家庭教師のトラコ#09[解][字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

家庭教師のトラコ#09[解][字][デ]

正しいお金の使い方のため、トラコは家庭教師を辞めて結婚詐欺へ?自暴自棄とも思える行動に、みんなはどうするのか!トラコの母親登場で出生の秘密も明らかに!主演橋本愛

出演者
橋本愛、中村蒼、美村里江、細田佳央太、矢島健一、丸山智己、細田善彦、阿久津慶人、加藤柚凪、板谷由夏、鈴木保奈美
【ゲスト出演者】西岡德馬、片岡礼子、片山友希
番組内容
10億円略奪で怪我を負ったトラコは、家庭教師を辞め、もっと簡単にお金が手に入る結婚詐欺へ手を染めようとする。一方、見合い結婚を決めた福多(中村蒼)のもとに、トラ子の母親が見つかったと養護施設から連絡が入る。福多は再会をすすめるが、トラコは拒否。上原里美(鈴木保奈美)、中村真希(美村里江)、下山智代(板谷由夏)に協力を依頼する。するとその3人とトラコには、過去に関係があったことが次第に判明していき…
監督・演出
【演出】 伊藤彰記
原作・脚本
【脚本】 遊川和彦
音楽
【主題歌】
 「茜」森山直太朗(ユニバーサル ミュージック)
【音楽】
 平井真美子
制作
【チーフプロデューサー】 
田中宏史
石尾純
【プロデューサー】
大平太
田上リサ(AX―ON)

【制作協力】 AX―ON
【製作著作】 日本テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. お母さん
  2. 智代
  3. トラコ先生
  4. トラコ
  5. 里美
  6. 自分
  7. 家庭教師
  8. 高志
  9. 知恵
  10. 公造
  11. 本当
  12. 福多
  13. お願い
  14. マリア
  15. 看護師
  16. 先生
  17. 日向子
  18. ハァ
  19. 一体
  20. 写真

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(キャスター) 障がい者支援団体に
東国銀行の…。

(上原利明)
全く身に覚えはありません。

(キャスター)
10億円の寄付がありました。

(地面に頭がぶつかる音)

(地球儀が転がる音)

(中村真希)
知恵 おやつ持って来たわよ。

(中村知恵) いらない
まだドリル終わんないから。

ねぇ 大丈夫?

何が?

だって トラコ先生に 何か…。
安心して ママ。

知恵 絶対
お受験 受かってみせるから!

そう…。

置いとくね。

(ドアが閉まる音)

(根津寅子)
これが私の本当の目的なの

家庭教師なんか ただの手段
あんたたちを利用しただけ

(下山智代) ≪高志 開けるわよ≫

(下山高志) 何?

(智代)
いや 学校から帰って来てさ

部屋に入ったまんま
出て来ないから。

ごめん。

久しぶりに 1人で勉強したら
すっごい集中できちゃうんで

ビックリって感じで。

あんまり無理しないでね
気持ちは分かるけど。

どういう意味?

いや トラコ先生がさ…。

あ~ 何でもない。

ごはんできてるから
早く下りといで。

(高志)
うん 切りのいいところで行く。

うん。
(戸を閉める音)

お花畑みたいな世界で
ぬくぬく育って

地獄も見たことないような
ヤツが

分かったようなこと
うだうだ言ってんじゃねえよ

どいつもこいつも 一人じゃ
何にもできないくせに!

(上原 守) ハァ…。

おっ 何?

(上原里美) 「何?」じゃないわよ
さっきから何度も呼んでるのに。

あっ ごめん
いや 歴史の暗記しててさ。

「鳴くよ ウグイス 平安京」
「白紙に戻す 遣唐使」ってね。

とか何とか言って 本当は
トラコ先生のこと考えてたんじゃ。

いや いたね そんな人。

覚えなきゃいけないこと多過ぎて
すっかり忘れてたよ。

じゃあ 私 仕事行って来るから。

ごはん 冷蔵庫のチンしてね。
はいはい いってらっしゃ~い。

(里美) ≪おたくもなの?≫

朝から晩まで
ず~っとドリルやってるから

体こわさないか心配で。
ハァ~ 高志もそう。

「1人のほうが集中できる」
って言って

むきになって勉強してる。
守も!

