となりのチカラ #2[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

となりのチカラ #2[字]

【主演:松本潤×脚本:遊川和彦】
新時代の≪中腰(ちゅうごし)ヒーロー≫が誕生!!
思いやりと人間愛に溢れたちょっぴり“中途半端な男”が織りなす社会派ホームコメディ

◇番組内容
ある朝、突然上の階から「助けて!」と声が聞こえる。駆け付けたチカラ(松本潤)が見たのは、孫の託也(長尾謙杜)を強盗と間違える清江(風吹ジュン)の姿だった…。認知症が進行する清江の面倒を一人で見る託也の力になりたいと考えるチカラだったが、「余計なお世話だ」と拒絶されてしまう!「もう清江たちのことに首を突っ込むのはやめよう」と、チカラが心に決めた矢先、清江が姿を消してしまい…!?
◇出演者
松本潤、上戸彩、小澤征悦、映美くらら、ソニン、清水尋也、長尾謙杜(なにわ男子)、勝地涼(友情出演)、夙川アトム、浅野和之、風吹ジュン、松嶋菜々子
◇脚本
遊川和彦
◇演出
本橋圭太
◇音楽
平井真美子

【主題歌】
上原ひろみ『上を向いて歩こう』
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子(テレビ朝日)、服部宣之(テレビ朝日)
【チーフプロデューサー】黒田徹也(テレビ朝日)
【プロデューサー】秋山貴人(テレビ朝日)、松野千鶴子(アズバーズ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/tonarinotikara/
☆Twitter
 https://twitter.com/chikara2022_ex
☆Instagram
 https://www.instagram.com/chikara2022_ex/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

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キーワード出現数ベスト20

  1. 託也
  2. チカラ
  3. 清江
  4. 高太郎
  5. 自分
  6. 愛理
  7. 本当
  8. 両親
  9. 一緒
  10. 好美
  11. お父さん
  12. 仕事
  13. 大丈夫
  14. 今日
  15. 迷惑
  16. 絶対
  17. 中越
  18. お母さん
  19. パパ
  20. 家族

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(柏木清江)
どうしよう… どうしよう…。

(中越チカラ)あの どうしました!?
あっ…。

家に 知らない男がいるの!
強盗よ きっと!

(清江)この人よ! 強盗…。

えっ…?

〈今週も中腰になるチカラ〉

〈一体 どういう事だ?〉

〈彼は
孫の託也くんじゃないのか?〉

〈託也くんのご両親は
亡くなってるみたいだ〉

〈だから
2人で暮らしてるのか…〉

何やってるんですか?
早く なんとかしてください!

えっ? いや…。

〈一体 どうすればいいんだ?〉

〈清江さんは 何かのせいで
パニックを起こしてるのか?〉

〈それとも
ちょっと激しめの喧嘩とか?〉

〈待てよ… 強盗が来た時の
防災訓練だったりして〉

〈…なわけないか〉

(柏木託也)
わかったよ うるせえな!

鍵が開いてたから 遊ぶ金
盗んでやろうと思っただけだよ!

あなた まだ高校生でしょ?
ご両親が悲しむと思わないの?

はいはい すいませんね。

はあ… ああ… 怖かった…。
(ドアの開閉音)

あなたがいてくださって
本当 助かりました。

あっ… いえ 僕は何も…。

…あら?

託也は?

えっ?
えっ?

託也? えっ…?

さっきまで ここにいたのに…。
あれ?

あの… おばあちゃん…。

すいません。
祖母は認知症なんです。

ああ… やっぱり…。

2年前から病院にかかってて

今までは 薬を飲めば
なんとかなったんですけど…。

僕の顔が わからなくなるのは
初めてで…。

もしかして 君一人で
おばあちゃんの世話してるの?

2人きりの家族だし

小さい頃から
祖母には良くしてもらったので。

〈な… なんて
しっかりした青年だ! と

感心するが…〉

あの… さっきの事は 祖母には
言わないでもらえますか?

えっ…?
自分に厳しい人なんで

僕を傷つけたって知ったら

落ち込んで
自分を責めると思うんです。

だから…。
(ドアの開く音)

託也!
何やってるの? こんな所で。

あっ… うん。
ちょっと散歩してた。

寒いのに
風邪でも引いたら どうするの?

