけないやろ。

俺が ちょっと
談合に手出してやな

ひともうけしただけで
徹底的に追及してきよったんや。

おかげで 俺は この ありさまや。

「この国の発展のためには
競争が必要だ」とか ぬかしてな。

《談合は そんなに悪いことか?》

《私には
競争こそ 悪に思えるが》

(藤堂)《弱いものに
戦う資格はありません》

《君は 知らないだろう》

《それが どんな悲劇を生むのか》

(環)
《母と撮った 最後の写真です》

《飾ってるんだ》

《何か 意外》

(風見)これで ラクター建設から
留置した資料は

全部 確認したことになるね。

手掛かり なしか。

参ったなぁ。

もう一度
一から洗い直しましょう。

(桃園)お昼 食べに行ってくる。

えっ? 入札日 あさってですよ。
そんな時間…。

おなかがすいたんだから
仕方がないでしょう。

ちょっと… ねえ。
(ドアの開閉音)

じゃあ 僕も ちょっと行ってくる。
えっ!?

何なんですか 2人とも。
(ドアの開閉音)

最近 外食ばっかして。

(北沢)《とにかく
不正を許さん男やったわ》

《あいつが
談合に関わるわけないやろ》

《「この国の発展のためには
競争が必要だ」とか ぬかしてな》

(本庄)そう。 じゃあ
まだ これといった手掛かりは

つかめてないのね。

私 いったい どうしたら…。

そんな弱音
吐きに来たわけ?

(風見)うわっ 桃園さん。

(桃園)シー…。
(風見)えっ?

何で ここにいるの?
(風見)何でって…。

(桃園)シーッ。
(風見)あっ シー…。

いや 本庄さんに
ちょっと相談しようと…。

そっちだって さっき お昼ご飯…。

(六角)あれっ? 何で 皆さん…。
(風見・桃園)シーッ。

(桃園)何で あんたまで?

自信 持ちなさいよ。

白熊さんは
私が見込んだ人なのよ。

あなただけじゃない。
ダイロクのみんなもね。

私が どうして
ダイロクをつくったのか

教えてあげようか。

最初に会ったのは
小勝負君だった。

公取の職員として
私の前に現れたときは

本当に驚いた。

そして すぐに分かった。

彼が 藤堂を追っていることを。

《あんたたちの談合

俺が 必ず止めてみせる》

(本庄)やみくもに動いたところで
藤堂には近づけない。

それどころか 警戒されるだけ。

だから 彼を見張る意味でも

私の近くに置いておこう
って思ったの。

でも 彼の審査官としての才能を
知るにつれて

特別なチームをつくりたい
って思ったの。

藤堂の不正を暴くことが
できるくらいの

強いチームを。

洞察力が ずばぬけていて

どんな状況でも
臨機応変に対応できる小勝負君。

人の懐に飛び込むのが
抜群に上手で

聴取が得意な桃園さん。

情報収集力に たけていて

検察幹部の父を持つ六角君。

そして キャップは…。

めぼしい人がいないから
サイコロで決めちゃった。

サイコロ?
(本庄の笑い声)

でも 大正解だった。

風見君は 縁の下の力持ちで

いつも みんなを裏から
しっかり支えてくれてる。

(本庄)そして 元 刑事の白熊さん。

行動力は 抜群。

正義感の塊のような人だと
知って

この人しかいないって思った。
本庄さん。

ダイロクは 最強のチームよ。

(本庄)
あなたたちなら きっと できる。

私は そう思ってる。

さて 戻りますか。

サボってる場合じゃないわね。

ほら あんたも 早く
張り込みに戻りなさいよ。

はい。

何で 花 持っていっちゃうの?

(本庄)
どう? 少しは やる気 出てきた?

はい。

ありがとうございます。

(バイブレーターの音)

白熊です。

えっ!?

何してるんですか?
(桃園)ブツ読みに決まってるでしょ。

また 一から洗い直してんだよ。

そんなキャラでしたっけ?
(風見)失礼だろ。

もう 定時 過ぎてますよ。

時間がないんだから そんなこと
言ってる場合じゃないだろ。

ほら 早く手伝って。

はい。

そういや 大阪 どうだった?
何か分かった?

再開発プロジェクトについては
何も。

そっか。

でも 藤堂が どんな人間なのかは
分かりました。

♬~
(中島)働くの禁止!<この惑星の住人は

働かないとどうなるのだろう>
(神木)映画も見れないんだ…

(役所)これ作るために働いてきたんだよな~

(野口)そうですよ
宇宙飛行士だって感謝してたはずです!