トラコ先生のことなんか
忘れたふりして

やたらと頑張ってるの。

みんな あの人に よっぽど
ひどいこと言われたんじゃ…。

そう思うよ
明らかに あれ無理してるもん。

なら 絶対許せない。

私たちのことも
最初っから利用して。

これって 私たちに協力させて

ゆすり取った10億ですよね?

(里美)
それを前の主人の名前使って
寄付したのよ。

っていうか そこまでやる?
いくらさ

正しいお金の使い方をする
世界をつくりたいからっつって。

このままだと ますます
エスカレートするんじゃ…。

こんなことしてたら いつか
危ない目に遭わないですか?

ヤダ! ちょっと
2人とも心配し過ぎよ~。

あんなに ひどいことされたのに。

あっ そうですね。
(智代) うん!

金輪際 忘れましょう
あんな人のこと。

でも トラコ先生
今頃 何してっかなぁ?

(看護師) 大丈夫ですか?
病院ですよ ここ。

あぁ…。

すいませんが
お名前 教えていただけますか?

根津寅子です。

根津さんが入院されたことを
ご連絡したいので

ご家族か どなたか
教えていただけますか?

(福田福多)12の時

お前の自転車のブレーキが
利かなくなって大ケガしたの

あれやったの 俺なんだ

お前が手に入れたかもしれない
幸せを…

俺は奪ったんだ

いません そんなの。

ダメですよ。

打ち所が悪かったら
命が危なかったんですから。

それに 警察も話を聞きたいって。

あなたが
歩道橋から突き落とされるのを

見た人がいるから。

(利明)
これは 明らかな恐喝だぞ

どうなるか分かってる…?

(日向子の母) この子
お見合い写真 見た時から

ず~っと会いたがってたんですよ
福多さんに。

そうなんですか?

(日向子)
福多さんとなら 幸せな家庭を
つくれそうな気がして。

きっと 優しくて
いいパパになると思うし。

それは どうかな?

(福田幸子)
何言ってんの あなただって

ステキな家族つくるのが夢だ
って言ってたじゃない。

そうだっけ?
(幸子) うん!

単刀直入に聞きますけど

福多さんは どういうタイプの
女性が好きなんですか?

えっ? あ~ いや…。

あんまり考えたことないけど…。

私は 今まで
ずっと諦めて来たんだよ!

私なんか
誰も愛してくれないって

金も 親もない自分に
未来なんかないって

なのに

全部 お前のせいだったのかよ!?

強いて言えば

誰よりも純粋で
寂しがり屋のくせに

素直に自分の気持ち 言えないから
逆に悪ぶったりして

結局 ひとも自分も傷つけてしまう
ようなヤツっていうか…。

(日向子) そういう方が
いるんですか? 実際。

えっ? あ~ いや…。

昔 好きだった漫画に

そんなヒロインがいたの
思い出しただけで。

(日向子) 何だ そうですか。
はい。

(振動音)

すいません
昔いた施設の園長先生なんで。

(振動音)
(幸子) すいません。

はい もしもし…。

えっ?

(チャイム)
は~い。

家庭教師のトラコで~す
こんにちは~。

お邪魔しま~す~。
あっ… どうぞ。

あの 先生…
その格好で勉強するんですか?

え~ ご不満なら 帰りますけど~。

あっ いやいや 全然…。

じゃあ 早速 授業料を。

あっ あの どうして こちらで
決めていいんでしょうか?

国の予算と同じように
限られた財源の中

教育費に
幾ら使うのか決めるのは…。

別に 幾らでもいいですよ~
高ければ高いほどいいけど。

≪私には嫌いな言葉が6つある≫

≪「分かんない」に
「しょうがない」に

「すごくない?」に 「心配ない」に
「ツイてない」に 「愛」だ!≫

だけど今 2つ増えた
それは「たら」と「れば」だよ。

「あの時 ああしてたら」とか
「こうしなければよかった」とか

うじうじ後ろ向きなことばっかり
言いやがって。

ついでに私は 食い物でも
タラとレバーが大嫌いなんだよ!

あの 先生…
一体 どうしたんですか?

あなたも のぞかないって
約束しましたよね?

