家庭教師のトラコ#02[解][字][デ] 謎の女がお金の使い方で家族を救うホームドラマ!…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

家庭教師のトラコ#02[解][字][デ] 謎の女がお金の使い方で家族を救うホームドラマ!

「5千円の正しい使い方は?」両親の離婚にいじめと問題山積の6年生に、家庭教師トラコが投げかけた問いの意味とは?橋本愛主演、母子を救う個別指導式ヒューマンドラマ!

出演者
橋本愛、中村蒼、美村里江、細田佳央太、矢島健一、丸山智己、細田善彦、阿久津慶人、加藤柚凪、板谷由夏、鈴木保奈美
番組内容
家庭教師トラコは、定食屋で生活苦にあえぐ下山智代(板谷由夏)の家へ。すると店のレジから5千円盗む息子・高志(阿久津慶人)がいた。高志は両親の離婚の狭間で苦しみ、学校ではいじめられ5千円奪われていた!二人は「5千円の使い方」を学ぶため課外授業に出るが、高志はトラコをクビにし、さらに母を捨て父の家へ行く。だが、父の家で再会したトラコは学校に退学届けを出したり、喧嘩を教えたり高志を揺さぶり続ける……
監督・演出
【演出】伊藤彰記
原作・脚本
【脚本】 遊川和彦
音楽
【主題歌】
 「茜」森山直太朗(ユニバーサル ミュージック)
【音楽】
 平井真美子
制作
【チーフプロデューサー】 
田中宏史
石尾純
【プロデューサー】
大平太
田上リサ(AX―ON)

【制作協力】 AX―ON
【製作著作】 日本テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. 高志
  2. 先生
  3. 智代
  4. 勉強
  5. 角煮定食
  6. ヤツ
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  10. カツアゲ
  11. ホント
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  13. 満男
  14. お願い
  15. お前
  16. トラコ先生
  17. ママ
  18. 私立
  19. 自分
  20. 心配

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(根津寅子)♪~ い~けないんだ
いけないんだ

♪~ 先生に言ってやろう

(下山高志)
いや これは何ていうか…。

(階段を下りる音)

(下山智代) おっ…。

(智代) あ~ら 先生!
いらしてたんですか。

どうですか? うちの高志は。

よくできた子だから
教えがい ないでしょう。

私はね 勉強よりも

デッカい夢
持ってほしいんですけどねぇ。

それより女将さん

5000円。

えっ?

ヤダな! 今週の授業料ですよ。
(智代) あ~!

アハハハ… ごめんなさいね。

先生が忘れてたら とぼけようと
したわけじゃないんですよ。

いや ちょっと
その気があったりなんかしてね。

うち 貧乏暇なしだから も~う。

はい。
(レジを開ける音)

あら?

5千円札 あった気が
したんだけどな。

♬~

あ~ お客さんに渡しちゃったか。

じゃあ すいません
細かくなっちゃうんですけど。

5000万!
ハッハハ…。

よろしくお願いします。

あの~ 少ないんですけど…。

授業料は先生が 決めていいって
おっしゃってくれたんで。

いえいえ 限られた予算の中

家庭教師に幾ら払うのが
正しいお金の使い方か

決めるのは おたくですから。

じゃあ 高志。

今日も張り切って 勉強しようか!

お母さんのためにも
志望校に絶対合格しないとな!

(智代) フフフフ…。

(踏切の音)

(踏切の音)
(電車の走行音)

で?
えっ?

君は何が知りたいのかな?

何で言わなかったの? 母さんに。

だって 高志が何に使うか
知らないから まだ。

えっ?

もしかして お使い
頼まれたのかもしれないし

こっそり お母さんに プレゼント
買おうとしてるかもしれないだろ。

その顔から察するに
どっちでもないか。

じゃあ 何に使う気なのかな?
その5000円。

(足音)
(智代) ≪高志!≫

ちょっといい?
ダメですよ 女将さん。

勉強中は
部屋 のぞかないってルール。

あ~ ごめんなさい。

でもね
高志のクラスの子から電話で。

断ってよ 「勉強中だ」って。
そうは言ったんだけどさ

何か急用なんだって はい。

(客) ≪すいませ~ん≫
(智代) はいはい…! 今行きます。

じゃあ よろしくお願いします
どうも。

もしもし…。

おい 高志 何バックレてんだよ
早く 金持って来いよ。

ちょっと待ってよ
今 家庭教師の先生 来てて。

はぁ? カテキョ?
スマホも持ってないヤツが

生意気なんだよ。

即行で来ないと
そっちの家 マジ乗り込むから。

分かった
なるべく早く持って行くから。

(通話が切れた音)

なるほど カツアゲされてたのか。

じゃあ お母さんに
本当のこと言わないと。

女将さ~ん!
ちょっと待ってよ。

母さんには心配掛けたくないし。
じゃあ どうすんだ?

いじめてるヤツらに
5000円 渡す気?

