ミステリと言う勿れ #04【記憶喪失の爆弾魔!爆発のタイムリミットが迫る】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ミステリと言う勿れ #04【記憶喪失の爆弾魔!爆発のタイムリミットが迫る】[字][解][デ]

菅田将暉主演!天然パーマで変わり者の大学生・久能整がただただ喋りまくるうちに事件の謎も人の心も解きほぐす新感覚ミステリー!彼の言葉は屁理屈か、哲学か。

ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/mystery/  
【公式Twitter】
https://twitter.com/not_mystery_ 
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/not_mystery_not/
番組内容
久能整(菅田将暉)がカレー作りを楽しんでいると、スマホに風呂光聖子(伊藤沙莉)から着信。イヤな予感を覚えながらも応答した整に、風呂光は案の定、事件の謎解明を手助けしてほしいという。それは、闇サイトにアップされた爆破予告場所の特定だ。予告にはアルファベットの暗号文が付記されており、幸い予告に書かれていたビルが特定されたため、爆弾が発見されて未遂に終わる。だが、再度予告があり、今度は大隣署管内に
番組内容2
仕掛けられたため、池本優人(尾上松也)が整に協力を求めようと風呂光を向かわせたのだ。
風呂光につれられ、整はまたしても取調室へ。民間人への捜査協力は青砥成昭(筒井道隆)たちに知られるわけにはいかないからだ。整は昨日の暗号文の謎を解く。そんな時、2つ目の爆弾が発見されたと知らせが入る。整は風呂光に暗号解読力を褒められるが、何かが引っかかる。そんな中、闇サイトへの投稿アドレスから容疑者が
番組内容3
割り出されたため、被疑者が取調べを受けることになるが犯行を否定。池本と風呂光は容疑者を、ほぼ黒だと確信するが、青砥はアドレスが簡単に特定出来たため、ぬれぎぬではないかと疑う。
次の日、青砥の懸念通りに3度目の予告がアップされた。そんなことは知らず、整は雨の中を食事に出かけると、見知らぬ男・三船三千夫(柄本佑)に声をかけられた。しばらく会話を交わした整は、男(三船)が記憶を失っていることに気づく。
出演者
菅田将暉 
伊藤沙莉 
尾上松也 

門脇麦 
白石麻衣
 ・ 
鈴木浩介 

筒井道隆
 ・ 
遠藤憲一 


スタッフ
【原作】
『ミステリと言う勿れ』
田村由美(小学館『月刊フラワーズ』連載中) 
【脚本】
相沢友子 
【プロデュース】
草ヶ谷大輔、熊谷理恵(大映テレビ) 
【演出】
松山博昭、品田俊介、相沢秀幸 
【制作著作】
フジテレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 風呂光
  2. 暗号
  3. 爆弾
  4. 久能
  5. 仕掛
  6. 池本
  7. 場所
  8. 先生
  9. 時間
  10. 名前
  11. 回目
  12. 三好
  13. 三船
  14. 乳母車
  15. 爆発
  16. ハァ
  17. バイブレーター
  18. 階建
  19. 達治
  20. 爆破

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(男)「母よ
淡くかなしきもののふるなり」

「紫陽花いろのもののふるなり」

「はてしなき並樹のかげを
そうそうと風のふくなり」

「時は たそがれ」

「母よ 私の乳母車を押せ」

「泣きぬれる夕陽にむかって

りんりんと私の乳母車を

押せ」

(整)うん。 いい感じ。

今日は
コロッケカレーにするよ~。

はぁ。

(バイブレーターの音)

すいません 実は 久能さんに
助けていただきたいことが

あるんです。
えっ?

(風呂光)昨日 品川区で
爆弾騒ぎがあったのって

知ってますか?
ええ。

実は 昨日 ある闇サイトに
品川区にある32階建ての建物を

午後3時30分に爆破するっていう
予告文と

アルファベットがランダムに並んだ
暗号がアップされてたんです。

暗号?
(風呂光)はい。

それを 解くことは
できなかったんですけど

区内に32階建てのビルは
1つしかなかったので

すぐに特定できました。
ただ爆弾が

どこに仕掛けられているかまでは
分からなくて苦労したようですが。

こっちです こっち!
(風呂光)江戸川っていう居酒屋で

見つかって
何とか無事に解除できたそうです。

間に合ってよかったじゃないですか。
(風呂光)そうなんですが

今日 また予告文と暗号が
アップされてたんです。

今度は うちの管轄で。
えっ!?

