WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察2 #02[字][解]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察2 #02[字][解]

怪談を百個語ることで怪異を呼び起こす禁断の儀式「百物語」にのぞむ高槻(伊野尾慧)。しかしその場に寺内一(小池徹平)が姿を現す。さらに発生する新たな失踪事件とは?

番組内容
捜査一課の刑事・佐々倉(吉沢悠)は、母親の古書店で調べものをしていた。新たに起きた失踪事件で行方不明だった少年が発見された場所が京都の鞍馬だったことが気になっていたのだ。
かつて「神隠し」に遭った過去を持つ高槻(伊野尾慧)。12歳の時に突然行方知れずになり、1か月後鞍馬で発見されたのだ。その間の記憶はなく、被疑者不明の誘拐事件として未解決のまま捜査は終了していた。繋がりがあるのか…20年以上経ち、
番組内容2
何かが動き始めた予感に戦慄を覚える佐々倉。

そんな中、高槻の「民俗学Ⅱ」を受講している学生・葉山(萩原利久)が研究室にやってくる。高槻が講義で扱っていた「百物語」を実際にやってみたいというのだ。
「百物語」とは怪談を百個語ることで怪異を呼び起こす禁断の儀式のこと。「ぜひやろう!」と大喜びで参加を表明する高槻。尚哉(神宮寺勇太)を無理やり誘い、助手の瑠衣子(岡田結実)とともに会場の廃屋に向かう。
番組内容3
集められていたのは、葉山がサークルなどで声をかけた難波(須賀健太)ら学生たちや、学食の栄養士・栗本小春(田辺桃子)など大学関係者ばかりだった。しかし開始直後、部外者のフリーカメラマン・寺内一(小池徹平)が遅れて姿を現す。
不穏な空気の中、「百物語」が開催される。ひとつ怪談を語り終えるごとに消されていく蝋燭の灯。百話目を語り終えたその時、新たな失踪事件が発生し――!?
出演者
伊野尾慧(Hey! Say! JUMP) 
神宮寺勇太(King & Prince) 
岡田結実 
須賀健太 
高橋ひとみ 
吉沢悠 
小池徹平
スタッフ
【原作】
澤村御影「准教授・高槻彰良の推察シリーズ」(角川文庫刊)

【脚本】
藤井清美

【音楽】
信澤宣明

【主題歌】
Hey! Say! JUMP「Break The Wall」(ジェイ・ストーム)

【監督】
村上牧人

【制作協力】
テレパック

【製作】
WOWOW/東海テレビ
ご案内
【公式サイト】
https://www.junkyoju-takatsuki.com/

【公式ツイッター】
https://twitter.com/tokaitv_dodra

【公式Instagram】
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【公式TikTok】
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  17. 参加
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  19. 邦明
  20. 本当

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(高槻)12歳の少年を誘拐して
背中に これだけの傷をつけて

道に放り出すような人間が
この世にいるのか?

それとも
天狗の気まぐれなのか。

僕は 知りたいと思っている。

自分の役割って
どういう意味かな?

(一)あなたは
ただの人間じゃない。

使命がある。

僕は もう 始めていますよ
高槻先生。 一緒にやりましょう。

(高槻)あいつに近寄っちゃダメだ。
彼は 深町君の能力を知ってる。

(尚哉)えっ?
(高槻)寺内 一。

本当に 僕と同じ目に
遭ったのかもしれない。

♬~

(高槻)おっ 今年の民俗学Ⅱを
受けている学生さんだね。

(葉山)覚えてくれてるんですか?

(瑠衣子)先生は
一度 見たものを忘れないの。

へぇ~。
(高槻)どうしたの?

文学部1年の葉山といいます。

実は この前の講義に出てきた

百物語を 実際にやってみたくて。

それで 先生に
責任者になって頂けないかな~と。

すばらしい! ぜひ やろう。

(尚哉)先生 葉山君が引いてます。

えっ?
いや…。

あぁ… ごめんね。

参加者は? 100人 集めるの?

いいえ 1人 いくつかずつ
怖い話をしてもらって

最終的に 100話にしたいと
思ってます。

はい 私も参加したいです。

院生の生方瑠衣子。
参加者に加えて。

私の専門は
結婚にまつわる話だから

女の恨みは得意よ。
じゃあ 先輩は ぜひ

100話目を話してください。
はい!

