「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」#6【大波乱、大逆転、大決闘】[解][字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」#6【大波乱、大逆転、大決闘】[解][字][デ]

名だたる戦国武将のクローンたちが、高校に大集結!武将のプライド、宿命を背負い…天下を目指して戦う熱き人間ドラマ!歴史も学べるエンタメ大河!

出演者
織田信長…永瀬廉(King & Prince)
日下部みやび…山田杏奈
豊臣秀吉…西畑大吾(なにわ男子)
明智光秀…萩原利久
上杉謙信…犬飼貴丈
  ○
伊達政宗…三浦翔平
武田信玄…満島真之介○
黒田官兵衛…濱田岳
徳川家康…小澤征悦
別府ノ守与太郎…柄本明
番組内容
「徳川家康(小澤征悦)を倒す」と書かれた旗印を手にする織田信長(永瀬廉)の元に、信長派の武将たちや、日下部みやび(山田杏奈)が集まる。黒田官兵衛(濱田岳)の助言もあり、ついに家康のポイントを抜くことに成功!一方、家康は「1時間以内に特進クラスの誰かを倒す」の旗印を提出。本多忠勝(阿部亮平)と豊臣秀吉(西畑大吾)がやられてしまい…!さらに、家康と武田信玄(満島真之介)は河原で壮絶な決闘を繰り広げる!
監督・演出
【監督】中島悟
原作・脚本
【原作】甲斐谷忍『新・信長公記~ノブナガくんと私~』(講談社「ヤンマガ KC」刊)
【脚本】金沢知樹 萩森淳
音楽
【主題歌】King & Prince「TraceTrace」(
Johnnys’ Universe)
【音楽】林ゆうき
制作
【チーフプロデューサー】沼田賢治
【プロデューサー】中山喬詞 小島祥子 清家優輝
【共同プロデューサー】三上絵里子
番組ホームページ
【番組ホームページ】
https://www.ytv.co.jp/shinchokoki/
番組公式SNS
【番組公式Twitter】@shincho_drama
【番組公式Instagram】@shincho_drama
【番組公式LINE】https://lin.ee/JGtCuab

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  1. 家康
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  18. 最後
  19. 生徒
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(織田信長)
俺はもう 誰も束ねない。

誰の上にも立たず

皆を信じ 手を取り合って

心を一つにする。

和の心をもって

皆で戦う。

それが俺のやり方。

俺の天下獲りだ。

(足音)

何してんだよ?

(徳川家康) うわ~!

あぁ…!

(明智)《家康君は 怖い人間だ》

《激情を
散々まき散らした直後に

何もなかったように
冷静さを取り戻す》

さぁ…。

ヤツらを どう絡め獲るか…。

(明智)《これこそが
家康君の真の強さ…》

一人で
家康とやるつもりやったんか?

(秀吉)
ハァ… だんまり決め込むなや。

何か言わんかい!

「何か」。

そう お前の「何か」が
聞きたかったんや。

って何でやね~ん。

(黒田) お前は言ったよな
「共に戦う者を信じるだけだ」と。

一人で挑むことは
和の心に反さぬのか?

(上杉) その通りだ。

信長 僕たちを信じてないのか?

そうではない ただ…。

(伊達) 自分が「天下を獲る」という
旗を出したから

家康に火を付けた。

その火消しは自分で…
そんなとこか。

(秀吉) その顔 好っきやな 自分。

信長 今のお前のやり方じゃ
勝てねえよ 家康には。

これは 家康と
俺たち特進の戦いだ。

つまり これは個人戦じゃねえ。

団体戦や。
キ~!

(伊達) いいか? 信長
つまりこれは…

団体戦だ。

俺のや!
俺のだよ!

(黒田) 誰のでもない!
まぁ いい。

信長 少しは私たちを信じろ。

伊達…。

(日下部みやび)
信長君 おっしゃいましたよね?

信じたもん勝ちでしょ!?

