家族ゲーム #8 沼田家の崩壊は、もう誰にも止められない…吉本荒野(櫻井翔)の放った辛辣(しんらつ)な言葉も当の…

出典:EPGの番組情報

<イッキ見テレビ!>・家族ゲーム #8【櫻井翔 神木隆之介】[再][字]

家庭教師・吉本による「家族ゲーム」ついに結果発表!何が嘘で何が真実か?何が吉本の罠か?全て明らかに!ついに崩壊する沼田家。そして吉本は去っていく…。

番組内容
沼田家の崩壊は、もう誰にも止められない…吉本荒野(櫻井翔)の放った辛辣(しんらつ)な言葉も当の沼田家の面々には届かず、それぞれ勝手な行動をするばかりだった。株の損失で作った借金を前に母・佳代子(鈴木保奈美)は思考停止。父・一茂(板尾創路)は会社の金を横領して穴埋めしようと画策。立花真希(忽那汐里)へ疑惑を感じながらも交際を続ける長男・慎一(神木隆之介)は、恋人の最上飛鳥(北原里英)に
番組内容2
冷たく別れを告げた。そして、状況が好転していた次男・茂之(浦上晟周)ですら、新たな集団イジメに不本意ながらも加担を始めていた。そんな中、吉本は高校を辞めて働くと言い出した慎一に、「だったら俺とゲームしない?」と持ちかける。本当に辞めるか否かで賭けをしようと言うのだ。慎一に学校を辞められたら仕事が減ってしまう吉本としては、もし無事に卒業してくれたら、ご褒美として慎一の言うことを何でも聞くと言う。
番組内容3
その代り、逆なら慎一が吉本の命令を聞くというのが条件だ。結局、慎一はその提案に応じてしまう。その後、慎一は真希の正体を探ろうと、再び立花家の跡地へと赴き、衝撃の事実を知る。しかも、帰宅すると今度は学校から不吉な呼び出しが…。新たなイジメに悩む茂之…。不審な動きを会社側に気づかれる一茂…。そして、借金は返したと豪語する一茂に不安がつのる佳代子…。家族それぞれの歯車が軋みをあげ始める…。
出演者
櫻井翔 
神木隆之介 
忽那汐里 
浦上晟周 
北原里英
 ・ 
板尾創路 
鈴木保奈美
スタッフ
【原作】
本間洋平「家族ゲーム」(集英社文庫刊) 

【脚本】
武藤将吾 

【演出】
佐藤祐市 

【音楽】
本多俊之 

【制作】
フジテレビ 

【制作著作】
共同テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  20. お母さん

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(一茂)《沼田 一茂
昭和40年9月10日生まれ》

《B型》

《順風満帆の人生だった》

《東大に入れなくても

そこそこの大学には受かったし
一流企業にも就職できた》

《見合いだったが
美人の妻とも 結婚して

2人の子供にも 恵まれた》

《妻の実家が 経営している
取引先とのトラブルで

営業部から人事部へ
異動はしたが 課長にもなれた》

《そんなときだった。
吉本先生に出会ったのは》

《彼は これまでにいない
タイプの家庭教師だった》

《先生が うちに来たころ
1人の女性に 出会った》

《名前は 浅海 舞香》

《彼女との浮気が 原因で
夫婦の仲に 亀裂が入った》

《しかも
彼女は 息子の恋人だった》

《いったい
彼女は 何者なのか》

《そんなことを 考える暇もなく

今度は 妻が 株で

1, 000万円もの大金を
損失していたことが 発覚した》

《来月中に 返済できないと

この家を
抵当に入れることになる》

《そうなったら
家族も ばらばらになってしまう》

(一茂)《この状況を
立て直せるのは…》

《俺しかいない》

(一茂)おい 勝野。
(勝野)はい。

(一茂)8月の早期退職者の
退職金の申請書 まだだよな?

ええ。
もう 作成は してるんですけど。

俺が やっとこうか?
(勝野)えっ ホントですか?

あっ じゃあ
これに データ 入ってるんで。

(社員)お先に 失礼します。

≪(ドアの開閉音)

(真希)すごい。

(真希)《今度
行ってみようと思うんです》

(吉本)《いいねえ》

(真希)この日 場所を
間違えたとか 言ってたけど

ホントは 来てたんでしょ?