サイバー犯が こんなものを。

(風呂光)「大隣市の地上18階
地下3階建ての建物を

午後3時30分に爆破する」って。

条件に合う建物は
市内に2カ所あるので

今 品川南署と合同で
捜索しているところです。

(池本)爆発したら 頭 吹っ飛ぶぞ。
早く探せ!

(風呂光)暗号が解ければ どこに
爆弾が仕掛けられてるのか

特定できるんじゃないかと思って。

何度も言うようですけど
僕は ただの学生で

暗号の専門家でも
何でもありませんけど。

(風呂光)もちろん専門家にも
相談してるんですが

久能さんなら
何か分かるんじゃないかって。

いや そう言われても…。
そこを何とか お願いします。

あと3時間しかないんです。
暗号 すぐ送りますから。 では。

いただきます。
(バイブレーターの音)

≪(チャイム・ノック)
≪(風呂光)久能さーん!

(佐橋)風呂光!

また ここですか。

すいません
ここしか空いてなくて。

≪(佐橋)風呂光!
(風呂光)はい! 何でしょう?

(佐橋)過去の同種事件
ちゃんと洗ったのか?

はい。 それは まとめてあります。
(佐橋)後で手口捜査もやっとけ。

(風呂光)はい。

(バイブレーターの音)

(風呂光)
あっ ちょっと すみません。

(池本)おい 暗号 どうなってる?

はい。 今 久能さんに
手伝ってもらってます。

あと2時間しかないんだぞ!?
(風呂光)すいません。 急ぎます。

爆発物を発見したら…。
はい。 了解しました!

見つけても 勝手に触るなよ。
班長 3階トイレは異常ありません。

分かった。 4階も見て…。
はい!

(風呂光)
すいません お待たせしました!

解けましたか?

あの 犯人は

何で暗号を
送ってきたんでしょうね?

えっ?
そもそも暗号って

歴史的には
紀元前にあったみたいで。

でも 戦争なんかのときは

敵に内容を知られないために
作られてた。

でも 今回は違いますよね。

誰でも見られる闇サイトにアップして
予告してるわけだし。

きっと 何かを伝えようとしてる。

ユナボマーって知ってます?

えーっと…
アメリカの連続爆弾魔でしたっけ?

彼も
犯行声明文を送ってたらしいです。

彼が犯罪に走った理由として
両親の期待が大き過ぎたとか

飛び級によって
いじめを受けたとか

父のように慕っていた人から
ひどい裏切られ方をされたとか

そういう様々な要因が
世の中に対する怒りに

変わっていったんじゃないかと
いわれています。

すごい…。
何でも知ってるんですね。

心理学の授業で
教授の天達先生が話してたんです。

天達先生。

DAD IT IS I.

何ですか?

ユナボマーが
新聞社に送った暗号の一つです。

お父さん… 僕だ?

これを逆から読むと

IS IT I DAD.

僕か? 父さん。

これを読むと 彼が
過去のトラウマから救ってほしいと

訴えてるように
思えるんですよね。

暗号を送った意味…。

だから 僕は「どこに」よりも
「何で」が気になります。

「何で」…。

いやいやいや 今は
「どこに」が先です。 急がないと。

1回目の答えは
分かったかもしれません。

はい。 えっ 分かったんですか?

爆弾が仕掛けられてた お店は
江戸川。

《こっちです こっち!》
そして 暗号を並べ替えると

『黒蜥蜴』という
小説のタイトルになりました。

そして これを書いた作家は
江戸川 乱歩。

(タイピングの音)

あっ! 「江戸川」

そう。 爆弾が仕掛けられた場所と
名前が同じ。

ただ これは 先に名前が
分かっていたからこその結論で

今回の暗号に通じる法則か
確信は持てません。

偶然かもしれないし。
でも ぴったり合致しますね。

暗号は小説のタイトルを
示していて

仕掛けられた場所は
それを書いた作家の名前。

ってことは…。

マル対の建物内
20階の宝石店 Queen内にて

爆発物を発見。
これから解除作業を開始する。

見つかったの?

こっちです!