ああ… そうだな。

さぁ だが問題は
どう家康と戦うかだな。

最後の勝ちを得るには
どうしたらいいかを考えよ。

《これは 黒田官兵衛が
自分の子供に伝えた言葉》

理想の勝利を達成することが
本当の勝利なのだ。

どういうこと?

(武田) 猿には意味分かんねえか。

武田!

(武田) いいか? 家康の狙い

理想の勝利は
お前たちの結束の崩壊だ。

ならば お前たちの理想の勝利は
皆が結束すること。

だよな? 黒田。

家康の挑発には乗らず

作戦通り
ポイントで家康を上回る。

それこそが 和の心を掲げる
我々の理想の勝利だ。

どうだ? 信長。

是非に及ばず… 以外に
答えはないだろ。

大将。

大将…。

(武将たち) 大将!

よっしゃ~! やるで~!

おぉ!
≪よっしゃ~!≫

どこへ行く?

(武田) 俺は 俺のやり方を貫く。

武田…。

大将…。

そうだな!

改めて

よろしく頼むぞ うつけども。
(武将たち) よ~し!

(秀吉)
うつけなりに頑張る うん!

いや うつけはおかしいやろ お前
ハハハ…。

なぁ 大将。

その顔 好っきやなぁ 自分。

PBB作戦が再開されました。

恐らく 本日中に
家康君のポイントは抜かれます。

そうか…。

動かないのですか?

ああ まだ そろってないからな。

そろってないとは?

あいつらを地獄に叩き落とす

最後のピースが。

(酒井) よっしゃ~ これで俺たち
家康のポイント超えたぞ。

(武将たち) よっしゃ~。
(伊達) 問題は これからだ。

ヤツが どう動くのか。

いきなり動いた。

(井伊たち) 家康。

いい顔だ。

自信に満ちた。

(井伊たち) あぁ!?

想像以上だ。

お前らの結束が
ここまで固いとは。

褒めて遣わす。

大将が襟元を乱しては

示しがつかんだろ。

♬~

(酒井) 家康…。

♬~

(武田)是非に及ばず… 以外に
答えはないだろ

大将
(武将たち)大将!

俺が… 大将…。

♬~

信長君。

みやび。

それは?

マグロだ。
マグロですか。

あっ 知ってました?

マグロって泳ぎ続けないと

呼吸が止まって
死んでしまうそうです。

そうなのか?

ずっと干し柿食べてる
信長君みたいですね。

俺はマグロでは ない。

アハハ… 冗談でございます。

そうか。

あっ マグロといえば もう1つ。

マグロのトロって 昔 ゴミとして
捨てられてたんですって。

それが今や高級品。

トロ自身も
自分にそんな価値があるなんて

気付かなかったんでしょうね。

自分で
自分の才能には気付けないもの。

だから 私が言います。

信長君。

あなたはきっと大将の器です。

なぜ そう思う?

思うではなく
そう信じておりますから。

さぁ 早くマグロ食べましょう。

焼き過ぎると

マッグロになりますよ。

フッ… うつけが。

ちょっと… クシュン!

う~ あ~!

あぁ!

首尾は?

はい…。

1~2年の生徒の96%は
家康派に引き入れることができ…。

足りぬ。

残りも すべからく従わせろ。

(竹中)
だが 説得に時間がかかり…。

従わぬ者は この家康が
恐怖に叩き落とすと警告せよ。

(真田) 分かりました。

いいか? お前ら。

いいことを教えてやろう。

明智 お前は今

「生徒」と言ったよな?

はい。

フッ…
まるで 人のような言い方だ。

えっ…。

人と思えば情けが生まれる。

人と思うな。

こいつらは…。

剣や盾に意志などいらぬ。

剣であれば振り落とされ

盾であれば
その身をもって俺を守るまで。

僕も… 人ではないのでしょうか?

言ったよな!?
剣や盾に意志などいらぬと!

