【ドラマ10】プリズム(7)[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

【ドラマ10】プリズム(7)[解][字]

本当に結婚しようと申し出た陸に、皐月は返事が出来ない。陸は、父親から7年前の思わぬものを渡される。それは悠磨からの手紙だった。涙あふれる陸の姿に皐月は…悠磨は…

番組内容
偽装結婚は解消して、本当に結婚しようと申し出た陸(藤原季節)に、皐月(杉咲花)は返事が出来ない。陸の父、朔治からの融資が打ち切られ、ガーデンの完成にも暗雲が。奔走する陸だが、朔治から思わぬものを渡される。それは、7年前に送られてきた悠磨(森山未來)からの手紙だった。手紙を手に涙があふれる陸。そんな姿を皐月が見かける。悠磨もまた、閉じ込めていた思いが…
出演者
【出演】杉咲花,藤原季節,森山未來,寛一郎,石井杏奈,吉田栄作,若村麻由美,矢島健一,小野莉奈

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  2. 結婚
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  9. 普通
  10. ダメ
  11. 森下
  12. お願い
  13. 見合
  14. 三村
  15. 週明
  16. 相手
  17. 息子
  18. 大丈夫
  19. 納期
  20. 融資

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(皐月)結婚するふりだったらできます。
私と結婚しませんか。

(悠磨)学生時代 俺と陸はつきあってた。

(朔治)次は 顔合わせだな。

(耕太郎)せっかくだけど 俺はやめとくよ。

(陸)この結婚話が 嘘じゃなくて
本当だったら 皐月はどう思う?

えっ ちょっと待って…。 えっ それって?

俺は 皐月と結婚したいよ。

結婚?

真剣に考えてみてくれないかな。

え~ そんな 急に…。

どうかな?

うれしいんだけど…。

ちょっと時間が欲しいかも。

もちろん。 返事は急がないから
ゆっくり考えてみて。

うん。
うん。

♬~

(梨沙子)はぁ…。

(梨沙子)皐月 きれいよ。

何?

いや 何か 結婚って
こんな感じなんだなぁって思って。

変な子ね。

お父さん?

おう。

(朔治)
今日は 急にお集まり頂き申し訳ない。

日のいい日曜が
今日しかなかったんですよ。

私も こういうことは
一日でも早い方がいいと思ってました。

ふつつかな娘ですが
どうかよろしくお願いします。

いえいえ。
皐月さんは本当に聡明なお嬢さんだ。

皐月さんなら
うちの この頼りない息子も

陰ながら しっかり支えて頂けると
家内ともども安心しております。

(朔治)
これで 息子もやっと普通になれた。

皐月さん 息子と一緒になってくれて
本当にありがとう。

これからはね
私たちのことも本当の家族だと思って

何でも遠慮なく言ってほしい。

ありがとうございます。

で 籍は いつ入れる?

具体的には まだです。

皐月さんと相談して
決めようと思っています。 ねっ?

はい。

早い方がいいだろう。
これから この足で入れてきたらどうだ?

2人で決めますから。

それはそうと 奥寺さんと前島さん
再婚はされてるんですか?

(章子)ちょっと失礼ですよ。
うちは家内とも再婚でして

これから親戚になるわけですから
聞いておいた方がいいかと思いましてね。

しておりません。 私も 彼女も。

(朔治)そうですか。
ただ 私には パートナーがおります。

(朔治)ああ ああ。 まあ普通 男には

身の回りの世話をしてくれる
女性が必要ですよ。 ねっ?

(香蓮)んっ! おいしい。

おいしいですよ。 皆さんも食べて下さい。

陸くん。
はい。

陸くんは 皐月と
どんな夫婦になりたいと思ってる?

僕は 皐月さんといると
一番自然体でいられるんです。

皐月さんにも
そうあってほしいと思っています。

2人が 相手の存在だけで
心の支えになれたり 強くなれたり

そんな2人になれたらいいなぁと
思ってます。

(耕太郎)存在だけで?
はい。

[ 回想 ] 違うもの同士が
こうやって隣り合ってるだけで

助け合ってる。 すごいよね。

すみません うまく言えなくて。

いや。

ありがとう。

(朔治)ところで皐月さん。

子どもは何人ぐらい考えてる?

