[終]<木曜劇場>純愛ディソナンス #11【この純愛は運命か宿命か】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

[終]<木曜劇場>純愛ディソナンス #11【この純愛は運命か宿命か】[字][解][デ]

小坂(筧美和子)を殺した晴翔(藤原大祐)が冴(吉川愛)を追い詰める。その場へ駆けつける正樹(中島裕翔)だったが、そこに思わぬ人物が現れ…。

番組内容
正樹(中島裕翔)は、過去の家族写真から晴翔(藤原大祐)が加賀美(眞島秀和)の息子であると知る。これまで、正樹と冴(吉川愛)の仲を引き裂こうと暗躍していた正体不明の人物『Hermit』も晴翔だったのだ。晴翔から「いま冴と一緒にいる」と呼び出された正樹は、かつて教師をしていた桐谷高校へと走る。
冴は、晴翔とともに高校の屋上にいた。そこで晴翔は、小坂由希乃(筧美和子)を殺したのは自分だと冴に告げる。
番組内容2
晴翔は、自分の家庭を壊し、母親を死に追いやった小坂と、小坂のことで加賀美を追及した正樹を憎んでいた。「俺は決めたんだ。新田をじわじわと追い詰めてやるって。ここから一緒に飛び降りたらあいつなんて言うかな」。晴翔は笑いながらそう言って冴に近づいていく。
桐谷高校に駆けつけた正樹は、屋上で揉み合う冴と晴翔を見て、必死に階段を駆け上がるが、思わぬ人物が正樹の行く手を阻もうとし…。
番組内容3
一方、隙をついて晴翔から逃れた冴は、正樹のもとへ急ごうとするが……。
出演者
中島裕翔 
吉川愛 
比嘉愛未 
髙橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.) 
筧美和子 
和田正人 
畑芽育 
藤原大祐 
神保悟志
 ・ 
眞島秀和 
富田靖子
 ・ 
光石研 
佐藤隆太 

スタッフ
【脚本】
玉田真也(『JOKER FACE』『アノニマス~警視庁指殺人対策室』) 
大林利江子(『ギルティ~この恋は罪ですか?~』『江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~』) 
倉光泰子(『アライブ がん専門医のカルテ』『うきわ』) 
武井彩(『捜査会議はリビングで!』『星になりたかった君と』) 

【音楽】
横山克
スタッフ2
【主題歌】
Hey! Say! JUMP『Fate or Destiny』 

【編成企画】
髙野舞 

【プロデュース】
森安彩(共同テレビ) 
関本純一(共同テレビ) 

【演出】
木村真人(共同テレビ) 
土方政人(共同テレビ) 
菊川誠(共同テレビ) 

【制作】
フジテレビ 

【制作・著作】
共同テレビ
ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/lovedisso_fuji/ 
【公式Twitter】
https://twitter.com/lovedisso_fuji 
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/lovedisso_fuji/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. 和泉
  2. 先生
  3. 自分
  4. 愛菜美
  5. ハァ
  6. 賢治
  7. 新田
  8. お前
  9. ホント
  10. 晴翔
  11. 気付
  12. 慎太郎
  13. 北都
  14. 小坂先生
  15. 莉子
  16. お母さん
  17. コアスパーク
  18. 間違
  19. 正樹
  20. 木之本

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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ポニーキャニオン

もしかして… 小坂先生は…。

俺が殺したんだ。

俺は決めたんだ。

新田を
じわじわと追い詰めてやるって。

ここで
あいつが親父にしたように…

そして
母親と俺を 追い詰めたように…。

そんな… あっ!

ここから一緒に落ちたら
あいつ どう思うかな。

離して! ねえ 離して!

離して!

和泉!

先生!

先生!
和泉!

和泉!

全部 お前のせいだ。

お前さえ いなけりゃ!
離せ!

お前に構ってる暇 ないんだよ!

(北都)あ~!

先生! やめて!

やめて!
(北都)邪魔するな!

やめて! やっ…!

和泉!

(晴翔)あのときと同じだ。

これ まさに
因果応報ってやつじゃん!

ハハハハ…!
和泉!

和泉! 和泉!
(晴翔の笑い声)

和泉 もう 大丈夫だからな!

なあ 和泉!