(杉咲)野口さん!(ビリビリ音)

なんで働けないんだ

(寝息)ク~
(ジョーンズ)フン! ハァッ!

(音楽変わる)♬~ファイト!
(男性)かかった!

(女性)あ 見れる!
やっと働けます!

ま そんなに働きたいなら ファーイト!

虹~!
<ただ この惑星の
「BOSS」のライバルは…>

映画見よ!<コイツだ>

《小津さん 環さんは?》

《まだ見つかってません。
連絡も取れないし

心当たりがあるところは
捜したんですが》

(環)《私が 何とかします》

《私も捜します》
(小津)《ありがとうございます》

楓 乗れ!

(六角)
皆さん これ見てください これ。

(塚田)連絡は徹底しています。
塚田?

(塚田)はい。
いよいよ あしたですね。 はい。

あしたは 入札の前日です。
(塚田)よろしくお願いします。

これって
談合のことじゃないですか?

場所については?
何か言ってなかった?

いえ そこまでは…。 すみません。

いやいや…。 よくやったよ。

談合は あした。
あとは 場所さえ分かれば…。

手掛かり 捜すわよ。

(六角)僕も手伝います。
(桃園)うん。

うわ~…。
(桃園)えっ!?

ちょっと何やってんのよ もう。
(六角)ごめんなさい。

うわうわ…。

あれっ?
この金額 さっきも見たな。

(風見)んっ?

裏書がない。

♬~

見てください。 値段が同じです。

そして どっちも 裏書がない。

他の領収書には
行き先や利用者が書いてあるのに。

待って。
私も同じような金額 見たよ。

あったな。
(桃園)どこだっけ。

(徹也)人捜しは
公取の仕事じゃないだろ。

いてもたっても いられなくて。

楓らしいな。
まあ そこが いいところだよ。

人のために 常に 一生懸命でさ。

その分 他のこと考えてる余裕
ないんだろうけど。

《ちゃんと進めないか?》

《結婚の話》

ごめん。

納得するまで
とことん やればいい。

応援してる。

徹也。

(バイブレーターの音)

小津さん。
(バイブレーターの音)

はい…。 えっ!?

(菅田)おっ!
(村上)おかえり~!

(長男)汚れ。
(次男)ニオイ。
(三男)菌。

(4人)これぞ 洗濯悩み!
トモ姉ちゃんち まとまってるね~。
でしょ~!

そんな姉ちゃんちには 「アタック抗菌EX」!
(4人)「抗菌EX」?

汚れ ニオイ 菌 まとめて 「抗菌EX」!
(4人)おぉ…。

息子たち いくわよ。
(4人)汚れ ニオイ 菌 まとめて 「抗菌EX」!

まとめて 「抗菌EX」!
(4人)まとめて 「抗菌EX」!

すげえ まとまってる。

<汚れ ニオイ 菌のエサを まとめて根本洗浄!>

<「アタック抗菌EX」>

(六角)裏書のない 似たような
金額の領収書が こんなに…。

(風見)どういうこと?
この前の談合のとき

樋山は タクシーに乗ってきた。

足がつかないように

談合のときは タクシーを
利用してるのかもしれない。

だから 当然 裏書はない。
(風見)うん。

ってことは これが
談合場所に向かったタクシーの領収書。

ラクター建設から
タクシーに乗ったとして

1, 500円程度で行ける範囲は
4kmぐらいなので…。

このぐらいか。

談合場所は
この円の中にあるってことか。

あっ そうだ。
(桃園)あっ ちょ… ちょっと待って。

(桃園)ラクター建設の留置物から
見つかった領収書で

会合に使われた店を
片っ端から当たったの。

えっ?
(桃園)そのお店の中で

この範囲内にある店は…。

ここと ここと ここ。

こっちもあるよ。

(風見)これで全部か。

まさか
最近 よく外食してたのって…。

聞き込みしてたのよ。

だから 調査だって言ったじゃん。

絶対 嘘だと思ってた。
失礼なんだよ。

この範囲内で
会合に使われていた店は

全部 確認済み
ってことになるわね。

でも どの店も
談合に使われた様子は なかった。

ってことは
逆なんじゃないですか?

(風見)んっ?
(桃園)えっ?

