ミステリと言う勿れ #09【ミステリーナイト真相編!恩人を殺したのは誰だ】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ミステリと言う勿れ #09【ミステリーナイト真相編!恩人を殺したのは誰だ】[字][解][デ]

ミステリーナイト真相編!整の恩人で天達のパートナー・美吉喜和を殺したのは誰なのか…明らかになる死の真相と「殺すのか、殺されるのか」の言葉の意味に涙する

ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/mystery/  
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番組内容
整(菅田将暉)は天達春生(鈴木浩介)に招かれ参加したミステリー会が行われている山荘で、かつて美吉喜和(水川あさみ)がストーカーに殺害されたという事実を知る。喜和だけでなくストーカーも暖炉にくべられた夾竹桃(きょうちくとう)の毒性の煙で死んでいる。最近、都内でもストーカーによる連続殺人が発生していると言う風呂光(伊藤沙莉)に、整は山荘に来る前、天達から「参加者の中に一人だけ嘘をつく人物がいるので
番組内容2
見ていて欲しい」と頼まれたことを話す。すると、風呂光は天達から逆に「嘘をつかない人を見ていて欲しい」と言われたというではないか。整と風呂光は、喜和の事件に何か裏があるのではないかと考え始める。
翌朝、目覚めた参加者たちは雪かきをする。整が天達に、喜和の事件に関して尋ねると、第三者の進入の形跡はなかったが、ずっと事件について違和感があったと答えた。そして天達は整に「とにかく会の状況を先入観なしに
番組内容3
見て欲しい」と頼む。そんな時、風呂光は夾竹桃の枝が数本折れている事に気づいた。
雪かきを終え、整と風呂光がガレージで道具を片付けていると停電が発生し、電動シャッターが開かなくなり閉じ込められてしまう。整たちは山荘につながるドアを天達に開けてもらい解放される。復旧は夕方までかかりそうとのことでとりあえず昼飯を食べることになり、整はカレー作りを頼まれてしまう。参加者を観察する整は、ある事に気がついた。
出演者
菅田将暉 
伊藤沙莉 
尾上松也 

門脇麦 
白石麻衣 
水川あさみ 
鈴木浩介 

筒井道隆 


スタッフ
【原作】
『ミステリと言う勿れ』
田村由美(小学館『月刊フラワーズ』連載中) 
【脚本】
相沢友子 
【プロデュース】
草ヶ谷大輔、熊谷理恵(大映テレビ) 
【演出】
松山博昭、品田俊介、相沢秀幸 
【制作著作】
フジテレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. 橘高
  2. 天達
  3. 風呂光
  4. デラ
  5. パン
  6. 喜和
  7. 電話
  8. 先生
  9. ミス
  10. 大丈夫
  11. 犯人
  12. ストーカー
  13. ハァ
  14. 事件
  15. 久能
  16. 刑事
  17. 足跡
  18. お前
  19. キョウチクトウ
  20. ゲーム

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(橘高)ここでは 5年前
本当に女性が亡くなってる。

天達のパートナーだ。

喜和さんは ストーカーに殺されたんだ。

(蔦)暖炉にキョウチクトウが
くべられていて…。

煙を吸い込むだけで
死に至るんだ。

(整)実は ここに来る前に
先生に頼まれたんです。

1人だけ
嘘をつく人がいるだろうから

見ていてくれないか?
(風呂光)実は 私も頼まれてて…。

嘘をつかない人が
いるかもしれない。

それを見ていてください。

♬~

♬~

(橘高)さあ 雪かきするぞ~!
みんな 起きろ~!

(風呂光)久能さん
何か慣れてますね。

前に 北の方に
住んでたことがあるんですよ。

そうなんですか?
どこですか?

函館です。
函館か。 すてきなとこですよね。

ええ。 まあ。

(天達)あの日も
これくらい積もってたな。

事件の日ですか?
そう。

犯人の足跡が裏口まで続いてた。

鍵が壊されていたから おそらく
そこから侵入したんだろう。

不思議だったのは

なぜか玄関の周りだけ
雪かきがしてあって

犯人の足跡の一部を
消した形になってたんだ。

つまり 雪かきをしたのは
犯人が来た後。

そういうことだね。

犯人なら
足跡を全て消すはずだから

喜和がやったんだろうな。

犯人が潜んでることに気付かず

足跡も気に留めなかった
ってことですか?