来週 受験なのに。

(託也)ごめん ごめん。

あなたは?

あっ… 下の階の中越です。

何か ご用?

あっ いえ… お孫さんと
世間話をしてただけで。

(中越 灯)じゃあ その子

とっさに 話 合わせて
強盗のふりしたわけ?

うん。 高校生なのに
しっかりしてるんだよね。

でも これから大変だね。
ご両親もいないんじゃ…。

そうなんだよ。
一人で介護なんかできるのかな?

ああ… 何かしてあげられる事
ないかな…?

ストップ!

ねえ チカラくん
認知症って デリケートな問題で

私たちが どうこうできる
レベルじゃないんだからね。

そうだよね…。
(中越高太郎)ごちそうさま。

いってきます!
えっ…? ちょっと 高太郎!

ランドセル 忘れてるよ!

(高太郎)ああ… いかん!
拙者 うっかり!

何 そんなに慌ててるんだ?
高太郎。

今日から 隣の好美ちゃんと
学校に行くんだって。

えっ?
あの子の事 守るんだって

張り切ってるの 高太郎。

そうか…
あっ だから 武士言葉なのか?

(高太郎)いかにも!
(中越愛理)…とか言って

好美ちゃんの事 好きな確率
99.9パーセント。

さ… さ… 先を急ぐので 御免!

あっ そうだ 愛理
作文できたの?

来週 授業参観で
読まなきゃいけないんでしょ?

えっ? そうなの?
(愛理)書いたけど もう。

テーマは なんだ?
「将来の夢」。

どれどれ… 何かな? 愛理の夢は。

えっ… これだけか?

うん。

いや… なんか 他にあるだろ?

ほら…
「両親みたいになりたい」とかさ。

ママみたいになりたいのは
10パーセント。 パパは ゼロ。

えっ?
なんで?

ママは 家の事も 仕事の事も
頑張ってるけど

毎日 「疲れた 忙しい」って
大変そうだし

パパは 人の事ばっかり気にして

自分の人生
ちゃんと考えてるのか 疑問だし。

〈去年の誕生日に

パパのパンツと一緒に
洗濯しないで! と

宣言されて以来

娘は こうした発言が
目立つようになった〉

(携帯電話の振動音)

はい 中越です。

…あっ! すいません。

明日…
いや あさってまでには 必ず。

本当に すいません。

どうしたの?

やばい! 締め切り 忘れてた!

(ため息)

前から聞こうと思ってたんだけど

パパって 今の仕事が夢だったの?

えっ…?

ゴーストライターって 楽しい?

本当は 自分の小説 書きたいとか
思わないわけ?

(本間奏人)いやあ さすがだわ。

あんな つまらない自慢話を

よく ここまで感動的に
仕上げましたねえ。

中越さーん?

あっ… すいません。
2日 徹夜したもんで。

(本間)この調子で
次も お願いしますね。

あっ… はい。
(本間)アフリカ育ちの寿司職人が

自伝を出す話がありまして。

あの… 前に チラッとお話しした

オリジナルの件は
どうなんでしょうね?

えっ…?

そろそろ
自分の小説も書きたいなって。

それは… ハハッ…。

長いスパンで
考えていきましょうか。

おいおいね おいおい。

(ため息)

♬~

〈話しかけようとして
中腰になるチカラ〉

〈この前 何があったのか
聞かれたら どうしよう?〉

〈託也くんに 内緒にしてくれと
言われたし…〉

〈今日のところは
やめておくか…〉

〈ああ… でも…〉

〈清江さんは
あんなに寂しそうだし…〉

あの… 隣 いいですか?

あっ…。

ああ… あなたは 確か…。

下の階の中越です。 中越チカラ。

ああ… そうそう チカラさん。

はい。

あの… 私…。
はい?

孫に 何かしたんでしょうか?

〈やっぱ きた~!〉

なんで… ですか?

この頃 託也の態度が変なんです。

何があったか聞いても
答えてくれないし

なんだか
私の事 避けてるみたいで。

そうですか…。

何かご存じなら
教えて頂けませんか?

えっ? あっ いや…。

〈言うべきか 言わざるべきか…〉

〈清江さんの気持ちを考えれば

真実を告げたほうがいい気も
するけど

逆に 傷つけてしまったら
どうしよう?〉

〈ここは 質問には質問で返す
卑怯な手でいくか〉

あの… 託也くんとは
ずっと お二人なんですか?

