[新]<土ドラ>おいハンサム!! #01【恋とゴハンと三姉妹。伊藤家の大問題】[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

[新]<土ドラ>おいハンサム!! #01【恋とゴハンと三姉妹。伊藤家の大問題】[字]

何かと融通が利かない父・源太郎と、男を見る目がない三姉妹、そして全てを超越した母。伊藤家が織り成すまったく新しいLOVE&FAMILYコメディ!

番組内容
ペットボトルから注いだだけのウーロン茶で何百円もカネを取る最近の風潮を嘆く伊藤源太郎(吉田鋼太郎)は、妻・千鶴(MEGUMI)と東京の長い商店街の外れの一軒家に住んでいた。
3人の娘はそれぞれ独立して立派に暮らしている、はずだったが…長女・由香(木南晴夏)は独身で不倫に走りがち。エリートっぽい男性と結婚したはずの次女・里香(佐久間由衣)も離婚の危機。
番組内容2
三女・美香(武田玲奈)は独身で売れそうにない漫画家と同棲中。
男を見る目の全然ない愛する娘たちの幸せのため強いパパ・源太郎が立ち上がる!
源太郎は言う。
「食べて、恋して、人は生きている……」
クスッと笑えて、お腹もすく、「恋」と「家族」と「ゴハン」をめぐる見たことのない最新コメディ。
出演者
吉田鋼太郎 
木南晴夏 
佐久間由衣 
武田玲奈 
須藤蓮 
久保田悠来 
奥野壮 
太田莉菜 
桐山漣(※さんずいに点1つのしんにょうの漣) 
山中聡 
野波麻帆 
高杉真宙 
MEGUMI 
浜野謙太
スタッフ
【原作】
伊藤理佐『おいピータン!!』『おいおいピータン!!』(講談社「Kiss」連載) 
Special Thanks:『渡る世間はオヤジばかり』(講談社 KissKC 所載)、『チューネン娘。』(祥伝社フィールコミックス)、『あさって朝子さん』(マガジンハウス) 

【音楽】
MAYUKO、眞鍋昭大、宗形勇輝(ワンミュージック)
スタッフ2
【オープニングテーマ】
和田アキ子「YONA YONA DANCE」(ユニバーサルミュージック) 

【企画】
市野直親(東海テレビ) 

【プロデューサー】
山口雅俊(ヒント) 
遠山圭介(東海テレビ) 
塚田洋子(日本映画放送) 
藤井理子(日本映画放送) 
森正文(ヒント) 

【エグゼクティブプロデューサー】
宮川朋之(日本映画放送) 

【脚本・演出】
山口雅俊
スタッフ3
【製作】
東海テレビ 
日本映画放送
ご案内
【公式サイト】
https://www.tokai-tv.com/oihandsome/ 

【公式ツイッター】
https://twitter.com/tokaitv_dodra  

【公式Instagram】
https://www.instagram.com/dodra_tokaitv/ 

【公式TikTok】
https://www.tiktok.com/@dodra_tokaitv

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 美香
  2. 千鶴
  3. パパ
  4. 大森
  5. お父さん
  6. タンメン
  7. 店員
  8. 女性
  9. ウーロン茶
  10. ユウジ
  11. お茶
  12. 一人
  13. 今日
  14. 座敷
  15. お席
  16. シイナ
  17. 黄身
  18. 自分
  19. 大切
  20. 男性

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから → 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。





ABEMA



created by Rinker
ポニーキャニオン
¥2,423 (2022/01/17 20:45:51時点 Amazon調べ-詳細)

(千鶴)ホントの自由って何?
(美香)黄身だけご飯よ。

黄身だけ掛けたいの。
黄身だけ 黄身だけ…。

(美香)[大騒ぎして
1人暮らしを始めた]

しょうゆ ドボドボ掛けたいの。
(千鶴)あんた よく

そんなこと そんな深刻そうに。

(美香)実家よ~ さよなら~!

[フローリング!]

[今まで 畳]

[ブラインド!]

[今まで ちょっと短い
変なカーテン]

[ベッド!]

[今まで 薄い布団]

[白い冷蔵庫!]

[今まで 変な緑色。
何で 緑?]