やっぱり。

それで なかなか
会ってくれなかったんだ。

私が 吉本と会ってたから?

(慎一)真希さんと吉本が
つながってたんじゃないかって。

そんなわけないでしょ。

ただ お礼を言われただけ。

ほら お父さんに会ったでしょ?
あれの。

でも 笑ってたし。

あ~… ヘヘヘ。

慎一君のこと
色々 教えてくれたの。

熟睡しているときは
白目をむいてるとか

エッチなDVDを
本棚の裏に 隠してるとか。

ハハハ それが おかしくて。

誤解させちゃって ごめんね。

そういうことなら
そうやって…。

機嫌 直してくれた?

(吉本)うん!
お母さん これ 最高。

(佳代子)あっ
よかったら 私のも どうぞ。

(吉本)《だったら
家族ごっこは もう やめろよ!》

そういえば
納戸の棚 壊れてましたよ。

(佳代子)じゃあ 修理 頼まないと。

手の空いてるときに
僕 直しておきますよ。

慎一君 外で食べてきますよね?

《そうやって 見えを張って
うわべだけの家族を

演じてきた結果が
この状況を招いたんだろ》

茂之君 残しちゃ駄目じゃない。

(茂之)取っておいたのに~!

《親が
子供に 向き合ってやらないから

子供が 大人になれないんだよ。
いいかげん 気付けよ!》

あっ お父さんも。
(一茂)ちょっと。

《沼田家の崩壊は…》

《もう 誰にも止められませんよ》

君の思惑どおりには ならないよ。

いいですねえ。

≪(ドアの開く音)

(佳代子)おかえり。
(慎一)ただいま。

もうすぐ 2学期だねえ。

夏休み 終わったら
出てってくれるんですよね?

高校 辞めて 働くんだって?

成邦館高校にいるのに
もったいないねえ。

真希さんですか?

なかなか いい子じゃない。

君のこと 心配してたよ。

でも 君に 高校 辞められると
困るんだよな~。

家庭教師 いらなくなりますね。
そうなんだよ。

ハワイに行く お金も欲しいしさ。

ねえ 俺とゲームしない?

君が 無事に
高校を卒業することができたら

君の言うことを 1つ 聞こう。

茂之に やったやつですか。
何でも 言うこと聞くって。

じゃ 「死ね」って言ったら?

死ぬよ。

あっ でも ハワイに行ったらね。
そこまでして行きたいんですか?

行きたいよ。

「この木 なんの木 気になる木」
見たいもん。

分かりましたよ。

じゃ 俺が 中退したら?

そのときは

俺の言うことを
1つ 聞いてもらおう。

ハワイ旅行 全額負担とか。

いいねえ。

♬~

(園田)おい シゲ 早く来いよ。
(茂之)えっ?

えっ えっ えっ…?
『あみた通信』?

(相川)仲良くなってる。

(田辺)夏休みの間に
何か あったのかな?

(市原)ごめん。

(山尾)てめえ。

(園田)謝ってんだから
許してやれよ。

(三井)それとも お前に
やらされてきた いじめを

先生に 全部 バラしてやろうか?

(市原)シゲの家庭教師が撮った
スタンガンの映像だって

今となっては お前一人のせいに
できるんだからな。

(市原)あれ~ ビビっちゃった?

(飛鳥)先生に 渡そうと思った。

でも その前に
慎一の気持ち 知りたくて。

好きな人って
「マキ」って女でしょ?

あの女のせいで
慎一は 変わっちゃった。

塾に 行かなくなったのも
次の大会に 出ないのも

全部 あの女のせい…。
(慎一)彼女は 関係ない。

大会に出れないのは
単なる 俺の力不足だ。

今までの俺が
出来過ぎだったんだよ。

(飛鳥)そんなことないよ。

もう 俺と 付き合うメリットは
何もないと思うぞ。

何? メリットって。
私 そんなつもりで 慎一と…。

(慎一)俺は
初めから そう思ってた。

じゃ 用あるから。

これ 先生に出してもいいの?