お前の主義主張など
中庭の鶏にでも食わせておけ。

さてと…。

最後のピースも
そろったことだし

動くとするか。

最後のピースとは?

あやつらの顔だ。

(家康の声)
自信と希望に満ちた顔。

天に吐かれたツバは

結局 自分の顔に
降りかかることを…。

嫌というほど教えてくれるわ。

何をされてるんですか?

(飛鳥) ネットに上げる動画の編集
弥生と撮ったの。

♪~

器用でございますね。

いや こんなん猿でもできるし。

♪~

簡単に合成できるんで
ございますよ。

声まで!?
もち イェ~。

(AI店員) すいません。

レモネードがないだと?

(AI店員) 申し訳ありません。

当店では取り扱っておりません。

なければ 作るのだ。

(AI店員) いや それは…。

ノー! 作るのだ。

(AI店員) お客様…。
ないものはないのです。

誰だ? お前は。

日下部みやびと申します。

名前など どうでもよい!

それ以上 近づけば

火の粉と見なし払います。

払ってみよ。

もう いい! 行くぞ。

あいつら 黒百合高校の生徒だよ。

(弥生) 今年 新入生が入ってから
銀杏高校化しちゃったみたい。

銀杏高校化?

バイオレンス高校ってことよ。

バイオレンスとな。

♬~

♬~

(かしわ手)

明日あたり
必ず家康君が動いて来るはず…。

え?

♬~

♬~

竹中。

いつまでも引きずる必要は ない。

(竹中)彼 それ使って
カンニングしてました

♬~

(校内放送のチャイム)

(魔村) 皆さん
新しい公認旗印が出ました。

旗印提出は

特進クラスの徳川家康君。

ついに…。

(3人) 家康が動きだしたぞ。

いよいよですね。

誰ば狙うと?

家康君が出した旗印は
こちらです。

「1時間以内に

特進クラスの誰かを倒す」。

特進クラスの誰か?

(加藤) つまり
家康のポイントを抜いた

この12人の中の誰かが
狙われるってことくさ。

待ってろ ゴミどもが。

直接対決であり…。

(3人) 最終決戦!

だが 全て我々の作戦通り。

旗印を出した家康に
失敗は許されない。

(加藤) 失敗すれば 俺のように
旗印戦への権利を失うからな。

我々は負けても失うものはない。

(酒井) まぁ でも
真っ先に狙われるのは

やっぱ ケンカが弱えぇ龍造寺か?

おいおい おいおい…。

決めつけんなさ!

(上杉) とにかく この教室に
全員で待機しよう。

誰かが狙われたら
残り全員で阻止をする。

必ず勝つぞ この勝負。

(武将たち) よ~し!

もう いっちょ。
(武将たち) よ~し!

パワー。
(武将たち) パワー!

(魔村)
それでは制限時間は1時間。

(別府ノ守) フフ。

♬~

旗印戦 開始。

(ほら貝を吹く音)

(別府ノ守)
最終決戦の始まりじゃ~!

ウフフ…。

(生徒たちの掛け声)
(榊原) 来るぞ!

(生徒たちの掛け声)

(龍造寺) え?
(酒井:井伊) よいしょ~。

何や! やめて。

待たせたな!

(生徒たち)
特進クラスの皆さんよぉ!

弱い者いじめは望まぬのだが

やむなし。

(本多) かかって来いやぁ!

お前ら 一番弱そうなヤツを狙え!

(生徒たち) あいつだ!

え? え? やっぱ おい?

(酒井:井伊) よっしゃ~。

♬~

家康は?
どこにいる!?

てめぇ 負けたくせにいいのか?

旗印戦に負けただけくさ!

守る権利までは奪われちょらん!

おらぁ! 行け!
もっと攻めんかい お前ら!

もう 俺おらんかったら
何もできへんなぁ。

(ブザー)
そこまでです。

どういうことだ!?

