「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」#9【命がけ!最後の頂上決戦】[解][字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」#9【命がけ!最後の頂上決戦】[解][字][デ]

名だたる戦国武将のクローンたちが、高校に大集結!武将のプライド、宿命を背負い…天下を目指して戦う熱き人間ドラマ!歴史も学べるエンタメ大河!

出演者
織田信長…永瀬廉(King & Prince)
日下部みやび…山田杏奈
豊臣秀吉…西畑大吾(なにわ男子)
明智光秀…萩原利久
上杉謙信…犬飼貴丈
  ○
伊達政宗…三浦翔平
武田信玄…満島真之介○
黒田官兵衛…濱田岳
徳川家康…小澤征悦
別府ノ守与太郎…柄本明
番組内容
徳川家康(小澤征悦)に旗印を掲げた織田信長(永瀬廉)の行動に、武将たちは戸惑う。黒田官兵衛(濱田岳)がその理由を問うが、信長は「家康との戦いの先に最後の戦いが待っている。俺はそこまで辿り着かねばならぬ」と言い残し、教室を出ていくのだった。モニターで信長が出ていく様子を見ていた別府ノ守与太郎理事長(柄本明)は、意味深に笑っていて…。そんな中、信長が、日下部みやび(山田杏奈)に、ある衝撃の告白を…!?
監督・演出
【監督】中島悟
原作・脚本
【原作】甲斐谷忍『新・信長公記~ノブナガくんと私~』(講談社「ヤンマガ KC」刊)
【脚本】金沢知樹
音楽
【主題歌】King & Prince「TraceTrace」(
Johnnys’ Universe)
【音楽】林ゆうき
制作
【チーフプロデューサー】沼田賢治
【プロデューサー】中山喬詞 小島祥子 清家優輝
【共同プロデューサー】三上絵里子
番組ホームページ
【番組ホームページ】
https://www.ytv.co.jp/shinchokoki/
番組公式SNS
【番組公式Twitter】@shincho_drama
【番組公式Instagram】@shincho_drama
【番組公式LINE】https://lin.ee/JGtCuab

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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(織田信長) 俺は…。

貴様に旗印を掲げる。

(徳川家康) なぜだ…。

全て終わらせるためだ。

この家康に勝利することで

お前の言う「全て」が

終わるのか?

ならば…。

所詮 お前も

敵か!?

叩きつぶす…。

何だ その悲しげな目は!?

それが 挑む者の顔か!?

♬~

(日下部みやび)
今のお話は本当でしょうか?

どうして 家康君と…。

(別府ノ守)
魔村君 知っておるか?

(魔村) 何でしょう?

(別府ノ守) わしがなぜ
「銀杏高校」と名付けたか。

(魔村) いえ。

(別府ノ守) 銀杏にはな

わしのロマンが
詰まっておるんじゃ。

もうすぐじゃ。

銀杏がロマンの花を咲かす。

(別府ノ守) ≪ワハハ…!≫

(黒田)
銀杏がロマンの花を咲かす?

(竹中) 黒田 ここにいたのか。

大変なことになったぞ。

ん?

(井伊) 信長 全然分かんねえよ。

(明智) ホントに分かんないよ!

(上杉) なぜ 今更
家康に挑む必要があるのか。

(伊達) 理解できんぞ 信長。

信長 訳があるのだろう

戦う訳が。

本当の理由を聞かせてくれと
頼んだら

語ってくれるか?

今は言えぬ。

(秀吉) 何でやねん
俺ら 仲間ちゃうんか?

信長。

信長君!

すまない。

「すまない」って何やねん。

言えることは

ただ一つ。

それは?

家康との戦いの先に
最後の戦いが待っている。

俺は そこまで
たどり着かねばならん。

(本多) 信長…。

行ってやれ。

分かった!

君じゃ ない!

日下部。

最後の戦い…。

最後の戦いか…。

なるほどな!

信長は家康の先に
あやつを見据えておるのだろうな。

恐らく 気付いておるのじゃ。

総長の正体。

(別府ノ守の声) そして なぜ
家康を倒さないといけないのか

その意味も…。

うぅ… うぅ…。

うぅ…。

(博士)こっちに来るな!

