愛しい嘘~優しい闇~ #3[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

愛しい嘘~優しい闇~ #3[字]

登場人物は全員嘘つき!?同窓会をきっかけに起こる同級生“連続不審死”事件…!超高速展開で二転三転していく本格ラブサスペンス!

◇番組内容
同窓会で再会した仲良し6人組のメンバー・優美(黒川智花)が、夫である正(徳重聡)から日常的にDVを受けていることが判明する。何としても優美を助けたいと思った望緒(波瑠)は、雨宮(林遣都)たちと共に彼女を自宅から連れ出し、保護しようとする。しかし、思うようにことは運ばない…。そんな中、先日亡くなった友人・奈々江(新川優愛)の“事故”について新しい情報が手に入り、望緒たちは“ある人物”を疑い始める…。
◇出演者
波瑠、林遣都、溝端淳平、本仮屋ユイカ、黒川智花、松村沙友理/新川優愛、徳重聡
◇原作
愛本みずほ『愛しい嘘 優しい闇』(講談社「Palcy」連載)
◇脚本
神田優
◇演出
日暮謙
◇音楽
横山克

【主題歌】
神はサイコロを振らない『イリーガル・ゲーム』(UNIVERSAL MUSIC)
◇スタッフ
【プロデューサー】大江達樹(テレビ朝日)、中込卓也(テレビ朝日)、山本喜彦(MMJ)、小路美智子(MMJ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/itouso/
☆Twitter
 https://twitter.com/itouso_tvasahi
☆Instagram
 https://www.instagram.com/itouso_tv_asahi/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

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キーワード出現数ベスト20

  1. 優美
  2. 野瀬
  3. 玲子
  4. 望緒
  5. 旦那
  6. 自分
  7. ワイン
  8. 中野
  9. 雨宮
  10. 一緒
  11. 携帯電話
  12. 本当
  13. 警察
  14. 絶対
  15. シェルター
  16. 献杯
  17. 大丈夫
  18. 連絡
  19. お願い
  20. 口実

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(本田玲子)奈々江が死んだって。
(深沢 稜)つり橋の下に

倒れてたらしい。
(今井望緒)もしかして 奈々江

誰か 知り合いと
一緒だったんじゃないかな?

(玲子)その人が
奈々江を突き落とした。

〈私たちは かつて

罪を隠すために
小さな嘘をついた〉

(玲子)望緒まで
死ぬかもしれなかったのよ。

(江波ヒロコ)りえちゃん 誰かに
後ろから突き飛ばされたそうよ。

私の傘を持ってて

私に間違えられたから
なんだと思う。

(野瀬優美)
中野くんの仕業じゃないかな?

私たちに復讐しようと
してるんじゃないの?

〈真実を嘘で覆い隠して
過去を忘れたつもりでいた〉

中野くんのおうちが
火事になっちゃって

ご両親が亡くなったんだよ。
(稜)覚えてねえよ そんな昔の事。

〈だけど 過去は

私たちを
忘れてはくれなかったのだ〉

♬~

(雨宮秀一)お待たせ。

ごめんね 急に。
ううん。

こっちに来てるなら
少しでも会いたいと思ってさ。

雨宮くんは
お母さんのお見舞い?

うん。

いらっしゃいませ。
コーヒーを。

かしこまりました。

今井さん?

どうかした?
えっ…?

うん… 大丈夫。

大丈夫って顔じゃないよ。

実は さっき…。

(野瀬 正)あの日の事
しゃべらなかっただろうね?

(野瀬)これ以上
面倒かけないでくれるかな?

(優美)ごめんなさい…。

(望緒の声)私 怖くて
声かけられなかったんだけど…。

野瀬さん どんな様子だった?

おびえてた。
すごく謝ってて…。

僕の学生時代の友人に

子供の頃 親から
虐待を受けた人がいるんだけどね。

虐待…?

