ムチャブリ! わたしが社長になるなんて#09[解][字][デ]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
ムチャブリ! わたしが社長になるなんて#09[解][字][デ]
30歳、出世欲もなく、争い事も嫌いな秘書の雛子が、カリスマ社長の“ムチャブリ”で社長に大抜擢!?イマドキ女子が思わぬ奮闘をする、爽快お仕事ドラマ。
出演者
高畑充希 志尊淳 夏帆 笠松将 山田真歩 忍成修吾 片山友希 ・ 優香 ・ 坪倉由幸(我が家) 神保悟志 荒川良々 松田翔太
番組内容
大牙(志尊淳)から思いを伝えられた雛子(高畑充希)は、自分の気持ちがわからずモヤモヤ。そんな中、社長を解任されマスコミに追われる浅海(松田翔太)を、雛子は自宅に匿うことに。浅海に言われるままに、カレーを作ったり遊園地に行ったりする中で、彼の素顔を知っていく雛子。しかし、出張帰りの大牙が家に現れて…!?
さらに雛子の会社の先行きにも暗雲が立ち込める! 恋も仕事も、史上最大の危機に追い込まれ…!?
監督・演出
【演出】 久保田充
原作・脚本
【脚本】 渡邉真子
音楽
【主題歌】 「Always」 ENHYPEN (ユニバーサル ミュージック)
【音楽】 河野 伸
制作
【チーフプロデューサー】
加藤正俊
【プロデューサー】
鈴木亜希乃
柳内久仁子(AX-ON)【制作協力】 AX-ON
【製作著作】 日本テレビ
おしらせ
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ドラマ – 国内ドラマ
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♬~
(大牙 涼) 俺には…。
あなたが必要なんです。
♬~
(高梨雛子) あっ ごめん…。
あの…。
何て言ったらいいのか…。
あ~ いいです。
でも 俺の気持ちは
そういうことなんで…。
ここで大丈夫だよ
送ってくれて ありがとう。
おやすみなさい。
おやすみ。
♬~
♬~
どうしたらいいの?
どうしたらいいの?
っつか 何だ あれ!
大牙のくせに
ドキドキさせるなんて反則だろ!
どこで身に付けたんだよ
あんな技!
聞いてねえよ~ この野郎~!
あぁ… 分かんない。
分かんないよ~!
では 決を採りたいと思います。
賛成が過半数を超えた
ということで
浅海社長の解任を可決いたします。
(ドアの開閉音)
(葛原) 俺に負ける日が来るなんて
思ってなかっただろ。
(浅海寛人) 先日
野上さんが訪ねて来ましてね。
IT特許
ワンタッチワールドシステムは
うちが盗んだと
彼は言っていました。
葛原さん
これは一体 どういうことですか?
そんな過去のこと
大した話じゃないだろ。
ビジネスっていうのは
常に勝ち負けを伴う。
その中で 蹴落として来た
相手のことなんて
いちいち 考えてられないんだよ。
葛原さん…。
あなたは越えてはいけない
一線を越えてしまった。
お前のそういうところが
大嫌いなんだよ。
リレーション・ゲートは
そうやって大っきくなったんだよ。
1人だけ
清廉潔白みたいな顔するな!
♬~
(田辺) おはようございます。
(一同) おはようございます。
おはようございます。
(一同) おはようございます。
おはようございます。
おはようございます。
(自動ドアが開く音)
(宮内) あっ 社長!
はい。
(宮内) 大変ですよ!
(田辺) 朝から何すか?
(田辺) 「また野上フーズが…」とか
やめてくださいよ。
昨晩 緊急取締役会が開かれて
浅海社長が解任されました。
えっ どういうことですか!?
(宮内) それが
葛原専務のクーデターらしくて…。
葛原さんが…。
(宮内の声) 裏で画策して
過半数の役員を専務派に
引き入れていたようなんです。
で 社長の解任理由は?
うちが
ヴェールマーケットのことで
今期の業績予想を
下方修正したじゃないですか。
はい。
それを浅海社長の責任問題だと
激しく追及したそうなんです。
(宮内) そもそも
このリレーション・フーズは
役員の反対を押し切り
浅海社長が
全責任を負うとおっしゃって
強行したという
経緯がありまして…。
(和湖) そうだったのか。
ヴェールマーケットのせいで
浅海社長が…。
(宮内) でも その件は
言い掛かりのようなもので
長年の浅海社長による
独裁的な経営スタイルを
糾弾するものだったようです。
ちょっと…。
(宮内) 社長!