先生 もしかして

第三者の関与を
考えてるんですか?

手袋をして使うから
スコップに指紋は残っていなかった。

犯人以外の足跡もなかった。

別荘にいたのは
喜和一人だけだから

他の誰かが
やったとは考えられない。

確かに ずっと
違和感はあったけどね。

先生は 僕に
嘘をつく人がいるだろうから

見ててくれって言いましたよね?

その人は いったい何のために
嘘をつくんでしょうか?

その人を見つけたら
どうするつもりですか?

さあね。
とにかく見ててほしいんだ。

全ての状況を
先入観なしに見られる人間にね。

(デラ)いや~ 橘高さんは
力が強いですね。

さすが山男。
(橘高)いや そうでもないですよ。

最近 全然登れてなくて。
(デラ)お仕事 忙しいんですか?

同居してる親の認知症が
進んできましてね。

いずれ 仕事も
辞めざるを得ないかもしれません。

(デラ)おや 大変ですな。
奥さまは?

(橘高)あっ 独り身です。
ですから 気は楽ですけど。

(パン)そうなんですね。
僕も まだ独身ですけど

ずっと一人でもいいかもなぁ。
(デラ)僕なんか子供3人いますよ。

(風呂光)これで全部ですかね。
はい。

(風呂光)えっ… 何!?

停電ですかね。
えっ…。

ドア。

あれ あれ!? 開かない。
えっ?

中からじゃないと開かないのかな。

ガレージのシャッターって
電動ですよね。

閉じ込められちゃったってこと?
どうしよう。

明かり。

あっ テントの中にあるかも。
そ… そうですね。

非常事態なんで失礼します。

よいしょ。

あっ…。

あっ ありました。
はい。

(デラ)何が原因なんですかね?
(橘高)ちょっと 表 見てくるわ。

(天達)僕も行こう。

(蔦)悪いね 寒いのに。
よろしくね!

(風呂光)何か こういうの
昔 映画で見たことあります。

こういうのって?

停電と雪で
身動きが取れなくなった山荘で

殺人事件が起きて
探偵が真犯人を見つけるんです。

なんて そんなこと
あるわけないですよね。

探偵がいるなら 殺しが起きる前に
止めてほしいです。

久能さん 嘘をついてる人
分かりました?

いえ まだ。
嘘 ついてない人は?

まだ分からないです。

ただ まだ何か
ゲームのようなものが

続行されてる気がします。

ゲーム?
はい。

何か みんなで
お芝居してるような…。

えっ? みんなって
デラさんとパンさんも?

おそらく。

たぶん まだミステリー会は
終わってないんです。

まさか この停電も
誰かが わざとやったとか?

(天達)あっ 電線が…。

原因は これか。

(芦田)<新!「伊右衛門」>

(お茶を飲む)ゴクッ

≪こんな緑に やっと出会えた≫

≪おいしい≫

(小栗)《久々に 集まった》

ならこれでしょ
(山田)でも こんな気持ちいい日は?

爽やかなプレモルにしよっか!

(川口)しちゃいましょ
(小栗・山田)よし はい

<新!爽やか
「ザ・プレミアム・モルツ<香る>エール」>

はぁ~
青空みたいだ

あっ そういえば
ちょっと気になることがあって。

何ですか?
庭のキョウチクトウが

折れていたんです。
えっ?

気にし過ぎかも
しれないんですけど

もし誰かが折ってたとしたら…。

早く出なきゃ。

こうしてる間に
外で何か起きてるかも。

これ 借りますね。

あっ! あれ 引っ張ったら
開くんじゃないですか?

あっ ホントだ!
何か脚立か何かあれば…。

ちょっと これ
持っててもらえますか?

はい。
すいません。

風呂光さん!?

それは
ちょっと無理があるんじゃ…。

あと ちょっと!
いや 全然ちょっとじゃないです…。

風呂光さん…。

あ~ 全然駄目だ!
ハァ… どうしよう。

急がなきゃ。 ハァ ハァ…。

ちょっといいですか?