ホントに 出すからね!

(勝野)8月分の退職金
無事に 振り込み 完了しました。

何か 問題は?
(勝野)いえ ありません。

そうか。

(ため息)

先生。
んっ?

先生 あの…。

ちょっと 相談したいことが
あるんですけど。

何?

実は 今日 学校で…。

あれ? もう 帰ってきてたんだ。

あの写真 飛鳥に渡したんですね。

何だ
あの子 もう バラしちゃったんだ。

あなたは
俺を 中退させたいんですか?

えっ?
だって 君が 卒業までいたら

俺は死ななきゃならないんでしょ。
それは ちょっとな。

(慎一)あなたは 最初っから
俺を辞めさせるつもりだったんだ。

挫折を 味わわせるために。

君だって 初めから
辞めるつもりなんかなかっただろ。

彼女に 「高校 辞めて 働く」なんて
言ったのは

勢いだけの はったりにすぎない。
そりゃそうだ。

成邦館というブランドを
早々に 捨てられないもんな~。

でも 心配しなくていいよ。

茂之が
自分で 学校へ 行ったみたいに

君も 自発的に
辞めさせてあげるからさ。

ほい。

他に 何かあるんですか?

もちろん 用意してあるよ。

君の心が 折れるような
サプライズをねえ。

楽しみにしてますよ。

んっ。

で 相談事って 何?

あっ いえ 大丈夫です。

茂之。

お前が 家族を救え。

(一茂)ただいま。

(一茂)1, 000万
振り込んでおいたから。

(佳代子)どこで そんなお金…。

(一茂)お前は 何も心配するな。

(佳代子)いや でも…。
(一茂)大丈夫。

これで 元通りだ。

≪おかえりなさ~い!

よいしょ。

(一茂)何? それ。
納戸の棚ですよ。

お母さん。

お金 何とかなったよ。

そうですか。

だいたい 君 大げさなんだよ。

家族が 崩壊するとかさ。

そんな簡単に 家族の絆が
失われるわけないでしょ。

ですよねえ。

絆があればの話ですけど。

いつ 出ていくの?

もうすぐ 出ていきますよ。

あっ 送別会とか 結構ですんで。

家 出ていくだけで 家庭教師
辞めるわけじゃないんだから

そんなの 必要ないでしょ。

そんなに やりたいんですか?

やりたくないよ。

やりたいんでしょ?

だから
やりたくないって言ってるでしょ。

でも…。
やりたくない。

≪(女性)あの…。

(慎一)あの ここって

一家心中で亡くなった 立花さんの
家が あった所ですよね?

そうですけど…。
何かの取材ですか?

あっ いえ…。

立花 真希さんって
ご存知ですか?

(真希)どうしたの? 急に。

今日 真希さんの家のあった所に
行ってきた。

どうして?

(慎一)近所の人が 吉本のこと
何か 知ってないかなと思って。

ふ~ん 成果はあった?

吉本のことじゃないんだけど。

隣の家の人が

「立花家には 女の子はいなかった」
って言ってた。

えっ?
(慎一)俺も 同じ反応だった。

どういうことかな?

もしかして

隣の家って 赤い屋根の?

そうだったかな…。

あ~ それで 納得。
その人 新しく 越してきたの。

もともと あそこは 空き家でね

うちを壊した後に
その家族が 隣に越してきたの。

だから 私も面識なくて。

知らなくて 当然だよ。

そっか。

(真希)それよりさ

やっぱり 高校 辞めるの?

いや 行くことにした。

あ~ よかった。

絶対 そっちの方がいいよ。

一緒に暮らすのはさ

卒業してからだって
できるわけだし。

安心したら おなか すいちゃった。

何か 食べていい?
(慎一)うん。

(真希)ごちそうさま…
って ホントに いいの?

(慎一)うん。
俺が 呼び出したから。

だったら
もっと食べればよかった フフ。

じゃあ またね。

慎一君。

バイバイ。
(慎一)バイバイ。

(慎一)ただいま。

(佳代子)慎ちゃん ちょっといい?

(慎一)えっ?