(記者) 社長の浅海さんを
解任したという話もありますが…。
いえ 通常の人事です。
私もリレーション・ゲートの
立ち上げメンバーですので
リレーション・ゲートのために
最善を尽くして行きたいと
思います。
(記者)
こちらにお住まいの方ですか?
柚ちゃん…。
(柚) あ~ いえ 違います。
(記者) もしかして
リレーション・ゲートの方ですか?
(柚) あっ はい…。
浅海さんは今 どちらに?
お部屋にいらっしゃるんですか?
このワンちゃんは浅海さんの…?
(柚) えっ えっ…?
どちらに行かれるんですか?
あっ あっ! 雛子さん 助けて!
あっ! あそこ
浅海さん 入ってったかも…。
雛子さん!
今のうちに 行こう行こう。
あ~ はい。
ねっ 行こう行こう よしよし…。
行こっか。
行こう行こう…。
浅海社長から来た
最後のメッセージです。
雛子さんにも連絡ないですか?
いや 私には何も…。
どこ行っちゃったんでしょう…。
社長が辞めさせられちゃったの
私のせいなんです。
私が 野上さんに
うちの役員
何人か紹介しちゃって…。
えっ?
彼の仕事に役立てればって
思ってたんですけど
このためだったんですね。
私が社長を裏切っちゃいました。
違うよ。
違うよ 柚ちゃん
柚ちゃんのせいじゃ ない。
大丈夫だよ!
浅海社長のことだから
どっかで
とんでもないこと考えてて
いつの間にか
何でもない感じで帰って来るよ。
ねっ。
そうですかね…。
うん 大丈夫だから… うん。
♬~
♬~
(呼び出し音)
君は 誰が味方で
誰が敵かを考えたりする?
俺は そういうことを
考えたりしないんだ
誰のことも
信じなければいいだけだからね
(呼び出し音)
(操作音)
(葛原) さっきのデータ
送っといてくれる?
はい。
お話があります。
(葛原) ん?
異動の話ですが…。
お断りします。
(葛原) フッ。
あなたのもとへは行きません。
君が そんなに頭が悪い人間だとは
思わなかったよ。
会社で生きて行く上で
その選択が どういう意味を持つか
分かるだろ?
分かってます。
失礼します。
(葛原) ハァ…。
♬~
《「連絡ください
心配しています」》
♬~
いろんな人を傷つけて来たし
いろんな人から
恨みを買ってるからね
何があっても おかしくないよ
ハァ…。
(着信音)
もしもし 社長?
高梨…。
今 どちらですか?
大丈夫なんですか?
もしもし? 社長? もしもし?
お腹すいちゃった。
はい?
♬~
あっ… ハァ~。
もう…。
朝から ごめんね。
もう ずっと連絡してたのに
何で返事くれないんですか?
大人なんだから
ちゃんとしてください!
ごめん ごめん。
いろんなとこから
連絡来ちゃって
ケータイ うるさかったから
見てなかったんだよね。
で どうしてたんですか?
ん~ ひと晩中 考え込んでたら
時間 たっちゃってさ。
でも もうダメだね。
お腹はすくし 寒いし…。
そう思ってたら
君に会いたくなっちゃってさ。
あっ… これ はい。
あっ ありがとう!
ん~! おいしい。
やっぱ 手作りっていいよね。
ありがとうございます。
君 おにぎり 上手なんだね。
それは 新手の嫌みか何かで?
ん?
いや…。
ねぇ あの人 テレビに出てた
社長さんじゃない?
ウソ!
浅海社長? ニュースで見た!
社長 取りあえず
いったん ここを離れましょう。
何で?
ザ~って流し込んで 流し込んで。
飲んで! はい…
行こう 行きましょう。
あっ! ちょ… ちょっと あの
待っててください。
ヤッベェ! ヤベェ ヤベェ…。
あっ! 目… 目をつぶって。
目?
あっ…。
へぇ~ 君の家 こんな感じなんだ。
いいです いいです ホントに
ちょ… ちょっとね ねっ。
ちょっと いろいろ… いろいろ…。
《っていうか よく考えたら
いや よく考えなくても
この状況 ヤバくない?》
《浅海社長が 私の家にいるよ~》
あの 何か
適当に座っててください。
えっ あの どこに?
あっ… ここかな? はい。
あぁ…。
どうぞ。
《そうか~
こういうことがあるから
普段から片付けておかなきゃ
ダメだったのか》
《ん? こういうこと?》
《普通は ない! ないない!》
あの… コーヒーでいいですか?
うん ありがとう。
ヘヘ…。
どうぞ。
あの…。
すみませんでした。
ん?