あっ いえ でも…。

ルールを守らないんなら
やめさせてもらいます。

えっ?

あぁ~。

(操作音)

(メールの受信音)

(メールの受信音)

(振動音)

(着信音)

(操作音)

もしもし…。

詳しい事情は分からないけど

お母さん
心臓の病気で入院してて

相当 具合が悪いらしい。

園長先生が どこの病院か
知ってるから連絡してみろよ。

別にいい 今更。

何言ってんだよ?

ホントは ずっと
会いたがってたんだろ?

分かったようなこと
言わないでくれる?

じゃあね。

また 新しい家の家庭教師
やってんのか?

いや いい… じゃあ。

やめた もう。

えっ?

ガキ相手に まどろっこしいこと
やってらんないからさ。

何か 他に手っ取り早く稼ぐ方法
見つけないとなと思って。

えっ 何だよ? それ。

あんたに関係ないでしょ。

そっちは何?
まさか見合いでもしてんの?

してるよ。
えっ?

相手は
大手税理士事務所の娘でさ。

もし結婚したら
そこで雇ってくれるって。

元財務省のエリートが入れば
箔が付くし。

フッ… さすが
あんたは世渡り上手だね。

じゃ せいぜい お幸せに。

おい トラコ 母親には…。
(通話が切れた音)

ハァ~。

♬~

フッ。

おっ! 痛っ… 痛っ!
すいません 大丈夫ですか?

痛い痛い痛い… う~!

全然… 全然!

あなたみたいな
ステキなお嬢さんだったら

何度でも ぶつかりたいし。

(日向子) ホッとしました。

何がですか?

もう会ってくれないと思ったから
福多さん。

どうしてですか?

ひそかに思ってる人がいるような
気がしたんで この前。

そんなことないですよ。
なら いいんです。

じっくりでいいから

これから お互いのこと いろいろ
理解し合って行きません?

そうですね。

そうだ
今日のニュース 見ました?

希望ヶ丘の不動産王が

若い女性と婚約したっていう。

知り合って1週間って
明らかに怪しいですよね。

絶対 財産目当てですよ この人。

(着信音)
ちょっと失礼します。

(着信音)

何か用?

「何か用?」じゃねえよ。

トラコ マジで結婚する気か?
あんな じいさんと。

こっちも あんたに負けずに
幸せになろうかなと思って。

もしかして この前 言ってた

手っ取り早く稼ぐ方法って
これだったのかよ?

これなら 犯罪じゃないし
誰も傷つかないでしょ?

そういう問題じゃないだろ。

トラコ
ホントに それでいいのか?

悪いけど 忙しいの 今。

婚約指輪
買ってもらってるとこだから。

えっ!?
(通話が切れた音)

すみません お待たせして。

(公造) おう。

どうだ? トラコ。

気に入ったか? これ。

ええ。

すいません お呼び立てして。

何ですか? 話って。
ハァ ハァ…。

まぁまぁまぁ 座って
お水でも飲んでさ はい。

ありがとうございます。

ハァ~。

あの 皆さん
トラコのニュースは?

見ました。

ビックリしたわよ もう!
一体 何 考えてんの? あの人。

実は あいつ
もう家庭教師なんか やめて

手っ取り早く 金を集めるとか
言い出して。

じゃあ やっぱり
あのおじいさんの

財産 狙ってるってこと?

このまま ほっといたら

何をしでかすか分からないと
思うんです。

それに…。

それに?

実は

7つの時から
行方が分からなかった

母親が見つかって

重い病気で
入院してるんですけど…。

トラコ…
会いに行かないって言ってて。

えっ ウソ~。

もし このまま
死に別れとかになったら

あいつ 一生後悔すると思うんです
だから…。

皆さんから
説得してもらえませんか?

これ以上 ばかなまねは やめて
お母さんに会いに行けって。

はぁ?

お願いします。

これ あいつの母親が入院してる
病院なんで。

いやいや… 自分でやれば
いいじゃないですか。

あなたが
一番よく分かってんだから。

そうしたくても無理なんです
俺には。

どうして?

