魔法のリノベ #07[字][デ]【帰りたくない実家を二世帯住宅リノベ!】 …のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

魔法のリノベ #07[字][デ]【帰りたくない実家を二世帯住宅リノベ!】

「帰りたくない実家を二世帯住宅リノベ!」
波瑠 間宮祥太朗 原田泰造 遠藤憲一

番組内容
弟・青空(葉山奨之)の結婚式に出席するため、実家に帰った小梅(波瑠)は、両親から弟夫婦と暮らすために家を二世帯住宅に建て替えると打ち明けられる。しかしよく聞くと、新居には父・鳥雄(相島一之)の夢と希望こそ詰まっているものの、母・喜代子(宮崎美子)の居場所が見当たらない。妻への配慮に欠けた鳥雄の言動に不安を覚えた小梅は、住宅メーカーの担当者・磯辺(徳重聡)との打ち合わせに立ち会う。案の定、提案された
番組内容2
3階建てのプランは家事動線があまりに悪く、小梅はある決定的な問題に気づいてしまう。危機感を募らせる小梅は、隠居生活の醍醐味(だいごみ)とばかりに家の中でふんぞり返っている鳥雄に物申すが、喜代子は、あくまで夫の言うことに従うつもりらしい。悩んだ小梅がふと「玄之介(間宮祥太朗)さんがいたら…」と思いをはせると、そこへ突然、竜之介(吉野北人)が現れる。竜之介は、驚く小梅をよそに、ちゃっかり真行寺家に上が
番組内容3
り込み、鳥雄と喜代子に猛アピールを始めて…。翌日、青空と妻の樹(田中真琴)も同席する中、磯辺が再びプランを持ってやって来る。すると意外な人物がそのプランに断固反対の意思を見せ、さらに新居が3階建てになった思わぬ理由も明らかになる。同じ頃、グローバルステラDホームでは有川(原田泰造)が久保寺(金子大地)ら円卓の部下団を招集し、壮大な計画を発表する。久保寺には、計画遂行を阻む人物への接触を命じて…。
出演者
波瑠
間宮祥太朗
金子大地
吉野北人(THE RAMPAGE)
SUMIRE
本多力
山下航平
岩川晴
 ・
YOU
近藤芳正
 ・
原田泰造
遠藤憲一

【ゲスト】
相島一之
宮崎美子
葉山奨之
徳重聡
スタッフ
【原作】
星崎真紀『魔法のリノベ』(双葉社 JOUR COMICS)
【脚本】
上田誠(ヨーロッパ企画)
【音楽】
瀬川英史
【主題歌】
ヨルシカ(ユニバーサルJ)
【プロデューサー】
岡光寛子(関西テレビ)
伊藤茜(メディアプルポ)
田端綾子(メディアプルポ)
【監督】
瑠東東一郎
本田隆一
【制作協力】
メディアプルポ
【制作著作】
関西テレビ
ご案内
【公式Twitter】
https://twitter.com/mahorino8@mahorino8
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/mahorino88/@mahorino88
【公式ホームページ】
https://www.ktv.jp/mahorino/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  1. 鳥雄
  2. 竜之介
  3. 小梅
  4. 喜代子
  5. 青空
  6. 小出
  7. 有川
  8. 磯辺
  9. 進之介
  10. 越後
  11. お父さん
  12. お母さん
  13. お願い
  14. 部屋
  15. 久保寺
  16. 仕事
  17. 実家
  18. 階建
  19. 三津井
  20. お前

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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ポニーキャニオン

(福山玄之介)多い多い 多いよ。
(竜之介)あぁ~ 玄兄

僕は あんたには絶っ対に負けない。
何?

(真行寺小梅)負けない。
仕事でも

恋でも。
えっ?

絶対に負けないからね。
何だよ。

ねっ
竜之介さん もう 酔ってますから。

ふふっ。
ごめんなさい もう

し… 締めちゃってください。
はいよ。

(竜之介)あんたは ずるい人だよ。
何が?

弱さと優しさは

武器になるってことを
知ってる人だ。

何だよ それ。
(竜之介)ひきょう者!

おい ちょっと。
(竜之介)ひきょう者。

ちょっとやめろって。
(竜之介)今こそ わびろ~!

はぁ?
わびろ。

絞めて 絞めて。
(ミコト)はい!

もう ひきょう者が。
すいません 弟の失態は

全て僕の責任です
申し訳ございません。

(竜之介)それさ
パフォーマンスだよね? 絶対。

わびろって言ったから
わびたんだよ。

すぐわびる すぐわび…

痛い痛い 痛い。
バン!

≫おい!
だめです。 ヤバい。

(竜之介)怖い怖い 怖い。
あっ ちょっと。

命だけは 命だけは。
おら~!

(竜之介)ごめんなさい
ごめんなさい ははははっ。

こちょこちょ こちょこちょ。
(竜之介)マジ ヤバいんで

ちょっと待って
ごめんなさい 早く

そ… そこはだめ~。
そこはだめ~。

≫(ドアの開閉音)

(京子)いらっしゃいませ。

(有川)いいですか? 2人。
どうぞ。

♬~

(有川)あぁ~
裏切られるって つらいよね。

(三津井)つらいです。 ごほっ!