いや 今回のこと
うちの会社のせいなんですよね?
ううん 君のせいじゃないよ。
会社が大きくなって
人が増えて来ると
足の引っ張り合いが絶えない
ただ それだけだよ。
これから どうなさるんですか?
どうしよっかなぁ?
えっ…。
リレーション・フーズには
葛原さんが
何か仕掛けて来るかもしれない。
仕事は どう?
うちは
今後の全国展開のためにも
デパートなどに併設されてる
フードコートに出店できればと思って
今 動きだしてます。
なるほど いいんじゃない。
はい 頑張ります。
で 会社 行かなくていいの?
えっ? あ~! あの…。
適当に くつろいでてください
ねっ。
コートとか その辺に
掛けといてもらって大丈夫なんで。
あと お腹すいたら
その辺のもん 食べてもらって…。
余計なものは
触らないでくださいね。
じゃあ!
いってらっしゃい。
《って 何だ?
このシチュエーション》
《何か これって同棲っぽい…》
《いやいやいや…
そんな状況じゃないんだよ》
《一大事なんだよ!》
邪念 去れ!
気を付けてね。
あっ… いってきます。
♬~
邪念 去れ‼
♬~
ハァ… ハァ~ 朝から疲れた。
(知美) おはよう。
あ~ 知美 おはよう。
あのさ お願いがあるんだけど…。
(知美) うん。
今日の夜 泊めてもらえない?
っていうか しばらく…。
(知美) いや 別にいいけど 何で?
いや~ それがさ…。
(知美) えっ! 浅海社長
家に かくまってんの?
いや かくまってるというか
まぁ そうなんだけど…。
でも あそこで一緒に
寝るわけには いかないじゃない?
だから お願い。
それは全然いいんだけど…。
このこと誰かに言った?
ううん 知美だけ。
あ~ そっか。
じゃあ 取りあえず 他の人には
言わないほうがいいかもね。
えっ?
だって
浅海社長が雛子の家にいるなんて
知られたら問題でしょ いろいろ。
まぁ そうだよね…。
(知美) で 様子はどうなの?
さすがに落ち込んでる?
それがさ 意外と普通なんだよね。
こっちが拍子抜けしちゃうぐらい。
そうなんだ。
うん… あんなことがあったら
悲しくないはずないじゃない?
でも何か 会社にも仕事にも
執着ないみたいな顔で
ケロっとしちゃってさ。
へぇ~ そっかぁ。
18年からでいいんだけど
四半期別に データで
まとめてもらっていいですか?
分かりました 出します。
はい。
浅海社長
今頃 どうされてるんですかね?
何か 連絡ないですか?
そうですね…。
(和湖) このまま
もう戻って来ないのかな?
まさか 浅海社長が
って感じですよね。
(宮内) 大丈夫ですよ!
きっと浅海社長は どこかで今頃
策を考えてるに違いありません。
ドドン!っと
華やかに返り咲きますよ。
にしても うちは大丈夫なのか?
(田辺) 浅海社長を退任させるほど
経営状況を問題視されてるのに
うちだけ無事って感じは
しないですよね。
でも ほら
それ言い掛かりですよね?
いや~ そもそも
葛原専務… じゃなくて 社長か。
うちの会社自体が
気に食わないんだろうな。
えっ いわば 俺たち全員
浅海派って見なされる
ってことじゃないですか。
マズくないですか? もしもの時は
本社に戻れるんですかね?
(知美) そんな もしもの時なんて
言い方 やめましょ。
大丈夫ですよ ねっ!
(宮内) 私 何を隠そう
社内では有名な浅海派でして…
もうダメかもしれません。
妻と娘に
何と申し開きしたらいいものか…。
見えちゃった 近い将来の自分。
家族に言い出せずに
毎日 スーツを着て
出社するふりをして
公園をウロウロ…。
就職活動をしてはみたものの
「もう47歳でしょ?」
な~んて 蔑まれ…。
公園で数独をしながら
夕方まで時間をつぶし
埋もれ木として朽ちて行く…。
間違いありません!
あの~ 宮内さん
落ち着いてください。
(宮内) 浅海社長…
あの方は いい方でした。
少し間が独特で
私の渾身のボケを
何度かスルーされたことを
内心 根に持っていましたが
そんなことは
今となっては どうでもいい!
いい人だったんだよな~。
(宮内がはなをすする音)
大丈夫ですよ! 大丈夫です
深呼吸しましょう。
宮内さん ねっ ねっ!