昔 施設にいた時…

トラコが いい里親に引き取られる
チャンスを

卑怯な手を使って
奪ったんです 俺。

ずっと秘密にしてたの
この前 打ち明けたから…。

あいつ もう

死んでも
俺の顔なんか見たくないはずで。

えっ そんなこと言われてもねぇ。

私たちが言っても
素直に聞くとは思えないし。

そんなことないです。

トラコにとって

皆さんは 特別な存在だから。

どういう意味ですか?

面接で選んだ時から あいつ

皆さんの中に

自分の母親に似た
何かを感じてた気がして…。

だから

トラコが今まで いろいろ
皆さんにやったワガママって

本当の母親にしたかったことの
ような気がするんです。

お願いですから

トラコを
助けてやってくれませんか。

皆さんしか いないんです。

あいつが これ以上
暴走するのを止められるの。

お願いします!

♬~

無理よ やっぱり。

散々 ひどいことされたんだし
私たち。

あの人とは もう関わらないって
決めたんで。

お気持ちは分かりますけど
そこを何とか…。

♬~

分かりました。

勝手なこと言って
すいませんでした。

(里美) あの このメモ…。

♬~

あっ…。
どうしたの?

この病院…。

私が今 働いてるとこだ。

(智代:真希) えっ?

(戸を開ける音)

失礼します。

(看護師) どうかしました?

いえ…
知り合いの知り合いなんで。

(看護師) そうですか。
ひどいんですか? 病気。

(看護師)
ええ 最近 症状が悪くなって。

でも 助かるんですよね?

(看護師)
すいません 守秘義務があるんで
詳しいことは。

失礼します。

あなた まさか…。

どういうことですか?

電話で 話 聞いても
いまひとつ のみ込めなくて。

そうよ トラコ先生のお母さんを
知ってるとか何とか。

それが私もビックリして…。

これ 彼女が持ってた
写真なんだけど。

私 若い頃

歌舞伎町のクラブで
一緒に働いたことがあって!

源氏名が「マリアちゃん」
って言ってたから

本名が根津香苗さんだなんて
全然知らなくて。

しかも

彼女が結婚して
子供を産んだの 知ってて。

えっ じゃあ その子供が
トラコ先生ってこと?

(里美) そうなのよ!

そんな つながりが…。

それが もっと すごい つながりが
あることに気が付いちゃって。

えっ… 何ですか?

智代さん…。
(智代) はい え… え~?

(里美)
この写真の場所に見覚えない?

ヤダ!
えっ うちの店じゃない これ。

え~?

あれ?

何か この2人
見たことがあるような…。

(里美) えっ?

ハァ~! 思い出した~。

この写真 撮ったの 私です。
えっ そうなんですか?

私 まだ短大生で
店の手伝いしてて

それで このお母さん
1つだけ角煮定食 頼んで

この娘さんが食べるの

ニコニコしながら見てたの
覚えてる。

え~! じゃあ

あの時の女の子が
トラコ先生ってこと?

智代さんも
つながってたってことですか?

そうみたい。

でも トラコ先生は
確か7歳の時に…。

ってことは
この写真を撮った後に…。

もしかしたら

この時 もう そうするつもり
だったかも お母さん。

あ~ ちょっと待ってください。

(智代) どうした?

この子
どっかで会ったような気が…。

(智代) え~。
そうなの?

ウソ! まさか あの時の…。

何? あの時?

まだ… 中学生の時

道にうずくまってる女の子を
警察に送り届けたことがあって。

「どうしたの?」って聞いたら

「お母さんが帰って来ないの」
って泣きだして…。

え~ それが この子なの?

ええ。

じゃあ 真希さんも

トラコ先生と つながってた
ってことですか?

そういうことになりますね。

ヤダ 何か…
胸がザワザワして来た え~!

これって…。

奇跡みたいなもんかしら。

(公造) まるで奇跡のように
病院で出会ってさ。

そりゃあ もう優しく
毎日 看病してくれたんだよ

トラコが。

見舞いにも来ない
親不孝者のお前たちとは違って。

だから 式の前に

紹介だけはしておこうと思ってな
お前たちに。

お2人とも
末永くよろしくお願いします。

(公造の娘) お父さん 本気で
こんな若い女と結婚する気なの?