うぅ…。

背中に何を隠してる!?
刃物か!?

うっ うぅ…。

それで私を殺す気なのか!?

うぅ…。

その手を前に出すな!
バケモノ!

うぅ! ハァ…。

ハァ ハァ…。

俺は

バケモノ…。

俺が手を前にかざせば

誰かが死ぬ…。

(別府ノ守)お前が
つくったと思ってる その道が

本当は誰かに

つくられた道だったとしたら…

真実を教えてやろう

見よ!

徳川家康の血にあらがえぬと

孤独な道を歩んで来た。

うぅ…。

(武田) えらく うなされてたなぁ。

たんすの角で
足の小指 打つ夢でも見たか?

何しに来た…。

まぁ 待てよ。

ケンカしに来たわけじゃ ない。

家康。

お前 本気でそれを信長に
叩きつけることはできるのか?

誰に物を言っている?

俺は お前が馬に見えて仕方ない。

馬だと!?
ああ。

走りたくもないのに

自分でケツにむち打って走る 馬。

うぅ…。

違うか?

黙れ 武田!

武田か…。

お前も随分変わったよな。

ひとのことを ゴミだのクズだの
言ってたヤツが

「武田」って呼ぶんだもんなぁ。

まぁ 何にせよ

その拳を信長に叩きつけるか

それとも開いて

相手に差し出すか…。

決めるのは

お前だ。

♬~

♬~

ふぅ…。

アワビですか?
ん?

まるで
戦国時代の武将のようですわ。

武将?

戦国時代の武将たちは

戦の前に 打ちアワビ
かち栗 昆布を食べたそうです。

相手を打って 勝って よろコンブ。

武将が縁起を担ぐために。

まぁ ダジャレですわね。

武将…。

あっ そうでした。

信長君は 明治以前の歴史は
習ってませんから

武将って言われても
分かりません…。

俺も食ったのかなぁ?

え? 俺も食べたとは?

戦国時代を生きた
織田信長である俺も

これを食ったのかな?

♬~

(龍造寺) そうばい!

≪今 加藤は弱いんだ≫

(上杉) おい みんなやめないか?

なっ?
いいよ 上杉 お前…。

(秀吉) 何やねん これ。

秀吉君!
こいつら 信長のことで…。

だから! 信長には信長の考えが
あってのことだっつってんだろ!

だから その考えは何だって
言ってるんだよ!

今更 家康とやって何になる!?

その理由は
信長しか知らねえことだ。

(榊原) 信長 信じろや!
(酒井) そうだ バカども!

(龍造寺) 信長は信じとるばい!
(加藤) そうくさ。

それを踏まえても
無意味な戦いは避けるべきくさ。

(毛利) 何回 同じこと
言わせるんじゃ このボケが!

(今川) ボケてんのは
てめぇやろうが!

いいかげんにしろ お前ら!
武田! お前はどう思う?

おらんのかい。

黒田! お前の意見は?

おらんのかい。

上杉 お前は? おらんのかい!

いるよ。
おるんか~い!

叫ぶんじゃねえよ お前の頭の中
スナック菓子 詰まってんのか?

誰がスナック菓子 詰まってるだ!?

お前の頭の中は
クシャクシャのレシートだろ!

何だよ その例え! お前
お笑い番組見たことねえのかよ。

あるわ!
お笑い番組 大好きだわ!

毎週こうやって
『笑点』楽しみに見てるわ!

(井伊たち) うわ~!
おい 見えんのかよ!

見えてるわ! 視力5あるわ!

入学式の時から
ずっと見えてたわ!

(井伊たち) うわ~!

何しとんねん…。
こんな時なのに黒田君いないし。

信長も…。

知ってたのですか!?

ご自身が 織田信長の
クローンだということを…

ああ

俺だけではない

秀吉も黒田も

武田も伊達も…

そして 家康も

特進クラスの全てが
戦国武将のクローン

そうだよな?

信長君!

