「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」#8【救え!決死の奪還作戦!】[解][字][デ]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」#8【救え!決死の奪還作戦!】[解][字][デ]
名だたる戦国武将のクローンたちが、高校に大集結!武将のプライド、宿命を背負い…天下を目指して戦う熱き人間ドラマ!歴史も学べるエンタメ大河!
出演者
織田信長…永瀬廉(King & Prince)
日下部みやび…山田杏奈
豊臣秀吉…西畑大吾(なにわ男子)
明智光秀…萩原利久
上杉謙信…犬飼貴丈
○
伊達政宗…三浦翔平
武田信玄…満島真之介○
黒田官兵衛…濱田岳
徳川家康…小澤征悦
別府ノ守与太郎…柄本明
番組内容
「俺たちは、日下部みやび(山田杏奈)、ならびに徳川家康(小澤征悦)を奪還する!」と宣言した織田信長(永瀬廉)。しかし、黒田官兵衛(濱田岳)から考えを聞かれると、ノープランで…!?そんな中、ペリー、ジャンヌ・ダルク、始皇帝のアジトに、信長たちが倉庫に陣を張ると情報が入る。武将たちのクローンを作った博士(酒向芳)の息子(波岡一喜)は、奇襲をかけろと命じ…!果たして、信長たちの奪還作戦は成功するのか!?
監督・演出
【監督】豊島圭介
原作・脚本
【原作】甲斐谷忍『新・信長公記~ノブナガくんと私~』(講談社「ヤンマガ KC」刊)
【脚本】伊達さん(大人のカフェ)
音楽
【主題歌】King & Prince「TraceTrace」(
Johnnys’ Universe)
【音楽】林ゆうき
制作
【チーフプロデューサー】沼田賢治
【プロデューサー】中山喬詞 小島祥子 清家優輝
【共同プロデューサー】三上絵里子
番組ホームページ
【番組ホームページ】
https://www.ytv.co.jp/shinchokoki/
番組公式SNS
【番組公式Twitter】@shincho_drama
【番組公式Instagram】@shincho_drama
【番組公式LINE】https://lin.ee/JGtCuabジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
テキストマイニング結果
ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20
- 信長
- お前
- 家康
- フッ
- 伊達
- ヤツ
- 信長君
- 大丈夫
- 貴様
- 秀吉
- 本多
- ハハハ
- ミジンコ
- 黒田
- 大将
- 日下部
- 始皇帝
- 絶対
- 武田
- ジャンヌ
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?
全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから →
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」
他にも、無料お試し期間のある配信サービスがありますので、以下バナーなどからラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。
(博士の息子) 日下部みやびは
我々が預かっています。
返してほしければ
家康をつぶすのです。
(別府ノ守) お前が
つくったと思ってる その道が
誰かに
つくられた道だったとしたら
どうする?
(井伊) 家康が…。
負けた…。
(織田信長)
今から 貴様らに宣言する!
俺たちは
日下部みやび ならびに…。
徳川家康を奪還する。
家康を助ける…?
ああ。
(龍造寺) いやいや… 嫌ばい!
(前田)
日下部を助けるのは賛成だ。
でも 家康は自業自得だろ。
黒百合にだって あいつが
勝手に戦うて負けたんじゃ。
確かに…。
家康は これまで…。
俺たちを苦しめて来た。
だが それは
今までの家康だ。
家康が変わるとでも?
(明智) 僕は
彼が変わるとは思えない。
でも… 変わってほしい。
僕も みんなに出会って
大切なことに気付けたから。
俺は
これからの家康を信じたい。
信長。
お前の目指す 和の考え…。
俺は嫌いじゃねえ。
ついてくぜ 大将。
(明智) 僕も。
いいだろう。
やるからには
勝たないといけないよな 伊達。
フッ… そうだな。
う~! よし!
戦う覚悟 決まったばい!
お前が言うなよ。
なぁ?
ハッ!
うい!
ちょっといいか?
(井伊) 今川 真田…。
本当に… すまなかった!
(真田) 信用できないなら
切り捨ててくれ。
でも…。
俺たちも お前たちと戦いたい!
この通りだ。
同じクラスメートではないか。
貴様らも
共に戦ってくれなければ困る。
信長…。
みんな…。
ホントに申し訳ない。
♬~
皆…。
礼を言う。
信長。
狼煙を上げろ。
ど派手に行こうぜ!
(武将たち) っしゃ~!
家康 待っておれ。
案ずるな みやび。
フッ… 多少は急ぐ。
(日下部みやび) 信長君…。
♬~
一体 なぜだ!?
ヤツらは 家康を
憎んでいたのではないのか!
