<木曜劇場>ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇 #08【親ガチャの果て】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

<木曜劇場>ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇 #08【親ガチャの果て】[字][解][デ]

有名人の息子に浮上した裏口入学疑惑…斡旋したのは根津の父親?最悪の親子関係と、明かされる根津の罪。親ガチャに翻弄される運命に、人は抗うことができるのか

番組内容
根津(溝端淳平)は、新聞社に勤務している元カノ・阿久津舞衣(小林涼子)から「私たち、やり直さない?」と告白される。突然のことに戸惑う根津に、舞衣は「急がないから少し考えてみてほしい」と言うと、カバンの中から封筒を取り出した。それは、新聞社にタレコミがあったという、シェアサイクルベンチャー『レンチャリ』の社長・城島久志(森岡豊)と若い女性の密会写真だった。
番組内容2
根津は、ネタ会議で城島のネタを凛々子(黒木華)たちに伝えた。大ネタに盛り上がる下馬(野村周平)や真琴(石井杏奈)たち。だが根津は「不倫ネタをいま扱う意味はあるのか」と疑問を投げかける。根津は、舞衣から「社会の裏側を暴く記者になりたいという夢はゴシップサイトにいて叶えられるのか」と言われたばかりだった。すると凛々子は、根津がやらないのなら自分が取材をすると宣言し…。
番組内容3
ほどなく、カメラマンの笹目(寛 一 郎)が、若い女性とキスをしている城島の写真を押さえる。だが、凛々子がその件で城島本人を直撃すると、なぜか城島は「息子のことなら私は一切関係ない!」と言って去ってしまう。

ネットの書き込みから、立東大学に合格した城島の息子・恭平(新原泰佑)に裏口入学の疑惑があることを知る凛々子たち。ところがその立東大学の学長は、なんと根津の父・道真(飯田基祐)で…。
出演者
黒木華 
溝端淳平 
野村周平 
野間口徹 
石井杏奈 
寛 一 郎
 ・ 
一ノ瀬颯 
高橋侃 
宇垣美里 
大鶴義丹
 ・ 
りょう 
安藤政信 


ご案内
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スタッフ
【脚本】
橋本夏 

【音楽】
得田真裕 

【主題歌】
キタニタツヤ「冷たい渦」「プラネテス」
(ソニー・ミュージックレーベルズ) 

【編成企画】
渡辺恒也 
髙木由佳 

【プロデュース】
芳川茜 

【演出】
淵上正人 

【制作】
フジテレビ 

【制作・著作】
共同テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  19. 道春
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(舞衣)やり直せないかな?
(根津)えっ?

私たち やり直さない?

あっ…。
(舞衣)急がないから

少し 考えてみて。

うん。

(舞衣)あっ 今日 呼んだのはね
それだけじゃなくて。

これ。

これって…。

(舞衣)
レンチャリの 城島 久志社長。

たぶん
隣にいるのは 奥さんじゃない。

たまにあるんだよね 新聞社にも
こういう匿名のタレコミ。

いいのか? 俺なんかに渡して。

新聞で扱うようなネタじゃないし
不倫なんて。

道春さ このまんまで いいの?

えっ?

(舞衣)あっ いや
言い方が難しいんだけど

今は ウェブでも
もうちょっと 志の高いサイト

いっぱい あるじゃん。

(舞衣)『TOKYO POST』の
知り合いがさ 記者 探してて

道春の話 したら
興味 持ってたよ。

「社会の裏側を暴く記者になる」
って言ってたよね。

ゴシップサイトにいて
かなえられるの? その夢。

(下馬)マッチングアプリで
俳優の画像 使って

女あさりする男がいるんですよ。
そいつに突撃しようかと。

進めて。
(下馬)うっす。

次。
モデルのNaNaKoの生配信中に

女性向けセルフプレジャー用品が
映り込んでた件って

どうですかね?
(椛谷)セルフプレジャー用品って 何だ?

おっ おう…。
一度 読ませて。

それから判断する。
了解です。

根津君は? 何かある?

まあ あるっちゃ あるけど…。

(真琴)
んっ? これ 城島社長ですか?

(笹目)えっ 誰ですか?
(真琴)知らないんですか?