これなら いけるかも。
あっ じゃあ それ 僕が。

いや 駄目です 危険なので。
いや でも! えっ…。

任せてください。
はい。

ああっ!
あっ あっ あっ! 大丈夫ですか!?

大丈夫です。 受け身 取ったんで。
あっ… ああ…。

(天達)久能君 いる?
あっ ここです!

何やってんの?

(天達)大丈夫?
(風呂光)大丈夫です。

(蔦)
あ~ やっぱ閉じ込められてた?

送電線が雪の重みで
切れてたらしいんだよ。

(蔦)早く修理呼ばないとなぁ。
(橘高)電話しよう。

あれ? 悪い 天達。
俺の携帯 電話してくれ。

(天達)了解。

(呼び出し音)

あぁ~! 家に忘れてきた。

何やってんだよ!

いや お前が めちゃくちゃ
朝早く迎えに来るから

寝ぼけて忘れてきたんだよ。
(蔦)あー そのせいで

ずっと後ろの席で
毛布にくるまって寝てたわけだ。

一度も運転代わらずに。
(パン)温かいの どうぞ。

ありがとうございます。
(天達)じゃ 僕が電話するよ。

≪ああ。

取りあえず
パン買ってあるから食べようか。

いいですね。
おなかペコペコです。

ホントに
ただの停電みたいですね。

はい。

(デラ)山男は 停電 余裕ですか?

室内で電気ないのは困りますよ。

(パン)電線が切れるなんて
雪って怖いですね。

(天達)修理屋さん
夕方以降に来てくれるってさ。

(蔦)夕方…。
(橘高)ガスは使えるからさ

昼飯は簡単にカレーでも作るか。

(天達)カレーかぁ。
久能君 よく作るんだよね?

えっ?
(蔦)いいなぁ カレー食べたい!

いやいや そんな 人に
食べてもらえるようなものじゃ…。

(橘高)まあ 別に何でもいいよ。
いや あの それに 僕

ルーは ジャワカレーの辛口と
バーモントカレーの甘口を混ぜるんです。

あ~ 大丈夫。
スパイスは一式揃ってるから。

スパイス…。

(風呂光)これも
ゲームの一環なんですかね?

何人? 7人? 7人分? 7人分で
みんな お代わりするとして

14人分。 量が… 量が分からない。
久能さん 私 手伝いましょうか?

いや でも 人に手伝ってもらうのは
嫌なんです。

(橘高)じゃあ 皮むきだけやるよ。
えっ?

上手ですね。
だろ?

(蔦)橘高。
お前 2階の端の窓

開けたまま閉め忘れただろ?
(橘高)えっ?

(蔦)昨日 掃除するって
上がってったけど

雪 吹き込んで
ビショビショじゃんか。

開けたら閉めろよ!
(橘高)ちょっと待てよ 蔦。

それ 俺じゃない。
俺 ちゃんと閉めた。

俺が そんなバカみたいなミス
すると思うか?

(蔦)じゃあ…。

お前か?
えっ!? いや 違います。

(蔦)え~ じゃあ 誰だよ!?

(風呂光)あ… あの 私
掃除しときましょうか?

(蔦)悪いね。
じゃあ 手伝ってもらっちゃおうかな。

(風呂光)久能さん 大丈夫ですか?
タマネギ炒めてるだけで

筋肉痛になりそうです。
そうじゃなくて

嘘ついてる人とついてない人
ちゃんと観察しないと。

(デラ)
それ どこかの お土産ですか?

ご当地ものですよね?
(橘高)あっ これ?

最近 日帰りの小旅行に
よく出掛けるんですよ。

行き先 決めないで
適当に電車乗って

知らないとこで降りて。
(デラ)いや~ 粋ですな。

(橘高)これは その先々で
土産に買ったんです。

(デラ)あっ ちょっと
見せてもらってもいいですか?

いいですよ。

(デラ)私も やろっかなぁ。

いや~ 仕事にかまけて

家のこと放っておいたら
嫁と子供が冷たくて。

なあ。

(デラ)あっ でも
長男が社会人になって

少し優しくなったんですよ。

私の苦労が
分かってきたんですかねぇ。

よし。 これで しばし煮込む!