よしよし よしよし…。
皆さんのことは
必ず私が守りますから
今は 私たちにできることを
取りあえず頑張りましょう。
そうですよね!
あっ ほら 港北ストアのお弁当も
順調ですし ねっ。
そうそうそう… あっ それと私
一つ 思い付いたことがあって。
皆さんにご提案したいんですけど
いいですか?
(古賀) ≪フードコート?≫
≪はい≫
フードコートを併設している
商業施設に
プチボナールを
出店させていただけないか
交渉してみようと思っています。
(古賀) お~ なるほど。
テイクアウト専門店も
引き続き 頑張りますが
やはり
レストランのほうを早急に
全国展開の足掛かりを
つくりたいですからね。
あっ 今 目星を付けてるのは
ここなんですけど…。
大阪 名古屋 福岡の
主要都市を中心に
複合施設を持ってる会社です。
まずは本店のある 名古屋に
出店できないかなと思ってます。
すげぇじゃねえか!
決まりましたら
シェフや皆さんには
新しいスタッフの育成など
いろいろと
お願いをさせてください。
おう 任せとけ。
それで シェフ
これから採用することになる
人たちには…。
ああ 分かってるよ!
優しく教えりゃいいんだろ?
はい。
(伊藤)
ホントに分かってるんですか?
当たりめぇだろ!
俺は いつも優しいんだよ!
(萩尾)
口調と内容が合ってないですよ。
まぁまぁ シェフ…
それでは早速
本日の19時から
先方とアポが取れましたんで
名古屋の本社に行って来ます。
さすが 仕事が早えぇな。
ビシっと決めて来いよ。
はい。
(宮内) お願いします。
じゃあ 先方と打ち合わせして
その後 実際のフードコートを
何か所か回って来ようと思うんで。
戻りは明日になります。
うん お願いね。
俺 絶対 話 まとめて来ますんで。
うん。
だから 大丈夫ですから。
えっ?
浅海社長のこととか いろいろ
心配だとは思いますけど
でも俺 頑張るんで…
会社は絶対 大丈夫ですから。
ありがとう。
じゃあ… いってきます。
いってらっしゃい。
(一同) いってらっしゃい。
お~!
で?
大牙さんとは何があったわけ?
えっ? エスパーなの?
何年 親友やってると思ってんの?
怖っ…。
(メッセージの受信音)
あっ。
《ど… どうする? 私
どうする~?》
おかえり。
ただいま。
お水… お水 お水 お水。
隠し味が コーヒー。
コーヒーを…。
何か 手伝おうかな。
あっ… じゃあ レタス お皿に。
うん。
小さじ… 小さじ1。
えっ?
あっ! あっ ごめんなさい。
大丈夫?
大丈夫… すいません。
取れば… 取ればね 取れば。
ハハハ…。
真っ黒じゃん。
大丈夫です この上の… 行ける!
行けてる 多分。
レタスって 手でちぎるんだね
知らなかった。
ハハハハ…。
うわ~。
高梨 カレー これで合ってる?
あ~! お~!
ダメダメ ダメダメ。
ヤバい ヤバい…。
ちょっと焦げた。
まぁ こんぐらい行けっか。
ハハっ…。
♬~
うん これが おふくろの味か。
えっ?
カレーって おふくろの味なんでしょ
何かで読んだんだ。
あぁ…。
おふくろの味って
コーヒーの味するんだね。
それは 隠し味が
隠れてなかっただけで…。
えっ?
えっ? あ~。
香ばしくて いいよね。
それは ちょっと
焦げてしまっただけで…。
ん?
あの おふくろの味というのは
おふくろが作るから
おふくろの味というのであって…。
はい…。
社長は お母さんのカレー
食べたことないんですか?
うん。
ないね。
(湯はりの完了音)
じゃあ お先に。
ごゆっくり どうぞ。
あ~! 何か妙に緊張する。
わが家であって
わが家でないような。
エイ!
ってか 浅海社長の日常って
イメージ湧かな過ぎる。
あの人 いつも
どんな生活 送ってんだろ。
(メッセージの受信音)
はいはい はいはい…。
(大牙の声) 「今日 先方と
話したことで相談があります。
今から少しだけ
打ち合わせできますか?」。
《「大丈夫です」》
(メッセージの受信音)
(大牙の声) 「じゃあ リモートで。
リンク送ります」。
リモート?
で 画像共有…。
あっ 行けた?
あっ すいません こんな時間に。
ううん 大丈夫。
今 帰って来たとこですか?
違うよ 何で?
いつもの ちょんまげに
メガネじゃないから。
フフっ うるさいな フフフ…。
夕飯は食べました?
