<木曜劇場>純愛ディソナンス #09【過去の因縁、新たな禍い】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

<木曜劇場>純愛ディソナンス #09【過去の因縁、新たな禍い】[字][解][デ]

友情に亀裂が入ったシェアハウス。正樹(中島裕翔)は愛菜美(比嘉愛未)が行方不明になっていると知り…。過去が幾つもの不協和音を生む中、新たな禍いが…。

番組内容
正樹(中島裕翔)が講師として働く予定だったピアノ教室の壁に、何者かが正樹を中傷する落書きをした。冴(吉川愛)は、慎太郎(髙橋優斗)の靴に赤いスプレーが付着していることに気づき、彼を問い詰めた。そんな冴を、慎太郎を壊したのは冴だと非難する莉子(畑芽育)。慎太郎は自分がやったことのけりは自分でつける、と冴たちに言い、住んでいるシェアハウスに、立ち退きの話が出ていることを明かす。
番組内容2
正樹は、ピアノ教室の経営者・野水百合子(阿部朋子)に謝罪し、すべて弁償すると申し出る。正樹は心配してやってきた冴に、すぐに新しい仕事を探すから大丈夫だと言って安心させようとするが……。

一方『モノリスエステート』社長の賢治(光石研)は、北都(和田正人)から、行方不明になっている娘の愛菜美(比嘉愛未)がいまだに見つかっていないとの報告を受ける。「俺は、死ぬときに家族全員に囲まれて死にたいんだよ。
番組内容3
お前と愛菜美、あと正樹」。賢治はそう北都に告げ、手を打つよう指示する。

正樹は、不動産関係の仕事を探すも、すでに賢治たちの手が回っており、断られてしまう。落書きの件も賢治たちの仕業だと疑った正樹は、モノリスエステートへ抗議に行くが、そこで北都からは、冴たちが住んでいるシェアハウスが立つ土地の権利書を手に入れたと告げられ……。
出演者
中島裕翔 
吉川愛 
比嘉愛未 
髙橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.) 
筧美和子 
和田正人 
畑芽育 
藤原大祐 
神保悟志 
手塚とおる
 ・ 
眞島秀和 
富田靖子
 ・ 
光石研 
佐藤隆太 

スタッフ
【脚本】
玉田真也(『JOKER FACE』『アノニマス~警視庁指殺人対策室』) 
大林利江子(『ギルティ~この恋は罪ですか?~』『江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~』) 
倉光泰子(『アライブ がん専門医のカルテ』『うきわ』) 
武井彩(『捜査会議はリビングで!』『星になりたかった君と』) 

【音楽】
横山克
スタッフ2
【主題歌】
Hey! Say! JUMP『Fate or Destiny』 

【編成企画】
髙野舞 

【プロデュース】
森安彩(共同テレビ) 
関本純一(共同テレビ) 

【演出】
木村真人(共同テレビ) 
土方政人(共同テレビ) 
菊川誠(共同テレビ) 

【制作】
フジテレビ 

【制作・著作】
共同テレビ
ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/lovedisso_fuji/ 
【公式Twitter】
https://twitter.com/lovedisso_fuji 
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/lovedisso_fuji/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. 愛菜美
  2. 慎太郎
  3. 新田
  4. 路加
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  8. 正樹
  9. 先生
  10. 和泉
  11. 翔太
  12. お前
  13. ハァ
  14. 結奈
  15. 今日
  16. 北都
  17. 迷惑
  18. ドア
  19. 賢治
  20. 大事

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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ポニーキャニオン

(正樹)彼女と別れさせてください。
大事な人だから

もう 嘘はつけない。

奇麗事 言わないで。
(賢治)正樹を離すな。

あいつを使って
路加 つぶすんだよ!

講師と兼任で
経営に関わってほしいって。

来週から ここで働くんだ。

どうか 冴さんとのこと
お許しいただけないでしょうか?