(公造の息子) しかも出会ってから
1週間しか たってないのに。

愛には 年齢も時間も関係ない
そうだよな トラコ。

ええ ダーリン。

(公造の娘) いいかげんにしてよ。

何で分かんないの?
この女の魂胆が。

(公造の息子)
誰が どう見たって

お父さんの財産目当てに
決まってんだろ。

ウソ? そんな発想
全然ありませんでした。

よく言うわよ。

お父さんが死んだら 幾ら遺産が
入って来ると思ってるの?

仮に30億とすると
半分の15億。

残りの半分は
お2人で分けるから

7億5000万ずつ
ってことになりますね。

何よ いけしゃあしゃあと…。

安心してください
遺書を書き換えて

全部 私に残すようになんて
頼まないので。

ダーリンには 1分でも1秒でも
長生きしてほしいし。

ほら~ はっきりしてていいだろ。

そこがいいんだよ トラコは。

(公造の娘) 何 いい年して
鼻の下 伸ばしてんのよ。

(公造の息子)
当代きっての不動産王が
すっかり ふ抜けになって。

お2人とも
お父様に そういう言い方は…。

(公造の息子) あんたも 一体
どういう育てられ方をしたんだ?

(公造の娘) まったく
親の顔が見てみたいもんだわ。

残念ですけど
天涯孤独なんです 私。

(2人) えっ?

だから 家族ができて
本当にうれしくて。

あの~ トラコさんのお母様と
おっしゃる方が

いらしてますけど。
えっ?

(公造の息子)
もう化けの皮が剥がれたな!

いや そんなはずは…。
(足音)

ちょっと!
何やってんのよ? あなた。

こんな ばかなことやってないで
帰ろう!

どうせ そんな…。

そんな人のこと
愛してないんでしょ?

どういうことだ? トラコ。

お前 お母さん 3人もいるのか?

まさか この人たちは
家庭教師をしてた生徒の親で

それ以上 何の関係もない…。

つべこべ言わずに
いいから来なさい!

大事な話があるんで…。
何なのよ? もう ちょっと…。

押さないで~!

(大久保)お疲れさまには (梅沢)コレよコレ!!
(缶を開ける音)プシュ!

♬~ ハァー
≪鼻に抜ける レモンの香り
レモンピールがダンスしてらぁ…≫

≪樽の香りが
追いかけてくる…
追いかけてくる≫

<サントリー「樽香るレモンサワー」
「こだわり酒場」から>

(宮沢)<ちょっと頑張った日は>

(小栗)ちょっと高級なビ-ルでしょ!

<それ 良いと思います!
手に取る前からもうワクワク>

<サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」>

うまっ
<ちょっと高級なビールですもの>

じゃがいも

好きな野菜

たまごをざっくりと。

ペイザンヌサラダは
田舎風のサラダという意味だそうだ。

熟成させた卵黄と

3種のハーブのコクとうま味。

も~う 何なんですか? 一体
私の母親とか勝手なこと言って。

そう言わないと
入れてもらえないと思ってさ。

それより ゆすりの次は財産目的で
結婚するつもりなの? あなた。

これも
正しくお金を使うためですから。

まさか あのおじいさん
殺そうとしてるんじゃ…。

まさか…。

こんなやり方してたら
また みんな…

ううん…。

あなた自身を傷つけることに
なるんじゃないの?

それより 今すぐ やらなきゃ
いけないことがあるでしょ?

何ですか? それ。

(里美) 決まってるじゃない。

あなたのお母さんに
会いに行くの!

あなたも ホントは言いたいこと
いっぱいあるんじゃないの?

何なんですか? さっきから。

あなたたちに 私のこと
とやかく言う権利ないでしょ。

(里美:智代:真希) あるわよ!

はぁ?

だって 私たち…。

ず~っと昔から

あなたの人生に
関わって来たんだもの。

(智代) それ覚えてる?
あなたが7歳の時

うちの店で 私が撮ったの。

(智代の声) お母さん
あなたが角煮定食を食べるのを

ニコニコ見て

食べ終わったら
「残さず食べて偉かったね」って

何度も何度も頭をなでてた。

(智代) あなたも
それを覚えていたから

面接の時に うちの角煮定食
頼んでくれたんじゃないの?

だから 高志の家庭教師を
引き受けてくれたんじゃないの?

