となりのチカラ #3[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

となりのチカラ #3[字]

【主演:松本潤×脚本:遊川和彦】
新時代の≪中腰(ちゅうごし)ヒーロー≫が誕生!
思いやりと人間愛に溢れたちょっぴり“中途半端な男”が織りなす社会派ホームコメディ

◇番組内容
303号室に住むマリア(ソニン)が、チカラ(松本潤)たちの部屋にやってくる。外国人技能実習生として介護関連の会社に勤めていたが、妊娠を理由に解雇されたというマリア。おまけに、お腹の子どもの父親でもある会社の課長は妊娠を告げて以来、連絡が取れないらしい。そんな中、すっかり日本と日本の男性に愛想を尽かしてしまったマリアの力になってあげたいチカラだったが、マリアがマンションの退去を告げられてしまい…?
◇出演者
松本潤、上戸彩、小澤征悦、映美くらら、ソニン、清水尋也、長尾謙杜(なにわ男子)、勝地涼(友情出演)、夙川アトム、浅野和之、風吹ジュン、松嶋菜々子
◇脚本
遊川和彦
◇演出
本橋圭太
◇音楽
平井真美子

【主題歌】
上原ひろみ『上を向いて歩こう』
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子(テレビ朝日)、服部宣之(テレビ朝日)
【チーフプロデューサー】黒田徹也(テレビ朝日)
【プロデューサー】秋山貴人(テレビ朝日)、松野千鶴子(アズバーズ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/tonarinotikara/
☆Twitter
 https://twitter.com/chikara2022_ex
☆Instagram
 https://www.instagram.com/chikara2022_ex/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. マリア
  2. 日本
  3. チカラ
  4. 本当
  5. 会社
  6. 仕事
  7. 今日
  8. 清江
  9. 彼女
  10. 高太郎
  11. 部屋
  12. 一人
  13. 託也
  14. 頼子
  15. 自分
  16. 芝田
  17. 大丈夫
  18. ドア
  19. バカ
  20. ベトナム

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから → 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のある配信サービスがありますので、以下バナーなどからラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。



(荒い息)

(中越チカラ)どうしたんですか?

(マリア)タスけてください。
えっ?

おネガい かくまって。

ちょっ…。

お名前は 確か…。

303のマリアです。
アブない男に オソわれて…。

〈危ない男?〉

〈そういえば
マリアさんは いつも

違う男性を部屋に入れていた〉

〈あれと何か関係が…〉

(ドアをたたく音)

おい 開けろ。

そこに逃げたのは
わかってんだ!

〈わかりました。 今 開けまーす!
…というわけにはいかないし

かといって このまま
無視するわけにもいかない〉

〈…と 今日も中腰になるチカラ〉

(中越 灯)チカラくん とりあえず
上がってもらったら? 彼女に。

あっ うん そうだね。

(チカラ・灯)どうぞ。
ありがとう。

ちょっと 高太郎も。
(ドアをたたく音)

おい どこだ? あの女。

えっ そんな人いませんけど…。

とぼけんな。 それ あいつのだろ?

これは うちの娘ので…。

小学6年生なのに
最近 妙に女らしくなっちゃって。

何 わけのわかんない事
言ってんだ!

ああっ ちょっと待ってください。

あの… そちらは 彼女と
どういった関係なんですか?

俺は…。

客だよ。
客?

あいつの部屋で
肩もんでもらってたら

金だけ取って 逃げたんだよ
あの女!

ああ…。

〈だから いつも
違う男が出入りしてたんだ〉

〈合点!
…と納得してる場合じゃない〉

でも あの… なんで
逃げたりしたんですか? 彼女は。

い… いや それは…。

〈もしかして いやらしい行為に
及んだのではないか?〉

〈…と 相手を
まじまじ見るチカラ〉

なんだよ? その顔!

仕方ないだろ!
見てみろよ これ。

〈うーん… そこはかとなく

エロチックな雰囲気を
醸し出してるし

これは勘違いするかも…〉

だまされたんだよ 俺は。
だから 早くあの女 出せ!

はい。 いや でも…。

〈これは 言うとおりに
するしかないのか?〉

〈でも なんだか

難民を強制退去させる
冷たい国みたいだし

やっぱり ここは きっぱり
「出ていけ」と言うべきじゃ…〉

〈ああ… できる大人の男なら

どんな態度を取るんだろう?
こんな時〉

彼女からです。

お返しするんで
お引き取り願えますか?