妻を裏切って
私との約束も破っといて

冴だけは裏切らないって?
はい。

(賢治)愛菜美が行方不明!?
(北都)全部 あいつのせいだよ。

何だよ これ…。

(冴)あの落書きの字
あんたじゃないよね?

お前のために
やれることを やっただけだよ。

ひどいよ!

先生が どんな思いで…。

莉子ちゃん。
(莉子)あんたのせいでしょ?

あんたが
慎太郎を壊したんでしょ?

何年も そばにいて
散々 その気にさせといて

しまいに 彼の目の前で
自分だけ幸せになろうなんて

都合 良過ぎるんだよ!

(慎太郎)終わったわ~ 俺。

自分がやったことの けり つける。

ちょうど
管理人さんからも連絡があってさ。

立ち退きの話が出てるって。

えっ?

ここ売って

マンションか何かにする計画が
あるんだってさ。

何で言ってくれなかったの?

言ったら どうにかなった?

解散しよう。

(戸の開く音)

≪(男性)
前に 教え子と 問題 起こした

教師らしいじゃないですか。

(女性)うちは 女の子ですし
危なくて預けられませんよ。

(男性)
キャンセルさせていただきます!

野水さん。

このたびは ご迷惑をお掛けして
ホントに申し訳ありませんでした。

私が 全部 弁償いたします。

どうして あなたが?

私が ここに来なければ
起こらなかったことです。

(百合子)できれば
もう 関わらないでほしいです。

これ以上 ご迷惑は
お掛けしないようにしますので。

償わせてください。

(ドアの閉まる音)

私のせいで ごめんなさい。
フフ…。

何で 和泉が謝んの?
悪いのは犯人だろ。

有名ピアニストを育てる夢は
いったん 据え置きだな。

お金 どうするの?

大丈夫。
新しい仕事 すぐ探すから。

必ず 何とかするから。

うん。

何かあった?
えっ?

あっ… ううん。

シェアハウスで
ちょっと 問題 起きて。

大したことじゃないんだけど
ちゃんと解決したいなって。

あそこは
私にとっても 大事な場所だから。

そっか。

じゃあね。
うん。

《置き去りにしたままの
過去の ほころびが

また 心をかき乱す》

《不安を口にしたら

やっと手にした今が
消えてしまう気がして》

《何も言えなくなる》

♬~

愛菜美は見つかったのか?

行きそうな所は
片っ端から当たってみたけど

見つからなかった。

俺は そんなに悪い父親だったか?

いや そんなことは…。

愛菜美が えたいの知れない男と
結婚したいって言ったときも

その男のせいで
赤っ恥をかかされたときも

俺は いつも 寛大に
許してきてやったじゃないか。

だよね。

(賢治)何でか分かるか?

俺は 死ぬとき

家族全員に囲まれて
死にたいんだよ。

お前と 愛菜美 そして 正樹。

(北都)あいつも?

従順なふりして 腹の中じゃ
何を考えてるか分からない。

くそ生意気だが
あいつが家族に加わって

刺激が増えた。

安心して。 大丈夫。

もう 手は打ってあるから。

頼んだぞ。

何で あんたが ここにいんの?

公園で倒れてるとこ見つけたら
こうなるに決まってんでしょ。

ハァ~。
(小菅)えっ?

ご主人ですか?
(小菅)あっ いや 違います。

彼氏です。
(静)違います!

私 まだ うんって言ってないよね。
(小菅)しぃちゃん。

和泉さん
予断を許さない状態ですよ。

すぐにでも入院して
治療に専念された方がいい。

ほら。 だから 俺が 散々…。

うるさい。
(小菅)あっ すいません。

先生 あと どれぐらい?

1年? 半年?

それは 何とも…。

どうなるにせよ

病院で 一人で死んでくなんて 嫌。

いいかげんにしなよ。

お金なら… うん。

お世話になりました。 帰りま~す。
(医師)えっ?

これ 抜いてくださいます?