訳が分からない…。
叩きつぶす…。
今すぐ準備しろ!
(ドアの開閉音)
信長君たちを信じましょう。
家康君…。
《今までの家康君とは
まるで別人…》
(秀吉) ええか?
みやびちゃんは俺が助ける。
強い敵は全員 お前ら頼むわ。
勝手に決めてんじゃねえよ。
みやびちゃ~ん!
待っててな~!
久々にうるせぇな この猿。
ウキ~!
これより! 軍議を始める。
まずは信長。
大将としての
考えを聞きたい。
勝つ!
(本多) おぉ… 勝とう。
(龍造寺) 勝つばい。
まぁまぁ それはそうなんだけど。
して… どう勝つ?
どう勝つか…。
それを
話し合う場ではないのか?
(秀吉) いや ノープランかい!
一つ いいか?
どうした?
しばし…。
時をくれ。
信長は大丈夫か?
(酒井) 今のうちに俺たちも
やれること 考えようぜ。
(榊原) やるからには
大将の力になんねぇとな。
信長の… 力に…。
ハッ! そもそも
日下部と家康は
どこに捕まってるんだ?
そりゃ 黒百合高校ばい。
(真田) なるほどな。
いや… そうとも限らんか。
なるほどな。
敵陣の位置から探さねぇと
いけねえのか。
厄介だな。
う~ん…。
(明智) わざとだよね?
わざと時間を与えて
みんなに策を考えさせる。
共に戦うというモチベーションを
さらに高めるために。
優しい信長君だからこそ
思い付く策だね。
貴様。
そうやって すぐ 人を分析するな。
あぁ… ごめん。
あの… 癖で。
そこまで深く考えてはいない。
皆を頼りたい それだけだ。
僕も考えるよ
僕にしかできない戦いを。
黒百合高校についてさ
何か知ってることない?
(飛鳥) いっても
そんな詳しくないですよ 私たち。
(弥生)
てか 銀杏高校の人ですか?
うん。
てか みやび知りません?
えっ?
全然 連絡取れなくて… ねぇ?
その日下部が今 大変なんだよ!
(足を踏む音)
痛っ…。
日下部は… 合宿で大変なんじゃ。
合宿? ウケる! てか 何の?
とにかく! 黒百合の連中が
集まってる場所やら
分かったら教えてくれんか?
頼む!
(上杉)
腹が減っては 戦はできぬ…。
(武田)
何だこれ… 薄っすい味だなぁ。
武田 今まで何回 お前と戦った?
4回… 5回?
そんなの覚えてるわけねえだろ。
また戦いたい。
ああ いつでも受けてやる…。
違うよ。
今回の黒百合との戦。
願わくば お前と一緒に戦いたい。
手を組み 共に石垣を作る。
面白いとは思わないか?
♬~
フッ… 味 薄いんだろ?
ハッ。
<上杉謙信は
ライバルの武田信玄が
窮地に陥った際 塩を送り
義を示したという説がある>
♬~
(竹中) 黒田。
お前の… 言う通りだった。
傷は つけられた者よりも
つけた者の記憶に 深く残る
俺は…。
(黒田) 竹中。
お前は どう思う?
あ?
チッ… ハァ~。
敵陣の所在だ!
2か所 考えた。
うちの高校の東側にある廃工場。
もしくは ここだ。
誰も通っていない中学校の校舎
。
フッ。
周りは住宅街だ 目立ち過ぎる。
そんなバカな問題出す出題者は
いねえぞ フッ。
(黒田)出題者の思考を読む
すると
おのずと答えが見えて来る
ほぉ… ならば どこだというのだ。
ここに位置する教会。
来週 改修工事の予定で
今は誰もいない。
怪しい建物には見えないから
多くの部下と共に
潜伏することができる。
黒百合から銀杏高校への
動線でもあるから…。
なるほど この細道を使えば…。
ハァ… う~ん…。
どうすりゃいいんだ…。
伊達!
♬~
(本多) いよいよだな。
ああ…。
(本多) なぁ。
どうすれば 俺は信長の…。
大将の役に立てる?
力に… なってやりてぇんだ。
いいヤツだな 君は。
え?
うらやましいよ。
俺は器用じゃねえからよ。
いつも 真っすぐ
ぶつかるしかできねえ。
その「真っすぐ」が難しいんだ。
心配するな。
君は そのままで大丈夫だ。
あぁ…。
ありがとな!
真っすぐ ぶつかってみるわ。
(本多) 真っすぐ…。
(少女)私は…
強くなる
♬~
(徳川家康) フッ。
ヤツら
自分がクローンだと
知らんのだろうな。
フッ… 幸せなヤツらだ。
利用されてるとも知らずに。
(別府ノ守)
真実を教えてやろう
見よ!