食器も 一つ一つ
こだわっていきたいな。

≪(チャイム)

パパ。

(美香)パパ…。

お~。 思ってたより
いい部屋じゃないか。

はい やかん。

お湯が沸いたら
ピーとお知らせ 鳴るなるケトル。

鍋とやかんは
同じデザインで揃えたかった…。

こういうのは 最近
もっと早く沸くのがあるし。

何言ってんだ。
やかん すぐ必要になるだろ。

もう 帰って 帰って パパ。
いや おい 何だよ。

[長く使う大切なものを

通りすがりに
パパに買われちゃった]

まあ やかんぐらい いっか。

[新しく買って
そっと捨ててもいいし]

はい。
(ダイスケ)はい こしょう。

[これは
結婚して大阪に住んでる

下のお姉ちゃん]

いや タンメン タンメン。
タンメン タンメン!

えっ? タンメンでしょ。

タンメン!

タンメン。
タンメンだってば。

ハァ… タンメン!

タンメン! タンメン!

もういい。 寝る。

(ダイスケ)はい。

せっかく 作ったのに…。

[始まった 1人暮らしの
会社勤め生活は…]

(アラーム)

[結構 いちいち大変で]

(美香)
《今日は 燃えるごみの日だ》

《まいっか 次で。
朝ご飯も作るのめんどくさい》

(やかんの鳴る音)

ハァー。

[あれが あたしのパパ]

[パパのやかん]

(由香)《子供のころ嫌いだった物
ばっかり好きになる》

あ~。

ビールに 漬物でしょ。

サンマ 塩辛 おでんの昆布
湯豆腐 きんぴら サンマ…。

ん? サンマ 2回 言った?

[これが あたしの
上のお姉ちゃん。 独身]

(店員)いらっしゃいませ。

(大森)こっちもビール。
(店員)はい。

一人で楽しそうだな。

そっちこそ…。

(店員)お待たせしました。

カツ煮 下さい。
(店員)はい。

(大森)フッ… まねかよ。

えっ? どっちが?

(大森)まず カツ丼のアタマ。

つまり カツ煮をつまみに
ビールを飲む。

そして 残ったカツ煮をおかずに
白いご飯を楽しむ。

あるいは 残ったカツ煮を
白いご飯にのせて

小さいカツ丼にして締める。

それ 教えたの俺だよね。

あれから 3年か。
5年だよ。

ひょっとして ここら辺
住んでんじゃないだろうな。

[それから
あたしに好きな人ができて]

漫画家志望?

何じゃそりゃ。

志望は 駄目。

定職に就いてないやつと
交際するなんて 嫌だ!

嫌だって パパがでしょ。

[パパは もう
突然 部屋に来たりしなくなった]

(美香)ご飯 おいしかったね。
(ユウジ)ねっ。

でも 俺 カニ 食べたかった。
(美香)食べたかった~。

[それから ずっと

あたしは 実家に近い
この道だけは

できるかぎり 避けていた]

[パパが よく通る
パパが好きな道だったから]

[でも 今夜は
ちょっと飲み過ぎて

油断しちゃってた]

こんな時間に そんな格好で
男と歩いてるのは…。

世界中で お前だけだー!!

[その雄叫びは
隣町まで聞こえたという]

♬~

(千鶴)聞こえたわよ。
(美香)えっ?

嘘よ。
(美香)パパは?

もう帰ってきてるわよ。
(美香)何か言ってた?

《今 そこの道で
偶然 美香と会ったぞ》

《あっ そう》
(美香)それだけ?

そうね。
(美香)ユウジのことは?

何も。
(美香)眼中にナッシングみたい。

一緒だったの?
(美香)うん まあ。

で… パパ どんな感じ?

(千鶴)あしたも仕事
早いみたいで

もう 休んでるわよ。

(千鶴)うつぶせで。

分かった。 バイバーイ。

何だって?

次の休み ちょっと実家に帰る。

ああ…。

僕は 美香の部屋で
待ってれば… よいのかな?

取りあえず 今日は
自分のアパート 戻ってて。

で あしたの朝 持ってきて
見せてほしいものがある。

ど… どう?

これが

あなたが 全てを注ぎ込んだ 漫画。

あなたが 命を懸けた… 漫画。

美香…。

どうか…。

ん?