(有川)
はははっ いいよ。 早い返事は。

あぁ…。
ははっ 教え込んでんです。

あっ ははっ 犬みたい ははっ。

(京子)いえ 私も犬飼ってるし

ははっ。
(三津井)あぁ…。

ソルティー・ドッグにする? ははっ。
(三津井)ははははっ。

いや 大丈夫です。
ないか。

(三津井)ありがとうございます。
(京子)はははっ なんつって。

(有川・京子)ははははっ。
(有川)ママ 面白いね。

ははっ 良かった~。
(有川)面白い。

僕も かつて裏切られたの。

元上司

今は まるふくの社長に。

(三津井)そうなんですか?

僕の切り札 見る?

♬~

これは…。
ははははっ。

ははははっ。
あぁ…。

(有川)はははっ。
(三津井)ははははっ。

♬~

(ナレーション)<家には
それぞれ魔物が住んでいて。>

(鳥雄)うん。
(樹)うん!おいしい。

(鳥雄)うんうん。
(青空)これが本場の

富士宮やきそばだからね。
(鳥雄)樹さんにも

この味を覚えてもらわんとな。
真行寺家の嫁になるわけだから。

はははっ はい。
(鳥雄)ははははっ。

(青空)父さん
そんな古くさいこと言わないでよ。

(鳥雄)まあ まあ。
はいはい 樹さん どうぞ。

(樹)
えっ あ… ありがとうございます。

(鳥雄)
おっとっとっと かあさん ビール。

(喜代子)はいよ。 んっ。

んんっ。
(喜代子)はぁ~。

青空。
(青空)ん?

相談なんだけどさ

2世帯で暮らさんか?
2世帯?

(鳥雄)
小梅も実家には寄り付かんし

お前たちとだったら
父さんも母さんも楽しいからさ

どうだ?
うん…。

ふふふっ。
どうする?

どうしよう はははっ。
ははっ。

(鳥雄・樹・青空)ははははっ。

(青空)うまいな これ。
(樹)うん。

(鳥雄)どうする?
(青空)ん? 何が?

2世帯だよ。
(青空)あっ。

<魔物は実家にも。>

(福山蔵之介)じゃあ 小梅ちゃん
来週は そんな動きでよろしくね。

はい。 今日は帰ります。

日曜日は実家にいるんで
何かあったら連絡ください。

あっ ご実家帰るんですか?

弟の結婚式がありまして。
(小出)えぇ~。

おぉ~。
おめでとうございます。

(小出)
おぉ~ そら いいじゃないですか。

まるふくからも お祝いさせてよ。
あら。

(小出)ひのき風呂の
リフォームプランとか。

それは営業です!
(越後)じゃあ じゃあ

まるふくろうの
このウエルカムボードとか。

いらない いらない。
(小出)えぇ~ かわいいのに。

(小出・越後)ほーほーって…。
≫(足音)

(小出)何でも聞いてくれるよ。
(進之介)富士宮 僕も行きたい。

富士宮やきそば食べたい。
だめだよ。

帰ってきたら作ってあげるから。

富士宮で食べるのがいいんだよな。
はははっ。

(小出)正しいこと言うね。
ねぇ。

そうだ 小梅ちゃん
あの ご両親にもよろしくね。

うちみたいな小さな工務店
不安だろうからさ。

話 盛っといてね ははっ。

グローバルにいた頃より
健やかなんで大丈夫です。

後 社長のグローバル時代のお話も
今度 聞かしてください。

はいよ。
では。

お疲れ!
あっ 小梅さん

週明けの仕事
よろしくお願いします。

はい。
屋台での粗相 取り返します!

はい。

あっ 小梅さん 小梅さん

スマホ。
あぁ~ すいません。

はい。
すいません。

あの
ゆっくりしてきてくださいね。

仕事のことは一旦忘れてください。

ありがとうございます。

なる早で帰ってきますんで。

いやいや いや だめですよ
久々の実家なんですから。

わかりました。
うん。

じゃあ。
はい。

あの…。

いや また月曜日に。

はい あっ いえ。
≪(足音)

(進之介)いいな いいな~!

ははっ。

(心の声)

なぜなら うちには

最強の魔物が待っているからだ。

♬「魔法」

♬~

♬~

(鳥雄)いや 弟のほうが
先に結婚式 挙げるなんて

お恥ずかしいわ。
≪ははははっ。

小梅ちゃん もう30か。
ははっ 早いな。

(鳥雄)もう 誰かいい人いたら
紹介してやってくれ なっ? 小梅。

是非 ははっ。
(鳥雄)旬が過ぎると

しゅんとしちゃうからな。
≫ははははっ。

<3年ぶりの帰省は

テンプレどおりの会話が
頭上で交わされ。>

(喜代子)小梅 新しい会社はどう?

いい会社だよ 働きやすいし
みんな いい人で。

うん。
小さい工務店なんだろ?

大丈夫か?
大きければいいってわけじゃないし。

若い男はいんのか?

いるよ。
ん? 独身か?

仕事のできる男か?
一遍 遊び連れてきたらどうだ?

小梅さんの同僚の福山玄之介です。

(喜代子)う~ん。
う~ん

いい男じゃないか はははっ。
はははっ。

(鳥雄)独身なんだろ?

はい。

ははっ ですが バツ2でして。
(喜代子)えっ?

小学生の息子がいまして。

2人目の妻には
駆け落ちされちゃったんです。

その相手っていうのが僕の弟で。

(喜代子)えっ? うそ…。

ないない ただの仕事仲間だよ。

(鳥雄)
何だよ。 取引先はどうだ?