(男性)うちで働きたい?

お願いします。 何でもしますので。

聞いたよ。
碓井社長 怒らせたんだって?

この辺一帯に お触れが出てる。

新田を雇うなって。
えっ?

悪いけど
こっちが にらまれちゃうからさ。

♬~

思ったより 早く戻ってきたな。

で どうだったんだよ?
外の世界は。

落書きも こちらの差し金ですか?

ハッ 何のことだよ?

俺 それ 知ってる~。

うち辞めて
ピアノ教師になろうとしたけど

誰かに 壁に
恨みつらみ ぶちまけられて

嫌がらせされたんだよな~。
ハハハハ…。

それで 俺のこと疑ってんのか。

ハッ
そんな しょぼいことするかよ。

憎まれてるんだよ お前は
いろんなやつから!

いいかげん 気付け。

戻ってこいよ。

自分に見合った生き方が
できんのは ここしかないだろ。

(北都)そういや
ちょうどいい物 手に入ってさ。

あった あった。

ハハ…。

これ 和泉 冴が 住んでる家だろ。

ちょっと 裏で 手 回したら
そこの権利書 手に入っちゃって。

俺らファミリー
ばらばらにしといて

のうのうと暮らしてるなんて
割に合わないじゃない。

だから そこ 立ち退かして

マンションでも建ててやろうと思って…。
やめてください!

彼女は関係ない。

ふ~ん。 この期に及んで
まだ 女の方 守るんだ。

ふざけんなよ。

愛菜美は 今 行方不明なんだぞ!
えっ?

お前と この女のせいだろ!
どうしてくれんだよ!

やめとけ!
(北都)だって…。

大丈夫だよ。

正樹は ちゃ~んと分かってるよ。

自分の都合ばかり
押し付けるんじゃなくて

きちんと
誠意を見せるべきだってことを。

なあ。

(北都)チッ。

あ~あ。

愛菜美
今頃 どこで 何してんだろ?

あ~あ。

また ここで働かせてください。

誠意が足んねえな!

もう一度
ここで働かせてください。

ハッ…。

(莉子)どこ行ったのかな?

(晴翔)どうしよう…。

どうしたの?

(晴翔)これ。

(晴翔)このまま
帰ってこないつもりかな?

えっ?

よかったじゃん。

これで 彼のとこ行けるね。

そんなわけないでしょ!

絶対 このままにはさせない。

必ず 慎太郎 連れ戻すから。

すみません。
(店員)はい。

今日って
朝比さん 出勤してますか?

(店員)朝比?

しばらく休むって
連絡あったけど。

そうですか。

(町田)
新田さん どうしたんですか?

(杉崎)お辞めになったんじゃ?
しばらく戻ることになった。

あっ コアスパーク関連の資料
全部 持ってきてくれるか?

(杉崎)分かりました。
(町田)はい。

≪(ノック)

(路加)はい。
(木之本)失礼します。

(ドアの閉まる音)
(路加)どうした?

ご相談していた 新しい作家との
コラボ小説の件ですが…。

あ~ いや。 もうちょっと待って。
(木之本)いや しかし

美南先生は もう 無理でしょう。
ご判断を急いでいただかないと。

(路加)悪い。 ちょっと出てくる。

(木之本)社長。

(ドアの開く音)
(木之本)ハァ…。

あっ… あっ 痛っ。 痛っ。

すっごく…。

(静)あっ…。 うん…。

もしもし? 冴ちゃん?

どこにいるの?
何? 心配してくれるんだ。

話がある。 会えないかな?

え~? 忙しいんだけど。

まあ
どうしてもって言うんならね~。

お願い。 家で待ってるから。

しょうがないなあ。
じゃあ 後で~。 うん。

あっ…。

≪(足音)

(静)ハァ~。

やっぱ ここが 一番 落ち着く。

ハァ…。

お願いがあって。

えっ?

お金 貸してほしい。

えっ?