こちら 現場。
無事 爆発物 解除しました。

捜査本部 了解。
爆発物は容器に入れて

慎重に搬送せよ。
了解しました。

念のため 他の場所も
徹底した検索を実施し

引き続き関係者の避難を徹底せよ。
はい。

(スイッチを切る音)

(風呂光)わざわざ来てもらったのに
何か すいません。

いえいえ。 誰もケガせず
解決できて ホントよかったです。

ちなみに 2回目の爆弾は

Queenって お店で
発見されたそうです。

クイーンって名前の作家います?

エラリー・クイーンっていう
推理作家が。

それだ。 きっと それです。

えっ… どれだろう。

あっ! 『Yの悲劇』

すごい!
やっぱり仕掛けられた場所は

作家の名前ですよ。
いや でも…。

タイミング
ちょっとずれちゃいましたけど

すごく勉強になりました。
ホントありがとうございます。

(男)「母よ 私の乳母車を押せ」

「泣きぬれる夕陽にむかって

りんりんと私の乳母車を

押せ」

(雨音)

(風呂光)青砥さん 新しい予告文と
暗号がアップされました。

やっぱり来たか。

3階?
えっ ちょっと待って。

墨田区に3階建ての建物って
どんだけあんの?

(青砥)まずいな。
最初は32階建て。

2回目は 地上18階 地下3階建て。

どちらも暗号を解くまでもなく
すぐに場所を特定できた。

なのに 今回は
いきなり範囲が広がった。

犯人の明らかな意図を感じる。

いずれにせよ
今回は本気だってことだろう。

風呂光。
(風呂光)は… はい。

お前 暗号 解けるか?
(風呂光)えっ 私ですか?

(青砥)池本に言われて
パーマ頭に仕事させてたんだろ?

勝手なまねはするな。
何かあったらどうする。

はい。 すいません。
(青砥)暗号は

警察官のプライドに懸けて解読しろ。
いいか。 時間がない。

気を引き締めろ!
(一同)はい!

♬~

≪(男の子)あっ ママ カエル。
≪(母親)わっ!

(親子の話し声)

(クラクション)

(ブレーキ音)

(ぶつかる音)

「雨は蕭々と降ってゐる」

うーん。

今日は カレー日和じゃない。

あっ 如月亭に
ポテトサラダを食べに行こう。

よーし。
ポテポテしちゃうぞ~。

♬「ポテポテしちゃうぞ~
ポテポテしちゃうぞ~」

≪♬「雨が降れば」

♬「ポテトサラダで」
≪♬「小川ができ」

♬「ポテポテしちゃうぞ~」
≪♬「風が吹けば」

♬「ポテポテしちゃうぞ~」
≪♬「山ができる」

(男)♬「ヤッホー ヤホホホー
淋しいところ」

懐かしい。

この歌 知ってる?

あ… はい。
『山賊の歌』ですよね?

(男)海賊じゃ…。
山賊です。

「船が沈む」って歌詞があった気が。

ありましたけど 山賊です。

やっぱり忘れてる…。

何で こんな歌
思い出したんだろう。

雨のせいじゃないですか?

僕も今朝
「雨は蕭々と降ってゐる」なんて

とある詩を口ずさんでましたから。

三好 達治 『大阿蘇』

そう。 詩人の三好 達治。
教科書にも載ってましたよね。

彼の詩は大好きだ。
僕もです。

「雨は蕭々と降ってゐる」

「牛は草を食べてゐる」

馬です。
えっ 牛じゃ…。

馬です。
牛だったと思うんだけど。

馬です。
そもそも この詩は

「馬がたってゐる」から
始まるんですよ。

牛もいるんじゃない?

三好 達治
大好きじゃないんですか?

山賊雨って言葉もある。
にわか雷雨のことだ。

あの ここで何されてるんですか?
何か 大丈夫ですか?

あっ こういうときに

「大丈夫ですか」って聞いちゃ
駄目なんですって。

相手は たいてい
「大丈夫です」って答えるから

こういうときは
「どうかしましたか?」って

聞くといいそうです。

どうかしましたか?

(風呂光)ハァ…。
こんなの無理だって。

「SATSUJIN」?

「ABC」

「ABC」「SATSUJIN」

「JIKEN」

『ABC殺人事件』

(タイピングの音)

アガサ・クリスティ。

池本さん 分かりました!

(宮沢)<ちょっと頑張った日は>

(小栗)ちょっと高級なビ-ルでしょ!