お前のことを引き取ってくれそうな
いい男はいないのか?

なぁ? ははははっ。

私は走行距離の長い中古車か~!

それ どこで叫んでんの?

はぁ~ 直ちに帰りたい。

どこの父親も
そんなもんでしょ。

てか 今
あんた こっちいないんだ。

玄様 飲みに誘っていい?

いや… 私に許可 取らないでよ。

友達と こじれたくないもん。
ねっ いいよね?

だめです!
はぁ~?

弊社社員とのアポは
平日にお願いします。

プライベートはいいでしょ。

休日の面談は
就業規則に反しますので。

2世帯住宅?
(鳥雄)うん

建て替えにしようと思ってんだ。
うちは古いしリフォームより

いっそ そうしようって。
うんうん うん。

えっ どんな感じにすんの?

(鳥雄)
庭に面して広い風呂を作ってな。

風呂?
(鳥雄)うん。

南向きに?
(鳥雄)太陽をさんさんと浴びた

お風呂に入るんだよ。
で 隣には父さんの部屋。

ベッドと
パソコンのデスク置いてな。

≫皆様 たいへん
お待んたせいたしました。

新郎新婦の入場です
拍手でお迎えください~。

(拍手)

来た~!きれいだよ 樹さん。

かっこいいよ 青空さん。
ご両親のテーブルのろうそくに

火が付きました。
おめでとう。

≫いいぞ~。
ねえ

お父さんの希望はわかったけど
お母さんの部屋は?

あっ
私はこだわりないから ははっ。

(鳥雄)かあさん 今
リビングに布団敷いて寝てんだよ。

うそでしょ?
(喜代子)おとうさんのいびき

うるさいから。
ふん。

(喜代子)布団1枚敷ければ十分よ。

お母さんの居場所 それでいいの?
(鳥雄)あっ?

(喜代子)まあ
いいようにしてもらうから うん。

≫回っております
回っております

いつもよりも
余計に回っております。

せっかくなんで
もう1周お願いしま~す。

(青空)何でやねん!
何でやねん いただきました~。

(鳥雄)台所は
かあさんの好きに選ぶから

食洗機 入れてな。
そう。

(鳥雄)台所は
かあさんの一番の居場所だから。

台所は職場よ
居場所じゃありません。

≫それでは新郎より
ひと言いただきたいと思います。

緊張するな~。
≫頑張れ~。

だったら
お母さんの居場所も作んないと。

庭 潰してさ。

庭を潰す?

(青空)お嫁さんにすることを
お許しください。

≪よっ!
≫ふぅ~!

そんなことは許さん!

許してくださいね~? ははっ。

許しま~す はははっ。
(青空)許されました。

座ってくださ~い。

たいへんすいません

あと数日
こっちに残ることになりそうです。

あっ 何か ありました?

実家の建て替えの件で
父ともめてしまって

それで
打ち合わせに立ち会うことに。

そうですか。

週明けの仕事
代わっていただけないでしょうか。

わかりました。

終わりしだい すぐ戻りますんで。

うん 大丈夫ですよ。

こっちのことは
僕らが何とかしますから

小梅さんは おうちのこと
ちゃんと見てあげてください。

わかりました。
ありがとうございます。

お互い乗り越えましょう。

失礼します。

失礼します。

小梅さん
いつ戻ってくるんですか?

小梅さんがいないとだめなんです。

今すぐ帰ってきてください。

待ってますから。

< ともあれ 3年ぶりの実家は。>

ただいま。

(喜代子)おかえり。

部屋 片づけてあるから。

ありがとう。

< いづらいような
なくなるのが寂しいような

妙な居心地だった。>

♬~

(鳥雄)
べつにいなくても かまわんぞ。

仕事もあるだろうし。

一応 私の家だし 心配だから。

東京でしくじったときのために

自分の部屋を
作っとこうって魂胆か。

はぁ~
何でそういう言い方するかな。

ねえ
心配だからって言ってるでしょ。

かあさん お茶。
はいよ。

ねえ まだ入ってるじゃん。
(鳥雄)冷たいのがいいんだよ。

冷たいのがいいのじゃない
子供か。

ねえ お母さん やんなくていいよ。
(喜代子)はいはい。

(磯辺)
これは これは お嬢様ですか。

すまいる住宅の磯辺と申します。

真行寺小梅です。

<祖父が
46年前に建てた実家を

2世帯住宅に建て替えると
父が決めた。>

<魔物を退治するなら
今しかない。>

(磯辺)こちらが
新しい家の間取りでございます。

(鳥雄)おぉ~。

おいおい おい ほら
これ 父さんの部屋だ はっははっ。

3階建て?
(鳥雄)えっ?

お父さん1階で お母さん2階?

(磯辺)皆様のご要望を
全て反映いたしました。

(鳥雄)これ いいよ。 何かさ…。
ねぇ。

待って 待って 待って。
この家 家事動線が悪い気がする。

家事? 家事動線?

キッチンが2階で洗濯場が1階だと
上り下り きつくない?

母さんの寝室が1階なら
まだいいけど。

だって かあさん

俺のいびきがうるさい
って言うんだから しょうがない。

そうなのよ。

だったら
お父さん 洗濯したらどう?