シェアサイクルベンチャー
レンチャリの 城島社長。

噂では 推定年収 5億。

(椛谷)
城島本人のキャラも受けて

最近は バラエティーとかにも
結構 出てる。

(笹目)へ~。
(真琴)えっ? でも 城島社長って

若いときに結婚した奥さん
いますよね?

確か 息子も。
(根津)そう。

だから まあ いわゆる 不倫疑惑。

何だよ。
いいネタ つかんでんじゃん。

(下馬)うん。
この写真は どこから?

(根津)
ちょっと 新聞社の知り合いから。

あっ あの居酒屋の元カノ?

(真琴)元カノ?
(根津)うっせえんだよ。

じゃあ 根津君は
この写真の裏取りを進めて。

不倫ネタなんて
いまさら やる意味ある?

いや もっと こうさ
政治とか社会問題とか

そろそろ 俺らも そういうの
追った方がいいんじゃないか?

社会問題より不倫ネタの方が
PVが伸びる。

(根津)
そっ そりゃ そうだけどさ…。

分かった。
根津君がやらないなら 私がやる。

えっ?
笹目君も お願い。

この写真より はっきりと
不倫と分かる瞬間を押さえたい。

(笹目)あっ はい。 頑張ります。

≪(ドアの閉まる音)

(椛谷)すげえ降ってんな。

(根津)ありがとうございます。

(椛谷)何かあったか?
(根津)えっ?

急に
「不倫ネタは やりたくない」とか

昔みたいなこと
言いだしたからさ。

俺 そんなこと言ってましたっけ?

覚えてないのかよ。

『週刊カンフル』に
配属されてきたとき

ど新人のくせに

「俺は 政治や社会の不正を暴く
記事しか 書きたくないです」って

大口 たたいてただろ。

まっ その後
実際 暴いちゃったんだから

すげえけどさ。

そのころの気持ち
思い出したとか?

カバさん。
(椛谷)んっ?

実は 俺…。

(下馬)うわ~
決定的瞬間じゃないっすか。

やっぱ プロは違いますね。

まあ このために
雇ってもらいましたからね。

凛々子さんに。
(矢部)つまり これ

不倫確定ってことですよね?

お前 何 普通に なじんでんだよ。
(矢部)あっ…。

何か
書籍編集部に居づらいんですって。

(矢部)いや~
ちょっと 怒られが発生しまして。

何だよ
その 人ごとみたいな言い方。

腹 立つな。
(下馬)はい。 帰った 帰った。

(矢部)え~? レンチャリ不倫のこと
僕も知りたいんですけど。

(下馬)また今度ね。
(矢部)え~?

(下馬)あとは
これを 本人に ぶつけて

コメント取れば
記事にできるってことですか?

本人には もう会った。
(下馬)えっ?

≪(笹目)《城島社長》

(城島)《何ですか? あなたたち》

《『カンフルNEWS』の
瀬古 凛々子です》

《城島社長に
お聞きしたいことが…》

《むっ 息子のことなら
私は 一切 関係ない》

(ドアの閉まる音)

(下馬)息子?
(椛谷)記者に詰められて

何で まず 息子が出てくんだよ。

そう思って
凛々子さんと調べたんです。

(椛谷)んっ?
城島 恭平 18歳。

現在 都内の私立高校3年生。

春からは 父親も卒業した
立東大学の法学部に入学する。

えっ 立東大学?

何か?
いや…。

(真琴)あっ ホントだ。

城島社長本人が
合格報告してますね。

その投稿のコメントの中に
気になるものが。

(椛谷)「城島 恭平くん
親ガチャ成功 おめでとう」

息子の名前
バレちゃってるじゃないっすか。

「親ガチャ」って 何?
(真琴)あ~

えっと… 「ガチャ」は分かります?

(椛谷)うん。 それは ぎりぎり。
あれだろ? くじ引きみたいな。

そうです そうです。
その 何が出るかは運しだい。

どんな親に生まれるかも
運しだいってことっす。

まあ
理想の親なら 親ガチャ成功

そうじゃなければ
親ガチャ失敗みたいな。

つまり このコメントは

「城島 恭平は 親のおかげで
大学に合格できた」って

言いたいのかも。
(真琴)それって 裏口入学とか?

