【ドラマ10】プリズム(6)[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

【ドラマ10】プリズム(6)[解][字]

陸は皐月に告白する。忘れられない人がいて、男性だったと。戸惑いを隠せない皐月は、陸と悠磨が皐月のテラリウムをガーデンに活かそうと相談する姿に、ある事を確信する。

番組内容
皐月(杉咲花)と向き合うため、陸(藤原季節)は告白する。ずっと忘れられない人がいたが、その人は男性だったと。父とそのパートナーの関係を理解している筈の皐月だが、戸惑いを隠せない。どんな人を陸は愛していたのだろう。そんな思いが消えない皐月の前で、皐月の作ったテラリウムの世界をガーデンに活かそうと相談する陸と悠磨(森山未來)。二人の間に入り込めない皐月。そんな皐月に悠磨が…、そして陸は…
出演者
【出演】杉咲花,藤原季節,森山未來,石井杏奈,若村麻由美,吉田栄作,岡田義徳,矢島健一

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. 皐月
  2. 結婚
  3. 信爾
  4. 本当
  5. 不安
  6. お父さん
  7. 一緒
  8. 綾花
  9. 森下
  10. テラリウム
  11. 耕太郎
  12. お先
  13. 家族
  14. 関係
  15. 顔合
  16. 大切
  17. 父親
  18. 母親
  19. 無理
  20. お疲れさ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(皐月)結婚するふりだったらできます。
私と結婚しませんか。

(朔治)
いたんだよ あいつが。 陸の会社に。

陸が結婚しようって時に。

(信爾)待って下さい!
耕太郎さんに会ってあげて下さい。

私だったら 好きな人の苦しみは
分かち合いたいかも。

(陸)俺 実はさ…。

♬~

ありがとうございます。

俺 実はさ…
ずっと忘れられない人がいたんだ。

その人がいなくなってしまってから

ずっと
一人で生きていこうと思ってたのね。

でも 皐月に出会って
その人を忘れられた。

それで その人は…。

男性なんだ。

俺は その男性とつきあってたんだ。

そうだったんだ。

今まで言えなくてごめん。

謝ることじゃないよ。

聞かされた皐月にとっては
負担かもしれないし…

皐月のお父さんのこともあるだろ。

でも 皐月には
ちゃんと伝えなきゃいけないなと思って。

皐月を 大切に思ってる。

陸が すごく悩んで 苦しんで

話してくれたの分かるし…。

ありがとう。

♬~

(綾花)わっ!
うわっ! びっくりした!

ちょっと… 何?
いや こっちが聞きたいよ。

ボーっとして どうしたの?
いや 何もないよ。

あれ?
今日 森下さんとこじゃなかったっけ?

うん 着替えたかったし。

綾花は?
剛 こっち来てるんじゃないの? まだ。

別れた。
えっ!? 早くない?

ダメなら早い方がいいでしょ。

いや… そりゃそうかもしれないけど。

私さ 皐月と張り合ってたみたい。

どういうこと?

仕事もさ 今まではずっと
私の方がリードしてたのに

皐月が今の会社入ってから
すごく充実してるの伝わってきてさ。

何言ってんの。
綾花がオーディション受かって

私がどんだけ羨ましかったか
知ってるでしょ?

知ってる。 知ってるから
余計に取り返そうとしたの。

本当 バカだよね。

うん。
いや そこは 「そんなことないよ」でしょ。

フフッ…。

やっぱ 勝てないな 綾花のそういうとこ。

そういうとこって どういうとこよ?
全部言っちゃうとこ。

だって 皐月には嘘つきたくないし。

…ってことで 走ってくるわ。

今 私がやるべきことは 人の何倍も
努力することだって気付いたの。

で 走るの?
体力つけないと。 行ってきます。

(綾花のせきばらい)
マ~マ~マ~マ~…。

近所迷惑!

