ミステリと言う勿れ #10【ファイナルエピソード!さようなら、ライカさん】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ミステリと言う勿れ #10【ファイナルエピソード!さようなら、ライカさん】[字][解][デ]

ファイナルエピソード!さようなら、ライカさん…初詣の後、初めての焼肉を堪能する整とライカだったが、事態は思わぬ方向へ。季節は流れ、桜を見る整は何を思う

ご案内
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番組内容
久能整(菅田将暉)とライカ(門脇麦)が大隣総合病院の温室で足湯を楽しんでいると、梅津真波(阿南敦子)が来て正月の過ごし方の話になる。整が初詣に行かないかとライカを誘うと、真波も2人で行ってみたら良いと勧めた。ライカも承諾したので、整は元日午前3時に行こうと約束する。
2人きりの小イベントに整は大晦日からソワソワしながら過ごし、約束の時間に神社でライカと合流。お互いに初めての初詣に戸惑いながらも
番組内容2
お参りをして、おみくじを引き、屋台のたこ焼きを頬張って楽しむ。そんな2人を年始のパトロールに駆り出されていた風呂光聖子(伊藤沙莉)と池本優人(尾上松也)が見かける。ライカを見た池本は何かに気がつくが、風呂光に2人の邪魔をしてはいけないと促されパトロールに戻る。
神社から出ると、ライカは焼肉を食べようと整を誘う。元日のこんな時間に空いている店はないと整は言うのだが、すでにライカが灯りの点いている
番組内容3
焼肉店を見つけていた。整が店内をのぞくと、店主らしき浦部沢邦夫(堀部圭亮)と店員の沙也加(志田未来)がいる。整がまだ営業中か尋ねると、邦夫は閉めようとしていたと言う。ところが、沙也加は年明け早々の客を返してはダメだと邦夫をたしなめて、整とライカを迎え入れた。席に着くとライカが数字の暗号で整に何かを伝える。『自省録』で確認する整。焼肉を食べ始めると、ライカは整に妹の千夜子の話をする。
出演者
菅田将暉 
伊藤沙莉 
尾上松也 

門脇麦 
白石麻衣
 ・ 
鈴木浩介 

筒井道隆
 ・ 
永山瑛太 


スタッフ
【原作】
『ミステリと言う勿れ』
田村由美(小学館『月刊フラワーズ』連載中) 
【脚本】
相沢友子 
【音楽】
Ken Arai 
【プロデュース】
草ヶ谷大輔、熊谷理恵(大映テレビ) 
【演出】
松山博昭、品田俊介、相沢秀幸 
【制作著作】
フジテレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. ライカ
  2. 千夜子
  3. 沙也加
  4. 池本
  5. ハァ
  6. 整君
  7. 大丈夫
  8. 風呂光
  9. 邦夫
  10. 友達
  11. 今日
  12. 自分
  13. カメラ
  14. ハラミ
  15. 一緒
  16. 一人
  17. 音楽変
  18. 久能君
  19. 警察官
  20. 時間

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(医師)では これまで ずっと

見回りの隙を狙って
病室を抜け出してたんだね。

午前3時と午後3時の2回。
1時間ほどで戻るようにしていた。

千夜子は何も知らない。

倒れたのは?
今回が初めてだよね?

実は そのことで相談がある。

いいですね。 風になびく直毛で。

(ライカ)整君のもじゃもじゃも
悪くないぞ。

遠くからでも どこにいるのか
すぐに分かる。

僕は 自分の髪が嫌いです。
そうか。

私は好きだぞ。

お二人は お正月は
どうするんですか?

(ライカ・整)別に何も。

病院の正月って
どんな感じなんですか?

お雑煮が出る。
へぇ~。

獅子舞が来たこともあるな。
初詣とかに行く人もいる。

じゃあ 行きませんか? 初詣。

なぜ?
いえ 何となく。

(真波)いいじゃないですか 初詣!
ぜひ 2人で行くといいですよ。

そうか。
じゃあ 元旦の午前3時に。

分かった。

(風呂光)《ライカさん!?》

《ここ どこ?》

≪(池本)おい 風呂光 出掛けるぞ。

えっ?
(池本)本庁から緊急要請が入った。

ったく大晦日だってのに
やってらんねえよなぁ。

はい 初詣の前に
年越しそば 作るよ~。

とはいえ ラーメンです。

サッポロ一番!