何か もう みんなが
おかしく見えてきました。

♬~

《何も起こらない》

《何も起こってない》

《ただ ちょっと気になるだけ》

♬~

(ドアの開閉音)
≪(パン)すいません。

ありがとうございます。

♬~

透明人間…。

えっ?
(蔦)あ~ いい匂いだなぁ。

カレー食べよう カレー。

(橘高)昼飯には まだ早いだろ。
(蔦)そうか? 何か腹減ってきた。

(橘高)チーズをつまみに
ワインでも飲もう。

俺も持ってきた。
(パン)いいですね。 飲みましょう。

(風呂光)グラス持ってきますね。

あの…。

そのワイン
飲まない方がいいと思います。

久能さん?

(香川)おっ!
「パーフェクトサントリービール」?
(堺)です
パーフェクト!!!

糖質ゼロがホントにうまいか
想定内か さて

んー!!!
断然うまい!!

<新「パーフェクトサントリービール」誕生>
圧倒 的

(3人)あぃ!
ノンアルチューハイあるある!

(寺島)どっこい このノンアルレモンサワー
(光石・田口)うぃ

まさに!
(3人)レモンサワー!

<絶好調!!
サントリー「のんある晩酌レモンサワー」>
(3人)あるある~

そのワイン
飲まない方がいいと思います。

久能さん?
(橘高)何だ?

また誰かが毒でも入れてるって
言いたいのか?

先生 実は まだ
ゲームが続行されてますか?

みんなで お芝居してるとか。

さすが。 鋭いね。

やっぱり そうなんですね。

僕には 今 2つのことが
進行してるように思えます。

えっ?
1つは 先生に頼まれたことが

関係してます。
ここに集まる人たちの中に

1人だけ
嘘をつく人がいるだろうから

見ててくれってことでした。
それが誰か分かったんだね。

♬~

橘高さん あなたです。

(橘高)は? 何言ってんだよ。
俺が いつ嘘を…。

昨日 僕たちが
ここへ到着したときです。

玄関マットが
前はなかったとおっしゃって…。

(天達)
《冬は置いてないんだろう》

《あっ そうだったか》

《あれ? あっ そっか 俺
冬には ここ来たことなかったか》

一瞬 聞き流しそうに
なったんですけど

よく考えたら
つじつまが合わない。

冬以外にしか来ていないのなら
マットは いつもあったはずです。

じゃあ マットがない状態を見たのは
いつの記憶なんだろう。

それに そのとき
橘高さんは鼻を触った。

鼻?
先生の講義で学びました。

人は嘘をつくときに
鼻を触る可能性がある。

ピノキオ効果というそうです。

だから 橘高さんが 冬に ここに
来たことがないというのは

嘘だと思います。

何をバカな…。

鼻なんか たまたま かゆくなって
触ることもあるだろう。

1回だけなら
僕も そう思いました。

でも 他にも2回 橘高さんが
鼻を触ったことがあったんです。

(橘高)《犯人は

透明人間だったんです》

《それ 俺じゃない。
俺 ちゃんと閉めた》

(風呂光)
私も 先生に頼まれてました。

ここに集まる人たちの中に

1人だけ嘘をつかない人が
いるかもしれないから

見ててくれって。

皆さんが ゲームのために
お芝居しているときに

橘高さんだけが怒りましたよね?

《あの花の絵だって
喜和さんが描いたものだろう…》

《天達の気持ちを考えろよ》

《無神経にも程がある!》

(風呂光)単なるゲームだと
分かっていたのに

嘘がつけず 素に戻った。

それは つまり 5年前の事件に

先生以上に触れられたくなかった
ってことではないでしょうか。

(天達)橘高。

あの事件の日
君は ここには来てないよね?