えっ…?
それに彼女は

そういう類いのものじゃないって

始める前に ちゃんと説明したって
言ってます。

なのに 施術中 何度もあなたが
いやらしく触ってきたって。

いや それは…。

こっちは
警察呼んでも構わないけど

そちらが困るんじゃないですか?
会社や奥さんにバレたら。

あの女に言っとけ。
日本人 バカにするなって!

寒いからマリアさんも入ったら?
うちは 冬は こたつなの。

高太郎 ここで寝ちゃ駄目って
言ってるでしょ。

(中越高太郎)
だって 気持ちいいんらもん。

(中越愛理)そうやって
風邪引く確率 100パーセント。

そうだよ 高太郎。
猫になっちゃうぞ。

ごめん 意味わかんない。

知らないか? 「ゆきやこんこん」。

♬~「いぬはよろこび
にわかけまわり」

♬~「ねこはこたつで まるくなる」
…だよ。

ちなみに その歌のタイトルは
『ゆき』だけどね。

♬~「ゆきやこんこ
あられやこんこ」

ちょっと… あっち行ってなさい。
(愛理)バカじゃないの?

はい 入って。
どうぞ。

ごめんなさい メイワクかけて。
そんな…。

でも なんで
部屋で商売みたいな事を?

ホントは
あんな事したくないです。

でも 仕事 クビになって…。

仕事って?

〈マリアさんの説明によると
彼女は2年前

ベトナムからの
外国人技能実習生として来日し

半年前から介護関係の会社に
勤めていたらしい〉

それが なんでクビに?

それは…。

もしかして
妊娠したから… ですか?

〈チカラは
さっきから気になっていた〉

〈マリアさんが さりげなく
おなかに手をやるのを〉

会社の人に言われました。

実習生にベイビーできて
仕事ヤスまれたら 大ソンガイ。

だから
ヤめてもらうしかないって。

ホワット? その会社 許せない。

どうしたらいいですか? 私…。

あの… おなかの子のお父さんは?

会社の人で カチョウさん。

とっても優しい人です。

でも ベイビーできた 言ったら
急に会ってくれなくなって。

オーマイゴッド!
もう その男 最悪!

すいません。 うちの奥さん
怒ると英語になるんで。

日本の男 みんな
サイショは優しいフリして

困ったら
みんな ウソつくんですか?

いい人のフリして 体触ったら
急にエロオヤジになるんですか?

あの… えっと それは…。

〈あなたの
男を見る目がないだけです

…とは口が裂けても言えないし

あなたが色っぽいせいです
とも言えない〉

〈いかん!
そんな事を考える間にも

つい 胸元に目が…〉

(マリアの泣き声)

ベトナムにいた時

日本の人は 優しくて
サベツもないって聞きました。

なのに なんで こんな
冷たい国になったんですか…?

〈どうする? チカラ〉

〈いつの間にか
日本の男代表として

答えなきゃいけない立場に
なってるぞ〉

〈お手並み拝見みたいな顔
しないで

なんとか言ってよ 灯ちゃん〉

〈ああ… マリアさんの
つけまつげが取れて

毛虫みたいになってるし…〉

〈いかん!
こんな時に何を考えてるんだ〉

〈でも メイク落ちると
印象変わるな〉

あれ? どこかでお会いした事
ありませんでしたっけ?

ごめんね。 この人
誰にでも言うの こういう事。

すいません。
でも そんな気がするんだよなあ。

どこだっけな?
ベトナムには行った事ないし…。

ゴマカさないでください。

日本の男 ホント ズルイです。

ナニ考えてるか 全然わからない。

いや だから…
マリアさんの質問には

次 会った時までには
お答えするんで。

そうだ! おなか すいてません?

これ… 灯ちゃんのおにぎりは
おいしくて 楽しいんですよ。

食べるまで 何 入ってるか
わからないからさ。

自分が好きな具に当たる確率
ほとんどゼロだけど。

ほら お茶も飲んで
冷めないうちに。

どうぞ。

日本のタベモノ 嫌い。
(灯・チカラ)えっ?

おチャも嫌い!

みんな 嫌い!!

ちょっ… マリアさん!

(ドアの開閉音)

♬~

それは
仕事の事で悩んでるのかな?

それとも
やっぱり マリアさんの事?

だってさ 妊娠して
会社もクビになったんだよ。

これから どうするんだろう?