♬~

(みやびの声) 掛ける言葉が

見つかりませんでした。

(別府ノ守) 恐らく
信長も知っておるのじゃろう。

自分がクローンだということを。

信長に事実を教えたのは…!

どうも。

みやびちゃんですよね?

あの… どなた様で?

そうよね 私はね

花梨といいます。

花梨さん…。

いつも息子が
お世話になっています。

息子?

私ね

信長の母です。

信長君の!?

(別府ノ守の声)
信長の育ての親であり

武将のクローンを
つくった博士の

助手だった女。

武将のクローン?

(酒井) お前は引っ込んでろ!

(武将たちが言い争う声)

ちゃこちゃこ ちゃこちゃこ
うっさいね~ん‼

何だよ 秀吉!
うるさいな 猿!

(秀吉)
お前ら 何で争ってんねん!

お前らは 信長が家康に挑むのには
意味があるって信じてる?

(井伊たち) ああ…。
(秀吉) ほんで お前らは

信じた信長の行動が
理解できない?

(伊達:龍造寺) ああ。

どっちでもええわ!

信じてんねやろ!?

何にせよ 信長のことを。

信じてるんやったら
見守ったれや。

秀吉。

信長~ 信長~ 信長~。

お前ら 大好きやな 信長のこと。

秀吉君は 信長君のこと
好きじゃないの?

好きなわけないやろ うつけか!

うつけ!
大好きじゃん。

あっ ちゃうちゃう… 今のちゃう。

ちゃうくな~い。
(武将たち) ちゃうくな~い。

(秀吉) ちゃうちゃう!
「ちゃうくない」やめろ!

「ちゃうくない」やめろ! やめろ。

恋のライバル?
出現~。

つっ… いつから?

最初から。

(井伊たちの笑い声)

ビックリしたでしょう。

では 博士の研究所で
働いていらっしゃったのですね?

はい。

そして 今から1年前…。

信長。

はい。

私は 今日に至るまで悩みました。

この話を
あなたにすべきがどうかを。

しかし 愛するあなたのために

私は全てを告げようと思います。

あなたなら きっと

この事実を乗り越えられると
信じて。

(別府ノ守の声)
戦国武将をよみがえらせるには

どうすればいいのか。

その術を探している時にの

博士の噂を 聞き付けたんじゃ。

私は全てを話しました。

そして…。

信長たち武将を誕生させた

本当の黒幕のことも。

本当の黒幕?

それは?

黒幕は…。

(別府ノ守) 武将のクローンを
つくり上げた張本人は

わしなんじゃよ。

(別府ノ守) 驚いたか?

黒田!

(別府ノ守) 近う寄れ 黒田。

♬~

理事長様が!?

戦国武将をよみがえらせるには
どうしたらいいのか。

その術を探している時に

博士の噂を聞き付けたのです。

わしはな

博士に資金援助する代わりに

誕生した武将たちの

面倒を見させろと提案した。

(花梨) 研究は成功し
信長たちは生まれた。

そして 私は見てしまったのです。

悪魔のような計画を。

(助手)信じられない…

こんな非人道的な…

こんなの狂ってます!

口を慎まんか!

日下部君!

えっ…。

(花梨) あなたのお父様です。

(日下部誠太郎)
それだけはいけませぬ 博士!

(別府ノ守)君が何と喚こうが

武将たちの血は
戦をすることを望んでんだよ

決して 血にはあらがえない

武将として生まれようとも

たとえ
その血が流れていようとも

愛を持って育てれば
人は変われる!

愛?

学者の端くれである君が 愛?

何の学術的根拠もない感情を
君は

胸を張って語るのかね?

日下部君

君 もういらん ここを去れ

(別府ノ守の声)
正義感の強いところは

見事に娘に引き継がれとった。

父様…。

クローンたちは2歳になる前に
生まれ育った土地で

武将となるべく
英才教育を施すようにした。

しかし 信長と家康は特別な存在。

家康は博士に

信長は

あの女に預けた。

小学生の頃の信長は

本当に手が付けられなくて…。

誰彼構わず 傷つけていました。

同級生に
暴力を振るうだけではなく

担任の先生にも
砂を投げ付ける始末…。

砂!?