(家康の声) 選ぶ道など
初めから ありはせん。
そうでしょうか…。
生きてさえいれば
道の数は無数にございます。
それを選ぶ権利は 皆等しく…。
きれい事だ。
クローンは 所詮 クローン。
そのさだめから
逃れることはできん。
(信長の母)相手を思いやる
和の心を持ちなさい
手は 誰かに力を振るうために
あるんじゃ ない
手を取り合い
心を一つにするためにあるの
周りの雲と繋がって
少しずつ大きくなる
信長君なら
きっと そんな大将になれると
私は思います
♬~
♬~
(黒田) 以上が
今回の
奪還作戦の策だ。
いかがだろうか?
いやぁ やっぱすごいわ 黒田。
いや 俺だけではない。
竹中に お前らの案も取り入れた。
礼を言う。
(武田) おい。
何だか おもしれぇ話
してるじゃないか。
武田!
遅いぞ。
貴様。
遅いのはどっちだ。
ようやく 城を築く気になったか。
うつけが。
けどよ
最後に信長が言ってたあれ
ホントに大丈夫か?
(黒田) 確かに それが
かなりの賭けだがな。
いやぁ… 怖いわ。
でも やってみる価値はある。
皆の心に
とどめておいてほしいことがある。
全員で
手を取り合え!
誰かの危機は
誰かが手を差し伸べる。
皆 決して 一人ではない!
そして 力は
相手を
くじくために使うのではなく
自分と味方を守るために使え!
よいか? 貴様ら。
必ず 全員で
この教室に帰って来る。
出陣だ。
♬~
考えを改めた。
信長たちに感謝することに…。
ヤツらのおかげで 私はお前を
さらなる絶望の淵に
叩き落とすことができる。
ヤツらは戦に敗れ
お前に こう言うんだ。
「お前なんか
助けなければよかった!」。
「お前のせいで
ひどい目に遭った!」。
お前は皆から恨まれ
最後は 誰からも求められず
消えて行く。
フッ… ゴミのように。
せいぜい 生き地獄を味わえ。
信長君たちは負けません!
何を言っている?
すでに勝負はついている。
奇襲をかけられ
逃げ惑う連中の顔が
目に浮かぶなぁ! ヘヘっ。
(ドアが開く音)
報告が。
うっ… うぅ。
なっ…。
(加藤) 骨のない連中くさ。
もう終わりか!?
お前らが
奇襲をかけて来ることなんぞ
計算済みくさ!
(黒百合生) 信長たちですが
北町の倉庫に移り
そこに陣を張ったとの情報が。
陣を移したか…。
始皇帝!
今すぐ 倉庫に向かい
信長どもをつぶせ!
(始皇帝) うん…!
(ドアが開く音)
目に物見せてくれる…。
信長~!
ハハハ…!
黒田の読みが当たったな。
やっぱり 始皇帝が来たね。
(武田) 信長に会いたかったか?
さっすが 毛利!
おい やべぇ情報 入手したぞ
信長たちは 北町の倉庫に
移動したみたいだ!
北町倉庫?
ああ!
<毛利元就は
厳島の戦いにおいて
ウソの情報を流し
敵方の大軍をおびき寄せ
一網打尽にしたといわれる>
朝飯前じゃ。
ハッタリだった?
毛利元就が言った言葉とも
いわれています。
うるせぇ~‼
大将は どこだ?
フッ… 信長なら
君たちの本陣の教会に向かったよ。
(榊原) あ~ あぁ…。
(せき込み)
お前らは まんまと
だまされたんだよ。
何だと?
うるせぇな! タコ!
<榊原康政は
小牧・長久手の戦いにおいて
豊臣秀吉に対し 最強の技を
繰り出したことで知られる>
<その技とは…>
悔しかったら おいで?
勉強もできない
ケンカも弱えぇ
ミジンコちゃんたちがよぉ!
(黒百合生) 野郎…!
オラ! ミジンコ!
ミジンコ! ミジンコ!
ミジンコ ミジンコ ミジンコ!
来いよ ミジンコ!
よそ見すんなよ 始皇帝。
甲斐の虎… 武田信玄。
越後の龍… 上杉謙信。
ハッ。
行くぞ!
おりゃ~!
おりゃっ!
♬~
痛ってぇ。
榊原は そっちに行ったで。
了解。
<戦国時代には
さまざまな兵法がある>
(指笛)
<例えば おとりを追い掛けさせ
敵の陣形を縦長にし
その側面を突く>
ハハハ…!