急に お金が必要になって。

何? まさか 慰謝料?

違う。

ハァ…。

ちょっと
人に 迷惑 掛けちゃって。

でもなあ あのお金のことで 私
散々 ひどいこと言われたしな~。

ごめんなさい。

一生かけて 返すから。

一生?

うん。

死ぬまで一緒にいてくれる
ってこと?

うん。

はい。

これで 何とかしてきな。

いいの?
いいから。

5秒以内に受け取らないと
引っ込めるよ。

1 2

3。

ありがとう。
いいのよ。

こういうときのための
家族じゃない。

それにしても 何なの?
あんたの彼氏。

この間 あんな偉そうなこと
言ってたくせに

しれ~っと 元の会社に
戻っちゃってさ。

えっ?
モノリスエステートって会社でしょ?

そっから出てくるの 見たわよ。

(情報屋)はい~ これ。
コアスパークの従業員名簿。

悪い。 金は 必ず 後で払う。

いいですよ 新田さんには
世話になってきましたから。

その中の誰かを買収して

コアスパークに
仕返しするつもりなんでしょ。

相変わらず ゲスいっすね。

その仕事
天職なんじゃないですか?

♬~

♬~

(愛菜美)
ちょっと 痛い… 離して。

離してってば!
(路加)いいから ほら 座れって。

あのさ

自分の小説 万引するって
何なの? バカなの?

(路加)ひっでえな~。 チッ。

色々あって やけになるのも
分かるけどさ

やっちゃいけないことって あんだろ。
(愛菜美)うるさいな。

私が何しようと
あなたには関係ないでしょ。

いや ある。

小説。 続き 待ってんだけど。

さっきの本屋。

あんたが 初めて
サイン会した場所なんだってな。

ホントは書きたいんじゃない?
(愛菜美)書けないよ もう。

欲しいのに どうしても
手に入らないものがあって

そこに向かって
必死に もがいていたから

言葉を紡ぎだせた。

その欲しかったものが
なくなったんだから

書けるわけない。

(路加)新田のこと?
(愛菜美)そうよ! 悪い?

彼が…

私の世界そのもので…

私の生きる原動力だった。

そうだよ。 バカだよ!

彼がいなくなってから
消えることしか考えられない。

別に いいじゃない!

私一人いなくなったところで
誰も困らないでしょ。

俺は困るけど。

私が
碓井 賢治の 娘だからでしょ。

初めは そうだった。

でも 今は 違う。

小説家としても 人としても
いなくならないでほしい

存在になった。

頼むから 消えるとか言うなよ。

(愛菜美)顔 洗ってくる。

(ドアの閉まる音)

(平野)肌あれしてるから会いたくない

なんて言うなよ

♪~
<ゆらぎやすい肌を うるおいで抱きしめる>

《会いたくなる肌へ》

壁の修理費
まだ 一部かと思いますが

必ず 全額 お支払いしますので。

(百合子)
そのことなら もういいです。

全額
弁償していただきましたから。

えっ? 誰にですか?

犯人の知り合いと名乗る
和泉さんって方から。

♬~

(晴翔)あれ? こんにちは。
あっ こんにちは。

和泉 帰ってますか?

いや まだだと思います。

今日も 慎太郎君のこと
捜してるんじゃないかな。

えっ?
慎太郎君 反省してましたよ。

あっ そんなわけで
今は 僕が ご飯担当なんです。

今日 ピアノ教室に行ってきた。

金 渡したんだって?

何で そんなことするの?

それは…。

落書き。

やったの 朝比だから?

どうして すぐに言わないんだよ。

私が 追い詰めちゃったから。

金は どうしたの?

お母さんに借りた。

ハァ~…。

それ 俺が喜ぶと思った?

何で 真っ先に
俺に言わないんだよ。

先生こそ どうして

元の会社に戻ったこと
話してくれないの?