世間では みそ味が
人気みたいだけど 僕は 塩。

絶対に塩。

いただきま~す!

ん~!

本当は何も入れたくない。
味が変わるから。

でも 今日はキャベツだけ入れた。
ネギもなし。 こしょうだけ。

ん~。

あぁ~。 この切りごまが…。

(鐘の音)

き… 緊張してきた…。

《これは まさか… デート?》

いやいや いやいや いやいや…。

そんなんじゃ 全然そんなん…
そんなんじゃないから!

いやいや いやいや…
そんなん…。

そんなんじゃ 全然
そんなんじゃないから!

そんなんじゃないから!

はっ… ライカさん。

お待たせしました。
よう。

明けましておめでとうございます。

(ライカ)おめでとう。

(本坪鈴の音)

何を お願いしたんですか?

千夜子の幸せだ。
妹さんの…。

春が来て 私がいなくなったら
あの子は一人になるからな。

神とか とうに見限ったし
見限られたけど

最後くらいいいだろう。

♬~

ライカさん。

おみくじ 引きませんか?

おみくじ 下さい。

十二。 わくわくしますね。

凶!
えっ 嘘!? 信じられない。

年始早々
こんな嫌な思いをさせるなんて。

何で こんなの入れてるんですか?
何のために?

別に 単に
気を付けろってことだろ。

気を付けろ…。

(ライカ)中吉だ。

そうですか。

そういえば 今日
確認したんですけど

僕 くじの順番
間違ってたんです。

順番?
僕は こう思ってたんですけど…。

でも 正しくは こうなんですって。

ちなみに
凶という字の成り立ちには

落とし穴に はまってもがく人とか
怨霊封じとか

空の米びつ
つまり飢餓のことですね。

とか 色々説があるそうです。

何ですか?

整君は面白いな。

僕は面白くないです。

(ライカ)1つ 疑問なんだが

整君は いろんなことに
引っ掛かって よく考えて

既成の概念に
問題意識を持つのに

どうして おみくじは信じるんだ?

考えたことなかったのか。
意外だな。

確かに。

でも それは たぶん喜和さんが…。

(喜和)《占星術は統計学だから》

《それと人文科学でもあるかな》

《人が生きてきた
証しみたいなもの》

《面白いでしょう?》

《ウフフ…》

もちろん
おみくじと占いは違うけど…。

(ライカ)ふ~ん。

(ライカ)たこ焼き 食べないか?
えっ!?

たこ焼き?

いいんですか? 食べて。
いい。

じゃあ 僕 おごります。

いや 半分出す。
あの 1つ 下さい。

《今 カップルに見えてる。
絶対見えてる》

いやいや いやいや…
そんなんじゃなくて。

いや まったく そんなんじゃなくて。
いや 違うんです。

いやいや あの…。
(ライカ)何 ブツブツ言ってるんだ。

(池本)ハァ…。

何で新年早々 パトロールなんかしなきゃ
ならないんだよ。

文句言っても しょうがないですよ。
それが仕事なんですから。

(池本)ん?

あっ 久能君。

えっ… えっ… えっ… えっ…!

彼女?

(池本)あっ? あの子って…。

(風呂光)行きましょう 池本さん。
邪魔しちゃ悪いですよ。

あっ うん。

あ~ そうだ。 お前

けやき町の方 回ってきてくれよ。
(風呂光)えっ?

手分けした方が効率いいからさ。
頼むわ。

あっ はい。 分かりました。

(ライカ)意外にも楽しかったな。

よかった。
僕も楽しかったです。

そろそろ 病院 帰らないとですね。

整君。

焼き肉 食べないか?
えっ!?

焼き肉?

焼き肉を食べる2人って
噂では それなりの…。

いや あの ちょっと だいたい
こんな日のこんな時間に

やってるお店ないですよ。
やってるぞ。

えっ?

や… 焼き肉?

あ… あの
あっ やってますか?