(魔村) この旗印戦
家康君の勝利とします。

(ほら貝を吹く音)
家康の勝ち!?

うんにゃ! おいば見てみ!

まだ ピンピンしとったい!

あぁ…!

本多!

(上杉)
本多ほどの男がやられたとは…。

信じられません 本多君が…。

まさか あの中の誰かが?

いや あんな雑魚どもに
やられるような男ではない。

どうなってやがんだ…。

それは?

「この勝負お前らの負けだ。

新たな裏切り者より」。

(伊達) おい 井伊
また 君の仕業じゃないだろうな?

あぁ!?
君は一度 前科があるからな。

てめぇ… 俺じゃねえ。
じゃあ 誰だろうな。

加藤 おめぇだろ?
くさ?

おやめください!
じゃあ 龍造寺 お前か?

違うわい! 前田!
(前田) 俺じゃねえよ!

(校内放送のチャイム)

徳川家康君から
新たな旗印が提出されました。

家康…。

(魔村) 家康君が出した旗印は
こちらです。

「1時間以内に

特進クラスの誰かを倒す」。

ここは危険だ。

♬~

それにしても

不気味なほどに学校が静かですわ。

確かに 恐ろしいほど静かだ。

(酒井) ここなら大丈夫だろう。
(榊原) ああ 絶対見つかりづらい。

伏せろ~!

矢文とな!?

どうされました?

「逃げても無駄だ。

裏切り者を通じて
すべて筒抜け」。

(酒井) バレてる!?

敵だ!

何だ!? おめぇら。

やれ~!
(生徒たち) っしゃ~!

引け!

何だ? あいつら。

(ブザー)
(魔村) そこまでです。

この旗印戦
家康君の勝利とします。

(武将たち) は?
(前田) また家康の勝ち!?

ということは…。

秀吉!

(榊原) おい! 秀吉!
秀吉!

(酒井) 気絶してる。
生きてる 生きてる。

「お前らに降りかかる
厄災の元凶は

信長貴様だ」。

一体 誰が
裏切り者なんでしょう…。

♬~

♬~

まさか あのゴミども

俺が こいつらの中に
紛れておったとは思うまい。

はい。

この家康 自らが…。

(本多)あぁ…!

(秀吉)あっ… あぁ…

(家康の声) 葬り去ったことを。

そして 存在しない裏切り者に

和をかき乱されておる。

誰だ? 誰が裏切った?

お前か?
俺じゃねえよ。

龍造寺 お前か?
(龍造寺) 違ぇて。

話が全て筒抜けだとも知らずにな。

大将が襟元を乱しては

示しがつかんだろ

(加藤) 榊原 お前か?

違ぇよ お前か?

(毛利) 俺じゃねえよ。

信長君…。

やめろ 信長。

これは家康の策略だ。

そうだ 動くな。

大将のお前が動けば 和が乱れる。

この中に潜む裏切り者もそうだ!

全ては和の崩壊!
それがヤツの狙いだ!

そういうことだ。
そうくさ。

行くな。

その通り。

だが 信長。

お前は自分のせいで
仲間がやられたことを…。

嘆いておるよなぁ?

(井伊たち) 本多…。

(龍造寺たち) 秀吉…。

俺の策を完成させるための
最後のピース それは!

自信と希望に満ちたヤツらの顔!

(家康の声)
そして その歓喜の絶頂から

絶望の奈落に叩き落とす。

幸福であればあるほどに
絶望するのだ。

この家康に歯向かったのだ
ただの敗北では終わらせん。

その漆黒の絶望に

その身を焦がしながら
終わるのだ!

そして!

この策の真の狙いは…。

信長

お前が俺に旗印を掲げること。

どちらへ?

俺の手で決着をつける。

大将のお前を叩きつぶし

特進から希望を奪い去る。

信長君!
(武将たち) 信長!

織田信長君から
旗印が提出されました。

信長君が出した旗印は
こちらです。

「徳川家康を 倒す」。

この勝負

俺の勝ちだ。

旗印!? どういうことじゃ?