談合で利用するときは
領収書を切ってない。

つまり
ここにある領収書以外の店を

片っ端から
当たればいいってことか。

いや それ 無理でしょう。

(六角)この範囲にある飲食店は…。

(キーボードを打つ音)

(六角)500軒は ありますね。
(風見)今から回れるわけない。

(六角)クソ…。
せっかく ここまで絞れたのに。

どうも。

ずっと ここで
私を見張っていたのかな?

談合は
今日 行われるんですよね?

結局 談合場所を見つけることは
できませんでした。

俺たちの負けです。

少し話をさせてもらえませんか?

(宮沢)<ちょっと頑張った日は>

(小栗)ちょっと高級なビ-ルでしょ!

<それ 良いと思います!
手に取る前からもうワクワク>

<サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」>

うまっ
<ちょっと高級なビールですもの>

狭くて すいません。
弱小官庁なんで。

同じ公務員なのに
全然 違いますよね。

これ全部
ラクター建設の留置物です。

何か手掛かりは ないのか
ひたすら調べてたんです。

でも 駄目でした。

お手上げです。

ただ 分かったこともあるんです。

昔のあなたは

国のために 真摯に働く
真面目な役人だったそうですね。

談合にも
厳しく対応していたとか。

そんな あなたが
どうして変わったのか。

気付いたきっかけは
ご家族の写真です。

写真?

奥さまと 娘の環さんが
一緒に撮った

最後の写真です。

場所は 神戸。

撮られた日付は 1995年1月16日。

その写真を撮った後
あなたは 出張で東京に向かった。

そして 翌日
思いもしなかったことが起きた。

阪神・淡路大震災です。

その震災で

あなたのご家族が暮らしていた
マンションは 倒壊してしまった。

幼かった環さんは
辛うじて助かったけど

あなたの奥さんは
そこで命を落とした。

(環の泣き声)

そのマンションは
県が手掛けた公営住宅で

入札制度によって

最安値で工事を獲得した業者が
建てたものだった。

その業者は
安さを売りにするあまり

耐震強度を
偽装していたそうですね。

入札を得るための
行き過ぎた競争の結果

当時 そんな欠陥住宅が
幾つも建っていた。

そして 多くの命が奪われた。

それが あなたが競争を憎み

談合を推進する理由ですよね。

でも まさか

談合を合法化する法律まで
作ろうとしてるなんて

思いませんでした。

この国のインフラは

国民の安全を守る
重要な生命線だ。

スーパーの安売り品とは
訳が違う。

多少 金がかかっても

信頼のある大手の会社が
安定的に工事を行うべきだ。

そうすることで
この国の安全を守ることができる。

談合は

国民の命を守るために
あるんだよ。

でも その談合のせいで

命の危機にさらされてる人も
いるんですよ。

あなたの娘の環さんです。

ご主人が談合に関わったことで
環さんは 追い詰められ

薬を飲んで 自殺を図りました。

環は?

一命は取り留めました。

談合によって

誰かの大切なものが
奪われていくんです。

環さんだけじゃない。

今も 多くの会社が
仕事を失い 倒産し

生活の糧を失ってます。

命を落とす人だって いるんです。

藤堂さん 教えてください。

今日 談合は
どこで行われるんですか?

お願いします。 教えてください。

どうしても
談合を止めたいんです。

お願いします。

威勢のいいことを
言っておきながら

まさか 最後は 泣き落としとはね。

お願いします!

感情に訴えれば
私が答えるとでも思ったか?

これだから 弱いものは。

お願いします。
お願いします 藤堂さん!

見苦しい。 もう遅いんだよ。

談合は すでに終わっている。

その言葉を待ってたんです。

どうして 談合が終わったことを
知っていたんですか?

報告は 受けてるからね。

ああ 私が口を滑らせたとでも
思ってるのかな?

こんな言葉だけでは
私を追及できないよ。

報告を受けた?