やっぱり そうなんだ。

事情が変わったんだよ 色々。

片付けなきゃいけないことも
あって。

先生こそ
全然 信用してくれてないじゃん。

もしかして…

私とのこと 後悔してる?

ふざけんなよ…。

俺が どんな思いで!

何?

(せきばらい)
いや もう いいよ。

そうやって すぐ閉ざす。

ちゃんと言ってよ!
思ってること。

言えないことだってあるだろ。

もう
どうしていいか分かんないよ。

♬~

(呼び出し音)

モノリスエステートの新田です。
お話があります。

コアスパークが運営するセカンドパートナーアプリの
顧客リストです。

すっご。
各界著名人の名前もあるぞ。

どうやって 手に入れた?

向こうの関係者に
いい条件を提示したら

あっさり
こっち側に付いてくれました。

そのリストさえあれば

一発で 路加 雄介を
つぶせるんじゃないですか?

後のことは お任せします。

例のシェアハウスの件は…。

(賢治)北都。

マンション計画は 白紙にする。

お願いします。

(バイブレーターの音)

はい。
(路加)コアスパークの路加ですが。

話がある。

あっ。

あっ…。

あ~ もう。

≪(ドアの開閉音)
≪何ですか? 話って。

(路加)
あんたが どういうつもりなのか

直接 話が聞きたくてね。

美南 彼方先生のこと。

見つけたよ 彼女。

今 どこに?

いったん 家に連れ戻した。

何ていうか ぼろっぼろ。

このままじゃ壊れるよ マジで。

このまま ほっとくつもりか?

今まで 散々 彼女に依存してきて
いざとなったら 簡単に手放して。

自分が
どんだけ残酷なことしてんのか

分かってんのか?

あんたに 俺たち夫婦のことを
言われる筋合いはない。

そりゃそうだ。

でも これだけは言っとく。

あんたじゃなきゃ駄目なんだよ
彼女は。

だから…。

ちゃんと会って 話してやってよ。

頼むから。

分かりました。

♬~

う~わ!

何だよ お前!

すみません。

へっ!? えっ?

聞いてたか…。

社長が 美南先生のこと
大事に思ってるってことは

よく分かりました。
はっ!?

誰が そんなこと言ったよ。
言わなくても分かりますよ。

でも やっぱり
いざとなると夫婦なんですかね。

気持ちだけじゃ越えられない
何かがあるんですよね。

《俺は 全部 失った》

《でも
愛菜美が そばにいてくれたから

前に進めたんだよ》

翔太?

(翔太)あっ 冴? 電話くれた?

うん。

あのさ そっちに 慎太郎から
連絡 行ってないかなと思って。

連絡? あったよ。

ていうか 今 こっちにいる。
えっ?

♬~
(真矢)びっくりじゃない?お肌だけじゃなく

歯ぐきもコラーゲンで出来てるんですって!

(主婦A, B)えっ!?
《歯ぐきのおとろえが気になる

その前に「ハグキプラス」》

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(市原)
本日からお世話になる市原です。
(西島)君か 新人というのは。

俳優の道が どうしても諦められなくて。
それで社長が 僕に付けと…。

その社長からです。
新規の出演依頼だそうです。

…で 君も見たんだろ?
申し訳ありません!

…で 君はどう思った?
ちょっと面白いかと。

じゃあ やろう。
え?

僕は常に他人が見たい西島を
演じるべきだと考えてるんだ。

素晴らしい。

《なんだ これは…》
僕が ダイワマン?

<ダイワマン!>

(慎太郎)先生 俺…

何で こう ぽんこつなんだろ。

≪(足音)

何やってんの?

いきなり いなくなるから
心配したじゃんか!

何だよ。 何で ここが?

あっ ごめん。
(慎太郎)は~!?

お前 何で そんな ぺろっと
俺の居場所 言っちゃうんだよ。

(翔太)いや~ 何か つい。

(慎太郎)ついじゃねえよ。 そして
冴も いちいち 来んじゃねえよ。

いや 来るし。

もう ほっとけよ 俺のことなんか。

それは無理!