何? 父さん 洗濯?
うん。

(鳥雄)何で父さん 洗濯すんだよ。
こんな近くにいるんだよ

お父さん ここにいるんでしょ。
そうだよ。

ここで洗濯したらいいじゃん。
(鳥雄)な~んで だから

父さんが洗濯すんだよ。
(磯辺)それでしたら

2階の洗面を小さくして

そこに洗濯機を置きましょう。

家事が2階にまとまりますから。
(喜代子・鳥雄)あぁ~。

う~ん。 確かに それなら まだ。

後 1階にいる父が

お茶が欲しくなるときが
あると思うんですが。

(喜代子)
あっ 確かに呼ぶには遠いかもね。

(磯辺)では 室内に
インターホンをお付けしましょう。

(鳥雄)まっ それならいいか なぁ。
(喜代子)うんうん うん。

母がお茶を持って
階段 上り下りするんですか?

(鳥雄)いや かあさん
それぐらい苦じゃないよ。

だったら お父さん
自分で取りにいけば?

何で父さん やんだよ。
手間じゃないんでしょ?

手間じゃない。
お前は ほんとに…。

(磯辺)えぇ~ でしたら 1階の
ユーティリティールームに

ミニキッチンをお付けしましょう。
(鳥雄)あっ いいかもね。

あの
ちっこい冷蔵庫とか置いてさ。

ははっ!そしたら
そこでビールとか飲めるじゃん。

ミニキッチン作ってさ

誰が掃除すんの?
何?

母さんでしょ。
(鳥雄)掃除は かあさんだよ。

ビールのごみ 誰が捨てんの?

違う。 この家の問題は
もっと根本的なところにある。

だけど
それを言っていいものか。

(喜代子)
小梅 お母さんはいいから。

気遣いありがと。

あっ どうぞ。
(磯辺)あぁ~ どうも。

ねぇ。

磯辺さん
こちら 私の名刺になります。

(磯辺)あぁ どうも。

同業者でしたか。
だったら最初に言ってくだされば。

ははっ あの
お… お名刺 頂けなかったんで。

これは失礼。

どうぞ。
ちょうだいします。

あの 率直に申し上げて

今のプランは
母への配慮に欠けています。

それが父の考えそのものだ
ということも わかっています。

なので 是非 そこを
ご配慮いただきたいです。

玄之介さんがいたら
…って頼ってるのは私だ。

げん…。

竜之介さん?

どうも 来ちゃいました。

来ちゃいましたって何で?

休暇ですよ 休暇。

遠いとこ 行きたいな~
でも 遠すぎるのもな。

静岡辺りかな~

うわ 富士山
見たいななんて思ってたら

消去法で
こう 吸い寄せられるように。

あっ。

はっ…。
(喜代子)どなた?

母です。
(竜之介)お母さん。

(喜代子・小梅)お母さん?
お母さんじゃない

私のね お母さんですよ。

きれいな方ですね。

ありがとう やだ~。
喜ばないでよ。

(二宮)服のニオイ気にして
いろんなもの使ってない?

はい 古い~

今やニオイ専用これ一本で
ぜ~んぶいけちゃいます

紫の「NANOX」ニオイ専用
《約7割が洗濯成分で 濃いーの!≫

♬~ (相葉)「ソフラン」はニオイを消すだけじゃなく

そもそも生ませない こんなニオイも

実証済!このニオイも

あのニオイも
(お父さん)え!?

100のニオイ ぜーんぶ実証!
(3人)ホントだ!

「ソフラン プレミアム消臭」

(鳥雄)はい かんぱ~い。
(竜之介)はい いただきます。

(喜代子)はいはい どうぞ。
(鳥雄)うん。

(竜之介)
おいしそう。 あっ 改めまして

小梅さんの同僚の福山竜之介です。

(鳥雄)あぁ~ どうも ははははっ。
お世話になります。

(鳥雄)いい男じゃないか。
独身なんだろ?

独身も独身ですよ。
(鳥雄)うんうん うん。

(竜之介)
どっかにいい人いませんかね?

小梅さんみたいな。

(鳥雄)小梅みたいな人ならね

小梅がおるよ。
(竜之介・鳥雄)ははははっ!

(竜之介)本人いましたね。
もらっちゃおっかな~。

はははっ。
(鳥雄)ははははっ。

かあさん ビール。
はいよ。

あぁ~ 僕 行きます。

お母さんは座っててください。
そう?

(竜之介)はい。 いってきます。
(喜代子)ははっ いいのかしら。

(鳥雄)
いやいや いい青年じゃないか。

(竜之介)意外とこんな人なんです。

(喜代子)どう?
(竜之介)はい。

(喜代子)小梅は
会社で ちゃんとやってる?

(竜之介)いや もうエースです エース。
えっ?

小梅以前 小梅以後で

まるふくの年表が
分かれてますから。

(2人)えぇ~?
盛り過ぎ 盛り過ぎ。

(鳥雄)
あれ 君 泊まっていきなさいよ。

えっ?
父さん。

いやいや いや
それ… それはいいです。

(喜代子)
いやいや うちは かまわないわよ。

母さん。
いやいや

そういうわけにはいかないですよ。
(喜代子)あら。

(竜之介)あっちぃ。

あっ お風呂いただきました。

お… 怒ってます?

怒ってないけど

服は着てください。

あっ すいません はぁ~。

♬~

玄兄じゃなくて
がっかりしました?