(別府ノ守) 待て。

♬~

信長!

俺は お前のことを
ゴミと言ったが

違ったようだ。

お前の言葉を借りるなら

うつけなゴミだ。

最後に言い残すことは?

それが お前の遺言となる。

「うつけ」。

それは家康

貴様だ。

なぁ 皆! そうだろ!?

フッ… 貴様らごときが。

叩きつぶせ。

ゴミども 何をしておる!?

無駄でございます。

皆様は

私たちの味方でございますから。

♬~

彼らは あなたを裏切りました。

僕の説得によって。

お前が?

「お前が?」でいいのか?

あ?

それが

貴様の遺言となるのだが。

(上杉) 家康 僕たちは
最初から知っていたのだ。

最初?

お前が小型マイクを使い
我々の先を知り

あたかも裏切り者の仕業のように
見せ掛けた時からだ。

明日あたり
必ず家康君が動いて来るはず…。

え?

明智君…。

日下部さん

みんなを集めてくれませんか?

明智。

(秀吉) お前 よくもノコノコと
俺らの前に出て来れたよなぁ。

裏切りもんが。

秀吉。
やめてやれ。

(上杉) で 話とは何だ?

何だ? それは。

許してくださいとは言いません!

でも… ホントに
すいませんでした!

いらんねん!
お前の安っすい謝罪なんか!

頭を下げに来たのか?

いえ…。

(伊達) では何だ?

渡しに来ました。

家康君を倒す 策を渡しに。

(明智) そこで僕は
家康君の作戦を全て話しました。

(井伊)
どうもおかしいと思ったんだよ!

(伊達)
なるほど それで盗聴をしてると。

(上杉)
では 今も聞いているのでは?

今は 音声を切ってます。

では 裏切り者がいると
我々をかく乱し

雑魚の中に混じる家康本人が
一人一人倒すか…。

卑怯なまねを…。

あの野郎!

(秀吉) ちょっと待てや。

お前ら何で こいつの言うこと
丸ごと信じてんねん。

一度裏切ったヤツやろ!?

そんなヤツを
どう信じろっていうねん。

(酒井) まぁ 確かにそうだなぁ
井伊直政君。

うるせぇよ!

お前が裏切らへん確証は?

(酒井) また裏切んじゃねえのか!?

そうだ!
信用できねえよ!

僕は 家康君の
圧倒的な強さに引かれた。

お前が歩んで来た裏の道を

表に変えてやる

(明智の声) この人について行けば
人間らしい

表の道を歩けるように
なるんじゃないかって。

でも 違った。

言ったよな?
剣や盾に意志などいらぬと!

ずっと…
君たちが まぶしかったよ。

仲間を信じて
手を取り合って戦う姿…。

和の心だ…。

今更だっていうのは
重々分かってるけど…。

だけど 僕は戻りたい!

だから決めたんだ!

もう二度と みんなを裏切らない!

命懸けて自分に
そう誓ったんだ!

(秀吉) せやから!

一度裏切ったヤツを
どう信じろっていうねん!

それでも

僕には信じてもらうしか
術がない。

明智。

信じるしか 術がないのか?

ならば たやすいことだ。

俺は 貴様を信じよう。

信長…。

信じるだけだろ。

簡単な話だ。

信長君…。

私も信じます。

みやびちゃん…。

信じたもん勝ちですから。

日下部さん…。

(井伊) みんな!

信じてやろうぜ!

≪あぁ そうだな!≫
お前が言うな。

(井伊)
うるせぇな ひとは変わんだよ。

信じよう。

お前ら 何やねん。

ハァ…。

分かった。

ただ 明智。

みんなの前で
二度と裏切らへんって誓え。

誓う…。

絶対に みんなを裏切らない!

ちゃう! 俺らじゃ ない。

二度と 自分を裏切んな。

うん…。

じゃ 信じたるわ。

ありがとう。

「フン」じゃねえよ!
何 カッコつけてんだよ!