日常的に 暴力を
振るわれているかもしれない。

でも これまで
そんな感じ 全くなかったよ。

仲良さそうだった。

暴力ってさ

体の傷以上に 心を傷つけるんだ。

誰かに助けてほしくても

声も上げられなくなる…。

♬~

ごめん。 私 やっぱり 戻るね。

一緒に行こうか?
ううん。

優美も 私一人のほうが
話しやすいと思うから。

♬~

(ドアの開く音)

(優美)もう! 本当 望緒って
そそっかしいよね。

はい これ。
わざわざ ありがとう。 ごめんね。

ううん。 じゃあ またね。

あっ… ねえねえ せっかくだしさ
どこかで お茶でもしない?

あっ ごめん…
すぐ戻らないといけないの。

じゃあ…。
ねえ 優美!

痛っ…!
あっ! ご… ごめん。

…ううん。

腕… 怪我してるの?

旦那さんにやられたの?

変な事 言わないでよ。

(ドアの開閉音)

本当はね

さっき 優美の家に
マフラー取りに戻ったんだ。

(優美)何か… 見た?

つらい思いをしてる友達を
見過ごせないよ…。

いつもの事なの。

あれは 私が悪いだけだから。

優美…。

優しい人だったの。

でも 私に子供ができなくて…。

周りからは「早く跡取りを」って
彼も だいぶ追い詰められてて…。

だからって あんなの…
絶対おかしいよ。

私ね

ずっと 誰かに決めてもらって
生きてきたの。

親の望むどおりの学校に行って

親が薦めた相手と結婚して

結婚してからは
彼の言うとおりの生活をして…。

同窓会で 頑張ってる
望緒や みんなに会って

思ったんだ。

自業自得だなあって…。

自分で
人生を選んでこなかったから

こんな事に
なっちゃったんだなあって…。

優美は悪くない。

自分が悪いなんて
思っちゃ駄目だよ。

自分で選んでこなかった事を
後悔してるなら

今からだって
選べばいいんだよ。

私ね これまで ずっと
自分に自信が持てなくて

言いたい事も言えなくて

遠慮ばっかりして
生きてきたの。

でも この前
勇気を出して選んでみたの。

自分のやりたいように…。

これでよかったんだって思えた。

だから 優美も
自分で決めていいんだよ。

選んでいいんだよ。

優美の人生なんだから。

♬~

望緒…。

私にできる事があれば
なんでも協力する。

ありがとう…。

そろそろ戻らないと…。

あっ… ねえ 優美
一つ 聞いていい?

あの… 旦那さんに

「あの日の事
しゃべらなかっただろうな」って

言われてたの…
あれは どういう意味?

はっ…!

あっ…!

(優美)正さん…。

こんな所で何してるの?

ごめんなさい…。

あっ… マフラーを忘れちゃって

届けてもらったんです。
すいません。

そうでしたか。
遅いから心配しました。

さあ 帰ろうか。

…はい。

失礼します。

(野瀬)どうしたら 家で
じっとしていてくれるのかなあ。

♬~

〈もしも この時

優美の手を取って
一緒に逃げていれば

この先の運命は
変わったかもしれない〉

〈でも 私は
まだ気づいていなかった〉

〈優美と そして 私たちを包む
闇の大きさに…〉

(玲子)人には
いろいろ 事情があるものね。

優美を
助けてあげられないかな…。

(玲子)詳しい話 聞いてみよう。

旦那さんの言葉も気になるし…。

ありがとう。

(携帯電話の振動音)

(呼び出し音)

もしもし? 優美?

(野瀬)「はい」

…えっ?

(野瀬)優美の夫です。
どちら様ですか?

あの…。

本田と申します。
優美さんの中学の同級生だった。

(玲子)「優美さんは…?」

妻は 体調を崩して
寝込んでいます。

ご存じのように
友人に不幸があった事もあって

精神的にも
だいぶ参っているんです。

しばらくは
そっとしておいてやってください。

では。
(玲子)「あの…」

(電話が切れる音)

はあ…。

スマホ 取り上げられたのかも。

えっ!?

しばらくは 様子見たほうが
いいかもしれない。

優美と連絡が取れない中

下手に動いて
旦那さんを刺激すれば

事態を悪化させるかも
しれないから…。

♬~

(優美)スマホ…!

怒られるようなものは
なかったでしょ…?

あの時
車で彼女と何を話してた?

(優美)望緒の事?