今度こそ 無理だからね。

私たちが 生活の面倒
見てあげられるわけないし。

わかってるけど…。

マリアさんの質問への答えも
全然浮かばなくて…。

チカラくん一人で

日本と男の名誉回復なんて
できるわけないでしょ。

マリアさんが経験した事が
今の日本の現実なの。

男女平等指数も
女性の働きやすさも

世界最低ランクだし。

うちの店でも
今日 派遣の女の子が

「こんな きつい環境じゃ無理!」
とか言って辞めちゃったの。

こっちは猫の手も借りたいのに。
あっ そうなんだ…。

そのくせ…。

〈こういう話題の時 なんで
男は何も言えないんだろう?〉

〈何を言っても
失言になりそうだからかなあ〉

あっ こんにちは。

えっと… 今日も寒いですね。

好美ちゃん またね。

〈あれから 好美ちゃんが
虐待に遭ってなければいいが…〉

〈達代さんが元気ないのも
気になるし〉

(マリア)私 肉じゃが 一番好きです。

だから 作りすぎちゃって…。

〈あれ? マリアさんが笑うと
あんなに素敵なんだ…〉

(柏木清江)あっ!

こんにちは。
(清江)こんにちは。

ああ ご存じかしら?
こちら 4階の えっと…。

中越です。 中越チカラ。

そうそう チカラさん。

こちら 3階に住んでらっしゃる
えっと…。

マリアです。

ああ~ そうそう マリアさん。

スーパーで 何 買うか 忘れて
困ってたら

助けてくださったのよ。

おまけに荷物まで持ってもらって。

日本に来て 介護の勉強
なさってるらしいんだけど

こんな優しい方に
介護してもらえたら 幸せよねえ。

そうですね。

(エレベーターの到着音)

あっ 託也くん こんにちは。
(柏木託也)こんにちは。

(清江)ああ~ そうだ!

マリアさん うちの孫の
お嫁さんになってくれない?

えっ?

(清江)ねえ どう思う? 託也。

やめなよ ばあちゃん
ご迷惑だから。

いいじゃないの。
ねえ マリアさん

日本の男性は お嫌い?
えっ…?

〈ああ~ 清江さん
その質問は 今 禁句です!〉

そうだ 託也くん
受験の発表は いつだっけ?

来週です。

うちにいても
落ち着かないとか言って

バイト始めたのよ この子。
へえ~ そうなんだ。

遅れちゃうんで失礼します。

いってらっしゃい。

受かるといいけど 大学…。

大丈夫ですよ 彼なら。

でも 恋愛は苦手そうだから
心配で。

でも マリアさんから見ると
まだまだ子供よね。

えっ…。

あっ そうだ! チカラさん どう?

この方 本当に優しくて いい方よ。

えっ…。
いやいや 僕は結婚してるんで!

そうよね。 ごめんなさいね。

〈それに 現在 わたくし

日本の男代表として
大変まずい立場におりまして…〉

日本は素晴らしいですね。

みんな ルール守るし
親切… 思いやりあって

世界一です!

そうですか。
はい。 あと 皆さん…。

〈うーん…〉

〈この マリアさんとの落差は
なんだろう?〉

〈ここまで褒められると

日本を本当に理解してるのかと
疑ってしまう〉

あと 女性もきれいですよね。

この前 私の店 かわいい子 来て…
女優の なんか 似てるんです。

〈ああ~ また脱線したよ〉

〈こういうのが
一番難しいんだよな〉

〈どのタイミングで 話 戻すか〉

(ため息)

(マスター)お待たせしました。
どうも。

〈はあ…
コーヒーで疲れ癒やそう〉

〈あれ? 今日は
アイスを頼んだはずだけど

いつも ホットだから
そう思い込んだのかな?〉

〈替えてもらわないと〉

少々お待ちください。

〈ああ…
でも なんか忙しそうだしな〉

〈いや でも
違ってるものは違ってるし〉

〈でも
言った言わないとかになると

面倒だしなあ…〉

♬~

〈おお~ 高太郎〉

〈この前まで
並んで歩けなかったのに

父は嬉しいぞ〉

〈あれは…

「げ」

「ん」

「き」だよな〉

〈よかった。 お父さんに
ひどい事されてなくて〉

〈今日のラッキーカラーは
緑なんだ〉

〈しかし なんだ?
あの大量のダンボールは〉

♬~

〈今日も
相手は出ないみたいだけど

一体 誰に電話してるんだろう?〉

〈ん? 今日はスーツか〉

〈しかし 決まってるな〉

〈この前
デリバリーの仕事をしてたけど

あれは隠れ蓑で

本業は
スナイパーだったりして…〉

♬~(ピアノ)