あの子の両親が
震災で亡くなったんで

7つの時から
私が引き取ったんです。

そうですか。

一緒に暮らし始めた時
あの子に言われたんです。

(託也)僕が悪い子だから

お父さんとお母さんは
流されちゃったの?

これから いい子になるから

ばあちゃんは
いなくならないでね!

それから あの子は

勉強も 家の事も
本当に一生懸命やって…。

(ため息)

大学も志望校に入れそうだし

将来 幸せな家庭を
作ってくれれば…。

(ため息)

それを見届けるまでは

どんな事があっても
元気でいようと思ったのに…。

私 やっぱり
なんかしたんですよね?

お願いです! 教えてください!

いや… でも…。

〈今度こそ逃げられないぞ
チカラ〉

〈それにしても 互いを思いやって
なんて素敵な家族なんだ〉

〈だからこそ あまり
軽はずみな事は言えない〉

〈ああ… 誰か 俺の代わりに
何か言ってくれないか!

なんて思いながら
出た言葉は…〉

…あれ?

どこかで お会いした事
ありませんでしたっけ?

えっ?

ああ… どこだっけな?
えーっと…。

なんか かなり前だった気は
するんですけど。 ええ…。

ええ~?

小学校で教師をしてたんで
もしかして 教え子かしら?

だったら 大抵の顔は
覚えているんですけど…。

いや… 僕も 小学校から
担任の先生は 全部 覚えてるんで。

1年の時が多田先生

3年が広瀬先生で
5年から…。

〈あれから 延々と

自分の恩師について
しゃべりまくったので

なんとか ごまかす事ができた〉

〈やっぱり
これ以上 首を突っ込むのは

やめておこう〉

〈それより
自分の小説を書かねば…〉

(サラリーマン)
前から そう言ってるけどさ

本当にできるの?

正直に言って。 できるなら できる
できないなら できないって。

そしたら 他の奴に
仕事 振るからさ こっちも。

〈せっかく やる気になったのに〉

〈まったく… 外で話せよな〉

〈っていうか 仕事できるみたいな
顔してるなら

気づけよ! 周りが迷惑してるの〉

(サラリーマン)いや
「すいません」じゃねえんだよ!

〈少し にらんでやるか?〉

〈ああ… でも 喧嘩したら
負けそうだしな…〉

〈こういう時は 店の人が
なんか言ってくれよ…〉

(サラリーマン)もう一度 言って。
ちゃんと聞こえるように…。

子供か お前は!
社会人 何年目だよ!?

すいません。 お店の中で話すの
やめてもらえます?

(舌打ち)

ちょっと待って。

(女性のため息)

〈すいませんね。
次は 僕が言いますから〉

(ため息)

(キーボードを打つ音)

〈ああ… 好美ちゃん〉

〈あれから お父さんに
何かされてないだろうか?〉

〈えっと…
「たすけて」じゃないな〉

〈なんて言ってるんだ?〉

「げ」

「ん」

「き」…。

〈高太郎 お前からもらった手旗は
役に立ってるぞ〉

〈ん? 今日は ブルーが
ラッキーカラーなのか?〉

〈相手は 今日も出ないみたいだ〉

〈そのせいか 表情まで
どこかブルーに見える〉

〈今 ちょっと うまい事
言ったなと思うチカラ〉

〈この前も
深刻な顔で話してたけど

何かあるのかな?〉

〈ん? 待てよ…〉

〈先週は3人いたのに
1人 減ってる〉

♬~

〈今日も また 違う男だ〉

〈一体 何をしてるんだ?
いつも〉

〈うーん… もうちょっと見たい〉

〈おっ 上条くん〉

〈一体 誰と電話してるんだ?〉

〈本当に 連続殺人犯の
少年Aなんだろうか?〉

〈実は
テロリストだったりして…〉

♬~

〈受験 頑張ってるんだな
託也くん〉

〈本当に真面目そうで
いい青年だ〉

あっ…。

〈お互いの事を思うあまり

2人は ますます
苦しんでいる気がする…〉

ホワット?

つまり この狭い我が家で
週末 ホームパーリーをして

清江さんたちを招待したいと?