言ったでしょ?
ついでだから

駅まで送ってあげようと
思っただけだって…。

おかしいなあ…。

家政婦の証言では

マフラーを届けに
君が家を出たのが 13時28分。

あの場所までは
10分もかからない。

僕が到着したのが13時42分だから
君は 少なくとも 5分は…。

あの場所にいた事になる。

何を話していたんだい?

あなたの…

嫌がるような事は
話してません。

本当です。

♬~

ばい菌は…

しっかり消毒しないとね。

♬~

もう…

君には必要ない。

♬~

僕が いるんだから。

(野瀬)風呂に入ってくる。

(戸の開閉音)

もしもし?

うん 大丈夫。
今 お風呂に入ってるから。

早く あなたに会いたい…。

(佐々木)はい どうぞ。
本日発売の最新号!

ありがとうございます!

♬~

(ヒロコ)フフフフ…!

(香苗)おめでとうございます
望緒先輩!

おめでとうございます!

よく頑張ったわね!
ありがとうございます。

あっ そうだ! さっき
りえちゃんから連絡があって

望緒ちゃんに顔出してほしいって
言ってたわよ。

えっ?

連載の穴埋めしてくれた
お礼が言いたいんだって。

あの… りえちゃん?

(岡崎りえ)ああ… 望緒先輩。
来てくれたんですね。

読みましたよ!

私の代わりに
ありがとうございました。

時間のない中

よく こんな面白いもの
描けましたね!

そうかな?

りえちゃんに
そう言ってもらえると

なんか 嬉しいな。

…なんて言うはずないでしょ?

何 のこのこ来てるんですか?

私が本気で祝福するとでも?

ハハハハ…! 馬鹿みたい。

むしろ 同じ目に遭わせないと
気が済まないんですけど!

(ぶつかる音)

ざまあみろって
思ってるんでしょ!?

仕事 手に入れて
どんな気分よ!!

あんたが… あんたが…

あんたが 私を
こんなにしたんじゃないの!?

謝ってください。

謝れよ!!

(花瓶が割れる音)

♬~

(雨宮の声)暴力ってさ

体の傷以上に 心を傷つけるんだ。

(優美の声)いつもの事なの。

あれは 私が悪いだけだから。

《優美の痛みは
こんなものじゃないんだよね》

(携帯電話の着信音)

雨宮くん…。

食事の誘いかと思ったら…。

どうしても
優美を助けたくて…。

稜も わざわざ
東京まで ありがとう。

望緒が自分から
何かやりたいなんて 珍しいね。

(稜)でも そういうのって

おせっかいってやつじゃ
ないのか?

実際 優美がどうしたいのか
わからないんだろ?

まあ そうなんだけど…。

おせっかいだって
いいじゃないか。

野瀬さんは 声も出せないほど
苦しんでるのかもしれないんだ。

遠慮する必要はないよ。

雨宮くん…。

僕は 協力するよ。

わかった。
みんなで考えましょ。

ありがとう。
(稜)警察に相談はできないのか?

野瀬さんの旦那は
警察の幹部だよ。

ああ…。

専門の支援団体に
相談するべきじゃないかな。

まずは 旦那さんから引き離すのが
先決だと思う。

DV被害者を保護してくれる
シェルターがあるって

聞いた事があるけど…。

うん。 問題は
優美と連絡が取れない中

どうやって優美を連れ出すか。

それなら 俺が 直接 家に行って
連れてきてやるよ。

家も近いし…。
今井さんたちとの連絡すら

許さない旦那だよ。

男の同級生が会いに来たと
知られたら どうなるかな。

じゃあ どうすんだよ…。

お前も案を出せよ 案を。

うん… 何か口実があれば
いいんだけどね。

口実かあ…。

あっ!

(チャイム)

深沢ワイナリーです。
野瀬優美さんにお届け物です。

《優美… 出てきて!》

♬~

(小池照子)はい。

《大丈夫 プランBがある》

ワイン 6本です。
中まで運びますよ。

(照子)助かります。

失礼します。

《このまま 家の中まで運んで

稜が
家政婦さんを引き留めてる隙に

私が優美のとこに走る》

重いので 中まで運びますよ。
キッチンでいいですか?