この写真の後

いなくなっちゃった お母さんを
捜し疲れて

泣いている あなたを
交番に連れて行ったの 私なの。

えっ?

お母さん… お母さん…

(真希の声) あの時 あなたが

「お母さん お母さん」って
ずっと泣いてたから

「大丈夫だよ 必ず帰って来るよ」
って私が励ましたら

あなたが こっちの手を
ギュって握り締めて。

(里美) 実はね この写真

入院してる
あなたのお母さんが持ってたの。

マリアちゃんが
あなたを産む前…。

あっ…
私 昔 一緒に働いてたから

お母さんのこと 「マリアちゃん」
って呼んでたんだけど。

マリアちゃん 明るくて
お店でも人気者だった。

そこで
あなたのお父さんと出会って

あなたが生まれた時

マリアちゃん
本当に幸せそうだった。

「この子は私の天使だ」って

それはそれは かわいがってた。

じゃあ 何で捨てたのよ?

あなたが生まれて すぐ

お父さんが事故に遭ってね。

マリアちゃん
また店で働き始めたんだけど

どんどん
精神的に不安定になって…。

そのうち 新しい恋人に出会って

マリアちゃん 店やめて

音信不通になっちゃって。

フッ… 結局

私より その男を取ったってこと?

1人で子供を育てるって大変なの。

私だって
どうなってたか分かんない。

きっと後悔してるはずよ
マリアちゃん。

だから この写真 大切に持ってた。

(智代)
ねぇ 会いに行ってあげたら?

そうしないと
一生後悔するかもよ。

無理よ
いきなり そんなこと言われても。

私は 一人で生きて行くって
決めたんだから。

(里美) いいかげんにしなさい!

こっちが こんなに
真剣に心配してるのに

何なのよ? その態度は。

まったく素直じゃないんだから。

そんなに すねててもね
いいことなんか 一つもないわよ。

私に つらい時は
素直に助けてくれって言えって

怒ったの あなたでしょ!

今 あなたが
そうすべきなんじゃないの?

私にも どんな険しい道も胸張って
生きて行けって言ったくせに

今 あなたがやってることは
正しいって胸張れるわけ?

「正しいお金の使い方
正しいお金の使い方」って

ばかのひとつ覚えみたいに
唱えてるけど

結局 あんたは
自分のつらかった恨みを

世の中のせいにしてる
だけじゃない。

もう自分のことを傷つけるのは
やめなさい。

これ以上 ひとを傷つけるのも
やめなさい。

もっと自分を大切にしないと。

何よ 偉そうに。

グダグダ言い訳してる暇が
あったら

自分の気持ちを
お母さんにぶつけて来なさいよ!

山ほど
言いたいことあるんでしょ?

もう全部 はっきり
言ってやったらいいのよ!

そったごどもわがねのが
おめぇは!

何なのよ? 一体…。

(智代:真希:里美) 返事は?

はい…。

あの すいません。

これって…。

(看護師)
もしかして 娘さんですか?

まあ…。

大変残念ですけど つい先ほど

お亡くなりになりました お母様。

(看護師) あの… これ。

えっ?

急に容体が悪くなったから

最後まで
書けなかったみたいですけど。

♬~

♬~ (看護師) 失礼します。

♬~

(根津香苗の声)
「『ごめんね とらこ』。

あたしは それだけ書いて

あなたを置いて 家を出て行った」。

(香苗の声)
「それしか書けなかったのは

その後 何を言っても

あなたに許してもらえると
思えなかったからです。

あなたのお父さんを
事故で失った時

あたしは あなたといるのが
つらかった。

だって お父さんは
とらこが まだ4歳の頃

あたしが溺れているのを
助けようとして

死んでしまったから」。

(香苗の声) 「それから あなたが

『お父さんに会いたい
お父さんに会いたい』

…って泣くたびに
責められてる気がした。

いっそ あたしが死ねばよかった
って何度も思った。

自分じゃ どうしようもできなくて
苦しんでた時

こんな弱いあたしでも

好きになってくれる人に
出会ったの。

だから あたしは
どんなことがあっても

彼と離れたくなかった。

彼に 自分と一緒に 海外に
行ってくれないかと言われた時

あたしは あなたを置いて
出て行ってしまった。

愛する人を もう二度と
失いたくなかったから。

あなたに謝りたかったけど
その勇気もなかった」。

(香苗の声)
「あたしは本当にダメな母親です。

ごめんね とらこ。

でも あたしは」。

(里美) どうだった?