《どうして こうなったんだろう》

《どこから間違ってたんだろう》

≪《和泉さん》

《小坂先生》

《先生… どうして
こうなっちゃったんだろう》

《私
ただ 恋をしただけなのに…》

《人に言えない恋》

《その時点で
間違いだったのかもしれないね》

《えっ?》
《好きに なれば なるほど

周りのことに気付かなくなるの》

《ていうか 気付かないふりを
したくなるのかな》

《小坂先生は
自分の恋 後悔してるの?》

《私は
もう 引き返せないけどね…》

《そっか》

≪(足音)

あの子に何かあったら
絶対 許さないから。

落ち着いて しぃちゃん。
(静)だから 嫌だったのよ。

不倫なんて 絶対 罰が当たるに
決まってるんだから!

何度も言ったじゃない!
あの子に関わるなって!

申し訳ありません。

この疫病神!

《誰かを傷つけると
いずれ 自分に跳ね返ってくる》

(弁護士)息子さん

5年前の殺人事件の容疑者として
逮捕されました。

《犯した罪は 連鎖を生み

やがて 周りの全てをのみ込む》

和泉 冴さん
今も 意識不明のままです。

(賢治)
その件なら 先手 打っといた。

先手?

死亡事故になって
警察沙汰になったら 厄介だろ。

弁護士から
お前にも 話が行くはずだ。

まず 北都と共に

和泉さんの親御さんに
謝罪したら どうですか。

単なる事故なんだから
必要ないだろ。

そもそも すでに 母親の治療費
払ってやってるしな。

治療費?

知らなかったのか。
あの子の母親 がんなんだぞ。

その治療費と引き換えに

彼女に
俺と別れろって言ったんですか。

おお! 別れたのか。

だったら
愛菜美と復縁するチャンスだな。

ハッ…。

不倫の行く末なんて
そんなもんだろ。

ハハ…。

《それでも

大切なものを守りたいと
願うなら

罪の連鎖を断ち切るしかない》

《全てを懸けて》

♬~

どうして あんなことした?

決まってんだろ。

新田に教えてやりたかったんだよ。

大切なものを奪われる気持ちを。

小坂先生を殺したのは お前だろ。
(晴翔)人の家庭を壊したのは

あの女の方だろ!

(小坂)《あなた 加賀美先生の…》

(晴翔)《ハァ ハァ ハァ…》

《逃げて》

何だよ 「逃げて」って。

いいやつぶるのも
大概にしろよ!

その上 新田が

あいつが
余計なことしたおかげで…

俺の母親は 追い詰められて

自殺した…。

お前に
どんな事情があったにせよ

冴を巻き込むのは 違うだろ!

自分こそ あいつを
不幸にしようとしたくせに。

新田の就職先に嫌がらせしたの
誰だっけ?

それは…。

(晴翔)罪ってやつはな

そうやって
周りに連鎖するんだよ。

(愛菜美)
これから どうするつもり?

(北都)どうって…。

(愛菜美)あんなことしたんだから
ちゃんと 謝罪に行くべきでしょ!?

(北都)無理だよ。

父さんから
一歩も ここ出るなって

言われてるから。
(愛菜美)ハァ…。

兄さんは お父さんのためにしか
生きられないわけ?

俺には 父さんしか いないし

父さんにも 俺しか いない。

ハッ…。

何が おかしいんだよ。

(愛菜美)ゆがんだ人間って
自分一人じゃ 気付けないのよね。

もう 何も心配いらないから
安心して 起きていいよ。

♬~

(賢治)
ったく どこから漏れたんだか。

正樹
すぐに会見のセッティングしろ。

そこで
コアスパークの買収 武器に

うちの堅実性 アピールする。

でしたら 当日の仕切りも
私に任せてもらえませんか?

いいだろう。 期待してるぞ 正樹。

(杉崎)碓井社長 路加 雄介のこと
相当 憎んでたんですね。

(町田)
ホント 恐ろしい人ですよね。

そういう会社の体質
変えたいと思わないか?

(杉崎・町田)えっ?

うちの やり方は
完全にブラックだ。

命令されたら 誰も意見できない。

でも そういう時代錯誤なやり方

そろそろ
変えるべきなんじゃないのか?

