家庭教師のトラコ#10[終][解][字][デ] 受験の合否が判明!家族を救うホームドラマ…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

家庭教師のトラコ#10[終][解][字][デ] 受験の合否が判明!家族を救うホームドラマ

突如受験をやめると宣言した3人の生徒と慌てる親達。家庭教師トラコはどんな手を使って再び受験へと向かわせるのか?そして受験終了後、トラコはどうするのか?橋本愛主演

出演者
橋本愛、中村蒼、美村里江、細田佳央太、矢島健一、丸山智己、細田善彦、阿久津慶人、加藤柚凪、板谷由夏、鈴木保奈美
番組内容
3人の生徒が受験をやめると言い出し、慌てる母親らの対応に苦慮するトラコは、結婚準備中の福多(中村蒼)に相談する。何とかトラ子流に解決し、中村真希(美村里江)、下山智代(板谷由夏)を安心させるが、上原守(細田佳央太)の受験をやめる理由が彼女の妊娠だと判明し、里美(鈴木保奈美)は困惑する。加えてトラコは、三人の母親に結婚する福多に本心を伝えろと諭され、結婚式場に向かう…。そして、合格発表の日を迎える。
監督・演出
【演出】 伊藤彰記
原作・脚本
【脚本】 遊川和彦
音楽
【主題歌】
 「茜」森山直太朗(ユニバーサル ミュージック)
【音楽】
 平井真美子
制作
【チーフプロデューサー】 
田中宏史
石尾純
【プロデューサー】
大平太
田上リサ(AX―ON)

【制作協力】 AX―ON
【製作著作】 日本テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 知恵
  2. 先生
  3. 高志
  4. 福多
  5. トラコ
  6. 里美
  7. 気持
  8. お母さん
  9. 受験
  10. 友達
  11. 頑張
  12. 自分
  13. 智代
  14. ダメ
  15. パパ
  16. ママ
  17. 私立
  18. 振動音
  19. 本当
  20. ホント

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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中村知恵 6歳です。

(面接官)
お父様のお仕事は何ですか?

おもちゃを作る会社です。

新しいおもちゃができたら

うれしそうに見せてくれる
お父さんは

いるだけで 家の中が
とっても明るくなります。

(面接官) お母様は?

フリーライターです。

怒ると ちょっと怖いけど
いつも元気で

世界中で困っている人を助ける
記事を書いている お母さんは

正義の味方です。

(面接官) 5か月前とは
見違えるぐらい成長してますね。

筆記試験も満点でしたし。

(中村真希)
ありがとうございます。

あれから ホントに頑張ったから
この子。

(中村朔太郎) よかったな 知恵
これなら合格間違いなしだって。

(はなをすする音)
えっ…。

ちょっと どうしたの? 知恵。

知恵 お受験やめる。

えっ!
おい…。

(ノック)
(根津寅子) 知恵ちゃん 入るよ。

ねぇ 知恵ちゃん

どうして お受験
したくなくなっちゃったの?

あぁ… 誰も怒らないから

知恵ちゃんの気持ち
教えてくれないかな?

(はなをすする音)
怖いの。

えっ お受験が?

あっ でも
パパとママも喜んでたよ。

模擬面接も完璧だって。

だから

もし知恵が落ちたら
ガッカリするでしょ パパとママ。

(はなをすする音)
(泣き声)

それが怖くなったんだ。
(はなをすする音)

大丈夫だよ 自信持って!

…とか
普通のこと言ってもダメか。

あっ もし落ちても
パパとママは気にしないよ。

そんな慰め方されても
って感じか。

えっと…。

えっ 何?

だって

先生
普通の家庭教師みたいだから。

あっ 先生 どうでした?

知恵ちゃんは
気付いちゃったみたいなんです。

今までは余計な心配せずに
ただ勉強してればよかったけど

合格確実って言われて

お2人の期待と緊張が
ひしひしと伝わって来たら

もし落ちて
お2人をガッカリさせたらって

怖くなったみたいで。

で 何て言って
くださったんですか? 先生。

その うまく説得する方法が
思い付かなくて…。

お願いだから何とかしてください。

15時間後には試験なんですよ
も~う。

そうですね。

ねぇ お腹すいてない?

食べたら合格できる
魔法の食べ物 持って来たよ~。

こっちが伊予柑。

試験に受かる「いい予感」なんてね。

で こっちがタコ焼き。

ほら 英語でタコって
オクトパスっていうでしょ。

だから 「置くとパス」みたいな。

置きま~す はい。

出てって。

ダメだ
こんなアイデアしか浮かばない。

こうなったら
もう あれしかないのか。

じゃあ
もうお受験 やめちゃえば?