うん 食べた。
あっ 今日ね 私
カレー作ったんだよ 偉くない?
えっ あなたが?
どうしちゃったんですか。
雹でも降るんじゃないの。
失礼な
私だって やればできるんだから。
たまにしか やらないだけで
フフフ…。
(物音)
あっ…
打ち合わせ 始めなきゃね 早く。
ああ そうですね。
え~ 先方の感触としては
悪くはなかったです。 うん。
あとは条件次第だと
思うんですけど。
入居のテナントが
入り口から結構遠いらしくて。
まぁ その分 家賃は
安くなるらしいんですが。
あぁ… でも これ できれば
手前側で何とかしたいよね。
そうなんですよ。
もう一度 明日
先方とお話 するんで
それまでに こっちの方針は
固めておきたいなと思って。
うん お願いします。
≪これ サイズ 小さいんだけど≫
ん! ん~ ん~ ん~。
えっ 何?
何ですか?
何で どアップなんですか?
やっぱ変かな…。
ちゃ~う~!
あ~! あ あ…。
誰かいるでしょ?
ゴキブリ。
ゴキブリ?
絶対 誰かいますよね?
いない いない! いない!
いないよ! いない いない…。
申し訳ないんだけど…。
うぅ~ いないよ~。
いないよ!
いない いない… いない!
(小栗)《久々に 集まった》
ならこれでしょ
(山田)でも こんな気持ちいい日は?
爽やかなプレモルにしよっか!
(川口)しちゃいましょ
(小栗・山田)よし はい
<新!爽やか
「ザ・プレミアム・モルツ<香る>エール」>
はぁ~
青空みたいだ
(香川)おっ!
「パーフェクトサントリービール」?
(堺)です
パーフェクト!!!
糖質ゼロがホントにうまいか
想定内か さて
んー!!!
断然うまい!!
<新「パーフェクトサントリービール」誕生>
圧倒 的
(菅田)おじゃましま~す!
(松坂)ちょっと待った! まず手を洗おう。
(賀来)だね!
よし!
ちょっと待った! このタオル清潔?
普通に白いけど。
見えない何かがついてるかも。
ちょっと待った!
「アタックZERO」は
汚れを落とすだけじゃない。
3つの機能もついている。
さすが 「アタックZERO」
ちょっと待った!
最高じゃないか~‼
<見えない汚れとニオイに>
<清潔力の
清潔力の 「アタックZERO」>
あ~ もう 信じらんない!
普通 ひとのパジャマ 着ます?
見たら分かりますよね?
いや 置いといてくれたのかと
思ってさ…。
っていうか
映ったらマズいって思いません?
いや何かこう ジタバタしてたから
呼んでんのかと思って…。
絶対 怪しまれた…。
ごめん。
何ですか?
っていうか
前から思ってたんだけど
君 結構 飲むよね。
おかげさまで 社長とか
やらせてもらってるんで
もう日々ね 悩み事が多くて
飲まなきゃ
やってらんないんすよ。
フゥ~。
でも最近 いい顔になったな。
何ですか? それ。
ってか
前から言いたかったんですけど
その 皆まで言わない感じ
やめてもらっていいっすか。
「俺の意思をくんでくれ」
みたいな
何か そういうのね 面倒くさい。
もう言いたいことが
あるんだったら
はっきり ビシっと 言葉にして
伝えてもらわないとね
もう よく分からないです。
ほら 野上さんのことだって
絶対 社長は
特許 盗んだりしてないのに…。
間違いない!
社長はね 変な人ですけど
ズルい人じゃないんですよ。
俺 変?
変ですよ だって
「俺は やってない」って
言わないじゃないですか。
あの後 調べたんだけどね
あれは
葛原さんがやったんだと思う。
ん?
俺は社長だからね
葛原さんがやったんだとしても
それは俺がやったも同然なんだ。
えっ 何でですか?
えっ だって
全然 社長 悪くないですよね?
あの 葛原の野郎が
悪いんですよね!
いや だから それも含めて
社長の責任なんだよ。
え~! あんた
どんだけ責任 負ってんだよ?
こんな 体ひとつでさ。
どんだけ
今まで頑張って来たんだ…。
なのにさ 自分の身の潔白を
証明する間もなく
こう 「自分の責任だ」って
どんだけなんだよ~!
(泣き声)
何で君が泣いてんの?
(泣き声)
泣くよ… 私は泣くよ。
だって 悲しいもん。
(泣き声)
もう どんだけ…。
感情が忙しいんだね。
(泣き声)
ん? 高梨?