私と別れてください。

えっ?

(ドアの開く音)
(美香)会社 行ってくる。

(ドアの閉まる音)

あっ。

おーい 母さん 母さん。

いってらっさーい。

(美香)《今日の私の影 変》

《影って大切だよな~》

《背筋 伸ばさなきゃな》

(美香)シイナさん
おはようございます。

おはよう。 よく分かったわね。
こんな所で 朝のストレッチ?

(美香)《シイナさん
今日も 胸 とがってるな~》

《いつか いいブラ
教えてあげますからね》

ん?

何でもないです。

そうだ。
土曜日 予定 空けといて。

コンパ
セッティングしといたから。

コンパ…。
(シイナ)合同コンパ。

略して 合コンね。

[シイナさんは
「辞書」のことを「字引」と言ったり

ものを「ちゅうちゅうたこかいな」と
数えたりする

わが社の黒木 瞳なのだ]

友達の旦那のお兄さんの

知り合いの知り合いの
商社マンなんだけど。

行きます。 参上します。
参加させていただきます。

(シイナ)うん。

おい 聞いてくれ。
商店街の客の声 読み上げるぞ。

「ネットで
気軽に買えるようになったから

そもそも 服屋さんに
行かなくなった。 20代 男性」

「商店街で服を買うって

何か ダサいイメージがある。
10代 女性」

「古着屋とか 安い服屋が
たくさん欲しい」

「下北みたいに おしゃれな感じに
したい。 20代 女性」

現状のプレゼン資料に
こういった

客の生の声は 反映されてるか?

どうだ? 中込君。
(中込)はい。

どう思う?
(中込)え~… されてません。

伊藤本部長 絶好調。

いつもより すてきな気がする。
気のせいかな?

(チャイム)

今日 パパ 早い?

お父さん 今夜
少し 飲んで帰ってくるかもよ。

何で 分かんの?
(千鶴)けさ お父さんの

朝ご飯のお茶にね…。

《茶柱 茶柱》

《2本 2本》

《よかったわね》

毎朝 熱いお茶を
ゆっくり飲むのが

お父さんの日課なの。
ずっと そうなの。

そうだっけ?
(千鶴)茶柱が立った日はね

お父さん 自分では
気付いてないんだけど なぜか

たくさん 仕事をして たっぷり
お酒を飲みたくなるのよ。

気が大きくなるのね。

で お父さん 茶柱で心が
お茶で体がデトックスされて…。

(千鶴)少しハンサムになるのよ。

よし 今日は ますます帰るわ。

よし。 軽く 何か食ってくか。

はい。

(高井)あ~ 疲れた。
資料の徹夜が効いたわ。

したもやふう?
(品川)しもたやだよ。

しもたや?
あっ お願いします。

飲みたいやつは 飲んでいいぞ。
(部下たち)ありがとうございます。

私は 生ビールで。
(喜多)じゃあ 私も生で。

ジンリッキー。
(店員)はい。

ウーロン茶 お願いします。
(店員)はい。

この店は あったかいお茶も
出してくれるんだぞ。

ねっ?
はい そっちは無料です。

でも お酒飲まないんで
何か頼まないと悪くないっすか?

おごってもらう立場で 何言ってる。
でも 冷たいのが飲みたいんで。

水でも飲んどけ。
えっ…。

じゃあ ウーロン茶。
ありがとうございます。

料理は お任せで。
(店員)はい。

じゃあ 乾杯!
(部下たち)お疲れさまです!

あ~ 返す返すも 僕のパワポの
補足資料が効いたわ。

自分で言うなよ。

本部長への自己アピールです。
おいおい。

(女性)《うるさいなぁ。
私 失恋中なんだからさ

静かにしてよ》

《つーか こんなメッセージ一つで
さよならって 何?》

(店員)お待たせしました。
スペアリブです。

(高井)この店 ヤバいっすね。
お前 さっきの打ち合わせで

収益的に破綻がないかどうか
もう一回 ちゃんと検証しとけよ。

はい 分かりました。

(シャッター音)

君ら あれか? 毎食 毎食

そうやって
食べ物の写真 撮るのか?

(品川)はい。
(高井)そうっすね。

(喜多)う~ん おいしい。
ここ カトログ 星 幾つですか?