ほら… 何か困った事があったら

気軽に来てください
みたいな事を

さりげなく
アピールするためにさ。

託也くんも
受験で大変みたいだし…。

彼の事を チカラくんが
心配するのは わかるよ。

調べたら
最近 増えてるみたいだし

ヤングケアラーって。
ヤングケアラー?

両親がいなかったりして

家族の介護をしなきゃいけない
未成年の事。

そのせいで 進学を諦める子も
結構いるみたい。

うん。 だから

灯ちゃんの美味しい唐揚げでも
食べてもらって

少しでも
つらい事を忘れてもらえばさ。

あっ… せっかくだから
好美ちゃんたちも誘おうか!

なあ? 高太郎。
えっ?

せ… 拙者は どちらでも…。

愛理も いいだろ?

好きにすれば?
私は 部屋で本読んでるから。

そんな事 言うなよ…。

あっ ちょっと…
ねえ 頼むよ 灯ちゃん!

ノー!
なんで?

1 私は 週末 忙しい。

2 私は 唐揚げ以外にも
美味しいものを作れる。

3 みんなが来るとは思えない。

4 たとえ 来たとしても
悪い予感しかしない。

ドゥー ユー アンダースタンド?

そんな事 言わないでさ…。

〈日本一 往生際の悪いチカラは
考える〉

〈もし 託也くんや
好美ちゃんたちが来ると言えば

妻も 反対しないのでは?〉

〈ああ…
でも 勝手に そんな事したら

怒るだろうな… 灯ちゃん〉

(ぶつかる音)
痛え! ああっ…。

(木次達代)すいません また…。
大丈夫ですか?

全然… 全然 大丈夫です。

(達代)失礼します。
あっ… あの…!

なんですか?

あの… もし よかったら

今度 うちに 夕飯
食べにいらっしゃいませんか?

ほら… うちの家族の事も
ちゃんと紹介してないし。

でも…。

どうかな? 好美ちゃん。
うちの高太郎も喜ぶしさ。

お宅とは もう関わるなって
主人に言われてるんで。

あっ 達代さん…。

痛え…。

(エレベーターの到着音)
ああ… すいません すいません!

すいません…。

こんばんは。
あっ… こんばんは。

…ああっ!

ど… どうしました?

唐揚げにしようと思ったのに
鶏肉 買ってくるの 忘れた…。

ああ…。

さあ 召し上がってください。

妻の唐揚げは
本当に絶品なんです!

他にも得意な料理は
あるんですけどね。

どうぞ。

じゃあ いただきます。
いただきます。

さすが 灯ちゃん。

しょうがないでしょ。 鶏肉 買いに
スーパーに戻るとか言うから。

じゃあ 僕たちも…。

(灯・チカラ・高太郎・愛理)ふ~ん…!

(清江)愛理ちゃんは何年生?
(愛理)6年です。

そうだ。 授業参観で読む作文
あれから 何か他に書いたのか?

ううん ゼロ。
えっ? あっ…。

だったら 託也くんに
教えてもらったらどうだ?

えっ?
テーマは 「将来の夢」だっけ?

いいよ 別に。

そんな事 言わないでさ…。 ねっ?
(高太郎)スパイダーマン!

えっ?
(高太郎)僕の夢。

あっ… そうか。
スーパーマンでもいい。 あとね…。

わかったから 食べようか 高太郎。

託也くんは 将来の夢とかあるの?

えっ? あっ いえ…。

この子
教師になるのが夢なんです。

昔から ばあちゃんみたいに
なりたいって言ってくれて。

そうですか。

君なら 絶対に いい先生になるよ。

ありがとうございます。

あの… それで…

おせっかいかなとは
思ったんですけど。

これ お二人に役に立ちそうな
資料とか調べたんで…。

僕 比較的 暇なんで

一緒に 施設とかに
見学に行ったりもできるし。

あの…

この人 人の話を聞くのだけは
得意なんです。

私たち
同じ大学だったんですけど

社会人になって 再会した時

私が仕事でミスして
落ち込んでたら

5時間も 愚痴 聞いてくれて。

もしかして それがきっかけで
結婚したの? ママたち。

うん… まあね。

こうやって ご近所になったのも
何かの縁ですし

困った事があったら
なんでも相談してくれませんか?