♬~
♬~
♬~
ん… ん~。
しまった… 寝ちゃった。
おはようございます。
おはよう。
あの 昨日のことなんですけど…。
いい天気だよ
今日 仕事 休みだよね?
はい。
行こう。
えっ?
あ~! ハハハ!
♬~
♬~ あ~! ハハハ!
♬~
ハァ~ 大丈夫ですか? ハハ…。
楽しみですね!
うん…。
≪キャ~!≫
ハァ ハァ… お~ お~。
社長。
うん… 行こう。
次 行こう。
うわ~ あ~!
うわ~!
イルカです イルカ!
すごいね~!
すご~い!
かわいい!
イルカなんか初めて見たよ。
うん!
うん!
これ 食べてみたかったんだ。
フフっ。
確かに 普段は見掛けないですね。
うん。
社長 子供みたいです。
ハハハハ… そう?
遊園地って 何が楽しいのかなと
思ってたけど
実際 来てみると
楽しめるもんだね。
遊園地 来たことないんですか?
うん… ないね。
一つ 聞いてもいいですか?
ん?
社長 ご家族は…。
親は いるよ。
でも
中学の時に 家を出たっきり
帰ってないから
生きてるのかも
死んでるのかも 知らないけどね。
そうですか。
でも ほら
「親がいなくても子は育つ」
っていうでしょ。
現に 社長になれてるわけだから。
どうして
社長になろうと思ったんですか?
中卒で家出をしてる人間を
雇ってくれる人は
なかなか いないからね
自分で始めただけだよ。
そうですか。
でも 俺にとって
会社が家族だったかな。
会社が?
うん。
社員がいて
その社員にも家族がいて。
その人たちのためにも
会社を大きくして来たんだ。
そうだ 今日の夕飯
昨日のカレーにしない?
カレーって 2日目のほうが
おいしくなるんでしょ?
そうなんですよ フフっ。
ひと晩 たつと
より一層 コクが出て
もう めちゃくちゃ
おいしいんです!
やっぱ そうなんだ。
最初には味わえない
次のおいしさというか
煮込めば 煮込むほど
すっごく おいしくなるというか。
何か 人付き合いに似てる
というか…。
フッフ…
すいません 何か変なこと言って。
フフっ。
君といると
温かい気持ちになるよ。
君は
俺よりも いい社長になれるよ。
きっと。
♬~
はい。
ありがとう。
いや~ 今日は楽しかったな。
はい。
また行こうね。
そうですね。
あの 社長
これから どうなさるんですか?
ん~。
コーヒー 飲む?
はい。
《ん? 何だ?》
《社長が家にいることも
あんなに
緊張していたというのに
ナチュラルに受け入れつつある》
《人間の適応能力 恐るべし!》
(チャイム)
はい? はいはい はいはい…。
ゲッ!
ヤバい ヤバい…
社長 社長 隠れてください。
もうコーヒー いいから 隠れて!
何で?
はい 隠れて ここ 隠れて!
もう何も…。
はい! あっ コート コート!
どうしたの?
ちょっと… 静かにしててください
何にも言わなくていいから!
(チャイム)
フゥ~。
(チャイム)
大牙君…。
メシ 食いました?
これ
一緒に食べないかなと思って。
あっ… ありがとう じゃあ!
いやいや ちょっと待って
一緒に!
いや あの…。
(物音)
やっぱり
昨日から誰かいるでしょ?
ちょっと…。
大牙君 大牙君!
はい 大牙君…。
浅海社長!
えっ どういうことですか?
いや 大牙君こそ どうしたの?
あっ 高梨に用事?
何で 出て来ちゃうんですか?
だって 大牙君の声がしたから…。
まぁ そりゃそうなんですけど…。
ちょっと どういうことですか?
いや…。
いや あの…。
あの… 社長
マスコミに追われちゃって
お家に帰れなくて…
ほら 心配でしょ。
放っておけないじゃない
私 一応 部下だし。
今まで お世話になってるし…。
それで ここで 一緒に?
いや あの 昨夜は知美ん家に
泊めてもらおうと思ってたし…。
「思ってた」?
はぁ? えっ…。
ねぇねぇ 何か お腹すかない?
えっ?
昨日のカレー どうなってるかな?
いや あの…。
昨日のカレー?
あっ! 「作った」って言ってた!
いや そんな
人様に食べてもらうような
大層なもんじゃないから。
それよりさ
この大牙君が買って来てくれた
おいしそうな手羽先 食べようよ
おいしそう!
カレー 食べます!