<それ 良いと思います!
手に取る前からもうワクワク>

<それが「ザ・プレミアム・モルツ」>

なんでこんなにうまいんだろう

<ダイヤモンド麦芽って
憎らしいほど手がかかる>

<でも使う
これでしか出せないコクがあるから>

<でしょ>
(醸造家)よしっ

<そこまでやる>
おっと

<だから高級ビール
サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」>
はあー

(雷鳴)

ここで
待ち合わせでもしてるんですか?

それがね 分からないんだ。

何で ここにいるのか
自分の家が どこなのか。

俺の名前 何だっけ? とか。

えっ… ちょ… ちょっと待って。
それ ホントですか?

それって記憶喪失?

どうも そうらしいな。

病院… 救急車 呼びますね。

あっ いや 警察…。
やめろ!

いや でも…。
やめろ!

救急車も警察も… やめてくれ。

はい。

ご苦労さまです。
(池本)おい! こんなとこに

ホントにあんのかよ!?
(風呂光)3階建てだし

名前もクリスティで
ちゃんと条件に合ってます。

でも どこにもないぞ。
解き方 間違ってないか?

えっ だって 1回目が
『黒蜥蜴』で江戸川。

2回目は 『Yの悲劇』で
Queenですよ。

その法則で考えると…。
(池本)おい。

バーナビー・ロスだぞ。
『Yの悲劇』書いたの。

あっ 知ってます。
あの エラリー・クイーンの別名ですよね?

おかしくないか?
微妙に 法則性 違うよな?

でも エラリー・クイーンが
書いてることに変わりないので…。

(風呂光)まさか ここじゃないの?

(我路)《君 人の癖を
まねるとこ あるよね》

《相手を
怒らせるかもしれないから

気を付けた方がいい》

フゥー。

(雷鳴)
全然やみませんね 雨。

ちょっと前に テレビドラマで

「どうして曇ってると
天気悪いっていうんですかね」って

せりふがあって
雨の日も そうですけど

何だか ハッとして。
なるほどなぁって。

あっ 『カルテット』の話でしたけど。

音楽はワルツが好きだ。
そうですか。

その髪 天パですか?
雨の日 ぼわぼわになりませんか?

さあ。

何が言いたいんだ?
いや 別に。

ただ話していたら
何か思い出すかと思って。

うざいですかね?

話せ。

雨って
新しい水が降ってくるもんだと

僕 わりと最近まで
思ってたんですよ。

でも 実際は 蒸発した水が
戻ってきてるだけで

ずっと同じ水が
循環してるんですよね。

地球の水の絶対量って
増えも減りもしてないのかなぁ。

それって 結構 不安になる。

水素と酸素で水を作れば

それは新しい水なんじゃないか?

ああ… でも そっから
水素を取り出すには

化石燃料と水蒸気 水…
本末転倒か。

新しくはないのか。

酸素とで水を作るには
火が必要で…。

うっかりすると大爆発。

爆発。

そういうことは覚えてるんですね。

あの 携帯やスマホは
持ってないんですか?

ない。

でも ポケットを捜したってことは
いつもは

そこに入れてるんですね。
携帯… 携帯… 携帯…。

携帯のリチウム電池は
粗悪品だと発火することがある。

それに原爆とリチウムを絡めると
できるのは水素爆弾。

あっ 水爆って
ゴジラをつくったやつな。

あっ 最近のゴジラは
全長300mあるらしい。

爆弾。

爆弾?

どうしました?

どこかに時限爆弾を
仕掛けたような気がする。

はぁ!? 何ですか それ。
そんな気がするって何ですか?

気のせいかな。
いや

爆弾が気のせいは
おかしいでしょ。

それを
見に行こうとしてたのかな?

ちょっと待ってくださいよ!
何で?

何で人生で爆弾を仕掛けることが
あるんですか。

さあ。

もしかして おとといと
昨日の爆弾も あなたが?

そうなんですか?

そんな… 気がする。

(池本)ヤベえな 時間ねえぞ。
どうすんだ!

(バイブレーターの音)

あっ 久能さんからです!
どうしましょう?

余計なこと言わなきゃいいだろ。

もしもし。
もしもし 風呂光さん。

あの 今 僕

爆弾を仕掛けた気がするって
言ってる人といます。

たぶん爆破予告の犯人じゃないかと
思うんですけど。

えっ 犯人!?