ああ… 助かります。
ありがとうございます。

(永瀬)ここからは私が。

重いですよ。 あっ…。

(照子)あらまあ
ボディーガードの方なのに

悪いわねえ。

(稜)はい。
…ありがとう。

(稜)まさか
ボディーガードがいるとは…。

優美の事 見張ってるのかな。

えっと

1992年のロイヤルの赤4本
白2本

配送料込みで3万4200円。
毎度あり。

わかってるよ。

冗談に決まってんだろ。

ったく 一度失敗したぐらいで
いちいち落ち込んでんじゃねえよ。

また別の方法を考えればいいだろ。

そうだよね。

あっ! 今 気づいた。

1992年って
俺たちが生まれた年か。

うん。 6本は私たち。

せめて 味方がいる事だけでも
伝わったらなって思って。

さすが 漫画家先生。
やる事がキザだね~。

ロマンチックって
言ってくれる?

あっ… ねえ あの辺りだよね?

中野くんの家があったのって。

♬~

まだ気にしてたのかよ。

当時の記事 見つけたの。
(携帯電話の操作音)

ねえ 本当に
なんにも覚えてない?

もういいだろ その話は。

(携帯電話の振動音)

もしもし。

(玲子)「どうだった?
お届け物大作戦」

手も足も出ませんでした。

全然いいよ。
期待してなかったから。

何 それ。

それより 今夜 東京に戻れる?
大事な話があるの。

(玲子)奈々江の件だけど

どうやら
本来は所轄の管轄なんだけど

優美の旦那さんが
強引に県警本部の預かりにして

捜査を打ち切ったみたいなの。

はあ?
どうして そこまで…。

私も 何かあると思って

奈々江の亡くなった渓谷に
行ってみたの。

そこで 駐車場の管理人さんに
話を聞いたらね

奈々江が亡くなった当日

車が1台だけ止まってたって
教えてくれた。

山梨県内のナンバーで
赤い軽ワゴンだったって。

赤い軽ワゴン…。

(玲子)優美の車も
赤い… よね。

警察は それを知らないの?

管理人さんは伝えたって。

それでも警察は
捜査を打ち切った。

まさか…。

奈々江が亡くなった日
優美は奈々江と一緒にいた。

そして その事実を

警察幹部である優美の旦那さんは
隠蔽してる。

そう考えると つじつまが合う。

あの日の事
しゃべらなかっただろうね?

ちょっと待ってよ…。

玲子は 優美の事 疑ってるの?

その可能性は高いと思う。

えっ… 何 言ってるの?

みんなだって知ってるでしょ?

優美は
いつもニコニコしてて 優しくて

おとなしい子だったじゃん。

同窓会で再会するまで
何年も会ってないのよ。

人は変わるし 奈々江との間に
何かあったのかもしれない。

優美は優美だよ。

望緒 お前は本当に
優美の事を知ってんのか?

旦那からDVを受けてた事だって
知らなかったのに。

稜まで 何 言ってるの?

俺たちに見えてる姿なんて
そいつの一部でしかないんだよ。

優美は 絶対そんな事しない。
私は優美を信じる。

僕も 決めつけるのは
よくないと思う。

赤い軽ワゴンなんて
いくらでもあるし

たとえ
野瀬さんの車だったとしても

岩崎さんの死に
関係しているとまでは

言えないんじゃないかな。

何かを隠してるのは
間違いないと思うけど。

とりあえず 今は 野瀬さんを
どう連れ出すかを考えよう。

そうね。

(優美)前に言ったの
ワインが好きだって。

それで
送ってくれたんだと思います…。

異常なし。

風呂に入ってくる。

♬~

(呼び出し音)

お願い 早く出て…!

(呼び出し音)

あっ… もしもし?

もしもし?
(野瀬)どうしたの?

そのスマホ。

こ… これは…。

(殴る音)

僕を裏切ってたんだね。

違うの!

男か? 君には 男が…!

(携帯電話の振動音)

(野瀬)ご丁寧に
折り返してくれたみたいだね。

「もしもし?」

優美? 優美なの?