しょうがないだろ バックレたら
何されるか分かんないし。

そうやって
言いなりになってたら

向こうは つけ上がるだけだって
分かるだろ?

高志は頭がいいんだから。

もしかして 「負けずに戦え」
って言いたいんですか?

無理だよ 向こうは3人だし。

しょうがないなぁ。

じゃあ… 一緒に行ってやるか。

えっ ホントに?

(智代) はい 豚の角煮定食です
お待ちどおさま~。

相変わらず 色気がないねぇ。
えっ?

(客) もう少しオシャレしたら?
ヤ~ダ!

そんなのにお金かけたって
もったいないじゃないのよ。

「贅沢は敵 骨身惜しむな
無駄惜しめ」っつってね

いうじゃないのよ!
はい 食べな 食べな!

(ベル)
はいはい!

とろける豚の角煮定食が名物の
万福亭で~す。

(下山満男)
相変わらず 悩みのなさそうな声
出してるな お前。

何? こっち ちょっと
忙しいんだけど。

(満男) 約束 忘れてないだろうな
と思ってさ。

もし 私立に受からなかったら

高志の親権は
渡してもらうっていう。

心配しなくても大丈夫よ。

こっちはね 志望校に
100% 合格させるっていう

伝説の家庭教師 雇ったんだから
アハハハ…。

あら あら 先生
どうしたんですか?

もう勉強 終わり?
いえ ちょっと大切な課外授業に。

えっ?

もしかして あいつらか?

(高志) うん。

じゃあ ここで待ってろ。

えっ いいんですか?

やぁやぁ やぁやぁ!

君たちかな? 下山高志君から

カツアゲしようと待ち構えている
同級生は。

はぁ? 誰? おばさん。

お姉さんは

家庭教師のトラコです!

角煮定食のヤツ
何 チクってんだよ。

もしかして いじめるなとか
説教するつもり?

なら無駄だから
俺たちは金借りるだけだし。

そんなことは どうでもいいの。
(同級生たち) はぁ?

それより カツアゲしたお金を
何に使うのか知りたくて。

もしかして この中のお母さんが
重い病気とか

恵まれない子や
災害に遭った人たちに

寄付するつもりとか?

はぁ? 何言ってんの こいつ。
訳分かんないんですけど。

ってことは 君たちが醸し出してる
雰囲気から察するに

ゲームの課金に使うとか?

だったら何なんだよ?

高志! ダメだ
こいつらに金渡しちゃ。

ドブに捨てるようなもんだから。

(高志)
ちょっと 何言ってるんですか?

じゃあ 先 帰ってるから
早く片つけて 勉強の続き やろう。

ちょっと! 助けてくれるんじゃ
ないんですか?

こういう問題は
当事者同士で解決しないと。

(客) 角煮定食 お願いします。
(智代) はいはい お待ちください。

あら 久しぶりだねぇ。
(客) そうなんだよ。

最近 ちょっと忙しくてさ。
あっ そう。

(足音)

お~ おかえり! 早かったな。

じゃあ 勉強しようか。

聞かないんですか?
5000円 どうなったのか。

どうせ あいつらに渡したんだろ?

そっか~
あの金は もう返って来ないんだ。

(智代) は~い 角煮定食!

秘伝のタレで煮込んだから
おいしいよ~。

あの角煮定食をいくつ作れば

5000円の売り上げに
なるんだろうな。

定価が850円で
利益が200円ぐらいとして

25食か。

(智代) 150万円のお釣りです
ハハハハ…。

ハッ! もう また落としちゃった。

いっつも落としちゃうの
ごめんなさいね。

すぐ取るからね ちょっと待って。

あの 母さんには
黙っててもらえますか?

小遣いためて
近いうちに返すから。

じゃあ 代わりに宿題。

えっ?

あの5000円は 本当は
どう使われればよかったのか

考えてみようか 来週までに。
えっ?

頭いいんだから
分かるだろ すぐ!

(中村真希) 今週の授業料です。

はい 確かに。

(中村知恵) トラコ先生!

(知恵)
トラコ先生 早くお勉強しよう!

知恵ね 知りたいこと
い~っぱいあるの!

あら 随分 張り切ってるわね
知恵ちゃん。

この子 最近
「どうして? どうして?」って

質問魔になって困ってるんです。

この前まで
「分かんない」ばっかり…。

すいません 喉渇いたので
お水 頂きます。

私も変わらなきゃと思って
無駄に買い込むの やめたんです。

この前 先生に叱られたし。

では

お勉強しましょうか 知恵ちゃん。

ねぇ 先生 質問 質問!

はいはい 何かしら?

保育園で お友達に
「今日も一緒に遊ぼう」

…って言ったら
知恵にお返事しないで

み~んな
向こうに行っちゃったの。

どうしてかな?

それは…。

シカトというか いじめね。

いじめって何?