えっ?

今まで頑張って来たのが
全部無駄になるけど

それでもいいなら。

受験料も無駄になるけど
まぁ いいか。

ひどい! そんなことしたら

ママとパパが悲しむのに
何で そんなこと言うの!

ってなるよなぁ 多分。

あ~ もう どうしよう…。

ど… どうでしたか? 先生。

すいません
いろいろ考えたんですけど

どれも うまく行きそうになくて。

どうしたんですか?
今までだったら

鮮やかに
解決してたじゃないですか。

やり方は ちょっと
めちゃくちゃだったけど。

それは あの

向こうが「やめる」って言っても
別に構わなかったからで。

今は何としても 知恵ちゃんに
お受験してもらいたい

…って思うと どうしても

顔色をうかがってしまう
というか

煮詰まってしまいまして。

今まで どうしてたんですか?
そんな時は。

あ~ それは あの…

福多がいると
いろいろなアイデアが思い付いて。

どういうことですか?

どんな状況になっても

福多がフォローしたり
助けてくれるって思うと

思い切ったことができたんです。

おたくに 誘拐や振り込め詐欺を
した時みたいに。

じゃあ 今すぐ連絡してください。

えっ あっ でも
もう1か月以上 話してないし

確か 今月 結婚式で…。
お願いです トラコ先生!

(振動音)

もう寝てるかな。
(呼び出し音)

(福田福多) もしもし。

あっ もしもし ごめん 寝てた?

ああ。
あっ じゃあ いい ごめん。

いいよ もう起きたから。

あの 実は

子供たちが みんな
受験しないって言い出して。

えっ! 知恵ちゃんたちが?

えっ… 私の話じゃなくて
知り合いの家庭教師の話。

で?

6歳の子はね もし落ちて

両親をガッカリさせたらって
怖くなったみたいで…。

福多なら どうやって説得する?

もし 知恵ちゃんがそうなったら

俺なら自信持たせるかな。

どうやって?

1万円で幸せになる方法を
見つけた時のことを

思い出させるんだよ。

知恵ちゃん 泣きながら
「分かんない 分かんない」って

必死に考えて
ちゃんと答え 出したじゃないか。

それ引き出したのは
トラコなんだからさ。

失敗を恐れずに
お前の気持ちを

素直に ぶつければいいんだよ。

今のトラコの最大の武器は

愛なんだからさ。

うん… ありがとう。

あっ いや だから
私の話じゃないから。

じゃあ 伝えといてくれよ
その人に。

(階段を駆け降りる音)
ちょっと出て来ます!

えっ? え~ ちょっと
どこ行くんですか?

トラコ先生が
見せたいものあるって。

(知恵) 何? これ。

「知恵ね 分かったの。

幸せになるには
知恵だけでもダメだし

パパとママだけでもダメだし

パパとママと知恵が
うれしくないとダメなんだって」。

覚えてる?

私が 1万円で幸せになる方法を
考えようって宿題出した時の

知恵ちゃんの答え。

うん。

あの時 目をキラキラさせる
知恵ちゃんを見て 思ったの。

この子は
逆境に強い子なんだって。

「ぎゃっきょう」って何?

今みたいに 苦しかったり
つらかったりする時のこと。

でも あなたは
それに負けない力があるって

あの時 証明したの。

だから 自信持ってって言っても
今いち きれい事っぽいし

「やっぱり お受験しない」
って言われてもいいから

私の気持ちを正直に言うね。

私は

お受験に合格した
知恵ちゃんのことは

もちろん 大好き。

でも

合格しなかった知恵ちゃんも
同じくらい大好き。

だけど

お受験から逃げてしまった
知恵ちゃんのことは

もしかしたら
好きになれないかもしれない。

だって それは

本当の知恵ちゃんじゃないから。

それにね お受験は

知恵ちゃん一人で
受けるんじゃ ないの。

パパとママも 一緒に受けるの。

だから もし合格しなくても

2人は ガッカリなんてしない。

また みんなで力を合わせて
頑張ろうねって

言ってくれると思う。

本当?

当たり前だろ。

私たちは チーム知恵なんだから。

フフっ。

先生 ありがとうございました。
いってきます!

あっ 知恵ちゃん ちょっと待って。

これ。

(知恵) 何? これ。

そうめんタイガーのシール。

ありがとう。
いってらっしゃい。

いってきます!
うん。

行こう。
ありがとうございます。

(振動音)
(知恵) 頑張ろう!

(振動音)

もしもし。

(下山智代)
トラコ先生 今 どこ?