♬~

(優美)望緒?

優美…。

あのね 今 みんなで…。

ごめんね 急に電話して。

「えっ… うん」

優美… 大丈夫?

「ワイン届いたよ。
そのお礼が言いたくて」

もしかして… そばで聞かれてる?

うん…。

今 みんなで
優美を助け出そうって話してて…。

わかってる。 ワイン ありがと。

わかってくれたんだ。

「だから 電話をしたの」

絶対に助けるから。

もし そこから出られたら
私と玲子で保護できるんだけど

何か外出できる口実はない?

そうなの?
そんな計画があるんだ。

えっ?

奈々江を偲ぶ会なら
私 行きたいな。

みんな来るんでしょ?

奈々江を偲ぶ会…?

家を出る口実よ。
優美 ナイス!

わかった! じゃあ…。

「みんなで相談して
日を決めるね」

うん…。

(野瀬)もしもし

妻は体調が悪くて
静養しているんです。

申し訳ないが
その偲ぶ会には参加できません。

でも 奈々江は
優美の親友だったんです。

優美には
絶対に参加してほしいんです。

ですから 妻は今…。

こういう事は
本人が決める事だと思います。

(望緒の声)
自分で決めていいんだよ。

選んでいいんだよ。

優美の人生なんだから。

行かせて! 正さん。

奈々江は親友だったの。
すぐに帰ってきますから…。

優美も そう言ってます。
お願いします!

わかりました。

(ため息)

では 私も一緒に行きます。

(野瀬)「日時と場所を
教えてください」

こ… 今週の日曜日 11時から。

場所は?

えっと…

あっ… 深沢ワイナリーです。

(野瀬)「わかりました」

(携帯電話の操作音)

ごめん… 勝手に決めちゃって。

いや うちはいいけど
今週末って もう時間ないぞ。

だって…
一日でも早く助けてあげたくて。

こうなったら 偲ぶ会を
でっちあげるしかないわね。

玲子…。
(稜)参加者は どうする?

SNSで
奈々江の友人に呼びかけてみる。

中学の同級生には
僕から声かけてみるよ。

あっ 中野くんにも連絡しようか。

♬~

フッ… なんてね。
中野くんの連絡先 知らないんだ。

誰か知ってる?

別に そこまで誘わなくても
いいだろ。

そうだね。

じゃあ 私
シェルター あたっとく。

俺は 店の準備だな。

みんな ありがとう。

優美とは
じっくり話したいからね。

絶対に成功させようね。

♬~

《結局 中野くんについては
何もわからずじまいか…》

「今日は
みんなで夏祭りに行った!」

そうだった。

(望緒の声)「今日は
みんなで夏祭りに行った!」

「だけど 私は熱がでて
とちゅーで帰った」

「でも雨宮くんに
家まで送ってもらっちゃった!」

「キンチョーして
何も話せなかったケド…」

♬~

8月10日…。

♬~

8月10日。

中野くんのおうちが
火事になった日だ。

♬~

ねえ 稜。 中学の時 みんなで
お祭り行ったの覚えてる?

(稜)ああ…
あったな そういう事。

それでね…。

それよりさ
ちょっと こっち来いよ。

えっ?

ここ どうよ?
優美を逃がすルート。

ここから裏に出られるんだ。

逃がすなら 表のドアより
こっちがいいんじゃないか?

♬~

ばっちりじゃん!

この辺りに車を止めておけば
すぐ逃げられるし。

なんとかなりそうだな。
うん。

やっぱ こっちは 星 きれいだね。

ちょっと休憩するか。
うん。

はい。
ありがとう。

そういや 雑誌 見たよ。
名前 載ってたな。

見てくれたの?
ん?

ああ… たまたまな。

たまたま? たまたま稜が
あんな少女漫画 見るんだ。

なんだよ… 悪いか?

気にしてくれたんだね。
ありがとう。

よかったな。
うん。

一回 載っただけで

この先どうなるか
わかんないけどね。

でも まだしばらくは

稜の世話にならなくて
済みそうかな。

はっ?

昔 言ってくれたじゃん。
ほら…。

(稜)専門学校 卒業したら
東京に行くんだって?