そうか 知恵ちゃんには まだ
いじめって概念がないんだ。

いじめっていうのはね

人間が生存率を高めるために

進化の過程で身に付けた
機能みたいなもの。

えっ? よく分かんない。

あっ 「分かんない」って
言っちゃダメ?

別にいいわよ。

いずれ
嫌でも分かるようになるから。

でも 知恵ちゃんみたいに

いつまでも いじめなんて意味が

分からないままでいられたら
いいのにね みんな。

♬~

相変わらず ひどい成績ね 守君。

(上原 守)
い… いえ それがさ 聞いてよ。

俺も さすがに このままじゃ
ヤバいと思ったから

昼休みに図書館で勉強してたのね。

そしたら
向こうのほうで不良たちが

いじめを始めるじゃないですか。

そうなったら
見て見ぬふりのできない俺は

その場にバ~っと行って
一発ギャグをかまして

その場を和ませてやりましたとさ。

ねぇねぇ すごくない?

で?
えっ?

結局 何が言いたいの? 君は。

ねぇ 先生
うちの母親に言ってくれないかな。

やっぱり俺には
東大は無理だって。

分かった。
えっ ホントに?

そっちが な~んで いっつも
言い訳ばっかりするのか。

もしかして

本当は何か
やりたいことがあったりして?

えっ? いやいや別に。

本当かな。

はい 10万円 確かに。

(上原里美)
それで 先生 どうですか? 守は。

少しは やる気 出ました?

いえ 相変わらず
言い訳ばっかりで。

それじゃ 困るんですよ
主人たちの手前。

私にできることは
何でもしますから

早く 成績 上げてもらえます?

じゃあ
ご主人に頼んでいただけます?

私に
10億 融資してくださるよう。

えっ?

銀行の重役なんだから
そのくらい簡単でしょ。

いえ それは さすがに…。

フッフ。

冗談ですよ ママ。
あ…。

(車が止まる音)
すいません。

(ドアが開く音)
(里美) おかえりなさい。

あら どうしたんですか?
3人そろって。

(上原利明)久しぶりに こいつらと
食事したんだ ちょっと。

(上原憲一) あれ 言ってなかった
でしたっけ? 里美さんに。

(上原 椿) お母様の七回忌の
打ち合わせもあるから

家族だけのほうが
いいかなと思って。

あ~ そうだったの。

かちゃっくちゃねえ。

(福田福多) えっ 何?

「かちゃっくちゃねえ」?

津軽弁で「ムカつく」って意味。

へぇ~。

しかし それは明らかな
いじめだね 継母への。

あの人も苦労してんだ
育ちの違う家に 後妻に入って。

今日の味付け 薄いけど。
そう?

ヘルシーなほうがいいかと
塩分 抑えめにしたんだけど。

あと 洗濯物 もうちょっと
柔らかく仕上げてくれる?

了解しました 気を付けます。

っていうか これって俺への
いじめだったりしないよな?

お代わり。

はいはい 相変わらず よく食うね。

そういえば 高志君 大丈夫かな?

お母さんも いじめられてるの
知らないんだろ? まだ。

それにしても
何で彼を教える気になったわけ?

他の2人と違って 頭はいいけど

貧乏な定食屋の息子なのに。

それは…。

あそこの角煮定食が
うまいからさ。

♬~

で 考えたかな?

高志が カツアゲされた
5000円は

本当は何に使われれば
よかったのか。

簡単だよ そんなの。

うちの生活費とか
店の仕入れだろ?

えっ 不正解?

当たり前過ぎて 全然面白くない。
はぁ?

頭いいんだろ? 高志。

だったら こう
普通のヤツが考えないような

「なるほど そう来たか!」
って答えを出さないと。

分かった
あなたに払う授業料とか?

正解! なわけないだろ。

高志にはロマンがないんだよ。

真面目で頭がいいヤツに
ありがちだけど。

分かってんだよ
そっちの言いたいことは。

何?
母さんに謝って

5000円返せって
言いたいんだろ? 結局。

まぁ テストなら
80点ぐらいかな。

別に 高志が
それでいいなら いいよ。

これ 貸してやるから

今から謝るか お母さんに。

(足音)
(智代) ≪先生≫

≪お茶とおやつ 置いときますね≫

お~!

女将さん グッドタイミング!
えっ?

どうぞ!
いいんですか?

何か 息子さんが
大事な話があるみたいですよ。

(智代) えっ? フフフ…。

何? 高志。

母さん 俺…。

(智代) ん?

家庭教師なんか
いらないから もう。

えっ?

(高志) この人 いなくても
一人で私立 受かってみせるし…。

(智代) いや えっ でも…。

大体 この人

まともに勉強 教えないで
ひとのこと からかって

パワハラみたいなことばっかり
言うんだよ。

だから 授業中は のぞくな
ってルールで。

ホントですか? 先生。

別に 構いませんよ。

おたくのような理由でやめた方も
たくさん いらっしゃいますから。

(智代) いや… 先生
ちょっと待ってください 先生。

「サクセス」
(中村)原田さん。
(原田)んっ?