いくら言っても
もう私立に行かないって

聞かないのよ 高志。
すいません すぐ行きます。

(振動音)

(振動音)

(日向子) 誰から?
えっ? うん。

昔の友達。

説明 続けてよろしいでしょうか。
すいません どうぞ。

新婦様がお父様と
バージンロードを歩く間

新郎様は
こちらでお待ちいただきます。

分かりました。

すいません 遅くなりました!
(智代) あ~ 先生!

もう どうしよう
私 もう 訳分かんなくてさ。

私立の願書 明日 締め切りなのよ。

(下山高志) いってきます。
ねぇ 高志

せめて 受験しない理由ぐらい
教えてくれない?

いいだろ もう決めたんだから。

(智代) ちょっと…。

いや~ 何とかしてよ 先生。
(戸の開閉音)

知ってるでしょ?
私立に入んなかったら

高志の親権
前の旦那に渡さなきゃいけない

…って そういう約束したって。
はい。

とにかく学校で
何かあったかもしれないので

話 聞いて来ます。
はい。

ねぇ 高志。

何で急に 気が変わっちゃったの?

別に いろいろ考えた結果だよ。

やっぱり お金の心配?

それは 母さんが
何とかするって言うから。

じゃあ 試験に落ちるのが
怖くなったとか?

そんなわけないだろ。
じゃあ 何?

もしかして
医者になる夢 諦めちゃったの?

俺…。
うん。

受験よりも
大事なものがあると思うんだ。

えっ?

(高志) おい! 何やってんだよ!

(同級生) また金貸してくれよ。

(高志) おい お前ら
いいかげんにしろよ!

何だ また角煮定食かよ。
お~ 怖っ!

大丈夫?
うん。

ダメだよ あいつらに金渡しちゃ。

行こう。

受験より大事なもの?

何か思い付くもの ありませんか?
お母さん。

全然!

私ぐらいかな。

そうですよね。

先生は分からないの? 何か。

あれから いろいろ
考えてはいるんですけど

これっていうのが なかなか。

お願いだから しっかりしてよ~。

あっ そろそろ
高志 帰って来るんで

また聞いてみます。

♬~

もしかして 彼のこと?
受験より大事なものって。

あいつ
ひとと話すのが苦手だから

俺の次に いじめのターゲットに
なっちゃって。

それに
あんまり成績も良くないし

公立に行くしかないんだ。

高志が私立に行ったら

彼が独りぼっちになっちゃうから
受験やめるってこと?

でもさ このまま ずっと
友達と同じ学校に行って

同じ仕事に就くってわけにも
いかないでしょ。

それに もし彼とケンカして

絶交とかってなっちゃっても
後悔しない?

あいつのために
私立 諦めたのにって。

そうかもしれないけど…。

けど?

初めてできた友達だからさ。

♬~

じゃあ 問題。
何?

もし 私と友達が川に溺れてたら
どっちを先に助けるでしょうか。

友達。
即答かよ。

先生なら自力で助かりそうだし。

じゃあ 彼とお母さんだったら?

それは…。

どう思います? お母さん。

いや まさか
そんな理由だと思わなくて…。

先生は
どうしたらいいと思います?

私は…。

高志の思う通りに
させてあげたいです。

私立を諦めるってこと?

聞いたんです。

もし お母さんとその友達が
溺れてたら

どっちを先に助けるかって。

そしたら 高志…。

そんなの 答えられないよ

ってことは
高志にとって その友達は

お母さんと同じくらい
大切な存在だ

…ってことだと思うんです。

だったら 今は 友達と
一緒にいたいっていう気持ちを

尊重してあげたいなって。

でも 高志も 何で決める前に
正直に話さなかったの?

そしたら お母さん
絶対 相談に乗ってくれたのに。

母さん…。

ごめん 許してもらえないかな?

父さんには 俺から頼むからさ。

今まで通り
母さんと暮らせるよう。

あんた… 知ってたの?

今から行って来る 父さんのとこ。

高志 ちょっと… ちょっと待って。

その必要はない。
何で?

それは 母さんの仕事だから。

あっ その必要ないです。
(智代) えっ?

すいません
大体のあらましを伝えて

来てくださるよう
お願いしてしまいました。

(下山満男) 高志 本気か?
友達のために私立 諦めるって。

(高志) うん。

あなた お願い。

高志の好きなように
やらせてあげて。

(満男) だったら
親権は渡してもらえるんだな?