〈清江さんは 約束どおり

毎日 決まった時間に
ピアノを弾いている〉

♬~(ピアノ)

〈認知症の進行が
少しでも遅くなって

清江さんに
託也くんが成長する姿を

なるべく長く見てほしいな〉

〈一人で心細いだろうな〉

〈せめて 友達でもいれば…〉

〈あれ? そういえば
先週まで もう一人いたけど

あの子は どうしたんだ?〉

〈ん? 誰か来たのか?〉

〈もしかして おなかの子の
父親だったりして…〉

〈ん? また客か?〉

〈でも なんで
あんなに傍若無人なんだ?〉

〈ああ~ どうする?
日本の男代表として〉

♬~

こんにちは…。

♬~

あの 大丈夫ですか? マリアさん。

ちょっと
なんなんですか? おたくは。

僕は 上の階の
中越という者で…。

あなたこそ なんですか?
言っておきますが

マリアさんがやってるのは
そういうサービスじゃないんで。

サービス?
サービスって どういう事だ?

ここで そういう事したら
不法就労になるんだよ。

わかってる?
私 そんなつもりじゃ…。

もう いいから
一日でも早く出てってもらえる?

(マリアの泣き声)

〈男が去ったあと
話を聞いたチカラ〉

〈さっきのは
マリアさんを解雇した会社の人で

1週間以内に立ち退くように
言いに来たのだ〉

〈この部屋は 会社が
社宅として契約していて

マリアさんは 同じ実習生たちと
住んでいたのだが

他の2人は
いろいろな事情があり

すでに ベトナムに帰ったらしい〉

1週間なんて無理です。
仕事もないし…。

あの… あれから
日本の男として考えたんですけど

やっぱり おなかの子のお父さんに
相談するしかないんじゃ…。

ムリです。
あの人 レンラクくれない。

(携帯電話の着信音)

もしかして 彼からじゃ…。

(携帯電話の着信音)

ハロー ママ。

(ベトナム語)

(ベトナム語)

えっ ちょっ…
どうしたんですか?

ママ 心配な事あるなら教えろって
しつこいから 切った。

じゃあ お母さんに今度の事は…。

心配かけたくない…。

〈マリアさんは
誰にも相談もできず

このマンションも
出ていかなければならない〉

〈しかも また
つけまつげが取れている〉

〈残された望みは

おなかの子の父親と
結ばれる事だけかもしれない〉

〈そうすれば ビザも取れ
日本で暮らす事ができる〉

(泣き声)

あの…。

ここですか?
はい。

(湯川)
≪どう働くかは どう生きるか

だと思うから≫

≪積む 運ぶ≫

≪走る 止まる≫

≪仕事にいちばん 大切なことを

進化させて いちばん近くで支えたい≫

≪働くあなたのいちばんへ≫

≪ニッポンには ハイゼットがある≫

≪ダイハツ 新・ハイゼット≫

<愛のダイハツ大決算フェア>

♬~

(松坂)
<大きな間口によって切り取られた外界>

<内に広がる空間は 曖昧な境界線によって

つながりながら広がっている>

<日本の伝統的な空間の捉え方だ>

<その中に人は身を置き
移ろいゆく豊かな時間に身を浸す>

<日本の美意識を宿す邸宅 「MARE」>

<家は 生きる場所へ>

(少女)大坂さんと話した。

(大坂)
テニスとともに生きていける私は 幸せだ。

でも テニスがすべてではない。

はっとした。

幸せではない人や 不公平を見て

黙っていることはできない。

私の情熱を 世界中の人たちに届けたい。

きっと 理想は 現実になる。

世界を 元気に。 くらしを 理想に。

どの人ですか?
あの人。

シバタさん。

〈とりあえず チカラは
一人で来たフリして

マリアさんが苦しんでいる実情を
訴えた〉

お願いですから 彼女と もう一度
話し合って頂けませんか?

(芝田)まさか そんなに大変だとは
思いませんでした。

わかりました。
あとで連絡しておきます。

じゃあ 一緒に来てるんで
今から いいですか?

えっ?