無理ですよ。

社長に目を付けられたら
終わりですから。

新田さん 変なこと

考えない方がいいですって。

その後 木之本さんから連絡は?

(門田)いえ 特に ありませんが。
そうですか。

では 木之本さんが使ってたPCも
いいですか?

すぐ 用意します。

(愛菜美)うん。 悪くない。

(バイブレーターの音)

俺に用って 何?

情報漏えいの件
仕掛けたの 俺なんです。

すみませんでした。

もう いいよ。

どうせ 碓井の差し金だろ?

俺 これから
碓井をつぶそうと思います。

えっ?
今度 会見を開くんです。

そこで
コアスパークの情報漏えいは

うちの会社が仕組んだと
世間に公表するつもりです。

そうすれば 碓井は失脚し
路加さんは 地位を取り戻せる。

愛菜美 いいか?

いいも何も そんなことしたら
正樹の立場が…。

覚悟は できてる。

ただ
俺の証言だけじゃ 難しくて…。

路加さん 木之本さんの居場所
知りませんか?

木之本?

碓井と 直接 やりとりしていたし
具体的な証拠を握ってるはずです。

メールの履歴は調べたんですが
全部 消されていて…。

(路加)いまさら
何のために戦う必要がある?

俺は 思い知ったんだよ。

復讐なんて
何の意味もなかったって。

悪いけど 他 当たってくれ。

(岡田)君の幅広ハブラシは
ヘッドがぶ厚すぎて

奥まで届いていないんだ!

(女性)ハァッ!
薄型の「システマ」なら届く

♬~「システマ」 《極上プレミアム》

(二宮)服のニオイ気にして
いろんなもの使ってない?

はい 古い~

今やニオイ専用これ一本で
ぜ~んぶいけちゃいます

紫の「NANOX」ニオイ専用
《青い「NANOX」は4つの機能に!≫

早く戻ってきて
みんな 待ってるから…。

和泉。

先生。

ハァ~ よかった…。

ホンットに よかった。

先生 どうして?

悪かった。
俺 ずっと気付かなくて…。

お母さんの病気のこと。

それに
加賀美先生の息子のことも…。

でも もう 心配いらないから。

どうして ここに来たの?

えっ?

私 先生と別れたはずなのに。

碓井に
手切れ金 もらったことなら

もう 気にしなくていい。

お母さんの治療費は
俺が何とかする。

それに 考えがあるんだ。
これから碓井を失脚させて…。

やめて!

そういうの もう いいから。

そういうのって…。

私 あのとき 後悔したの。

こんなことなら
やめとけばよかった。

人に ちゃんと祝福される
恋をするべきだって。

もう 先生と一緒にいたくない…。

和泉。

♬~

(踏切警報機の音)

(踏切警報機の音)

(静)別れて正解よ。

冴ちゃんの心が
正しい道を選んだのね。

お母さんは 体 大丈夫?

ちゃんと 治療 受けてんだよね?

(静)うん。 大丈夫 大丈夫。

放射線治療ってやつが
ばしっと効いちゃって

入院する必要はないって。

ホントに?
ホント。

だから ねえ 冴ちゃん

しばらく
2人で ゆっくりしない?

えっ?
誰も知らない場所で

何にも考えずに過ごすの

いいと思わない?

(バイブレーターの音)

もしもし。
(愛菜美)あっ 正樹?

和泉さん 目が覚めたって聞いて。

ああ。

全部 うちの家族のせいね。

ホントに ごめんなさい。

いや

和泉を追い詰めたのは 俺自身だ。

ハッ…。 全部
間違いだったのかもしれない…。

間違いでも いいじゃない。

えっ?

私は あなたと会って
醜くて ひどい 女になった。

でも 後悔はしてない。

いつか そんな ひどい自分も
無駄じゃなくなる。

そう信じてるから。

私は 間違えたからこそ
ホントの自分に会えたの。

だから
あなたも 今の自分を信じて。

じゃ。

♬~

莉子?

(莉子)いまだに信じられなくて。

でも もう 晴翔の話は禁止だね。

冴のこと 刺激したくないし。

そうだな。

(静・莉子・慎太郎)
退院 おめでと~!