そんなわけないじゃないのよ。

受験しないんだから
合格も不合格もないもん。

何 ごまかしてんだよ。

高志も高志だよ。

私立に行けば もっといい友達が
できるかもしれないのに。

いや 私は そうは思わない。

だって 私か その彼か 助けるの
迷ってるぐらいなんだから。

また訳の分かんないことを。

こっちはな 高志のために

学費 ちゃんと用意してんだぞ。

(高志) 父さん…

ごめん。

それ 大学行くまで
取っといてくれないかな?

えっ?
俺 計算したんだ。

もし 私立の中高に行ったら

6年で
360万ぐらいかかるって。

だったら そのお金を

東大に行ってから
使ってくれないかな?

東大の医学部に行っても
6年で同じぐらい必要だからさ。

俺 公立に行っても
必死で勉強して

絶対 東大受かってみせるからさ。

(拍手)

(智代) あれ? 先生 泣いてます?

だって 高志が言ってることが

本当に正しいお金の使い方だな
って思ったから。

♬~

お願い!

これからも 高志のこと
助けてやってください。

♬~

いつの間にか
大っきくなってんだな お前。

♬~

(振動音)

(振動音)

フッ。

(日向子)
何か いいことでもあった?

えっ? いや 別に。

(日向子) そう…。

(上原里美)
一体 何 考えてんの あんた!

どうしたんですか? お母さん。

(里美) 先生 やっと吐きました
何で受験しないのか。

何ですか? それ。

同級生を妊娠させてたんです
このばか息子が!

え~‼

(里美) 見損なったわよ
受験前の この大事な時期に

よくも そんなことができるわね。

お母さん
いったん落ち着きましょう。

(上原 守)
俺は彼女を守りたいんだよ
それの どこがいけないの?

ちょっと 守も
火に油を注ぐようなことは…。

私はね お笑いと東大の二刀流
目指すって宣言したのに

そんなに簡単に諦めていいのか
って言ってるの!

もういいよ 別に分かってもらおう
なんて思わないし!

ちょっ… ちょっと 守!

何やってんの?

決まってんだろ 出て行くんだよ。

(里美) お~ 出てけ 出てけ。

あんたなんか もう息子じゃ ない。

勘当よ 勘当!

いやいや お母さん
そんなこと言わないほうが…。

先生は どっちの味方なんですか?

こんなこと
納得できると思います?

いや~ できませんよね。
じゃあ 何 俺が間違ってんの?

好きな人を守るのは当然なのに。

うん 守が言ってることも
正しいんだけどね。

はっきりしないわね。

いつもみたいに バシっ!と
言ってやってくださいよ

このばかに!
そうしたいんですけど

いかんせん こういう分野は
ちょっと苦手でして…。

何て言われようと
もう決めたから。

明日 向こうの親に会って
結婚 許してもらう。

ちょっと 守!

待って待って! ちょっ…。
(里美の泣き声)

(ドアの開閉音)

(里美)
先生 一体 何だったんですか?

私が今まで頑張って来たのは…。

あの 取りあえず

相手と話ができるように
頼んで来ますから。

すみませんね わざわざ。

あなたのことも よく知らないのに
こっちも どうこう言えなくて。

じゃあ 確認するけど

守は 大学受験を諦めて
就職して

彼女と結婚する
ってことでいいのね?

あぁ… うん。

ちなみに 2人が付き合った
きっかけは何だったの?

(守) 俺の路上ライブ見て 初めて
応援してくれたんだ 彼女が。

なるほど。

ん? えっ?
(守) ん?

それから 即行 付き合って
子供ができたってこと?

う… うん えっ 何か問題ある?

いや だって その頃

守は二刀流 目指して
頑張りだした頃でしょ?

そんな気配 全くなかったから。

それは ほら
母さんにバレると厄介だから

必死で隠してたわけですよ。

で あなたは?
えっ?

守のどこが好きなの?

それは… 面白くて いい人だし。

なるほど。

ねっ これで分かったでしょ?
俺たちが真剣だって。

うん… ん?

でも 「いい人」って

本当に好きな人に
言わない気がするんだよね 普通。

いや そんなことは…。

もし違ってたら ごめんね
お腹の子の父親って

本当に 守なの?

ちょっと
何言ってるんですか 先生。

守はね 昔は 下手な言い訳
ばっかりだったけど

今では 周りに
どんだけ ばかにされても

お笑いと東大の両方を目指して

たくさんの人を笑顔にする
っていう決断をしたの。

それを あなたのために諦めるって
言ってるんだけど

そんな彼の気持ちに
応える覚悟がある?

ごめんなさい。

(守) あ~ ちょっと…。
守!