(邦夫)あっ…。

あっ はい。
いらっしゃいませ。

いや もう閉めるんで。
(沙也加)あっ 大丈夫です。

年明け早々 お客さん返しちゃ
駄目ですよ お父さん。

あっ どうも すみません。
(沙也加)いえいえ 大丈夫です。

どうぞ お好きな席へ。

どうぞ。

焼き肉… 焼き肉… 焼き肉…。

(沙也加)明けまして
おめでとうございます。

今年も ごひいきに。
あっ どうも。

俺は もう風呂入って
一杯ひっかけちまったぞ。

お父さんは座ってて。
私がやるから。

何か すみません。
僕も思わぬことで。

(沙也加)いえいえ 大丈夫です。

(沙也加)どうぞ。

116-2-19・20・8

100-9-29~31 51-1-16・17
101-1-22~25。

え~ もう
普通に しゃべってくださいよ。

あ~。 はい。

で 何にします?
私は初めてで分からないから

任せる。
えっ!?

(沙也加)お飲み物は
どうされますか?

あっ えー
あったかいお茶とかあれば。

はい。

あっ。

小銭が落ちてますよ。
えっ?

あ~。 僕らじゃないです。

そうですか。

(小銭を拾う音)

(沙也加)どうぞ。
年明けのサービスです。

あっ どうも。
(沙也加)この時季ですけど

ゴーヤトーフです。
フヤフヤじゃないですけど。

カルビ 中カルビ ネギ塩カルビ
上カルビ

ロース ザブトン ハラミ
つぼ漬けハラミ

チャプチェ クッパ オイキムチ。

すいません!

実は 僕も初めてで
単語も注文の仕方も分かりません。

えっ そうなのか。

種類が多過ぎて
何が何だか不明確で。

すいません ふがいなくて。
謝ることはない。

あの 素人に
お薦めとシステムを教えてください。

あっ… はい。

やっぱり まず タン塩。
タン塩。

(沙也加)あっ うち 酢もつも
あるんですよ。

それと ケジャンって
カニのキムチも人気あります。

テールスープも おいしいですよ。

(邦夫)おいおいおい。
肉のお薦めを聞いてんだろ。

やっぱり
カルビ ハラミ ロースだろうが。

そっか。
(邦夫)まったく。

気が利かない娘で すいませんね。
カルビ ハラミ ロース。

この盛り合わせってやつに
すればいいんじゃないか?

♬~

(バズーカ発射音)ドン……バシャ!

(炭酸の音)シュワー

<「ジムビーム」ハイボール!>

(缶を開ける音)
プシュッ! プシュッ! プシュッ!

♬~
(ビールを注ぐ音)

<金麦ザ・ラガーーー!

ラガーー-!

ラガーー-!の 新>

(ライカ)もういいか?
はい。 では。

(息を吹き掛ける音)

(整・ライカ)うまい!

もっと焼こう。
はい。

私が自分でやったんじゃない。

あの 聞いていいですか?

ライカさんは
どこが悪いんですか?

(ライカ)頭の方だ。
食事制限はない。

脳ってことですか?

脳という字の中に

凶という字が入ってるように
見えるんですけど

もともとは こっちの字なので

決して凶じゃないんですよ。

別に気にしない。

(ライカ)整君は
いろんなとこに引っ掛かるな。

まあ それで あなたに
引っ掛かったわけですけど。

(ライカ)そういう人を
探していたんだ。

そういう人?
(ライカ)ああ。

違和感に気付いて動く人。

でも それを
すぐ人にしゃべったりしない人。

私の代わりに動いてくれる人。

(ライカ)それで 暗号を
あちこちに仕掛けておいたら

最初に元刑事が気が付いた。

牛田さんですか?
そう。

ただ あの人は
もう動く元気がなかったから

本をあげた。
毎日ずっと読んでいたそうです。

この『自省録』

私も 昔 毎日読んでいた。
千夜子と一緒に。

(ライカ)
これは 私がやったんじゃない。

千夜子がやったんだ。
えっ?