准教授の高槻彰良。
僕も参加します。

参加者に加えてね。
はい もちろん。

「はい! 僕も参加します」。

「文学部の深町尚哉」。 参加者に。

(葉山)オッケー。 じゃあ 中で。

あぁ~ どうも どうも。

じゃあ 学部と…。

はい オッケー。 じゃあ 中で。

おぉ~ 久しぶり。 えっ 怖い話
苦手じゃなかったっけ?

(女子学生)めっちゃ苦手。
(葉山)えっ 何で? ありがとう。

じゃあ とりあえず
ここに 学部と名前。

(小春)あっ どうぞ。

あぁ どうぞ。
あっ いいよ いいよ。

あっ いいですよ あの お先に。
どうぞ どうぞ。

いや 僕は…。
(難波)2人して 何してんの。

(小春)あぁ~ どうも。
(難波)どうも。

栗本さん お先どうぞ。
こいつのことなんて

気にしなくていいですから。

(小春)じゃあ。

♬~

えっ 知り合い?

(難波)何 言ってんの?
学食の栄養士さん。

安くて うまい飯 食えてんのは
栗本さんの おかげよ。

どんな感じ?
(高槻)にしても すごいね ここ。

(瑠衣子)何かが起きそうですね。

(難波)置く?
(愛美)あぁ うん。

おっ。

(葉山)1人 遅れてますが
始めましょうか。

荷物は 後ろに置けます。

置いた方から
ご自由に座ってください。

高槻先生 こちらへ。

最後に お話し頂く
瑠衣子先輩は その隣に。

ありがとう。
お願いします。

(愛美)ありがとう。
(難波)ヤバい 緊張してきた。

(愛美)ちょっと緊張する。
大丈夫かな。

(葉山)今日は
たくさんの方に参加頂き

感謝しています。

今回 25名の方に
ご参加頂いています。

1人 4つずつ 怪談を話すと

ちょうど 100になります。

♬~

最初の お話は 高槻先生から。

お願いします。

百物語の由来から
話すことにするね。

百物語をする時は こんなふうに

100の明かりが必要となります。

江戸時代に書かれた
『伽婢子』の中の一編。

『怪を語れば怪至る』に

百物語のやり方が
記されています。

月の暗い夜に
青い紙を貼り 立てた行灯に

百筋の灯心をともし

怪談を1つ語り終える度に
灯心を1つ抜いていく。

今日 最後の明かりが消えた時

何か起こるかもしれませんね。

♬~

(ドアが開く音)

遅れました。

(葉山)寺内さん
お待ちしておりました。

どうぞ そちらの空いてる席へ。

♬~

(花江)暇なの?

はい コーヒー。

(健司)暇なわけねぇだろ。

(花江)だって こんなに散らかして
もう。

(健司)あぁ~
分けてあるんだから 触るな。

そっちこそ

客いなくて 暇なんだろ?
手伝ってくれ。

(花江)何を?
(健司)そっちの

まだ チェックしてない新聞
隅々まで見て

人が失踪したとか 行方不明とか

反対に 発見されたって記事を

小さくてもいいから
探してほしい。

(花江)いや 行方不明って…。

彰良ちゃんと関係ある?

かもな。

(小春)子供の頃に聞いた話です。

昔 ある男が

京の都で 仕事を終えて

故郷へ向かっていました。

男は道で

見知らぬ女から
声をかけられました。

「この箱を持っていって

私の知り合いに
渡してほしいんです。

でも 絶対に
箱を開けないでください」。

女は言いました。

男は引き受けたあと

つい 好奇心で

箱の中身を見てしまいました。

箱の中には

くり抜かれた目玉が
入っていました。

(小春)男は 気味が悪くなって

さっさと 箱を渡してしまおうと

女に教えられた 橋のたもとで
待ちました。

すると

身なりの きれいな女が
やって来ました。

♬~

♬~

♬~

(難波)俺の地元には

近所の人たちしか
行かないような

小さな神社があります。

その神社で しめ縄が切られる
事件がありました。

町の年寄りたちは

罰が当たるって すげぇ怒って。

でも 俺の同級生とか
若いやつらは

まぁ 誰かの いたずらだろう
ぐらいにしか思わなくて。

(難波)ところが
ホントに罰が当たって

男の子が1人

消えてしまいました。

(愛美)私も
似た話しようとしてた。

似た話?