僕見たとき
げんって言ったでしょ。

あれ 玄兄の玄だもん。

実は玄兄とけんかしちゃって。

けんか。
(竜之介)はい。

まあ やっぱ 兄弟ですから。

欲しいものも一緒で。

なんで ここにいることは

誰にも言わないでくださいね。

はい。

(竜之介)明日には帰ります。

ほんとは

しあさっての花火大会まで
いたかったんですけど。

花火 めっちゃきれいですよ。

えっ あの
湖面に映るやつですよね。

逆さ富士と一緒に。
そう それ。

あぁ~。
映えまくりです。

見たいな~。

まあ 私も

落ち着いたら戻りますんで。

その指輪は?

ホビットの一族から
譲り受けた指輪です。

闇に一筋の光を照らし
私を導いてくれます。

不思議ですね。

ずっと共に旅をしてきたのに

こうやって話すのが

懐かしい気がする。

私も そう思います。

何だか
あなたと離れていたような…。

どこか遠い世界の僕たちが

そうなっているのかもしれません。

そんな夢を見た気がするんです。

そんな気がします。

そこでも
私たちは魔物と戦っていて。

今は きっと試練のときです。

乗り越えましょう 共に。

♬~

共に。

< こんな夢を見た。>

(越後)どうです?
(小出)えっ?

どうです!?
うわ… うるさいな!

だめだよ もう… 連絡つかないよ。

えっ?
おい 竜 何で来ねぇんだよ。

えっ いや わかんないけど。
何かあったのかな?

お前ら昨日 けんかしたんだろ
また すねてんじゃねぇのか?

いや さすがに
それで来ないってことは…。

ちっ… しょうがねぇな

今日は1人で行ってくれ。
竜が来たら連絡するから。

わかった。

(有川)里山メガロポリスって
聞いたことある? 久保寺君。

(久保寺)
あっ いえ 聞いたことないです。

(有川)ないの? そっか ははっ。

えぇ~ 三津井君 説明してあげて。

(三津井)かつて 我が社の
開発企画部が構想していた

里山に住宅団地を建てる計画です。

(有川)うん よどみないね。

いいよ ありがとう。

これが
すばらしいプロジェクトでね。

自然志向とアーバンライフを
同時に満たすんだもの。

もう 欲張りな人間には
たまんないよね。

ははっ…。
バン!

(有川)
僕も関わってたんだよ これ。

(有川)ねえ 約束の丘 つったろ。

当時
命を懸けたミッションだった。

有川部長って
開発企画部だったんですか?

(横田)うん 知らな~い。

これが
なんと 復活するんだよ 令和に。

装いも新たに。
パチン!

はい スライド。

「里山サステナブルポリス」。

♬~

今っぽいよね。

持続可能風だよね ははっ。

君たち 円卓の部下団に
集まってもらったのは

このためだよ!

動いてもらうよ。

ははっ… ははははっ。

はい 拍手。

(拍手)

(有川)ふぅ~!ふぅ~!

久保寺君 ふぅ~!
(久保寺)ふぅ… ふぅ~!

(有川)吹いて ふぅ~!
(久保寺)ふぅ~。

(拍手)

デリサラダ

刻んだ野菜をキユーピーハーフであえる

細かく均一の植物油でコーティングされ

シャキシャキ感が残ります

ことしのキユーピーハーフは

去年のキユーピーハーフとは違う

Life is young.

それは新しくなるという意識

(鳥雄)いなくても かまわんぞ?

心配だから。

てか 何でいるんですか?

お父さんに誘われたんで。
(磯辺)今日は

息子さん夫婦にも
ご意見を伺えればと。

よろしくお願いしま~す。
お願いします。

こちらが
更新したプランでございます。

3階建てか。
(青空)へぇ~ いいんじゃない?

玄関 キッチンがあって

で お風呂 トイレ 独立でしょ。

で 僕の書斎もあって

いいよね 樹ちゃん どう?

う~ん…。
気になることがあったら

言ったほうがいいよ。
(樹)そうだな~。

遠慮するかもしれないけど

ここは しっかりと。

(樹)
3階まで上がるのは しんどいな。

どうして3階建て?
(青空)樹ちゃん?

(樹)子供が出来たとき

大きいおなかを抱えて
上がるってこと?

赤ちゃん だっこして
3階まで上がるってこと?

ないな~。
ないのよ。

ない?
(青空)まあ そのへんでね…。

(樹)敷地あるなら
2階建てで良くないです?

あっ だったら
庭潰して 建坪を広く取れば…。

庭は潰さん!

庭を潰すのは あると思う。
(喜代子)小梅。

だって
草むしりしてんの お母さんだよ?

それも楽になって
一石二鳥じゃない?

(鳥雄)庭は潰さん!
(青空)うん まあまあ まあ

みんな そのへんでね。
(磯辺)あ… あの。

私 ずっと気になってたことが
あったの。

この間取りは

家族が孤立する間取りになってる。

家事は
お母さんが1人で背負って

お父さんは ますます
家のことに関わらなくなる

それでいいの?

(青空)姉ちゃん そんな
好き勝手なこと言うなって。

うちは うちの形が
ちゃんとあるんだから。

バン!(机をたたく音)
ちっ… 3階も そうだよ。

青空 書斎でゲームやるよね?
樹さん 1人にならない?

手伝ってほしいとき
声かけづらくない?