成長するって どういうことなんですかね?
今の自分に 満足しないことかな。

お~。

まだまだ これからも
成長していきたいって思ってるよ。

これからもですか?
うん。

(2人)ハハハ…。

<髪にだって 成長期はある>

<髪の成長期を保ち
抜けにくい強い髪を育む>

<「サクセス薬用育毛トニック」
トニックの前にはシャンプーも>

(食器を洗う音)

ねぇ 高志。

ホントにパワハラとか受けたの?

(智代) 母さんはさ 結構

いい人だと思うけどな あの先生。

もういいだろ 別に。

俺は公立でいいって
言ってるのに

そっちが勝手に
家庭教師なんか雇うから。

それはさ
あんたが ほら ホントは

私立に行きたいんだって
父さんが言うから。

結局 母さんは
父さんに負けたくないだけだろ?

自分だって 息子にいい教育を
受けさせることぐらいできるって。

いや… そんなことはないけど。

そもそも 受かったって

私立に通うお金なんかあんのかよ
うちに。

いや そんなこと あんたが
心配しなくてもいいのよ。

奨学金だってあんだから ねぇ。

中学だけど ショウガク金
っつってさ!

そうやって くだらない
オヤジギャグ 言うのも やめてくれよ!

「はい お釣り 150万」って
客に媚び売ったり

もったいない もったいないって

落ちた小銭を
はいつくばって拾ったりしてさ。

見てて恥ずかしいんだよ もう。

あんた…

そんなふうに母さんのこと…。
(高志) この際だから言うけど

勉強だって 別に
好きでしてるわけじゃないから。

運動も絵も音楽も
全然得意じゃなくて

勉強してりゃ
文句言われないからやってるだけ。

そんな俺に
デッカい夢持てとか言っても

無理に決まってるだろ。

だったら
そう言ってくれればいいじゃない。

もういいよ 別に。

最悪 この汚い店
継げばいいんだから。

何すんだよ。

母さんのことは
何て言ってもいいけど

この店を悪く言うのは許さないよ。

前に話したよね?

この店は おじいちゃんが
たくさんの人に

安くて おいしいもの
食べてほしいって

何年もかけて
角煮定食のタレを作って

開いた店だって!
それが何だよ?

俺がクラスのヤツらに
何て呼ばれてるか知ってる?

角煮定食だよ 角煮定食!

もう うんざりなんだよ!
この店も 母さんも!

分かった!

そんなに
母さんのことが嫌だったら

父さんとこ 行けばいいじゃない!

えっ?

分かった そうする。

(戸の開閉音)

(高志) 俺さ…。

レジから5000円 取ったんだ。

えっ?

まだ気付いてないのかよ。

(院内放送のチャイム)

アタタタ…。

ハァ…。

≪すいません≫
≪すいません≫

≪どうも≫
≪どうも≫

何階ですか?
(2人) 7階 お願いしま…。

あれ もしかして この前
お会いしませんでした?

家庭教師の面接会場で。
え~?

私 ほら あの 出前の弁当 届けて。

あ~!
今日は どうされたんですか?

この前と違って元気ないけど。

何か ちょっと昨日から
胃の調子 悪いんですよね。

お2人は?

私は この頃 頭痛がするんで

かかりつけの先生に
診てもらおうと思って。

私は この病院の取材に…
新聞社に勤めてるんです 私。

あら そうだったの。
(エレベーターの到着音)

あっ すいません。

ママ~!

知恵 どうしたの? 一体。

トラコ先生
何してるんですか? こんな所で。

知恵ちゃんが
いろいろ病院のことを

知りたいというので課外授業に。

あの でも どうして そんな格好?

ここの院長先生が
知り合いなんです。

このほうが 知恵ちゃんも
勉強に身が入るかなと思って。

(知恵) ねぇ 先生
何で みんな 病気になるの?

そうね。

簡単に言うと ストレスかしら。

(知恵) ストレスって何?

例えば 誰かに脅されて

「やだな 怖いな」って思ったり

大好きな人とケンカして

「つらいな 不安だな」
って思うことよ。

(知恵)
先生! あれは? あれは何?

うちの娘 トラコ先生のおかげで
この頃 すっかり やる気になって。

そうなの?

うちの息子は全然ダメで。

あの先生 家に来る時
結構 色っぽいから

一体 部屋の中で
何してるのか心配で。

え~ 家に来る時は こう

メリー・ポピンズみたいで
上品で 優しい先生ですよ。

うちの時は 昭和の熱血教師
って感じですけど。

えっ? おたくも トラコ先生に
教えていただいてるの?

はい あっ いえ あの
ちょっと いろいろあって

やめちゃったんですけど。
どうしてですか?

(知恵) ママ~!
はい じゃあ また すいません。

シ~! 静かに 走っちゃダメ。

見て見て!