≪(綾花)マ~マ~マ~マ~…。

お父さん。
(耕太郎)おう。

退院決まったんだってね。 おめでとう。
ありがとう。

これ食べて。
おおっ。

奇跡の回復力だって 先生に言われたぞ。

すごいじゃん。
おう。

あとで頂くね。
うん。

信爾さんは?
今朝来て もう帰ったよ。

そっか。

お邪魔します。

ちょうどいい時に電話くれた。
今日ね 舞台の公演 夜だけなのよ。

あっ そうなんですね。
うん。

皐月ちゃん ブラックでいいよね。
はい。

あっ これ…。

耕ちゃんが設計したビル。
結局 丸2年かかりっきりだったな。

ついに完成したんですね。

落成式には間に合わないけど
耕ちゃん すっごい喜んでた。

適当に座って。
はい。

どうぞ。
ありがとうございます。

で どうしたのかな? 突然。

耕ちゃんに内緒で会いたいなんて。

あの…。

あの… 彼のことなんですけど。

彼って 陸くんのこと?

はい。

私とつきあう前
彼には ずっと忘れられない人がいて…。

で ずっと苦しかったってことを
彼が教えてくれて。

あっ でも
今は 私のこと大切にしてくれているし

打ち明けてくれたことが
うれしかったんですけど…。

なぜか すごく不安になってしまって。

うん。

あの…
立ち入ったこと聞いてもいいですか?

何でも。

お父さんと一緒になる時 信爾さんは
不安じゃなかったのかなって…。

不安ばっかり。

どうせまた 奥さんと子どものとこに
戻るんだろうなと思ってた。

男の人も女の人も愛せるってことに
不安も二倍になって

耕ちゃんのこと いつも疑ってた。

それって 今もですか?

全然。
全然?

ある時ね 私より 耕ちゃんの方が
苦しいんじゃないかなと思ったの。

分かってほしい人に
分かってもらえないって

一番つらいよなって。

だから それからは
分からないことは何でも聞いて

たくさん話して 気持ち ぶつけ続けたら

不安は消えてたかな。

皐月ちゃんもさ もし
不安に思ってることがあるんだったら

全部 陸くんに伝えなよ。

抱えたままだと 苦しいよ。

はい。

このエリアは 虫が出やすいから

グラウンドカバーを
タイムに変えようかと思ってるんだけど。

(悠磨)うん… ただタイムは
踏むと枯れやすいから。

タマリュウは強いんだけどね…。
色が暗いから タイムで範囲を工夫かな。

努力のたまものかな。 大したもんだな。

悠さんにそう言われると
素直にうれしいよ。

悠さん。

皐月には

ずっと忘れられなかった人がいたことも

相手が男だってことも話した。

彼女 大丈夫なの?

分かってもらえるよう頑張るよ。

(映画の音声)

(笑い声)

(笑い声)

食べる?
ううん。

いや 俺 子どもの時から
キャラメル一択だから。

えっ ちょっとカレーもおいしいよ。
食べてみなよ。

ないない 絶対ない。
人生の半分 損してるよ。 1個食べて。

嫌だ。 何でよ。
ないない。

んっ?
やめろ。 いいから1個食べて。

うまっ。
(笑い声)

でしょ?
これ ヤバいな。

(笑い声)

(映画の音声)

ねえ…。

ずっと忘れられなかった人って
どんな人?

ごめん。 何となく聞いてみた。

(映画の音声)

(テレビを消す音)

尊敬できる人だったかなぁ。

学生の時?
うん。

ごめん。 本当は すごく動揺してる。

頭では そういうこともあるよねって
分かってるんだけど

心が追いつかないっていうか。

自分が こんなにびっくりしてることに
びっくりしてる。

相手が男性だってことに?
うん。

一応ね
お父さんと信爾さんの関係も見てきて

自分は そういうことに
理解ができてるって思ってたんだけど…。

全然 分かってなかった。

恥ずかしいなぁって。

そんなことないよ。

突然言われたら 誰だって驚くよ。

あのさ もし 私と出会ってなかったら

まだ その人のこと…。

それは分からない。

正直すぎるでしょ。

でも 今 大切なのは皐月だけだし

2人が一緒にいるっていうのが
全てだからさ。

確かにそうだね。

これからも不安になったら聞くから
よろしく。

うん。

♬~

えっ?
キャラメルあげるよ。 何でよ?

