ドクターホワイト #04【消えかかる命の灯火…諦めない研修医とチームの決意】[字][デ]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
ドクターホワイト #04【消えかかる命の灯火…諦めない研修医とチームの決意】[字][デ]
総合診断協議チーム(CDT)が絶好調!研修医の恩師に腫瘍…外科の診断に「それ誤診です」と訴える白夜(浜辺美波)。命をあきらめない研修医の奮闘劇▽白夜×悲しい感情
出演者
浜辺美波
柄本佑
瀧本美織
岡崎紗絵
片桐仁
高橋努
高橋文哉
・
勝地涼
宮田俊哉
毎熊克哉
・
小手伸也
石橋凌
石坂浩二
ご案内
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番組内容
ジャーナリストである狩岡将貴(柄本佑)が書いた記事も手伝って、徐々に院内での評価が高まるCDT。しかし、真壁仁(小手伸也)率いる外科チームの信頼はいまだ得られず、高森麻里亜(瀧本美織)はその突破口を探っていた。また、院長の座を狙う真壁は、レストランで実業家の海江田国男(石橋凌)と出会う。そんななか、仙道直樹(高橋努)に目をかけられ外科へ配属になった研修医の佐久間新平(高橋文哉)は、
番組内容2
高校時代の恩師・鳥羽泰三(橋爪淳)と再会。合唱部の顧問として大会を控えている鳥羽は、肝臓血管腫と診断され、真壁の執刀で腫瘍の摘出手術を受けることになっていた。ところが、鳥羽の腫瘍を良性だと診断した真壁に対し、雪村白夜(浜辺美波)は検査不十分を理由に誤診だと指摘。麻里亜も今一度検査をして診断を考え直すべきだと助言するが、CDTを厄介者扱いする真壁は聞く耳を持たない。
番組内容3
その様子に佐久間は一抹の不安を覚えるが、鳥羽の手術は予定どおり行われ…。一方、失踪中の高森勇気(毎熊克哉)から、白夜を詮索すれば自身の命にも危険が及ぶと忠告された将貴だったが、それでも、奥村淳平(宮田俊哉)の力を借りて白夜を連れ去ろうとした人物の正体を探っていた。
スタッフ
【原作】
樹林伸『ドクター・ホワイト』シリーズ(角川文庫 刊)【脚本】
小峯裕之【音楽】
福廣秀一朗【主題歌】
Ado「心という名の不可解」
作詞作編曲:まふまふ
(ユニバーサル ミュージック)【プロデューサー】
河西秀幸
小林宙【演出】
北坊信一【制作】
関西テレビ
共同テレビジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
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(田辺)あの子の保護者として
引き取りに参りました。
(吉崎)
久我山署の吉崎といいます。
先日から こちらの田辺さんから
相談を受けていまして。
(雪村白夜)
私は あなたのことを知りません。
(狩岡将貴)白夜が
さらわれそうになったの。
(晴汝)えっ?
(勇気)俺だよ 高森勇気だ。
勇気さん?
(勇気)お前は詮索しなくていい。
もうすぐ俺が決着をつけるから。
俺だって これでも
ジャーナリストです もっと…。
だめだ。
殺されるかもしれない。
♬~
(淳平)結局
勇気さんの居場所はわからずか。
けど これで はっきりした。
勇気さんは
白夜の正体を知っている
そして そのせいで
何者かに命を狙われている。
で 白夜さんは
何かしゃべったのか?
いや。
勇気さんも
白夜は真実を知らないって。
真実を?
とにかく これ以上 あの人1人に
任せておくわけにはいかない。
深追いすると殺されるって
言われたんだろ?
はっ…。
それでも
真実とやらを必ず見つけだす。
(高森麻里亜)
整形外科から お礼に
冷蔵庫を頂きました~ ふぅ~!
(西島)これで
アイスコーヒーも楽しめますね。
いや~ 申し訳ないな。
(夏樹)珍しい症例を
特定してみせたんだ
冷蔵庫くらい
もらっていいでしょう。
(西島)
エルドハイム・チェスター病は
日本に
100例ほどしかないですからね。
整形外科では
見抜けなかったでしょう。
これで また
CDTの評判も上がると思います。
白夜さん 今回もお疲れさま。
はい。
(西島)ん?