何だったら
お茶でもします? ねぇ。

これ 少なくとも1時間ぐらい
かかりそうですしね。

上原様 お待たせしました
診察室にご案内します。

(里美) いつも すみません。

ごめんなさい お先に。
えっ。

どうぞ こちらになります。
何で?

最近は 病院の順番待ちしない
権利も買えるそうですよ。

えっ ウソ。

私たちは もう
ほとんどのものを

お金で買える時代に
生きてるんです。

だから お金を持っていない人は

幸せになる可能性が
低くなるばっかりで。

もしかして 高志は
旦那の所に行ったほうが

正解だって
先生 おっしゃりたいんですか?

それは彼が決めることですけど。

先生には
いろいろ ご迷惑お掛けして

ホント すいませんでした
何か すぐ やめていただく…。

あ~! それなら ご心配なく。

新しい生徒さん
すぐ見つかったんで!

えっ?

(チャイム)

家庭教師のトラコです!

えっ 何で?

いや うれしいよ 高志!
また一緒に勉強できて。

あ~ お父様に おばあ様ですね。

これから頑張って
高志君を私立に合格させましょう。

よろしくお願いします。

では 早速ですが…。

今週の授業料を。
あっ… はいはいはい。

あの ホントに
5000円でよろしいんですか?

ええ 前の奥様のところから
値上げするのも何ですし

それに今

5000円で何ができるか
考えてみようウイークなんで。

(満男) えっ?

おい おい おい!

前の部屋とは 段違い平行棒に
豪華じゃないか!

騒音もなくて
勉強に集中できそうだし。

あの 一体どういうつもりですか?

せっかくだから お父さんに
セールスかけてみたの。

合格率100%ってこと
前面に出して

そしたら 二つ返事で。

それに…。
それに?

例の5000円の答えも
まだ聞いてないしさ。

高志が嫌なら
またクビにしてもいいよ。

それとも
まだ答えが思い付かないとか?

そ… そんなわけないけど。

じゃあ 分かったんだ!

あの5000円は
本当は何に使われるべきだったか。

それは ほら…。

店の固定資産税とか。

じゃあ 勉強しようか。

ん~!

うっ… すいません
ごちそうになっちゃって。

何しろ ルールですから。

授業のある日は
泊めていただくっていう。

あっ 別に構いませんよ
息子が私立に受かるなら。

(下山潤子) どうしたの? 高志
全然 食べてないじゃない。

おばあちゃん 高志が来てくれて
ホント うれしいんだから。

あっ そうだ。

はい プレゼント。

えっ いいの?

どうせ 智代さんのことだから

「まだ早い」とか言って
買ってくれなかったんでしょ。

あっ うん。

今どき スマホぐらい持ってないと
不便で しょうがないのになぁ。

分かってないんだから
母親のくせに。

(潤子) だから あんな人と
結婚するのは反対だったのよ。

(満男) もういいだろ 昔のことは。

高志 これからは
つらい思いさせないからな。

あっ そうだ。

ほら 小遣い。

ありがとう。

(満男) 足りなかったら
いつでも言いなさい。

ねぇ 父さん。

何だ?

俺 学校で いじめられてんだ。

えっ?

そいつらから また
カツアゲされそうなんだけど

どうしたらいいかな?

いや それは…。

(潤子) そんな ばかなヤツら
相手にしなければいいのよ。

そうだ うん。

無視するのが 一番いい。

中学行ったら
もう会わないんだから。

じゃあ 卒業するまでは
我慢するしかないの?

それは だから あれだ あの…。

先生からも
何とか言ってくださいよ。

家庭教師なんだから。

いっそのこと

転校しちゃうってのは?
(満男) えっ?

せっかく引っ越して来たんだし

この辺の小学校は 生活レベルの
高い家の子が多いから

いじめられる可能性も少ないし。

そうねぇ そうしなさい 高志。

父さんも それが 一番いいと
思ってたんだ ホントは。

でも 母さんに
知らせなくていいの?

もしかして 逃げるみたいで
卑怯だと思ってたら

そんな必要ないぞ。

劣悪な環境から抜け出すのは
当たり前のことなんだから。

そうと決まったら 一日でも早く
転校の手続きしに行ったら?

あ~ いや 明日 明後日は
ちょっと忙しくて…。

じゃあ 代わりに
行って来ましょうか。

(満男:潤子) えっ?

そんなことも
してくれるんですか?

家庭教師ですから。

(高志)
ねぇ! ホントに転校する気?

何で? そっちのほうが
いいんだろ? 高志だって。

そうだけど…。

分母は分母同士ね
分子は分子同士で まとめて…。

授業中 すいません!

下山高志君の
担任の先生とお見受けしますが。

あなたは?

高志君の家庭教師のトラコです!

あの 何かご用でしょうか?

今日は お父様に代わって
転校届を出しに来ました。

(先生) えっ 何で いきなり?