(愛美)おばあちゃんの家の近くで
あった話です。

神社の さい銭箱に
落書きが見つかって

そのあと

近くに住む人が 消えちゃった。

♬~

まるで 神隠しですね。

♬~

♬~

(一)最後は

天狗の話をします。

♬~

(一)昔 天狗は人を

特に 子供をさらうと
信じられていました。

♬~

(一)二十数年前のことです。

ある所に

大きな お屋敷に住む
男の子がいました。

その子が行方不明になった時

誰もが 身代金目的の誘拐を
疑いました。

(一)ところが 犯人からの連絡は

何日 待っても 来なかったのです。

しばらくして 男の子は

自宅から 随分 離れた

京都の鞍馬で 発見されました。

♬~

(一)男の子には

いなくなっていた期間の記憶が
なかったそうです。

どうやって 鞍馬まで
移動したのかも分からない。

昔話の 天狗さらいと同じでした。

♬~

(一)しばらくして
天狗様は 人に会わなくなり

やがて 外国に行ったという
うわさでした。

♬~

天狗様が 今 どうしているかは
「知りません」。

あぁ。

大事なことを話すのを
忘れていました。

その男の子が 天狗になった証拠が
ちゃんと あるんです。

(一)男の子が見つかった時

背中に大きく

翼を切り取った傷痕が
あったんです。

(ざわめき)

(難波)翼の痕だって ヤバくない?
マジで天狗じゃん。

(愛美)怖いんだけど。
(難波)怖い? すごくない?

翼の痕だよ?
(愛美)いや すごいけど

ちょっと 怖くない?
(難波)飛べるかも。

♬~

はい。

(葉山)えっ?

(瑠衣子)順番を変えて悪いけど

私の話も 今の話と関係あるから

先に話していいかしら。

わんこ君 替わって。

はい。

僕の話と
どう 関係があるんですか?

興味ありますね。

(瑠衣子)じゃあ 話しますね。

これは

「私の友人が 体験した話です」。

(瑠衣子)彼女は学生でした。

ちょうど 大学院に
進もうとしていて

とても 進路に悩んでいました。

文系の大学院を出ると

なかなか 就職先が
見つからないって聞いてたから。

そして 彼女が悩んでいたのには

もうひとつ 理由がありました。

指導教官のことです。

その人は とても 親切で

指導熱心だと評判でした。

でも みんなが褒めるほど
学生は

簡単に信じていいか
分からなくなっていたんです。

(瑠衣子)ある日
講演会を聞きにいき

教官と鉢合わせました。

成り行きで 一緒に
帰ることになったのですが

彼が言いました。

「せっかくだから
この近くにある遺跡を

一緒に 見にいかないか」と。

(瑠衣子)ところが
だいぶ 歩いてきたところで

雨が降ってきました。

(瑠衣子)その日 学生は
白いブラウスを着ていて

雨でぬれて
下着が透けてしまいました。

それに気付いた教官は…。

♬~

この教官は いい人なのかもと
思い始めた時

学生は あるものを見て
恐ろしくて固まりました。

♬~

教官も ぬれていて…。

シャツが 肌に張り付いていました。

♬~

(瑠衣子)そして
透けた部分越しに…。

♬~

(瑠衣子)大きな
翼を切り取ったような痕が。

♬~

(葉山)マジで?
(難波)まんまじゃん。

(愛美)一緒?
(難波)同じ人ってこと?

(愛美)えっ そういうこと?
(難波)分かんない。

(瑠衣子)学生は

見てはいけないものを
見た気がして

身を引きました。

運良く タクシーが通りかかったので

すぐにでも帰ろうと
手を挙げましたが

教官が 「あれはダメだ」と言って

タクシーを行かせてしまいました。

学生は

傷に気付いたことで
教官を怒らせたのではないか。

ひょっとしたら このまま

帰してもらえないのではないかと
恐ろしくなってきました。

♬~

逃げ出そうとした時…。

♬~

すみません
暖房を強くしてもらえますか

♬~

(瑠衣子)タクシーが走りだしてから
気付きました。

♬~

(瑠衣子)運転手は
女性だったのです。

教官は 学生のブラウスが
透けていたので

女性の運転手のタクシーを
探してくれたのでした。

♬~

学生は

教官の優しさに 気付きました。

♬~

そして 思ったのです。

あの背中の傷は

本当に 翼を
切り落とした痕なのかもしれない。

♬~

でも だとしたら

あの人は 天使なんだなって。

♬~

(尚哉)というわけで

コックリさんは
本当は いませんでした。

(難波)深町! そこは ウソでも
いたって言わないと

怪談になんないだろ。
あっ…。

いいから 早く火を消して。

さあ 何が起こるかな。

♬~

(愛美)ハァ 何だ。

(難波)えっ?