なんで 会ってくれないの?
シバタさん。

付き合ってる時 結婚しようって
言ってくれたのに

なんで 子供できたら
レンラクくれないの?

わからないよ 私。

そんなニュアンスの事は
言ったかもしれないけどさ

現実問題として 僕と君が
結婚できるわけないだろ!

日本の女性なら
ちゃんと わきまえてるよ その辺。

〈ああ~ それを言っちゃあ…
ダメ男 日本代表だ 芝田さん〉

それに
この際だから 言っておくけど

僕には フィアンセがいるし。

ウソ…。

聞いたよ。
男を部屋に連れ込んで

怪しいサービスを
してるんだって?

それ 本当に僕の子なの?

〈最悪だ~!〉

〈アダムとイブの時代から

何人の男が 今と同じセリフを
言ってきた事か…〉

芝田さん さすがに
それは ひどいんじゃ…。

あなたも 一体 なんなんですか?

ご近所さんとか言ってたけど

本当は こいつと
デキてるんじゃないですか?

いや いや いや!
僕は そんなんじゃ…。

(たたく音)
痛っ!

何する…!

私 バカでした!

日本に来たら
夢 カナうと思ってた。

働きながら
介護のベンキョウして

介護福祉士のシケン 受けて

ビザ取れたら 家族を日本に呼んで
イッショに暮らせると思ってた。

でも 私 独りぼっち…。

誰もタスけてくれない…。

住むところもない…。

こんなんだったら
日本に来るんじゃなかった!

あっ マリアさん ストップ!

痛っ!

あの… マリアさん…。

私 決めました。

えっ? 何を…?

この子をオろして

介護の仕事できる会社
サガします。

えっ?

借金あるので
ベトナム 帰れないし

産婦人科のドクターにも
タイムリミット 言われたし…。

本当にいいんですか? それで。

私が好きだった男

一緒に寝たら
みんな 私 捨てた…。

もう 男 いらない。
一人で生きていく。

いや… そんな事 言わないで。

もう 放っておいてください!

あなたにカンケイない!

♬~

これでいいのかな?

しょうがないでしょ
マリアさんが決めたんなら。

でも おなかの子が
かわいそうじゃ…。

あのさ こういう時

何があっても産むのが正しい
みたいな風潮 日本にはあるけど

子供産んで 働きながら
育てなきゃいけないのは

女なんだからね。

その辺 ちゃんとわかってから
言ってよ 男は。

いや 俺だって…。

ちゃんと子育てしてるって
言いたいわけ?

まあ 確かに あなたは
子供の事を愛しているし

いい父親だと思うけど

自分が思ってるほど
パーフェクトじゃないから!

マリアさんと赤ちゃんに

チカラくんが
してあげられる事なんか

何もないから!
もう 悩むの一切やめて!

ストップ! ストップ!
ストーップ!

なんか ママ
いつもよりも怖くない…?

仕方ないよ…。

マリアさんへの嫉妬が
30パーくらい入ってるから…。

(高太郎)嘘…。

(愛理)いつもより化粧濃いし
着てるものも 20パー 露出高い…。

(高太郎)本当だ…。

(愛理)それなのに
パパ 全然気づいてないし…。

そこ なんか言った?

(高太郎・愛理)いえ 別に…。

2人とも
いつまでも ちんたらしてないで

宿題して 歯磨いて 寝る!
ゴー ゴー ゴー!

(高太郎・愛理)イエス サー!

チカラくんも
早く お風呂 入ったら?

あっ… うん。

何? 言いたい事があるなら
言ったら?

あっ いや…
もし 僕が 遠い異国の地で

マリアさんみたいに
独りぼっちで

日本にも帰れなかったとしたらさ

その孤独って
ものすごいんだろうなって思って。

そんな人が 今 同じマンションに
いるのかって思ったら

なんか つらくて…。

♬~

(ドアの閉まる音)

(星 譲)何してるんですか?
あっ 管理人さん!

この部屋のマリアさんの事
何か知りませんか?

この2~3日
姿 見ないんで…。

あの人 部屋の中で なんか
怪しい営業してたんでしょ?

知ってるんですか?

私だって
勘違いしちゃいましたもん。

そういうやつかなって…。

えっ 管理人さんもしたんですか?
いやいやいや…!