追い掛ける前に
本当のこと話して。

彼女 妊娠したことを

親にも友達にも言えなくて
ずっと一人で悩んでたからさ

だから いろいろ相談に
乗るようになって それで…。

「俺が父親になる」
って言っちゃったの?

ずっと彼女が好きだったし…。

それに
相手の男 ホントにひどいんだよ。

家庭教師だった大学生なんだけど
妊娠したって分かった途端

急に連絡取れなくなって。

それで 好きな人を守りたい
っていう気持ちは分かるけどさ。

ちょっと勘違いしてない? 守。

えっ?

彼女が 家族や相手の男と
ちゃんと向き合って

問題を解決するように
励ましてあげるのが

本当に守るってこと
なんじゃないの?

それに あんたが今回のことで
一番傷つけたのは お母さんだよ。

世界で一番応援してくれる人を
裏切って

他人を守ろうなんて
思い上がりもいいかげんにしな!

結局 全部
自分の自己満足でしょ!

フッ。

何?

あっ いや…。

久しぶりに
先生が怒るとこ見たからさ。

守も反省してるんで

許してもらえませんか?
お母さん。

ほら 守も謝って。

すいませんでした。

俺 母さんをおんぶして
前の家 出て来た時に

母さんに 「今は あんたが
守ってくれてるんだね」

…って言われて

いい気になって
彼女も守ろうとした。

でも トラコ先生に怒られた。

そんなの お前の自己満足だって。

大切な母親 傷つけて
どうするんだって。

もう二度と
ばかなまねしないからさ

これからも
お笑いと東大 目指す二刀流

応援してもらえませんか。

相手の子は大丈夫なの?

さっき メール来て
両親に正直に話したから

これから 一緒に相手の男の家
行って来るって。

ハァ… じゃあ

これからも 正しいやり方で
彼女を守ってあげなさい。

分かった。
あぁ~。

でも ホントだったら
どうしようかと思ったから

ホッとした。

これも トラコ先生のおかげね。

ありが…。

(里美) 先生?
ん…。

あっ! あっ… すいません。

最近 寝れてなくて つい。

ありがとうございました。
ありがとうございました。

あぁ…。

♬~

(振動音)

(振動音)

(操作音)

もしもし…。

来ないんだけど。
えっ 何が?

追加のメール。

「と 知り合いが言っておりました」
ってやつ。

あぁ…。

やっぱり
トラコのことだったんだろ?

まぁ バレるよね。

でも よかったな。

お前は ありのままの お前でも

いい家庭教師になれるって
証明できたみたいだし。

そうかな…。

俺は知ってる。

本当のトラコは

自分が出会った人に

みんな幸せになってほしいと
思ってるって。

今まで その気持ちを 心に
ため込んで出せなかったけど

あふれそうになってた
愛のふたを

あの3家族が開けてくれたんだよ。

だから 今のまま頑張ればいい。

ありがとう。

そっちは もうすぐ式なんだっけ?

うん。

明日なんだ。

ウソ…
じゃあ 大変じゃん 切るね。

あっ 810円。
えっ?

あ~ いや。

コンビニで夕飯 買ったら
810円でさ。

それで思い出したんだよ。

あの時も 810円だったなって。

あの時って?

施設に入って 誰とも
打ち解けなかったトラコが

初めて しゃべった時だよ。

(福多の声) 俺が算数の答えが
分からなくて困ってたら

お前が いきなり 「810円」って。

よく覚えてるね そんなこと。

そりゃそうだよ。

だって 俺…。

あの時

お前のこと 好きになったんだ。

それから ず~っと
トラコのことが好きだった。

あっ… ごめん
何言ってんだろうな 俺。

今まで ありがとな。

トラコに会えて
ホントにうれしかった。

それなのに ごめんな。

お前のこと
裏切るようなことして。

じゃあな。

(通話が切れた音)

♬~
(本木)<闇と闘うには>

(上白石)<光が必要だ>

<照らせ> <希望の光>

こんにちは~。

あっ 皆さん いらしてたんですね。

じゃ 高志の授業 行って来ま~す。

いやいや…。
(智代) ちょっと… それはない。

ちょっと話があんのよ。
えっ な… 何ですか?

いいから そこ座って。
(智代) はい。

えっ?

まず このたびは子供たちのこと

ホントにありがとうございました。

今までと違ってさ
ドタバタだったから

ちょっと ハラハラはしたけどね。

でも やっぱり先生じゃなきゃ
解決しなかったと思う。

いえいえ そんな わざわざ。

でも 自分の問題は
解決してないのよね? まだ。

えっ 何のことですか?

ヤダ 何 とぼけてんのよ。

福多君のことに
決まってんじゃな~い。

いや でも あいつ
今日 結婚式なんで。

(智代:真希) えっ 今日!?
どうすんの? ほっとく気?