(笹目)まあ これだけじゃ
証拠にならないけど

僕らが彼を直撃したのは
このコメントが投稿された直後。

これを読んで動揺した城島社長が
思わず 漏らしたとしたら…。

ざわざわする…。

(下馬)
タレント社長の裏口入学疑惑…。

芸能ゴシップと考えれば
PV稼げそうっすね。

(真琴)取りあえず
広報課に問い合わせてみます?

えっ? ウケる。

立東大学の学長
根津 道真っていうんですって。

根津さんって 確か
下の名前 道春でしたよね?

1字違いって
まさか 親子だったりして。

えっ?
(根津)その まさかだよ。

(下馬・真琴)マジで!?

(笹目)となると
なかなか 取材しづらいですね。

なぜ? 取材の糸口を見つけた。
(椛谷)いやいや

父親が不正してるかどうかを
息子が暴くってのは 何かさ…。

なるほど。

嫌なら いい。 別の方法を探す。

いや やる。

俺が取材する。

♬~

親父 たぶん 会ってくれるって。

たぶん?

おふくろが そう言ってるから…。

よく分からない。

本人と
直接 連絡を取ればいいのでは?

父親の連絡先
登録してないんだよ。

親子の関係って
その家 それぞれだから。

ねっ? 獏君。

いただきます。

(根津)えっ? 何 これ。

りりちゃんのは
サケとイクラの親子丼。

で 根津君の… ハハハハ…。

ブロッコリーとブロッコリースプラウトの親子丼!

いや 普通の出してよ。

野菜が足りていない
ということでは?

ずっと編集部で寝泊まりしてる
根津君が 心配なのよ。

ねえ。

≪(ドアの開く音)

(黄実子)いらっしゃい。
(舞衣)あっ いたいた 道春。

(根津)舞衣。 何で ここに?

(舞衣)ちょうど
編集部の近くを通ったから

寄ってみたんだけど
ここにいるって言われたから。

そう…。

あっ
すいません ご挨拶もせずに。

阿久津 舞衣と 申します。

根津君とは
大学時代からの知り合いで

今は 東報新聞社で社会部に。

『カンフルNEWS』編集長の
瀬古 凛々子です。

あっ…。

編集長?
はい。

前に道春が言ってた
めんどくさい上司って…。

おい!
「めんどくさい」とは?

あっ いや
そんな 深い意味はなくて…。

では どういう意味?
あっ まあ… 何つうか その あっ…。

「めんどくさい」というのは…。
そういうとこな。

「そういうとこ」とは?
いや…。

では やっぱり めんどくさいと
思っているということ?

(根津)もう 俺の言うこと
いちいち 全部 拾うなって。

調べなくていい。
めんど…。

調べなくていい。
(黄実子)ホント 仲いいんだか

悪いんだか。

(根津)ああ ごめん。 で 今日は?

あっ 別に… あの
大した用じゃないんだけど

あの こないだの不倫疑惑
どうなったかなって。

やっぱり クロ?

それは お話しできません。

新聞社とはいえ 競合他社なので。

フフ… ですよね。

(根津)言っとくけど
息子がいるからって

本当のこと話すとは限んねえぞ。
分かってる。

おい。

(根津)城島から この大学に
寄付金があるのは 確実か。

(シャッター音)

正直 親父なら
やりかねないと思ってる 裏口入学。

なぜ?

うちの親父 もともとは
民間メーカーの社長なんだ。

組織の利益のためなら
何でもやる。

人の気持ちより合理性。

そんな手腕が買われて

ここの大学の学長に
なったやつだから。

(道真)フッ。 『カンフルNEWS』ね。

≪(ノック)
≪(彩)失礼します。

必要ない。

すぐに お帰りになるから。

(彩)はい。

(道真)あと これも。

大人げないですね。

勘違いしないでくれ。
(ドアの開閉音)

無駄が嫌いなだけだよ 俺は。

レンチャリの城島社長の息子
城島 恭平さんを

裏口入学させましたか?