冷蔵庫があるのなら
いちごやみかんなどの
フルーツを常備するのは
どうでしょうか?
(夏樹)却下だ。 フルーツは高い。
フルーツには
糖分が多く含まれているため
頭の回転が
良くなるといわれています。
それなら
お菓子でもいいんじゃないかな。
フルーツはGI値が低く
脳に安定したエネルギーを
供給するため
より集中力を持続させる
効果があります。
(夏樹)却下だ。
もう十分 頭 回転してるだろ~。
では 結構です。
(西島)おっ ぷんすかしてるね。
してません。
(西島)ははははっ。 しかし まあ
この将貴君が書いた記事も
評判いいみたいだし
CDTも軌道に
乗ってきたんじゃないですか?
後は 外科からの信頼を
勝ち取れればいいんですけど。
(西島)そこは
あの2人に期待しましょう。
(佐久間)
本日から よろしくお願いします!
よろしく。
(佐久間)はい。
(仙道)まずは手足として
こき使ってやってください。
(牧田)全く
仙道先生の気まぐれには困るな。
(真壁)我々外科は
猫の手も借りたいほど忙しい。
期待しているよ。
はい。
あの 僕
もともと外科医が目標で。
なんで 皆さんのように
命を救う仕事ができるように
頑張ります。
(牧田)行くぞ。
(佐久間)はい。
あっ それと
CDTのことも
よろしくお願いします。
どんな依頼でも
受け付けておりますので。
いってきます!
ほう どんな依頼でも。 ふっ。
今回 私が行なうオペは
カテーテルと腹くう鏡
そして 特殊高周波メスを用いた
全く新しい術式でございます。
では 早速
詳しい説明に入りましょう。
≪コンコン コン!(ノックの音)
≪(ドアの開閉音)
失礼します。
♬~
お弁当は和 洋の2種類を
用意していますので
ご希望がありましたら。
えぇ~ これは
一見 もなかのように見えますが
お湯に溶かすと
みそ汁になるという一品です。
(夏樹)なぜ
こんなことを引き受けたんだ?
お箸です。
お箸です。
お箸です。
いや~
これが うわさのCDTですか
実に頼りになる。
(牧田)
えぇ~ まずは患者対応だな。
あぁ それと 一とおり
雑用も やってもらうから。
(佐久間)頑張ります。
あれ? 鳥羽先生?
鳥羽先生。
(牧田)おい。
(佐久間)あの 俺です 佐久間です。
(鳥羽)佐久間?
はい。
佐久間!
あっ。
(真壁)鳥羽泰三さん 57歳
病名は肝臓血管腫。
MRIを見る限り
腫瘍は良性だと考えられますが
腹膜刺激症状があり
破裂の危険があるので
手術適応となりました。
今回のオペで
問題なく取りきれると
考えております。
おい。
(真壁)私の最先端のオペが
未来の医療の
スタンダードとなる…。
何か ご用かな?
肝臓血管腫が良性だという根拠は
何ですか?
まずい展開だな。
あっ。
(夏樹)えっ?
止めないんですか?
君!失礼じゃないのか?
相手を誰だと思ってるんだ。
真壁外科部長です。
許可を得てから発言しなさい。
発言の許可をください。
ふぅ~。
簡潔に頼みますよ。
それ…。
くる くる。
誤診です。
≪誤診?
きた~!
それと これ お弁当です。
にっ!
♬ 安寧も安楽もどうだっていい
♬ 後悔の人生だとしたって
いいからさ
♬ この目が潤む病の
理由は何なの?
(真壁)手伝うと見せかけて
横槍を入れてくるとは
随分と上品なやり方ですね。
お褒めいただき光栄です。
白夜さん 詳しく説明して。
参加者の人数から考えて
真壁外科部長の分のお弁当も…。
(夏樹)うん
お弁当の説明はいいから
診断について。
腫瘍は
悪性の可能性も否定できず
検査は不十分であると
考えられます。
PETは行なったのでしょうか?