知らん。

(女性)
《私の3年は 何だったの?》

《しかも 27 28 29歳の
かけがえのない3年》

でも ここ コスパ
超いいっすよね。

おごってもらう立場で
コスパとか言うな。

すいません。
(品川)この店 何で調べたんすか?

調べてない。

この店はな 仕事帰りで
道に迷ってしまって

たまたま 見つけたんだ。

♬~

外から見た 店のたたずまいと

それから 中に見える品書きや
お客たちの様子で

よし! と思い切って
飛び込んだんだ。 それで

いい店だったんで もう一回
来ようとしたら迷ってしまった。

迷って たどりついた。
自分の勘だけを頼りに

思い切って飛び込んでみる。

迷わないと見つからない。

迷ったからこそ たどりつける。

そういう巡り合い
そういう見つけ方があるんだ。

でも そうやって 店 選んだら
当たり外れ ありますよね。

だから 面白いんじゃないか。

間違いのない選択なんて
ないんだよ。

だから ちゃんと迷うんだ。

迷って 選ぶ。 迷って 選ぶ。

人生 その連続だ。

迷っていいんだ。

迷っていいんだよ。

あっ それ まだ使うから。
すいません。

あのう…。
ありがとうございました。

えっ?

≪知り合いですか?
ちょっとブラ透けてましたよね。

≪スタイル ヤバくない?

≪ちょっと 本部長
ハンサムになってません?

(美香)でも ママも
あの頑固なパパと

よく 長いこと夫婦やってるよね。
(千鶴)そうね。

ねえ 夫婦って どんな感じ?

そうね…。

そもそもさ
結婚って どんな感じ?

オムライスって なかなか
うまくいかないじゃない。

≪(物音)

(千鶴)あららら 珍しいわね。
ただいま…。

あっ まずい。
靴下 半分 脱いでる。

お父さんね すごく酔っぱらうと
靴下 半分 脱いじゃうのよ。

すごく暑いのね。 あっ ねえねえ
お布団 ひいてくるから

お父さんのこと見てて。
(美香)はい。

は…。

てが… の…。
えっ?

…ってんの やあ…。
えっ?

てんだー! のかー!

そういうときはね
お父さんのまねしてみるの。

(美香)えっ?

意味 分かんなくてもいいから

お父さんの言ったとおりに
言ってみるの。

(美香)はーい…。

と… といて… かは…。
といて かは?

ちーがーんーだ。
ちーがーんーだ。

てんだ!
て… てんだ…。

お父さん お水 お水 お水…。

こういうときにね 一番
大切なのは 声のトーンなのよ。

トーン?
(千鶴)うん 例えばね

この 酔っぱらいの
こんちくしょう。

うにゃ…。

飲んでも ちゃーんと連絡しろ
甘えんな。

はにゃ…。
(千鶴)とにかく 何でもいいから

やさ~しくね
発音すればいいのよ。

みじゅ…。
水 はいはい お代わりね。 はーい。

美香か。
うん…。

久しぶりだな。
うん… うん。

美香は パパの大事な娘だ!

パパ…。
それは

美香のために買ってきた
お土産だ。

今すぐ 食べなさい。
はい。

(千鶴)駄目よ。
そんな優しい言葉にだまされちゃ。

(美香)えっ?
(千鶴)ここで寝るつもりよ。

一回 横になったら おしまいよ!
(美香)何これ?

(千鶴)ちょっと 美香
お父さんの着替え 持ってきて。

あっ お父さん 危ない 危ない…
Tシャツとか かぶるやつ駄目よ。

前にボタンがあるやつ…。
お父さん 回んないでよ お父さん。

(千鶴)こっち こっち…。
真っすぐ。 こっち。

こっち こっち こっち…。
こっち お父さん!

お父さん こっち。 こっち!

(いびき)

よし。 フィニッシュよ。
(美香)えっ?

赤コーナー 黄色い悪魔
タイガーマスク~!

うわ~!
急いで 急いで 急いで 急いで!

はい はい はい…。
虎だ。 虎だ。

お前は 虎になるのだー!

とーっ!