カッコええやろ!?

なぁ? みやびちゃん
カッコよかったなぁ?

≪みやびちゃんに
喋り掛けんじゃねえよ!≫

うつけが。

こうして僕は全てを話しました。

家康君がやろうとしていた
計略を全て…。

そして 策を練ってもらいました。

策だと?

お前の言葉通り

絶頂から絶望の奈落へ
叩き落とす策だ。

黒田~!

自分の描いた策通りに
事が進んでいると思わせるため

お前に
絶頂への階段を上らせるため。

あえて 本多と秀吉は

お前にやられたんだ。

そして 希望通り
信長が旗印を掲げた

…ように思わせた。

「ように思わせた」?

(今川) 何を言ってるんだ お前ら。

映像には 信長の旗印が
ちゃんと映っていたはず!

あれは私が作った偽物の動画です。

動画!?

はい。

ちゃんとやってくださいませ

「徳川家康を倒す」

(みやびの声)
偽の旗印の宣言を撮影し…。

(弥生)
で これを編集って押すと…

「徳川家康を 倒す」

おぉ!

(みやびの声) 合成し あたかも
本当の放送のように見せました。

ふん…。

信長君は
旗印を提出していないのです。

いかがでしたか?

予想通り 信長君が
旗印を出した時のご気分は?

貴様ぁ~!

本当に
君の言葉通りになりましたね。

言葉通りだと?

「天に向かってツバを吐く」だ!

♬~

おりゃ~!

おっしゃ~!

フッ… このゴミどもが。

お前の言う通りだなぁ。

人間を完膚なきまでに
叩きつぶすには

舞い上がるほどの絶頂から

絶望の奈落への転落だな。

策を練る上で
大いなる学びになった。

家康。

絶望を味わう時間だ。

俺から旗印を提出する。

どうする? 家康。

貴様も
それを望んでいるんだろう?

絶望を味わうのは…。

貴様だ。

全ては明日だ。

(ノック)

怖いか?

恐怖とは 常に内側にある。

己自身の内側に。

自分の勝ちにこだわるが故に

敗北の恐怖にさらされる。

武田。

誰かのために
戦ってみたらどうだ?

誰かのために?

自分の勝ちを捨て
誰かのために戦う。

そうすれば
お前は もっと強くなれる。

それを 僕が
誰よりも知ってるのだから。

上杉!

誰に向かって
偉そうな口利いてんだ。

フッ…。

わが宿敵であり

そして 友である

武田 お前にだ。

♬~

(武田) 家康!

何だ?

お前に決闘を申し込む。

旗印戦でもない決闘だと?

気でも狂ったか?

ポイントにならないケンカは
できないか?

ハハハ…!

全く歯の立たなかったゴミが

再度 戦いを挑むとは
正気の沙汰ではない。

ただのバカだ!

バカか…。

だったら
このバカに教えてくれよ!

本当の敗北ってやつを。

それとも

決闘から逃げるか?

ポイント大好き家康ちゃんよぉ。

何だと? このゴミがぁ!

ハハハ… 決まりだな。

大変です! 武田君が家康君に…!

(井伊) どうした?

(別府ノ守)
武田め 勝手なまねしおって!

おい!

2人の決闘を
見れるようにいたせ~!

かしこまりました。

♬~

うりゃ! あぁ…!

ハッ!

うぅ! あぁ…!

どうした!? かすりもせんぞ!

三方ヶ原の弔いだ!

あぁ…!

お前の全力は この程度か?

蹴りとはな こう放つんだ!

ダッ! うぅ…。

武田君!

これが真の力だ!

歴史は たまたま
お前が早く生まれたから

ああなっただけで 最強は!

この徳川家康‼

歴史が何とかって言ってねえか?