さっき 学校から連絡があった。

「親と一緒に
職員室に来てほしい」って。

何で呼ばれたか 分かるよなあ?

あいつ ホントに出したんだ。

出した?
写真ですよ。

写真って どんな?

向こうで 何を言われるかねえ。

お父さんに 連絡するわね。

(バイブレーターの音)

(勝野)出なくていいんですか?

まあ
出られる状況じゃありませんよね。

もうすぐ 部長も来ますから。

いつから 分かってたんだ?

別件で お貸ししたデータを
確認していたときです。

でも うまく やりましたよね。

リストラ社員の退職金を
水増しして

1, 000万 かすめ取るなんて。

俺は どうなる?

もちろん 首ですよ。

当然でしょ。
これ 横領ですから。

全額 返済すれば
穏便に済ませてくれるそうです。

感謝してくださいよ。

半人前だと思っていた部下に

首を切られるのは
どんな気分ですか?

いい気になるなよ。

俺は また はい上がってみせる。

退社は 今日付です。
退職金はありません。

ちょっと待ってくれ。
せめて 今月だけ…。

(勝野)課長。

俺の顔 笑ってませんか?

俺は また はい上がってみせる?

できるわけねえだろ。

あんたみたいな ぽんこつ
誰が雇うかよ。

待たせたね。

(若林)何で
あんなこと したんだ?

ちゃんと答えろ。

意味はありません。
ただのストレス解消です。

お前 そんなことで発散するなよ。
悩みがあるなら 聞くから。

処分は 何ですか?
停学ですか? 退学ですか?

お前 何…。
そういう問題じゃないんだよ。

ねえ 先生。
はあ。

ちゃんと反省してるのか?
ねえ 先生。

さっきから 何なんですか?
あなた。

魔が差したのよね?

お店の方には 私から おわびに…。

(若林)お母さんも
何を言ってるんですか?

いや 今日は 進路希望のことで
お呼びしたんですよ。

進路希望?
(若林)いや 彼が

進路希望を 白紙で出したんで。

いや
何かあったのかなと思って。

あっ
電話でも そう言いましたけど。

んっ?

いや~ どうやら
聞き逃しちゃったみたいですね。

(佳代子)ホントに
困りますから こういうこと。

でも よかったですね。
万引のこと バレずに済んで。

やっぱり 知ってたんですねえ。

いいお母さん 持って
よかったねえ。

万引しても
何も言われないなんてさあ。

お店に 謝罪に行く前に

もっと
やること あるんじゃないですか?

俺たちを もてあそんで
そんなに楽しいか?

君が 威勢よく

「だったら 辞めてやる~!」とか
言ってくれたら

もっと 楽しめたんだけどなあ。

(慎一の舌打ち)

(一茂)じゃあ みんな 元気で。

お疲れさまでした。

泥沼田課長。

(勝野)最高でしょ? 今の。
ちょっ… 最高だったじゃん。

シ~って 笑ってんじゃん。

♬~

(生徒)来いよ。
(生徒たち)おい!

(生徒)来いよ。

(市原)ちょっと待てって。

くそっ。
(山尾のうめき声)

(三井)おい 立てよ。

シゲ お前も やれよ。
俺は いいよ。

(市原)いいからやれよ ほら。

お前に できんのかよ。

ハッ… ハハ。

てめえ…。

(山尾のうめき声)

≪沼田さん こんな所で…。
≪大丈夫ですか?

(菜穂)にやけてないで
起きてください。

≪佳代子さん 呼んだ方がいい?
(一茂)大丈夫。

≪大丈夫って ちょっと…。
(一茂)大丈夫。

(京香)あっ 茂之君。
ちょっと お父さんが 大変よ。

(一茂)沼田君
もう 学校 行くの? 偉いね。

お父さん? お父さん。

(紗枝)ずいぶん 酔ってる
みたいだけど 大丈夫?

(菜穂)でも まだ7時前よ?

(慎一のため息)

≪(ドアの開く音)
≪(一茂)ただいま~。

ダブルシゲちゃんが
帰ってきましたよ。

(佳代子)どうしたの?