じゃあ これで 百物語は

お開きね。

(学生たち)うわっ。

(瑠衣子)よ~し じゃあ 片づけて。

♬~

(難波)あっ 小春さん
また 学食で。

(愛美)何で 名前 知ってんの?

(難波)えっ いや… 何でもないよ。
(愛美)何それ!

(難波)行こっ 大丈夫 行こう。

(バイブ音)
あっ…。

百物語の葉山君だ。

どうしたの?

えっ?

分かった。

僕の方で調べてみるから。

何か あったんですか?

百物語で 開けてはいけない箱の
話をした女性

覚えてる?

(2人)はい。

あの人 栗本小春さんが

百物語のあと 失踪したらしい。

♬~

神隠しみたいに。

♬~

(使用人)奥様 お客様が。

(清花)今は 誰にも
会いたくないの。

♬~

彰良さんのことだと
おっしゃっていますが。

♬~

(使用人)奥様が
お会いになります。

♬~

(幹夫)百物語で
小春は どんな様子でした?

特に変わった様子は
なかったと思いますが。

じゃあ なぜ いなくなるんです?

うちには 4歳と1歳の
娘もいるんですよ。

近所の人からも
羨ましがられるような

家族なんです。

あの日だって
いつもと変わらず…。

(小春)
(幹夫)

(小春)
≪(赤ん坊の泣き声)

(小春)

≪(赤ん坊の泣き声)

(幹夫)

≪(赤ん坊の泣き声)

♬~

(赤ん坊の泣き声)

(幹夫)

(赤ん坊の泣き声)

♬~

(幹夫)小春が置いた
弁当だけがあって…。

小春の靴も 全部あるのに

姿だけが消えてしまったんです。

警察は 真剣に
取り合ってくれませんが

これは 家出のはずがないんです。

どう考えても 神隠しなんです!

♬~

(職員)小春さんねぇ。
最近 何か悩んでる様子や

困ったことなどは
ありませんでしたか?

(職員)すっごく
幸せそうだったわよね。

(職員)かわいい お子さんに
優しい旦那さん。 最高よね。

(職員)ホント ねっ。

(小春)「この箱を持っていって

私の知り合いに
渡してほしいんです。

でも 絶対に
箱を開けないでください」。

栗本小春さんは どういう経緯で
百物語に参加したのかな?

あぁ~ あの人が

どこで 百物語のことを
聞いたのかは 知らないんです。

あっ ただ
学食で 声をかけられて…。

(小春)百物語を
やるんでしょ?

私も
参加させてほしいんだけど

学生じゃなくても
いいんだよね?

(葉山)

1人4つくらい
怪談 話してもらうつもりなんで

分かった
あと3つ 準備しておく

♬~

ってことは 1つは
話したい話があったわけだ。

(葉山)さぁ?
そこまで考えなかったです。

≪(ノック)
どうぞ。

♬~

もういいよ。

(葉山)じゃあ 失礼します。

(小春)「箱を開けましたね」。

「男は開けてないと
言い張りましたが

女は 真っ黒な化け物に…」。

何の用ですか。

(黒木)寺内 一という人物が
奥様に会いにきました。

どういう訳か

彰良さんの子供時代のことを
よく知っていて

奥様は 信用なさったようです。

♬~

わざわざ それを
言いにきたってことは

何か 父の気に障るようなことが
起きたんだろ。

「彰良さんは 必ず
また 天狗様に戻る」。

寺内が こう言ったことで
奥様は大喜びで。

お父上からの伝言です。

「これは 寺内に弱みを見せた
お前の責任だ。

何とかしろ」。

♬~

僕の父親はね 世間に
僕が 天狗の子だったことを

蒸し返されたくないんだよ。

自分の会社に
変なイメージがつくからね。

実家に帰るの 何年ぶりですか?