(クラッカーの音)
(慎太郎)お~。

ありがとう。
今日は お前の好物ばっかだぞ。

うん。 うれしい。

ちょっと 飲み物 取ってくる。

冴も おばさんも
しばらく ゆっくりするんだろ?

(静)うん。
ちょっと 遠出しようと思って。

親子 水入らずで。

(莉子)へ~。 どこ行くんですか?
(静)内緒~。

(莉子)え~ さみしい。
いつ 帰ってくんの?

まあ
それも決めてないっていうか。

新田は知ってるのか?

あんな男に
知らせるわけないでしょ?

(慎太郎)けど…。

実は…

別れたんだ。
嘘。

今回のことで
思い知ったっていうか…。

小坂先生に言われた気がしたの。

その恋は間違ってる…。

自分みたいになるなって。

だから 同じ場所で…。

食べよう。

俺 この前 晴翔に会いに行った。

えっ?
(莉子)慎太郎。

そのとき あいつから聞いたんだ。

小坂先生は 死ぬ間際
晴翔を逃がそうとしたって。

小坂先生は 最後まで

俺たちが知ってる 他人思いの
優しい先生だったんだよ。

だから 冴にも 絶対

幸せになってほしいって
思ってるよ。

(静)やめてよ そんな話。

ハァ…。 もう 食べる気 うせた。

休ませてもらうわ。

冴 無事に退院したから。

お前の言うとおり

俺は 冴と新田の関係を
つぶそうとした。

一つ 間違えれば
そっち側にいたかもしれない。

だからこそ

お前のことも 全部 嘘だったとは
信じられない。

このまま
俺たちと仲間でいられたらって

そう思う瞬間も
あったんじゃないのか?

ハッ…。

お前って ホント ちょろいな。

俺はな 母親が自殺したときから

新田に復讐するために
生きてきたんだ!

お前らとは はなから違うんだよ。

何が違うんだよ。

お前は
ただ 逃げてるだけじゃないか。

はっ?

お前は 向き合うのが嫌で

代わりに 誰かを憎んで
保ってんだよ。

いいかげん 目をそらすの やめろ。

目をそらすって 何から。

お前自身だよ。

小坂先生を殺したとき
誰も お前を責めなかった。

だから ホントのお前は
ずっと自分を責め続けてる。

(慎太郎)違うか?

《逃げて》

《えっ?》

《ハァ ハァ ハァ ハァ…》

バカじゃねえの。

どいつもこいつも
上っ面だけの偽善者が!

(看守)
落ち着きなさい! やめなさい!

晴翔!

また来るから。

≪(チャイム)

わざわざ すみません ケーキまで。

(路加)ここ 出てくのか?

んっ?

相変わらず
デリカシーのない人ですね。

フフフ…。

何で 出てくことにしたの?

気付いたら
触れられない話題 増えちゃって。

触れられない話題?
うん…。

晴翔のこととか
お母さんの病気のこととか

あと 新田先生のことも。

ここにいて みんなに
腫れ物扱いさせるのも 悪いし。

ほら
見て見ぬふりって 疲れるでしょ。

見て見ぬふりしてるのは
どっちだろうな。

新田と別れたんだって?

私 昔から ずっと思ってたんです。

男に振り回される女にだけは
なりたくないって。

なのに 気付いたら

先生のこと以外
何も考えられなくなってて…。

そのせいで
人を恨んだり恨まれたりで。

先生も おんなじ。

ずっと何かと戦ってて。

ホントは 普通に ピアノ教師が
やりたかったはずなのに…。

今も ずっと苦しそうで…。

だから いっそ

自分の気持ちも 相手の気持ちも
見ないふりして リセットか。

和泉はさ
ホントに それでいいの?

♬~

♬~

≪(路加)
負け戦の準備 ご苦労さん。

路加さん。

何で そうまでする?

彼女と 堂々と向き合うためか?

自分のためです。

誰かが苦しんでるのに
もう 見て見ぬふりは したくない。

ただ そう
正直に言えるようになったのは

和泉のおかげです。

今の俺に できることは

和泉が変えてくれた自分を
貫くことだけです。

少し 時間くれないか?

えっ?