いや そう言われましても…。

好きなんでしょ 彼のこと。
いや それは何というか…。

彼も 絶対 あなたのこと好きよ。

あ~ それは昨日 言われました。
昨日 言われたの?

だったら なおさら
気持ち伝えなきゃ!

いや でも 今更 何て言えば…。

式場から 花婿かっさらっちゃえば
いいじゃない!

そうよ 映画みたいにさ。

そのくらいしないと
向こうだって決心できないわよ。

あなたと一緒になるって。

いやいや… でも

花婿を略奪された
花嫁さんの気持ちは

一生 トラウマになるんじゃ…。
(里美) あぁ…。

そこまでは考えてなかったわね。

え~ じゃあ
諦めなきゃいけないってこと?

トラコ先生には
幸せになってほしいんだけどなぁ。

♬~

あっ!
何? どうした?

いや これなら
誰も傷つけずに済むのか…。

何? な… 何なの? それ。

いや~ いいです 自信ないんで。

何言ってんの!
聞かなきゃ分かんないでしょ。

ハァ…。

(ノック)

(日向子) ≪はい≫

どうしたの?

うん ちょっと…。

何か話?

あっ うん…。

あぁ…。

何でもない ちょっと
顔見たかっただけだから。

うわ! 何やってんだよ? お前。

あんたが ここに入って行くのが
見えたから。

福多さん こちら?

えっ いや 何ていうか…。
ごめんなさい こんな時に。

でも どうしても忠告したくて。

こんな男と
結婚しないほうがいいって!

えっ?

こいつ 最初は
散々 優しい顔してたくせに

私に子供ができた途端に

私のこと捨てて
逃げ出したんですから。

福多さん
一体 どういうことですか?

えっ あ~ いや 何ていうか…。

ちょっと
何 とぼけようとしてんのよ。

今度は この人のこと
だますつもりなんでしょ?

あなたも こんな男と結婚したら
絶対 後悔しますよ。

だましてんのは
そっちのほうじゃないですか?

えっ…。

あ… あっ!

あっ すいません これは…。

あなただったんですね。

お見合いした時
福多さんに聞いたんです。

どんな人が好きかって。

そしたら
純粋で寂しがり屋のくせに

素直に自分の気持ちを
ぶつけられないから

逆に悪ぶったりして

結局 ひとを傷つけてしまうような
ヤツだって。

その人が実際にいて

今でも福多さんは
忘れられないんじゃないか

…って思ってたけど

あなたもだったんですね。

だから 私を傷つけまいと思って
こんな芝居?

ごめんなさい
でも 福多は知らないんです。

私が勝手にやっただけで。

でも 福多さんも好きなんでしょ?

すいません。

だったら 最初っから言えよな!

(ドアの開閉音)

ごめんね。

お前のせいで最悪だよ。

うちの両親だって 向こうの家に
頭 下げまくってるだろうし…。

俺だって勘当されるかも。

えっ! そこまで考えてなかった
どうしよう…。

やっぱり ホントのこと言って
謝って来る。

いいよ 今更。

でも 何で急に こんなこと…。

それは…。

福多に ちゃんと
自分の気持ち 伝えろって

3人のお母さんに言われたから。

えっ?

810円。

えっ?

多分 私は
福多に初めて そう言う前から

福多のことが好きだった。

あの頃 福多は施設中のみんなに
優しく声を掛けてた。

心を開かない私にも
ニコニコ話し掛けてくれた。

だから こっちも何か言わなきゃ
って思うんだけど

どうしても できなくて。

そしたら 福多が算数の問題が
分からなくて悩んでたから。

あの時

「トラコちゃんは頭がいいから
勉強 教えてもらえば」って

みんなに言ってくれた時

本当にうれしかった。

私は 一人じゃないんだ
って思えた。

そう思わせてくれた福多のこと
ますます好きになった。

だから

そんな あんたに
裏切られたって分かった時は

ホントに悲しかったし
死にたくなったけど…。

でも

それ以上の優しさや
愛をいっぱいくれたことは

一生 忘れることなんかできない。

だから…。

これからも

私のそばにいてくれないかな。

♬~

あ~ どうしよう
もうすぐだ 合格発表。

ホントに電話来るんだよね?
11時になったら。

あぁ…。

お2人とも落ち着いてください。

結果は
どっちでもいいじゃないですか。

知恵ちゃんは
あんなに頑張ったんだし。

あっ そうですよね。
すいません。

(ベル)
来た~!