あれっ? おかしいな。
そんなわけないんですよ。

ねえ 白熊さん。
はい。

談合が終わったことを
知っている人は

参加者以外に
いないはずなんです。

談合が終わりしだい

ビッグ4の皆さんの携帯は
留置したんで。

1つ あなたに 謝らないと
いけないことがあります。

談合場所を見つけることが
できなかったって

あれ 嘘なんです。

本当は…。

(キーボードを打つ音)

(六角)《500軒は ありますね》
(風見)《今から回れるわけない》

(六角)《クソ…。
せっかく ここまで絞れたのに》

《あっ!》

(風見)
《どうした? 何か分かった?》

(桃園)《パンテール ダルジャンも
この範囲内にあるんだ》

《いいな~。
一度 行ってみたいな~》

《何だ それは!》

《どうでもいいよ!
そんなこと 今》

《パンテール ダルジャン…》

(桃園)《んっ?》

(風見)
《それ 小津建設の留置物だけど》

《パンテール ダルジャンの領収書が
あったんですよ》

《この店だけ 裏書がなかったので
覚えてたんです》

《この店 超高級店よ》

《下請けへの支払いも困ってる
小津建設が どうして…》

《日付が同じだ》

《どういうことですか?》

《小津建設は ラクター建設から
仕事をもらっていた》

《関係で言えば
下請けみたいなもんでしょ?》

《はい》

《下請けいじめだよ》

《樋山は 談合で利用した店の
高額な飲食代を

小津建設に押し付けてたんだ》

《んっ?》

《これ どれも

木曜日に利用してるな》

《この店 木曜が定休日よ》

(風見)《わざわざ 客が来ない
定休日に利用するってことは…》

《ただの食事会なわけが
ないわね》

《あしたは 木曜日。 定休日です》

《間違いない》

《ここが 談合場所だ》

今日 この場所で
談合が行われましたよね?

(塚田)では
担当エリアならびに金額は

こちらが最終決定となります。

よろしいですね?

(藤堂)よろしければ
その念書にサインを。

(藤堂)これで 東京湾岸地区
再開発プロジェクトの談合は 成立です。

(藤堂)明日の入札
よろしくお願いします。

♬~

公正取引委員会です。
皆さん 動かないでください。

(桃園)
いや~ 談合 お疲れさまでした。

皆さん
本当に悪い顔してましたね。

リアルタイムで談合を見るなんて
初めてですよ。

(塚田)談合? 何のことですか?
(風見)とぼけても無駄ですよ。

全て 録画させてもらいました。

(桃園)
見てますか~? 藤堂事務次官。

証拠 ばっちり押さえましたよ~。

(風見)携帯電話とパソコンを
預からせていただきます。

見てもらったとおり
談合が終わった直後

ビッグ4の皆さんの携帯とパソコンは
留置してるんです。

今も 彼らは 聴取を受けてます。

あなたに連絡することは
不可能なんです。

談合が終わったことを知るには

談合に参加する以外 方法はない。

つまり 先ほどの発言は

あなたが談合に参加したことを
裏付ける決定的な証言なんです。

あなたの負けです。 藤堂事務次官。

談合への関与
認めてくれますか?

君たちが 何をしようと

公取の力では
私を罰することはできないよ。

失礼する。

(ドアの開く音)

東京地検です。

藤堂事務次官
地検まで ご同行いただけますか?

なぜ 検察が?

ああ…。

さっきの動画
検察にも送っておいたんです。

検察は味方だと
思ってたんでしょ。

でも その検察を動かしたんです。

あの人をなめちゃ駄目ですよ。

(敦夫)《相手は 事務次官だ》

《確かな証拠がなければ
検察は 動けない》

(本庄)《これは
私が 15年かけて集めた

藤堂が関与してると思われる
談合に関する資料です》

《捜査の役に立つはずです》

《私たちに逮捕する力は
ありません》

《でも 彼らは きっと
証拠を揃えてくれるはずです》

(本庄)《これが

藤堂を捕まえられる
最後のチャンスかもしれないんです》

《どうか 力を貸してください》

《お願いします!》

彼の自宅のパソコンを
調べてください。

談合に参加していた履歴が
あると思います。

それと 先ほど 談合への参加を
裏付ける発言もありました。

証拠は じゅうぶんですよね。
ああ。

ちなみに
敗因 何だか分かります?