確かに。 もし悪性なら
カテーテルで塞栓術を行なってから
切除するとか
最もリスクの少ない対処法を
検討すべきです。
(真壁)
いや~ 実にすばらしい気配りだ。
さすが お弁当に おみそ汁を
付けてくれるだけのことはある。
だが 執刀医は この私。
(夏樹)いや しかし
リスクを最小限にするには…。
(真壁)君たちの助言など結構。
そのすばらしいお弁当を
配り終わったのなら
そのまま上品に退室を。
(佐久間)
じゃあ 今でも合唱部の顧問を?
もちろん。
あっ ありがとうございます。
(鳥羽)いや 今年の生徒はね…。
はい。
一人一人のレベルは
高いんだけど
合唱となると いまひとつでな。
あっ。
指導のしがいがある
っていうもんだ。
(佐久間)
相変わらず気合い入ってますね。
ははははっ。
合唱とは何ですか?
あっ 白夜さん。
えっ 合唱とは
みんなで一緒に歌うこと。
聴かせてください。
あっ… では。
(佐久間)
えっ? 聴くって そっち?
(鳥羽)
ははっ 挨拶もなしに随分だな。
腹痛の他に
自覚症状はありますか?
あっ いや 特に… ははっ。
えぇ~ 変わったお医者さんだね。
私は医者ではありません。
えっ?
何か この3人で会うと
中学時代に戻った気するな。
ふふっ。
ふふっ。
はははっ。
お兄ちゃんの行方
追ってくれてるんでしょ?
元同級生の兄が
事件に巻き込まれてるんだ
必ず突き止めてやる。
何か 刑事っぽい!
うん 刑事だからな。
それで? 手がかりは?
この病院の あの日の
防犯カメラのデータを入手した。
先日 白夜さんを
連れ去ろうとした2人
一緒の車に乗って去ってる。
やっぱり 警官も ぐるだったんだ。
この吉崎って警官は
現在 消息不明。
田辺と名乗る女性については
いまだ手がかりはなし。
う~ん ちっ。
簡単に尻尾はつかめないか。
今 車の所有者について洗ってる。
淳平 刑事っぽい。
だから 刑事だからな?
これ 運転席の男は?
そこから追うのが近道かもな。
淳平 やっぱ 刑事なんだね。
(淳平)
いや そうなんだよ 刑事なんだよ。
(佐久間)俺 鳥羽先生のこと
恩人だと思ってるんで
術後も全力でサポートしますから。
(鳥羽)大げさだよ お前 はははっ。
(佐久間)大げさじゃないですよ。
えっ?
俺が医者を目指したのは
先生のおかげですから。
(鳥羽)お前の力だよ はははっ。
(真壁)
鳥羽さん よろしくお願いします。
(鳥羽)よろしくお願いします。
(真壁)後は
麻酔科医の指示に従ってください。
(鳥羽)はい。
≪代わります。
(佐久間)お願いします。
(真壁)マーゲン押さえて。
はい。
(真壁)ここ もっと よく見せて。
はい。
高周波メス。
はい。
(牧田)真壁部長
病理から迅速診断の結果が。
悪性だった?
術中迅速診断の結果
鳥羽さんの腫瘍は
悪性と判明しました。
やっぱり。
けちだな。
オペは
難しいものになると思われます。
だから言ったのに。
はぁ~。
はぁ~。
真壁先生。
パーフェクトなオペだった。
お疲れさまでした。
はぁ~。
やり方が間違っています。
オペの前に診断をきちんと…。
このバッグ 何が入っているか
当てられますかな?
聴診器ですか?
お金ですか?
フルーツを小さく切り
袋に入れたものですか?
違う。
このとおり
推測とは実に頼りないもの。
だが 中を見てみれば
一目瞭然。
おわかりかな?
診断とは所詮 推測に過ぎず
オペで全てが決まる。
たとえ悪性でも
完璧に切るだけですよ。
♬~
くっ…。
(佐久間)先生 良かったです。
ほんっとに良かった。
(鳥羽)だから お前
もう 大げさなんだって。
大げさじゃないですよ。
(鳥羽)よし ここから大会まで
巻き返さないとな。
(佐久間)はい。
うん。
あれ? 何?
君 興味ある? 歌ってみる?
私にもできますか?
もちろんだよ。
このね 歌の出だしはね…。
ごほっ ごほっ ごほっ!
大丈夫ですか?