久能さんが 爆破予告の犯人と
一緒にいるって。

はっ!?
こんなときに冗談やめろよ。

(風呂光)久能さんは
冗談は言わないと思います。

嘘だろ…。

ちょっ…。

おい。 もしかして
人質にとられてんのか?

いえ 違います。

あの どこに爆弾を仕掛けたかは
覚えてないらしくて。

(池本)何だ それ。
いや だから 記憶喪失なんです。

(2人)記憶喪失!?
とにかく来てください。

(池本)分かった。 すぐ向かう。
場所 どこ?

大隣市の河川敷です。

じゃあ 俺たちが向かうまで
話 つないどいて。

えっ? つなぐって?
何でもいいから

面白い話 得意でしょ。
僕の話 面白くないです。

(池本)とにかく逃がすな!
あと1時間しかないんだよ!

何でもいいから
ヒント聞き出してくれ。

(風呂光)久能さん
今 久能さんだけが頼りなんです!

あ~ いや あっ…。
(通話の切れる音)

(雷鳴)

えー…。

あのー。

爆弾 どこに仕掛けたか
思い出せませんか?

どこだろう。

どこかに行こうとしてたのかな…。

電車に乗ろうとしてたような気が。

えーっと じゃあ…
何線ですか?

地下鉄かな。
地下鉄。

あ~ だんだん
頭が はっきりしてきた。

ホントですか?
じゃあ もっとお話ししましょう。

えーっと じゃあ 駅。

どこの駅に
向かおうとしていましたか?

えー…。

あっ 分からない!

あっ… えーっと…。

あー…。

あの ずっと
気になってたんですけど

その時計 すごく進んでますよ。

ああ…
俺 いつも30分進めてるんだ。

早過ぎませんか?

子供のころから そうしてる。

いっつも遅刻ばかりで
先生が こうしなさいって。

先生?
あっ 小4のときの担任の先生。

ふ~ん。

俺 クラスになじめなくてさ
はみ出してたから。

いっつも その先生が
世話 焼いてくれてさ。

♬(ピアノの演奏)

《♬「雨が降れば 小川ができ」》

(男)『山賊の歌』も
その人が教えてくれた。

(男)そういえば
一緒に三社祭に行ったな。

東京タワーにも
連れていってもらった。

楽しかったな~。

へぇ~ 意欲のある先生ですね。

でも 1人の生徒に それをしたら
問題になりませんか?

問題にされて
その先生 飛ばされたよ。

ねたんでたやつらが
チクったんだ。

そいつら 俺が優秀だからって
目の敵にしてた。

臭えとか汚えとか散々言われたよ。

しょうがねえだろ。
母がいなくなってから

身なりに気を使う余裕なんて
なかったんだからさ。

学校の近くに
雨乞いの神社があったから

いつも1人で そこにいたな。

♬~

あの 僕は 大学で
心理学も学んでるんですけど

こないだの講義で
悪い記憶というのは

脳に負担をかけるけど 同時に

活性化させる刺激にもなると
先生が言ってました。

だから 僕 あえて
ぶしつけなこと お聞きしますね。

お母さんは
何でいなくなったんですか?

あ~…。

三好 達治の…
『乳母車』って知ってる?

「母よ」で始まるやつですね。

家庭の愛情に飢えていた
三好 達治自身の

生い立ちを連想させる詩ですよね。

「母よ
淡くかなしきもののふるなり」

「紫陽花いろのもののふるなり」

「はてしなき並樹の…

かげを

そうそうと風のふくなり」

(男)「時は たそがれ」

「母よ 私の乳母車を押せ」

「泣きぬれる夕陽にむかって

りんりんと私の乳母車を

押せ」

俺が まだ小さいころ
母は親父と別れて出ていった。

俺 捨てられたんだった。

(男)部屋は荒れるし
ろくなもの 食えなくなるし

親父は 他に 女 つくって
帰ってこなくなるし。

そのせいで
いじめられるようになったんだ。

おかげで笑えなくなった。
眠れなくなった。

楽しいことなんか
何にもなくなった。

最悪だった。
全部 あの女のせいだ。

一番最悪だったのは あの女が
とっとと くたばったことだな。

俺が小学校6年のとき
俺の知らない所で

知らないうちに
いつの間にか死んだ。

ハァー。

(雨音)

(雨の滴が落ちる音)

なぜ爆弾を仕掛けたんですか?