私は ほら 彼女が働いてた
会社の人に頼まれたんですよ。

早いとこ 立ち退くように
説得してくれないかって…。

管理人に
そんな権限なんかないのに。 ねえ。

困ったなあ。

早いとこ
出ていってくれないかなあ。

(エレベーターの到着音)

頼子さん 手伝いましょうか?

(道尾頼子)ああ 大丈夫 大丈夫
このぐらい…。

(頼子)それより あなた
悩み事があるんじゃない?

女難の相が出てるわよ。
わかります?

私は このマンションみんなの
幸せを願ってるから

なんでもお見通しなの。

そうだ!

このお水 飲んでみたら?

心も体もスッキリして
悩みが嘘みたいに消えるから。

本当ですか…?
しかも 1本2000円!

〈高っ!〉

〈結構いかがわしくないっすか?
これ〉

〈…とは言えないチカラ〉

(エレベーターの到着音)
あっ… こんにちは。

(頼子)あら?

木次さん あなた
何か深~い闇を抱えてるでしょ?

(木次 学)えっ?

あんた この人に なんか
余計な事 吹き込んだんじゃ…。

いやいやいや まさか…!

(頼子)あなたも
この水 飲んでみたら?

いら立ちや不安から解放されて
魂が浄化されるから。

フンッ… どうせ
水道の水 入れただけだろ?

〈木次さん あんた

こっちが言えない事
はっきりと…〉

どう?
えっ… えっ?

〈頼子さんが 部屋まで
入ってきそうな勢いだったので

用を思い出したフリして
逃げてきてしまった〉

(エレベーターの到着音)

あっ… こんにちは。

(上条知樹)こんにちは。

〈あっ… あいさつしてくれたぞ。
思いきって聞いてみるか〉

あの…!

今日は お仕事の帰りですか?

ほら この前デリバリーしてた時と
イメージが違うから…。

失礼します。

えっ? えっ ちょっ…!

〈話しかけても
どうせ無視されるだろうな…〉

〈でも あれから
どうしたんだろう?〉

〈病院には
もう 行っちゃったのかな?〉

〈このまま逃げるのは嫌だけど
日本の男代表として

金メダルクラスの事を言える
自信が全くない〉

隣 いいですか?

〈何も言わないって事は
いいんですよね?〉

〈座りますよ?
座っちゃいますよ?〉

あの… あれから
病院には行ったんですか?

じゃあ 赤ちゃんは…?

オロすのダメ 言われました…。

どうして?

〈マリアさんの説明によると

父親の署名が
なかったせいらしい〉

〈法律上は
それでも堕胎できるはずだが

産婦人科の先生に

自分の主義として それはできない
と言われたみたいで…〉

(マリア)先生に怒られました。

一人で苦しみカカえちゃダメ

父親に ちゃんと
セキニン取らせなさいって。

〈なんて いい先生だ!
と思うチカラ〉

〈できれば その人に

日本の男代表に
なってもらいたい〉

じゃあ
芝田さんに頼んだんですか?

サインするよう。

断られた…。

自分の子かわからないのに
そんな事できないって…。

〈あんたは ダメ男 日本代表だ
芝田さん!〉

(泣き声)

もう どうしていいか
わからない…。

〈もう 逃げられないぞ チカラ〉

〈はっきり
お前の意見を言わなきゃ…〉

(泣き声)

僕は…

マリアさんが どんな決断をしても
応援します。

僕にできる事なら
なんでもします。

あなたが
本当に そう望むなら…。

じゃあ あなた サインして。

えっ!?

いや これは さすがに…。

どうしてですか?

どんなケツダンでも
オウエンしてくれる 言いました。

いや そうですけど…。

もう あなたしかいないんです…。

〈どうしよう?〉

〈灯ちゃんが知ったら
怒るだろうな…〉

(看護師)8番の方 どうぞ。

(マリア)はい…。

(看護師)すいません。
男性の方だけ 先にお願いします。

えっ? あっ はい…。

(看護師)どうぞ
こちら おかけください。

〈ああ… 女の先生だったのね〉

〈だから
あんな男前の発言ができたんだ〉

失礼します。

単刀直入に言うけど
おろす理由はなんですか?

あっ いや それは…。

私は別に おろす事が悪いって
言ってるわけじゃないのよ。

ただ
母体に傷をつける事は事実だし

その重みや つらさを 男性にも
ちゃんとわかってほしいだけ。

はい… すいません。

あなた 結婚してるの?
だから おろすって事?