酔っぱらって 家の前で 寝てて。

(一茂)ダブルシゲちゃ~ん。

こんなに飲むなんて
珍しいわよね。

茂之君 おかえり~。

あれ? お父さん…。

よいしょ。

お父さん。

お父さん。
お父さん。

しょうがないなあ。

何するんですか?

ほい。

(一茂)うわ~。

目 覚めました?

何だ? これ。

お父さん お世話になりました。

今日で この家 出ていきます。

あっ そうなの?

そういうわけなんで
返してもらおうと思って。

100万円。

あっ 返すのは
いつでも よかったんじゃ…。

そんなこと 言ってませんよ。
何だ? 100万って。

お母さんが 最初に 株で損した
お金を 補填してあげたんです。

まあ
結局 使われちゃいましたけど。

ホントか?

すみません。

申し訳ございません 軍曹殿。

もう少し
待っていただけないでしょうか。

え~? いつまでですか?

実は 私 こう見えて

会社を 首になりました。

会社のお金に 手を出しまして。

それが
バレて~ら~でございます。

1, 000万も ぱあ! ハハハハ…。

どうして そういうことを…。

(一茂)しょうがないだろ。
それしか なかったんだから。

「それしか」って… そっ…。

家族のために やったんだよ!

ハハハハハ。

最後の最後まで
やってくれますねえ。

ハハハハハ…。
(一茂)何が おかしい。

いや
期待を 裏切らないなと思って。

じゃ この家
もう 売るしかないですね。

そんな簡単に言うな。
まだ 手は あるはずだ。

だいたい こんな立派な家

あんたたちには
もったいないんだよ。

身の程 わきまえないと。
おい 君…。

まだ メンツ。

まだ 遠慮。

まだ 演技。

まだ 変わらない。

せっかく
色々 世話してやったのに

結局 何一つ 学習しない。

ホント 救いようのない家族だな。

何だと!?

まだ 気付きませんか?

では…。

結果発表~!

さあ 皆さん。

僕が 仕掛けたトラップに

どれだけ
引っ掛かったのでしょうか。

今から その答え合わせをします!

まずは~!

浅海 舞香!

彼女との出会いは
どんなでしたか?

財布を落とした 彼女の代わりに
ランチを ごちそうしてからの

まさかの 再会。

《やっと会えました》

何で知ってんだ?

あの運命的な出会いは
偶然じゃありません。

芝居です。
(一茂)何だと?

彼女は 僕の指示どお~りに
やってくれました。

嘘だろ…。

じゃなきゃ あんな都合よく
ラブホに誘う会話 盗聴したり

キスの写真 撮れるわけ
ないじゃないですかあ。

その 浅海 舞香か~ら~の~!

浮気 発覚。

(拍手)

お父さんの浮気は
何で 気付きました?

そう ワイシャツの口紅。

嘘…。
嘘じゃありません。

あれも 僕が用意しました。

主婦仲間に 浮気をにおわせる
メールをしたのも 僕です。

そして 最後は~!

立花 真希。

不思議だと思わなかった?

たまたま ホームページで
知り合った 管理人が

親父の浮気相手だったなんて。

じゃあ この心中事件は?

もっ… もちろん 嘘。

適当に
はまりそうな記事を 見つけて

勝手に 君が共感してくれそうな
お話を 作っただけ。

うすうす 感づいていたんだろ?

立花 真希が 俺と
つながっているんじゃないかって。

でも 君は 信じたかった。
裏切られたくなかった。

胸が キュンとなったり

締め付けられるように
苦しかったり~。

ヒヒヒ ホホホホホ…。

いいねえ! ヘヘヘヘヘ。

(慎一)どうして こんなこと。

挫折だよ。

人を信じることの 素晴らしさと
裏切られた 悲しみ。

そして
恋愛のときめきと 失恋の苦しみ。

そういうものを
教えてあげようと思ってねえ。

いい経験になったでしょ?