♬~
大牙君は 高梨の家によく来るの?
ええ まぁ 何度か。
っていうか 結構。
へぇ~。
そういえば
いつもの格好じゃないんですね。
ん?
ほら いつも家だと
前髪 ちょんまげみたいにして
メガネじゃないですか。
ってか 会社と
全然変わんないじゃないですか。
なるほど。
高梨は いつも家では
そういう格好してるんだ。
そうなんですよ! もう あの
会社とは全然違う
変な部屋着とか着てるんですよ。
へぇ~ それも見てみたいな。
フッフ…。
あっ でも こんな
いろいろ ごちゃごちゃしてたら
浅海社長
くつろげないんじゃないですか?
いや そうかな?
ここは居心地良くて 快適だよ。
遊園地… 行ったんですか?
うん そうなんだよね。
意外と
大人でも楽しめるんだよね。
あっ そうだ
明日は映画館にも行ってみたいな。
俺も行きます!
いいね じゃあ そうしようよ。
《ぬあ~! 息止めてた~
死ぬかと思った~》
今日は
知美ん家に泊まるわけだし…。
全然 変な感じとかじゃ
ないからね。
ほら 社長 ああやって
ひょうひょうとして見えるけど
今 結構 つらい時期なんじゃ
ないかなって思うんだよね。
だから
ほっとけないっていうか…。
別に俺 あなたの彼氏
ってわけじゃないんで。
あなたが付き合ってもない人を
家に泊めるような
そういう女性でも
関係ないですから 勝手にどうぞ。
何よ それ 感じ悪い!
っていうか
本当は どういうつもりなのか
聞きたいですけどね。
えっ?
この間の夜だって こっちの気持ち
分かってるくせに
思わせぶりな態度 取って
どういうつもりなんですか?
思わせぶりって何よ?
抱き締めて 抱き締め返されたら
そういうことだって
思うでしょ 普通。
そうっすね 俺が勘違いした
イタいヤツってことですね。
分かりました すいませんでした!
だってさぁ 大牙君
何か 急なんだもん
どうしていいか分かんないよ。
ずっと いい後輩っていうか
何か 弟みたいな感じで
一緒にいて楽しいなって
思ってたけど
何か急に…。
俺のこと 男として意識した
ってことですか?
ザマ~みろ!
だって 大牙君
そんなキャラじゃなかったじゃん。
もっと 草食っていうか
奥手みたいな感じだったくせに。
世の中に 草食な男なんて
いねえんだよ!
本当に好きな人
振り向かせるためなら
頑張るだろ 普通。
っつか カレーって何だよ。
えっ?
俺の前では グダグダで
何もしないくせに…。
手作りなんて
あなたらしくないですよ。
キモいんですけど。
キモいって何よ!
じゃあ 食べなきゃよかったじゃん
何で食べたのよ?
俺だって食べたかったんですよ!
っつか 食べたいんですけど!
食べたじゃん!
1日目のカレーが
食べたかったんです!
もう 何言ってんの?
やっぱり
浅海社長が好きなんですか?
だって ほっとけないじゃん。
♬~
あんなに怒んなくたって
いいじゃ~ん!
浅海さんのこと
見捨てろっていうわけ?
浅海さんのことは?
もう何とも思ってないの?
いや… ちょっと正直 分かんない。
ん?
浅海さんのことは
大好きだったんだけど…。
うん。
でも ほら 前に
凛々子さんと抱き合ってんの
見ちゃってさ…。
私だけ
浮かれちゃってたんだなって
諦めなきゃって
思ってたんだけど…。
ありがとう。
うん。
でも 今回 一緒に過ごしてみて…。
楽しかったんだ?
ん~ フフフ…。
フフっ。
でも 浅海さん
ホントに このままでいいのかな?
大牙さんは?
大牙君のことは好きだよ フフっ。
でも それは何か
そういう好きではないというか…。
知美と一緒にいる時みたいな
感じなの。
あぁ…。
終わりが来てほしくない
ずっと このままの関係でいたい
って思っちゃうんだけど…。
まぁ でも
今までみたいには
いられないんだよね きっと。
どうしたらいいと思う?
え~?
う~ん… 分かんない。
自分で答え 見つけなきゃ
意味がないんじゃない?
でも私は
雛子が幸せでいられる相手なら
どっちでも応援する。
うん。
うん。
ん~。
フフフフ…。
どうしよう…。
♬~
社長 これ ご覧になりました?
(宮内)
何か聞いてらっしゃいますか?