(道真)ハッ… バカバカしい。

そんなことを わざわざ聞きに?
はい。

裏口入学は させていません。

でも 一応 聞いてあげましょうか。
いったい 何を根拠に?

そう疑われるコメントが

城島社長のSNSに
残っていました。

ネットの書き込みを
証拠にするなんて

さすが
三流ゴシップサイトですね。

でも 城島の会社から
寄付金をもらってるだろ。

大学時代に構想したビジネスが
形になったことへの

恩返しだそうだ。
何も 後ろめたいことはない。

全部 ただの状況証拠。

いや 証拠にすらなっていない。

お前が目指した記者とやらは
こんな 甘い世界だったんだな。

そんなだと
また お前のせいで 人が…。

黙れ!

帰ろう 瀬古。
これ以上 いても 無駄だよ。

えっ 何?

もしかして 気 使ってんの?

違う。

喉が渇いてるかなと思って
お茶を出してもらえなかったから。

それに気付けるだけでも
すげえ進歩だわ。

悪い 役に立てなくて。

学長に会えただけで
収穫はあった。

態度は横柄 話しぶりは尊大。

あと 息子との仲が最悪。

あいつは ずっと ああなんだ。

俺が 記者になりたいって
言ったときも。

《その仕事は
世の中を便利にするか?》

《利益を生み出すか?》

(道真)《事実を暴いたところで
世の中が良くなるわけじゃない》

《そんな仕事は 無駄だ》

俺は 親父の そんな考え方が
大嫌いだった。

だから 家を出て 記者になって

そんなことないって
証明しようと思ってた。

まあ
結果は 見てのとおりだけどさ…。

向こうからすれば
記者にすらなれない俺は

子供ガチャ失敗ってとこだな。

根津君

この件から降りてもいい。

えっ?

つらそうに見える。

そんなことまで
言えるようになったのかよ。

別に つらくねえし
降りる気もねえよ。

俺は まだ あいつが言ったことが
本当だとは思えない。

絶対に 事実を記事にしよう。

それで 親父が どうなろうと
俺には関係ない。

発売から30年

キユーピーハーフは

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(根津)これが 例の
「親ガチャ成功 おめでとう」って

書き込んだ アカウント?
(下馬)でも それだけのための

捨てアカっぽいっすね。

(椛谷)アカウント名どおり
のっぺらぼうってことか。

これじゃ 捜しようがないな。

でも もし 裏口入学について
知ってるんだとしたら

大学か城島親子の
関係者ではありますよね。

息子に恨みがある同級生とか?

息子には 登下校中も それ以外も
がっちり護衛が付けられてた。

本人の話は
そう簡単に聞けそうにないよ。

決定的な証拠もないし
ぐずぐずしてるぐらいなら

不倫ネタ 一発
派手に出しちゃった方が

良かったんじゃないか?
PV的にはさ。

≪(ドアの開く音)

(彩)『カンフルNEWS』は
こちらでしょうか?

(彩)これを お渡ししたくて。

(真琴)「学長案件」って…。

(彩)城島 恭平の 点数を
水増しするよう

指示する文書です。

あと

学長と城島社長が面会した際の
音声が 入ってます。

なぜ あなたが これを?

前々から 噂があったんです。

城島社長が 息子を

うちの大学に
裏口入学させたがってるって。

それで…。
(城島)《いや~ うちの息子がね

どうやら ここの法学部に
行きたいみたいなんですよ》

(道真)《それはそれは 光栄です》

《もし それなりの便宜を
図っていただけるなら

うちとしては 寄付金の増額も
検討できるんですけどね》

《分かりました》

(城島)ホント
バカな息子を持つと苦労しますよ。

(道真)分かります。

(城島)ハハハハハ。
よかった。 ハハハ…。

(椛谷)やっぱり
寄付金と引き換えにした

裏口入学か。

何か すごい証拠
つかんじゃいましたね。

(下馬)これ 下手したら
新聞に載るレベルっすよね。

この音声が録音されたのは
受験シーズンより前ですよね。

なぜ いまさら うちに?