私と千夜子は 姉妹ではない。

この世には千夜子しか存在しない。

そう。
千夜子は 解離性同一性障害。

以前は
多重人格と呼ばれていた病気。

私は 千夜子が生み出した
別人格の一人なんだ。

(千夜子の父)《千夜子!》

《親に対して何だ その目は。
ふざけるな!》

(ライカ)うちの父親は
どうしようもないくずで

われわれは いわゆる
サンドバッグだった。

《ママ! 助けて!》

《ママ!》

(ライカ)知ってるか?
この病になる人間は

性的虐待を受けていることが
多いそうだ。

(ライカ)
千夜子は 耐えて… 耐えて…

ある日 とうとう耐えきれずに
自分の中へ逃げ込んだ。

そして
私が代わりに出ていくと

そこに化け物がいた。

私は 千夜子の痛みを

引き受けるためだけに
生まれてきたんだ。

(ライカ)父は
一台のライカのカメラだけを

かわいがる人だった。

化け物に襲われているとき
私はカメラを見た。

カメラになろうと思った。

そしたら
痛くも苦しくもないからな。

(ライカ)もしかすると 父が 唯一
大事にしている物になりたいと

どこかで
思っていたのかもしれない。

フッ… そうだとしたら
吐き気がするけどな。

そのうち どんどん
別の人格も増えていった。

千夜子は すぐに死にたがるから

みんなで必死で眠らせて
誰かしらが表に出ていた。

そんなとき
香音人とカエルが現れて

両親を焼き殺してくれた。

彼らと話をして

壁に合図の炎のマークを描いたのは
私だった。

だから 千夜子は何も知らない。

その後 精神科病棟に
入院してからは楽になった。

千夜子を脅かす存在が
いなくなり

自殺の心配も ほぼなくなった。

それで みんな 役割を終え
統合されて次々と消えていった。

残ったのは 私一人だ。

千夜子は10歳のころのまま
精神の成長が ほぼ止まっている。

それに自分は歩けないと
思い込んでいるから

私が 毎日 病院を抜け出して
せっせと足を鍛えてやっている。

でも 最近 少しずつ 千夜子に
成長の兆しが見えてきてな。

春から病院を出て 里親の元で
暮らすことになったんだ。

千夜子の幸せを見届けたら
私も消える。

いなくなるって…
そういう意味だったんですね。

そうだ。

だから 焼き肉も
食べたことがなかったんですね。

(ライカ)家族や友達と こんなふうに
外で食事をするなんて

私には
かなわない夢だと思っていた。

友達…。

まさか焼き肉が
こんなに うまいとはな。

はい。

次は このハラミというのを
食べよう。

あっ はい。
葉っぱに巻くと うまいらしい。

はい。
キムチも入れよう。

はい。

♬~

(邦夫)おい 俺にもビールくれ。

はい。

あと ほら
網 かえて差し上げねえか。

あっ はい。
すいません!

何か追加されますか?

石焼きビビンバも お薦めですよ。
えっ!

じゃあ それも。

はい。
ビビンバ お一つですね。

あれ?
何だ。

さっき お薦めされた酢もつが
メニューにない。

《あっ うち 酢もつも
あるんですよ》

どうしても酢を
入れたかったんじゃないか?

ロースも うまいな。

ゴーヤトーフも
ゴーヤは入ってなかった。

(ライカ)うん。
じゃあ シシトウもらうな。

網じゃなくて鉄板だし。

《網 かえて差し上げねえか》

(ライカ)11-3-2・17
178-12-17~23 5・10。

石焼きビビンバも楽しみだな。
そうですね。

どうも ありがとうございました。
ぜひ またいらしてください。

はい。

ガムくれましたね。

多く払ってもらって悪かったな。
あとで返す。

お… お願いします。

鍵 しめとけ。
客 入れんなよ。

じゃあ 電話しますね。

≪(ドアを開けようとする音)
≪あっ…。

(ドアを開けようとする音)
あっ すいません!

忘れ物をしちゃったみたいで。

はい。

(邦夫)おい! ほっとけ。

そういうわけには…。

あっ すいません
ボールペン 落ちてないですか?

捜してみますね。
失礼します。

(男性)お~ やってる!
よかった…。

あっ いや あの 今日は 店は…。
(男性)いいじゃん 正月だし。

生 ちょうだい。 生。

(沙也加)ないですね。
レジの辺りかなぁ。

やってるの ここ?
ラッキー!