何があっても 連れ戻す。

それができるまで
私 帰らないから!

あの…。

みんな 集めようか?

(蓮)せ~の!

(5人)乾杯~!

いや~ マジで うれしい。

俺ら全員で 酒 飲めるなんて。

(結奈)冴 元気だった?

うん。 あっ みんなは?

俺は コピー機 売ってる。
営業だよ。

俺は 実家の工務店で修業中。
で かろうじて 結奈だけは

映像系の仕事な。
えっ そうなの?

(結奈)うん。
ケーブルテレビでADしてる。

(蓮)冴は?

私?

私は… フリーター?

慎太郎は 料理人でしょ?
手に職 すごい。

(慎太郎)うん。

(翔太)楽しかったな 高校んとき。

あっ… 覚えてる?
学校 忍び込んだの。

あっ あれ
慎太郎が言いだしたんだっけ?

あ~ どうだっけな?
(蓮)そうじゃん!

で 教頭に見つかっちゃって
その後 新田がさ!

ごめん。

何か ごめんね。

私のせいで
気まずい思いさせちゃって。

高校生活も 何か すごい
消化不良で終わっちゃって。

あんな楽しかったのにね。

いや 悪いの 加賀美だろ。
(結奈)そうだよ。

あいつが あんなことしなかったら
今 もっと違ってたかも。

小坂先生だって…
今 ここに いたかもしんない。

私ね みんなには
ホント 感謝してるんだ。

あのころ 母親が あんな感じで
暗黒時代だったけど

学校に行けば
みんなと小坂先生がいる。

それだけで 頑張れた。

《県の学生映像コンテストに

映像研究部が出品することに
決まりました~!》

新田先生と色々あったときも

映研のみんなだけは
変わらずに接してくれた。

卒業した後 行き場のない私を
助けてくれたのも

慎太郎だったし。

(慎太郎)《今日から ここが
お前の居場所な》

《うん》

(結奈)やるじゃん。

いや 俺は 全然。

むしろ
冴には 迷惑 掛けてばっかりで。

ホント ごめん 冴。

ううん。

取りあえず 何か 今日
2人に会えて よかったよ。

私も。

私も みんなに会えて
すっごい うれしかった。

あのさ

何か 俺 これから
すっごい ださいこと言うけど

いい?
えっ? 何~?

いや これが 俺たちの卒業式だな
っつって。

(一同の笑い声)
(翔太)えっ? 何?

(結奈)それ いい。

(翔太)だよな? だよな?
(蓮)よし! 卒業 おめでとう!

(翔太)はい。 おめでとう!

♬~

あのさ…。

んっ?

もしかして お前 責任 感じて
ここまで追っ掛けてきた感じ?

うん。

やっぱな。

お前 ホント 昔から
そういうとこあるよな。

だって…。
違えから。

今回のことは 全部 俺が悪い。

1人で 勝手に
思い詰めて 空回りして 自爆した。

そんだけ。

1人で何でも背負う癖 直せよ。

でも だからって

やっぱり
じっとは してらんないよ。

家族以上に一緒にいる
大事な存在だから 慎太郎は。

ホント 頑固な。

まあ そういうとこに
ほれてたわけだけど。

でも 俺も もう 卒業しないとな。

よし!

これから 迷惑 掛けた
ピアノ教室に 謝りに行ってくる。

うん。

あと 新田にも謝らないとな。

あっ…。

うん。

どうした?

実は ケンカしちゃって。

今 ちょっと 気まずい。

おい。
あ痛っ。 何?

何やってんだよ。

さっさと 新田の所 行って
仲直りしてこいよ。

だって…。

俺のことは こんな所まで
追い掛けてくんのに

新田のことになると
急に 臆病になんのな。

素直になれよ。

冴の暗黒時代
一番 救ってくれたのは 新田だろ。

♬~

ちょうど よかった。
手伝ってくれる?