(彩)証拠をつかんだはいいけど
怖くなってしまって…。

でも 先日 あなたたちが
学長を問い詰めてるのを見て

勇気が出たんです。

黙ってちゃいけないって。

お願いします。
このこと 記事にしてください。

(下馬)よし…。

(根津)記事にしよう。

(下馬)
証拠は揃ってますもんね…。

でも…。
(根津)何だよ。

これ 出したら
根津さんのお父さん

最悪
逮捕とかになるかもですよね。

何 いまさら。 関係ねえし。

いいよな? 瀬古。

いえ。 まだ できない。
はっ?

学長本人は 明確に否定した。
この情報と かみ合わない。

(根津)そんなん
いくらでも 嘘つけんだろ。

あいつの言うこと信じるなんて
バカかよ。

でも のっぺらぼうも
まだ 見つかっていない。

裏口入学が確かな事実だと
証明するには

今ある証拠以外に…。
瀬古

もしかして
ビビってんじゃねえの?

ビビる?

たかがゴシップサイトには
手に負えない ネタだから。

そんなんだから
いつまでたっても

三流サイトだって
バカにされんだよ。

それが何か?
はっ?

そう呼ばれるのを
誰よりも気にしているのは

根津君では?

父親を見返せないから。

何だよ… それ。

個人的な思いから 前のめりに
なっているのだとしたら

一度 冷静になった方がいい。

分かった。 もういいわ。

(椛谷)おい 根津。

おい!

(夫)んー!
(妻)《夫は 握力が弱い》

ゾ… ゾンビ! ゾンビ出た!
《そして ビビリだ》

トイレ 付いてきてもらえますか?
《全く頼りない》

開かない? あれ? え… ゾンビ!?
《でも…》

おはよう ぼんちゃん。

《その分… 優しい》

わっ!
えっ! あっ 何!?

おはよう。
<そんなふたりを守る部屋>

<セキュリティ賃貸住宅 「D-room」>

(2人)<見学会 やります>

♬~(新津)そうなんです
バスタブはこすりません!

(主婦)それはもう当たり前でしょ
ではそれ

除菌できるの? できないの?

はっ
除菌できるのは銀イオンプラス!

《99%除菌!》
(聴衆)≪おぉ~

♬~「バスタブクレンジング」 《銀イオンプラス!》

♬~ルックプラス
(主婦)あっ…フチ裏

洗いにくいのよね
♬~ (新津)それなら

洗いにくい所も 泡におまかせ!

「泡ピタ」! 《ヒミツは

密着泡 60秒後に流すだけ》

《便座も床も》
♬~「泡ピタ」! 《新発売》

(真琴)根津さんと お父さんって
どういう関係なんですかね。

あんなに怒んなくてもいいのに。

俺は
編集長も どうかと思うけどね。

えっ?

家族のことは
本人にしか分からない。

他人が そう簡単に
口 出すもんじゃないでしょ。

私は
間違ってることを言いましたか?

いや 間違ってないよ。

大ネタだからこそ
慎重に取材すべきだって点は。

でも たぶん
あいつが前のめりなのは

父親を見返したいから
だけじゃない。

えっ?

まあ 昔の あいつには
そういう面があるにはあった。

『週刊カンフル』の
記者だったころは

新人のときから
芸能ゴシップよりも

政治家の汚職や企業の不正を
暴こうと 必死だったから。

(椛谷)そんで 6年前

あいつは
このスクープをつかんだ。

当時 国交大臣だった 田所議員の
裏金疑惑。

うちのネタを 新聞社が
後追いするレベルの 大ネタだ。

決定的な証拠もあって
普通なら 議員辞職して当然。

だけど 田所は

「秘書がやったこと」と
しらを切り続け

結局 辞職は免れた。

最後は その秘書が自殺未遂して
終わりだ。

事実を暴いても
世の中が良くなるわけじゃない。

むしろ 不幸を増やすだけ。

あんなに反発してた
父親の言葉を

自分で証明しちまったって
言ってたよ。

そっからだな。

根津が 「頑張っても無駄だ」って
言うようになったのは。

でもさ
あんたが来てから変わったんだよ。

つかんだ事実に
世の中を変える力はなくても

誰か一人を救う力は
あるかもしれない。

編集長のおかげで
そう気付いたんじゃないかな。

あいつも。

(椛谷)あいつ 誘われてるらしい
『TOKYO POST』に。

引き抜きですか?
(椛谷)うん。

でも 迷ってるって。

《俺 瀬古がいれば

まだまだ 『カンフル』は
変わる気がしてんすよ》

《だから

たかがゴシップサイトみたいに
言われるの

何か 悔しくて》

(椛谷)
あいつが前のめりなのは たぶん

編集長や俺らのためだよ。

(根津)立東大学の学長が
寄付金を見返りに

レンチャリの城島社長の息子を
裏口入学させた 証拠。

(舞衣)えっ?