そう それ!お義姉さん
よく言ってくれました。

(青空)樹ちゃん?
(鳥雄)もう いい!

お前は
余計なことを言わんでいい!

たま~に東京から帰ってきて

家のことに口出しされたら
気分が悪い。

大体だ
俺は今まで一生懸命 働いてきて

ようやく
これで仕事 引退すんだ。

何で
俺が家事をやらねばならんのだ!

あぁ~ 言っちゃったね。
(鳥雄)おっ?

今ね 一番 言っちゃいけないこと
言ったんだよ。

み~んな 言っちゃったって思ってるよ。
(鳥雄)な な… 何を?

お母さんにはね
休みも定年もないんだよ。

考えてあげてよ
こんなん またミニキッチン…。

(磯辺)あぁ~ あの 皆さん!

3階建てを希望されたのは

奥様でいらっしゃいます。
(鳥雄)うん…。

お母さん?
(青空)えっ?

(磯辺)いずれ3階を

賃貸で
貸し出す想定となっております。

えっ? お… えっ?

ち… 賃貸?
(青空)どういうこと?

(喜代子)だって 2世帯にして

もし お嫁さんと
うまくいかなかったら

3階が余っちゃうじゃない。
(樹)えっ?

(喜代子)それに おとうさんが
死んじゃったあとは

私が1階を使うから。
えっ お… お父さん

し… し。
そのときまで

2世帯がうまくいってたら

青空たちが2階に移って

で 3階を貸せばいいし ふふっ。

私ね 諦めてるの。

おとうさんは変わらない。

だから私も それでいい。

すまいる住宅さんに
お願いしたのは

誰かが欠けても困らない家。

おとうさんがいなくても

困らない家 ふふっ。

< お母さんの そのひと言は

お父さんを無言にした。>

久保寺君。
(久保寺)はい。

ははっ。

君さ コミュ力 高いよね。

(久保寺)あっ…
まあ そう自覚してますけど。

はははっ。

あの~ 1つ頼まれてほしいんだ。

何すか? 怖いことっすか?

こ… いや 怖くないよ。

あの さっきのプロジェクトの
予定地なんだけど

1人 頑固な地権者がいてさ
土地を手放さないわけ。

ははははっ

はははっ…。
あっ あぁ~ ははっ

あぁ~
あっ そういうこともあるんすね。

(有川)
そうそう。 だから 久保寺君

お近づきになってくれないかな?

あっ… わかりました
ご挨拶に伺えばいいんですね?

いや 違うよ。
(久保寺)えっ どういうこと…。

お近づきになるの。

わかりました。

また言うね。
はい。

♬~

もしもし。

どうしました?

私 パンドラの箱
開けちゃったかもしれないです。

ん?

何か 大変そうですね。

あぁ~。

でも こっちも なかなかです。

これまで お客様のお力に

ちゃんとなれてたんでしょうか。

心配ありません。

小梅さんは いつも誰よりも

お客様に寄り添って仕事してます。

ありがとうございます。

いえ。

(ミコト)お待たせ ご飯だよ。

(進之介)うわ~!
あっ そうだ

今 ミコトさんが来てるんです。

ちょっと仕事の相談で。

あぁ~ あぁ…

えっ… あっ そうなんですか

が… 頑張ってくださいね~。
はい ははっ。

ご飯作ってんの?
進之介君に?

(回想)良かったら 私

作りましょうか?

作らせて
もらえなかったんですけど。

う~ん。
(進之介)ミコトちゃん 料理おいしい。

でしょ。
(進之介)うん。 僕

こんな母ちゃんがいいな。
こら 進之介。

でも 僕も
そう思っちゃいました~!

ははははっ。
(進之介)親子だね。

親子だね。
(ミコト)ねぇ~。

(進之介)言うことも同じ。
言うことも同じ。

あっていいこと?
それ やっていいこと?

≫(竜之介)小梅さん。

(越後)小出さん!我が家にもやってきました!

「リプラス」
(小出)知らない人が多いんだけど

窓が簡単に取り替えられるんだよね。

夏は暑いし 冬は寒いし

エアコン ガンガンつけてたから

光熱費も高くて 困ってたけど

「リプラス」の断熱効果で 全く
別の部屋みたいになりました!

お客さんにも評判いいよね!

<多くの家が
一枚ガラスの窓を

使っているけど
「リプラス」は

熱を通しにくい三重ガラス。

だから 外からの熱を80%も

カットしてくれるんです!>

これも見てください。

あっ「スタイルシェード」まで!

窓に外付けするだけで
日傘のようになるから

直射日光をさえぎってくれて

涼しい~!

できるし

のダブル効果で

省エネだから お財布にもやさしいんだよね!

浮いたお金で 小梅さんたち誘って
家飲みしちゃいます?

さっそく電話しちゃおっと!
あっ 早っ!

(角田)≪メンチに「翠ジンソーダ」 推せる…≫
(桜井)推せる…!!

いたの?
勝手に飲んでんじゃねぇ!

えっ何それ
ん~! んーじゃなくてさぁ

(店員)≪「翠ジンソーダ」の缶です!
それもしかして もう流行ってんの?

まだ

<缶だよ。サントリー>

(黒木)≪帰れば 「金麦」≫

≪帰れば…きん…むぎ…≫

≪無いんかーい!!≫

お願いします

≪帰れば!≫
<帰れば 「金麦」>

実は お父さんに呼ばれて。

随分ショックだったみたいで。

(竜之介)庭を削ってもいいから

2階建てのプラン
小梅さんと考えてくれないかって。

お父さんが?