(男性)来た 来た。 こっち こっち。
(邦夫)いや あの…。

≪ちょっとトイレ行ってきます。
すいません。

あの 僕 サスペンスドラマとか
見てると

よく不思議なシーンを
見掛けるんですが。

はい?
刑事が犯人を見つけると

すごく遠くから
声を掛けるんですよ。

大きな声で。
だから 当然逃げられちゃうんです。

まあ そうしないと きっと
お話にならないんだろうけど

だから 常々 思ってたんです。

どうして もっと近づいて
しっかり捕まえてから

名前を呼ばないんだろうって。

(邦夫)うっ! 何だよ!

そういうことだな。
(警察官)警察だ。

浦部沢 邦夫 午前5時23分
強盗殺人で逮捕する。

えっ…。
あ~ くそっ!

(警察官)あ~ 暴れんな 暴れんな。
観念しろ。

警部! 厨房で人が縛られてます。
この店のご主人夫妻だそうです。

お父さん お母さん!
(沙也加の父)沙也加!

大丈夫?
(警察官)大丈夫ですか?

(沙也加の母)
ありがとうございます。

大丈夫?

(警察官)よし。 行くぞ。
(警察官)はい。

(池本)久能君 協力ありがとね。

あいつ 強盗殺人犯で

大隣市に逃げ込んだっていう
情報があったから

緊急で捜索していたところ
だったんだよ。

風呂光さんは?
今 けやき町から向かってる。

時間かかるって言うから
先に行ってくれって

俺に 連絡 来てさ。
(沙也加)お客さん。

気付いてくれてたんですか?
あっ はい。

泣いてたみたいだったし

手も震えてたので
ちょっと気になって。

《116-2-19・20・8
100-9-29~31》

「見た」「か」
「ひどく」「緊張」「している」

《はい》
(沙也加)《小銭が落ちてますよ》

それと 小銭の5円玉と10円玉。

(沙也加)《この時季ですけど
ゴーヤトーフです》

《フヤフヤじゃないですけど》
ゴーヤの入ってない豆腐を

あえて濁らず
ゴーヤトーフと言った。

「フヤフヤしてない」
つまり

「フ」と「ヤ」をなくすと
ゴートー。

小銭の5と10も
ゴートーですよね。

そうです そうなんです。
(池本)さすがだなぁ 久能君。

それから お薦めを聞いたとき。

《まず タン塩》
《タン塩》

《あっ うち 酢もつも
あるんですよ》

でも メニューに
酢もつはなかった。

《どうしても酢を
入れたかったんじゃないか?》

《それと ケジャンって
カニのキムチも人気あります》

《テールスープも
おいしいですよ》

お薦めの…。

頭文字をつなげると
「タ」「酢」「ケ」「テ」になる。

《網 かえて差し上げねえか》

肉を焼いてるのは鉄板なのに
あの人が網って言って

それで やっぱり
おかしいって思ったんです。

(ライカ)《11-3-2・17
178-12-17~23…》

「父」「の」「ふりをしている」

あ~ なるほどな。

お二人が数字で話されていたので
私も暗号で伝えてみようと思って。

でも うまくできなくて
何か てっきり

分かってもらえなかったのかと。

いえ すぐに動けなくて
すみません。

いえいえ とんでもないです。
ありがとうございました。

いえ でも こんな事態だったのに
おいしかったです。

ごちそうさまでした。

(池本)車で送っていこうか?

あっ いえ 大丈夫です。

そっか。
じゃあ 今年も よろしくね!

んっ!
僕は 今年は もう事件には

関わりたくないです。
えっ!

まあまあ まあまあ
そう言わないで!

失礼します!

♬~
<この惑星の締め切り前は戦場だ>
(役所)間に合わない… 音楽変えて!

(神木)はいっ!先生!
(音楽変わる)♬~

(杉咲)あ~ もぅ やっぱ無理!
いっそあきらめましょう 曲変えます

(音楽変わる)♬~
あきらめる…

(天童)♬~川の流れのよう…

何歌ってんだ天童! 音楽変えて!
あー はい! (音楽変わる)

(阿佐ヶ谷姉妹)♬~夕焼け小焼…
ああ~~!