お母さんと 話できた?

いや~。

病院 着いた途端に

「先ほど 亡くなりました」
って言われました。

(智代) はい どうぞ。

いただきます。

う~ん!

相変わらず うまいっすね。

ねぇ… ホントに大丈夫?

だって
しょうがないじゃないですか。

もう二度と戻って来ないんだし。

何か言い訳がましい
手紙もらったけど

途中で終わってるから

私のこと 本当に愛してたか
どうかも分かんないし。

フッフ…
ホント ツイてないっていうか。

あ~ でも 心配ないですから
全然平気なんで。

っていうか すごくないですか?

こんな時でも
お腹すいちゃう私って。

あれ? さっきから私

自分が嫌いな言葉ばっかり
言ってません?

まぁ いっか。

あなたたちが…。

言いたいこと言ってやれとか
言うから

勇気出して行ったのに…。

結局…。

もう何にも言えなくなっちゃった
じゃないですか。

なら 私たちが聞くから。

20年以上 言いたくても
言えなかった あなたの思いを

代わりに全部受け止めてあげる。

(智代) どんなに ひどいことでも
いいから

私たちをお母さんだと思って

思いっ切り ぶつけなさい。

何でもかんでも吐き出して

あなたのつらさや悲しみが
少しでも減るなら うれしいし。

♬~

♬~

何で…。

私を置いて行ったんだよ。

ずっと待ってたのに。

私が

今まで どんだけ
つらかったと思ってんだよ。

どんだけ会いたかったと
思ってんだよ!

(泣き声)
何回…

何回 あんたの夢を見たと
思ってんだよ。

どんだけ待ったと思ってんだよ!

(はなをすする音)

「ごめんね」って…。

「お母さんが悪かった」って…。

「今まで よく頑張った」って

抱き締めてほしかったんだよ。

(はなをすする音)

(泣き声)

(里美) よしよし つらかったね。

(泣き声)

よく頑張ったね。

(智代) 偉い 偉い。

(泣き声)

何で死んじゃったの…。

お母さ~ん!

お母さん…。

(泣き声)

お母さん…。

(泣き声)

(高志) ≪ねぇ 誰?≫

(高志)
俺たちに会わせたい人って。

それはね 来てからのお楽しみ。

(チャイム)
あっ 来た!

は~い!

(守) えっ!
(高志) 何で?

高志

知恵ちゃん。

お願いがあります。

また みんなの家庭教師を
やらせてください。

お願いします!

でも

この前 もう俺たちのことなんか
どうでもいいし

二度と先生って呼ぶなって。

ああでも言わないと

みんなと離れたくないって
思ってしまいそうだったの。

みんなと別れる勇気が
出なかったの。

だって 3人とも

私が想像してた以上に
素晴らしい生徒だったから。

知恵ちゃんは

あんなに甘えん坊だったのに

分からないことがあったら
自分で ちゃんと考えて

しっかりした答えを
出せるようになって

見違えるほど成長した。

高志は

どんなに傷ついても

目の前に立ちはだかる問題と
一生懸命 闘って

こんなに強くなった。

守は

口ばっかりだったのに

お母さんが信じてた以上に

やればできるってことを
証明して

本当に すごいことに
チャレンジしようとしてる。

そんな あなたたちに

私は本当にひどいことをした。

どんな時も 「先生 先生」って

慕ってくれる あなたたちの

優しい気持ちを裏切った。

ホントに ごめんなさい。

もう二度と

あなたたちを
だますようなことはしません。

もう演じたりもしない。

これからは ありのままの自分で

あなたたちと向き合います。

私は…。

今 目の前にあるものを

もう失いたくないんです。

だから

また 家庭教師を
やらせてください。

お願いします!

♬~

もう あんなふうに
いなくならない?

♬~

はい。

(高志) もう俺たちを

傷つけるようなことしない?

はい。

じゃあ しょうがない!
許してあげますか。

よろしくお願いします
トラコ先生。

トラコ先生。

トラコ先生!