木之本 必ず見つけるから。

<この男は 身の丈に合うことを信条として
生きている ごく普通の人間である>

<そんな彼の心の中に
新しい「家」の姿が生まれた>

(松坂)<その「家」は完璧でなくてもいい>
<…と思っている>

<自分と同じように>
<家族と一緒に作る 伸び代のある…>

<そんな「家」がいい>

<家は 生きる場所へ>

♬~ (羽生) 《雪肌精に

男性用はありません》

《性別や年齢を問わず使える》

《自然の恵で作られているから》

<それは 地球生まれの透明感>

<「雪肌精」 Gift from the Earth>

(平野)肌あれしてるから会いたくない

なんて言うなよ

♪~
<ゆらぎやすい肌を うるおいで抱きしめる>

《会いたくなる肌へ》

(賢治)記者の皆さん 本日は

お集まりいただき
誠に ありがとうございます。

わがモノリスエステートは
IT企業 コアスパークを…。

(賢治)グループに加えることに
いたしました。

これを機に 新規事業に取り組み

さらなる発展に向け
まい進する所存です。

いって! えっ?

いつまで ぐずぐずしてるつもり?

ちょちょ… 痛て…。 えっ?
(愛菜美)ほら。

(賢治)
ここからは 弊社の 新田 正樹が

進行役を務めさせていただきます。

ただ今 社長から
説明がありましたとおり

わが社は このたび

株式会社コアスパークを
傘下に収めることにより

ますますの繁栄を目指します。

ですが そのお話の前に

せんだって報道された

コアスパークにおける
個人情報漏えい問題に関して

真実をお話ししたいと思います。

(ざわめき)

個人情報の漏えいは

わが社が コアスパークを
手に入れるために

意図的に行ったものです。

(ざわめき)

(ざわめき)

(杉崎)はっ?

(記者)どういうことですか?
具体的に説明をしてください。

碓井社長は コアスパークの
とある社員に対し

金と引き換えに 個人情報を
ネットに ばらまくよう

指示しました。

その結果
路加社長は 退任を余儀なくされ

わが社は トップを失った
コアスパークを手に入れたのです。

わが社は このように

金と権力で
多くの人を苦しめてきました。

私も 自身の弱さ故に
そのやり方に迎合してきました。

ですが 大切な人が傷つく姿は

もう 見たくありません。

これ以上 自分に嘘をつくことは
できません。

先生。

部下が
根拠のない たわ言を申し

深く おわび申し上げます。

根拠はあります。

情報漏えいを実行した
コアスパーク社員が 証言します。

♬~

♬~

え~ コアスパーク社員の
木之本と申します。

今の新田さんのお話ですが…

私には
まったく心当たりございません。

(ざわめき)

ハァ~。

木之本さん?
おそらく

新田さんの思い違いかと思います。

(ざわめき)

失礼します。

ちょっと待ってください。

どういうことですか?
話が違うじゃないですか。

申し訳ありません。
けさ 電話が来て

逆らったら
息子の就職をつぶすと言われて。

すいません。

(賢治)私は これまで
社員ファーストでやってきました。

(賢治)社員は 私の部下ではなく
一人一人が…。

(賢治)
信頼できる ファミリーです。

よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

(静)あっ 冴ちゃん 準備できた?

どうかした?

ううん。
行きましょ。

(ドアの閉まる音)

ハハハ…。

残念だったな 思惑が外れて。

いいかげん 気付け。

お前は
俺からは逃げられないんだ。

ハッ ハハハ…。

≪(ドアの開く音)

ちょっと来て。

どうして 誰もいないんだ?

(北都)父さん これ。

さっきの記者会見を見て
辞めることにしたって。

これ以上
自分に嘘をつくこともできません。

(賢治)部下が
根拠のない たわ言を申し

深く おわび…。

正樹の言葉
みんなに響いたみたい。

望むところだよ。

代わりなら いくらでもいる。

(北都)大丈夫だよ 父さん。
俺は 絶対に裏切らないから。

お~ そうか。 ハハハ。

だったら 特別にチャンスやるよ。

えっ?
(賢治)正樹 北都

俺のために 優秀な人間を
より多く集めてきた方を

俺の跡継ぎにしてやるよ。

ハハハ…。

ほら 行け!

早く動け!
時間が もったいないだろ!