うん。 こっちにいても
甘えちゃいそうだから

東京で気合入れて
漫画家 目指そうと思って。

子供の頃からの夢だもんな。
すげえな お前は。

まあ 漫画で食べられなくて

すぐ戻ってくるかも
しれないけどね。

漫画で食えなかったら
俺のとこ来いよ。

お前一人ぐらい
食わせてやるから。

そうだね!
えっ…?

その時は
ここで雇ってもらおうかな。

ハハッ…。

まあ そうならないように
頑張るよ。

おう。 フフッ…。

(稜の声)ああ…。

あれ そういう意味じゃないから。

んっ?

いや… あれは

俺が お前を食わせてやる
って意味なんだよ。

えっ…?

そ… それって…。

いやいやいや…
ちょっと待ってよ。

それって そのままとったら
プロポーズって事だからね。

ねえ 冗談やめてよ!

だけど 漫画で食えなきゃいいとは
思ってないからな。

俺は お前の絵が好きだし

ずっと描いててほしい。

けど 俺んとこ来いって
それは今でも思ってる。

さあ 準備の続きするぞ。

《そんな事…
そんな怖い顔で言う?》

《どうしよう》

《どうしろっていうのよ》

(携帯電話の振動音)

もしもし。

参加者のほうは
それなりに集まったよ。

店のほうは どう?
「う… うん」

どうにか。

あいつ 人使い荒くてさ
もう ヘトヘトだよ。

仲いいんだね 深沢くんと。
(解錠音)

えっ?

いや 全然 そんな…
ただの幼なじみだよ。

《だと 思ってたんだけど…》

あっ! そう… そうだ。
ねえ 雨宮くん。

あの… 昔 みんなで
お祭り行ったの覚えてる?

ああ~!

「知ってた?」

あの日 中野くんのおうちが
火事になったって…。

ああ… そうだったね。

前に 今井さんに言われて
中野くんの事 少し思い出したよ。

そう あのお祭りの日だ。

なんか ホッとした。

ホッとした?

みんな 中野くんの話
避けてるような気がしてて…。

あっ! じゃあさ

あの日 途中で 私たちだけ
先に帰ったのは覚えてる?

私が熱出ちゃって
雨宮くんが送ってくれたんだよ。

さすがに覚えてないか…。

まあ そうだよね。

「覚えてるよ」

僕にとって
とても大切な思い出だからね。

えっ…。

♬~

(玲子)じゃあ
今日の作戦の説明するわね。

まず 旦那にお酒を勧めて
飲んでもらう。

お酒が進んで 気が緩んできたら

隙を突いて あそこの裏口から
優美を店の外へ連れ出す。

わかった。

(玲子)店の裏手に

シェルターのスタッフさんたちが
車で待機しててくれるから

優美を そのまま
シェルターに連れていってもらう。

(奥田)よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

お酒を飲んでいれば

車で来てたとしても
追いかける事はできないはず。

何がなんでも
飲んでもらわないとね。

でも お酒を飲んだとしても

都合良く
外に連れ出す隙ができるかな?

その時は 優美に

みんなの前で
献杯のあいさつをしてもらう。

で あいさつを終えた直後に

この裏口から
優美を外へ誘導する。

その時に 雨宮くんと稜で

旦那を できるだけ長く
ここに引き留めてほしいの。

力ずくでもね。

わかった。

絶対に成功させようね。

♬~

ああ… もう。

悪かったよ。

あの話は 一回 忘れてくれ。

今は優美の事に集中しよう。
なっ?

うん。

はあ… 俺って
本当 間が悪いよな。

なんで こんな時に…。
本当だよ もう。

いや でも

そもそも お前が 昔の話
持ち出したからいけないんだぞ。

うわっ! 人のせいにするんだ。

いや だって…。
(玲子)そこ!

無駄話してる時間ないわよ!