あそこにいる3人に
カツアゲされたせいです。

お~い 元気か? 課金3兄弟!

いやいや
何言ってるか 全然分かんないし。

頭おかしいんだよ あの人。

それでは…。

よろしくお願いします。

えっ いや あの お母様は 何と
おっしゃってるんでしょうか?

あれ ご存じないんですか?

高志君 ケンカして
家を出ちゃったんですよ。

でも ご心配なく。

これからは
お父さんと暮らしながら

いじめのない学校に通うんで。

高志 そんな所にいないで
お別れの挨拶したら?

♬~

♬~
<ひきたつ果実の新チューハイ!>

♬~

(長谷川) りんごーーー!

<サントリー「CRAFT-196℃」!>
りんごー!

(小栗)あ!
(宮沢)<ビールが美味しい夏こそ!>

あー! めちゃくちゃうまいビール飲みてー!

<冷やしジョッキに>
冷やしプレモル

<高級ビール! いっちゃいましょう!>

<「ザ・プレミアム・モルツ」>
あー

一体 どういうつもりだよ?
角煮定食。

いきなり転校とか
意味分かんないんだけど。

俺たちから逃げる気かよ 卑怯者。

こっちは お前のカテキョに
名誉 傷つけられたからさ

慰謝料 持って来い!

なぁ 何で俺から金取るんだよ?

もっと持ってるヤツら
いっぱい いるだろ。

分かってねえな。

貧乏人からカツアゲするから
楽しいんだろ。

バックレたら父親の家まで行って
ボコるからな。

あれ? どうした? 高志。

またカツアゲされてるとか?

俺たちは
別れを惜しんでただけだよ。

なぁ 高志。

そうなんだ
じゃあ帰って 勉強しようか。

どうして
助けてくれなかったんですか?

カツアゲされてんの
分かってんのに。

そんな 敵が来たら アメリカに
守ってくださいって頼む

どっかの国みたいなこと言うなよ。

頭いいんだから

敵対する相手と
覚悟決めて向き合わないと。

外交努力よ 外交努力。

偉そうなこと言ってるけど
本当は あいつらが怖いんだろ?

女だから。

お前 面倒くせぇな。

≪おい!≫

おい 2000円だよ。

お前 次 もっと持って来いよ。
おいおい 君たち!

やめなさい カツアゲなんて
みっともない!

はぁ? 何言ってんの?
引っ込んでろよ 関係ねえヤツは。

ボコボコにすっぞ おばさん。

うわっ!
えっ!

ケンカで大切なのは 先制攻撃ね。

ドラマみたいに くだらない
啖呵切ってる暇あったら

相手の機先を制しないと。

てめぇ この野郎! うわ!

うぅ… う~!

こういうヤツらは
ただの気晴らしに

自分より弱いヤツを
痛めつけたいだけなんだよ。

ばかだから
暴力使うしか能がないわけ。

あ~ もしかして その顔は

やられちゃったら
どうすんのかって聞きたいんだ。

そういう場合は…。

すいません
殴ってもらっていいっすか。

てめぇ ふざけんな!

大切なのは

いくら やられても
相手から目をそらさないこと。

そうやって

こっちが本気だって伝えるんだ。

まぁ 多勢に無勢の時は

武器を使って威嚇する手もあるし。
お~!

お~!
あとは

いろいろ保険を
打っておく手もある。

おい! 何やってんだ お前ら!

ヤバい…。

お巡りさん ご苦労さん
帰っていいよ もう。

何だよ? それ。

頼むよ も~う。

警官のコスプレして来いとか。

バレたら どうすんだよ?
いいじゃん 似合ってるし。

あっ… どうも はじめまして。

トラコの秘書の福田福多です。

(ドアを開ける音)

(智代) ≪ちょっと本気なの?
転校させるなんて≫

何を勝手なことをしてるのよ!

担任の先生から連絡もらって
ビックリして

転校届
取り戻して来たんだからね。

はぁ? 何 勝手なことしてんだよ。

私は こういうのは
間違ってると思う。

このまま転校したら

高志は
あの時 自分は逃げたんだって

ず~っと思い続けることになる。

嫌なことから目をそらして

自分をごまかすことになる。

私はね

そんな大人に
なってほしくないのよ 高志には。

何を偉そうなこと言ってんだよ
ずっとそばにいて

高志がいじめられてるのも
気付かなかったくせに。

いや それはさ…。

高志 もうさ 帰ろう!

あんた こんなとこいたら
ダメになる。

いいかげんにしろよ!

誰のせいで 高志が
つらい思いしたと思ってんだよ?

だからって こんなに簡単に
転校なんかさせたら

高志のためにならないでしょう?

じゃあ お前は
前の学校に戻って

高志が また いじめられても
平気なのか? あぁ?

それでも母親か お前。
まぁまぁ まぁまぁ

落ち着いてください 2人とも。

あなたは
どう思うんですか? 先生。

(智代) そうですよ あなたが
転校届 出しに行ったんですって?