おっ よろしくね~。
中村君。
えっ?
ほら 来いよ 篠山。
戦おうぜ 関!
西山!
何で…。
安田? 安田?
俺だよ!
お前 オラ! オラ! オラ!
萩本~!
こいつら 何で俺たちの名前…!
(竹中) 三将だけでなく
部下の連中のデータまで。
フッ… よくもまぁ短時間で
これだけの量を。
それぞれの特徴を
的確に把握すれば
やみくもに戦わなくて済みます。
それが お前の戦い方か…。
はい。
ここまでは順調だ。
敵の戦力の分散。
序盤で
始皇帝を抑えられたのはデカい。
あとは…。
信長君たちが
教会にたどり着けるかどうか…。
我々はやるべきことはやった。
あとは 信じるのみ。
始皇帝のヤツ かなりの部下を
連れて行ったらしい。
これで本丸の教会は
きっと ガラ空きだ。
だといいがな…。
(本多) あいつは…。
すまんが先を急いでいる。
通してくれ。
(ジャンヌ) 信長!
私が相手をする 先に行け。
(本多) 伊達!
急げ!
行くぞ 本多。
♬~
クソ! 何を てこずってるんだ
さっさと ひねりつぶせ!
信長が来るぞ
大丈夫なんだろうな!?
(ペリー) 問題ない。
(指を鳴らす音)
うわ…!
(ペリー) 戦闘員をグループに分けて
配置しよう。
さだめからは逃れられない…。
確かに そうかもしれません。
でも それが運命か否か…。
そんなの結局は後付けの話。
信長君たちは今
自らの意思で行動しています。
(みやびの声)
自らの意思で団結し…。
(みやびの声) 味方を信じ…。
(みやびの声) 知恵を出し…。
(みやびの声) 戦っている。
自らが
正しいと思ったことを貫いて…。
足は まだ痛みますか?
その傷は
自らの戦い方を選んだ
武田君の意思そのもの。
(武田)人は城
人は石垣
人は堀
情けは心を繋ぐ
それに気付けないお前は
負ける!
道も 行く末も
いくらでも変えられるのでは
ないでしょうか。
さだめなど
天気予報のようなものです。
雨だと言われて
晴れることだってありますから。
うっ!
(ジャンヌ) 何のつもりだ!?
戦え!
戦いたくない
今の君とは。
変わったな。
(伊達)ヤァ!
ヤァ!
(ジャンヌ)
やみくもに 力を振るうな!
強さは 誰かを守るためにある
待てよ!
待て おい!
お前 強いんだろ?
俺と勝負しろよ
えいっ!
ごめ~ん
足 引っ掛かっちゃった
ハハハ…!
(伊達)うわぁ~!
(少年)何だよ…
(少年)離せよ お前
(少年)何だよ お前
うわっ!
痛ってぇ…
(少年)ヤベっ
泣き声
伊達! 伊達 大丈夫!?
泣き声
伊達! 伊達!
泣き声
伊達 大丈夫!?
待って!
私は 強くなる
(伊達の声)
確かに 君は強くなった。
(伊達) だがホントは
自分で分かってるんだろ?
強さこそが正義だと…。
自分に言い聞かしてる。
黙れ!
あの頃の君は
ひとを傷つけたりはしなかった!
黙れ!
うわぁ!
何のための強さだ!?
(泣き声)
私は…。
お前を
守れなかった。
ジャンヌ。
♬~
もう 苦しまなくていい。
強さは
誰かを守るためにあるんだろ?
♬~
♬~
毘沙門天の生まれ変わりを
甘く見んなよ。
うりゃ!
俺たちの石垣
ナメんなよ!
ハハハ…!
全員で手を取り合う!
ハァ~!
(2人) おりゃ~!
信長がやって来ました!
何!?
信長君!
来たか。
♬~
勝負だ 信長。
勝負だ 信長。
俺に任せろ。
本多…。
これは
俺の気持ちなんだ。
真っすぐ ぶつかるしか
できねえからさ。
フッ。
おりゃ~!
♬~
本多…。
お前の相手は こいつだ!
ゴー!
♬~
(クロフネ) うりゃ~!
そろそろ 大詰めの時…。
信長のヤツが言ってた
最後の一手。
それが うまく行くかどうかだな。
大丈夫 きっとうまく行く。
(龍造寺) こっちばい。
(小声で) みやびちゃ~ん。
(小声で) 秀吉君!
♬~
助けに来たで!
ダメ!
ウソ… 多…。
そこまでだ。
それぞれの武将が
自らの特性を生かし
一つの目的に向かって
思いを繋げて行く
実に見事な策だ!