ああ… たぶん

そうしなきゃいけなかったから?
なぜ?

それが
生まれたときからの使命だから。

なぜ それが使命なんですか?

報いを受けるべきだから。
なぜ?

俺は 特別だから。

なぜ?
どうでもいいだろ!

俺が
そうしたかったからじゃねえの?

なぜですか?

なぜだろう?
全部 思い出したんですね。

どうだろうね。

あっ 別に 大勢 死んでも

あんたに責任はないよ。

あなたが 今日
乗ろうとした地下鉄は

銀座線ですか?

爆弾を仕掛けたであろう場所が
分かりました。

(池本)あ~ ヤバいヤバい。
もう1時間切った。

いったいどこなんだよ!

(バイブレーターの音)

(風呂光)久能さん 大丈夫ですか?
風呂光さん

今から言う所に行ってください。

そこに
爆弾が仕掛けられてると思います。

(風呂光・池本)えっ!?
そこにいる人たち全員の避難を。

(風呂光)はい。 分かりました。

(ブレーキ音)
(池本)お~! うぅ…。

(サイレン)

何で?

あなたは ずっと
3の話ばかりしていた。

《山賊雨っていう言葉もある》

山賊雨というのは

三束雨から来てる
言葉です。

《音楽ならワルツが好きだ》

カルテットには興味がなくて
三拍子のワルツが好き。

《水素と酸素で水を作れば…》

2つの水素と
1つの酸素を合わせた3つで

水ができて…。

《携帯のリチウム電池は
粗悪品…》

リチウムの原子番号は 3。

《三好 達治…。
最近のゴジラは全長300mある…》

《30分進めてるんだ。
三社祭も…》

《東京タワーにも
連れていってもらった》

時計を30分進めてて

三好 達治が大好き。

三社祭に 300mのゴジラ

東京タワーは333m。

それが?

《電車に
乗ろうとしてたような気が》

《地下鉄かな》

東京の地下鉄3号線は 銀座線。

あなたは それに乗って
爆発の瞬間を見に行こうとしてた。

じゃあ それは どこなのか?
あなたは 子供のころ

浅草の三社祭には
「行った」と表現し

東京タワーには
「連れていってもらった」と表現した。

つまり 子供のころ
浅草には近く

東京タワーには遠い場所にいた。

浅草駅から隅田川を渡った
向島の方に

雨乞いで有名な
三囲神社があります。

珍しい三角石鳥居があって
三井家の守護神で

三越のライオン像があるそうです。

あなたが学校をサボって
行ってたのは そこですか?

その近くに牛嶋神社がある。

こま犬の代わりに
牛の像が置かれてるそうです。

《牛だったと思うんだけど。
牛もいるんじゃない?》

牛へのこだわりは
そこからですか?

そして その近くに

あなたが通っていた
小学校があるはずです。

あなたが爆弾を仕掛けたのは

最悪の思い出の報いを
受けるべき所

その母校だと思います。

(バイブレーターの音)

(風呂光)久能さん ありました!

久能さんの言うとおり
神社のすぐ横に

花輪小学校っていう
学校がありました。

やっぱり…。
(風呂光)でも 校舎が広くて

爆弾が どこにあるのか
分かりません。

でも もう時間が。 どうしたら…。

暗号…。

えっ?
また予告があったんですよね?

僕に暗号を送ってください。
えっと 暗号は…。

送れ! もう時間がない!
(風呂光)あっ はい!

久能さん すぐ送ります。

♬~

ハァ… 分かりました。

たぶん爆弾が
仕掛けられてる場所は

音楽室です。

(風呂光)分かりました。
久能さんを信じます。

あと30分はあるから
間に合うと思います。

暗号まで解かれるとはね。

何で分かったの?
三角形です。

あなたの指が
答えを教えてくれました。

1回目と2回目の暗号は
3回目の答えを

ミスリードするための
フェイクだったんですよね?

本当の答えは
3つの暗号が揃わないと

導き出せません。

3つの暗号の背景に描かれた
ラインは迷路になる。

そして それを三角柱にして
迷路を正しい順に進んでいくと

爆弾が仕掛けられた場所を
特定できる。

答えは…。

音楽室です。

あった! ありました!

(池本)あと35分ある。
(処理班員)解除!