(千鶴)お父さんね
タイガーマスク 好きなのよ。

誰それ?
(いびき)

(千鶴)よしっと。

(千鶴)はい~。

(美香)
何で パパは ユウジのこと

最後まで
認めてくれなかったんだろ。

今となっては
それでいいんだけどさ~。

お父さんは 一度 言ったこと
どうしても取り消せないからよ。

えっ?

(千鶴)結婚する前に
こんなことがあったわ。

《お芋を食べませんか?》

(千鶴)《はい》

《焼き芋を1本 下さい》

(焼き芋屋さん)
《いらっしゃいませ 1本ですね》

(焼き芋屋さん)《はい 1本です》

(千鶴)それは はっきり言って
あたしの腕ぐらいあったわね。

焼き芋屋さんも 売れ残って
困っていたとみたわ。

《1本じゃなくて
もっと小さいものに

替えてもらったら?》
《いえ… これは 1本です》

《2, 000円です》

《2, 000円…》

(千鶴)そこには
男と男の意地があったの。

お父さんは デート中

その腕ぐらいある焼き芋
持ってた。

ずーっと ずーっとね。
そのときに覚悟したの。

この人
すごい頑固ジジイになるって。

《定職に就いてないやつと
交際するなんて 嫌だ!》

(千鶴)って 夏に言ったらね

冬に許してもいいかなって
思っても

取り消せないのよ。

そんなぁ~…。

何で いるの?
勝手に入んないでよ。

この前 別れてって言ったよね?

僕と別れたら
すぐに後悔するよ。

はあ?
(ユウジ)まず…。

瓶のふたが開けられない。

《ん~ 開かない》

《うっ! 僕がいないと
一生 マーマレードが食べられないぞ》

(美香・ユウジの笑い声)

ふん! う~ん!

ふ~ん!

じゃ… じゃあ あの…
青っぽい 花柄っぽい ワンピース

着られなくなるぞ。

(美香)《あ~ とまらな~い》

《も~う 僕がいないときは
どうすんの?》

(美香・ユウジの笑い声)

別れたいって…。

着てみせる! 一人で!

そんなに!?

ハァ~。

わざと 忘れ物すんのやめろよ!

この いつも 一人でご飯食べる
ドラマの主人公は

何で 必ず
ウーロン茶 注文するんだ?

酒 飲めないんだったら
水かお茶 頼めばいいだろ。

ウーロン茶だって お茶じゃない。
ウーロン茶は 金 取るだろ!

もともと 日本では

お茶は サービスって決まってんだから。
そうね~。

(やかんの鳴る音)

[一人では着られないと
思っていた ワンピースが着られた]

[この世に 一人で着られない
服なぞない]

[何か深い言葉]

不審者?

(店員)はい お待たせしました。

こっちです。

あっ まだ それ使うから。
(店員)はい。

何だっけ?

私 今 2人から告られててね。

でもさ
どっちにも奥さんがいて…。

どうしたらいい?

緊急の大事な相談って それか。
うん。

お勘定!
えっ?

こっち 一人分ね。
えっ? ちょ… ちょっと ちょっと。

ねえ ホントの話なんだけど。

傘 忘れてるよ。
そのデブの傘。

ちょ… も~う。

何よ 私のこと捨てたくせに!

無礼者 記憶違いも甚だしい。

捨てたのは そちであろう!

うりゃーっ!
ぐあ~! そうでした~…。

何て言った?

「あたし やっぱり
外見が ある程度 美しくないと」

「中身だけじゃ
好きになれないみたい」

「さよなら」

帰るぜ 俺は。

ただいま~。
(千鶴)おかえり。

疲れた。

[ついに 実家に帰ることにした]

持って帰ってきちゃった。

待ちなさい。

何なんだ その格好は。

ラマが通ったかと思ったぞ。

ラマ?

いいか おい。
お前の今の その格好はだな

こういうことになってるんだぞ。

見とけよ。 いいか?

こうの こう!

こんなことになってるんだよ!

(千鶴)ちょっと… 何やってるの?
ああ 乳首 出ちゃってるわよ。

だろ!? 出ちゃってるだろ?
とにかくな

そんな格好で 外出することは
絶対 許さんぞ!

そんなものは

チャ… チャラチャラの
スケスケじゃないか!