なのに ゆうべ 君は
まるで現場を見てきたように…。

《犯人は

そこで死んでた。 暖炉の前だ》

(橘高)そ… そんなのはお前たちが
詳しく説明してくれたから

知ったつもりになってただけだよ。

橘高さん。
何だよ。

ガレージのテントで
言いましたよね。

《あの日の朝に
時間を巻き戻せたらな…》

ああ 本当に そう思ってる。

僕 それ ちょっと変だなって。

タイムマシンで過去に戻って
犯行を止めたいっていうなら

分かるんです。
でも 時間を巻き戻す…。

巻き戻すだけじゃ
止めることはできない。

犯行に関わってない人間には。

だから
巻き戻したいと思うってことは

あなたが 何か行動を変えれば

犯行は止められる
ってことですよね?

橘高さん 自分の行動の
何を変えたいんですか?

ハァ… ハッ…。

ハッ…。

電話があったんだ。

あの日の朝 職場に

喜和さんから。

《はい。 お電話 代わりました》
☎(喜和)《橘高さん? 喜和です》

《ああ どうも》

☎《お仕事中に
申し訳ないんだけど

私の高校時代の友人から
そっちに電話があると思うから

私が 今いる所を
教えてくれますか?》

《若宮君って人です》

《いいですよ。 伝えます》

初めて聞く話だな。

(橘高)しばらくして
電話がかかってきた。

(橘高)《はい》

☎《もしもし あの 僕
喜和さんの友人で…》

《ああ 若宮さん?》
☎《えっ… あっ はい》

《喜和さんから伺ってます》

《今 彼女 友人の別荘に
いるんですよ》

《住所を お伝えしますね》

《えー 山梨県笛吹市…》

(風呂光)
まさか それがストーカー?

(橘高)昼休みになって
席を立った途端

急に不安になった。

(橘高)相手は名乗ったか?

俺が先に
名前言ったんじゃないか?

もし あいつが
喜和さんの友達じゃなくて

ストーカーだったら…。

嫌な予感がして
急いで車を飛ばした。

(橘高)別荘には
見慣れない車があって…。

(橘高)ドアを開けると…。

(橘高)《喜和さん!》

(橘高)中は煙が充満していた。

(橘高)窓から確認したら

2人が死んでて…。

(蔦)お前が教えたのかよ。

ずっと後悔してた。
ずっと悔やんでた。

この5年間 ずっと。

(橘高)天達に合わせる顔が
なかった。

本当に申し訳なかったと思ってる。

(蔦)何で電話しなかったんだよ。

喜和と連絡できなくても
天達に知らせるとか

この辺の警察に知らせるとか
すればよかっただろ!

それは…。

自分のミスを
知られたくなかったから。

(橘高)《ミスった… ミスった…》

だから 雪かきをして
自分の足跡を消した。

そのとき 犯人の足跡の一部も
一緒に消してしまった。

そうだ。
あのときは 玄関マットはなかった。

(蔦)はぁ!? 何だよ それ。
ただのミスだったんだろ?

隠さず言えばいいじゃないか!

橘高さんは窓の閉め忘れを
指摘されたときに

どうしても
認めたくないように見えた。

《俺が そんなバカみたいなミス
すると思うか?》

悪意よりもミスの方が
話せない人もいる。

(橘高)《ミスった…。
こんな最悪なミス 人に言えない》

先生は 昨日の段階で
だいたい分かってたんですよね?

うん。

でも
自分から話してほしかったんだ。

それで こんな会 開いたのか?

俺のミスを暴くために。
何で今になって…。

(パン)実は このところ
西東京市で

3件のストーカー殺人が
起きていまして。

3件とも
市外に身を隠していたところを

襲われてるんです。

(風呂光)《最近 都内でも
ストーカー殺人が頻発してるんです》

あの その事件が
喜和さんのことと何か関係が?

あっ 申し遅れました。

私 西東京署 刑事二課の

奥寺と申します。
(パン)同じく一課の小麦です。

えっ!?