ごほっ!
(佐久間)先生?
(鳥羽)ごめん ごめん ごほっ
大丈夫 大丈夫 大丈夫だよ。
あぁ~ 悔しい。
何なの? あのたぬき部長
ふざけんじゃないってのよ。
酔うの早すぎだろ。
おいしい?
味が濃いです。
えっ?
晴汝さんのご飯のほうが
おいしいです。
あっ いや うれしいけど
そういうの もうちょっと
小さい声で言おっか ねっ。
(小声で)味が濃いです。
いや もう わかったから。
今回の手術は
学会でも強いインパクトを
残すんじゃないですか?
そうなると 次の院長は?
(真壁)何をおっしゃる。
ふふふふっ。
(牧田)赤字続きの
うちの病院を立て直すには
真壁先生が
トップに立つしかないんですよ。
そうです。
それは私ではなく
運命の女神が決めることだよ。
運命の女神 ははははっ。
(マナーモード)
失礼。
はい 失礼します。
ふぅ~。
≫(足音)
(真壁)おっ。
(海江田)あぁ~
これは申し訳ない。
あっ いえ
私も よそ見をしていたので。
≫会長。
えっ どうされましたか?
(海江田)いや 私の不注意でね。
良ければ
こちらにご連絡ください。
あっ。
(海江田)クリーニング代など
おわびをさせていただきたい。
あっ 遅ればせながら
実は私は こういう者でして。
医療関係者でしたか
これは これは。
これも何かのご縁
またご連絡ください。
失礼します。
♬~
運命の女神か。
でも 真壁先生が正しいのかも。
えっ?
手術さえ完璧にやれば
診断協議なんて
必要ないのかもしれない。
はぁ~。
うちで2件続いた
医療ミスだって
もし お兄ちゃんが執刀してたら
何とかなったと思うし。
将貴。
ん?
次 あの人から電話があったら
絶対私に言ってよ。
とっちめて
たこ殴りにしてやるから!
ははっ わかった わかった。
あぁ~ ははっ
こんな… 私の愚痴なんて
聞きたくないでしょ
ごめんね。
何でも話せよ。
えっ?
あっ 俺が
全部 う… 受け止めるっていうか
うん。
だから 俺が お前のことをその…。
(晴汝)見て
ほっぺたが赤くなってるでしょ?
えっ?
これは
恥ずかしがってるときの絵文字。
ぽってしたり
きゅんってしたりしたときに使うの。
きゅん!ですか?
(晴汝)いや まあ 確かに
顔の絵文字は
感情の勉強になるかもね。
あっ だから その…。
(晴汝)で この絵文字は
両目から涙がこぼれてるでしょ?
角膜炎ですか?
違うから
悲しいってこと。
悲しい?
(晴汝)で この絵文字は
両目がうるうるって
涙で潤んでるでしょ?
鼻炎ですか?
ぴえんだね。
ピエン?
(晴汝)そう ぴえん。
あのさ
後ろで変な話 すんの
やめてもらえねぇかな~。
こっちは大事な話 してんだわ~。
いや 大事な話って
麻里亜さん寝てんじゃん。
えっ 寝てる?
う~わ 寝てる。
早く告っちゃえば良かったのに。
こ… 告るとか
そういうんじゃねぇから。
あぁ~ 頬が赤~い。
えっ?
きゅんですか?
違うから。
(晴汝)えぇ~ うそつき
ほんとは きゅんのくせに。
晴汝? シャラップ!
悲しい?
♬ この大空に
(鳥羽)それと
各パートが かみ合ってない。
(琴美)はい。
うん。
すごい
すごいです。
えっ?
声帯を震わせて
声を楽器のように
放出しているということですね。
(山田)えっ?
これが歌…。
そこから?
歌という概念には
初めてふれたのか。
私もやってみたいです。
(山田)あぁ~ 先生
俺たち もう学校行くから。
あぁ~ うん。
(山田)早く退院してくれよ。
わかったよ。
(琴美)あの 先生のこと
よろしくお願いします。
うんうん。
(琴美)失礼します。
あぁ~ ありがとう
気を付けてな。
(琴美)はい。
(佐久間)いってらっしゃい。
(琴美)いってきま~す。
ねえ 歌教えるから
早く退院できるように
言ってくんないかな。
う~ん このままだと… ははっ
大会に間に合うかどうか。
(佐久間)今日の検査で
経過が順調なら すぐにでも。
頭皮に何か疾患がありますか?