もっと知りたい事があったら
調べますし!

(清江)
こんな事は 全部 知ってます!

お願いですから
放っておいてくれませんか?

今までも
よそ様に迷惑かけないよう

託也と2人で やってきましたし。

でも この前みたいな事があったら
お孫さんも大変だし…。

この前みたいな事?

あっ… それは…。

やっぱり 何かあったんですね?

お願いです! 教えてください!

なんでも相談していいんでしょ?

いや… そうですけど…。

俺の事 強盗と間違えたんだよ
ばあちゃん。

えっ…?

それで チカラさんに
助けてくれって頼んだの。

ああ… そうなのね…。

それは 本当に
ご迷惑をおかけしました。

あっ いえ… 別に 僕は…。

すみません…。

失礼します。

清江さん…。

お願いだから もう
そっとしておいてもらえますか?

いや でも…。

(託也)ごちそうさまでした。
美味しかったです。

(愛理)パパってさ…。

(愛理)いっつも 人の問題に
すぐ 首 突っ込むけど

結局 それって
逃げてるだけじゃないの?

そうしていれば 自分の問題に
向き合わなくて済むもんね。

愛理… ちょっと言いすぎよ。

謝りなさい。

《自分から逃げてるだけって

そんな言い方する必要ねえだろ
愛理》

《アカリ お前も注意しながら
半笑いしてたよな?》

《それって自分も
そう思ってるってことだよな?》

《あ~ そう わかったよ

どいつもこいつも
勝手にしやがれ》

…あっ! また やっちゃった。

(ため息)

仕事 仕事…。 はあ…。

(キーボードを打つ音)

《ぜ… 絶対 見ないぞ…》

(少女)大坂さんと話した。

(大坂)
テニスとともに生きていける私は 幸せだ。

でも テニスがすべてではない。

はっとした。

幸せではない人や 不公平を見て

黙っていることはできない。

私の情熱を 世界中の人たちに届けたい。

きっと 理想は 現実になる。

世界を 元気に。 くらしを 理想に。

清江さん!
(星 譲)柏木さん! 大丈夫?

(清江)どうしよう どうしよう…!
火事! 火事 火事…!

ああ… ああ…!

大丈夫ですか? 清江さん。

(清江)天ぷら
揚げてたんですけどね…。

(星)多分 これが原因ですね。

スリッパ?

誰が入れたのかしら?
こんなもの…。

(せき込み)
(託也)どうしたんですか?

(星)じゃあ 私 管理会社のほうに
報告しときますんで。

わかりました。

あれ 認知症ですよね?

あっ… ええ。

はあ~ 困ったな。

できれば 出てってくんないかな。

(託也)すいません。

この前は
偉そうな事 言ったくせに。

あっ いや…。

やめます 俺。

えっ? な… 何を?

あっ… ああ ちょっと…!

在宅でもできる仕事を探して

これからは
ずっと祖母のそばにいます。

いや でも… 夢なんでしょ?
清江さんみたいな教師になるの。

いいんです。
両親が亡くなってから

育ててもらった恩返しも
しなきゃいけないし。

結局 僕は…。

こういう運命なんです。

♬~

ただいま。
(ドアの開閉音)

言ったでしょ?
シャツは こう。

♬~

そっか…。

それから チカラくん。 靴下。

あっ!

どうせ 清江さんたちの事が
心配なんでしょ?

ここ2~3日 顔も見てないし…。

参考までに言うけど

さっき 玄関の所で
ウロウロしてたよ 託也くん。

「なんかあった?」って聞いたら
「大丈夫です」って言ってたけど

あれは 明らかに
大丈夫じゃなかったな。

ばあちゃん どこにいるの?
お願いだから連絡して。

もしかして
いなくなったの? 清江さん。

受験やめるって言ったら
口きいてくれなくなって

さっき 学校から帰ってきたら
いなくなってて…。

もしかして
徘徊が始まったんじゃ…。

とりあえず
マンションの人に聞いてみる。

(外国語の会話)

(マリア)あの… ナニか?

この人がいなくなったんですけど
見てませんか?

アタシたち
それどころじゃなくて…。

あの 木次さん。

503のおばあちゃんが
行方不明なんですけど

見かけませんでしたか?
(木次 学)ハッ…。

あなた まだ
そんな事やってるんですか?