えっ? あっ それは…。

〈しまった!
指輪を外しておくんだった〉

〈こうなったら
本当の事を言うべきか?〉

〈でも そんな事したら

マリアさんが
ますます困るかもしれないし…〉

わかりました。 手術はします。

ただ 日本の男として恥ずかしいと
思わないの? あなた。

すいません…。

ドクター なんて…?

あっ… うん
これからの説明とか いろいろ。

また呼ぶから
ここで待ってろって。

そうですか…。

〈このままでいいのか? チカラ〉

〈さっき マリアさんが
おなかを触ってた時の顔は

本当は産みたいと
言ってたような気がする…〉

〈でも 産めば
介護の仕事はできなくなるし

なんのために日本に来たのか
わからなくなる〉

(看護師)8番の方。

お待たせしました。
こちらへどうぞ。

はい…。

〈ああっ…!〉

〈このまま
見送るしかないのか?〉

♬~

あっ! 思い出した!

やっぱり
僕たち 会った事ありますよ。

1年半くらい前かな?

仕事で介護施設の取材に行った時

研修中のマリアさんを
見かけたんです。

(マリア)横になりますね。

(チカラの声)あの時

あなたは 誰よりも
一生懸命 頑張ってましたよね。

おばあちゃんの面会に来てる
赤ちゃんを

本当に嬉しそうに あやしてた。

そんなあなたを見てたら

なんだか マリア様みたいだなって
思ったから 覚えてるんです。

あの時 思いました。

この人は 将来
素敵な介護士になるだろうな

素敵な母親にもなるだろうな

こんな人が日本に来てくれて
本当によかったなって…。

でも 今 マリアさんにとって

日本が
冷たい国になってしまったのは

すごい残念だし
すごい悔しいです。

今 僕にできる事は あなたの話を
何時間でも聞く事ぐらいです。

あとは えっと…

毎日 「こんにちは」って
あいさつする事もできるか。

そんなの なんの意味もないって
思うかもしれないですけど

僕は 清江さんとか託也くんとか

ついこの間まで知らなかった
ご近所さんが

「こんにちは」って
あいさつしてくれるだけで

「あなたは 私と同じ この世界で
生きてますよ」って

認めてくれたみたいで
なんだか嬉しくなるんです。

その… その仲間に
マリアさんも入ってほしいんです。

みんな あなたを絶対好きになると
思うから!

こんな時に 何 言ってんだって
感じですけど…。

とにかく
日本の男を代表して謝ります。

本当にすいませんでした!

(荒い息遣い)

もう ダイジョウブです…。

先にカエってください。

ホワ~ット!?

言ったよね?
これ以上 関わるの やめなって!

マリアさんが どうしても
そうしてほしいって言うから…。

だからって
私に相談もなく そんな事する?

言っとくけど

チカラくんのやった事は
詐欺罪だからね。

そうなの?
アンビリーバボー…。

大体 あれから
マリアさんから連絡あったの?

それが ないんだよ…。
ねえ どうしよう?

知らないわよ! 何かあったら
チカラくんのせいだからね!

もう… こっちは 腰 痛いし
足は むくんで

毎日クタクタなのに…。

(ため息)

情けないし 優柔不断なのは
知ってたけど

まさか ここまでバカだとは
思わなかった!

《はいはい。
バカでござりまするよ》

《だからって あんな言い方
しなくてもいいだろ》

《わかったよ これからは

一切 何もいたしやせん
何も言いません》

《私は貝になりたい》

《いや 猫になりたい》

《今日も気楽そうでいいな~
猫君は》

あっ…。

(ため息)

いつもいつも 何やってんだ 俺は。

(ため息)

(ため息)
(足をたたく音)

(キーボードを打つ音)

〈ん? 誰と話してるんだ?
灯ちゃん〉

〈マリアさんじゃないか!〉

〈すっかりイメチェンして
どうしたんだ?〉

〈結局 あれから
どうなったんだろう?〉

ちょっと… 何してるの? 2人で。

チカラさん 私
ベイビーおろすの やめました。

本当ですか?

昨日 あのあと ドクターに
やっぱり産みます 言いました。

チカラさんが
本当のパパじゃない事も…。

でも 仕事は?

諦めないで
介護福祉士の資格 トって

ヤトってくれる会社
見つけよう 思います。

そうですか…!

あっ でも なんで
急に気が変わったんですか?