これなら
新聞でも扱えるネタだろ?

でも
立東大学の学長って 道春の…。

それは どうでもいい。

ホントに いいの?

瀬古さんだっけ? あの人 何て…。
(根津)あいつは関係ない。

もう いいんだよ どうでも。

道春…。

おい。

何か 泣きそうな顔してるから。

戻れよ。

記者が こんなとこで
油 売ってちゃ 駄目だろ。

(職員)だから 何度
お越しいただいても 同じです。

個人の採点結果は
お教えできません。

では 採点の担当をした教員の方を
教えてください。

(職員)できるわけないでしょ。
お引き取りください。

(ドアの閉まる音)

(彩)何やってるんですか?

(彩)あんなに派手に
動き回られると 困ります。

もし 私が 情報 流したって
バレたりしたら…。

どうなるんですか?

いえ。 ハハ…
どうにもならないんでした。

私 もうすぐ この大学との
派遣契約は 切れるんです。

立つ鳥跡を濁しまくり
っていうのも 悪くないか。

(彩)すいません。
食べてもいいですか?

あっ はい。

(彩)
フッ。 何か 顔みたいになってる。

足りるんですか? それだけで。

(シャッター音)
(彩)まさか。

(シャッター音)
(彩)でも 給料 安いし

少しでも節約しないとで。

(学生)単位 足りてるの? 俺ら。
(学生)どうだろ…。

(学生)てかさ 俺 経済学の単位
絶対 落としたんだけど。

(学生)
でも あの教授 土下座したら

大目に見てくれるらしいよ。
(学生)マジで言ってんの?

(学生)フフ…。

バカですよね。

自分が どれだけ恵まれてるのか
分かってない。

(根津)あっ ちょっ… 君。

(恭平)あっ すいません!

ありがとうございます。

君…。

(下馬)あっ 編集長。
何?

例の のっぺらぼうの
アカウントなんすけど

今日 間違えたのか
一瞬だけ 写真 上げてて。

どんな写真?
弁当です。

でも 一瞬で消されちゃったんで
忘れたんすけど

何か あの…。
顔みたいだった。

(下馬)あっ そうっす!
えっ 何で 分かったんすか?

根津君は どこ?
たぶん サウナじゃないですかね。

≪(ドアの開く音)
(真琴)噂をすれば。

例の裏口入学の件
本当かどうか怪しい。

(真琴)えっ?
(根津)これ。

城島 恭平が
入試直後に自己採点した結果。

(根津)
どう考えても合格基準は超えてる。

見つけた。

(根津)すいません
わざわざ お越しいただいて。

(彩)いえ。 何かありました?

全部 嘘ですよね?
えっ?

あなたが私たちに渡した
内部資料は

捏造された物でした。

城島 恭平の 点数部分に
使われているフォントは

KG明朝体。

でも 他の受験生の点数に
使われているのは

KGP明朝体。

肉眼では分かりませんが
ソフトで重ねると…。

微妙な ずれが。

そして 「学長案件」というメモに
使われているのも

同じく KG明朝体。

つまり 城島 恭平の 点数と
備考欄のメモだけ

後から 何者かが

画像処理ソフトなどで
付け足したもの。

音声データもです。

波形を 細かく調べた結果

不自然に編集されている箇所が
ありました。

私は 知りません。

ただの 一事務員で
たまたま見つけた…。

「城島 恭平くん
親ガチャ成功 おめでとう」

そう SNSに書き込んだのは
あなたですよね?