捨てる物
どんどん出てきちゃって。

あっ あそこのテーブル
全部 捨てていいから。

感傷に浸ってないで
手を動かして。

愛菜美 もう一回 ちゃんと話そう。

もう 話すことなんてないでしょ。

全部 捨てるの。

で 家の中を空っぽにする。

今の私みたいに。

人生で初めて好きになった人と
結婚できて

うれしくて 手放したくなくて。

必死にあがいてきた女の
成れの果てが これ。

幸せにできなくて ごめん。

やめてよ。

もう 私に気を使う必要なんて
ないでしょ。

愛菜美は
空っぽなんかじゃないよ。

初めて会ったときも
すごい個性だなと思ったし

小説のことも そう。

俺は 正直 嫉妬してた。

えっ?

自分の個性で勝負して

つくり出した世界観で
人を感動させて

その上 世間に認められるなんて。

うらやましかったよ。

♬~

そういうの 早く言ってよね。

ごめん。

何にも言ってくれないんだもん。

正樹が何を考えてるのか
もう少し分かったら

あんなふうに抑え付けることも
なかったのかも。

まあ 全部 いまさらだけど。

正樹。

自分さえ我慢すれば
丸く収まるって思うの

やめた方がいいよ。

それ 全然 優しくないから。

うん。

相手のためにって
やってることが

逆に 相手を追い詰めることも
あるんだからね。

分かった。

ごみ出し 手伝ってくれる?

うん。

あ~ すっきり。
家の中 奇麗になった。

今日は ありがとう。

うん。 じゃあ。
うん。

♬~

ごめん。

和泉!

待てって!

美南先生 見つかったんですね。

よかった。

和泉。

分かってます。

めんどくさいですよね… 私。

でも 私 ホント
どうしたらいいのか分かんなくて。

やっと 一緒に
いられるようになったのに

失うことばっかり考えて。

高校のときのことで
今も 先生に 迷惑 掛けて…。

気持ちだけ焦っちゃって。

空回りして もう…。

全然 自信ない…。

先生を支えるって言ったけど
こんなんじゃ 絶対に無理。

やっぱり 私じゃ駄目なのかな。

俺が いつも 平気だと思ってる?

えっ…。

教師のくせに
生徒のこと好きになって…。

数年後に再会して

妻がいるのに
また 好きになって…。

許されないことだって
ずっと思ってきた。

でも
そんな 引け目とか 罪悪感とか

全部 超えるぐらい

俺は お前のことが
どうしようもなく好きなんだよ。

だから…。

頼むから そばにいてくれ。

♬~

♬~

今の 録音しとけばよかった。

お前な。

フフ…。
フフ…。

《過去を消すことはできない》

《それなら 過去を受け入れ

ほころびを
一つずつ直していけばいい》

(慎太郎)
大変 申し訳ありませんでした。

《ほんの小さな隙間から

大事なものが
こぼれ落ちないように》

《築き上げた今が
崩れてしまわないように》

(浅井)失礼します。
どうかしたんですか?

会社の顧客データが
外部に流出した。

えっ…。

(門田)どうやら 社内の誰かが
データを持ち出したようです。

誰か分かるか?

IPから
社員IDを割り出します。

≪新田さんから連絡が来たときは
驚きましたよ。

ちょうど
路加社長にはついていけないと

思っていたところでしたから。

これで 路加 雄介は 終わった。

ハッ…。

(ボイスチェンジャーの声)
シェアハウスの権利書

うまく使えたようですね。

ああ。 あんたのおかげで

新田 正樹は
すっかり こっちの言いなりだ。

ハハハハハ…。

まだ 始まったばかりですよ。

♬~

♬~

《本当に
取り返しのつかないことを…》

♬~

♬~

[『純愛ディソナンス』を もう一度
ご覧になりたい方は TVerで]

[そして 過去の放送回は…]