(パン)それで
犯人から証言が取れまして。

3人とも ある日 非通知で
電話がかかってきて

何者かが ターゲットが
逃げ込んでいる場所を

教えてくれたと言ってるんです。

いったい誰が電話したのか。

ストーカーから身を隠してる者の住所を
知り得る人間は限られています。

橘高さん あなたは
西東京中央市役所の

市民課市民係に
いらっしゃいますよね。

ストーカーやDVの被害者に

支援措置の手続きなども
されている。

警察に届け出があった被害者から
詳しく状況を聞いて

書類を作成したり。
(橘高)係は俺だけじゃないんで。

(パン)そうですね。
ところが

過去のストーカー事件の
データベースを検索したら…。

(パン)あなたの名前が
引っ掛かってきまして。

美吉 喜和さん殺害事件の関係者
だということが分かったわけです。

(天達)
それで 僕の所にいらしたんだ。

喜和の事件と
最近の3つの事件の状況が

似てるんじゃないかって。

つまり 俺を
はめようとしたってことか?

ふざけんなよ 天達!!
(デラ)いやいや いやいや…。

天達さんたちは あなたが
そんなことをするはずがないと

おっしゃってました。
だから

われわれが見極めるために
この機会を設けてもらったんです。

(パン)何事もなければ 身分は
明かさずに帰るつもりでした。

そうか。
それで デラさんとパンさんは

いつも橘高さんに
くっついてたんですね。

(パン)《橘高さんも
一緒にどうですか?》

《はあ》

ソファで寝てたのも
実は見張るためだったんですか?

はい。
(パン)調べによると

3人の犯人にかけられた電話は

それぞれバラバラな場所の
公衆電話からのものでした。

橘高さん ストレス解消に

小旅行に行かれると
おっしゃっていましたよね?

《行き先 決めないで
適当に電車乗って

知らないとこで降りて》
(パン)そこの公衆電話から

ストーカーに
電話したんではないですか?

そんなもん 何の証拠もないだろ。
(デラ)あなたが買ったお土産

あの3つのストラップですが…。

《ちょっと
見せてもらってもいいですか?》

特定された3つの公衆電話の
すぐ近くに売っているのが

先ほど確認が取れました。

(デラ)店の人の証言から
これ 見てください。

あなたが買った日付 時間
分かりました。

電話のあった日と同じ日です。

(パン)それと 犯人の1人が
電話を録音しています。

声色を変えてるようですが
あなたの声と比較すれば

類似点が
見つかるんではないでしょうか。

(蔦)橘高… まさか お前…。

これって罪になんの?

(デラ)殺人教唆なのか
未必の故意といわれるのか。

少なくとも 公務員法違反は
問われるでしょうね。

どうせ 近々
辞めなきゃならなかった。

(蔦)おい 待てよ 橘高
喜和さんのことで

後悔してたんだろ?
なのに 何で…。

何で? そうだな…。

ストレス?

ハァ…。

悔やむのに疲れた。

(橘高)悔やんで 恥じて 呪って

惨めになって…。

(橘高)《あぁ… ハァ…》

(橘高)いいかげん腹が立ってきた。

仕事も頭打ちな上に
親の介護で時間もない。

山にも行けない。
たぶんストレスなんだろう。

ストーカー操ってやったら
少しは気が晴れたもんな。

(橘高)久能君
カレーの火 止めた方がいい。

えっ!?

あっ!
(コンロの火を止める音)

みんな せっかくだから
カレー食おうぜ!

(蔦)信じらんねえ。
(橘高)それは こっちのせりふだよ。

(橘高)まさか刑事と一緒に
俺を だますとは…。

刑事なんて どうしようもない。

そんなことのために
呼ばれたなんて

想像もしてなかったわ。

ハァ…。

これで やっと動機が分かりました。

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これで やっと動機が分かりました。

(デラ)だから さっき
ストレスだって…。

いえ。
もうひとつ進行中のものがあって。

そっちの動機のことです。

橘高さんは ガレージにテントを張って
寝起きされてます。

スリッパも お皿も お箸も カップも
全て自前で持ち込んで

いつも手袋をして
帽子も かぶったまま。

お風呂もトイレも使わず

ティッシュを使っても
ごみ箱には捨てない。

(風呂光)何の話ですか?