♬~
<気分で選ぼう クラフトボスも音楽も>

間に合った~
<この惑星の住人は 締め切りがこないと
がんばれない> (飲む音)ゴクッ

だいぶ遅くなっちゃいましたね。
タクシー拾いましょうか。

いい。 歩く。
いや でも 急がないと。

病院にバレたら大変。
じゃあ 走る。

えっ?
走りたい。

えっ? えっ?
ちょっ… 待って ライカさん!?

ライカさん!?

すいません 遅くなって。

久能さんは?
(池本)おう。

今さっき帰ったよ。
神社にいた子と一緒に。

あっ そうですか。

あのさ…。

(風呂光)何ですか?
(池本)いや あの…。

俺 あの子のこと知ってんだよね。
(風呂光)えっ?

(池本)こないだ下戸 陸太の
取り調べしただろ。

その裏取りで 昔 井原 香音人に
親殺しを依頼した

虐待児たちに
会ってきたんだけど

音無 千夜子も
その中の一人なんだ。

あっ 久能君も たぶん それで
知り合ったんじゃないかな?

解離性同一性障害… だっけ?

自傷行為があって

精神科病棟に
長いこと入院してるんだって。

かわいそうにな。

でも まあ
春には退院するって言ってたから。

えっ 春?
春って体は大丈夫なんですか?

心の方だから
体は問題ないんじゃないの?

《春になると
いなくなっちゃう人がいるんです》

ハァ… ハァ… ハァ…。

ライカさん!

そんなに走って
大丈夫なんですか?

大丈夫だよ!

ハァ… ハァ… ハァ…。

ハァ… ハァ… ハァ… ハァ…。

ハァ… 苦しい。

(ライカ)整君は体力がないな。

入院してる人に言われると
屈辱ですね。

(ライカ)しかし
まさか あんなことになるとはな。

はい。

ライカさんは もしかして

何か気付いてたから
あの店に入ったんですか?

(ライカ)そういうわけでもない。

ただ いつも私が出歩く時間は
昼も夜も閉まってるから

珍しいなとは思った。
あっ そうなんですね。

ああ… ひやっとしました。

まあ でも 何だか楽しかったな。

僕もです。
また どこか行きましょう。

春までの間。

(ライカ)いや 次は もうない。

えっ?

どういう意味ですか?

(ライカ)この間 ここで
倒れてしまって

抜け出してるのが
先生にバレた。

倒れたって!?
突然 人格交代が起きたんだ。

そんなことは初めてだ。

千夜子は もう回復している。

私がいなくなっても
もう大丈夫だろう。

ただ
ちょっと困ったことになった。

困ったこと?
それで 先生に相談したんだ。

(ライカ)《私は 私の意思で

出ることも消えることもできた。
だから 千夜子を

危ない目に遭わせるようなことは
決してないと思っていた》

(医師)《うん》

《きっと主人格のアイデンティティーが
優位になったんだろう》

《いい兆候だよ》

《私の願いは
千夜子が幸せになること》

《それ以外は 何も望まないし
この世に何の未練もない》

《だから いつ消えても構わない》

《でも…》

《最近 ある人に出会った》

《その人と一緒に
足湯に漬かって話をしたり

クリスマスプレゼントの交換を
したりした》

《それは
私が目的を果たすための

親を殺して
千夜子を救ってくれた

恩人に会うための
手段だったはずなのに》

《私は カメラだ》

《何にも感じないように
カメラになった》

《でも もしかしたら

あれが楽しいとか

うれしいってこと
なんじゃないかと思う》

(医師)《それで?》

《それで 全てが終わって…》

《それなのに 彼が
また会いに来るのを待っている》

《きっと これからも
待ってしまうような気がする》

《このままだと 消えたくない。
ずっと ここにいたい》

《そう思ってしまう》

《私がいたら
千夜子は幸せになれないのに》

《君は どうしたらいいと思う?》

♬~

だから 今日の初詣を
最後にしようと決めていたんだ。

(ライカ)私は もう表には出ない。

春を待たずに千夜子の中で
永遠の眠りにつくことにしたんだ。

でも つい欲が出て
あの店に入った。

♬~

これで お別れだ 整君。

それは

千夜子さんの病気が
良くなるってことですよね?