ほら パパ 出て 出て…。
いやいや ママ 出てくれよ~。

私 無理無理!
心臓 破裂しそう…。

早く出たほうが!
じゃあ 先生 お願いします。

えっ いいんですか?
(ベル)

あっ じゃあ…。
(ベル)

はい 中村です。

分かりました。

(受話器を置く音)

ど… どうでした?

合格だそうです。

やった~!
うわ~ 知恵!

やった~! やった~!
おめでとう 知恵ちゃ~ん!

おめでとう おめでとう!
やったね やったね~!

ハハハハ…!
うれしいよ ありがとう!

おめでとう!
何だ。

先生が 一番緊張してたんじゃ
ないですか。

そんなに やられると
こっちが喜びにくいし。

ハハっ!
すいません 私でも 自分でも

よく訳分かんないぐらい
うれしくて だって

知恵ちゃん
すっごく頑張ったから。

ありがとう 先生のおかげです。

知恵ちゃん…。

ありがとう。

(里美)
え~っと 受験番号は509よね。

うん
ゴオキュウで覚えればいいから。

それって
合格して号泣するってこと?

それとも 落ちて号泣?

そんなこと 俺に言われても。

まぁまぁ まぁまぁ
2人とも落ち着いて。

ねぇねぇ ねぇねぇ…
何でさ うちの店なわけ?

受かったら お母さんの角煮定食で
お祝いしたいし

万が一 落ちても まぁ 角煮定食
食べれば 元気出るかなと思って。

元気出してね。

そろそろ時間だよ。
(守) あ~ はい。

あ~ ダメだ!
やっぱり先生 見てよ!

いや 自分で見なよ。
そのほうが縁起がいいかも。

知恵の時も電話に出てもらったし。
(知恵) うん!

(里美) 先生 お願いします!

分かりました。

509 509 509…。

ごめんなさい ダメでした。

えっ! ちょっ…。

(里美) ウソ~。

ごめん 母さん。

ううん… 何言ってるの!
よく頑張ったじゃない。

先生もごめん 合格率100%の
記録破っちゃったし。

いやいや そんなこと…。

それに その売り文句は
もうやめたから。

そうなの?
大事なのは

合格するかどうかじゃなくて
成長することだと思うから。

守も高志も知恵ちゃんも
実際そうなってくれたし。

だから大丈夫!
次は絶対受かるからね 守も。

母さん いいかな? 俺
浪人しても。

どんと来い!

先生 これからも
よろしくお願いします。

ごめんなさい!

それは無理なんです。

(里美) えっ?
何で? 見てあげられないの?

そうしたいんですけど… 私

北海道に行くから。

えっ!
何で?

次の生徒さんを
ネットで募集かけたら

北海道の小さな町の
子供たちから

貯金箱が送られて来たんです
3つ。

これ。

(知恵) ハハハ…。

授業料は自分たちで決めていい
っていうのを知って

「今まで ためたお小遣いで

家庭教師をしてほしいけど
ダメですか?」って言われて。

この子たちの気持ちに
応えたくなったんです。

この貯金箱のお金が

正しく使われたって
思ってもらえるように。

それに私

母が家を出て行く前に
地球儀をもらったんです。

何で地球儀なんだろうって
ずっと考えてたんですけど

もしかしたら この世界には
たくさんの人がいるから

いろいろな場所に出掛けて

1人でも多くの人に
出会ってほしいっていう

母の願いが
込められていたのかなって。

あれ? じゃあ 福多君も行くの?

僕は残ります。

プロポーズしたけど
断られちゃったんで。

ちょっと! 少し待ってほしいって
言っただけでしょ。

ごめんごめん。

僕がいると甘えるから
1人のほうがいいみたいです。

で いつ行くの?

明日です。
そんな急に!?

ヤダ… お別れパーティー
できないじゃないのよ~。

お別れじゃありませんから。
(里美) え~?