(木次)
いい加減 わかったらどうです?

周りの人間が迷惑してるって。

僕は せっかく
ご近所になったから

仲良くしたいだけで…。
(ため息)

(道尾頼子)あら どうしたの?

実は 上の階のおばあちゃんが
行方不明なんですけど

見かけませんでしたか?

あっ…。

ああ 知ってる 知ってる。
本当ですか?

占ったら すぐわかるから。

えっ?

(携帯電話の振動音)

もしもし?
チカラくん どう? そっちは。

頼子さんが占ってくれたほう
捜したけど

全然 見つかんなくて…。

北よ。 絶対 北にいる。

そう…。 こっちも もうちょっと
この辺 捜してみる。

すいません ご迷惑かけて。

こっちこそ ごめんね。
この前 嫌な思いさせて。

うちの旦那は 多分
託也くんと自分を重ねてるの。

どういう事ですか?

チカラくんが高校の時に
お母さんが脳卒中で倒れてね。

お父さんが
必死に看病したんだけど

結局 1カ月もしないうちに
亡くなってしまったの。

(灯の声)それから お父さんは
抜け殻みたいになっちゃって。

痛いほど
その気持ちがわかるから

しばらく
そっとしておいたらしいの。

そしたら 今度は

お父さんまで自殺してしまって。

えっ?

(灯の声)
チカラくんは死ぬほど後悔した。

もっと話しかければよかった。

もっと お父さんの気持ちを
聞いてあげればよかったって。

だから
つらい思いしてる人を見ると

放っておけなくなっちゃったの
チカラくん。

あれは 優しさっていうより
習性みたいなもんね。

マグロは泳いでないと
死んじゃうみたいな。

あっ…。

〈あれは 601の少年A…

と思われている上条くんだ〉

〈ん? 背中に背負っているのは
デリバリーのバッグじゃ…?〉

〈よかった!
テロリストじゃなかったんだ〉

あの!

この人 見ませんでした?

あっ… 知らないなら
別にいいんです。

(上条知樹)見ましたよ。
えっ…? どこで!?

〈頼子さんが言った方角とは
正反対だな

なんて
チカラが思っていると…〉

♬~(大泉) ≪触れ合いたい≫

≪守りたい≫

≪会いたい≫

≪ダイハツ タント≫
<初期品質評価No.1>

♬~

<とっておきの毎日は

意外とカンタンにつくれる>

<青空SUV タフト>

<初期品質評価No.1!>

清江さん!

捜しましたよ。

道に迷ったんですか?
だったら 一緒に帰りましょう。

託也くんも心配してるから。

僕の事 わかりますか?
下の階の…。

そんな事はわかっています。

私は 徘徊なんかしてません。

えっ? じゃあ…。

〈清江さんは死のうとしている〉

託也のために
こうするほうがいいんです。

今 死ねば お金も残せるし

今以上に
あの子を苦しめなくて済む。

いや… そんな事は…。

震災のあと

あの子と一緒に暮らし始めた時に
言われたんです。

「僕が悪い子だから

お父さんとお母さんは
流されちゃったの?」って。

(清江)
「これから いい子になるから

ばあちゃんは
いなくならないでね」って。

〈清江さんは
この前と同じ話をしている〉

大学も志望校に入れそうだし

将来 幸せな家庭を
作ってくれれば…。

私は それを見届けるまでは

どんな事があっても
元気でいようと思ったのに…。

〈焦るチカラ。 彼女は本気だ〉

〈ああ でも こんな時
なんて言えばいい?〉

〈そう思った時…〉

あっ! 思い出した!

やっぱり
会った事ありますよ 僕たち。

震災のあった年だったかな?

清江さんが歩けなくなってるのを
見かけて…。

大丈夫ですか?
あっ すいません。

足 くじいちゃって…。

よいしょ!

(チカラの声)その時も
おっしゃってましたね。

引き取ったばかりの孫に
こう言われたんです。

「僕が悪い子だから

お父さんとお母さんは
流されちゃったの?」。

なんていうか…

清江さんが これから
病気で大変な思いをしたり

託也くんに迷惑をかける事は
事実です。

でも お孫さんを 心から愛し

これからも ずっと
一緒にいたいと思ってるのも

事実じゃないですか?