だが
あと一歩及ばずと
いったところか。
それじゃ困んねん!
これまで繋いでくれたヤツらに
申し訳ないからな。
秀吉。
お前は 俺が認めた男くさ。
(加藤の声) やられてもやられても
立ち上がる。
お前のあの時の根性。
誰も へし折ることはできんくさ。
お前はもう 正真正銘の猛者!
(加藤の声) 背中の虎を託せる
たった一人の男くさ。
ええ男と戦ったかいあったわ。
おいたちは
最後まで戦うばい!
やれるものならなぁ!
(秀吉) とはいえ
この数は
さすがに さばききれんて。
(龍造寺) わぁ~!
あぁ…。
≪あぁ… あ~…!≫
(秀吉) ≪離せ~!≫
お前の負けだ 信長。
うわぁ~!
うっ…!
うぅ!
うっ!
おい 信長! 今だ!
♬~
♬~
大丈夫か?
ヘッ。
花も実も兼ね備えたような
勇敢な男だな 貴様は。
<史実でも 実際に織田信長は
名将 本多忠勝を
このように
評したといわれている>
♬~
どうした?
俺の役割は
ここまでだ。
あとは…。
鳴くまで待とう。
(黒百合生) うりゃ!
うりゃ!
おい!
(息子) よく頑張るねぇ。
だが もう諦めろ。
もう おやめください!
(秀吉) ハハハ…!
ハハハ…!
いやいや…。
おかしいと思うやろ? 普通。
何で 戦闘力ゼロの
俺ら 弱々コンビが
このポジションやねん。
は?
文句なら てめぇの大将に言え
バカ。
そろそろ分からんかい。
この意味を!
意味?
あ~!
これ以上 待てへんぞ!
待てんばい!
《まさか
ここに秀吉君を采配した
本当の理由とは…》
さっきから 何ごちゃごちゃ…。
おい お前!
独り言なら よそでやるばい!
は?
秀吉は
お前たちと話してないばい!
気付かんかい! アホ!
この天性の人たらしが
命懸けで口説いてんねんぞ!
(秀吉) お前 信長が
どんな思いで この策 立てたか
分かってんのか?
お前が一人じゃないって
伝えたくて
お前が加わって初めて完成する
作戦 作ったんやろうが!
(秀吉) 立て 家康!
最後の一手は…。
お前や。
ハハハ…!
そんな言葉に こいつが
耳を貸すはずがないだろう!
こいつはなぁ…!
多くの人間を苦しめた
悪魔なんだ!
確かに 家康君がして来たことは
許されることではありません。
しかし 人は常に人に出会い
変わります。
変わらない!
こいつが変わることなど絶対に…。
「絶対」は絶対にない!
「絶対」は
絶対にございません。
貴様が歩むべき道が
あるのならば 止めはせん
だが その道は
これからも一人で
歩まねばならぬか?
家康!
つれないことを言うな
同い年ではないか
♬~
うぅ…。
うわ~!
うあぁ~!
♬~
♬~ 遅っそいわ アホ。
♬~
♬~ チクショ~!
♬~
え? え? え…?
来るな!
来るな! バケモノ!
お前は…。
何も悪くない。
♬~
♬~ 家康。
♬~
信長君…。
思ったより元気ではないか。
思ったより
だいぶ待たされました。
「多少は急ぐ」と
おっしゃいましたよね?
フッ… うつけが。
♬~
ハァ…。
奪還成功!
フッ。
(井伊) 真田のこれ見た?
「あ~!」つって。
大丈夫か?
ああ… こいつを見てやれ
ボコボコにされてた。
僕は全然… こいつを見てやって
ボコボコにされてたから。
大丈夫そうだな。
忘れていた。
何のための強さかを。
(伊達) ほら 立て。
(伊達) 思い出したようだな。
(ジャンヌ) うん。
(2人) あっ!
ん?
(2人) 目!
目?
メルシー。
てめぇ…!
めっ!
見事な策だ。
だが 次は負けないぞ。
勘弁しろ。
俺は戦のない世を
のろのろ イクサ。
フッ ハハハ…!
おい見ろ みやび。
この程度で?
オ~ イェア。
貴様 なかなかに
分かるヤツではないか。
《信長君たちの戦は
こうして
幕を下ろしたのですが…》
何 言ってんだ? うつけ。
(息子) おのれ… 家康 許さん。
今度こそ絶対に…。
(何かが近づいて来る音)
誰だ!?
あ… あ…。
誰だ!?
うわ~~!
♬~
俺は…。
貴様に旗印を掲げる。