パパだって いっつも
おんなじ腹巻きしてて

汚くて 恥ずかしい!
何? お…。

(千鶴)美香。 美香 ちょっと。

あんた 覚えてないのね。
(美香)えっ?

(千鶴)あの赤い腹巻きはね
あんたが小学校の修学旅行で

買ってきたのよ お土産で。
(美香)えっ…。

京都っていったら 普通
湯飲みか お守りなのに

パパが探してた
薄手の腹巻きあったからって。

(美香)《修学旅行の売店で
パパの探してた

薄い腹巻きあった》

《パパの好きな色》

《大切に… 使わせてもらうよ》

(千鶴)
お父さん お気に入りなのよ。

いや~ 久しぶりだなぁ。

おう。 ただいま。

何?

(ダイスケ)僕にとって 今の会社って

そろそろ
辞めどきなんじゃないかなぁ。

塩 塩。
上司のナエバが バカでさ。

うわ!
(里香)あっ ごめん 蚊。

最近の蚊って
寒くなってもいるよね。

え…。

どうぞ。

あのう… 普段 お仕事は
何をされてるんですか?

あっ 自分っすか?

下のやつらに
色々と指示してます。

指示役ですね。

あっ…。

ああ…。

(美香)ただいま~。
おかえり。

これ 触った?
触ってないよ。

ちょっと あんたたち
こっち来て。

見て 見て。
(美香)えっ?

(千鶴)うつぶせでしょ。
お父さんはね

一日の出来事で寝相が変わるの。

楽しいことがあったときは
こう。

飲み過ぎたときは こんなね。

疲れたときは こんな感じ。

晩ご飯のおかずが お父さんの
好物の水ギョーザだったとき。

で これは

心配事があるときね。

へぇ~。
分かりやす。

あんた あんだけ
「自由になりたい!」

「卵掛けご飯は
黄身だけ掛けたい!」とか言って

大騒ぎして 一人暮らし始めといて
何しに帰ってきたの?

ユウジが タンタン麺 食べる姿に
つくづく嫌気がさした。

《ほら 見て。
つゆが飛んでもいいように》

《タンタン麺ってさ
素っ裸じゃ食べづらいよね》

漫画家志望だっけ?
そう。

売れなそう?
売れないね あれは。

あれ? 1個前はさ
アナウンサー志望じゃなかった?

それは 2個前。
1個前は バックパッカー志望だった。

バックパッカーは
志望しなくても

バックパックこうしたら
誰でもなれるでしょ。

姉ちゃんこそ
何しに帰ってきたの?

私は 美香と違って
一時的なやつだし。

ちょっと近所にね
会いたくないやつが出没すんのよ。

これ 誰からもらったんだろ?

あたしだって 一時的だし。

ん?

ん?

(美香・由香)わ~!
わ~!

盗み聞きしないでよ。

美香! お前の彼氏。
もう別れるらしいが

元彼氏… だよな?

その漫画 読ませてもらったが
何なんだ あれは!

一回 死んだはずのキャラクターが
しばらくして 何の説明もなしに

元気に 戦いに参加して
また死んだ。

ヒロインっぽい女が ずっと
甘い物 嫌いだったはずなのに

後半
急に また 何の説明もなしに

おいしそうに
カップケーキ 2つ食ってんだよ!

いったい どうなってんだよ!
私に言われても…。

人様に読ませる商品なのに
物語とキャラクターに

最低限の整合性がとれなくて
どうするんだよ!

これしきの整合性が
とれない男に

人生の整合性がとれると思うか?

何言ってんの? ハンサムで。

由香! 美香!
はい…。

お前たち もう一度
このうちに帰ってきなさい。

変な男と知り合って過ごすのに
無駄な家賃を使う必要はない。

もう一度 この伊藤家へ帰ってきて
やり直しなさい。

悔い改めなさい!

悔い改め…。
(美香)変な男って…。

じゃあ お父さんが言う
変じゃない男って どういう男?

商店街の古い木造民家を
リノベーションして

喫茶店を誘致するっていうのは
どうだろう?