千夜子さんの幸せが
ライカさんの願い。

そう。

それが 私の たった一つの願いだ。

それなら…。

それなら よかったです。
ホントに よかったです。

すごく残念ですけど

ライカさんの願いがかなうなら
僕は それでいいです。

千夜子は 整君のことは知らない。

だから 見掛けても
話し掛けないでやってくれ。

僕にも傷があります。

この傷は ライカさんの傷と

同じ痛みです。

そうか。

整君の痛みも
代わってあげられたらよかったな。

ありがとう 整君。

君と友達になれて…。

初めて少しだけ
生まれてきてよかったと思った。

♬~

最後に一緒に焼き肉が食べられて
うれしかった。

僕も うれしかったです。

じゃあ 元気でな。

♬~

♬~

♬~

さようなら ライカさん。

(ヘリのローター音)

(アナウンサー)
続いては お天気です。

今日 気象庁は 東京の桜が
満開になったと発表しました。

気象庁によりますと
東京 千代田区の靖國神社にある

標本木のソメイヨシノが
満開になったということです。

これは 平年…。

久能君 何かあったの?

えっ? どうしてですか?
そんな顔してるから。

僕は 常々
お花見の楽しみが何なのか

分からないって思ってたんですけど。
(天達)うん?

美しいものを眺めるなら
1人の方が静かで集中できるし

好きなときに好きなだけ

好きなように
楽しめるじゃないですか。

でも 僕 今年は初めて

誰かと一緒に
桜を見たいと思いました。

その美しさについて
誰かと語り合いたいって。

そのことに
自分でも驚いてるんです。

若いってことは若いってこと。
まだ何もしてないってことなんだ。

って言ったの 誰だったかな。

とにかく これから
変わっていけるってことだよ。

あなたは まだ頭でしか
知らないことが多いけど

この先 体験することで
考えが変わることもあるだろう。

それは恥ずかしいことじゃない。

人に会い 人を知りなさい。

それは 自分を知る旅だよ。

(風呂光)青砥さん

ゆうべの暴行事件の
聞き込みしてきました。

犯人と思われる男性が
現場付近の監視カメラに

うつってました。
(青砥)じゃあ その映像を

鑑識に回してくれ。
(風呂光)了解です。

おい 風呂光。
音無 千夜子 今日 退院だって。

えっ?
(池本)担当医から聞いたんだ。

よかったな。

《友達も彼女もいません。
誰も遊びに来たことはないです》

《春になると
いなくなっちゃう人がいるんです》

どうも
色々とお世話になりました。

(看護師)いいえ。 何かあったら
すぐ いらしてくださいね。

(里親)はい。
(看護師)千夜子さん 元気でね。

うん。 ありがとう。

(里親)それじゃあ。
≪失礼します。

(ライカ)《千夜子は
整君のことは知らない》

《だから 見掛けても
話し掛けないでやってくれ》

≪(風呂光)千夜子さんに
会えましたか?

あっ…。

はい。 声は掛けませんでしたけど
元気そうでした。

そうですか。
はい。

教えてくれて
ありがとうございました。

いえ。

久能さん さみしくないですか?

あの…。

あの 私が友達になってあげます!
えっ?

あっ いや あの…
なってあげるっていうか

すいません 何か 偉そうに。

いや そうじゃなくて
何ていうか

あの 私が何て言いたいかと
言いますとですね

あの 一人の友達として
あの 刑事としてではなく

一人の友達として 久能さんと
接したいっていいますか。

あの すいません…。
ありがとうございます。

えっ?

あっ… あっ はい。

では そういうことで。

♬~

奇麗ですね。
はい。 とても奇麗です。

僕は 常々思ってるんですが

日本のソメイヨシノって
全て1本の木から始まっていて

挿し木や接ぎ木をして増やして
全国に広がっていったんです。

つまり
全てクローンなんですよね。

ということは
僕が 昔 よく見てた桜も

今 見てる この桜も
同じ遺伝子を持ってるってことで。

時間も場所も越えて
同じものを見てるのが

何か不思議だなぁって。