(鳥雄)小梅と一緒に
考えてみてくんねぇか?

今の真行寺家にとって
一番いいプランを。

(鳥雄)あいつは
わかってるはずなんだよ。

かあさんが いいなと思う家が
どんなものか。

それから これは
厚かましいことなんだけど…。

お父さんがいないと困る家に
してほしいんだ。

ごめんなさいね
うちの込み入った話に。

小梅さん 真行寺家の再生プラン

僕にも考えさしてください。

お願いします。

(竜之介)2階建てにするなら

建て替えよりも
リノベにするのは どうでしょう?

この家 残すんですか?

耐震工事とかは
しなきゃですけど

しっかりした家ですから。

僕は残す価値あると思います。

すまいる住宅さんに
プラン変更お願いしないとですね。

そこは僕が謝ります。

(語尾を上げて)ワビリティー。
引き継いでますから。

(語尾を下げて)ワビリティーですよ。
えっ?

ワビリティー。
ワビリティー?

まあ いいじゃないですか
オリジナル…。

(竜之介)オリジナリティーをね
はい ふふっ。

ちなみに あの本棚って…。

父の日曜大工です。

建築系の本って
大判のが多いじゃないですか。

まあ ははっ
仲いい頃もあったんですよ。

♬~

(竜之介)あっ 小梅さん ここ

ウッドデッキに
しちゃいましょうか。

いい。
お母さん めっちゃ喜びそう。

よっしゃ。

≫あっ これ
今は見れないんですか?

≫(竜之介)どれですか?
ちょっと待ってください はい。

≫あぁ~。
もうちょっと こう… 奥行き?

まだやってたんですか?

(竜之介)後 ワンアクセント
足りないんだよな~。

あぁ~ 見ないでください?
まだなんで。

はい。

(マナーモード)

もしもし。

(久保寺)
おはようございます!久保寺です。

何ですか? こんな朝から。

小梅さん 今 実家っすよね?
うん。

竜之介さん
そっち行ってないっすか?

いや 来てないけど。

まるふくさんに顔出したら

お休み取られてるって聞いたんで。

(竜之介)小枝 砂。 はっ…。

ガン!
あっ 痛っ…。

あっ じゃあね!
いや 今の…。

くっ… これだ。

では プレゼンを始めます。

設計には弊社の竜之介さんに

入っていただきました。
お願いします。

(喜代子)何か よそ行きみたいね。
(樹)はははっ。

今の家を生かすリノベプランを
考えてきました。

(青空)へぇ~ この家 残すんだね。

いいところ たくさんあるし

まあ コスト的にも そのほうが。
うん。

じゃあ…。
はい。

どうぞ。
(竜之介)こちらです。

(青空)おぉ~ すごい。
(樹)うわ~ ははっ。

(青空)うわ すげぇ。
(樹)はははっ。

テーマは家族がつながれる2世帯。

玄関を共用にして

ウオークイン シューズクローゼットを付けました。

(樹)広~い!ははっ。
部屋は好きに分けられたり

共有部分とつながっていたり。

(喜代子)私の部屋に
ウッドデッキまで付いてる。

(鳥雄)
あぁ~。 おい 南向きの風呂と

庭 残してくれた。
あぁ~。

(樹)うちらの階に収納が増えてる。

うわ すげぇ でか。
ふふふっ。

(竜之介)庭は
モダンガーデン風にしてみました。

砂を接着剤で造形して

落ちてる小枝を
照明器具に生かしました。

(鳥雄)へぇ~ いいじゃない。

都会の設計士っぽさを
見せたかったそうです。

いや 言わなくていいですよ。

さすがね~。
(鳥雄)ははははっ。

誰かが いなくなったあとの
住み心地よりも

家族みんなが そろっている間の
住み心地を大事にしたい。

そう 竜之介さんと話しました。

(竜之介)うちは母が死んで

次男も出ていっちゃって。

やっぱり寂しいんですよね。

だから家族が一緒にいる時間を

大切にしてほしいです。

ここ
小梅さんの部屋も残してあります。

おぉ~。
(竜之介)多少 狭くしてますけど

小梅さんが
いつでも帰ってこれるように。

(竜之介)お父さんの本棚もここに。

(竜之介)また
日曜大工してあげてくださいね。

う~ん…

あんなもんで良かったら
いつでも作ってやるよ。

(樹)ふふっ。
(青空)はははっ。

ふふっ。
(喜代子)ふふっ。

じゃあ
イ… イメージしてみましょっか?

これからの生活を。

♬~

気に入ってくれた?
お父さんも お母さんも

家族みんながいないと困る家。

俺は いいと思う。

どうかな? かあさん。

(喜代子)
まあ やってみましょうか。

ふふっ。
(青空・樹)ふふふっ。

じゃあ お願いします。

リノベは

魔法なんです。

で~す。
(竜之介)ふふっ。

(樹)ははははっ。
(青空)はははっ。

何か ちょっと
言いたかったみたいで

ごめんなさい。
オリジナリティーをね。

ありがとな
小梅の部屋のこと。

(竜之介)自分で
提案すりゃいいじゃないですか。

できるか ばか。

はははっ。

すまいる住宅さん
後は任してくださいって。

うむ。

≫(エンジン音)

キキーッ!(ブレーキ音)

(竜之介)何 何 何 何?