それは…。

私と一緒に悩んでくれる人が
同じマンションにいるからです。

〈いやいや そんな…〉

〈もっと言ってよ 灯ちゃんに…
と思うチカラ〉

アカリさん
イッショに会社に行ってくれて

ホント 助かりました!

私 いろんなケンリあるのに

会社がキチンと説明しなかった事
怒ってくれて

解雇手当?
もらえるようになったし

次の仕事 決まるまで

今のヘヤにいてもいいように
なりました!

ああ… そうなんだ。

アカリさん
これから ベイビー生まれるまで

いろいろ
ソウダンにもノってくれる

言ってくれました。

チカラさん… 何かあったら
連絡していいですか?

もちろん!

えっと 僕の番号は…。

あっ 大丈夫。
アカリさんの もう 聞いたんで。

えっ? あっ そうなんだ…。

じゃあ マリアさん
私 店 戻るから…。

私も アルバイト 探しに行きます。

本当? じゃあ 一緒に行こう。
あっ 一緒…。

もう 決めてるの?
(マリア)これから…。

〈つくづく 男は無力だと
痛感するチカラ〉

〈結局 自分は何もできなかった〉

〈いや 待てよ。
何か やり残した気が…〉

(ドアの開く音)

なんなんですか? 今度は。

マリアさんは
赤ちゃんを産む決心をしました。

あなたがいなくても
一人で育てるって…。

それなら さっき聞きましたよ。

あなたの奥さんと すごい勢いで
怒鳴り込んできたんで。

…ですよね。

〈おいおい どうする?〉

〈「なら結構です。
お邪魔しました」って

退散するか?〉

〈いやいや もっと この男に
バシッと言ってやるべき事が

あるはずだ〉

〈…が 何も浮かばない〉

〈俺は本当にライターなのか?〉

もういいですか? 忙しいんで。

あなたは…。
(芝田)えっ?

絶対 日本代表になれない!

はあ?

こんにちは。

(木次好美)こんにちは。

こんにちは。

(木次達代)こんにちは…。

こんにちは!

〈なんだか嬉しくなるチカラ〉

〈僕たちは 今

同じ この世界を
生きてますよね?〉

♬~

(清江)こんにちは。
(託也)こんにちは。

こんにちは。
お加減いかがですか? 清江さん。

この頃 調子良くて…。
病院の帰りなんですよ 今。

よかったですね。

あっ そうだ! 託也くん
もうすぐだよね 合格発表。

やめてください 緊張するから。

合格したら お祝いしましょう。
いいですね!

ちょっとやめてよ
ばあちゃんまで。

(清江)こんにちは。
(マリア)あっ こんにちは~。

あっ チカラさん!

あっ…!

危ない!

大丈夫ですか?

あ… ありがとう…。

あっ 携帯 落としましたよ。

〈スーツは
就活のためだったのか〉

すいません。

♬~

もしかして タイプですか?

えっ? 何 言ってるんですか!
チガいます。

それにしても
今日は随分と日本的というか…。

アカリさんから
もらいました。

おなか 冷やさないようにって。
そうなんだ!

あと これも…。

灯ちゃんのおにぎり。

1つ食べたけど
とってもおいしかった。

おにぎり サイコー!
でしょ?

(猫の鳴き声)
(マリア)あっ!

ハーイ ネコちゃ~ん!

〈マリアさんが 少しだけ 日本を
好きになってくれたみたいで

嬉しかった〉

〈…と同時に
彼女の子供が生まれた時

チカラは
きっと泣くだろうと思った〉

〈もしかしたら

自分が その子の命を
奪っていたかもしれないという

恐ろしさからくる涙だ〉

(頼子)チカラさん。
はい。

聞いたわよ。 あなた この頃
マンションのみんなに

とっても
優しくしてるんですって?

いえいえ そんな…。

私 今 とっても困ってるの。
助けてくれる?

えっ? あっ… もちろんです。

じゃあ 1時間ほどしたら
うちに来て。

ほら 入って 入って!
えっ? あっ… お邪魔します。

(頼子)ほら… はい。

♬~

(清江)
大きくなられたんでしょう?

もうね…。

えっ? どうしたの? 2人とも。

なんか 助けてほしいって言われて
急に連れてこられた。

そっちも?

♬~

今日は 皆さんをお救いするために
こうして集まって頂きました。

♬~

♬~

♬~

〈TVerでは
第1話から最新話まで

特別無料配信中〉

〈TELASAでも
第1話から 全てご覧頂けます〉