ん?
えっ?
先日から
何度か頭をかいていますよね?
その症状は入院してからですか?
それとも その前からですか?
至急 頭皮の生検を病理に出し
同時に胸部CTを撮ってください。
(夏樹)それは つまり…。
真壁先生は?
今日 出張で。
待ってる場合じゃないだろ。
えっ?
鳥羽泰三さんの検査を
CDTの責任で行ないます。
♬~ (上戸)大人になってハグキが下がると
根元が無防備に…
実は ここが…ムシ歯リスク3倍!
だからハミガキは「オレンジのクリニカ」
《歯の根元まで しっかりコーティング》
《フッ素がムシ歯を防ぐ!》
♬~「オレンジのクリニカ」
(二宮)服のニオイ気にして
いろんなもの使ってない?
はい 古い~
今やニオイ専用これ一本で
ぜ~んぶいけちゃいます
紫の「NANOX」ニオイ専用
《約7割が洗濯成分で 濃いーの!≫
♬~
(有村)<この星と未来のために
今できることって なんだろう>
<東芝は エネルギーとデジタルの技術で
カーボンニュートラルな社会を実現します>
<人と、 地球の、 明日のために。 東芝>
(真壁)
なぜ勝手に検査などさせた!
申し訳ございません。
≫(ドアの開閉音)
私の患者を
勝手に検査したらしいな。
どういうつもりだ?
診断が確定しました。
肝臓の血管肉腫の他に
頭皮と肺にも腫瘍が認められます。
何だと?
(西島)えっと つまり
肝臓の腫瘍が
肺 そして頭部に転移し
病状を
悪化させているっていうことだね。
違います。
違うの?
進行状況から考えて
頭皮の腫瘍が原発
それが肺と肝臓に
転移したものと考えられます。
原発… ということは。
相当進行している。
しかも
先日のオペにより体力が低下し
更に悪化した可能性も。
真壁先生…。
これでは
オペはできない。
そんな…。
多発転移だ。
無理だ。
待ってください
無理って そんな…。
えぇ~?
(真壁)手術による根治は
難しいと考えられます。
(真壁)放射線治療と
抗がん剤による治療を
最大限に行なったとして
3カ月後の生存率は
50%。
半年後だと5%ほどに。
積極的な治療は行なわず
緩和ケアによる療養を行なう
という選択肢もあります。
この場合 余命は
1カ月程度とお考えください。
い… 1カ月?
(真壁)よくお考えください。
先生 サビ前のクレッシェンド
なかなかうまく…。
先生 早く学校来てよ。
(鳥羽)うん。
鮎川の指揮じゃ
全然そろわないって。
(鳥羽)ううっ…。
(琴美)はぁ? 私のせいじゃ
ないでしょ!
(鳥羽)はははっ。
(山田)
このとおり ばらばらで~す。
先生
早く戻ってきてくださいよ。
(生徒たち)先生…。
ううっ…。
はぁ~ ううっ…。
ううっ…。
はぁ~ ううっ…。
♬~
♬~
(佐久間)どうぞ。
ありがとうございます。
うん。
あの人 恩人なんだ。
俺 高校のとき医者になりたくて
でも 学力足りないし
そもそも貧乏だったから
無理だって諦めようとしてて。
そしたら先生が。
(回想 鳥羽)
(佐久間)
お前は合唱練習のときは
音程は安定しないし
リズムは走りがちだった。
だけど
お前は誰よりも
堂々とまっすぐ前を見てた。
♬~
(鳥羽)
♬~
(佐久間)
先生のおかげで前に進めたのに
今 俺は…。
はぁ~ 何にもしてやれない。
鳥羽さんは
既に手遅れの状態でした。
しかたのないことです。
君は
悲しいと思わないの?
よくわかりません。
命は守るものと聞きましたが
医療には限界があります。
当然のことです。
君には…。
君にはわかんないよ。
(淳平)
ここが例の運転席にいた男
笠原晋太郎の事務所だ。
敵は逮捕歴もある くせ者だ。
強気で行くぞ。
♬~
よっしゃ。
おい!