橘高さん あなたは

透明人間に
なろうとしてるんですね。

えっ…。

だから そのワインは
飲んじゃ駄目です。

例えば ワインに
睡眠薬を入れておいて

みんなが眠った後
暖炉でキョウチクトウの枝を燃やす。

そして 死体が出来上がり
発見され 警察が来る。

遺体は 全部で6体。
外傷はなし。

警察が現場を見回すと
使われたスリッパは6足。

使った食器 カップ グラス
カトラリーも6つずつ。

使ったベッドも6つ
荷物も6人分。

橘高さんの指紋は出てきません。

髪の毛も おそらく
ほとんど落ちていない。

昨日 ここへ来るときも
蔦さんの車の後部座席で

毛布にくるまって寝てたって
言ってました。

だから もし 監視カメラに
車がうつっていても

橘高さんが乗っていたとは
思われない。

そして 帰りは 暗渠排水路を
こっそり通って山を下りればいい。

暗渠?
山から麓まで

余分な水を排水するための
地下水路が残っていて

橘高さんが持っていた古い地図に
それが載ってるんです。

暗渠を使って帰れば
誰にも見られない。

つまり 橘高さんは
ここには来なかったことになる。

そういう皆殺し計画が進行中だと
僕は思います。

皆殺し?
(風呂光)あっさり白状したのは

口封じできると
思ってたからですか?

いや… いやいや いやいや。

警察を甘く見てもらっちゃ
困りますよ。

人がいれば 必ず何かしらの痕跡が
残るはずですから。

でも それ 丁寧に調べますか?

ここは東京じゃないし
解剖すらするかどうか。

喜和さんの命日近くに

その殺害現場で
恋人と友人が集まって

事件のときと同じように
キョウチクトウの煙で死ぬなんて…。

ストーリーが
成り立ってしまいます。

僕が 傷心のあまり
みんなを道連れに

無理心中したってことに
されるってこと?

そう判断される可能性は
あると思います。

そうなったら
もう1人いたかもなんて

考えて調べてくれるでしょうか。
確かに。

昼間 携帯を捜して

先生に電話してもらったのも
わざとですね?

携帯は
自宅に置いてきていたんです。

先生からの着信を受けた基地局を
後で調べれば

家にいたってことにできるから。

それからキョウチクトウを燃やしたときに
排煙されないように

煙突にも
何か仕掛けがしてあるはずです。

そのために掃除をするふりをして
上にのぼり

窓を開けたままにしてしまった。

(蔦)《お前 2階の端の窓
開けたまま閉め忘れただろ?》

《えっ?》

たぶん
雪で停電したのは誤算だった。

(天達)《修理屋さん
夕方以降に来てくれるってさ》

(蔦)《夕方…》

修理の人が来たら
自分の存在を知られてしまう。

だから その前に
全てを終わらせなければと

内心 焦ってたんじゃないですか?

ハァ…。

よく見てんな。

あれ?
あと鼻を触ったのって…。

1回は ミステリー会の前座で
透明人間の話をしたとき。

あった。

どうしたんですか?
(風呂光)見てください。

ほら ここに
長野の山荘で男女4人組が

キョウチクトウの煙を吸い込んで
無理心中したって記事が。

じゃあ あの話は…。

予行演習だったんですね。

(デラ)おい 応援 呼べ。
たちが悪そうだ。

(パン)はい。

嘘だろ?
何やってんだよ お前。

人 殺して… そんで俺たちも
殺すつもりだったのかよ?

お前 そんなこと
するやつだったのかよ!?

誰だよ お前! 橘高じゃねえよ!
誰なんだよ!?

まあ 正直に言うとさ

天達には ちょっとだけ
ざまあみろって思ったよな。

(蔦)はっ!?
(橘高)好きな仕事して 成功して

あんないい女と付き合ってよ!!

高校のころは
俺の方が成績良かったのに

今じゃ こっちは役所で
書類まみれだよ!

いつも そうやって
涼しい顔しやがって。

内心 人のこと
バカにしてただろ?

(蔦)おい やめろ!

お前もだよ 蔦!
この金魚のふんが!

ろくに仕事もしねえくせに
裕福な遊び人づらしやがって。

俺が 親の尻 拭いてる間にな!

お前も天達も…。

(橘高)くたばったって気にしない。

どうだっていいんだよ。

久能君 俺 ワインになんか
何も入れてないよ。

だって 君 酒 飲まないだろ。

入れるならカレーだ。
えっ…。

(橘高)の つもりだったけど
刑事がいたんじゃ しょうがない。

透明人間にはなれませんって。
残念!