(2人)はい…。

♬~

(女性)久しぶり。
(男性)久しぶり。

(稜)ワイン どうぞ。
ワイン どうぞ。

どうぞ。
(2人)ありがとうございます。

♬~

望緒 来たよ。

野瀬です。

野瀬です。

優美 来てくれてありがとう。
ご主人も。

お招き ありがとうございます。

じゃあ 奥へ。

本日は 奈々江を偲ぶ会に
お集まり頂き

ありがとうございます。

奈々江も
華やかな事が好きだったので

みんなで明るく送り出しましょう。

(稜)どうぞ。
ありがとう。

結構です。 車で来たので。

♬~

でしたら
こちらを召し上がってください。

深沢ワイナリー特製の
ぶどうジュースです。

美味しいですよ。

♬~

(においを嗅ぐ音)

これ ワインじゃないですか。

えっ!?

あっ! ごめんなさい。
間違えちゃった。

じゃあ お詫びに代行を頼みます。

せっかくなので
今日は飲んでいってください。

いや ひと口だけなので。

万が一にも 警察の方が
飲酒運転なんて大変ですからね。

いいじゃないですか うちのワイン
美味しいって評判なので。

ぜひ。 ねっ?

(ため息)

どうぞ。

(玲子)よかった。 飲んでくれてる。

でも 隙はないな。

これじゃ 作戦も伝えられない。

えっ?

顔 怖いよ。

嘘…。
力 抜いて。

ごめん。 そんな怖い顔してた?
してた。

はあ… 気をつける。

望緒 そろそろ
献杯の準備 始めないと。

頼めるか?
うん。

野瀬さんにも
手伝ってもらったら?

呼んでくるよ。

深沢 ちょっと
旦那さん 引き留めて。

ええ? はあ…。

(稜)どうです? うちのワイン。

ええ。 まあ…。

「まあ…」?

あっ! よかったら
白もあるので ぜひ。

ああ…。

ちょっと今井さん
手伝ってあげてくれない?

あっ… うん。

(稜)ああ!
料理も美味しいんですよ。

食べてください。
食事は済ませてきたので。

そんな事 言わずに。 この生ハムが
とっても美味しいんですよ。

じゃあ よろしくね。

♬~

優美?

んっ?

作戦があるの。 よく聞いて。

警察にお勤めなんですよね?
ええ。

僕 刑事ドラマが大好きで
子供の頃から憧れていたんですよ。

(野瀬)そうですか。
どんなドラマが好きなんですか?

ありがとう 私のために…。

優美が電話をくれたからだよ。

ねえ 望緒
私 決めた。

これからは
自分の人生 自分で選ぶ。

うん。

正さんのテーブルには
私が持っていくね。

わかった。

♬~

ワイン 足りてますか?
(女性)ありがとうございます。

♬~

どうぞ。

あなたも。

(玲子)優美。

友人代表として
献杯のあいさつ お願いできる?

うん。

あっ! ワイン…。

ああ。

これ 優美さんのですよね?

そうだと思いますが…。

はい。
(優美)ありがとう。

はい。

奈々江とは ずっと親友でした。

性格も見た目も正反対だったけど

中学の時 席が たまたま隣で

それが きっかけで
仲良くなって…。

あの頃は こんな事になるなんて
思いもしなかった…。

奈々江が亡くなった日
優美は奈々江と一緒にいた。

また いつか 会いましょうね。

献杯。

(一同)献杯。

さようなら。

♬~

行こう 優美。

♬~

あっち!
このまま シェルターに

連れていってもらえる事に
なってるから。

ありがとう!

ねえ 優美。

奈々江が亡くなった日
一緒にいた?

どけと言ってるんだ!

(野瀬)どいてください!

ううっ…!

ああっ! どけ!

そんなわけないよね?

ごめん こんな時に。
行って。

♬~

優美?

どうして…?

どうしたの? 優美。

♬~

自分で選んだ結果が これって…。

私って やっぱり 駄目ね…。

優美?

ごめんね 望緒。

奈々江を殺したの…。

私なんだ。

(岩崎奈々江)ああっ…!

えっ…?

笑ったのよ 奈々江。

私が夫に
暴力を受けてる事を知って…。

「だから 不倫してるんだ」って…。

馬鹿にして 笑ったの…。

不倫…?

どういう事? 優美。

♬~

優美… 優美!

優美!!

〈TELASAでは 第1話から
全て ご覧頂けます〉