一緒に…。
ねえ 全部食べようとしてるじゃん。

(テレビをつける音)
私も欲しい。

♬~

[ 回想 ]
陸って 白石さんと同じ大学だったの?

うん。 そう。 先生だったんだ。

[ 回想 ] ずっと忘れられなかった人って
どんな人?

尊敬できる人だったかなぁ。

皐月。 ちょっと打ち合わせいいかな。

はい。

これ 新しい提案なんだけど。

この中から
ガーデンに反映できそうなヒントを

いくつかピックアップしてみたんだけど。
この鹿とか鳥のオブジェを

この庭のあらゆる場所に
配置してみたらどうかなぁと思って。

うん… まあ もしやりたいのであれば
例えば…。

例えば これが鹿だとすると まあ…
流木で この鹿を作ってみるとかね。

流木?
うん。 まあ
景観には溶け込むし いつかは朽ちるし

そして それは 栄養になる
土に返るっていうこともできるよね。

う~ん。

ちょっと思いついちゃったんだけど
川辺に置いてある石そのものを

カメのオブジェにしてみたら…。
これね。

みんなが その石をカメと
見てくれるかだけどね。 いやいやいや…。

まあ でも そうじゃなかったとしても
2~3年たてば 苔が覆うから

それもまた景観の一部に
なっていくってことだよね。 なるほど。

皐月は? どう思う?

閉じ込めたままじゃダメですかね。

自分の思い出とか記憶とか そういうのに
触れられるの怖くなってきちゃって…。

えっ あ… お二人の関係って?

♬~

ちょっと待って。

♬~

皐月ちゃん。

すいません あの
変なこと言っちゃいました…。

ちょっとつきあってもらってもいいかな。

アジサイのエリアにね
もう一種類加えて

花が咲く期間を長くしたいと
思ってるんだけど

今から発注しても間に合わないし
コストカットもしたいから

知り合いの農園さんから
分けてもらおうと思ってる。

在来種だと 季節的に何がいいと思う?

今の時期だと ツツジか…。

サツキか。

あのテラリウムの中の人たちって
皐月ちゃんの家族?

はい。
そっか。

ごめん。 俺たちの配慮が足りなかった。

無理に
大切な思い出をさらす必要はないよ。

いや あの…。

こっちこそ すみません。

乗って。
はい。

陸からどこまで聞いてるか
分かんないんだけど…。

学生時代 確かに 俺と陸はつきあってた。

でも それは昔のことで
今はプロジェクトで一緒にいるけど

これが終わったら
もう二度と会うことはない。

まあ ただ 今 陸と一緒にいて
動揺しないわけではない。

堂々と好きな人とつきあえることを
羨ましく思うこともある。

♬~

またよろしくお願いします。
ちょっとまた…。

ありがとうございました。 気を付けて。
気を付けて。 重いから。

はい。

♬~

ありがとう。
はい。

♬~

皐月ちゃん。 はい。
ちょっといい?

♬~

うん… これ ユリとスズランね。

これ 何だと思う?

モグラの穴ですよね。
そう。 モグラの穴。

モグラっていうのは こうやって こう
土を掘り返してくれることによって

土に空気が入って で
この土の中の虫を食べることによって

植物にとっての害虫を
コントロールしてくれる

非常に重要な生き物なんだけども

問題点としては
この穴の中に ネズミが入り込んで

植物の根っこや球根を食べてしまう。

ただ このユリとスズラン
このスズランには 球根に毒がある。

で この2つが隣り合ってることによって
ユリが守られる形になってる。

共存してるんですね。

違うもの同士が
そこに隣り合ってるだけで 助け合ってる。

すごいよね。

これを初めて知った時
そんな関係性 とても羨ましいと思った。

俺は 皐月ちゃんを傷つけたいって
全く思ってない。

俺と陸の関係は実らなかったけど

皐月ちゃんと陸にはそうなってほしくない
って 心から願ってる。

はい。

ここは これぐらいかな。
はい。

皐月。

陸。 俺たちのこと 皐月ちゃんに話した。

次行ってるね。

さっきは ごめん。

皐月の気持ち考えずに 勝手に進めて。

悠さんとのこと… 俺から言うべきだった。

ずっと不安だったけど…。

知れてよかった。

♬~

皐月は 皐月のままでいて。

うん。

ええっ!? ちょちょちょっ…。

えっ そういうこと?
えっ? そうなの!?