何で…。

一度だけ
間違えて そのアカウントに

お弁当の写真が
投稿されたことがあった。

それが 私が見た
あなたのお弁当の特徴と

一致したので。

あなたは
何としても 城島 恭平を

裏口入学ということに
したかったんじゃないですか?

(彩)あんな貧相なお弁当で
バレるなんて 最悪ですね。

(根津)何で こんなことを…。

分かりませんか?
悔しかったからです。

(彩)私の家は 貧乏で
親の理解もなくて

大学に行きたくても
行けなかった。

だから 自分で必死に働いて
奨学金も借りて

やっとの思いで
大卒資格を取りました。

なのに 新卒でもない 若くもない
女が就ける仕事なんて

派遣ぐらいしかなくて…。

裏口入学の噂を聞いたとき
許せないって思いました。

だから
2人の会話を録音したんです。

そしたら 城島は ホントに
裏口入学を持ち掛けてた。

なのに…。

学長は それを断った。

(彩)はい。

最初は
それで 諦めようと思いました。

だったら どうして…。

急に
派遣契約を切られたんです。

そんなときに…。

(恭平)《あの すいません》

《入学手続きの受付って
あっちですか?》

《あっ… はい》

《あっ よかった。
ありがとうございます》

《あっ そうだ》

《これ よかったら》

《さっき
自販機で 当たり出ちゃって》

《幸運のお裾分けってことで》

(恭平)《じゃあ
ホント ありがとうございました》

(彩)バカにしてるって思いました。

結局 親から
当たり前のように愛されて

何不自由なく
暮らしてきた人たちだけが

幸せになれるんだって…

それが悔しくて。

それで 城島社長のSNSに
コメントを書き込んだ。

はい。

そしたら
それを見た あなたたちが

取材に来てくれた。

これは 親ガチャに失敗した私に
神様がくれた

復讐のチャンスだって
思ったんです。

でも 親を選べないのは
彼も同じなのでは?

えっ?

恭平君 言ってました。

《僕が何をやっても

周りは みんな 父親のおかげだ
っていう目で見るんです》

《それが すごく嫌で…》

《だから 絶対
親のコネだって言われないように

必死で 勉強したんです》

復讐すべきなのは
本当に 彼だったんですか?

あなたを不幸にしたのは
彼じゃない。

生まれた家で
人生が決まってしまう

社会の構造です。

(彩)そんなこと分かってる…。

でも

じゃあ 私は
どうしたら よかったんですか?

私は
一生 このままなんでしょうか?

分かりません 私には。

でも
あなたの話を書くことはできる。

記事一つで 何かが変わることは
ないかもしれない。

だけど あなたの苦しみや怒りを

なかったことにはしません。

(泣き声)

謝りたい。

はっ? 何 急に。

「父親を見返すために
前のめりになってる」って

言ったこと。

ごめんなさい。

何か 気持ち悪いわ
瀬古に謝られるとか。

今回の記事は 根津君が書くべき。
えっ?

彩さんから
編集前の音声データをもらった。

(城島)
バカな息子を持つと苦労しますよ。

(道真)分かります。

(城島)ハハハハハ。

《もし それなりの便宜を
図っていただけるなら

うちとしては 寄付金の増額も
検討できるんですけどね》

《あっ 確か 学長にも 息子さんが
いらっしゃるんでしたよね》

《はい》

《でも まあ あいつは
世間知らずかもしれませんが

バカではないですね》

《自分の力で
ちゃんと生きてますから》

こんなこと
いまさら 言われたところで…。

「見返す」という言葉には
幾つか意味がある。

一つは 「自分を軽んじた人に
立派になった姿を見せつけること」

もう一つは 「後ろを振り返ること」

だから
自分の過去を振り返ることも

見返すということになると思う。

根津君が
過去に目指していたこと

できなかったと
思っていたことが

今後 ここにいて
できるようになるとは

言い切れない。

でも
この記事は 根津君が書くべき。

過去の自分を見返すためにも。

♬~

分かった。

戻りました。
むしろ

もっと 主張を強くしていいと思う。
(根津)そっか。

この段落の内容は
もっと先にあった方が 読みやすい。

(根津)うん。
あと この部分なんだけど

文章だけで伝わると思うか?