♬~
対応済みってわけかよ。
♬~
えっ?
あっ お兄ちゃん? 今ね
お兄ちゃんの知り合いの
田辺って女性が家に来たよ。
田辺?
(田辺)
ご近所に越してきたから
お近づきの印にって
いちごもらったの。
食べるな!
えっ?
鍵 閉めて じっとしとけ。
(淳平)引っ越してきたってのは
はったりみたいだな。
あぁ~ そっか。
(淳平)どうする? 不安なら
しばらくは
ホテルで暮らすっていうのも。
(晴汝)勇気さんが逃げてる間は
向こうは手出し
できないんでしょ? だから
こんな嫌がらせみたいなこと
してきたんでしょ?
まあ。
なら 動揺見せたら
相手の思うつぼだから!うん。
あっ お前…。
う~ん 甘い
うんうん うん。
晴汝ちゃん…
男前すぎる。
でしょ?
さあ それでは
今日も発声練習から始めましょう。
まず最初に
目をしっかりと大きく開いて。
背筋は
上から つられているように
まっすぐと伸ばします。
そして そのまま…。
♬ あぁ~ あぁ~ あぁ~
あぁ~ あぁ~
3 はい。
♬ あぁ~ あぁ~ あぁ~
あぁ~ あぁ~
いいですよ。
(淳平)
手出しは してこないだろうけど
このまま
探り続けるっていうのもな。
≫♬ あぁ~ あぁ~ あぁ~
勇気さんと
コンタクト取ろうと思ってる。
(淳平)えっ? どうやって?
あの人
多分 まだ俺のSNS見てる。
だから…。
(淳平)「この前公園で拾ったもの
持て余すんで
また捨てて来ようかと思う。
欲しい人 連絡ください」。
(晴汝)秘密のメッセージだ。
これ以上
悠長にはしてられないからな~。
人は皆 死にます
決められたことです。
悲しいが よく理解できません。
う~ん 白夜さんはさ
もし私が死んだら…。
おい!
何の話 してんだよ。
いや… 仮の話。
頭の病気のことだってあるし
全然ありえる話でしょ?
ふふっ もし そうなったら
ショックじゃない?
気持ちが落ち込んだりしない?
♬~
うん… うんうん
まあ でも そのほうがいいかも。
笑ってたほうが楽しいしね。
楽しいは わかってきました。
(晴汝)あっ
うん じゃあ それでOK!
笑お笑お?
うん。
ふふふふっ。
続き食べよ。 あっ これ
いちご潰して食べるんだよ。
うん。
(晴汝)あっ そうそう そうそう。
はっはっ はっはっ。
(鳥羽)あぁ~ はいはい はいはい。
あの もう少し
おなかから声 出してごらん。
口からではなく?
出すのは口からなんだけど
おなかに力を入れるの。
あっ よし じゃあね
思いっ切り大声で
ちょっと発声してみよう。
せぇ~の はい。
はっはっ はっはっ はっ…。
はははっ 少しも
大きくなってないよ それ。
あはははっ。
はっ。
おぉ~ やっと顔出したな
はははっ
えぇ~?
はぁ~ あの…。
佐久間先生。
(佐久間)はい。
頼みがあるんだ。
(佐久間)はい。
(生徒たち)♬ 鳥のように
≪パンパン パン!
(鳥羽)まだまだ だめだな。
(山田)鳥羽先生!
(生徒たち)先生!
(琴美)
先生 もう退院されたんですか?
あっ まだ
療養を続けなきゃいけなくなった。
うん でも こうして部活だけは
続けさせてくれ つって
先生にお願いしてな。
で 許可をもらってきた。
≫わぁ~。
はははっ。
♬ この
はい。
♬ 今 私の
♬ 背中に
(鳥羽)合唱っていいだろう?
はい。
歌唱力だけじゃない
自信もつくし
協調性も責任感も生まれ
人間として成長する。
まさに教育だ。
なんてな。
なんて言いながら
実は俺のためでもあるんだ。
はははっ。
こうやって
指導をしているときに
生きているっていう実感が
湧くっていうか。
俺は指導者として
最後まで燃え尽きたい。
♬~
ほんとに
ほんとに それでいいんですか?