<織田信長は父親の葬儀の際

位牌をめがけ 焼香の灰を
投げ付けたという逸話がある>

変われないのかもしれない。

そう思った…。

でも そんな私を
救ってくれたのは

みやびちゃん
あなたのお父様の言葉。

武将として生まれようとも

たとえ
その血が流れていようとも

愛を持って育てれば
人は変われる!

(花梨) その言葉に

背中を押されました。

父様…。

(別府ノ守) 真実を教えてやろう。

見よ!

その手を前に出すな!
バケモノ!

うぅ…

あっ…

あぁ…

どうして…

徳川家康が
徳川家康らしく生きるため

3歳で 人を殺めた
家康のように

非情でなくてはいけない

血に従ってね…

嫌でも思い知るはずだ

自分は どうしようもなく

徳川家康なんだと

ハァ…

お前は… 狂ってる

その通り

ロマンは

人を狂わす

孤独な道を歩いて来たお前は

今更 別の道は歩けんよなぁ

家康。

♬~

(花梨)
手は 誰かに力を振るうために

あるんじゃ ない

手を取り合い
心を一つにするためにあるの

きっと 和の心が

あなたの人生を
豊かにしてくれる

ねっ 信長

その手を…

その手を!

前に出して

前に出すな~!

そうすれば

あなたの道に花が咲くのよ

♬~

♬~

♬~

あっ 信長君。

どうして…?

迎えに来てくれたのね?

はい。

フッ… 何だか

いつもの信長君じゃ ない。

でしょ?

母上 おやめください。

お母様。

これからも
よろしくお願いいたします。

どうかされましたか?

あっ ええ もちろん!
よろしくね。

あっ そうだ 信長。

お母さん ちょっと用事があるから
先に行くね。

じゃあね 信長をよろしくね。

はい。

♬~

「これからも」か…。

みやびちゃん。

最後まで
話せなかったことがあるの。

いいお母様ですね。

ああ。

でも 最後どこか
様子がおかしかったような…。

みやび。

はい。

貴様に伝えたいことがある。

俺は…。

(雷鳴)

(別府ノ守の声)
お前たちクローンは

18歳まで生きられぬ。

えっ?

いい顔だぁ。

♬~

ほんに今日は
よう驚く日じゃのう。

わしはな

クローンの研究を急がせた。

一日でも早く

お前たちを誕生させるために。

しかし 研究は十分ではなかった。

だから 生まれて来た俺たちには
命のリミットが?

さすがは黒田 のみ込みが早い。

なぜ 俺にその話を?

戦を楽しみたいからじゃ。

戦?

黒田官兵衛。

お前は戦国いちの策士と呼ばれ

豊臣秀吉を天下統一に導いた男。

見たいんじゃよ。

真実を知ったお前が

来るべき最後の戦いに向けて

どんな策を放つのか?

最後の戦い…?

家康との戦いの先に
最後の戦いが待っている

俺は そこまで
たどり着かねばならん

それは…。
いずれ分かる。

さぁ 黒田。

その事実を

他の武将に話す 話さんかは…。

お前次第。

♬~

読め。

おのれのさだめを

知れ~!

18歳まで

生きられない…。

ウソで… ございますよね?

父様の言葉…。

(誠太郎)お前が彼らを救…

泣くな うつけ。

涙をナミナミと流すな。

うまくないか…。

自分がどこに向かうのか

そのさだめを確かめて来る。

♬~

どうした?
行かないでください。

どうか 戦いをおやめください!

戦に何の意味があるんですか!?

みやび。

はい。

俺は その意味を見つけたいんだ。

自分が この世界に生まれて来た
その意味を。

家康との戦いの先に

必ず その答えがある。

答え?

貴様が

それを見届けてくれ。

♬~

俺たちは つくられていた…。

(武田) どうしたんだ?

武田…。

何だよ その顔は。

いや 何でもない。

何でもない? 何でもある顔だろ。

武田…。
あ?

お前は 考えたことがあるか?