託也くんが 立派に
育ててもらった事に感謝して

これから おばあちゃんに
恩返ししたいと思ってるのも

事実です。

その事実のほうが
僕は好きだなあ。

その事実を
もっと大切にしてほしいし

それだけは
絶対に忘れてほしくないなあ。

すいません
忘れてほしくないとか言って。

でも… 本当に そう思うんです!

(荒い息)

あっ… 大丈夫ですか?

すいません…。

あなたのお話 聞いてたら
なんか 力抜けちゃって…。

あっ…。

帰りましょう。
託也くん 待ってますよ。

♬~

あっ! 思い出した。

えっ 何をですか?

(清江の声)あの時 あなたの背中が
あったかかったの。

今度 託也に
おぶってもらおうかしら。

一度もしてもらった事
なかったし。

そうですね。

一緒に暮らし始めた時
あの子に言われたんです。

「僕が悪い子だから

お父さんとお母さんは
流されちゃったの?」って。

「これから いい子になるから」…。

〈また同じ話をする清江さんに

チカラは
初めて聞くような顔をして

相づちを打った〉

へえ~ そうですか。

〈この男は
それが全く苦ではないのだ〉

(託也)祖母が そんな事を…。

託也くんが幸せになる事だけを
祈ってるのが

痛いほどわかった。

君がいい子に育ったのを
とっても喜んでたよ 清江さん。

俺は いい子なんかじゃない!
えっ?

この頃 無性に腹が立つ。
なんで 俺ばっかり

こんな つらい思いしなきゃ
いけないんだよ。

震災で両親がいなくなったのに
なんで ばあちゃんまで

認知症にならないと
いけないんだよ。

ふざけんなよ!
不公平だよ こんなの!

この前 お宅の子供たちを見た時も
めっちゃ むかついた。

自分が どんなに幸せか
知らないで

なんの心配もなく
ぬくぬく生きやがってって。

ああ…。
それだけじゃない。

ばあちゃんが認知症になってから
ずっと思ってた。

できれば
早く死んでくれないかなって。

そしたら 自由になって
好きなように生きられるのにって。

わかった?
俺は こんなにひどい奴なんだよ。

それなのに…
いい子なんて言うなよ!

(嗚咽)

♬~

〈託也くんが泣きやむまで

チカラは
そばにいる事しかできなかった〉

〈それが 全然 苦でないのも

この男の
数少ない特技の一つだ〉

(雨音)

〈いつの間にか降り出した雨は

ご両親が亡くなってから
11年 こらえていた

託也くんと清江さんの
涙のようだった〉

(雨音)

〈翌朝 チカラは悩んでいた〉

〈好美ちゃんの虐待と同じで

今回も 根本的な問題は
何も解決していない〉

はあ…。

(肩関節の鳴る音)
イテテテテ…!

どうしたの? チカラくん。
あっ いや…。

託也くんに
昨日 ずっと肩貸してたから。

イタタタタ…。

(愛理)今日も かっこよさゼロ。

ほら 2人とも 遅れるよ。

(高太郎)いってきまーす!
いってらっしゃい。

あっ 高太郎!
ランドセル また…。

(高太郎)いかん いかん!
拙者 また うっかり…!

(愛理)いってきまーす。

チカラくん
私も 今日 急ぐから出るね。

♬~

これだ!

<迷いは いらない>

<偽りは いらない>

<恐れは いらない>

<NO MORE RULES>

<KATE>

(吉田)歩いていこう。 この世界の果てまでも!
<家族になる意味って何だろう?>

(萌)これが私たちの…
ありのままの姿なんだから!

二人ならば… どうだ?

全てを乗り越えられなくてもいい。
回り道でも 前へ進もう。

<前に進むのが 辛いときは?>
後ろ。

えっ?
後ろに向かって前進。

二人で ただ前進する。 それこそが今…

生きる意味なんだ!

(愛理)何やってんの?

愛理!?
お前こそ どうしたんだよ?

作文 忘れたから。

あっ… 清江さんたちに
渡そうかなと思って。

ほら 目標があると
病気の進行が遅くなるみたいだし。

あっ 次は 秋か。

秋って何するっけ?