もうちょっと
写真とか はり付けた方が

いいんじゃないか?
一理ある。

(根津)
あと この部分は どうかな…。

(椛谷)やっぱ 『東西』が抜いたか。

(真琴)
どっから嗅ぎつけるんですかね。

こういうの。
(下馬)でも これ

最初の時点で載せとけば
うちが独占でしたよね?

もったいない。

(椛谷)
まあ 逃がした魚は でかいけど

意外と
地味な魚 釣り上げる方が

漁師のためになるってことも
あるからな。

♬~

(学生)ねえねえ
この『カンフル』の記事 見た?

(学生)見た 見た。
(学生)俺も見た。

(学生)てか この記事の人さ
何か 不幸を

他人のせいにし過ぎじゃね?
自分が頑張れよって話でしょ。

えっ めっちゃ思ってた それ。
(学生)自己責任でしょ 自己責任。

(学生)それな。
(学生たち)ハハハハ…。

(学生)
いや でも これって そもそも

スタートラインが違うって 話でしょ?
(学生)えっ?

親ガチャ失敗しても
大丈夫な方が いいじゃん。

(学生)あ~ 確かに。 うん。
(学生)うん。 まあ 確かに。

(学生)でしょ?

(仁和)この調子なら 今月中に
5, 000万PV 達成できるかもな。

『カンフル』には こういう記事も
書けるって 実績もできた。

これで
世間からの信頼度も上がる。

はい。

そういや 立東大学の学長は
根津君のお父さんなんだって?

彼は大丈夫だったのか?

瀬古には難しいか。

でも 誰かの顔色や気持ちを
気にせずに 突き進める。

そういう お前だからこそ

ネットニュースには向いてると
思ったんだ。

お前は そのままで いいんだよ
瀬古。

はい。

悪かった。 結果的に ガセネタ
つかませたみたいな感じになって。

(舞衣)ううん 大丈夫。

もともと もらった情報だけで
記事にするつもり なかったし。

ネタ元が ゴシップサイトじゃ
駄目か。

聞いたよ。

『TOKYO POST』の件
断ったんでしょ?

ああ。

正直 もったいないと思う。

分かってる。

けど 俺 まだ
何か できそうな気がするんだ。

『カンフル』で。

たかがゴシップサイトだし

世の中を動かす力は
ないかもしんない。

けど うちにしか書けない事実に

救われる人も
きっと いると思うから。

悔しいな。

えっ?

私には

道春に そんな いい顔させること
できなかったから。

やっぱ すごいね 瀬古さんって。

だな。

じゃあ…。

私と やり直すつもりも
ないってことだよね?

ごめん。

謝るのは 私の方。

私 最近
仕事 うまくいってなくてさ

恋でもすれば 気が紛れるかもって
思っただけだから。

ちょうどよかっただけだから
道春が。

舞衣…。

(舞衣)
じゃ そろそろ 仕事 戻るわ。

(舞衣)今度は

自分の思ってること
ちゃんと相手に伝えなよ。

えっ?

じゃあね。

(笹目)今回の記事 賛否も含め

SNSでは
結構 話題になってますね。

PVも伸びてきてます。

根津君のおかげ。

すごいですよね。

何だかんだ言っても
最後は 凛々子さんの力になる。

記事のために
やっているだけでは?

それだけなわけないですよ。

凛々子さんは 根津さんのこと
どう思ってますか?

(バイブレーターの音)

(道真)
「これからは 直接 俺に連絡しろ」

誰が するかよ。

♬~

♬~

(舞衣)《今度は

自分の思ってること
ちゃんと相手に伝えなよ》

(呼び出し音)

(バイブレーターの音)

もしもし。

(根津)
ああ 瀬古? 今 どこにいる?

黄実子さんの店だけど。

分かった。 すぐ行く。

伝えたいことあるから。

♬~

(黄実子)誰から?

根津君。
何か伝えたいことがあるらしい。

行くんですか?

急いでるようだった。
何か記事に関することかも。

ごちそうさまでした。

何か 感慨深いわ。

りりちゃんが 誰かを
迎えに出ていく日が 来るなんて。

♬~

♬~

瀬古…。

何?

凛々子さん

あなたのことが好きです。

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