《家康君は歴史を知っている》

《その徳川家康が

生涯 頭の上がらなかった人間が
2人いる》

《1人目は 三方ヶ原の戦いで

家康軍を完膚なきまでに
叩きのめした武田信玄》

《そして もう1人が…》

うつけが。

《同盟関係でありながら
主導権を握られ続けた

織田信長》

どうした? もう終わりか?

戦は

ここからが おもしれぇんだろ。

うりゃ!

うりゃ!

蚊よりも効かぬわ。

ゴミが…。

燃やして 灰にしてくれるわ。

うりゃ!

おらっ!

うっ あぁ…!

(別府ノ守) あの武田が
こんな泥くさい戦いをするとは

何とも つまらん。

見せてみんか!?

「甲斐の虎」と呼ばれ

恐れられていた武将の血を!

何だ? それは。

あれは
武田信玄の有名なお言葉…。

そうだそうだ 血を!

武将の血を見せよ~!

人は城。

人は石垣。

人は堀。

だから何だ それは。

意味分かんねえだろうな。

ひとをゴミ扱いするような
お前には…。

あぁ?

家康。

お前を見てると
昔の俺を見てるようで

同情するわ。

何て かわいそうな人間だってな。

俺が かわいそうな人間?

ああ 孤独で寂しい人間だ。

俺はなぁ

あいつらに背中を押されたんだ!

(武田の声)
勝てない相手を前にして

足を震わせながら挑む姿に。

誰かのために戦う その姿に!

ハッ!
うわっ!

うぅ…!

人は一人では生きては行けない。

一人で行ける場所など
高が知れてる!

それを あいつらから学んだんだ。

人は剣でも盾でもない。

人は城。

人は石垣。

人は堀。

情けは心を繋ぐ。

家康。

それに気付けないお前は負ける!

武田~!

魂 燃やせ! コラァ!

くぅ…!

うわぁ…!

うりゃ~!

うぅ…!

うぅ…。

うぅ…!

たとえ 一人になっても
俺は倒れん!

それでも
お前の負けは揺るがない!

あぁ…!

♬~

武田!

武田~!

最後の最後で

武将の血を見せおった~。

ゴミが!

♬~

武田… お前は戦に負けた。

だが 勝負では負けてない!

家康!

痛むか?

武田の狙いは それだ。

武田は勝てないと分かっていて
お前の足を削った。

(上杉の声)
削ることだけに全てを懸けた。

次に戦う誰かのために…。

その勝負を挑んだ!

誰かのために?

あの武田信玄が?

武田!

お前の勝ちだ。

上杉…。

(武田)
俺は石垣の務めを果たしたぞ。

信長…。

その石垣の上に

お前が城を建てろ。

大将。

(龍造寺) 武田!
(前田:毛利) 武田!

武田君。
武田君!

(武将たち) 武田!
≪武田!≫

武田君!
≪武田…≫

彼らは変わろうとしている…?

解せぬ… 解せぬぞ。

武将の血を超えた何かが

武田を突き動かした?

血には あらがえぬはず。

あってはならん。

あってはならん!

信長。

信長。

(龍造寺) 信長。
≪信長≫

信長~!

信長~!

信長君。

俺が 城を築く。

<天下統一を目指した風雲児
織田信長>

<そして

天下統一を果たした覇者
徳川家康>

<戦国時代 一度も
直接戦うことはなかった2人が

時代を超え

ついに決戦の時を
迎えようとしていた>

決着をつけるぞ

うつけ。

望むところだ ゴミ。

父様…。

信長君を守ってくださいませ。

♬~

俺は この旗印を

提出…。
≪おい!≫

あの方たちは…。

名前など どうでもよい!
火の粉と見なし払います

払ってみよ
もう いい! 行くぞ

信長君!

お前は確か 日下部みやび。

こちらはまだ名乗ってなかったな。

私は…。

(ペリー) では早速 始めようか。

何をですか?

決まってるだろ 戦だ。

♬~

(浜田) 松本さん 皆さん…。