チェーン店ではない喫茶店が
ないエリアだから

いいと思うんだけど。

なるほど。
商店街で働く人たちにとっても

きっと 憩いの場になりますよ。
ああ。

なあ?
(山下)あ… そうですね。

(大森)厚切り食パンのモーニングとか。
いいね。

薄切りも頼むよ。
私ね いつも8枚切りなんだ。

ああ そうですか。 僕は4枚切り。
あのサクサクとした

食感がいいんじゃないか。
(大森)ああ なるほど。

最近 そういう 先のとんがった
靴が はやってんの?

はい。

(大森)すいません…。

(社員)お疲れさまです。
(社員)大森さん。

あっ どうも。

これから お昼 一緒に どうです?

私は 1時には
戻らなきゃなんだが。

はい ぜひ。

山下君だっけ?
君も一緒に来なさい。

あっ… はい。
(大森)ありがとうございます。

何系にしましょう?
静かな洋食系とか 中華とか…。

いや 私の行きつけがあります。

ただ 予約ができないんで
少し待つかもしれませんが。

(おばあさん)いらっしゃいませ。
空いてるお席に どうぞ。

よかったら お座敷 どうぞ。

じゃあ お座敷で。
(おばあさん)はーい。

中華そば1。 コロッケ定食1。
(おじいさん)はいよ。

はい お待たせしました。
(女性)ありがとうございます。

(戸の開く音)
(おばあさん)いらっしゃいませ。

空いてるお席に どうぞ。
よかったら お座敷 どうぞ。

お決まりになったら
声かけてくださいね。

ありがとう。

(おばあさん)いらっしゃいませ。
空いてるお席に どうぞ。

よかったら お座敷 どうぞ。

もとは おそば屋さん? ですよね。
焼きそばもね おいしいんだよ。

私は 焼きそばにしようかな。
あっ 僕も 焼きそばを。

大盛りで。

はい 焼きそば 2つ。
一つは 大盛り。

(大森)は… はい。

僕は…。

鍋焼きう…。

《鍋焼きうどんか。
シュンシュン おいしそうだったな》

《でも やめとけ 新人君》

《このシチュエーションで
私たちより高くて

私たちより 熱いものは》

(大森)
《新人が鍋焼きうどんなんて

頼むんじゃない。
われわれの焼きそばより

出てくるのも 食べるのも
時間食うぞ》

やっぱ にしんそばで。
(おばあさん)はい。

焼きそば2 一つ大盛り。
にしんそば1。

(おじいさん)はいよ。

カツ丼と。
(女性)きつねそば…。

あっ じゃなくて 中華そばで。
(男性)やっぱ カツ丼定食に

してください。
(男性)レバニラ定食で。

はい。 中華そば1
カツ丼定食1 レバニラ定食1。

(おじいさん)はいよ。
(おばあさん)いらっしゃいませ。

空いてるお席に どうぞ。
よかったら お座敷 どうぞ。

混んできましたね。

すごいでしょ。
おじいさんがね

一人で作ってるんだよ。
(大森・山下)えっ!?

はい あみやです。

はい 少~し
お時間 いただきますけど

よろしいですか?

カツ丼と天盛りですね。
はい かしこまりました。

出前もやるんですか?
(大森)誰が行くんですか?

おじいさんが行くんだよ。

(おばあさん)お待たせしました。

来た 来た。
こちら 大盛りです。

(大森)大森です。

(おばあさん)ソース 足りなかったら
掛けてくださいね。

ソース味は ついてまーす。

いらっしゃいませ。
空いてるお席に どうぞ。

よかったら お座敷 どうぞ。
(源太郎・大森)いただきます。

(大森)うん!

(おばあさん)
はい にしんそばでーす。

うまっ。

(おばあさん)少~し
お時間 いただきますけど

よろしいですか?

(女性)すいません お茶 下さい。

はーい。
(男性)お勘定 お願いします。

ちょっと お待ちくださいね。

マーボー丼と モヤシ炒め定食
焼きそば。

(男性)これで。 領収書 下さい。
(おばあさん)はい 領収書ですね。

はい お茶のお代わり どうぞ。
はい。

はい。
はい すいません。 はい。

はい どうぞ。

ああ どうも。
はい。

はい あみやです。

少~し お時間いただきますけど。
よろしいですか?

♬~

♬~

♬~

そのお店 ものすごく
おいしいらしいわよ。

松雪 京香が
こっそり 教えてくれた。

どういうこと? すごくない?