竜!
(小出)よし。

小梅ちゃん 無事か!
(竜之介)いや 勝手にだめだよ。

おい 竜 お前
何 ばかなことやってんだ お前!

いや 何もやってないから。

(小出)
小梅ちゃん 何もされてない?

されてないですけど。
えっ 何の騒ぎですか?

竜にい!
あぁ 進之介。

た… 竜が あの ばかなことを

しでかしたんじゃないか
っちゅってて みんなで。

(越後)あの 心配したんすよ。
(小出)うん。

すいません 竜之介さんに

ないしょにしといてくれって
言われちゃったんで。

はぁ~。
(竜之介)お騒がせしました。

ふぅ~。
(越後)あっ もしもし?

竜之介坊ちゃん
平和に過ごされてました。

竜に伝えてください
早く帰ってこいって。

(竜之介)玄兄 ごめん。

おい
家族ばらばら たまんねぇからね。

頼むよ。
うん。

(進之介)小梅ちゃん
父ちゃん 寂しがってたよ?

帰ってあげてよ。

まあ しょうがないな~。
(進之介)うんうん。

帰ろっか。
(進之介)うん。

焼きそば食べてく?
(進之介)うん。

何 隠れてんだよ。
(進之介)へへっ。

(小出・越後)いや~。
ごちそうさまです。

いやいや…。
(小出)ごちそうさまです。

大人 こんなに来て
何 言ってんですか?

(越後)お願いします。
(小出)来たかいがあったね。

♬~

(小出)んっ これ おいしい!
(越後)おいしい~!

(小出)おいしいです~!
(越後)おいしいで~す!

これが
本場の富士宮やきそばですから。

うわ。
(樹)同じこと言ってる。

(青空)血筋だからね~。
最悪。

何で?
あの 今日は

飲み過ぎないでくださいよ。

今日は飲んでませんよ?
あら!あらあら。

(越後)進之介坊ちゃん
寝ちゃいましたね。

寝ちゃったね~。
あんな食いたがってたのにな。

食べさしてあげたかったんすけど。
(鳥雄)社長 はいはい はい…。

あぁ~ どうも すいません。
(鳥雄)あぁ~ とっとっ とっ…。

かあさん ビール!あ~っと…。

我が家はね ビールは

自分で取りにいくシステムに
なってるんですよ。

あぁ~ ちょちょ ちょ 俺が…。
(鳥雄)いやいや いやいや。

いや ほんと すいません。
(鳥雄)あっ いやいや いや…

私 座って…。
いや 大丈夫。

お茶 お茶!
(鳥雄)いやいや。

(小出)おぉ~ みんなで行こう…。
(越後)早く。

お茶!お茶も。

(越後)坊ちゃんも行きます…。
お願いします。

♬~

ふぅ~。

小梅。

あぁ~ うっ。

いい会社に入ったな。

愛されてて安心した。

愛され過ぎて困ってるくらい。

やりがいもあるようだ。

うん。
リノベーションされる側って

こんなにうれしいんだなって
勉強になりました。

お前を東京に出すときに

父さん こう思ったんだよ。

うまくいくなって。

とっとと夢破れて
泣きついてこいって。

はははっ。

どうやら そうもいかんようだ。

小梅。

お前の思うとおりにやりなさい。

ははっ 言われなくても。

つらくなったら帰ってこい。

(鳥雄)そんときは

茶でもいれてやる。

♬~

ありがとう お父さん。

うん。

よいしょ。

♬~

♬~

はぁ… 小梅さん

はぁ~ あの

花火大会 行けなかったですけど

良かったら これ。

浴衣も借りました。

マジっすか?
はい。 どうですか?

えぇ~?
(竜之介)えっ えっ?

まあ あり寄りのあり。
(竜之介)あぁ~ あり寄りのあり?

夏の終わりに
ちょうどいいでしょ。

久しぶりだな~。

よくやりました?

昔ね 昔。

最近
都会じゃできないですもんね~。

どっちが長くもつか
勝負しましょう?

いいよ。

じゃあ 負けたほうが

1つ秘密を言う。 どうですか?

えぇ~? ははっ。

♬~

ちょっと 竜之介さん?

(竜之介)小梅さん。

玄兄に遠慮しないから。

♬「チノカテ」

♬ 夕陽を呑み込んだ
コップがルビーみたいだ

♬ 飲み掛けの土曜の生活感を

♬ テーブルに置いて

♬ 花瓶の白い花

♬ 優しすぎて枯れたみたいだ

♬ 本当に大事だったのに

♬ そろそろ変えなければ

♬~

♬ あ、夕陽。

♬~

♬ 本当に綺麗だね

♬ これから先のもっと先を
描いた地図はないんだろうか?

♬ 迷いはしないだろうか

♬ それでいいから

♬ そのままでいいから

♬ 本当はいらなかったものも
ソファも本も捨てよう

♬~

♬ 町へ出よう

♬~

(久保寺)
小梅さん 今 実家っすよね?

竜之介さん
そっち行ってないっすか?

竜に伝えてください
早く帰ってこいって。

竜を保護してくる!
ペットシェアハウス?

犬2匹 猫4匹
仲むつまじく暮らしたいと?

この案件 危ないよね。
僕は まるふくを守りたい。

(ミコト)つきあってください。
えっ?

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