やめて下さい。
僕たちが話し合うことです。

家族のことだ。 家族で話して何が悪い。

具体的には まだ何も考えていません。

まあ まだ若いんだからね
ゆっくり備えてくれればいいか。

いや あの…

子どもを持ちたいかとか
持てるかどうかとか

そういったこと ひっくるめて全部
まだ分からないということです。

皐月。

(朔治)子どもが嫌いなのかな?

いや 好きです。

あっ… この子は小さい頃から
子どもが大好きで

近所の子たち集めて
よく面倒見てたんですよ。 ねえ?

まあ普通は 1人か2人くらいはね。

あの…。

男女が結婚して 子どもを持つ
ということが普通ですか?

私は そう思いますが。

私は そうは思いません。

もっと いろんな 違う形もあるってことが
普通なのではないかなと思います。

僕も そう思います。

♬~

ちょっと やだ…。
どうしたの 2人とも。

森下さんは 一般論でおっしゃってるのよ。
ねえ…?

♬~

ごめん。 気まずくしちゃったよね。

気にしなくていいよ。
皐月は間違ったこと言ってないし。

うちの父親がおかしいんだよ。

でも…。

自分の意見 押しつけちゃったよ。

明日 陸のお父さんに
謝りに行ってもいいかな?

本当にいいって。 結婚に親は関係ないし。

♬~

皐月。

もし 俺の父親のせいで
皐月が結婚に前向きになれないなら

縁を切ったっていい。

このプロジェクトが終われば
お金のことも片づく。

これからのこと
2人で少しずつ決めていこう。

あのね…。

私には 無理かもしれない。

それは 結婚がってこと?

うん。

今は このままゆっくり
つきあっていきたい。

それじゃダメかな?

もちろん いいよ。

あの子はダメだ。 うちには合わない。

部下のお嬢さんで いい子がいる。
見合いしろ。

何を言ってるんですか。
これが 貸し付けを継続する条件だ。

そんな条件 誰がのめますか。

彼女の父親のことで
隠してることがあるだろ?

調べればすぐに分かることだ。
俺をこけにして楽しかったか?

どうせ お前もまた あの白石悠磨と…。
白石さんは関係ありません。

大ごとになる前に 見合いしろ。

では お金はもう要りません。

これまで借りた分は 必ずお返しします。

本気で言ってるのか?

はい。

♬~

おはよう。
おはようございます。

やっぱり どうしても
下草が足りなくなってきそうなんだよな。

追加発注かけていいかな?

もちろん 予算がギリギリなのは
知ってるんだけど。

難しいか。

悠さん…。

実は… 融資が止まる。

もともと 俺が身を固めるっていうのが
親父の融資の条件だったんだ。

そこから 皐月との結婚の話まで発展した。

でも 親父が
皐月じゃダメだって言いだして。

代わりに 見合いしろって。

もちろん 見合いなんてする気はないから
融資は打ち切り。

どうして お父さんは
皐月ちゃんじゃダメだったんだろ?

皐月のお父さんのこと 調べたらしい。

お父さんらしいな。

それに 皐月も
今はまだ結婚したくないって。

それは…?

本人にしか分からない。

でも 2人にとって
ちょうどよかったというか

これから
ゆっくりつきあっていくことにする。

皆さん。

皆さんにお伝えしなければならないことが
あります。

実は 日章銀行からの融資が
打ち切られることになりました。

えっ?
うん? えっ?

なので
現状 支払いも仕入れもできません。

(木島)仕入れができないって…
じゃあ ガーデンはどうなるんです?

工期 あと2週間ですよね?
今 クライアントには 納期の延期と

残りの報酬の一部の
前払いをしてもらえるよう

お願いしてるところです。

別の借入先は見つからないんですか?

(美絵)それって
この会社 潰れちゃうってこと?