松雪 京香と
直接 話す機会あったの?

直接じゃないんだけどね
テレビで言ってた。

ここだけの話だって。

内緒だからね。

ああ~。

そうやって 薬味を
大切にする人は 信用できます。

こういう ネギとかミョウガとか
ワサビとか

この自然の恵みに
人の手が加わって

これだけ食べても
しみじみ おいしいのにね。

これだけ これ… それを
捨て… どうして捨てられようか!

ところで あのう
大森さん あのう

決まった人とか いるのかな?

えっ?
ん? いや あの 決まった人。

え… いま… いません。
どこにいるんでしょう。

アハハハハ!
(大森)アハハハハ!

あっ 落ちちゃった。

フフ… 何してんの。
はい。 あーん。

おいしい?

ああ~。

ああ~。

この間 ぼんやり
テレビのドラマを見ていたら

酒を飲まない主人公が
店に気を使ってなのか

冷たいウーロン茶を頼むんですね。

あれ 有料ですよね?

茶葉から入れてね
ポットで出すなら ともかく

何か 違和感あって。

そう!

この店もね あったかい緑茶とか
ほうじ茶は 無料。 サービスです。

だいたい ただペットボトルから
ウーロン茶を注ぐだけで

金を取るなんて
そういう文化 風潮

それは いったい
いつ始まったんだ。

世も末です。
なあ。

(千鶴)最近 お父さんが
モテてるんじゃないかなって

思うのね。

お父さんが 会社の人から
もらってくる手土産が

すごくいいからなの。
(美香)手土産?

うん。 程よく話題性があって
数も多すぎない。

見掛け倒しじゃなくって
味も おいしい。

で 店の場所がね
ひと手間 ひと足かかってるのよ。

通りすがりに
買ったものじゃないってことね。

そんなの
手土産特集みたいなの見て

気が利いてるでしょって
なるやつを 本人より むしろ

家族とかスタッフに向けて
買うんだよ。

でも 軽い食事代わりになる
おいしいパンとかね

営業の域を
超えてる気がするのよ。

そのパパの仕事相手
女性かな?

《つまらないものだけど

これ よかったら食べてみて》

クネクネしてない?
《ありがとうございます》

《とっても おいしいの》

そんな若くて
派手じゃないでしょ。

ていうか お父さん
そんなモテないでしょ。

そうね…。
≪(戸の開く音)

あっ 帰ってきた。

女たちよ!

お前たちに 紹介したい男を
連れてきたぞ。

何か お父さん 酔ってる?
靴下 脱げてない。

そうね。
一見 平凡に

見えるかもしれないが
中身がいいぞ!

味がある男だ。
味が にじみ出てしまう男だ。

正しい男前!
お前たちが選ぶような

変な男じゃない 男!

大森君だー!

大丈夫 大丈夫。

すいません…。
こんばんは。

(千鶴)あららら もう…。
大森君 これ 私の娘です。

由香。 独身です。

美香。 独身です!

それで これ…。 あっ この人は
独身じゃありません。

私の娘でもありません。
私の妻ですから。 駄目ですよ。

何言ってんだ。 ハハハハ!
(大森)いつも お世話に

なっております。 大森と申します。
(千鶴)もう 主人が

ご迷惑を
おかけしてしまったみたいで

ホント申し訳ありません。

(千鶴)《なるほど
この人が手土産の名人か》

(美香)この人が変じゃない男?
すげえ変だろ。

(千鶴)
よかったら お上がりください。

(大森)すぐ失礼しますので。
(千鶴)えっ?

こいつら
男を見る目が まったくなくて。

どうぞ よろしく
ご指導 ごべんたつのほど

よろしくお願いします。
といっても 私としては

何も 必ずしも 直ちに
嫁にやりたいというわけでも…。

こんな夜中まで 外で飲み歩いて
急に家に お客連れてくんのは

世界中で お父さんだけだよ!
いつの時代の親父だよ!

昭和かよ!
な… な… 何ぃ~!?

クソ親父ーっ!!

[その雄叫びは…]

クソ親父ーっ!!
[隣町まで聞こえたという]

(千鶴)大丈夫ですか?