(慎一のうめき声)

(笑い声)

みんな だまされてたってわけだ。
この俺に。

(笑い声)

でも こ~んな ひどい結末は
予想してなかったよ~。

ギャンブル初心者が
株に 大金を注ぎ込んで 大損。

あの 95万までは
俺の想定内だった。

でも 何を血迷ったか 1, 000万まで
借金しちゃうんだから

びっくりしたよ~。

しかも せっかく 俺が
実家に 掛け合ってやったのに

それを ほごにして
横領なんて バカなこと

やらかした揚げ句に
会社を首になって。

ホント どこまで崩壊させれば
気が済むんだよ!

この最悪の結末は
あんたたち自身が 招いたんだ。

沼田家は

壊れるべくして 壊れたんだよ。

(一茂)お前の目的は
いったい 何だ?

もちろん
茂之君と慎一君の 教育です。

家庭崩壊は
その環境づくりの一環です。

ふざけるな!

首だ! お前なんか 首だ!

困りますよ。

ちゃんと
契約書に書いてあるじゃない…。

うるさい! 首だ。

その顔 二度と見せるな!

(ため息)

分かりました。

今回は 特別ですよ?

では 100万円は
後日 あらためてということで。

それでは 皆さん…。

さようなら~!

先生。

先生!

先生!

どこまで
俺を だましてたんですか?

真野さくらを
買収したとこまでかな。

あとは
お前が 自分で やったことだ。

園田と 仲直りできたのも
三井 市原 竹下が

「仲間に入れてくれ」って
言ってきたのも。

いじめの主犯だった 山尾を

今度は
お前が いじめていることも。

(ため息)

やっぱり
お前は 駄目駄目な生徒だったよ。

♬~

(アナウンス)
「おかけになった 電話番号は

現在 使われておりません…」

(一茂)何だったんだ あいつは。

何だったんだ 俺たちは。

♬~

♬~

(一茂)もう
この家を売るしかないんだな。

どうして 100万の損失が
出た時点で やめなかったんだ?

95万です。

(一茂)どうして
俺に 相談しなかったんだよ!

怒鳴らないでください。

何でも言い合えるのが 家族だろ!

怒鳴らないでって
言ってるでしょ!

何よ いまさら 家族って。

浮気してたような人が
よく そういうこと 言えますね。

だから 浅海君の件は 誤解…。

(佳代子)今回だけじゃない。

父の会社に
水増し請求してたときだって

水商売の女性に
貢いでたんでしょ?

私が 知らないとでも思いました?

あれは 仕事の付き合いで…。
(佳代子)また 仕事。

いつも その言葉で ごまかして。
いい気なもんよね。

具体的に 何してるか
分からないから

どうとでも 言えますもんね。

何だ その言い方。

こっちの苦労も 知らないで。

俺たちはな 外で戦ってんだよ。

取引先と ライバル会社と
会社の上司や同僚と。

身を粉にして
汗水 垂らして 働いてんだよ。

下げたくもない頭
ぺこぺこ 下げて

それでも 家族を養うために
頑張ってんだよ。

それなのに 家に帰っても

いたわるどころか
愚痴の一つも 吐かせてくれない!

それは あなたが…。
(一茂)うるさい!

俺が しゃべってんだ!

どうせ お前らは 俺のことを

金稼ぎの道具ぐらいにしか
思ってないんだろ。

俺だってな
居心地のいい家だったら

毎日 すぐに帰ってくるよ!

でも そうじゃないから
外に 癒やしを求めたんだろ!

開き直らないでよ。
外で働くのが そんなに偉いの?

だったら
言わせていただきますけど

家と その半径
数km以内の狭い世界に

閉じ込められた 主婦の苦労が
あなたに 分かる?

ご近所と 上手に付き合いながら

家事と子供の面倒に
追われる毎日が

どんなに過酷で 大変か!

家庭を顧みる努力
何一つ してこなかったくせに

偉そうなこと言わないでよ。

子供の面倒は
俺だって 見てるだろ!

やってるのは
ほとんど 私でしょ!?

≪(慎一)俺は どっちにも
面倒かけた 覚えはないよ。

だって そうでしょ?

息子の万引を 知っておきながら
それを 注意できない母親なんて

おかしいだろ。
(一茂)何だ? 万引って。

それを 今 知った父親は
もっと 笑えるけど。

おい どういう意味だ?