あの家にいるのが 限界になって

15で イギリスに行って
2年後に戻った時に 少し寄った。

それ以来。

♬~

(尚哉)えぇ~ すごっ!

お金だけは ある家だからね。

♬~

(清花)彰良! おかえり!

さあ 入って。

皆さん お待ちなのよ。

あなたに相談したいことが
たくさん あるって。

(婦人たちの話し声)

(婦人)あっ ねぇねぇ。
(婦人)天狗様。

(婦人)天狗様!
(婦人)ちょっと! 天狗様。

(清花)ねぇ 霧島さんは
どうすればいいと思う?

あなたは
特別な存在なんだから

(霧島)

どちらの会社に投資すれば
うまくいく?

♬~

(霧島)

(婦人たちの話し声)

(清花)寺内さんが あなたが
天狗様に戻るって言ってくれて

私たち どんなに うれしかったか。

♬~

天狗様なんて
あなたたちの幻想だ。

もう二度と
僕は つきあうつもりはない。

♬~

あの日 僕は いつもどおり

1階にいる両親に
おやすみと言って

今みたいに
この階段を上ってきた。

♬~

12歳の僕は ここで寝ていた。

ベッドの位置も変わってない。

♬~

夜遅く 母親が寝る前に
様子を見にきたらしい。

♬~

(清花)

(高槻)でも 僕は いなかった。

1階には 両親がいたからね。

不審者が 気付かれずに
1階から侵入するのは 無理だ。

♬~

この窓から入って

12歳の子供を
抱いて下りたとも考えにくい。

第一 窓には
鍵が かかっていたからね。

♬~

つまり 僕は 急に消えたわけだ。

これが 僕の失踪事件。

いや 神隠しなのかな。

♬~

俺は

先生が 戻ってこられたんだから

どっちでもいいです。

♬~

深町君は 本当に優しいね。

♬~

あっ 先生。
ん?

(尚哉)な… 長いです。
えっ?

(尚哉)いや ハグの時間
ちょっと 長いですよ。

えぇ~?
先生 いつもの悪い癖

出てますって。
(高槻)えぇ~ 愛情表現だよ。

(尚哉)いや 分かりますけど…
もういいです。

♬~

♬~

(バズーカ発射音)ドン……バシャ!

(炭酸の音)シュワー

<「ジムビーム」ハイボール!>

(小栗)《久々に 集まった》

ならこれでしょ
(山田)でも こんな気持ちいい日は?

爽やかなプレモルにしよっか!

(川口)しちゃいましょ
(小栗・山田)よし はい

<新!爽やか
「ザ・プレミアム・モルツ<香る>エール」>

はぁ~
青空みたいだ

(子供)上るぞ!
(女性)待て~。

(男性)遊ぶぞ。
(子供)遊ぶぞ。

(千里)ごめんなさい。

♬~

(聡子)小春のことで
ご迷惑をおかけしております。

(邦明)今日 幹夫さんは
うちにいる予定だったんですが

仕事で トラブルがあったとかで
急に呼ばれてしまって。

小春さんに関する
新しい情報というのは?

(邦明)実は 小春を

最後に見たという人が
現れまして。

その人の話では

橋の上で 落ち込んだ様子で

うなだれていたと。

(邦明)最悪の事態も
考えた方が いいかもしれません。

♬~

(小春)子供の頃に聞いた
話です

絶対に
箱を開けないでください

お二人は 岐阜県には
ゆかりはありますか?

ありませんが。

「ありません」。

♬~

(聡子)先生 お願いがあります。

小春の 上の娘の 恵里菜が
2階にいます。

連れてきますので

小春は 鬼にさらわれたと
言って頂けないでしょうか。

(邦明)おい!

どういうことでしょうか。

(聡子)保育園の お友達の
お母さんたちが

「恵里菜ちゃんのママは

子供を置いて いなくなった」と
話しているのを

聞いたようなんです。

自分が母親に捨てられたと
感じるのは かわいそうです。

だから せめて 鬼にさらわれたと。

(邦明)そんなのは まやかしだ!

他に 情報や 小春さんの行き先に
心当たりは?

♬~

(邦明)ありません。

♬~

(聡子)どうしているのか
「見当もつかない」。

♬~

お母様も 行き先に心当たりは?

ないです。

(瑠衣子)先生 岐阜県に関する
質問は何だったんですか?