さっきの打ち合わせの内容
書類にまとめておける?

(ひとみ)あっ! 2人とも!
何で言ってくれなかったんですか?

えっ?
(サオリ)隠された方が悲しいんですけど。

(三村)僕の婚約
かすんじゃったじゃないですか。

(木島)
日章銀行の方が届けてくれましたよ。

婚約祝い。

(木島)式はいつですか? 2人は
やらないってわけにはいかないですよ。

(呼び出し音)

いきなり婚約祝いなんて
どういうつもりですか。

(朔治)あちらのご両親には
もう挨拶済んだんだろ。

こちらにも
タイミングというものがあります。

次は 顔合わせだな。

日時と場所は こちらで決めよう。

あちらのご両親には
そろって来るように伝えてくれ。

ちょっと待って下さい。 そろってなんて
そんな無理強いはできません。

離婚したっていったって
父親と母親だろう。

それぞれ事情があります。

大事な娘さんをもらうんだ。
きちんとご挨拶したい。 いいな?

(電話が切れる音)
(不通音)

(梨沙子)両家で顔合わせ?

今度の日曜なんだけど
お母さん 仕事大丈夫?

仕事なんて休んで行くわよ。

あっ 何着てったらいいかしら?

何でもいいよ。

やっぱり着物よね。

あっ お母さんにもらったあの着物
あれにしよう。

(鈴の音)

それでね お父さんにも
来てもらおうと思ってるんだけど…。

いいんじゃない?

よかった。
でも 来るかな?

う~ん まだ連絡してないけど。

皐月 ありがとうね。

何? 急に。

お父さんが… あの人が倒れた時

皐月に背中を押してもらってなかったら

文句の一つも言えずじまいだったから。

少しだけ 許せた気がする。

あっ そうそう
順調によくなってるみたいね。

☎何で知ってるの?

信爾さんが ハガキくれるの。

えっ?

あの人が倒れた次の日から毎日。
ひと言だけど。

「今日は病院のご飯を全部食べました」
とか。

「もうすぐ退院できそうです」とか。

(耕太郎)ハハハッ すげえ。

すごいでしょ。 作ったの?
作った 作った。

耕ちゃん 退院おめでとう!
食べたかったんだよ。

さあ 食べよ 食べよ。 ありがとう。
座って 座って。

(梨沙子)
何で こんないい人が あの人にって

憎たらしくなったわ。

皐月。

皐月は幸せになってね。

うん。

お先。
お疲れさまです。

(野口)お先。 頑張ってね。
ありがとうございます。

おおっ。 お疲れさまでした。
お先です。

お先です。 お疲れさまです。
お疲れさまでした。

お疲れさまです。
お疲れさま。

打ち合わせ 長かったね。
結構 デザイン変更したからね。

でも クライアントも気に入ってくれた。
そっか。 よかった。

俺さ 皐月のテラリウムを初めて見た時
驚いたんだ。

どうして?

俺の家の庭を思い出した。

そうだったの?

そんなにきれいに
整ってたわけじゃないけど

皐月のテラリウムは どれも懐かしくて
あったかい気持ちになる。

俺の本当の母親が
庭いじりが好きだったんだ。

小さい頃は 一日中 庭で遊んでた。

でも ある朝起きたら
父親が水やりしててさ

変だなって思ったら
母親が出ていったって知らされた。

それから毎日
父親が庭に立ったんだけど…。

あっという間に全部枯れた。

俺ね 本当は…

皐月のテラリウムを使って
あの庭を取り戻そうとしてたんだ。

ずるいよな。

♬~

[ 回想 ] いいと思いませんか?
前島さんのテラリウム。

きれいだと感じるものを きれいなまま
閉じ込められたらいいのになぁって。

せっかくだけど 俺はやめとくよ。

えっ?