この際だから 教えてあげるよ。
俺のストレス発散法。

万引は 週に 3回。
あとは これで

自転車のタイヤ 切ったり
店の看板 傷つけたり。

お前 そんなこと やってたのか。
(慎一)しょうがないだろ。

こっちは 親の期待に応えるために
優等生を演じてたんだよ。

そりゃ ストレスも たまるわな!

(慎一)お前も 文句があるなら
自分で 言えよ。

(慎一)父さんも 母さんも
自分のことで精いっぱいなんだよ。

だから
俺たちに 興味がないんだよ。

(佳代子)そんなことない。

私たちは…。
(慎一)思い出してみろよ!

家庭教師に 茂之の不登校の理由
聞かれたとき 何て答えた?

そう
答えられなかったんだよなあ。

いじめられてることにも
気付かなかった。

母さん 茂之の誕生会のとき
言ってたよね。

《今じゃ
この子たちの 考えてることが

まったく 分かりません》

《理解したいとも思いません》

(慎一)あんとき
俺たちのことなんて

どうでもいいんだってことが
よ~く 分かったよ。

違うのよ あれは…。
(慎一)見苦しいんだよ!

(一茂)おい
親に 何て 口 利いてんだ。

だったら もっと
親らしいこと してみろよ!

お前
それ 本気で言ってんのか?

お前たちが 生活できるのは
誰のおかげだと思ってんだ。

社会に出て
働いたこともない人間が

いっぱしの口
たたくんじゃないよ!

首になったくせに よく言うよ。

ず~っと
俺のこと くず扱いして

ちょっと 成績が上がったら
手のひら返して。

どうせ 会社でも
そんなふうだったんだろ?

だから 首になったんだよ。

うわ~ 沼田家一の問題児に
核心を突かれて…。

うるさい! どいつもこいつも
好き勝手 言いやがって!

だいたいな

お前の教育が なってないから
こういうことになるんだよ!

やっぱり
私に 押し付けてるじゃない。

家を守るのは 妻の仕事だ。

昔の家族はな ちゃんと
父親のことを敬っていたんだ。

それが 女性の時代だか
何だか 知らんが

女が 前に出てきて 家事や仕事を
役割分担するようになってから

世の中は
おかしくなってきたんだよ!

何よ その身勝手な言い分。

だから 息子に バカにされるのよ。
(一茂)何だと?

散々 子供に 当たり散らして。
それが 親のすること?

何も言えなかった 母さんも
同罪だと思うけどな。

そんな2人に
育てられた 俺たちは

もう… 被害者だよ。
そういう兄ちゃんだって

甘えてるだけじゃないか。
はっ?

優等生をやめる勇気がなかったから
万引なんかに走ったんだろ。

(慎一)はっ?
お前の言う せりふかよ。

あのな 出来の悪い弟を 持って

こっちは
どんどん どんどん どんどん

プレッシャーがかかってたんだよ!
分かんねえのかよ!

俺だって 別に 好きで
落ちこぼれたわけじゃない。

兄ちゃんと
比較なんかされなければ

もっと 普通に生きられたんだよ。
はっ?

何でもかんでも
人のせいにするな!

お父さんだって
人のせいにしてるじゃないか。

母さんだって 兄ちゃんだって!

こんな家族だったから
吉本 荒野に つぶされたんだろ!

こんな家族 いらないよ。

♬~

何なんだ お前らは。

これが 私たちのホントの姿よ。

先生の言うとおりだ。

この家は
壊れるべくして 壊れたんだよ。

清々するよ。

こんな 見栄えだけの家。
うわべだけの家族。

こんな家族
崩れちまえばいいんだよ。

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

≪(ゲームの音)

(一茂)もう
学校 終わったのか?

お前ぐらいは ちゃんとしろよ。

2学期で
学年上位に 返り咲いて

来年には 東大を受験して…。

俺 学校 辞めてきたから。

色々 ありがとう。

(真希)これから
どこへ 行くんですか?

(真希)お元気で。

(真希)また 会えますよね?

田子先生。

俺は 吉本 荒野だ。

(真希)私には…
中学校に いたころから

ずっと 田子 雄大先生ですよ。

(真希)さようなら。

♬~