私は…。

一番大切なのは
息子さんの気持ちだと思います。

(満男) えっ?
(智代) はぁ?

だから 高志君に決めてもらえば
いいんじゃないですか?

これから どうするか。

高志 今まで知らなくて ごめんね。

母さん 反省するからさ
一緒に帰ろう。

父さんといろ 高志 なぁ?

あんな貧乏生活に戻って また
いじめられてもいいのか? お前。

いじめて来たヤツはさ
母さん ぶっ飛ばしてやるから。

それが無理なら うちの角煮定食
食べてもらえばいいじゃん ねっ!

(満男) また そんな ばかなこと…
はっきり言ってやれ!

あんなとこ
二度と戻りたくないって。

(満男)
ん? 何で黙ってんだ 高志。

答えは明らかだろ。

どっちを選ぶんだ?
父さんと 母さんと。

♬~

♬~ それは…。

♬~

あ~ もういいわよ!
ばかばかしい。

私が帰ればいいんでしょ?

もう私立に行かせなくていいと
思うと せいせいするわ。

高志…。

母さんは あんたが
心から決めたんだったら

賛成する。

でも そうじゃないなら

つらい道から逃げずに
そっちを選んでほしい。

母さんは

あんたを守るためだったら
何だってやるからさ。

(客) ≪ごちそうさま≫
(智代) ≪はい≫

150円のお釣りになります。

ありがとうございました。

(戸の開閉音)
ハァ…。

いただきます。

ハァ~。

うん!

相変わらず うまいっすね。

こう見えてね

朝から晩まで働いて

店の電気消す時 思うんですよ。

一体 いつまで こんなこと
続けなきゃいけないんだろうって。

でも仕方ない 貧乏なんだから

お金がないんだから。

高志のためなんだからって…。

どんなに つらくても

笑ってれば
きっといいことがある。

そう自分に言い聞かせて
やって来たんだけど…。

まさか
こんなことになるなんてねぇ。

「花の命は短くて
苦しきことのみ多かりき」。

フフフフ…。

…ってね。

花にしては もう随分
しおれちゃったんだけど。

結局 私は… 高志のこと

何にも分かってあげられて
なかったんだなと思って。

(智代がはなをすする音)
ヘヘヘヘ… ごめんなさい。

ヘヘヘ…
みっともないとこ見せちゃって。

顔洗って来ますね。

(はなをすする音)

ちょっと! 何やってんだよ?

お~ いたんだ 高志
面白いものあるぞ。

はぁ?

(智代の声) 「お代850万
おどける度に いつも思う。

ホントにそうなら
どんなにいいかと」。

(智代の声)
「まずいと厭味 言われても

頭を下げて 『ありがとう』。

そう決めたはず 息子のため」。

(智代の声)
「閉店間際 息子が皿を洗う音。

ふがいない母でごめんと
心の中で手を合わせ」。

「知らなかった。

母さんが
こんな気持ちだったなんて」

…って顔かな? それは。

いっそのこと
謝って戻って来るか?

もしかして 本当は
そうしたいから来たんじゃ?

そんなわけないし。

じゃあ お父さんの家のほうが
いいんだ やっぱり。

そうとも言ってないし。
はっきりしないな。

どっちなんだよ? お前は。

だから そんなもん
簡単に決められるわけないだろ。

何だよ 開き直るのか?
しょうがないだろ。

元々 こうなったのは
俺のせいじゃないし。

責めるんなら
いじめるヤツら 責めろよ。

親に文句言えよ
俺は まだ子供なんだしさ!

(踏切の音)
(電車の走行音)

私には嫌いな言葉が3つある。

1つ目が 「分かんない」で

2つ目は 「しょうがない」だ。

「しょうがない」っていうのは
頭では分かってるけど

現実 考えたら こうするしか
ないでしょって開き直ってる分

「分かんない」より
何倍もタチが悪い。

要するに

何もしないで
諦めてるだけだろ お前は。

頭いいんだから どうすれば
一番いいのか考えろよ。

どんな暗闇でも
逃げずに突っ込んで行けよ!

結局 お前は勇気がないだけだろ!

どうする?

このまま
「しょうがない」で済ます?

(足音)

(戸の開閉音)

あれ?

誰か来てました?
あぁ…。

酔っぱらいなんで
追い返しときました。

あぁ…。

何だよ? 角煮定食。

生意気なんだよ
ひとのこと呼び出して。

ちゃんと
金 持って来たんだろうな?

もう お前らには金は渡さない。

(3人) はぁ?

それより
この前の5000円 返してくれ。

何言ってんの こいつ!
ハハハ…!

頼むよ!

あの5000円は
本当は何に使うべきだったか

…って質問されて
その答えが まだ分かんないんだ。

でも お前らに渡すのは
絶対に違うって思うから。

ふざけんなよ!