百物語の時に
小春さんが話した話の原形は

『今昔物語集』に載っている

岐阜県の
紀 遠助の話だと思うんだ。

「紀 遠助」って
こういう字ですか?

(高槻)そう。 小春さんは

百物語に参加する時に

1つは 話す話を
決めていたようだ。

小春さんが他にした話は

トイレの花子さんみたいな話と
音楽室の怪異。

あとは 小学校の体育館裏に
幽霊が出る話でした。

どれも 学校の怪談を
まとめた本を 1冊読めば

載っているような
ありきたりな話ばかりだった。

そう。 あの箱の話だけ
特別だった。

多分 小春さんは

その話をするために
百物語に参加したんだと思う。

じゃあ その話に
何か ヒントがあるかもしれません。

すぐに 図書館で調べます。
ありがとう。

僕たちは 小春さんが
いたかもしれない橋に

行ってみるよ。

♬~

いくつか ウソがあったよね。

はい。 小春さんの行き先の
心当たりを聞いた時

邦明さんは ないって答えて

聡子さんは…。

(聡子)どうしているのか
「見当もつかない」

その言葉が ウソってことは

普通に考えると
見当がついている。

でも そのあと

俺が もう一回 心当たりについて
聞いた時は…。

声は ゆがまなかった。

♬~

(高槻)難題だね。

あっ あと 先生が

岐阜にゆかりがあるかって
聞いた時も…。

(尚哉)…って
ゆがんだんですけど。

わざわざ ウソを
つくほどのことでもないし。

謎だらけだね。

♬~

(一)♬「かごめ かごめ」

♬「かごのなかの とりは」

♬「いついつ でやる」

♬「よあけの ばんに」

♬「つるとかめが すべった」

♬「うしろのしょうめん だーれ」

お待たせしました。

いいけど 何?

(健司)寺内 一が
百物語に現れたって

こいつから聞いた。

(瑠衣子)あぁ… はい。

天狗さらいの話をしたんだって?

何か 彰良に関係する話だって

気付いたんじゃないのか?

「いいえ」。

俺たちは 寺内が彰良に

何かをするんじゃないかって
心配なんだ。

彰良は 自分で
何とかしようとするだろうが

これだけは 他のことと違って
放っておけない。

寺内 一が何者で

本当に 彰良と
同じ目に遭ったのか 調べたい。

アキラ先生と 同じ目って?

まず 読んでくれ。

(尚哉)あの…
資料に青い目のことは?

書いてない。

誘拐されたこと

その時 傷が出来たこと。

鳥が怖いのも 完全記憶も
それからだってこと。

あとは 天狗の子についてだけだ。

♬~

♬~

(足音)

♬~

目を通しました。

♬~

私は どうすれば?

♬~

まずは 鞍馬と天狗について
教えてほしい。

はい。

♬~

(尚哉)何か用ですか?

君 いつも イヤホンしてるね。

別に いいでしょ。

深町尚哉君。

実家は横浜で 一人っ子なのに

大学入学以来
ほとんど 実家に戻っていない。

あまり 関係が良くないのかな。

サークルの所属なし。

同級生に誘われても
飲み会も 遊びも断る。

ただ 人づきあいが
苦手なだけです。

僕には 完全記憶能力がある。

君が 時々 顔をしかめるのに
気付かなかったと思う?

君には…。

ウソが 嫌な音に聞こえるとか?

♬~

フフハハハッ。

(拍手)

すばらしい。

その能力で
僕を手伝ってくれないか?

お断りします。

君が手伝ってくれたら

高槻先生を諦めるって言ったら?

♬~

本当ですか。

♬~

約束する。

もう 高槻先生には関わらない。

♬~

本当なんですね。

(一)質問は 1回しかしない。

どう?

僕を手伝ってくれる?

♬~

俺は…。

♬~

(高槻)深町君!

(尚哉)高槻先生。

お母さんに会ったよ。

(尚哉)えっ?

心から 「君に会いたいって」。

♬~

♬~

何を話してた?

♬~

ないしょです。

あっ 僕

この大学で 臨時の事務員として
働くことになったんで。

♬~

どうぞ よろしく。

♬~

禁忌を犯したら 神隠しに遭う。
それが おきてだ。

この子が 現在
行方不明になっています。

神隠しだと思いますか?
つながっているんだよ。 全てがね。