(3人) トラコ先生。

ありがとうございます。

(知恵) トラコ先生 おかえり!

(中村朔太郎) ≪ただいま~!≫
おかえりなさい。

(朔太郎)
お~! 皆さん おそろいで。

(智代) お邪魔してます。
あれ? トラコ先生も。

何か また変なこと
たくらみに来たんですか?

違うわよ!
家庭教師に戻ってくれたの。

えっ! おっ そうなんですか?

お腹すいたし ごはんにしない?

あ~ じゃあ 私 何か作ります!
(朔太郎) あ~の それなら

ピザとチキンを買って来ました
皆さんが集まるって聞いたんで。

えっ ヤダ 何? 気が利く!
お小遣い 上げてもらったから

これくらいのことはしないとね。

ほら みんな 手伝って 手伝って!
(知恵) は~い やった~!

(朔太郎)
知恵 まず 手洗って 手洗って!

(知恵) よいしょ~!

(里美) よかったわね
子供たちに許してもらえて。

はい。
ねぇ そういえばさ

あのおじいさんと
ちゃんとお別れした?

はい ちゃんと謝って。

じゃあ あとは あっちだけね。
あっち?

福多君に決まってんでしょう!

家庭教師 またやるなら
戻って来てもらわないと。

でも 向こうは見合い相手と
うまく行ってるみたいなんで。

(里美) でも 彼のことが
必要なんでしょ?

いや 別に…。

また そんな素直じゃないこと。

いいからさ 連絡しな?
すぐ戻って来てくれって。

いや でも…。

(里美) あなたは これから
幸せにならなきゃダメなの!

♬~

♬~ (振動音)

♬~ (操作音)

もしもし。

あっ 今 大丈夫?

あぁ… どうしたんだよ
珍しく神妙な声出して。

あっ うん。

そうだ
お母さんと会ったのか?

行ったけど 間に合わなかった。

そうか…。

福多の言うこと 素直に聞いて
もっと早く行ってれば

死に目にも
会えたかもしれないけど…。

あんまり自分を責めるなよ
トラコ。

福多 私ね…。

うん。

また みんなの家庭教師に
戻ったから。

えっ?

これからは
本当の家庭教師になる。

いつか 福多に言われたように

子供たちに奇跡を起こせるような。

そうか。

だから できれば福多に…。

(日向子) お待たせしました。

(日向子) どう?

うん ちょっと待って。
(日向子) はい。

あっ 誰かいるの?

今 結婚式の衣装合わせなんだ。

えっ?

11月に

式挙げることになった 俺。

もう後ろを振り返るのはやめて
前に進もうと思うからさ。

そうだね。

福多なら
きっといい家族がつくれるよ。

おめでとう。

ありがとう。

(操作音)

(チャイム)

こんにちは~。

先生! 大変なのよ 守が。

どうしたんですか?
まさか 成績下がったとか?

成績はいいのよ! だから困るの。

どういうことですか?

一体 どうしたの? 守。

先生 俺

東大受験やめる。

えっ!?

お笑い芸人もやめて 就職する。

はぁ?
ちょっと待って どういうこと?

(着信音)

もしもし。
(智代) あっ トラコ先生?

お母さん すいません
今 ちょっと立て込んでて…。

こっちも大変なのよ!
すぐ来て!

えっ?

高志 電話で聞いたけど本気なの?

俺 私立行くのやめて 公立に行く。

どうして? 今の成績なら
合格 間違いなしなのに。

(智代) さっきから
何度も聞いてんだけど

教えてくれないのよ。

高志 理由言わないと
お母さんも納得しないよ。

(着信音)

まさか…。
(着信音)

もしもし。

先生 大変! 知恵がいきなり

お受験したくないって言い出して。

お前もか…。
えっ?

あっ いや 何でもないです。

(知恵の泣き声)

ねぇ どうしたの? 知恵ちゃん。

(泣き声)

あの 一体 何があったんですか?

私たちにも さっぱり…
3人で面接の練習して

これなら完璧だって
さっきまで喜んでたのに。

終わった途端
急に泣きだしたんですよ 知恵が。

何とかしてください トラコ先生
受験 明日なのに…。

あっ はい!
(泣き声)

(泣き声)

えっと…。
(泣き声)

(泣き声)