私にとって

皆さんがいる場所は
ふるさとなんです。

いつでも帰って来られる場所が
できたから

どこにでも行けるんです。

やっぱり寂しい 知恵。

知恵ちゃん。

私には 好きな言葉が3つある。

1つ目は 「覚悟」。

あなたが
お受験から逃げなかったのは

落ちても受かっても
自分は何も変わらないんだって

覚悟を持てたからなの。

知恵ちゃんには
自分を見失わないで

逆境を乗り越えてほしい。

どんな時でも そばにいてくれる
パパとママがいることを

幸せに思って。

分かった フフっ。
フフフ…。

高志。

私の好きな言葉の2つ目は「勇気」。

あなたは自分の進学よりも

初めてできた友達を
大切にすることを選んだ。

それは すごい勇気だと思う。

もしかしたら この先
純粋な あなただから

ひとに誤解されたり
裏切られたりするかもしれない。

でも そんな時でも

ひとを信じる勇気を
失わないでほしい。

あなたには

お母さんっていう
ステキなお手本がいるんだから。

そうだね。

ヘヘヘ…。

守。

私の好きな言葉の3つ目は 「愛」。

今までは
一番嫌いな言葉だったけど

おかげで好きになれた。

あなたは
これから たくさんの愛で

ひとを笑顔にする人生を歩む
決断をした。

でも きっと現実は
そう甘くないだろうし

逆風だらけだと思う。

でも そんな時でも昔の私みたいに
ひねくれたりしないで

今日はつらくても 明日は
きっといいことがあるって

前を向いてほしい。

あなたには どんな時でも

無償の愛をささげてくれる
最強の味方がいるんだから。

了解です。

いや~ でも
先生いなくて大丈夫かな?

大丈夫! 信頼できる家庭教師を
紹介します。

えっ 誰ですか? それ。

(智代) あぁ~!
すいません。

家庭教師の福田福多です。

(守) お~!
(知恵) ハハハハ…。

東大出身
元財務省のエリートですけど

相手の気持ちに
寄り添うことが得意な

自信を持って推薦できる先生です。

先生 よろしくお願いします!
こちらこそ。

じゃあ 今から
壮行会やりませんか? 先生の。

そうね!

でも やっぱ何か寂しいよね~。
(里美) 我慢しなきゃ!

かわいい子には
旅をさせろってね。

お母さん!
(3人) はい!

あっ…。
(智代) ハハハ…。

7歳の時 母がいなくなってから

私は ずっと心の中で

理想の母親像を描いていました。

それは

強くて 明るくて
優しいお母さんです。

真希さんは
弱い人を見たら ほっとけない

正義感にあふれていて

どんなにつらい時も
胸を張って生きてる。

とっても頼りになる
強いお母さんです。

ありがとう。

智代さんは

「笑う門には福来たる」って
言葉通り

あなたの笑顔を見ているだけで

こっちの つらいことなんか
全部吹き飛ぶような

明るいお母さんです。

いやいや!
やっぱり? フフフフ…。

里美さんは 守が言うように

最強のお母さんだけど それは

家族だけじゃなくて
周りの人 みんなを愛そうとする

優しさにあふれてるからだと
思います。

他に な~んもできねえしなぁ。

3人は
私の理想のお母さんなんです。

だから これからも

「お母さん」って呼ばせて
もらってもいいですか?

当ったり前じゃない
何言ってんのよ~!

私は そう呼んでもらえるほど
大人になれてないけど まだ。

フフフ…。

そうか!

先生は
サンタクロースになるんだ。

えっ?

だって 世界中の子供に
愛を届けたいんでしょ?

そんなふうに言ってもらえると
うれしいです。

私 サンタクロースって

世界で一番正しい
お金の使い方だと思うから。

毎年 クリスマスになったら
世界中のサンタさんが

愛する人のために
一生懸命 考えて

プレゼントを買ってるんですよ。

みんなが
いっつも そんなふうに

愛を持ったお金の使い方が
できたなら

どんなにステキな世界だろうって
思うんです。

♬~

≪はい チーズ!≫
(カメラのシャッター音)

はい。
ありがとうございます。

どうも すいません。

よかったね 晴れて。
うん!

俺の昇進を祝ってくれてんのかな。

何言ってんの 知恵の入学のために
決まってんでしょ。

行こう。
うん 行こう行こう行こう。

今日のお弁当 何?
(智代) ほ~ら!

2人とも急がないと
遅刻するわよ~!

もう うっさいなぁ
今日も張り切っちゃって。

そりゃそうよ あんた 本気で
オリンピック目指してんだから。

じゃあね!

♬~

(タイマーのアラーム)

はい そこまで~!

何だ まだ半分しか
解いてないのかよ?

試験は時間との勝負だって
言ったろ?

はい やり直し。
ハァ… もう やだ。

やっぱり 美人のカテキョがいい!

文句言わない はい スタート。
はい…。

集中 集中!

♬~

マリアちゃん。

娘さん 北海道で
頑張ってるみたいよ。

そうだ 手紙読むね。

♬~

♬~ トラ…。

♬~

トラコ~!

♬~

♬~ トラコ~!

♬~

♬~ トラコ~!

♬~

♬~ トラコ~!

♬~

♬~ トラコ~!

♬~

♬~ トラコ~!

♬~

♬~ トラコ~!

♬~

♬~

♬~