そりゃな
できるなら生きたいよ。
長く生きたい。
でもな
ただ生きたいわけじゃないんだよ。
俺は俺らしく生きたい。
♬~
ううっ…。
はぁ~。
(鳥羽)うん。
♬~
(真壁)では 積極的な延命治療は
行なわないということで
よろしいですね?
(鳥羽)はい。
緩和ケアでお願いします。
(牧田)ご家族の同意は?
家族はいません。
(鳥羽)
♬~
よし…。
♬~
♬~
何をしてる?
最新の論文を調べてます。
本人が望んだのか?
これが俺の仕事ですから。
♬~
(西島)
非常に危険だと思いますよ。
緩和ケアの段階では
患者や家族だけでなく
医療スタッフにも
心理的負荷が大きい。
佐久間先生は
現状を受け入れられていない。
このままでは
来たるべき時を迎えたときに
乗り越えられる保証がない。
どうぞ。
ありがとう。
確かに
もう少し心の距離を保たないと。
とことん やらせたら
いいんじゃないですか?
えっ?
(夏樹)どうせ言っても
聞かないでしょう。 それに
ここで投げ出したら
後悔だけが残る。
はっはっ はっはっ!
(鳥羽)ふふふっ。
うん。 だいぶ 声量 出てきたね。
うん いいよ いいよ。
とても気持ちがいいです。
うん。 歌はね
喜びとか悲しみとか
いろんな表現ができるんだ。
いいだろ 歌って。
はい。
うん。 あぁ ところで
ここんところ 佐久間のやつ
顔を見せないけど
今 何やってんの?
ずっと調べています。
何を?
(真壁)勝手に
治療法を調べてるらしいな。
どういうつもりだ。
患者本人と
話し合って決めたことだ。
本人の意思を尊重すべきだ。
意思…。
(牧田)緩和ケアの岡島先生から
クレームが入った。
CDTの
雪村白夜というスタッフが
君の動きを
患者本人に伝えたそうだ。
(真壁)全く
CDTは どうなってるんだ。
いいか。
もう彼の件で動くのはやめろ。
やめません。
おい。
俺は最後まで諦めませんから。
(真壁)本人が気持ちの整理を
つけようとしている。
お前が乱して どうする?
俺は
命を救う医者になりたいんです。
たいへん申し訳ありません。
(牧田)彼は 患者の意思を
否定しようとしているんですよ?
それは違います。
どういうことだ?
鳥羽さんは現状を受け入れ
緩和ケアを選びました。
ですが
生きられるものなら生きたいと
佐久間先生に言いました。
患者の本心は担当医だろうと
簡単には
わかるものではありません。
心は
メスで開いても
のぞけませんから。
メイン料理に必要なのは
ボリュームとバランス。
そんな力強いサラダが好きだ。
ごま油の香りに ガーリックのうま味。
(メール マナーモード)
えっ?
絵文字 どうなってんだよ。
(真壁)担当医や
患者の意向に逆らうなど
越権行為も甚だしい。
CDTの動きは
常軌を逸しています。
(巌)それは困ったものですねぇ。
(真壁)即刻 解散するべきです。
でも いい評判も聞きますからね。
彼らが何か問題を起こせば
あなたも責任からは
逃れられませんよ。
それは
しかたがないでしょう。
これでも私は院長ですから。
♬~
これ 佐久間先生が気にしてた
最新の抗がん剤について
うちで特集組んだときの資料。
無理言って すみません。
うん。 何か
顔色悪いけど大丈夫?
はい。 ありがとうございます。
うん 頑張って。
大丈夫ではありません。 過労です。
♬~
はぁ~。
あっ あれ? こんな所に
誰かのお菓子があるじゃないか。
これ 適当に食べたら
いいんじゃないか?
(佐久間)ありがとうございます。
はぁ~。
人を助けたいなら
まず 自分を大事にしろ。
自身のメンタルケアも
医師の大事な仕事だ。
いいね?