何を?

自分の… さだめを。

さだめ?

ハッ。

お前 何 信長みたいなこと
言ってんだよ。

そうだな… 忘れてくれ。

♬~

どうしたんだ? 2人仲良く。

受け取れ。
受け取れ。

旗印は
同時に受けることができません。

構わぬ。

こやつらの目を見てみ。

どちらも譲らぬ目をしておる。

断れば ここで
戦を 始めかねない目だ。

何にせよ

この戦に勝ったほうが勝者
つまり…。

銀杏高校の覇者に近づくのだ!

(校内放送のチャイム)

先ほど 旗印が提出されました。

(魔村) 旗印提出は
特進クラスの織田信長君。

やっぱ戦うんか…。

(魔村) そして
特進クラスの徳川家康君。

家康も!?

提出された旗印はこちらです。

「織田信長を倒す」。

「徳川家康を倒す」。

同時に旗印!?

では 負けたほうが

戦う権利も失う。

まさに 最終決戦…。

家康君…。

本当に これでよいのですか…。

どうした? みやびちゃん。

いえ 何でもございません。

♬~

来たで。

♬~

まさに最後の戦にふさわしい
顔つき。

わしから そんな2人に
プレゼントを用意した。

♬~

(別府ノ守) さぁ 始めようぞ。

思う存分 暴れてみせぇ!

家康…。

信長…。

信長君…。

それでは旗印戦 開始。

(ほら貝を吹く音)

家康…。

すまない。

♬~

♬~

♬~ 動いた。

♬~

ハァ!

ハァ!

ハッ!

うりゃ~! うっ!

うりゃ!

うわぁ…。

うぅ~!

うぅ~! うりゃ!

あぁ!

信長君!

あ~!

♬~

終わりだ。

うわ~!

♬~

♬~ 入った。

♬~

あっ…。

あぁ…。

あぁ… あぁ…。

《まずい… 意識が》

来るな! バケモノ!

背中に何を隠してる!?
刃物か!?

それで私を殺す気なのか!?

違う…

違うんだ 父さん!

来るな!

父さん…

俺は ただ

一人の人間として
愛してほしかった…

ただ それだけなんです

バケモノが!

俺は…。

もう…。

もう! 引き返せん!

俺は!

徳川家康だ~!

うわぁ~!

(花梨)信長 逃げなさい

あなたはクローンとして
生きるのではなく

一人の人間として

最後まで生きるべきなのです!

母上

俺は逃げません

信長!

自分の行く末は

自分で決めたいんです

だから 俺は逃げない

一人の人間として…

(家康の声) うわぁ~!

うっ!

うぅ…!

わが名は…。

織田信長~!

♬~

♬~

♬~ うぅ… ハァ…。

♬~

♬~ よし!

♬~

ハァ…。

終わらせろ。

さっさと

とどめを刺せ。

どういうことだ?

情けか?

違う。

ここからは

貴様の力が必要なのだ。

そして…。

貴様らの力も!

俺たちの力…?

手を取れ 家康。

貴様は

きっと変われる。

その手を前に出すな!

(武田) 家康!

うっ うぅ…。

武田…。

人は城。

人は石垣。

人は堀。

情けは人を繋ぐ。

心のままに

進め。

♬~

♬~

信長。

こんな俺でも

変われるのか?

それを心から望むのなら…。

♬~

♬~

♬~ 是非に及ばず。

♬~

ここまでかぁ…。

この勝負…。
いらぬ!

勝ち名乗りなど いらん。

どういうことだ?

何で受け取らんねん。

そうだよ 何でだよ。
何でだよ!

戦いは まだ終わっていない。

♬~

♬~

信長?

♬~

総長。

貴様に用がある。

あれが総長…。

初めて見た。

総長に挑もうというのか。

いきなり行くのかよ。

♬~

本当の戦いは

これからだ。

♬~

(木刀を振り下ろす音)

フフフ…。

フフフ…!

まさか…。

♬~

やはり気付いておったか。

総長の正体が…。

♬~

わしだということに。

さぁ 最後の戦だ。

理事長。