(処理班員)無数の配線を確認。
これからテスターで

通電の有無を確認します。

(男)すごいね。 やるじゃん。

♬~

(男)《ああ…
俺 いつも30分進めてるんだ》

(呼び出し音)

(風呂光)久能さん 今…。
逃げて。

えっ?
時間どおりじゃない。

予告より30分早く爆発します。

爆発は3時です!

3時!?

3時です!
3時に爆発します!

(慌てる声)

(慌てる声)

(慌てる声)

(慌てる声)

(通話の切れる音)
(不通音)

せっかく爆破直前に

学校の人間が気付ける場所に
仕掛けておいたのに。

確かに 僕は常々思っていて
ドラマなんかでの爆弾魔は

どうして予告どおりの時間に
爆発させるんだろうと。

ちょっと前に爆発させれば

大勢を巻き添えにできるのにって。

2度目までが予告どおりの時間。

これが…

3度目の正直だよ。

(バイブレーターの音)

風呂光さん!
(風呂光)爆破 阻止できました!

爆発物処理班が
トラップに気付いて

ぎりぎりで解除してくれたんです。

ハァ… ハァ…。

(池本)マジ怖かった!

嫁と子供の顔が
走馬灯のように浮かんだよ。

あ~。

ハァ…。

皆さん ケガは?
誰もケガしてません。

みんな 無事です。
幸い日曜日だったので

人も少なくて全員避難できました。

ホンットに
ありがとうございました!

久能さんのおかげです。
ハァ… ハァ…。

≪(警察官)すいません!
あっ すいません 警察の方が。

失礼します。
(警察官)いや あのさ

よいしょっと。 その辺で

事故がなかったかい?
えっ!?

車で人をはねたような気が
するけど

逃げてしまったって人が
交番に自首してきたんだけどね。

えっ? すいません
話が よく分からないのですが。

(警察官)だから…。
(佐橋・入江)お~い!

お~い! おい!
(入江)そいつを捕まえてください。

へ?
(佐橋)もじゃもじゃじゃない方!

えっ? どっち?

そうか…。
俺 車にひっかけられたのか。

(男)俺は 天パーじゃない。

えっ?
(男)あんた 名前は?

久能 整です。

整は 整理整頓の「整」に
送り仮名は なしです。

俺は 三船。
三船 三千夫。

3っていうのは
最も神聖な数字らしい。

だから 名前に入ってると
いいんだって。

小4のとき
担任の先生が教えてくれた。

その先生が好きだったんですね。
また会ってみたら どうですか?

(三船)死んだよ。

えっ?
俺が6年のときに死んだ。

でも それは お母さんだって…。

そうだよ。

(雨音)

(三船)そのときは知らなかった。
その後に教えられたんだ。

(三船)先生が俺の実の母親だった。

じゃあ 3が入った名前も?

母親が付けてくれたんだ。

三船さん なぜ小学校を
爆破しようとしたんですか?

(三船)何を いまさら。

あんた さっき言ってただろ?

最悪の思い出がある場所を
吹っ飛ばしたかったんだよ。

さっきは いじめの記憶を
消し去りたいのかと

そう思ってたんです。
でも 違ったんですね。

ずっと「なぜ」が気になってました。

爆破したいのなら 暗号も予告も
残さなければいいのに

何のために
わざわざ残すんだろうって。

自分は特別だと認めさせたいのか
と思ってましたけど

そうじゃなかった。

爆破したいのと同時に
爆破したくなかった。

えっ?
先生との…

お母さんとの
唯一の楽しい記憶がある場所を

思い出すと苦しいから
壊してしまいたい。

と同時に
ずっと大切に守っていたい。

あなたは 本当は
お母さんが大好きなんだと

僕は思います。

♬~

三好 達治の『乳母車』…。

ラストがいいよな。

はい。

♬~

「母よ 私は知ってゐる」

「この道は 遠く遠く

はてしない道」

もっと話したかったのに。

記憶が戻った途端
何か閉じたみたいになっちゃった。

(母)《ごめんね》

(母)《ごめんね》

(母)《お母さん 何も感じないの》

(母)《あなたを
かわいがってあげたいんだけど

ごめんね》

≪(アラーム)

アラーム?

≪(アラーム)

三船さんの?

この辺りが事故現場?

≪(風呂光)久能さん!

あっ…。
ありがとうございました!

わっ! あっ! あ~!

ああ~!

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