申し訳ない。

ええ…。

みんなの再就職先については
いくつか つてを当たってきました。

僕が 全員 責任を持って見つけます。

(三村)あの…
今月の給料って どうなるんですか?

それは必ず払う。
「必ず」って…

当てはあるんですか?

♬~

(野口)三村さん。
三村。

(野口)三村さん!

すいません…。

♬~

陸 どういうこと?
お父さんと何かあったの?

いや 急に気が変わったみたい。

私のせいだね。

違うよ。
お父さんと会えないかな? 謝りに行く。

話して分かるような相手じゃない。

でも…。
これ以上 皐月を傷つけたくないんだ。

皐月のご両親には
結婚は2人で話し合って

白紙に戻したって言おう。
俺からも説明する。

ごめんな。
結婚するふりなんて無理させて。

再就職先。

販売とか事務になっちゃうけど
植物関係の つてのあるところ

いくつかピックアップしておいた。

皐月も 俺や会社のことより
まず自分のことを考えてほしい。

ご無沙汰しています。

まあ…。

単刀直入に言わせて頂きます。

森下くんへの貸し付けを
再開して頂きたい。

僕は 何の関係もありません。

金は貸さない。 以上です。

森下くんの人生も
台なしにするおつもりですか?

僕だけで十分でしょう?

今 森下くんと前島さんは
お互いに向き合って

つきあいを深めようとしています。

彼女でなければ
そうはならなかったかもしれません。

あなたが望んだとおり 森下くんは
そういう女性に出会えたんです。

どうか 2人の出会いを
無にするようなことはしないで下さい。

♬~

お願いします。

♬~

僕とあなたの 願いは同じです。

(ドアの開閉音)

(剛)おばさん! おばさ~ん!

(剛)おばさ~ん! おばあさ~ん!

聞こえてる! おばあさん言うたでしょ。

だって なかなか出てこないんだもん。
倒れてるんじゃないかと思ったよ。

いっそ 倒れられたら どんなに楽か。

えっ?

白紙?
皐月がね まだ結婚は無理だって。

でもね 交際は続けるんだって。
何か中途半端よね。

でも あちらのご両親とも
うまくやっていけそうもないし

考え直すっていうのも ありかなぁなんて。

何か 喜んでいいんだか
悲しんでいいんだか 目が回りそう。

うん…。

ねえ 剛くん。

おばさんは
剛くんがお婿さんになってくれたら

すんごくうれしいんだけど。 どう?

剛くんのお父さんとお母さんとだったら
うまくやっていけるような気もするし…。

な~んてね。

おばさん。

おばさんが心配する気持ちは分かるけど
皐月の結婚は皐月が決めることだし

あいつが好きになったやつと
結婚するべきだと思う。

それに 2人の結婚に 親は関係ないよ。

本人たちの気持ちが一番大事だと思う。

やだ。 冗談よ 冗談。

けど 冗談でも 俺じゃダメなんだ。

ああ… 何か泣きそうになってきた。

やだ~ ちょっと剛くん…。

泣かないで。 大丈夫。
はい。

え~。 ごめんね~。

♬~

あんな親で すみませんでした。

「あんな親」なんて言ったらいけない。

君のお父さんは
君のことを心配してるだけだよ。

父は 自分とは考え方が違ったり
理解できない相手を

排除しようとする人間なんです。
自分の思う「普通」を押しつけて。

それは 多分 怖いからじゃないかな。

君のお父さんにとって 僕みたいな人間は
えたいが知れないから 怖いんだと思う。

何度も話して 深く知り合えば

ほかの人たちと同じだって
分かってもらえるはずだ。

そうでしょうか…。

たまに思うんだ。
俺は 君のお父さんのような人にこそ

本当の自分の姿を
さらけ出すべきなんじゃないかって。

そんなこと 無駄に傷つけられるだけです。

ただ知ってもらわないと そういう自分が
ないことになってしまう気がするんだ。

それに怖がってる人に
ただ理解しろっていうのも

横暴な気がして。

…って思うのは簡単で

これ以上 傷つきたくないっていうのが
本音なんだけどさ。

で お父さんには
一旦 白紙にするって伝えたの?