(高志)
あの5000円を稼ぐのに

母さんは角煮定食を
25個 売らなきゃいけないんだ。

(高志の声) 25回
「ありがとうございました」

…って言わなきゃいけないんだ。

25回
頭 下げなきゃいけないんだ!

うるせぇんだよ!

そんな母さんが稼いだ
5000円を俺は盗んだんだ。

俺は全然いい子なんかじゃ ない。

母さんに何もしてあげられない
最低の息子なんだよ。

なぁ 頼むよ!

いくら殴ってもいいからさ

これからも
いじめてもいいからさ

あの5000円だけは 母さんに
返さなきゃいけないんだ!

♬~

あ~あ。

派手にやられたな。

先生 俺…。
ん?

答え 思い付いたんだけど。

5000円
何に使えばよかったのか。

ほう。

(智代) ハァ~。

(戸が開く音)

(智代) どうしたの? その顔。

カツアゲされたヤツらに
金返せって言って来た。

(智代) それで?

見事に奪い返しましたよ 高志。

そうなの?

母さん ごめん。

何で謝んの?

だって レジから金 取ったこと
まだ謝ってなかったから。

別にいいわよ。

だって
取り戻してくれたんでしょ?

でも その5000円
使っちゃったんだ。

えっ!? 何に?

何? これ…。

俺 トラコ先生に
盗んだ5000円は

本当は何に使われるのが
一番よかったのか考えろ

…って言われて。

いろいろ適当に答えたんだけど

自分でも全然納得できなくて。

そしたら 昨日から

ずっと母さんのことばっかり
考えちゃうんだ。

しかも 頭に浮かぶのは
母さんの笑顔ばっかりで。

「もったいない お金がない」
とか言いながら

いつもケラケラ笑って…。

俺が落ち込んでる時も
「気にしない 気にしない」って

いつも励ましてくれた。

でも

そんな母さんに
今まで何もしてあげなかった。

俺のこと
一番大切にしてくれた人なのに。

フフっ。

(高志)
だから どうしたら母さんに
喜んでもらえるか考えたら

母の日に照れくさくて 何も
あげてなかったことに気付いて。

だから カーネーション
買おうと思ったんだけど

たまたま店になくて。

だから これ。

(智代がはなをすする音)

ばかだねぇ こんなの…。

もったいない。
(泣き声)

そう言うと思ったけどさ

これからは
俺のためだけじゃなく

たまには母さんのためにも
お金使ってほしいんだ。

フフっ。

それから…。
ん?

俺 また家に戻って来ても
いいかな?

ハハハ…。

ばかだね 当たり前じゃな~い!

そうなんだ 俺 ばかなんだ。

頭なんか
全然良くないって気付いたんだ。

トラコ先生のおかげで。

だから これからも家庭教師
続けてもらっていいかな?

先生 よろしくお願いします!

先生 これが

5000円の正しい使い方かな?

いいんじゃない。

♬~

ん~! いや~
やっぱうまいな! この角煮定食。

でも よかったよ。

これは もう いらなくなるのかと
思ったからさ。

高志君も
お母さんと仲直りしたし。

うん。

相変わらず
テンション低いな お前。

子供たちが いい感じに成長して

「先生 ありがとう!」みたいな
シチュエーションになると。

そうだっけ?

(振動音)

ハァ~。
(振動音)

出ないの?
お母さんなんじゃないの?

いいよ
見合い断ったから怒ってるし。

親孝行しないと 罰当たるよ。

本当の親以上に
かわいがってもらったんでしょ

引き取ってもらってから。

そっちこそ
施設の先生 心配してたぞ。

お前から全然連絡ないって。

「忙しい」とか適当に言っといてよ
面倒くさいから。

俺も ちょっと心配なんだよ
お前のこと。

何が?

何か この頃
焦ってる気がするからさ

本当の狙いをかなえるために。

これで もう
子供2人 手なずけたし。

今までより速いんじゃないか?
ペースが。

♬~

あと1人が面倒くさいんだよねぇ。

♬~

あっ もしもし 俺俺!
っていっても詐欺じゃないからね。

本物のあなたの息子の
守でございま~す!

いいから!

そんなこと言ってる暇があったら
早く帰って来なさい。

あ~ 俺も
そうしたいんだけどさ

最近 何か
勉強 やる気になっちゃって…。

図書館で勉強して帰るからさ
ちょっと遅くなるかも。

なら仕方ないけど…。

あんまり遅くならないでね。

了解で~す!

♬~

フゥ~。

はい どうも~!

いきなり
お笑いライブやってま~す!

いや~ 実はね
うちの母は もう最強でして。

「ママ」って呼ぶと
いきなり笑顔になって

お酒つぎ始めるんですよ!

元銀座のママだから!

元銀座のママ
やってたぐらいですから

お客さんとの距離の縮め方が
うま…。

あぁ…。

♪~ 見~ちゃった 見ちゃった

♪~ ママに言ってやろう