ラクター建設の樋山が
支払いを惜しみ

立場の弱い下請けに
領収書を押し付けていたことです。

そのおかげで 談合場所を
押さえることができたんです。

よく見てください。

これは
ただの領収書じゃありません。

この1枚の紙には

長い間 大きな力に
一方的に虐げられてきた

たくさんの下請けたちの
怒りや憎しみ 無念が

詰まってるんです。

あなたが いくら
立派な理想を語ろうと

競争のない社会は
次第に上から腐り

私腹を肥やそうとする
樋山のような連中が現れる。

何が国民のためだ。

あなたが やってることは

奥さんを亡くしたことへの
復讐だろう。

そのせいで
何千 何万という業者たちが

競争のスタートラインにすら
立てずに つぶされた。

生き残るために

大切なものを守るために

談合に手を染めるしか
なかった人たちもいた。

(誠)《この国は ブレーキの壊れた
列車みたいなもんなんだ》

《偉いやつらが
こっそり集まって

何でも決めてしまう》

俺の親父も その一人です。

親父は 仕事に誇りを持っていた。

会社を大きくして

いつか
日本一のビルを建てるんだって。

競争の結果
それが かなわなかったとしても

親父に悔いは なかったはずだ。

♬~

それなのに あなたは…。

分かってくれましたか?

弱くても 戦えるってことを。

(敦夫)行きましょう。

これで終わりじゃない。

私がいなくなっても
談合は また どこかで続く。

談合は なくならないよ。

それでも 俺たちは

戦い続けますよ。

♬~

(緑川)検察の聴取を受けていた
国交省の藤堂事務次官を

官製談合防止法違反の容疑で
逮捕しました。

結局 全部 検察の手柄みたいに
なるんですよね。

いつものことじゃない。

(六角)
いいかげん 慣れましょうよ。

(風見)藤堂事務次官が
逮捕されたことで

法案も棚上げになる。

これで 一安心だね。

(六角)
にしても さすがは ビッグ4。

留置物の量も桁違いですね。

ったく
どんだけ 談合やってたのよ。

(緑川)今回の事件は

公正取引委員会の
独自の調査により

明らかになりました。
公正取引委員会…。

公取… 言った?
公取って言ったよね?

ばっちり言いましたよね。
公取の独自の調査って。

緑川さん!
(桃園)どうすんのよ。

公取に入りたいって人が
増えちゃったらさ~。

そうなの?

あっ あの動画の再生回数
増えてたりして…。

ど… あっ…。

(桃園)はい はい はい…。

こんなもんだ。 はい。 そうだ。
ですよね。

地味だからな。
(桃園)そりゃそうだよね。

(本庄)お疲れさま~。

(桃園)本庄さん!
本庄さん!

(風見)
あれっ? もう大丈夫なんですか?

おかげさまでね。
みんな ありがとね。

また一緒に働けるんですよね?

委員会には
こっぴどく絞られたけどね。

本庄さん おかえりなさい。

ただいま。

あれっ?

そういえば 小勝負さんは?

聞きましたよ。
四国に異動になるって。

ああ。

栄転です。 栄転。

許可もない中 無茶な調査をした
責任を取らされたんですよね。

みんなで やったことなのに

どうせ
全部 自分がやりましたとか

カッコつけたんでしょ。

何 言ってんすか。

白熊さんも
もうすぐ呼び出されますよ。

えっ?

冗談です。

あっ。

環さん 意識 戻りましたよ。

《聞きました 父のこと》

《これからは

正々堂々と戦えるんですよね》

《頑張るしかないですね》

《競争に負けても
言い訳できませんから》

《環さん》

よかったですね。
はい。

あれっ? 何か 公取に
やりがい感じちゃってます?

なんてね。

もし また会うときがあれば

そのころは もう
刑事 白熊ですよね。

そのときは 助けてくださいね。

俺たち 弱小官庁なんで。

それは どうでしょう。

いいところですね 公取って。

じゃあ 聴取があるんで。

じゃあ。

♬~

♬~

皆さん
いったん業務を止めてください。

われわれは 公正取引委員会です。

独占禁止法
第47条 第1項 第4号に基づき

立入検査をさせていただきます。

(社員)検査って
急に言われても困るんですけど。

えっ?
(社員)いや 勘弁してくださいよ。

そうきましたか。

すいませーん。

できるだけ お邪魔に
ならないようにいたしますので。

それでは
静かに 騒がず 始めましょう。

(一同)はい…。

すいません。 失礼します。

さあ いらっしゃい!
うちは 安いよ~。

ニンジンもネギも 小松菜も
あるだけやけん 買わな損よ。

すごいですね これ。
たったの50円ですか。

ほうよ 兄ちゃん。

ここらのスーパーやったら
太刀打ちできんよ。

赤字覚悟のたたき売りやけん。

へぇ~。 それは まずいですね。

はぁ!?

安すぎです。

独占禁止法違反です。