(田辺) これ。
いえ 私は何も…。
葛原さんは
一体 何をする気なんでしょうね。
(田辺)
「事業内容 大幅見直し」って
僕たち
どうなっちゃうんですかね?
(知美) いやぁ…。
(田辺)
ここも 「予算削減や人事異動」…。
♬~
こちらが この先 一年の
スケジュールになってます。
確認しておいてください
あと これが…。
(萩尾) 社長…。
この店 どうなるんですか?
これ 本当なんですか?
だとしたら
この店も 俺たちも切られる…。
いえ そうならないように
最善を尽くします。
俺たちは うまいもの作りゃ
それでいいんだよ。
ほら 手を止めんな。
(萩尾:伊藤) はい。
♬~
(野上) どうも!
浅海社長
行方が分からないそうですねぇ。
心配ですねぇ。
浅海から全てを奪うという念願が
かないましたね。
ええ… まぁ でも あんまり
スッキリしないんですよねぇ。
どうしてかな?
浅海社長が逃げ出しちゃって
泣きっ面
見られなかったからですかねぇ。
そんな顔してないと思いますよ。
フッフ…。
あなたが盗まれたと主張している
IT特許
元々は 葛原が始めた事業です。
えっ?
浅海は 「葛原がやったことは
自分の責任でもある」と
言っていました。
信じるか 信じないかは
野上さんの自由です。
じゃあ
僕は 自分を苦しめていた相手と
手を組んでいたってことですか?
そんなわけないじゃないですか。
(着信音)
失礼します。
お呼びでしょうか。
浅海が立ち上げた事業は
全て 清算することにした。
えっ?
外食産業に関しては
新会社を設立して
野上フーズと
業務提携を結ぶことにしたから。
それは どういう…?
リレーション・フーズは解散だ。
おかえり。
買い物 行ったんですね。
うん。
この間も楽しかったし
作っておこうかなと思って。
あっ そうだ。
キャベツがさ す~ごく安くて
つい ふた玉
買っちゃったんだよね。
スーパーって ついつい行くと
いろいろ買っちゃうんだね。
社長は
これから
どうなさるおつもりなんですか?
ん? う~ん…。
まだ分かんないけど…。
君といた ここ数日間が
すごく楽しかったんだ。
幸せだったんだ 本当に。
今 思うと
俺の今までの人生って
何だったんだろう。
何も意味はなかったのかな。
何ですか? それ。
ん?
「意味ない」って何ですか?
いや 別に その…。
社長が今までやって来たことが
全部 意味ないってことですか?
いや そうじゃなくて…。
社長は
これまで どれだけのことを
やって来たと思ってるんですか。
会社も 社員のみんなも
社長だから
ここまで ついて来たんです。
私だって そうですよ。
社長じゃなかったら
ここまで
ついて来れなかったです。
そもそも
私が社長になるって時も
誰が 私が社長をやれるなんて
思いました?
浅海社長以外
誰も思わなかったですよ。
私だってビックリでしたもん。
でも…
社長が信じてくれたから
やれたんです。
社長のおかげで 私は
ここまで やって来れたんです。
社長は すごい人なんです。
自分が思ってる何倍も
何十倍も すごい人なんです。
社長は全然分かってない!
自分が どれだけ すごいか
1ミリも分かってない!
あなたにしかできないことが
まだまだ たくさんあるんです!
何が キャベツだ!
全然 似合わないですよ!
キャベツなんて
全然 似合わないです!
言わせてもらいますけどね
私はね
料理なんて できないですよ。
おにぎりだって カレーだって
上手になんて作れないし
コーヒーだって隠れてなかったら
隠し味にならないんです。
社長は…
そんな私と
ここにいちゃダメなんです。
ここは
社長がいる場所じゃないんです!
こんなとこで カレー食べてちゃ
ダメなんですよ!
(はなをすする音)
(はなをすする音)
でも…
おいしかった。
2日目のカレー。
おいしかったよ。
(玄関ドアの開閉音)
♬~
♬~
大牙君 どうしたの?
この間のこと
ちゃんと謝りたいなと思って。
あぁ…。
すいませんでした。
ううん こちらこそ ごめんね。
俺 一方的でした。
あなたの気持ち
ちゃんと考えずに
自分の思いばっかり
押し付けてた。
すいません。
いいよ 気にしないで。
浅海社長は 多分
ちゃんと あなたのことが
好きなんだと思います。
えっ?
2人が
どうして擦れ違ってるのか
俺には分かりませんが…。
でも
ちゃんと好きなんだと思います。
何で そんなこと…。
俺は もう
終わりにします。
じゃあ。
♬~
♬~