君も俺を恨めばいい。

喜和さんを殺したのは
俺なんだから。

腹が立つだろ?
ののしっていいよ。

それは 違うと思う。

喜和さんの事件が起こったのは
橘高さんのせいじゃないです。

僕は ストーカーに腹が立ちます。

ストーカーが野放しにされて
被害者の方が逃げて 隠れて

その結果 全てを捨てて
不自由になって

殺されると おびえながら
やっぱり殺される。

その理不尽なシステムに
腹が立ちます。

あなたは 人の役に立とうとして
犯罪に巻き込まれただけです。

本来は
ケアされるべき側の人でした。

僕は 友達がいないので

そういう葛藤は
正直よく分かりません。

でも きっと問題なのは
ミスをしたことじゃなくて

それを話さなかったことです。

話せていれば 次の被害はなくて
橘高さんも怖がらずに済んだ。

予行演習も必要なかった。

怖がる?
はい。

この場所で みんなで集まろう
懐かしい会を開こうなんて

裏がありそうで

来るのが
怖かったんじゃないですか?

もし先生が全てを知っていたら
復讐されるかもしれない。

同じ部屋では眠れませんよね。

俺たちに殺される?
そんなの ありえねえだろ。

殺す選択肢のある人間には

殺される選択肢も
生まれてしまう。

昨日 蔦さんに

先生の気持ちを考えろ
かわいそうだろって

食ってかかったのは
嘘じゃないですよね?

《天達の気持ちを考えろよ》

《無神経にも程がある!》
(天達)《橘高》

《僕は大丈夫だよ》

♬~

♬~

♬~

♬~

橘高。

親御さんのことは
僕らが何とかするから心配するな。

お前 変わってないな… 天達。

(デラ)ここは鑑識が入ります。

皆さんも うちの署に
ご同行願います。

(デラ)あっ 風呂光さん

あなたも刑事ですよね?
(風呂光)えっ… あっ はい。

やっぱり同業者は
こう 何か お互い分かりますな。

ええ。
(デラ)何かありましたら

証言 よろしくお願いします。

はい。

全然分かりませんでした。

(池本)久能君 今度は
ストーカー事件 解決したんだって?

(風呂光)はい。
(青砥)あいつは

俺たちが知らないだけで
実は 警視庁の学生刑事なのか?

ハハハハ… 違いますよ~!

(池本)でも ホント
いっそ刑事になってほしいっす。

久能さんは やっぱりすごいです。

私は一緒にいても
何も気付けなかったのに

犯行計画を言い当てちゃうし。

刑事として悔しいっていうか
もう ホントに尊敬します。

あれ?
もしかして一晩共に過ごして

恋に落ちちゃった?

な… 何言ってるんですか!

冗談やめてください!
私は ただ 刑事として

ああいうふうになれたらいいなって
ただ それだけですから!

恋とか そういうんじゃ
全然ないですから!

だいたい それ
セクハラ発言ですからね!

そうだ… そうだ 私
病院に傷害被害者の診断書

取りに行くんだった。
失礼します。

(ぶつかる音)

あいつ 変わった趣味してんなぁ。

♬~

♬~

≪(キッチンタイマーの音)

お~。 いい感じ。

♬~

《春になると
いなくなっちゃう人がいるんです》

♬~

ライカさん 大丈夫ですか?

(ライカ)ああ 大丈夫。

あなたは?

具合 悪いですか?
誰か呼んできましょうか?

いや いい。
別に大したことじゃない。

えっ ライカさん!?
ライカさん!?

≪(看護師)どうしました?

大丈夫ですか? 千夜子さん。

千夜子さん! 千夜子さん!

ここ どこ?
(看護師)千夜子さん 気分は?

ねえ ここ どこなの?
私 何で ここにいるの?

(看護師)大丈夫よ。
病室に戻りましょうね。

≪(看護師)車椅子 来ました。
(看護師)ありがとうございます。

いきますね 1 2 3。

(風呂光)千夜子さん?

ん~!
やっと食べられた。