ハァ…。

やっぱ そうくるんだ。

俺は ただ 父さんに
褒められたかっただけなのに…

もう 無理だな。

さようなら 父さん。

身の程知らずのバカが。

なあ 愛菜美。

(賢治)ハハハハ…。

やっぱり
俺のファミリーは お前しか…。

いいかげん
気付いたら どうです?

あなたのファミリーとやらは
どこにも存在しない。

あなたが 人に条件を出すかぎり
誰も家族になれないんです。

無条件で受け入れるから
家族なんです。

♬~

♬~

計画どおりとは言えないが
あんたの勝ちだ。

やっと 自由になったんだし

もう 心のままに進んでも
いいんじゃないか?

持つよ。

(静)ありがとう。

ホントに いいの?
いいって?

治療 受けなくていいの?

気付いてた?
うん。

お母さんが そうしたいなら
私は 最後まで一緒にいる。

ずっと一緒にいるから。

何よ その顔。 みっともない。

えっ?
それじゃ 私と同じじゃない。

男に捨てられて 悲しくて。

せめて 娘だけは
自分のそばに いてほしくて。

そのくせ さも あなたのため
みたいな言い方して。

冴ちゃんは 私とは違うでしょ?

私の自慢の娘でしょ?

お母さん。

逃げてんじゃないわよ。

化学療法でも何でも受けて

一人で
好きなだけ生き延びてやる。

お母さん!

あんたも 勝手に
どこへでも行きなさい!

《誰かを傷つけると
いずれ 自分に跳ね返ってくる》

《犯した罪は 連鎖を生み
やがて 周りの全てをのみ込む》

♬~

《ただ 全てが波にさらわれた後

残るものがあるとしたら

それは…》

♬~

♬~

どうして ここにいるの?

何となく…。

先生は?

何となく。

そっか…。

いや 違うな。

えっ?

会いたかった。

和泉に会いたくて ここに来た。

先生…

ださかったよ。

えっ?
会社のあれ 見てたんだけど。

ああ…。 フッ。
フフフ…。

やり返されてて
超絶 ださかったよ。

いいんだよ ださくて。

うん… いいと思う。

もう 俺
何にもなくなっちゃったよ。

うん。

でも おかげで分かった。

自分が本当に望んでるもの。

俺 ピアノ教室 開業したい。

うん。

親との関係も修復したい 徐々に。

うん。

で…。

和泉と一緒にいたい。

♬~

♬~

いいの? 先生。

私 また 好きになっていいの?

♬~

ハハ…。

フフ…。

♬~

♬~

♬~

しぃちゃん

お昼ご飯 食べたでしょ?

全然 物足りない。
足りない 足りない。

ホントに胃がんなの?

一口…。

あのとき お前
俺を裏切ったんじゃなかったのか。

裏切ったんじゃなくて
やり直すことにしたのよ。

父さん らっきょう取って。

(賢治)いただきます。

(北都・愛菜美)いただきます。

駄目な親父で悪かった!

駄目な親父だけど…

どれだけ駄目でも
お前のこと 待ってるからな!

絶対 離さないからな!

♬~

♬~

よかったね 慎太郎。

(慎太郎)うん。

よし。
俺も 新メニューの開発 頑張るぞ。

よし。
私も もう一回 頑張ろうかな。

慎太郎のこと。

えっ?
(莉子)んっ?

(慎太郎)んっ? えっ…。
(莉子)んっ?

ここ 出てくわ。
(愛菜美)えっ?

だから
けじめがついたら連絡して。

(愛菜美)けじめって?

俺 あんたが 離婚届 出せるまで
待つから。

あんたのこと 待ってるから。

じゃ。

とっくに出したわよ。

そんなの もう 出したから。

何で 早く言わないんだよ
そんな大事なこと。

こないだ持ち込んだ原稿
読んでくれましたか?

(編集者)ああ…。
取りあえず 感想だけでも

よろしくお願いします!

あっ お願いします。

よし。

≪(児童)
先生 おはようございま~す!

《全てが波にさらわれた後
残るものがあるとしたら

それは…》

先生!

お~。 フフ…。

二度と 先生って呼ぶな。

《それは…》

《もう
誰にも とがめられることのない

運命と呼べる恋》

[『純愛ディソナンス』を もう一度
ご覧になりたい方は TVerで]

[そして 過去の放送回は…]