別に 俺が行かなくてもいいんじゃないか。

森下くんのご家族には
父親とは連絡が取れないとか

なんとか取り繕えないか。

耕ちゃん もしかして私に 気 遣ってる?

違うよ。

そういう席は
何だか気恥ずかしくってさ。

母親だけじゃダメか?

いや お父さんが嫌なら
無理にとは言わないけど。

お父さん 結婚に反対なの?
いや そうじゃないよ。

でも 何か変だよ。
ごまかさないでさ ちゃんと言ってよ。

もし 森下くんのご家族が

俺と信爾の関係のことを知ったら
どう思うかなと思って。

そしたらさ
ちゃんと話をすればいいじゃない?

世間は そんなに甘くないだろ。

俺は 皐月が 心ない中傷にさらされるのは
耐えられないんだ。

私 そんなこと気にしないよ。

皐月。 森下くんと結婚するんだろ。

彼の家族のことも
考えなきゃいけないんだよ。

♬~

何か ごめんね。

いやいや。
お父さん 一度言ったら聞かないから。

じゃあ。

♬~

どうした?
罪悪感で胸が痛すぎる…。

私 本当 とんでもない嘘
ついちゃってるんだよね。

今更?
そう 今更。

だったら 本当に
結婚しちゃえばいいんじゃない?

すぐ別れたっていいんだし。
そんな簡単な問題じゃないのよ。

何言ってんの。 そんな簡単に
婚約ごっこ始めたのは 皐月の方でしょ。

それはさ だって…。

融資受け取るために
しかたなかったからで。

じゃあ 演じきるしかないんじゃない?

はい…。

皐月さ 森下さんのこと好きなんでしょ?

うん。

なら 真剣に森下さんとの将来
考えてみたら?

うん…。

ん?

いや… 私たちはさ こうやって

好きな人との将来とか結婚について
当たり前に話せるんだよね。

何言ってんの?

当たり前なんかじゃないのにね。

(玄関のチャイム)

退院おめでとう。

ありがとう。

君から電話もらうなんて驚いたよ。

わざわざ来てもらって悪かったな。
どうぞ。

どうぞ。

病院 来てくれてたんだってな。

皐月に無理やりね。

そっか。

それで
両家の顔合わせのことなんだけど…。

俺は 遠慮させてもらうよ。

だと思った。

皐月のためだ。

また善人ぶって…。

本当に皐月のためっていうなら
信爾さんと別れればいいじゃない。

嘘よ。

諦めてほしくないだけ。

信爾さんとのこと
私に隠しきれなくなった時も

どうせ分かってもらえないだろうって
私と向き合うこと諦めたでしょ。

それが許せなかった。

これからも あなたを
全て許すことはないと思うけど

信爾さんと あなたのことは…
認めてるつもり。

今の私には これが精いっぱい。

いや…。

十分だよ。

梨沙子。

(耕太郎)俺が君と一緒に過ごした時間は
嘘じゃない。

俺は 心から君を愛してた。

(耕太郎)ごめん。

はぁ…。

一つだけ あなたに感謝してることがある。

皐月を授かったこと。

皐月にとって
この顔合わせは大事なことなの。

あなたにも来てほしい。

もし 相手のご両親が

あなたと信爾さんのことを
知ったとしたら

私も一緒に説明するから。

それが 本当の
皐月のためってことだと思う。

♬~

皐月。

うん?
無理してない?

何が?
結婚のこと。

大丈夫だよ。 私が言いだしたことだし

ここは 会社のために乗り切ろう。

そうだね。
うん。

でもさ…

今回の この結婚話のおかげで

結婚って こんなにたくさんの人の心を

動かすんだなって感じた。

あのさ…。
うん。

この結婚話が 嘘じゃなくて

本当だったら 皐月はどう思う?

俺も 結婚なんかできないって
思ってたけど…

皐月と出会って

本当に結婚したいって
思えるようになってた。

えっ ちょっと待って…。

えっ それって?

俺は 皐月と結婚したいよ。

日章銀行からの融資が
打ち切られることになりました。

私のせいだね。

悠磨さん まだ陸のこと好きなんですか?