いえ。

君の結婚を一番心待ちにしてるのは
君のお父さんだろ。

ちゃんと説明してあげないと。

(クラクション)

急にごめんね。
いや。

乗って。

そういえばさ 陸とは結婚しないことに
したっていうのは本当?

はい。

そっか。

どうして?

結婚っていう形じゃなくても
いいんじゃないかなって。

結婚イコール幸せとも
限らないし

形なんて 何かの拍子で簡単に
壊れちゃったりするじゃないですか。

それよりも 本人同士

何があっても壊れない関係をつくる方が
大事なんじゃないかなって。

そのとおりだと思う。

でも 2人が結婚するって
聞いた時は 正直驚いたな。

ショックだった。

でも 同時に安心もした。

これで 陸が世間から排除されることは
ないんだなって。

そんな思いは絶対にさせたくないからね。

悠磨さん まだ陸のこと好きなんですか?

そうだって言ったら どうする?

悠磨さん ずるいですよ。

そうなのかな…。

皐月ちゃんさ

俺の気持ちなんて関係あるかな?

どんなに強い思いで
お互いがつながってたとしても

簡単に壊されることってあるんだよ。

皐月ちゃんと陸が
本気で向き合ってるんだとしたら

それは壊れることはないでしょ。
壊されることもないでしょ。

送るよ。
一人で帰れます。

♬~

考え直したのか?

きちんとお伝えしておきたいことがあって
来ました。

皐月とは真剣につきあっています。

結婚や将来のことは 分かりません。

あなたには静かに
見守っていてもらいたいと思っています。

それだけ 伝えたくて。

あの男の差し金か?

あいつも同じようなこと言ってた。

悠さんは そんな人じゃないですよ。

植物が好きってだけで
ただなんとなく大学に行った僕を

悠さんは否定せず
そのままでいいって言ってくれました。

自然でいること 謙虚でいることの
大切さを教えてくれました。

彼のようになりたいと思い

気付くと
一日中 彼のことを考えていました。

そんな話は聞きたくない。

ひょっとして
これがゲイってことなんだろうかって

悩んだこともありましたけど

ほかの男性の裸が
見たいわけじゃなかった。

やめろ。
父さん

真っ先に あなたに伝えたかった。

自分より大切だと思える人に
出会えたんです。

でも 話せなかった…。

あなたが悲しむと思うと。

でも 悠さんは
僕の前からいなくなる道を選んだんです。

いっそ僕も この世界から
消えてしまおうかと思ったけど

あなたがもっと悲しむと思った。

悠さんを悪者にするのはやめて下さい。

あなたが誰かを攻撃する姿を
もう見たくない。

全部 僕のせいです。

父さん。

こんな息子でごめんなさい。

(時計の鐘の音)

(ドアの開閉音)

(時計の鐘の音)

(玄関のチャイム)

章子さん?
こんばんは。

突然 ごめんなさいね。

章子さん どうしたの?
うん…。

あっ 大丈夫 大丈夫。 すぐ帰るから。

あの人から頼まれたの。 陸さんにって。

じゃあ 失礼するわね。

「森下朔治様

突然 手紙を送ってしまい すみません。

大変 ご無沙汰しております。
お元気でしょうか?

僕は今 イギリスにいます。

日本を離れ 今の自分の正直な気持ちを
ここに書きたいと思います。

あの日 僕たちの事があなたに知られて
正直 安心した自分がいました。

僕は 陸君のまっすぐさが 怖かった。

そして 冷静さを失ってしまう
自分自身も怖かった」。

「いつか 陸君が周りの人間たちに
傷つけられることも わかっていたのに

僕は 離れることができませんでした」。

「あなたが陸君を守ってくれました」。

「僕は 陸君を 今も愛しています」。

♬~

「だから
もう二度と会うことはありません。

白石悠磨」。

陸?

♬~

大丈夫?