はい。
♬ この大空に 翼をひろげ
♬ 飛んで行きたいよ
♬ 悲しみの
♬~
これは…。
(佐久間)カナダで新しい
抗がん剤の情報が出ています。
これで腫瘍が縮小すれば
残った腫瘍を
外科的に切除することは
不可能じゃない。
(仙道)
信頼性が高いとは言えない。
治験を
行なった際の患者の症状が
今の鳥羽さんと酷似しています。
もし 日本での使用が無理なら
現地へ行って…。
(仙道)そんな金 どこにある?
(佐久間)そんなこと…
後から必死で考えればいい。
今は命を救うことを
一番に考えるべきです。
(西島)佐久間先生の提案は
今の患者にとって
残酷なものになるかもしれない。
その認識はあるのかな?
(佐久間)
あの人は 最後まで逃げずに闘う
そういう人なんです。
いつだって前を見てる。
光がさすなら
絶対に目を背けないはずなんです。
白夜さんは どう思う?
佐久間先生は
ここにいる誰よりも
鳥羽さんのことをわかっています。
佐久間先生に従うべきです。
(夏樹)確かにそうだな。
それに決めるのは
患者本人であるべきだ。
伝えてこい。
佐久間先生
私たちは
あなたの意見を支持します。
行ってきなさい。
はい。
♬~
佐久間先生。
♬~
(佐久間)何で?
挨拶もなしに…。
らしくないじゃないですか。
ほんとは
ほんとは
もっと生きたかったんでしょ?
鳥羽先生。
先生!
≪♬~(ピアノ)
≪♬~
♬~
(生徒たち)
♬ いま 富とか 名誉ならば
♬ いらないけど 翼がほしい
♬ 子供のとき
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
(生徒たち)
♬ この大空に 翼をひろげ
(生徒たち・白夜)
♬ 飛んで行きたいよ
♬ 悲しみのない 自由な空へ
♬ 翼 はためかせ
♬ 行きたい
(生徒たち)♬ あぁ~
(拍手)
♬~
大丈夫か?
これが
悲しいということでしょうか?
体の中の何か
重いものが
沈んだような気持ちです。
病気でしょうか。
いや
それは心の正常な働き方だ。
心…。
私も この感覚には
いまだに慣れることはできない。
けれども 我々は
向き合わねばならない。
それを乗り越えるには
やれる限りの手を尽くした
そう思えるまでやり抜くこと
それしかない。
やれる限りの…。
♬~
(佐久間)白夜さん
この前 君を傷つけるようなこと
言っちゃったから
おわびに これ。
冷やしておくから
好きなとき 食べて。
えっ?
これ…。
みんな 考えることは同じみたい。
(佐久間)えぇ~?
(夏樹)えっ えっ…。
(佐久間)
何だ 一緒じゃないですか。
(仙道)いやいや いや…。
(夏樹)いやいや いや えっ?
佐久間先生は立派な医者です。
えっ 何? 突然。
私も佐久間先生のような 諦めない
命を救うスタッフになります。
♬「心という名の不可解」
はっ そう… おう。 そう?
ん?
頬が赤いです。
きゅんですか?
えっ いや… いや べつに
そういうわけじゃなくて。
耳まで赤いです。
耳?
(西島)あっ それ きゅんだ。
(夏樹)あっ きゅんか。
きゅんですか?
(佐久間)
きゅ… きゅんじゃないです。
♬~
SNSに書き込みがあった。
(晴汝)これ
勇気さんからの返信ってこと?
ああ。
♬~
♬~
プルルル…(呼び出し音)
♬~
♬~
♬~
(マナーモード)
淳平?
(淳平)
勇気さんは来ないかもしれない。
相当まずいことになった。
えっ?
警視庁は先ほど
医師の高森勇気容疑者を
業務上横領の容疑で
全国に指名手配しました。
業務上横領の容疑で
指名手配されたのは
高森勇気容疑者…。
35歳で
杉並区にある高森総合病院に
2019年まで勤務していました。
♬~
♬~
(真壁)レッツ スタート ゲーム。
OK。
(晴汝)AIとの診断対決?
錯乱状態が気になりますね。
診断の見当は?
全くわかりません。
目を開けてください。
起きてください。
(浜辺)
このドラマの主題歌 Adoさんの
「心という名の不可解」が
収録されたアルバムを
100名様にプレゼントします。
(柄本)次回も見てください。