あっ そうだ。

〈チカラは またも中腰になる〉

〈書いた時は名案だと思ったが

夜中に書いたラブレターと一緒で

相手には
はた迷惑なだけかもしれない〉

〈でも せっかく書いたしな…〉

〈ああ~ どうすればいいんだ?〉

〈誰か教えてくれ!〉

(チャイム)

どうしたの? 灯ちゃん。
(ドアの開く音)

ごめんね 朝早く。

うちの旦那が
また 話あるみたいでさ。

はあ…。
じゃあ 私 急ぐんで。

えっ ちょっ… 行っちゃうの?

あの…。

ちょうどよかった。
話があったんです。

ばあちゃん
チカラさん来てくれたよ。

あっ お邪魔します。

あの これ…。

♬~

(託也)ばあちゃんと話したんです。

これから どんな事があっても

諦めないで
力を合わせて頑張ろうって。

〈そうだ
俺なんか出しゃばらなくても

この2人なら きっと

この試練を乗り越える方法を
見つけてくれる〉

それでね
チカラさんにお願いが…。

えっ なんですか?

これ いいでしょうか?

♬~

も… もちろんです。

それから 病気の進行を
妨げるのにいいので

毎日 同じ時間に
ピアノを弾こうと思うんです。

はあ…。

向かいのカフェで
いつも見てらっしゃるんでしょ?

あっ…。

もし 弾いてなかったら
うちに来て頂けますか?

わかりました。

♬~『上を向いて歩こう』

♬~

託也の両親が好きだった曲
なんです。

ああ… そうですか。

♬~

すいません 僕 行かないと。

えっ どこに?

頑張って。

いってきます。

いってらっしゃい。

♬~

〈清江さんのピアノを聴きながら
祈らずにいられなかった〉

〈これから 2人が

一秒でも長く
幸せでいますようにと〉

♬~

〈そして さっきから
ずっと気になっているチカラ〉

〈何か大事な事を
忘れているような…〉

「僕は その時のために
今から一生懸命頑張ります」

「まだまだ夢を追っていて
未熟な僕ですが

絶対サッカー選手になるので
応援してくれるとうれしいです」

(拍手)

(担任)じゃあ 次は 中越さん。

はい。

「私には夢がありません」

「普通 こういう時は

両親みたいになりたいって
書くべきなのかもしれないけど

私は お母さんはともかく

お父さんにだけは
絶対なりたくありません」

「うちのお父さんは
自分の問題から逃げて

周りの人の心配ばかりしています」

「何かできないか
いつまでも悩んでいます」

「私は そんな人間には
絶対なれないと思うから」

「でも 世の中には

自分の事から逃げてる人は
たくさんいます」

「そういう人は 楽をして
自分に得な事ばっかりします」

「うちのお父さんみたいな人は

きっと世界に0.01パーセントくらいしか
いないと思うけど

そういう人が
1パーセントくらいになれば

この世界は ちょっとだけ

良くなるんじゃないかと
思いました」

(まばらな拍手)

(拍手)

〈冷静に考えれば
あまり いい内容とは言えないが

チカラは じーんとしていた〉

(担任)じゃあ 次 浜田さん。
はい。

〈やっぱり この子はいい子だ〉

♬~

おっ 高太郎。

おいおい…
一緒に帰ってるんじゃないのか?

こ… このほうが
守りやすいからさ。

いやいや 話しながらのほうが
楽しいだろ?

今は まだ
そういうタイミングではござらぬ。

そんな事 言わないでさ。
好美ちゃん!

高太郎が一緒に帰りたいんだって。

(木次好美)えっ?

そ… そんな事
一言も言ってないからな!

あんな性格だけど
悪い奴じゃないからさ。

〈そう ここに もう一人
いい子がいる〉

♬~

灯ちゃん どう?

ああ うまくできたじゃん。
でしょ?

これからは 洗濯物畳むのは
任せといてよ。

とりあえず
幸せな気分に浸るのはわかるけど

これ以上 よその家に関わるのは
やめてよね。

わかってるよ。
これからは 自分の小説書いて

みんなに喜んでもらえるよう
頑張るからさ。

(チャイム)

好美ちゃんかな?

(荒い息)

どうしたんですか?

タスけてください。
えっ?

おネガい かくまって。

ちょっ…。

♬~

♬~

♬~

♬~

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