ごめん。

悠さんと話さなきゃいけないことがある。

すぐ戻ってくるから ここで待ってて。

いいけど。

(ドアの開閉音)

悠さん 今どこ?

どうした?

手紙読んだ。 父さんからもらった。

会いたい。 会って話がしたい。

♬~

座るか。

悠さんさ 何で何にも話してくれないの。

悠さんが 怖かったとか
俺 何にも知らなかったよ。

別に 周りに何か言われても
俺 一緒に苦しみたかったよ。

悠さんと一緒なら
俺 何にも怖くなかったのに。

何を言ってるんだよ。

陸さ 皐月ちゃんのことが好きなんだよな。

なあ? そうだよな。

ちゃんとつきあってくって
そう言ってたよな。

なのに 何揺らいでんだよ。

そんな昔の手紙 読み返したぐらいで
そんな程度で揺らぐ関係性なのかよ。

ふざけんなよ。

どんな気持ちで 俺がお前のことを
応援してきたか分かってんのか? なあ?

どんな気持ちなんだよ!

それ 知りたいんだよ。

悠さんにとって 俺は過去なの? 何なの?

♬~

陸はさ 堂々と好きって言える相手に
巡り会えたんだよ。

また逃げるの?

悠さん また逃げるの…。
そうだよ! そうだよ。

俺はね 俺はもう
誰にも傷ついてほしくないんだよ。

頼むからさ…。

幸せになってくれよ。

♬~

(MC)「そして お次は クルミちゃ~ん」。
(拍手)

(綾花)「お姉ちゃん ずる~い。
よ~し バブルガム攻撃だ!

バブルガムビーム!」。

クルミ役の野木綾花で~す。

はい。 というわけで 今日は
劇場版アニメ「姉妹戦隊マリカ」から

このお二人が来てくれました~。

(2人)よろしくお願いしま~す。
よろしくお願いいたします。

制作現場の裏話など
いろいろ聞いちゃおうと思っていま~す。

♬~

いや~ 綾花 すげえよ。
あんな大勢の人が 綾花に手振ってたぞ。

嫌だな あれくらいで驚かないでよ。

次の試写会なんて
500人くらい集まるらしいから。

マジかよ…。 いや~ 最近 俺も
気付いたら アニメとか見ててさ

声優の仕事って奥が深いんだなと思って。

あっ…。
うん?

サインとかもらっていい?
いや サインなんてないから。

いや いいんだよ。 適当に書けば。
えっ…。

あっ 「剛くんへ」って入れてくれよ。

ハハハッ…。

(剛)何だよ?

私さ このテレビアニメが当たって
映画になるって聞いた時に

一番最初に
剛くんの顔が浮かんだんだよね。

何でか分かんないけど
親でも皐月でもなくて 剛くんだった。

おかしいよね 私。

はい。 書かないよ。
えっ 何で?

書けないもん。
いいじゃん そこをなんとか。

納期の延期と
報酬の一部前払いの件ですが

不可能というのが我が社の決定です。
そうですか。

納期までに仕上げられないのであれば
こちらで 別の業者を手配します。 はい。

それと 既に
契約どおりの前払い金を支払っています。

ですので 今の未完成な状態で
納期に間に合わないとなると

今後 お支払いすべき報酬金はゼロです。

週明けには
引き継ぎの業者が決まりますので。

週明けですか?
はい。 では。

ちょっと待って下さい!

少しでも完成に近づけたいんです。

週明けまでで構わないので
作業を続けさせて下さい。 お願いします。

♬~

まあ うちとしては
続けてもらう分には問題ないですが

報酬は出ませんよ。

ありがとうございます。

ねえ 仕入れはどうするの?

週明けまでか…。

一つだけ つてがあるけど。

電話もつながらないところだから
行ってみなくちゃ分からない。

どうする?

♬~

もう 苦しむのやめませんかね。

結局みんな 自分が傷つきたくないだけ。

私は 陸と別れます。

どうしたら自分が幸せになれるのか
それだけ考えたらいいんだと…。

(亜子)いつから からかわれてたん?